JP2014217740A - 昇降テーブル - Google Patents

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金平 久保
Kinpei Kubo
正毅 沼倉
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
    • A47B9/00Tables with tops of variable height
    • A47B9/10Tables with tops of variable height with vertically-acting fluid cylinder

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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Abstract

【課題】利用者に応じて高さを調節することができるとともに、昇降テーブルの準備作業や片付け作業を効率的に行うことのできる安価な昇降テーブルを提供する。【解決手段】一対の脚部12a、12bと、一対の脚部12a、12bを連結するフレーム14と、フレーム14の上部に配設され、独立に高さを調節可能な3枚又は4枚の天板16a〜16dと、フレーム14に昇降自在に装着され、各天板16a〜16dを支持する複数のスライドパイプ26b,26d,26g,26hと、フレーム14に対するスライドパイプ26b,26d,26g,26hの昇降位置を固定する固定機構38c,38dと、天板16a〜16dとフレーム14との間に配設され、弾発力により天板16a〜16dの昇降動作をアシストする弾発機構と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、天板の高さを調節することのできる昇降テーブルに関する。
例えば、福祉施設、介護施設等においては、車椅子を使用する利用者や、様々な体格の利用者がいるため、食事や作業に使用するテーブルの高さを利用者に合わせる必要がある。従来、このような要望に対応するため、利用者毎に高さの異なるテーブルを提供していた。しかしながら、利用者に応じて高さの異なる複数のテーブルを提供すると、非常に費用がかかってしまう。
そこで、天板の高さを調節することのできる昇降テーブルが種々提案されている。例えば、特許文献1に開示されている昇降テーブルは、天板を支持する脚部に昇降機構を内蔵させ、昇降テーブルの側部に配設した操作ハンドルを回転させることにより、昇降テーブルの高さを調節可能に構成している。
特開2001−128742号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている昇降テーブルは、一枚の天板を昇降可能に構成しており、一人の利用者のみを対象としたものである。多数の利用者がいる施設等では、多数の昇降テーブルが必要となるため、多大な費用がかかってしまう。また、多数の昇降テーブルを準備したり、片付けたりする作業も大変である。
本発明は、上記の不具合を解消するためになされたものであって、利用者に応じて高さを調節することができるとともに、昇降テーブルの準備作業や片付け作業を効率的に行うことのできる安価な昇降テーブルを提供することを目的とする。
本発明に係る昇降テーブルは、一対の脚部と、前記一対の脚部を連結するフレームと、前記フレームの上部に配設され、独立に高さを調節可能な3枚又は4枚の天板と、前記フレームに昇降自在に装着され、前記各天板を支持する複数のスライドパイプと、前記フレームに対する前記スライドパイプの昇降位置を固定する固定機構と、前記天板と前記フレームとの間に配設され、弾発力により前記天板の昇降動作をアシストする弾発機構と、を備えることを特徴とする。
本発明の昇降テーブルは、独立に高さを調節可能な3枚又は4枚の天板を有するため、体格や利用形態の異なる複数の利用者に対応して、適切な状態で使用することができる。また、複数の天板が1つの昇降テーブルに一体化されているため、昇降テーブルの準備作業や片付け作業を効率的に行うことができるとともに、部品点数を削減して安価な昇降テーブルを提供することができる。
本実施形態の昇降テーブルの斜視図である。 本実施形態の昇降テーブルの正面図である。 本実施形態の昇降テーブルの側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本実施形態の昇降テーブル10の斜視図、図2は本実施形態の昇降テーブル10の正面図、図3は本実施形態の昇降テーブル10の側面図である。
昇降テーブル10は、左右に離間して配置される一対の脚部12a、12bと、脚部12a、12bの上端部間を連結するフレーム14と、フレーム14の上部に配設され、独立に高さを調整可能な4枚の天板16a〜16dとを備える。
脚部12a、12bは、フレーム14と直交し、水平方向に延在する支持板18a、18bと、支持板18a、18bの下部両端部に配設されるキャスタ20a〜20dと、支持板18a、18bの上部に立設される支柱22a、22bとから構成される。キャスタ20a〜20dには、図3に示すように、キャスタ20a〜20dの回転を阻止して昇降テーブル10を固定するためのロック機構24a〜24dが配設される。
天板16a〜16dは、長方形状に形成される。各天板16a〜16dの下面部であって、フレーム14の延在方向に隣接する2つのコーナ部近傍には、リブ25a〜25hによって補強されたスライドパイプ26a〜26hの上端部が固定される。天板16a〜16dは、スライドパイプ26a〜26hによってフレーム14に支持される。スライドパイプ26a〜26hは、鉛直下方向に延在し、フレーム14及び脚部12a、12bに昇降自在に装着される。スライドパイプ26a、26b、26g、26hは、脚部12a、12bを構成する支柱22a、22bに挿入される。また、スライドパイプ26c、26d、26e、26fは、フレーム14に挿入される。なお、フレーム14の中央部分の下部には、フレーム14から下方向に突出するスライドパイプ26c、26d、26e、26fを収容するため、カバー28が装着される。
天板16a〜16dとフレーム14との間であって、スライドパイプ26a、26c間、スライドパイプ26b、26d間、スライドパイプ26e、26g間、及び、スライドパイプ26f、26h間には、弾発力により各天板16a〜16dの昇降動作をアシストする弾発機構であるガススプリング30a〜30dが配設される。ガススプリング30a〜30dは、シリンダチューブ32a〜32dとピストンロッド34a〜34dとから構成される。シリンダチューブ32a〜32dの上端部は、天板16a〜16dの下面部に固定され、下端部がフレーム14にスライド可能に挿入される。また、ピストンロッド34a〜34dの下端部は、フレーム14に固定される。シリンダチューブ32a〜32dの内部には、例えば、圧縮ガスが封入される。
スライドパイプ26a〜26hには、フレーム14に対するスライドパイプ26a〜26hの昇降位置を固定する固定機構を構成する締結部材35a〜35hが装着される。スライドパイプ26a、26cに装着される締結部材35a、35c、スライドパイプ26b、26dに装着される締結部材35b、35d、スライドパイプ26e、26gに装着される締結部材35e、35g、及び、スライドパイプ26f、26hに装着される締結部材35f、35hには、シャフト36a〜36dがそれぞれ連結される。各シャフト36a〜36dの端部には、脚部12a、12bを構成する支柱22a、22bの側部に配設されるカムレバー38a〜38dが連結される。カムレバー38a〜38dは、回転軸40a〜40dに偏心した状態で装着される。カムレバー38a〜38dを回転軸40a〜40dに対して回転させ、シャフト36a〜36dをフレーム14に沿って移動させることにより、シャフト36a〜36dに連結されている締結部材35a〜35hを変形させ、スライドパイプ26a〜26hをフレーム14及び支柱22a、22bに固定し、又は、その固定を解除することができる。
次に、昇降テーブル10の作用効果について説明する。
昇降テーブル10の高さ調節を行う場合、所望の天板16a〜16dの側部に配設されたカムレバー38a〜38dを、図2に示す位置から矢印方向に略90°回転させると、回転軸40a〜40dに対して偏心しているカムレバー38a〜38dがシャフト36a〜36dから離間する方向に移動するため、シャフト36a〜36dが支柱22a、22b側に移動可能な状態となる。この結果、シャフト36a〜36dに連結されている締結部材35a〜35hによるスライドパイプ26a〜26hの固定状態が解除される。
スライドパイプ26a〜26hの固定状態が解除されると、ガススプリング30a〜30dの作用により、天板16a〜16dが上方向に移動可能な状態となる。そこで、利用者は、天板16a〜16dを所望の高さに調節することができる。この場合、天板16a〜16dの上方向への移動は、ガススプリング30a〜30dによる上方向への弾発力によってアシストされるため、容易に高さを調節することができる。また、天板16a〜16dの下方向への移動は、天板16a〜16dの自重の一部が、ガススプリング30a〜30dの上方向への弾発力によって相殺されるため、容易に高さを調節することができる。
天板16a〜16dを所望の高さに調節した後、カムレバー38a〜38dを略90°回転させ、図2に示す状態に設定することにより、回転軸40a〜40dに対して偏心しているカムレバー38a〜38dによってシャフト36a〜36dが押圧される。この結果、スライドパイプ26a〜26hが締結部材35a〜35hによりフレーム14及び脚部12a、12bに固定され、天板16a〜16dの位置が固定される。
以上のようにして各天板16a〜16dの高さを個々に調節することにより、体格や利用形態の異なる最大4名の利用者が1台の昇降テーブル10を利用することができる。また、昇降テーブル10は、独立に高さ調節が可能な4枚の天板16a〜16dを備えているため、1枚の天板のみを備える従来の昇降テーブルと比較すると、昇降テーブル10を準備する作業や、利用後に昇降テーブル10を片付ける作業を効率的に行うことができる。さらに、4台の昇降テーブルを一体化し、4枚の天板16a〜16dを有する1台の昇降テーブル10として構成しているため、部品点数が削減されて軽量化され、搬送時の作業性も向上する。さらにまた、部品点数が削減されることにより、安価な昇降テーブル10を提供することができる。
なお、上述した実施形態では、4枚の天板16a〜16dを有する昇降テーブル10として構成しているが、例えば、隣接する天板16a及び16bを一体化し、3枚の天板から構成される昇降テーブルとすることもできる。また、弾発機構として、ガススプリング30a〜30dに代えて、コイルスプリングのような弾性部材を用いることもできる。また、天板16a〜16dの材料としては、木材、樹脂、金属等、用途に応じて任意のものを選択することができる。
10…昇降テーブル
12a、12b…脚部
14…フレーム
16a〜16d…天板
18a、18b…支持板
20a〜20d…キャスタ
22a、22b…支柱
24a〜24d…ロック機構
25a〜25h…リブ
26a〜26h…スライドパイプ
28…カバー
30a〜30d…ガススプリング
32a〜32d…シリンダチューブ
34a〜34d…ピストンロッド
35a〜35h…締結部材
36a〜36d…シャフト
38a〜38d…カムレバー

Claims (1)

  1. 一対の脚部と、
    前記一対の脚部を連結するフレームと、
    前記フレームの上部に配設され、独立に高さを調節可能な3枚又は4枚の天板と、
    前記フレームに昇降自在に装着され、前記各天板を支持する複数のスライドパイプと、
    前記フレームに対する前記スライドパイプの昇降位置を固定する固定機構と、
    前記天板と前記フレームとの間に配設され、弾発力により前記天板の昇降動作をアシストする弾発機構と、
    を備えることを特徴とする昇降テーブル。

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