JP2014217590A - ナースコールシステム、ナースコール発着信履歴管理方法およびナースコール発着信履歴管理プログラム - Google Patents

ナースコールシステム、ナースコール発着信履歴管理方法およびナースコール発着信履歴管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】患者のナースコール子機からの看護師の看護師用端末に対する呼び出し履歴および看護師の看護師用端末からの患者のナースコール子機に対する呼び出し履歴を収集することが可能なナースコールシステムを提供する。
【解決手段】入院中の患者のナースコール子機110と看護師それぞれが携行する看護師用端末120との間の呼び出し等の制御を行うためのナースコール主装置140とPBX150とを有するナースコールシステムであって、PBX150は、ナースコール発着信DB150aを備え、ナースコール子機110から看護師用端末120に対する呼び出しに関する呼の履歴情報を看護師用端末120へのナースコール着信呼の履歴情報として蓄積し、かつ、看護師用端末120からナースコール子機110に対する呼び出しに関する呼の履歴情報を看護師用端末120からのナースコール発信呼の履歴情報として蓄積する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ナースコールシステム、ナースコール発着信履歴管理方法およびナースコール発着信履歴管理プログラムに関する。
従来より、病院等を含む医療機関においては、例えば特許文献1の特開2009−033559号公報「ナースコールシステム」等に記載されているように、各看護師が看護師用端末として携行する携帯端末例えばPHS(Personal Handy-phone System)端末を収容するPBX(Private Branch Exchange)と入院している患者が使用する各ナースコール子機を収容するナースコール主装置とを連動させた「ナースコールシステム」が開示されている。該ナースコールシステムにおいては、患者が入院している病室に設置されたナースコール子機からの呼び出し時に、指定された看護師の看護師用端末例えばPHS端末を呼び出して、応答させることができる。また、看護師の看護師用端末例えばPHS端末から指定した患者のナースコール子機を呼び出して、看護師と患者との間の通話を行うこともできる。
特開2009−033559号公報(第3−5頁)
ナースコールシステムを設置している病院等を含む医療機関においては、患者のナースコール子機からの呼び出し頻度および看護師の看護師用端末からの呼び出し頻度等を調査することにより、本ナースコールシステムを設置した病院等の医療機関の管理者が、患者への看護対応の充足度、看護師への負荷の集中度等、現状の看護体制の問題の有無を検討したいという要望が強くなってきている。
しかしながら、前記特許文献1に記載のような従来のナースコールシステムにおいては、管理者は、患者のナースコール子機および看護師の看護師用端末の発着信状況すなわちナースコール呼び出しに関する呼び出し頻度や使用状況等を把握することができない。
(本発明の目的)
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、患者のナースコール子機からの看護師の看護師用端末に対する呼び出し呼に関する履歴および看護師の看護師用端末からの患者のナースコール子機に対する呼び出し呼に関する履歴をナースコール発着信履歴として収集して、出力することが可能なナースコールシステム、ナースコール発着信履歴管理方法およびナースコール発着信履歴管理プログラムを提供することを、その目的としている。
前述の課題を解決するため、本発明によるナースコールシステム、ナースコール発着信履歴管理方法およびナースコール発着信履歴管理プログラムは、主に、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)本発明によるナースコールシステムは、入院中の患者のナースコール子機からのナースコールを受け付けて複数の看護師それぞれが携行する看護師用端末のうち1ないし複数の看護師用端末に対する呼び出しを行ったり、看護師の前記看護師用端末から指定した患者の前記ナースコール子機に対する呼び出しを行ったりするためのナースコール主装置とPBX(Private Branch Exchange)とを有するナースコールシステムにおいて、前記PBXは、前記ナースコール子機から前記看護師用端末に対する呼び出しに関する呼の履歴情報を前記看護師用端末へのナースコール着信呼の履歴情報として蓄積し、かつ、前記看護師用端末から前記ナースコール子機に対する呼び出しに関する呼の履歴情報を前記看護師用端末からのナースコール発信呼の履歴情報として蓄積するナースコール発着信データベースを備えていることを特徴とする。
(2)本発明によるナースコール発着信履歴管理方法は、入院中の患者のナースコール子機からのナースコールを受け付けて複数の看護師それぞれが携行する看護師用端末のうち1ないし複数の看護師用端末に対する呼び出しを行ったり、看護師の前記看護師用端末から指定した患者の前記ナースコール子機に対する呼び出しを行ったりするためのナースコール主装置とPBX(Private Branch Exchange)とを有するナースコールシステムにおけるナースコール呼び出しに関する履歴情報を収集して管理するナースコール発着信履歴管理方法であって、前記PBXは、前記ナースコール子機から前記看護師用端末に対する呼び出しに関する呼の履歴情報を前記看護師用端末へのナースコール着信呼の履歴情報として蓄積し、かつ、前記看護師用端末から前記ナースコール子機に対する呼び出しに関する呼の履歴情報を前記看護師用端末からのナースコール発信呼の履歴情報として蓄積するナースコール発着信データベースを有していることを特徴とする。
(3)本発明によるナースコール発着信履歴管理プログラムは、少なくとも前記(2)に記載のナースコール発着信履歴管理方法を、コンピュータによって実行可能なプログラムとして実施していることを特徴とする。
本発明のナースコールシステム、ナースコール発着信履歴管理方法およびナースコール発着信履歴管理プログラムによれば、以下のような効果を奏することができる。
すなわち、ナースコールシステムの管理者が、ナースコール発着信データベースに蓄積されているナースコールに関する発着信履歴情報や該発着信履歴情報を基にして生成した呼び出し履歴情報や呼び出し統計情報を参照することによって、
(1)各看護師が携行する看護師用端末例えばPHS端末に着信する単位時間当たりの呼び出し頻度
(2)各患者が使用するナースコール子機からの単位時間当たりの呼び出し発生頻度
(3)各患者からのナースコール呼び出しに対する看護師の応答状況
を把握することができるようになるので、看護師ごとの業務集中度を踏まえて、患者ごとの看護師の割り当て等を検討する際の有効な情報を取得することができ、病院等の医療機関におけるサービス性のより一層の向上を図ることができる。
本発明によるナースコールシステムのシステム構成の一例を示すシステム構成図である。 図1に示したナースコールシステムの動作イメージの一例を説明するための説明図である。 図1のナースコールシステムにおいて、或る患者のナースコール子機から3台のPHS端末を一斉に呼び出した際に、いずれかのPHS端末が応答した場合のナースコール着信呼の履歴情報について説明する説明図である。 図1のナースコールシステムにおいて、或る患者のナースコール子機から3台のPHS端末を一斉に呼び出した際に、ナースコール親機が応答して、3台全てのPHS端末が応答しなかった場合のナースコール着信呼の履歴情報について説明する説明図である。
以下、本発明によるナースコールシステム、ナースコール発着信履歴管理方法およびナースコール発着信履歴管理プログラムの好適な実施形態について添付図を参照して説明する。なお、以下の説明においては、本発明によるナースコールシステムおよびナースコール発着信履歴管理方法について説明するが、かかるナースコール発着信履歴管理方法をコンピュータにより実行可能なナースコール発着信履歴管理プログラムとして実施するようにしても良いし、あるいは、ナースコール発着信履歴管理プログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録するようにしても良いことは言うまでもない。
(本発明の特徴)
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の特徴についてその概要をまず説明する。本発明は、病院等の医療機関に設置されたナースコールシステムにおいて、少なくとも、患者のナースコール子機から看護師の看護師用端末(例えばPHS端末)に対する「ナースコール呼び出し」(ナースコール着信呼)および看護師の看護師用端末(例えばPHS端末)から患者のナースコール子機に対する「ナースコール子機への発信」(ナースコール発信呼)のそれぞれの履歴をナースコール発着信履歴として収集・集計し、集計した結果を画面表示等により出力することによって、本ナースコールシステムを設置した病院等の医療機関の管理者が、各患者からの看護師への呼び出し頻度、各看護師から患者への呼び出し頻度、看護師の看護師用端末(例えばPHS端末)の使用状況および応答状況を把握することができるようにすることを、主要な特徴としている。
つまり、本発明は、ナースコール子機と看護師用端末との間のナースコール用発着信呼の発生状況を収集して、出力するために、従来のナースコールシステムにおいて、ナースコール子機、看護師用端末の通話課金を行うための装置として備えている従来のログ管理装置を用い、かつ、ナースコール子機、看護師用端末に関する呼制御を行うPBX(例えば、PBX機能を有するコミュニケーションサーバ)から通話料金算出用のデータをログデータとしてログ管理装置に転送する従来のSMDR(Station Message Detail Record:通話料金管理情報)出力機能を利用して、ナースコール子機と看護師用端末との間のナースコール用発着信呼の発生履歴情報をログデータとしてPBXからログ管理装置へ転送することを特徴としており、以下の動作を行うことを可能にしている。
(1)患者のナースコール子機から看護師の看護師用端末に対する呼び出しに関する情報を「ナースコール着信情報」としてPBXからログ管理装置に対して転送する。
(2)看護師のPHS端末から患者のナースコール子機に対する呼び出しに関する情報を「ナースコール発信情報」としてPBXからログ管理装置に対して転送する。
(3)各看護師のPHS端末間の内線通話に関する情報を「ナースコール内線通話情報」としてPBXからログ管理装置に対して転送する。
(4)ログ管理装置はPBXから転送されてきた各情報を基にして、看護師ごと、患者ごとに、ナースコール発着信呼の履歴を示すナースコール発着信履歴情報、ナースコール発着信呼の発生頻度等を示すナースコール発着信統計情報、看護師間の通話履歴を示す看護師間通話履歴情報、看護師間の通話頻度等を示す看護師間通話統計情報のそれぞれを、呼び出し履歴情報、呼び出し統計情報として集計して、画面表示等により出力して、管理者に通知する。
(実施形態の構成例)
次に、本発明によるナースコールシステムのシステム構成の一例について図1のシステム構成図を用いて説明する。図1は、本発明によるナースコールシステムのシステム構成の一例を示すシステム構成図である。図1に示すナースコールシステムは、病院等の医療機関内に配置されるシステムであり、ナースコール子機110、看護師用端末120、ナースコール親機130、ナースコール主装置140、PBX(Private Branch Exchange)150、ログ管理装置160を少なくとも含んで構成される。ここで、ナースコール子機110はナースコール子機110aおよび110bの総称であり、看護師用端末120は看護師用端末120a,120bおよび120cの総称である。
ナースコール子機110は、各患者それぞれが看護師と通話するために使用する端末であり、図1には、患者aが使用するナースコール子機110a、患者bが使用するナースコール子機110bの2台がナースコール主装置140に接続されている例を示している。また、看護師用端末120は、各看護師それぞれが各患者と通話するために使用する端末であり、図1には、看護師aが使用する看護師用端末120a、看護師bが使用する看護師用端末120b、看護師cが使用する看護師用端末120cの3台がPBX150に無線回線によって接続されている例を示している。各看護師が携行する看護師用端末120は、例えば、PHS(Personal Handy-phone System)通信規格に準拠したPHS端末によって構成することができる。
ナースコール親機130は、ナースコール主装置140に直接接続されており、PBX150を介することなく、ナースコール子機110との間で直接通話を行うことが可能な端末である。ナースコール主装置140は、各患者それぞれのナースコール子機110(110a、110b)およびナースコール親機130の動作を制御する装置であり、PBX150と接続され、PBX150と連携してナースコール発着信呼に関する制御を行う。
PBX150は、ナースコール主装置140との間を通話トランクによって接続し、かつ、各看護師が携行する看護師用端末120との間を無線回線で接続し、ナースコール子機110から指定された看護師用端末120との間の通信回線の接続・切断を行ったり、看護師用端末120から指定されたナースコール子機110との間の通信回線の接続・切断を行ったりするナースコール用の発着信呼の制御を行う装置である。なお、PBX150は、インターネット用の通信プロトコルであるIP(Internet Protocol)を用いて呼制御を行うコミュニケーションサーバ(Communication Server)によって構成されていても良い。
PBX150がナースコールに関する発着信呼を扱う場合のナースコール主装置140との間を接続する通話トランクとして、BRI(Basic Rate Interface:基本速度インタフェース)トランクを用い、無線回線により看護師用端末120との間を接続するトランクとして、ナースコール用仮想トランクを用いて構成される。
また、PBX150内には、ナースコール用の発着信呼に関する履歴情報を蓄積するためのデータベースとしてナースコール発着信DB150aを備えている。ナースコール発着信DB150aには、ナースコール用の発着信呼に関する履歴情報として、ナースコール子機110から看護師用端末120へのナースコール着信呼および看護師用端末120からナースコール子機110へのナースコール発信呼のみならず、看護師用端末120間の通話呼に関する履歴情報も蓄積されている。ここで、ナースコール発着信DB150aは、ナースコール用の発着信頻度に応じた適当な読み書き速度でデータを読み書きすることができる記録媒体であれば、如何なる媒体であっても差し支えないが、例えばSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)またはSRAM(Static Random Access Memory)を用いて構成することができる。
ログ管理装置160は、各ナースコール子機110や各看護師用端末120の通話料金、および、PBX150の稼働状態を管理する装置であり、PBX150からあらかじめ定めた周期ごとに定期的に転送されてくるログデータを受け取って編集・集計して、画面表示等により出力して、管理者に通知する。なお、図1に示すナースコールシステムにおいては、PBX150から転送されてくるログデータには、PBX150内のナースコール発着信DB150aに蓄積されているナースコール用の発着信呼(すなわち、ナースコール子機110から看護師用端末120へのナースコール着信呼、看護師用端末120からナースコール子機110へのナースコール発信呼、および、看護師用端末120間の通話呼)に関する履歴情報も含まれている。
ここで、PBX150からログ管理装置160に対してナースコール用の発着信呼に関する履歴情報を転送するとき、ナースコール子機110や看護師用端末120の通話料金算出用のデータをPBX150から出力する従来のSMDR(Station Message Detail Record:通話料金管理レコード)情報出力機能と同一の機能を利用して、PBX150からログ管理装置160に対して出力するようにしても良い。本実施形態においては、PBX150は、SMDR情報出力機能を用いて、ナースコール用の発着信呼に関する履歴情報を、SMDR情報として、ログ管理装置160に転送する場合について説明している。
(実施形態の動作の説明)
次に、図1のナースコールシステムの動作について、その一例を、図2〜図4に示す各図面を参照しながら順次説明する。なお、以下の動作の説明においては、各看護師が携行する看護師用端末120a、120b、120cとして、PHS端末120a、120b、120cを用い、PBX150としてIP通信を行うコミュニケーションサーバを用いる場合を示しており、また、PBX150からログ管理装置160に対してナースコール用の発着信情報を転送するための出力機能として、SMDR情報出力機能を用いる場合を示している。
図2は、図1に示したナースコールシステムの動作イメージの一例を説明するための説明図である。図2に示すように、図1のナースコールシステムにおいては、ナースコールに関する通信呼として、次の3つの呼種が存在し、PBX150は、それぞれの呼に関する履歴情報をナースコール発着信DB150aに蓄積して、あらかじめ定めた周期ごとに、定期的に、SMDR出力機能を利用して、その履歴情報をログ管理装置160に対して転送するようにしている。
(1)ナースコール着信呼(ナースコール呼び出し呼)
患者のナースコール子機110例えばナースコール子機110aからナースコール主装置140、PBX150を経由して、各看護師が携行する看護師用端末であるPHS端末120a、120b、120cを一斉に呼び出すための呼
(2)ナースコール発信呼(ナースコール子機110への発信呼)
各看護師が携行する看護師用端末であるPHS端末120例えばPHS端末120cからPBX150、ナースコール主装置140を経由して、患者のナースコール子機110例えばナースコール子機110bを呼び出すための呼
(3)内線通話呼
各看護師が携行する看護師用端末であるPHS端末120間例えばPHS端末120aとPHS端末120bとの間の内線通話呼
ログ管理装置160は、PBX150からSMDR情報出力機能を利用して転送されてきたナースコール用の発着信呼に関する履歴情報を受信すると、ナースコール発着信状況を示すナースコール用の呼び出し履歴情報や呼び出し統計情報を生成して、ログ管理装置160の表示部に画面表示したり、印刷部にプリントアウトしたりして、ナースコールシステムの管理者に対して通知する。すなわち、ログ管理装置160は、転送されてきたナースコール用の発着信呼に関する履歴情報を解析して、ナースコール子機110からのナースコールが看護師のPHS端末120に着信する単位時間当たりのナースコール着信呼発生頻度、看護師のPHS端末120からナースコール子機110に対して発信する単位時間当たりのナースコール発信呼発生頻度、看護師のPHS端末120間で通話を行う内線通話呼発生頻度、ナースコール着信呼に対していずれかの看護師のPHS端末120が応答して通話状態に移行したことを示す着信応答状況、ナースコール発信呼に対して患者のナースコール子機110が応答して通話状態に移行したことを示す発信応答状況等に関するナースコール発着信情報を生成する。
しかる後、生成したナースコール発着信情報を、ログ管理装置160の表示部に画面表示したり、印刷部にプリントアウトしたりして、ナースコールシステムの管理者に対して通知する。ナースコールシステムの管理者は、該ナースコール発着信情報を確認することにより、各患者から看護師のPHS端末120への呼び出し発生頻度、各看護師から患者のナースコール子機110への呼び出し発生頻度、各看護師の応答状況等を把握することができ、看護体制が十分であるか否かを検討することができる。つまり、管理者は、各看護師ごとの業務集中度を踏まえて、各患者ごとの看護師の割り当て状況等を検討する際の有効な情報を取得することができ、医療機関としてのサービス性のより一層の向上を図ることができる。
次に、PBX150において、ナースコール発着信DB150aに蓄積されて、ログ管理装置160に対してSMDR情報出力機能によりSMDR情報として定期的に転送されるナースコール用の発着信呼に関する履歴情報の詳細について、さらに説明する。
(1)ナースコール着信呼に関する履歴情報
まず、ナースコール着信呼すなわちナースコール子機110からPHS端末120に対する呼び出し呼に関する履歴情報について説明する。一般に、ナースコール子機110がPHS端末120に対してナースコールを行う場合、ナースコール主装置140とPBX150とを接続するための「通話トランク(BRIトランク:Basic Rate Interface(基本速度インタフェース)トランク」と、PBX150から各PHS端末120a、120b、120cそれぞれを、無線回線を介して呼び出すためのナースコール用「仮想トランク」とを使用して、呼び出し経路が設定される。
そして、或る1つのナースコール呼び出しにおいて、複数のPHS端末120を一斉に呼び出した際に、いずれかの看護師のPHS端末120が応答した場合には、PBX150は、各PHS端末120ごとに、「通話トランク(BRIトランク)」の着信応答呼、または、着信不応答呼のいずれかの履歴情報をナースコール発着信DB150aに蓄積して、SMDR情報としてログ管理装置160に対して出力することができる。ここで、各PHS端末120の不応答情報については、「仮想トランク」ごとに着信不応答呼の履歴情報をナースコール発着信DB150aに蓄積して、SMDR情報としてログ管理装置160に対して出力する。
すなわち、或るナースコール子機110から、複数のPHS端末120を一斉に呼び出した際に、複数のPHS端末120のうちいずれかのPHS端末120が応答した場合、応答したPHS端末120に関するナースコール着信呼の履歴情報は、「通話トランク(BRIトランク)の着信応答呼」としてナースコール発着信DB150aに蓄積され、応答しなかったその他のPHS端末120に関するナースコール着信呼の履歴情報は、「仮想トランクの着信不応答呼」としてナースコール発着信DB150aに蓄積されて、SMDR情報としてログ管理装置160に対して出力される。
「着信応答呼」の履歴情報および「着信不応答呼」の履歴情報の一例を次の表1および表2にそれぞれ示す。
或る患者のナースコール子機110からのナースコール呼び出し時に、3台のPHS端末120を一斉に呼び出した場合のナースコール着信呼の履歴情報について、一例として、図3の説明図を用いてさらに説明する。図3は、図1のナースコールシステムにおいて、或る患者のナースコール子機110から3台のPHS端末120を一斉に呼び出した際に、いずれかのPHS端末120が応答した場合のナースコール着信呼の履歴情報について説明する説明図である。
なお、図3の説明図は、ナースコール子機110として患者aのナースコール子機110aから3人の看護師それぞれが携行するPHS端末120a、120b、120cそれぞれを一斉に呼び出した場合に、PHS端末120bが応答して、発信元のナースコール子機110aとの通話状態に移行し、PHS端末120b以外の残りのPHS端末120a、120cは、PHS端末120bが先に応答しているので、着信動作を解除して、着信鳴動を停止させる場合を示している。
図3の説明図に示す例において、応答したPHS端末120bに関するナースコール用発着信履歴情報としては、通話トランク(BRIトランク)を用いた通話状態に移行した呼である旨を示す「着信応答呼(通話トランク)」の情報がナースコール発着信DB150aに蓄積されて、SMDR情報としてログ管理装置160に対して出力される。一方、着信動作を停止した残りのPHS端末120a、120cは、ナースコール用「仮想トランク」を介した呼び出し呼に関する応答が得られなかった旨を示す「着信不応答呼(仮想トランク)」の情報がそれぞれナースコール発着信DB150aに蓄積されて、SMDR情報としてログ管理装置160に対してそれぞれ出力される。したがって、かかる場合には、ログ管理装置160に対して出力されるSMDR情報としては、1個の「着信応答呼(通話トランク)」の情報、2個の「着信不応答呼(仮想トランク)」の情報の合計3個の履歴情報になる。
一方、或る1つのナースコール呼び出しにおいて、複数のPHS端末120を一斉に呼び出した際に、いずれの看護師のPHS端末120も応答することなく、ナースコール親機130が応答した場合には、全てのPHS端末120のナースコール着信呼について、ナースコール用「仮想トランク」を介した呼び出し呼に関する応答が得られなかった旨を示す「仮想トランクの着信不応答呼」の情報をそれぞれナースコール発着信DB150aに蓄積して、SMDR情報としてログ管理装置160に対してそれぞれ出力するのみならず、さらに、ナースコール子機110がナースコール主装置140に収容されているナースコール親機130との通話状態に移行した場合であって、通話トランク(BRIトランク)を用いた通話状態には移行していない旨を示す「通話トランクの着信不応答呼」の情報をもナースコール発着信DB150aに蓄積して、SMDR情報としてログ管理装置160に対して出力する。
「通話トランクの着信不応答呼」の履歴情報の一例を次の表3に示す。なお、全てのPHS端末120に関する「仮想トランクの着信不応答呼」の履歴情報それぞれについては、「着信不応答呼」の一例として表2に示した情報と同じ情報からなっている。
或る患者のナースコール子機110から3台のPHS端末120を一斉に呼び出した際に、ナースコール親機130が応答して、3台全てのPHS端末120が応答しなかった場合のナースコール着信呼の履歴情報について、一例として、図4の説明図を用いてさらに説明する。図4は、図1のナースコールシステムにおいて、或る患者のナースコール子機110から3台のPHS端末120を一斉に呼び出した際に、ナースコール親機130が応答して、3台全てのPHS端末120が応答しなかった場合のナースコール着信呼の履歴情報について説明する説明図である。
つまり、図4の説明図は、ナースコール子機110として患者aのナースコール子機110aから3人の看護師それぞれが携行するPHS端末120a、120b、120cそれぞれを一斉に呼び出した場合に、ナースコール主装置140に直接接続されているナースコール親機130が応答して、発信元のナースコール子機110aとの通話状態に移行し、3台全てのPHS端末120a、120b、120cは、ナースコール親機130が先に応答しているので、着信動作を解除して、着信鳴動を停止させる場合を示している。
図4の説明図に示す例において、着信動作を停止した3台全てのPHS端末120a、120b、120cに関するナースコール用発着信履歴情報としては、ナースコール用「仮想トランク」を介した呼び出し呼に関する応答が得られなかった旨を示す「着信不応答呼(仮想トランク)」の情報がそれぞれナースコール発着信DB150aに蓄積されて、SMDR情報としてログ管理装置160に対してそれぞれ出力される。
さらに、ナースコール呼び出しを行ったナースコール子機110aは、ナースコール親機130との通話状態に移行しており、通話トランク(BRIトランク)を用いた通話状態には移行していない着信呼である旨を示す「ナースコール呼び出し着信不応答呼(通話トランク)」の情報がナースコール発着信DB150aに蓄積されて、SMDR情報としてログ管理装置160に対して出力される。したがって、かかる場合には、ログ管理装置160に対して出力されるSMDR情報としては、3個の「着信不応答呼(仮想トランク)」の情報、1個の「着信不応答呼(通話トランク)」の情報の合計4個の履歴情報になる。
なお、或るナースコール子機110と通話中の状態にあるPHS端末120に対して、別のナースコール子機110からのナースコール用呼び出しが発生した場合、通話中のPHS端末120に対して、新たなナースコール着信呼が発生している旨を示す警告音を出力する。そして、該警告音の出力中に、新たなナースコール用呼び出しを行った別のナースコール子機110がナースコール呼び出しを中止した場合、着信不応答呼としての履歴情報をナースコール発着信DB150aに蓄積する動作を行う必要はなく、SMDR情報としてログ管理装置160に対して出力することもない。
一方、別のPHS端末120との間の内線通話中の状態にあるPHS端末120に対して、ナースコール子機110からのナースコール用呼び出しが発生した場合には、通話中のPHS端末120に対して、ナースコール着信呼が発生している旨を示す警告音を出力する。そして、該警告音の出力中に、ナースコール用呼び出しを行ったナースコール子機110がナースコール呼び出しを中止した場合、PHS端末120に対する「仮想トランク」を利用した呼び出し動作は行っていないので、「仮想トランクの着信不応答呼」ではなく、「通話トランク(BRIトランク)の着信不応答呼」としての履歴情報をナースコール発着信DB150aに蓄積する動作を行い、SMDR情報としてログ管理装置160に対して出力する。
また、ナースコール子機110との通話中以外のダイヤル中等の着信不可能な状態にあるPHS端末120に対して、ナースコール子機110からのナースコール用呼び出しが発生した場合にも、ナースコール用呼び出しを行ったナースコール子機110がナースコール呼び出しを中止した場合、「仮想トランクの着信不応答呼」ではなく、「通話トランク(BRIトランク)の着信不応答呼」としての履歴情報をナースコール発着信DB150aに蓄積する動作を行い、SMDR情報としてログ管理装置160に対して出力する。
(2)ナースコール発信呼に関する履歴情報
次に、ナースコール発信呼すなわちPHS端末120からナースコール子機110に対する呼び出し呼に関する履歴情報について説明する。一般に、PHS端末120からナースコール子機110に対して呼び出しを行う場合、PHS端末120から無線回線を介してPBX150に接続するためのナースコール用「仮想トランク」と、PBX150とナースコール主装置140とを接続するための「通話トランク(BRIトランク:Basic Rate Interface(基本速度インタフェース)トランク」とを使用して、呼び出し経路が設定される。
そして、或るPHS端末120から指定したナースコール子機110を呼び出した際に、呼び出されたナースコール子機110が応答した場合、PBX150は、「通話トランク(BRIトランク)」の発信応答呼の履歴情報をナースコール発着信DB150aに蓄積して、SMDR情報としてログ管理装置160に対して出力することができる。
すなわち、或るPHS端末120から、いずれかの指定したナースコール子機110を呼び出した際に、呼び出されたナースコール子機110が応答した場合、発信したPHS端末120に関するナースコール発信呼の履歴情報は、「発信応答呼」としてナースコール発着信DB150aに蓄積されて、SMDR情報としてログ管理装置160に対して出力される。「発信応答呼」の履歴情報の一例を次の表4に示す。
なお、PHS端末120からナースコール子機110を呼び出した以降において、呼び出されたナースコール子機110が使用中の状態や電源OFFの状態の場合であって、そのナースコール子機110から応答することができなくて、発信したPHS端末120が復旧した場合、あるいは、呼び出されたナースコール子機110が空き状態の場合であっても、呼び出されたナースコール子機110が応答する前に、発信したPHS端末120が復旧した場合には、発信途中放棄としてその履歴情報をナースコール発着信DB150aに蓄積する必要はなく、PHS端末120の発信途中放棄に関する履歴情報をSMDR情報としてログ管理装置160に対して出力することはない。
(3)内線通話呼に関する履歴情報
次に、内線通話呼すなわちPHS端末120同士の通話呼に関する履歴情報について説明する。各看護師が携行する看護師用端末であるPHS端末120間の内線通話呼例えばPHS端末120aとPHS端末120bとの間の内線通話呼については、図2に示したように、PBX150の仮想トランクを介して送受信情報が転送される無線回線の経路が利用される。或る看護師のPHS端末120aから指定した別の看護師のPHS端末120bを呼び出して、呼び出されたPHS端末120bが応答して通話状態に移行した場合に、PBX150は、一般のPHS端末における内線通話呼の場合と同様に、PHS端末120aと120bとの間の通話呼をナースコール用の内線通話呼の履歴情報としてナースコール発着信DB150aに蓄積して、SMDR情報としてログ管理装置160に対して出力する。
なお、或る看護師のPHS端末120aから別の看護師のPHS端末120bを呼び出した以降において、呼び出されたPHS端末120bが使用中の状態や電源OFFの状態の場合であって、PHS端末120bから応答することができなくて、発信したPHS端末120aが復旧した場合、あるいは、呼び出されたPHS端末120bが空き状態の場合であっても、呼び出されたPHS端末120bが応答する前に、発信したPHS端末120aが復旧した場合には、内線途中放棄としてその履歴情報をナースコール発着信DB150aに蓄積して、PHS端末120の内線途中放棄に関する履歴情報をSMDR情報としてログ管理装置160に対して出力する。
(ログ管理装置160における動作)
次に、PBX150から転送されてきたナースコール用の発着信呼に関する履歴情報を受け取ったログ管理装置160における動作についてその一例を説明する。ログ管理装置160においては、PBX150からSMDR情報として転送されてきたナースコール用の発着信呼(ナースコール着信呼、ナースコール発信呼、内線通話呼)に関する履歴情報を受け取ると、ナースコール用の発着信呼に関する履歴情報を解析して、解析した結果を画面表示やプリントアウトして、管理者に対して通知する動作を行う。本実施形態においては、ログ管理装置160における解析結果として、少なくとも、次の2つの情報を生成して出力する。
(A)呼び出し履歴情報
患者がナースコール子機110を使用して看護師が携行する看護師用端末120例えばPHS端末120を呼び出す呼(ナースコール着信呼)、看護師が看護師用端末120例えばPHS端末120を使用して患者のナースコール子機110を呼び出す呼(ナースコール発信呼)、および、看護師同士が看護師用端末120例えばPHS端末120を使用して連絡を取り合う内線通話呼、のそれぞれの履歴情報を解析して、看護師ごと、患者ごとに、時系列的に編集した呼び出し履歴情報を生成して、ログ管理装置160の表示部に一覧表示するか、または、ログ管理装置160の印刷部からプリントアウトする。該呼び出し履歴情報には、患者と看護師との間の呼び出し履歴情報や通話履歴情報のみならず、看護師同士の間の内線通話履歴を示す看護師間通話履歴情報も含まれている。
(B)呼び出し統計情報
呼び出し履歴情報を基にして、看護師ごと、患者ごとに、発着信呼の呼種別の単位時間当たりの発生頻度、ナースコール呼び出しに対する着信応答呼、着信不応答呼の単位時間当たりの発生頻度、ナースコール呼び出しに対するナースコール親機130による応答の単位時間当たりの発生頻度、平均/最大/最小通話時間、ナースコール呼び出しから応答までの平均/最大/最小時間等の各種の統計情報を生成して、ログ管理装置160の表示部に一覧表示するか、または、ログ管理装置160の印刷部からプリントアウトする。該呼び出し統計情報には、患者と看護師との間の呼び出し統計情報や通話統計情報のみならず、看護師同士の間の内線通話における看護師間呼び出し統計情報や看護師間通話統計情報も含まれている。
以上の実施形態の説明においては、各看護師が携行する看護師用端末として、PHS端末120を用いる場合について説明したが、本発明は、かかる場合のみに限るものではない。例えば、携帯電話機、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯型ノートPC(Personal Computer)であっても構わない。また、PBX150は、前述したように、IPプロトコルに準拠した通話制御を行うことが可能なコミュニケーションサーバを用いて構成しても良いが、通常の回線交換ベースのPBXとして構成しても勿論差し支えない。
(実施形態の効果の説明)
以上に詳細に説明したように、本実施形態においては、次のような効果が得られる。すなわち、ナースコールシステムを設置した病院等の医療機関の管理者が、ログ管理装置160から出力されてくる呼び出し履歴情報や呼び出し統計情報を参照することによって、少なくとも、
(1)各看護師が携行する看護師用端末例えばPHS端末120に着信する単位時間当たりの呼び出し頻度
(2)各患者が使用するナースコール子機110からの単位時間当たりの呼び出し発生頻度
(3)各患者からのナースコール呼び出しに対する看護師の応答状況
を把握することができるようになるので、看護師ごとの業務集中度を踏まえて、患者ごとの看護師の割り当て等を検討する際の有効な情報を取得することができ、病院等の医療機関におけるサービス性のより一層の向上を図ることができる。
つまり、本実施形態においては、ナースコール子機110から1ないし複数のPHS端末120を呼び出した時に、応答したPHS端末120に対する着信呼の情報は、「着信応答呼」として出力し、応答しなかったPHS端末120に対する着信呼の情報は、「着信不応答呼」として出力するとともに、逆に、PHS端末120からナースコール子機110を呼び出した時に、ナースコール子機110が応答した場合には、「発信応答呼」として出力して、ナースコールシステムの管理者に通知する仕組みを備えている。
したがって、各看護師が携行するPHS端末120の呼び出し状況や使用状況をより詳細に把握することができ、ナースコール子機110からのナースコール呼び出しに応答しなかった場合の状況の分析、対策等をより確実に実施することができる。また、PHS端末120から患者のナースコール子機110への呼び出し状況を把握することにより、患者が薬を飲むべき時間や検査時間等について、適切なタイミングで患者に対して呼び掛けることができているか否か等を確認することができる。
以上、本発明の好適な実施形態の構成を説明した。しかし、かかる実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることが、当業者には容易に理解できよう。
110 ナースコール子機
110a ナースコール子機
110b ナースコール子機
120 看護師用端末(PHS端末)
120a 看護師用端末(PHS端末)
120b 看護師用端末(PHS端末)
120c 看護師用端末(PHS端末)
130 ナースコール親機
140 ナースコール主装置
150 PBX(Private Branch Exchange)
150a ナースコール発着信DB
160 ログ管理装置

Claims (10)

  1. 入院中の患者のナースコール子機からのナースコールを受け付けて複数の看護師それぞれが携行する看護師用端末のうち1ないし複数の看護師用端末に対する呼び出しを行ったり、看護師の前記看護師用端末から指定した患者の前記ナースコール子機に対する呼び出しを行ったりするためのナースコール主装置とPBX(Private Branch Exchange)とを有するナースコールシステムにおいて、前記PBXは、前記ナースコール子機から前記看護師用端末に対する呼び出しに関する呼の履歴情報を前記看護師用端末へのナースコール着信呼の履歴情報として蓄積し、かつ、前記看護師用端末から前記ナースコール子機に対する呼び出しに関する呼の履歴情報を前記看護師用端末からのナースコール発信呼の履歴情報として蓄積するナースコール発着信データベースを備えていることを特徴とするナースコールシステム。
  2. 前記ナースコール発着信データベースに蓄積される前記ナースコール着信呼の履歴情報は、前記ナースコール子機から呼び出した1ないし複数の前記看護師用端末のうちいずれかの看護師用端末が応答した場合には、応答した前記看護師用端末に対する着信呼の履歴情報が、着信応答呼の履歴情報として蓄積され、応答しなかった残りの看護師用端末に対する着信呼の履歴情報それぞれが、それぞれの看護師用端末の呼び出し用に用いる仮想トランクの着信不応答呼の履歴情報として蓄積され、かつ、前記ナースコール子機からの呼び出しに対して前記ナースコール主装置に直接接続されているナースコール親機が応答して、呼び出した1ないし複数の前記看護師用端末の全てが応答しなかった場合には、前記ナースコール主装置と前記PBXとの間を接続する通話トランクを使用していない着信呼の履歴情報が、前記通話トランクの着信不応答呼の履歴情報として蓄積されるとともに、さらに、応答しなかった全ての前記看護師用端末に対する着信呼の履歴情報それぞれが、それぞれの前記仮想トランクの着信不応答呼の履歴情報として蓄積されることを特徴とする請求項1に記載のナースコールシステム。
  3. 前記ナースコール子機から呼び出そうとした前記看護師用端末が、別の前記ナースコール子機との間または別の前記看護師用端末との間の通話中の状態にあった場合には、通話中の前記看護師用端末に対して、ナースコール着信呼が発生している旨の警告音を出力し、かつ、呼び出そうとした前記看護師用端末が、別の前記看護師用端末との間の通話中の状態にあった場合または着信不可能な状態にあった場合には、前記通話トランクの着信不応答呼の履歴情報として前記ナースコール発着信データベースに蓄積されることを特徴とする請求項2に記載のナースコールシステム。
  4. 前記ナースコール発着信データベースに蓄積される前記ナースコール発信呼の履歴情報は、前記看護師用端末から呼び出した前記ナースコール子機が応答した場合に、発信した前記看護師用端末からの発信呼の履歴情報が、発信応答呼の履歴情報として前記ナースコール発着信データベースに蓄積されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のナースコールシステム。
  5. 前記PBXに、通話料金の集計管理や前記PBXの稼働状態を管理するログ管理装置をさらに備え、前記ログ管理装置は、前記ナースコール発着信データベースに蓄積された少なくとも前記ナースコール着信呼の履歴情報および前記ナースコール発信呼の履歴情報を基にして、看護師ごと、患者ごとに、時系列的に編集した呼び出し履歴情報を生成するとともに、看護師ごと、患者ごとに、発着信呼の呼種別の単位時間当たりの発生頻度を含む呼び出し統計情報を生成して、生成した前記呼び出し履歴情報および前記呼び出し統計情報を出力することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のナースコールシステム。
  6. 入院中の患者のナースコール子機からのナースコールを受け付けて複数の看護師それぞれが携行する看護師用端末のうち1ないし複数の看護師用端末に対する呼び出しを行ったり、看護師の前記看護師用端末から指定した患者の前記ナースコール子機に対する呼び出しを行ったりするためのナースコール主装置とPBX(Private Branch Exchange)とを有するナースコールシステムにおけるナースコール呼び出しに関する履歴情報を収集して管理するナースコール発着信履歴管理方法であって、前記PBXは、前記ナースコール子機から前記看護師用端末に対する呼び出しに関する呼の履歴情報を前記看護師用端末へのナースコール着信呼の履歴情報として蓄積し、かつ、前記看護師用端末から前記ナースコール子機に対する呼び出しに関する呼の履歴情報を前記看護師用端末からのナースコール発信呼の履歴情報として蓄積するナースコール発着信データベースを有していることを特徴とするナースコール発着信履歴管理方法。
  7. 前記ナースコール発着信データベースに蓄積される前記ナースコール着信呼の履歴情報は、前記ナースコール子機から呼び出した1ないし複数の前記看護師用端末のうちいずれかの看護師用端末が応答した場合には、応答した前記看護師用端末に対する着信呼の履歴情報が、着信応答呼の履歴情報として蓄積され、応答しなかった残りの看護師用端末に対する着信呼の履歴情報それぞれが、それぞれの看護師用端末の呼び出し用に用いる仮想トランクの着信不応答呼の履歴情報として蓄積され、かつ、前記ナースコール子機からの呼び出しに対して前記ナースコール主装置に直接接続されているナースコール親機が応答して、呼び出した1ないし複数の前記看護師用端末の全てが応答しなかった場合には、前記ナースコール主装置と前記PBXとの間を接続する通話トランクを使用していない着信呼の履歴情報が、前記通話トランクの着信不応答呼の履歴情報として蓄積されるとともに、さらに、応答しなかった全ての前記看護師用端末に対する着信呼の履歴情報それぞれが、それぞれの前記仮想トランクの着信不応答呼の履歴情報として蓄積されることを特徴とする請求項6に記載のナースコール発着信履歴管理方法。
  8. 前記ナースコール発着信データベースに蓄積される前記ナースコール発信呼の履歴情報は、前記看護師用端末から呼び出した前記ナースコール子機が応答した場合に、発信した前記看護師用端末からの発信呼の履歴情報が、発信応答呼の履歴情報として前記ナースコール発着信データベースに蓄積されることを特徴とする請求項6または7に記載のナースコール発着信履歴管理方法。
  9. 前記PBXに、通話料金の集計管理や前記PBXの稼働状態を管理するログ管理装置をさらに備え、前記ログ管理装置は、前記ナースコール発着信データベースに蓄積された少なくとも前記ナースコール着信呼の履歴情報および前記ナースコール発信呼の履歴情報を基にして、看護師ごと、患者ごとに、時系列的に編集した呼び出し履歴情報を生成するとともに、看護師ごと、患者ごとに、発着信呼の呼種別の単位時間当たりの発生頻度を含む呼び出し統計情報を生成して、生成した前記呼び出し履歴情報および前記呼び出し統計情報を出力することを特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記載のナースコール発着信履歴管理方法。
  10. 請求項6ないし9のいずれかに記載のナースコール発着信履歴管理方法を、コンピュータによって実行可能なプログラムとして実施していることを特徴とするナースコール発着信履歴管理プログラム。
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