JP2014218323A - 冷凍保管装置 - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、創薬研究プロセスにおいて、生体活性等を調査するため、多種多様な検査、実験のために微量で多数の試料を取り扱うことが必要であり、マイクロ(テスト)チューブ等の容器に収められた試料を、安定した環境のもとで大量に保管するとともに、任意の試料を迅速に取り出す技術が欠かせない。
例えば、特開2004−269100号公報(特許文献1)等に示す冷凍保管装置(化合物ライブラリー)は、冷凍保管領域(保管エリア11)内に自動回転倉庫が設置されて多数の容器が冷凍保管されており、搬出入領域(移載エリア14および入出庫エリア13)内にピッキング機構(ピッキングロボット20)が設けられて任意の容器を搬入・搬出するように構成されている。
保守点検、内部の各機構の部品交換や構成変更等を行う場合には、内部に作業者が入って作業できる空間を有するように設計することで、装置の分解を避けることも考えられるが、装置を作業空間分大きく設計しなければならないという問題があった。
本請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に係る冷凍保管装置の構成に加え、前記冷凍保管モジュールおよび前記搬出入モジュールの少なくとも一方の底部には、転動機構および床面固定機構が設けられていることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項4に係る発明は、請求項2または請求項3に係る冷凍保管装置の構成に加え、前記着脱パネルが、前記冷凍保管モジュールおよび前記搬出入モジュールの外周面への取り付け時にパッキン部材により気密に取付けられることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項5に係る発明は、請求項2乃至請求項4のいずれかに係る冷凍保管装置の構成に加え、前記着脱パネルの周縁部が凹凸形状を有し、前記冷凍保管モジュールおよび前記搬出入モジュールの外周面への取り付け時に対応する凹凸形状で嵌合することにより、前記課題を解決するものである。
本請求項7に係る発明は、請求項1乃至請求項6のいずれかに係る冷凍保管装置の構成に加え、前記冷凍保管モジュールの前記搬出入モジュールとの接続面が、外気を遮断し作業スペース空間を確保する作業モジュールまたは外気を遮断する遮断パネルを接続・分離可能に構成されていることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項8に係る発明は、請求項1乃至請求項7のいずれかに係る冷凍保管装置の構成に加え、前記冷凍保管モジュールと前記搬出入モジュールが、同一温度に冷却されることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項10に係る発明は、請求項1乃至請求項9のいずれかに係る冷凍保管装置の構成に加え、前記搬出入モジュールには、外部との間で容器トレイを搬入搬出する搬出入扉と、前記搬出入扉に隣接してトレイ搬出入載置部が設けられ、前記トレイ載置部および前記ピッキング機構が、前記トレイ搬出入載置部の下方に設けられていることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項12に係る発明は、請求項11に係る冷凍保管装置の構成に加え、前記トレイ移載テーブル部が、容器トレイの方向を270°以上水平回転させることが可能に構成されていることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項13に係る発明は、請求項11または請求項12に係る冷凍保管装置の構成に加え、前記搬出入モジュールの前記トレイ移載テーブル部の水平方向移動範囲の側面に、容器トレイの搬出入が可能な大きさの側部搬出入開口部が設けられ、該側部搬出入開口部には、着脱可能な側部搬出入パネルが設けられていることにより、前記課題を解決するものである。
また、モジュール単位での組立、交換が可能となるため、モジュールを交換することで内部の各機構の部品交換や構成変更に代えることも可能である。
また、内部の機構や構成が異なる装置を製造する場合、それぞれのモジュール単位で異なる仕様のものを製造すれば、それらを適宜組み合わせることでより多くの仕様の冷凍保管装置を製造することが可能となり、様々なニーズに対する自由度が向上する。
さらに、設置場所の移動の際も、それぞれのモジュールに分解することが可能なため、少ない作業負担で短時間に行うことが可能となる。
また、冷凍保管モジュールと搬出入モジュールをそれぞれ工場で組み立て完成させ、使用場所では搬入とモジュールの接続・固定のみで設置を行うことも可能であり、設置作業が極めて簡単になる。
また、冷凍保管モジュールと搬出入モジュールを独立させることで小型化しやすく、例えばそれぞれのモジュールをエレベータサイズとすることで、使用場所への搬入も容易となる。
また、外周面の全ての断熱パネルを任意の大きさに区分した複数の着脱パネルとしてもよく、その場合、任意の外周面から内部機構へアクセスが容易となるとともに、断熱パネル自体の補修、変更等も容易に行うことが可能となる。
請求項3に記載の構成によれば、転動機構を設けることで、冷凍保管モジュールと搬出入モジュールとの接続・分離を容易に行うことができ、作業者の負担がさらに少なくなり時間も短縮できる。
冷凍保管モジュールおよび搬出入モジュールの両方にキャスタ等の転動機構を設ければ、各種作業や設置場所の移動をさらに容易に行うことが可能となる。
また、床面固定機構を設けることで、確実に設置場所に固定することができる。
請求項4に記載の構成によれば、着脱パネルが冷凍保管モジュールおよび搬出入モジュールの外周面への取り付け時にパッキン部材により気密に取付けられることにより、断熱性が向上する。
請求項5に記載の構成によれば、着脱パネルの周縁部が取り付け時に対応する凹凸形状で嵌合することにより、気密性が増しさらに断熱性が向上するとともに、着脱作業の作業性が向上し作業時間を短縮することができる。
請求項7に記載の構成によれば、冷凍保管モジュールの搬出入モジュールとの接続面が、外気を遮断し作業スペース空間を確保する作業モジュールまたは外気を遮断する遮断パネルを接続・分離可能に構成されていることにより、冷凍保管モジュールの保守点検作業時に、内部の温度上昇を防ぎつつ作業モジュール内で作業者が作業を行うことができる。
また、冷凍保管モジュールと搬出入モジュールを分離しての搬出入モジュールの保守点検作業時に、遮断パネルで冷凍保管モジュールの内部の温度上昇を防ぐことができる。
このことで、冷凍保管モジュールと搬出入モジュールを分離しての保守点検作業時に、装置全体の運転を停止する必要がなく、さらに少ない作業負担で短時間に作業を行うことができる。
請求項8に記載の構成によれば、冷凍保管モジュールと搬出入モジュールが、同一温度に冷却されることにより、冷凍保管モジュールと搬出入モジュールを隔離する壁および容器を受け渡しするための扉等を設ける必要がなく、装置を簡素し小型化できる。
また、冷凍保管モジュールの冷気で搬出入モジュールを冷却すればよいため、搬出入モジュールに空調機器類を装備する必要がなく、装置を簡素し小型化できる。
請求項10に記載の構成によれば、搬出入モジュールには、外部との間で容器トレイを搬入搬出する搬出入扉と、搬出入扉に隣接してトレイ搬出入載置部が設けられ、トレイ載置部およびピッキング機構が、トレイ搬出入載置部の下方に設けられていることにより、水平方向の設置面積を小さくし、装置を小型化できる。
また、ピッキング機構に対して保守点検等の作業時に、いずれの側面からもトレイ搬出入載置部に邪魔されることなくアクセス可能なため、少ない作業負担で短時間に行うことができる。
また、搬出入モジュール内の各機構の保守点検等の作業時にも、垂直柱部が一本のみであるため各機構へのアクセスが容易となり、少ない作業負担で短時間に行うことが可能となる。
請求項12に記載の構成によれば、トレイ移載テーブル部が容器トレイの方向を270°以上水平回転させることが可能なことにより、容器トレイを側面方向に向けて移載することが可能となり、外部との容器トレイの搬出入の方向の選択肢が増加し、設計や配置の自由度が向上する。
請求項13に記載の構成によれば、搬出入モジュールのトレイ移載テーブル部の水平方向移動範囲の側面に、容器トレイの搬出入が可能な大きさの側部搬出入開口部が設けられ、側部搬出入開口部には、着脱可能な側部搬出入パネルが設けられていることにより、側方からの容器トレイの搬出入が可能となり設計や配置の自由度が向上する。
また、側部搬出入開口部を有する冷凍保管装置を側部搬出入開口部の位置を合わせて並べることで、冷凍保管装置間での容器トレイの移動を自動的に行うことができるため、保管すべき容器の量に応じて冷凍保管装置の数を変更すれば大きさの異なる装置を準備する必要がなく、設計や配置の自由度が向上する。
冷凍保管装置100は、複数の容器を冷凍保管する冷凍保管領域101と、冷凍保管領域101に隣接して設けられ容器の搬入・搬出を行う搬出入領域102とを備えている。
冷凍保管領域101には、複数の容器を支持した容器トレイを多数保持可能な自動倉庫機構120が設けられるとともに、冷凍保管領域空調機構111によってその内部空間は−20℃以下に冷却される。
搬出入領域102には、複数の容器を保持可能な容器トレイを移動させるトレイ移載機構160と、複数の容器トレイを載置可能なトレイ載置部151と、トレイ載置部151に載置された複数の容器トレイ間で任意の容器を移動させるピッキング機構170とが設けられている。
冷凍保管モジュール110および搬出入モジュール150の底部には、転動機構としてのキャスタ103および床面固定機構104が設けられている。
床面固定機構104は、例えば図3、図4、図6、図10に示すように、ネジ手段によって接地部が上下に移動して、キャスタ103の接地、非接地を選択するとともに、設置場所における水平の確保等を行うものである。
接続・分離の際、あるいは、全体を移動させる際には、床面固定機構104の高さを変えてキャスタ103を接地することにより、キャスタ103により容易に移動可能なる。
搬出入モジュール150の側面および正面は、着脱パネル153が着脱可能に取付けられており、搬出入モジュール150の正面に取り付けられる着脱パネル153には、外部との間で容器トレイを搬入搬出する搬出入扉154が設けられている。
着脱パネル113、153の周縁部は凹凸形状を有し、取り付け時に対応する凹凸形状で嵌合するように形成されており、気密性が増し断熱性が向上するとともに、着脱作業の作業性が向上し作業時間を短縮することができる。
また、パッキン部材(図示せず)を用いることで、気密性が増し断熱性が向上する。
なお、固定金具105の具体的な構造は公知のものでよく、配置場所に応じて異なる構造のものであってもよく、また配置位置、数等は適宜必要に応じて設計すればよい(図では簡略化して示しており、これに限定されるものではない。)。
また、冷凍保管モジュール110と搬出入モジュール150のどの面にどのような形状、大きさの断熱パネルおよび着脱パネルを組み合わせて配置するかについても、内部機器の構成や保守点検等の必要性に応じて設計すればよい。
このことで、容器を受け渡しするための可動の扉等を設ける必要がなく、装置を簡素し小型化できる。
また、冷凍保管モジュール110の冷気で搬出入モジュール150を冷却すればよいため、搬出入モジュール150に空調機器類を装備する必要がなく、装置を簡素し小型化できる。
複数の垂直ラック121は、それぞれ上下方向に容器トレイを収容可能な複数の棚122を有しており、複数の棚122は上下方向のピッチの異なるものを含んでいる。
このことで、少ない空間に多数の容器トレイを収容することができるとともに、同一の装置で異なる高さの容器を収容することができ、多様容器を扱う場合でも装置を増設することなく対応できる。
なお、自動倉庫機構120は、容器を収容する任意の棚、あるいは、収容された任意の容器自体を搬出入モジュール150側に移動させることができるものであれば、いかなる構成のものであってもよい。
また、冷凍保管モジュール110との接合面と垂直に配置されたトレイ搬出入載置部155、トレイ載置部151およびピッキング機構170との間に、容器トレイを移動させるトレイ移載機構160が設けられている。
トレイ移載機構160は、トレイ移載テーブル部161と、トレイ移載テーブル部161を支持するとともに水平方向に移動させる水平アーム部162と、水平アーム部162を支持するとともに垂直方向に移動させる垂直柱部163とを有している。
垂直柱部163は、水平アーム部162の一方の端部側のみに設けられ、水平アーム部162を片持ち支持するように構成されており、このことで、配置のために専有するスペースを小さくすることができ、全体を小型化することができる。
また、トレイ移載テーブル部161は、容器トレイの方向を270°以上水平回転させることが可能に構成されており、側部搬出入開口部156から容器トレイの搬出入が可能に構成されている。
このことにより、外部との容器トレイの搬出入の方向の選択肢が増加するとともに、側部搬出入開口部156を有する複数の冷凍保管装置100を側部搬出入開口部156の位置を合わせて並べることで、冷凍保管装置100間での容器トレイの移動を自動的に行うことができるため、保管すべき容器の量に応じて冷凍保管装置100の数を変更すれば大きさの異なる装置を準備する必要がなく、設計や配置の自由度が向上する。
さらに、冷凍保管モジュール110および搬出入モジュール150の接続面に接続・分離可能で、外気を遮断し作業員の作業スペース空間を確保する作業モジュール(図示せず)および、遮断パネル(図示せず)を別途準備することにより、冷凍保管モジュール110と搬出入モジュール150を分離しての保守点検作業時に、装置全体の運転を停止する必要がなく、さらに少ない作業負担で短時間に作業を行うことができる。
このことにより、保管すべき容器のサイズによって機器類の配置や構成を変更する必要がなく、設計や配置の自由度が向上する。
まず、マイクロ(テスト)チューブ等の容器に収められた試料を冷凍保管する際の動作について説明する。
最初に、搬出入扉154を開放して、試料を収容した複数の容器を保持した容器トレイがトレイ搬出入載置部155上に載置される。
そして、搬出入扉154を閉じた後、トレイ移載機構160によって容器トレイがいずれかの冷凍保管モジュール110の自動倉庫機構120の所定の棚122と対面する位置に移動され、容器トレイは当該棚122に収容される。
最初に、搬出入扉154を開放して、空の容器トレイがトレイ搬出入載置部155上に載置される。
次いで、搬出入扉154を閉じた後、トレイ移載機構160によって空の容器トレイがトレイ載置部151に移動され、トレイ載置部151に載置される。
これらの動作と並行して、指定された試料が収められた容器を保持した容器トレイがトレイ移載機構160側に位置するように、自動倉庫機構120の垂直ラック121が移動する。
そして、ピッキング機構170によって指定の容器が指定の数だけ空の容器トレイに移し替えられる。
次いで、指定の容器を保持していた容器トレイがトレイ移載機構160によってトレイ載置部151から、自動倉庫機構120の垂直ラック121に戻される
複数の異なる容器トレイに保持された試料が指定された場合には、この自動倉庫機構120の垂直ラック121からの指定の容器トレイの取り出し、ピッキング機構170による指定の容器の移し替え、自動倉庫機構120の垂直ラック121への指定の容器トレイの戻し動作が繰り返される。
本実施形態では、図4、図7、図10に示すように、トレイ載置部151には3つの容器トレイが載置できるように構成されているため、自動倉庫機構120から取り出される容器トレイを2つまで同時に載置でき、作業を並列化、効率化することが可能である。
そして、抽出された容器を保持した容器トレイは、搬出入扉154を開放してトレイ搬出入載置部155上から外部に取り出される。
なお、トレイ移載機構160のトレイ移載テーブル部161と、トレイ搬出入載置部155、トレイ載置部151および垂直ラック121との容器トレイの移動のための機構は、トレイ移載テーブル部161に設けられていてもよく、別途の機構が配置されていてもよい。
また、外部との容器トレイの搬出入は、側部搬出入開口部156を用いて行なってもよく、複数の冷凍保管装置100を側部搬出入開口部156の位置を合わせて並べた場合には、側部搬出入開口部156を用いて隣接する冷凍保管装置100に保管された容器トレイを受渡してもよい。
本発明に係る冷凍保管装置の形状、寸法、配置関係、採用される機器等は、これに限定されるものではなく、必要に応じて適宜設計されるものである。
また、冷凍保管される対象は、化学、生化学、生体学、製薬などの基礎研究あるいは応用研究に用いられる試料等に限定されるものではなく、いかなる対象であってもよい。
101 ・・・ 冷凍保管領域
102 ・・・ 搬出入領域
103 ・・・ キャスタ(転動機構)
104 ・・・ 床面固定機構
105 ・・・ 固定金具
110 ・・・ 冷凍保管モジュール
111 ・・・ 冷凍保管領域空調機構
112 ・・・ 断熱パネル
113 ・・・ 着脱パネル
120 ・・・ 自動倉庫機構
121 ・・・ 垂直ラック
122 ・・・ 棚
150 ・・・ 搬出入モジュール
151 ・・・ トレイ載置部
153 ・・・ 着脱パネル
154 ・・・ 搬出入扉
155 ・・・ トレイ搬出入載置部
156 ・・・ 側部搬出入開口部
157 ・・・ 側部搬出入パネル
160 ・・・ トレイ移載機構
161 ・・・ トレイ移載テーブル部
162 ・・・ 水平アーム部
163 ・・・ 垂直柱部
170 ・・・ ピッキング機構
172 ・・・ 爪移動手段
Claims (13)
- 複数の容器を冷凍保管する冷凍保管領域と、前記冷凍保管領域に隣接して設けられ容器の搬入・搬出を行う搬出入領域とを備え、
前記冷凍保管領域は、冷凍保管領域空調機構によって冷却され、
前記搬出入領域には、複数の容器を保持可能な容器トレイを移動させるトレイ移載機構と、複数の容器トレイを載置可能なトレイ載置部と、前記トレイ載置部に載置された複数の容器トレイ間で任意の容器を移動させるピッキング機構とが設けられた冷凍保管装置であって、
前記冷凍保管領域が冷凍保管モジュールとして、前記搬出入領域が搬出入モジュールとして、それぞれ独立して構成され、
前記冷凍保管モジュールと前記搬出入モジュールとが接続・分離可能に構成されていることを特徴とする冷凍保管装置。 - 前記冷凍保管モジュールおよび前記搬出入モジュールの外周面には、断熱パネルが設けられ、
前記断熱パネルの少なくとも一部が、着脱可能な着脱パネルで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の冷凍保管装置。 - 前記冷凍保管モジュールおよび前記搬出入モジュールの少なくとも一方の底部には、転動機構および床面固定機構が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷凍保管装置。
- 前記着脱パネルが、前記冷凍保管モジュールおよび前記搬出入モジュールの外周面への取り付け時にパッキン部材により気密に取付けられることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の冷凍保管装置。
- 前記着脱パネルの周縁部が凹凸形状を有し、前記冷凍保管モジュールおよび前記搬出入モジュールの外周面への取り付け時に対応する凹凸形状で嵌合することを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の冷凍保管装置。
- 前記冷凍保管モジュールおよび前記搬出入モジュールの外周面が、前記着脱パネルに代えて、外気を遮断し作業スペース空間を確保する作業モジュールを接続・分離可能に構成されていることを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれかに記載の冷凍保管装置。
- 前記冷凍保管モジュールの前記搬出入モジュールとの接続面が、外気を遮断し作業スペース空間を確保する作業モジュールまたは外気を遮断する遮断パネルを接続・分離可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の冷凍保管装置。
- 前記冷凍保管モジュールと前記搬出入モジュールが、同一温度に冷却されることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の冷凍保管装置。
- 前記冷凍保管モジュールには、複数の容器を支持する容器トレイを多数保持するとともに任意の容器トレイを隣接する前記搬出入モジュール側に移動可能な自動倉庫機構が設けられ、
前記搬出入モジュールに設けられたトレイ移載機構は、前記冷凍保管モジュールから容器トレイを取り出して前記トレイ載置部に移載可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の冷凍保管装置。 - 前記搬出入モジュールには、外部との間で容器トレイを搬入搬出する搬出入扉と、前記搬出入扉に隣接してトレイ搬出入載置部が設けられ、
前記トレイ載置部および前記ピッキング機構が、前記トレイ搬出入載置部の下方に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の冷凍保管装置。 - 前記トレイ移載機構が、トレイ移載テーブル部と、前記トレイ移載テーブル部を支持するとともに水平方向に移動させる水平アーム部と、前記水平アーム部を支持するとともに垂直方向に移動させる垂直柱部とを有し、
前記垂直柱部が、水平アーム部の一方の端部側のみに設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の冷凍保管装置。 - 前記トレイ移載テーブル部が、容器トレイの方向を270°以上水平回転させることが可能に構成されていることを特徴とする請求項11に記載の冷凍保管装置。
- 前記搬出入モジュールの前記トレイ移載テーブル部の水平方向移動範囲の側面に、容器トレイの搬出入が可能な大きさの側部搬出入開口部が設けられ、
該側部搬出入開口部には、着脱可能な側部搬出入パネルが設けられていることを特徴とする請求項11または請求項12に記載の冷凍保管装置。
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