JPH0776895A - パネルスクリーン - Google Patents

パネルスクリーン

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JPH0776895A
JPH0776895A JP5223039A JP22303993A JPH0776895A JP H0776895 A JPH0776895 A JP H0776895A JP 5223039 A JP5223039 A JP 5223039A JP 22303993 A JP22303993 A JP 22303993A JP H0776895 A JPH0776895 A JP H0776895A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
panels
guide groove
ridge
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP5223039A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Morita
耕司 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokuyo Co Ltd filed Critical Kokuyo Co Ltd
Priority to JP5223039A priority Critical patent/JPH0776895A/ja
Publication of JPH0776895A publication Critical patent/JPH0776895A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】単体パネルを滑らかに回動させる。 【構成】床を移動可能な少なくとも2枚の単体パネル1
を、それぞれの単体パネル1の側縁部において連結手段
2により相互に回動可能に連結してなり、連結手段2
が、円柱状をなしその表面に螺旋の一部をなす突条31
が設けられ前記単体パネル1の一方に回動不能に取り付
けられる突条部材3と、円柱状をなし表面に螺旋の一部
をなす案内溝41が設けられ前記単体パネル1の他方に
回動不能に取り付けられる溝部材4と、前記突条31が
前記案内溝41に係合した状態で前記突条部材3と溝部
材4との中心軸7を回転可能に支持する軸支部材5とを
具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフィスなどの空間を
間仕切る移動可能なパネルスクリーンに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種のパネルスクリーンでは、例
えば2枚の単体パネルが、その側縁の上端と下端とに設
けられたジョイント部により、回動可能に連結されてい
る。単体パネルは、パネルと、パネルをその周囲から支
持するフレームと、フレームの下縁にその側面方向に突
出した状態で固定されて実質的に単体パネルの脚となる
スタンドと、スタンドの両端に取り付けられるキャスタ
ーとで構成される。また、ジョイント部は、フレームの
縦部材上端に固定された歯車と、歯車の回動中心となる
回転軸部を連結する連結部材とで構成される。
【0003】このような構成において、部屋の間仕切り
方を変更するために、一方の単体パネルを動かないよう
に支持しておき、他方の単体パネルを移動方向に押す、
又は引くと、他方の単体パネルの連結部材で連結された
回転軸部を中心にして、その単体パネルが回動して目的
の方向に移動し、2枚の単体パネルの角度が変更され
て、それまでとは違った間仕切りとすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成のパネルス
クリーンにあっては、単体パネルの移動時に相当な応力
がそれぞれの歯車に加わるため、歯車には高い強度が要
求される。そのため、この歯車には、例えばダイキャス
ト製のものが使われるが、歯の形状が揃っていない、あ
るいは歪な場合に、回動させるとカチカチと音を発する
場合がある。また通常、この歯車の噛み合わせ部分は露
出しており、比較的背の低い単体パネルでは、指などを
その噛み合わせ部分に挾まれる可能性もあり、安全性の
面からみて問題があった。
【0005】本発明は、このような不具合を解消するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような手段を講じたものであ
る。すなわち、本発明に係るパネルスクリーンは、床を
移動可能な少なくとも2枚の単体パネルを、それぞれの
単体パネルの側縁部において連結手段により相互に回動
可能に連結してなるパネルスクリーンにおいて、連結手
段が、円柱状をなしその表面に螺旋の一部をなす突条が
設けられ前記単体パネルの一方に回動不能に取り付けら
れる突条部材と、円柱状をなし表面に螺旋の一部をなす
案内溝が設けられ前記単体パネルの他方に回動不能に取
り付けられる溝部材と、前記突条が前記案内溝に係合し
た状態で前記突条部材と溝部材との中心軸を回転可能に
支持する軸支部材とを具備してなることを特徴とする。
【0007】本発明の円柱状体は、単体パネルの側縁部
の上端と下端とに回動不能に取り付けられるのが好まし
い。
【0008】
【作用】このような構成のものであれば、一方の単体パ
ネルに回動不能に取り付けられた突条部材の突条が、他
方の単体パネルに回動不能に取り付けられた溝部材の案
内溝に係合した状態で、連結手段は単体パネル同士を相
互の側縁部を近接させた状態で回動可能に連結する。そ
して、いずれか一方の単体パネルを回動すると、突条の
一部が案内溝内を略点接触状態を繰り返しながら、順次
連続的にその相対位置を変更して移動し、突条部材と溝
部材との相対回動方向を規制する。すなわち、単体パネ
ルを回動すると、案内溝に係合している突条は、常時そ
の一番外側に位置する部分が案内溝内を案内されること
になり、それによって案内溝で規定される方向以外に逸
れることがなくなる。この場合、突条は、その一部が略
点接触状態で溝の中を移動するので、また突条の進行方
向の案内溝に角部分がないので、回動にあわせて音が発
生することはない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜図4を参
照して説明する。図1に示すパネルスクリーンは、3枚
の単体パネル1が連結手段2で回動可能に相互に連結さ
れて構成されている。単体パネル1は、長方形状の平板
のパネル11と、パネル11をその周辺から支持する縦
框12aと上下の横框(図示しない)とからなるフレー
ム12と、フレーム12の下横框の下縁にその側面方向
に突出した状態で固定されて実質的に単体パネル1の脚
となるスタンド13と、スタンド13の両端に取り付け
られるキャスター14とからなる。この単体パネル1自
体は、この分野で広く知られた構造のものであってよ
い。そして、フレーム12の左右の縦框12aの上端1
2u及び下端12lには、連結手段2を構成する突条部
材3と溝部材4とが選択的に取り付けられている。ま
た、上下の横框には、縁部材12bが取り付けられて、
その表面が被覆されている。なお、図1においては、連
結手段2を示すために、縁部材12bの端部を切り取っ
て図示している。実際には、縁部材12bは連結手段2
の上側を被覆するものである(図2及び図4に想像線で
示す)。
【0010】連結手段2は、突条部材3と溝部材4と軸
支部材5とからなり、単体パネル1の側縁部をなすフレ
ーム12の縦框12aの上端12u及び下端12lに取
り付けられる。この連結手段2の突条部材3と溝部材4
とは、突条31と案内溝41との係合により位置ずれを
規制するものであるから、突条31と案内溝41とに大
きな応力が加わることはなく、したがって、例えば合成
樹脂製の成形品からなるものであってよい。そして、突
条部材3と溝部材4とは、同形状の基体6を用いて形成
されるもので、基体6の表面に突条31を一体に設けた
ものが突条部材3となり、案内溝41を一体に設けたも
のが溝部材4となる。このような基体6は、前方すなわ
ち単体パネル1に取り付けられた際に対向する側となる
部分が半円柱61で、その半円柱61の後方すなわち単
体パネル1と対向する側となる部分に角柱62が一体に
された形状をしており、半円柱61の中心になる位置に
は縦方向に中心軸7を挿入する貫通孔63が設けられて
いる。
【0011】突条部材3は、基体6の角柱62表面の上
角部を始点として、半円柱61部分の表面を取り巻くよ
うにして下降し、角柱62の裏側表面の下角部を終点と
する、螺旋の一部をなす断面形状半円形状の突条31が
設けられて形成されている。換言すれば、角柱62及び
半円柱61の表面を平らに延ばして形成される長方形
の、一本の対角線に一致するように、突条31は形成さ
れるものである。このような突条部材3に対応して、突
条31と対称をなし断面形状が略半円形の案内溝41
が、基体6に突条31を設ける代わりに、基体6表面の
鏡面対称位置に設けられて、溝部材4が形成される。こ
の案内溝41の幅及び深さは、特に限定されるものでは
ないが、その内部に埃やごみ等がたまらないように、ま
た指などを詰めないようにあまり幅広で深いものになら
ないほうがよい。
【0012】このような突条部材3は、中央の単体パネ
ル1の上端12uと下端12lとに、また溝部材4はそ
の左右の単体パネル1の上端12uと下端12lとに、
それぞれ回動不能に取り付けられる。すなわち、これら
の取付は、長円形の平板に突条部材3及び溝部材4の中
心軸7が挿入し得る直径の透孔51の穿設された軸支部
材5を、透孔51を突条部材3及び溝部材4の貫通孔6
3に一致させてその上に密着させた状態で、それぞれの
中心軸7を突条部材3及び溝部材4に挿入して行う。こ
のように、突条部材3と溝部材4とは、その基体6の角
柱62部分をパネル11に密着させてまわり止めとして
機能させるので、中心軸7により締め付けることによ
り、フレーム12の縦框12aの上端12u及び下端1
2lに回動不能な状態に取り付けられる。中心軸7は、
その下端71におねじ72が形成されており、フレーム
12の縦框12aに設けられためねじに螺合することに
より、突条部材3及び溝部材4を締着する。このように
取り付けられた状態では、すでに突条31が案内溝41
に係合しており、単体パネル1の相互の動きを規制し合
っているとともに、それぞれの中心軸7、7は、軸支部
材5により回動可能に支持されて、離間するのを規制さ
れている。
【0013】以上の構成において、それぞれの単体パネ
ル1が一直線上に配置される場合には、連結手段2は、
図3の(A)に示すように、突条31のほぼ中央部が案
内溝41の中央部に係合した状態になっており、中央の
単体パネル1と左右の単体パネル1とが段違い状態には
ならない。すなわち、突条部材3の突条31が溝部材4
の案内溝41内に嵌まり込んでいるので、案内溝41の
ある方向にしか突条31は移動可能な状態とはならな
い。したがって、このような平面状の配置から、例えば
左側の単体パネル1を中央の単体パネル1の正面側に回
動移動させると、左側の単体パネル1に取り付けられた
溝部材4が、中央の単体パネル1の突条部材3の中心軸
を中心として回転することとなる。この場合、突条部材
3の突条31が、溝部材4の案内溝41と係合部位を連
続的に変化させながら移動することにより、溝部材4の
動きが規制される。そのために左側の単体パネル1は、
中央の単体パネル1の縦框12aの表面に接するように
して、突条部材3の中心軸7を中心として回転する。そ
して、最終的には、図3の(B)に示すように、突条3
1の終端部と案内溝41の終端部とが係合する状態まで
回動することにより、2枚の単体パネル1を重なり合う
状態にしておくことが可能となる。この状態において
も、案内溝41内に突条31が係合している限り、突条
31は案内溝41のある方向にしか移動し得ないので、
一方の単体パネル1が他方の単体パネル1より前方に移
動するといったことは発生しない。
【0014】このように、連結手段2は、単体パネル1
の上端と下端とに配設されて、それぞれの単体パネル1
の回動時の位置ずれを規制するので、それぞれの単体パ
ネル1はその縦方向の中央部分が回転可能に連結されて
いなくとも、中央の単体パネル1の正面と左側の単体パ
ネル1の裏面とが面一になるような位置にずれることは
ない。また、連結手段2は、突条31と案内溝41との
係合により単体パネル1の回動時の位置ずれを規制して
いるので、回動にあたって突条31と案内溝41とが衝
突して音を発することはなく、静かで、かつ滑らかに単
体パネル1の位置を変更することができる。
【0015】なお、本発明は以上説明した実施例に限定
されるものではなく、突条部材3及び溝部材4は、例え
ばアルミニウムなどの金属により形成されるものであっ
てもよい。また、連結手段2の取付位置は、上記実施例
における縦框12aの上端12u及び下端12lに限ら
ず、縦框12aの上下端近傍に取り付けられるものであ
ってもよい。その他、各部の構成は図示例に限定される
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変
形が可能である。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上に詳述したように、単体
パネルの連結手段が、主として突条部材と溝部材とで形
成されるので、単体パネルを回動する際に音を発するこ
とがない静粛な連結回動機構とすることができ、しかも
突条と案内溝とは位置ずれを抑制するのみで、その間に
大きな力が加わらないので、合成樹脂材料のような成形
のしやすい材料を使用することができ、歯車のように機
械的な外観ではないので、デザイン的にも全体の外観を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】同実施例の要部を拡大、分解して示す斜視図。
【図3】同実施例の要部拡大平面及び側面図。
【図4】同実施例の折り畳み状態における要部拡大斜視
図。
【符号の説明】
1…単体パネル 2…連結手段 3…突条部材 4…溝部材 5…軸支部材 7…中心軸 31…突条 41…案内溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床を移動可能な少なくとも2枚の単体パネ
    ルを、それぞれの単体パネルの側縁部において連結手段
    により相互に回動可能に連結してなるパネルスクリーン
    において、 連結手段が、円柱状をなしその表面に螺旋の一部をなす
    突条が設けられ前記単体パネルの一方に回動不能に取り
    付けられる突条部材と、円柱状をなし表面に螺旋の一部
    をなす案内溝が設けられ前記単体パネルの他方に回動不
    能に取り付けられる溝部材と、前記突条が前記案内溝に
    係合した状態で前記突条部材と溝部材との中心軸を回転
    可能に支持する軸支部材とを具備してなることを特徴と
    するパネルスクリーン。
  2. 【請求項2】突条部材及び溝部材がそれぞれ、単体パネ
    ルの側縁部の上端と下端とに回動不能に取り付けられる
    ことを特徴とする請求項1記載のパネルスクリーン。
JP5223039A 1993-09-08 1993-09-08 パネルスクリーン Pending JPH0776895A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5223039A JPH0776895A (ja) 1993-09-08 1993-09-08 パネルスクリーン

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JP5223039A JPH0776895A (ja) 1993-09-08 1993-09-08 パネルスクリーン

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JPH0776895A true JPH0776895A (ja) 1995-03-20

Family

ID=16791890

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JP5223039A Pending JPH0776895A (ja) 1993-09-08 1993-09-08 パネルスクリーン

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Cited By (4)

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