JP2014215850A - パラメータ設定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画面を注視し続けることなくパラメータ値を特定の範囲の値に設定する。【解決手段】 操作子のノブを操作した際に、時点ta4においてパラメータ値が特定値DVとなった時は、ノブに持続時間Tの振動Sa1が付与される。また、時点ta5において、特定値DVだったパラメータ値が該特定値でなくなった時も、ノブに持続時間Tの振動Sa2が付与される。このようにユーザに触感的フィードバックが与えられることから、パラメータ値が表示されている画面を注視することなくパラメータ値が特定値DVになったことおよび特定値DVでなくなったことを感得することができる。【選択図】 図5

Description

この発明は、ユーザによる操作子の操作により、パラメータ値が特定値に対して特別な関係となった時、所定の時間だけ、ユーザに触感的フィードバックを与えるようにしたパラメータ設定装置に関する。
パラメータを設定する操作子として、従来からロータリーエンコーダを用いた回転操作子が知られている。このような回転操作子を操作する時は、表示部の画面に表示されたパラメータ値の変化を見ながら、ユーザが回転操作子のノブを回転させることにより、所定のパラメータ値になるよう設定している。
また、従来、ロータリーエンコーダの回転軸にアクチュエータを取り付けて、所定の回転状態に応じて回転軸に外力を付与し、回転操作子のノブを操作するユーザに所要の操作感触とされるクリック感を感得させることが知られている(特許文献1参照)。
さらに、操作子の一種であるマウスの本体に振動発生部または変形部、さらには発熱冷却部を設けて電子計算機側からの信号によりマウスを持つ手指に振動、変形または温熱の感触を与えるようにすることにより、表示装置の画面を注視しなくともマウスカーソルのおよその位置を感じ取ることができるようにして、使用者の特に目に掛かる負担を軽減することも知られている(特許文献2参照)。
特開2003−29914号公報 特許第3280665号公報
画面に表示されたパラメータ値を目で見ながら回転操作子等の操作子を操作する時には、画面を注視し続けなければならず、負担が大きくなる。これを解決するために、操作子で設定されたパラメータ値が特定の値に達したときに、操作子のノブを介してユーザにクリック感を付与する構成とすれば、画面を注視し続けることなくパラメータ値を特定の値に設定することができる。しかしながら、この構成ではクリック感をユーザに付与するために複雑なメカニカル構造が必要になる。さらに、上限あるいは下限の境界値を超えるパラメータの設定がされないように、境界値を超えようとする時に操作子の回転をブレーキなどにより抑制させる必要があり、抑制させるために大きな電力が必要になるという問題点があった。
また、操作子で設定されたパラメータ値が特定の値になったときに、操作子のノブを介して振動をユーザに付与する構成としても、画面を注視し続けることなくパラメータ値を特定の値に設定することができる。しかしながら、この手法ではもともと特定の値であったパラメータを、他の値に変更したときにはユーザに振動が付与されず、ユーザは、それを認識することができないという問題点があった。
さらに、操作子で設定されたパラメータ値が所定の範囲に入っている間、操作子のノブを介して継続的に振動をユーザに付与する構成も考えられる。この構成としても、画面を注視し続けることなくパラメータ値を特定の範囲の値に設定することができる。しかしながら、この手法では振動し続けるノブを指で触るのは、操作するユーザにとっては不快感を生じるおそれがあるという問題点があった。
そこで、本発明は、ユーザによる操作子の操作によるパラメータ値が、特定値に対して特別な関係となった時に、所定の時間だけ、ユーザに触感的フィードバックを与えるようにしたパラメータ設定装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のパラメータ設定装置は、ユーザにより操作され、その操作に応じてパラメータ値を設定する操作子と、ユーザにより前記操作子が操作されて、特定値だったパラメータ値が該特定値でなくなったことを検出した時に、所定の時間だけ、ユーザに触感的フィードバックを与えるフィードバック手段とを備えることを最も主要な特徴としている。
本発明では、ユーザにより操作子が操作されて、特定値だったパラメータ値が特定値でなくなったことを検出した時に、所定の時間だけ、操作子を操作しているユーザに振動等の触感的フィードバックが与えられることから、ユーザは、パラメータ値が表示されている画面を注視することなくパラメータ値が特定値でなくなったことを感得することができるようになる。
本発明の実施例のパラメータ設定装置を備えるオーディオ装置の構成、操作子の構成の一例を示すブロック図である。 本発明にかかるパラメータ設定装置における回転操作子の構成を示す正面図および側面図である。 本発明にかかるパラメータ設定装置における画面上のパラメータ表示の例を示す図である。 本発明にかかるパラメータ設定装置のパラメータ変更処理の概要を示すフローチャート、ノブの操作があったときに実行される「ノブの操作ありイベント処理」のフローチャートである。 本発明にかかるパラメータ設定装置におけるユーザ操作に応じたパラメータ値の変化、および、振動の発生タイミングを示す図である。
本発明の実施例のパラメータ設定装置を備えるオーディオ装置の構成を示すブロック図を図1(a)に、操作子13の構成の一例を示すブロック図を図1(b)に示す。
図1(a)に示すオーディオ装置1は、オーディオ装置1の全体の動作を制御すると共に、信号処理部16のパラメータを設定する操作子13の操作に応じたパラメータ変更処理や操作子操作ありイベント処理を実行するCPU(Central Processing Unit)10と、CPU10が実行する動作ソフトウェアが格納されている書き換え可能な不揮発性のフラッシュメモリ11と、CPU10のワークエリアや各種データ等が記憶されるRAM(Random Access Memory)12を備えている。RAM12のメモリ空間内には、オーディオ装置1の現在の動作を制御する各種パラメータを記憶するカレントメモリの領域が用意される。なお、フラッシュメモリ11に動作ソフトウェアを格納することにより、フラッシュメモリ11内の動作ソフトウェアを書き換えることで、動作ソフトウェアをバージョンアップすることができる。また、操作子13は、複数の操作子であって、回転操作子やスライダー等のパラメータ値を設定操作するノブを備える操作子、表示器14に表示されるカーソルを移動するマウス、ホイール、タッチパネル、トラックボール等とされる。表示器14は、パラメータを設定する設定画面や、調整時に変化していくパラメータ値を表示する画面が表示される液晶表示装置等からなるディスプレイである。
オーディオ装置1には、波形入力部15から音信号が入力され、入力された音信号は信号処理部16に入力される。信号処理部16はDSP(Digital Signal Processor)を用いて構成されており、カレントメモリに記憶された各種信号処理パラメータに基づいて、CPU10の制御の基で音信号の周波数特性、振幅特性等の制御や、定位、遅延時間の調整、残響等の音響効果の付与などの音響信号処理を行っている。信号処理部16で音響信号処理が行われた音信号は、波形出力部17に出力され、音信号がスピーカやヘッドフォンに供給されたり、レコーダなどに供給される。各部はCPUバスライン18に接続されている。
操作子13に含まれる操作子の一例として、ロータリーエンコーダおよびノブを備える回転操作子20が図1(b)に示されている。回転操作子20には、ユーザによるノブの回転操作に応じて2相パルスを発生するロータリーエンコーダ20a、および、その2相パルスに基づいて回転操作量を検出する検出部20cが内蔵されると共に、ノブに振動を与えるバイブレータ20bが設けられている。ここで、パラメータ値を調整しようとして、回転操作子20のノブをユーザが回転操作すると、ロータリーエンコーダ20aの回転方向および回転量からなる操作量が検出部20cで検出される。CPU10は、所定時間ごとに検出部20cで検出した操作量を取り込んでおり、今回取り込んだ操作量に基づいて操作の有無を判断する。その判断基準としては、例えば、今回取り込んだ操作量がゼロの場合は「ユーザ操作なし」と判断し、ゼロでない場合は「ユーザ操作あり」と判断すればよい。或いは、今回取り込んだ操作量が所定の閾値未満のとき「ユーザ操作なし」と判断し、該閾値以上のとき「ユーザ操作あり」と判断するようにしてもよい。或いは、直近に取り込んだ複数回分の操作量に基づいて、操作の有無や今回の操作量を決定するようにしてもよい。閾値を用いたり、複数回分の操作量を考慮することで、ノイズ等による誤検出を防止できる。ここで、「ユーザ操作あり」と判断した場合は、CPU10は後述する「ノブの操作ありイベント処理」を実行する。この「ノブの操作ありイベント処理」により、パラメータ値が特定値になった時には、バイブレータ20bが所定の時間だけ駆動される制御信号がCPU10から送出されて、駆動されたバイブレータ20bの振動は回転操作子20のノブを把持しているユーザに与えられる。また、特定値だったパラメータ値が該特定値でなくなった時にも、バイブレータ20bが所定の時間だけ駆動される制御信号がCPU10から送出される。これにより、パラメータ値が特定値になった時、および、特定値だったパラメータ値が該特定値から他の値に設定された時には、所定の時間だけ、振動による触感的フィードバックがノブを介して一時的にユーザに与えられるようになる。このノブに振動が与えられる「所定の時間」とは、ノブを操作しているユーザが、ノブが振動していることを十分感知できる短い時間とされる。
図2(a)(b)に回転操作子20の構成を示す。図2(a)は回転操作子20の構成を示す正面図であり、図2(b)は回転操作子20の構成を示す側面図である。
これらの図に示すように、回転操作子20は、円柱状のロータリーエンコーダ20aと、ロータリーエンコーダ20aの背面に設けられたバイブレータ20bと、ロータリーエンコーダ20aの前面のほぼ中央から突出している径の細い回転軸20dと、回転軸20dに装着されるノブ21とから構成されている。ノブ21の底部には円板状の鍔部21aが形成されており、鍔部21aから上部に向かって径が次第に小さくなるテーパ状の把持部21bが形成されている。把持部21bの周面には、滑り止め用の縦溝が複数形成されている。回転操作子20は、オーディオ装置1の図示しないパネル内に収納されるようパネルの裏面にロータリーエンコーダ20aの前面が当接されて取り付けられる。パネルのおもて面からは、回転軸20dが突出しており、この回転軸20dにノブ21が装着されている。
ユーザがノブ21の把持部21bを把持して回転操作子20のノブ21を回転操作すると、所定角度回転する毎に位相が異なるA相,B相のパルスが発生され、このパルス数の計数値が回転量となり、回転軸20dの回転方向に応じてA相がB相より進むあるいは遅れる。そして、回転量と回転方向からなる操作量が検出部20cから出力され、この操作量に応じてパラメータの値が設定されるようになる。また、バイブレータ20bが駆動されると、バイブレータ20bの振動がロータリーエンコーダ20aおよび回転軸20dを介してノブ21に伝えられるようになる。なお、回転操作子20はエンドレス操作子とされてノブ21を何回転でも回すことができ、右方向に回した場合は正の値となってパラメータ値を増加させることができ、左方向に回した場合は負の値となってパラメータ値を減少させることができる。また、図2(b)においてはバイブレータ20bがロータリーエンコーダ20aの背面に設けられているが、バイブレータ20bをロータリーエンコーダ20aの横に並べて配置したり、ノブ21内にバイブレータ20bを配置してもよい。
図2に示すような回転操作子20等の操作子13でパラメータ値を設定する際には、表示器14に現在のパラメータ値が画像や数値で表示される。この表示器14に表示される画面上のパラメータ表示の例を図3(a)〜(e)に示す。
図3(a)に示す表示画像では、表示器14に表示されたノブ31によりパラメータ値が表示される。ノブ31は図2(a)に示すノブ21と同様の構成とされているが、目盛りを指し示す指示片31cを備えている。ノブ31の下の画像はパネルとされて、このパネルに円形のノブ31を取り囲むように目盛り32が記されており、ノブ31の指示片31cが指す目盛り32の位置がパラメータ値となる。本図はパラメータがパン、LRバランス、ピッチシフト、各種オフセット等の場合の例であり、目盛り32のほぼ中央位置(基準位置)に塗りつぶした逆三角形で示される特定値マーク32aが記されている。例えば、図1(b)に示す回転操作子20のノブが回転操作されると、回転操作に応じてノブ31が右回転あるいは左回転した画像に表示変更され、指示片31cで示されるパラメータ値が回転操作子20のノブの回転操作に応じて推移していく様子が、表示器14に表示されるようになる。そして、ノブ31が回転されて指示片31cが特定値マーク32aの位置を指すようになると、CPU10の制御によりバイブレータ20bが所定の時間だけ駆動されて、ユーザが操作している回転操作子20のノブを介して振動がユーザに与えられ、ユーザはパラメータ値が特定値に設定されたことを感知することができる。
図3(b)に示す表示画像は、パラメータがオーディオ信号のレベルを調整するレベルパラメータの場合の例であり、特定値マーク32bの位置がさらに右方向に約90°回転された位置(ゼロデシベル位置)とされていることを除いて、図3(a)に示す例と同様とされているので、説明は省略するが、ノブ35の指示線35aが指す目盛り36の位置がパラメータ値となる。
図3(c)に示す表示画像では、表示器14に表示された直線上を上下にスライドするノブ35によりレベルパラメータの値が表示される。ノブ35には目盛りを指し示す横線とされた指示線35aが設けられている。ノブ35の下の画像はパネルとされて、このパネルに、ノブ35のスライド方向に沿ってデシベルスケールの目盛り36が記されており、ノブ35の指示線35aが指す目盛り36の位置がパラメータ値となる。図1(b)に示す回転操作子20のノブを回転操作すると、回転操作に応じてノブ35が上方向あるいは下方向にスライドした画像に表示変更され、指示線35aで示されるパラメータ値が回転操作子20のノブの回転操作に応じて推移していく様子が、表示器14に表示されるようになる。そして、ノブ35がスライドされて指示線35aが予め定めた特定値(例えばゼロデシベル)の位置に達すると、CPU10の制御によりバイブレータ20bが所定の時間だけ駆動されてユーザが操作している回転操作子20のノブを介して、振動がユーザに与えられて、ユーザはパラメータ値が特定値に設定されたことを感知することができる。なお、目盛り36に図3(a)(b)に示すような特定値マークを記すようにしてもよい。
図3(d)に示す表示画像では、表示器14に表示された表示窓に数値とされたパラメータ値が表示される。図3(d)に示す例では、3つの表示窓40a,40b,40cが表示されており、例えば、表示窓40aには、レベルパラメータの値が「−18dB」として表示され、表示窓40bには、オーディオ信号の遅延時間を制御するディレイパラメータの値が「150ms」として表示され、表示窓40cには、フィルタや発振器等の周波数パラメータの値が「830Hz」として表示されている。図1(b)に示す回転操作子20のノブを回転操作すると、この回転操作子20に割り当てられたパラメータの値がその操作量に応じて増減され、表示窓40a〜40cに表示されているパラメータ値が予め定めた特定値に達すると、CPU10の制御によりバイブレータ20bが所定の時間だけ駆動されてユーザが操作している回転操作子20のノブを介して、振動がユーザに与えられる。これにより、ユーザはパラメータ値が特定値に設定されたことを感知することができる。ここで、振動を発生すべき特定値は、割り当てられたパラメータがレベルパラメータの場合、例えば、ゼロデシベルのレベル値とし、ディレイパラメータの場合、例えば、10ms毎の1の位が0になるディレイ値とし、周波数パラメータの場合、例えば、対数スケールで等間隔になる複数の周波数値とすればよい。すなわち、特定値は、単独の値や複数の値とすることができる。
図3(e)に示す例では、複数の特定値マーク32c1,32c2,32c3,32c4,32c5が目盛りに替えてノブ31の周囲のパネル上に記されていることを除いて、図3(a)に示す例と同様とされているので、その説明は省略するが、ノブ35の指示片31cが指す位置がパラメータ値となる。
次に、オーディオ装置1において本発明のパラメータ設定装置にかかる処理として実行されるパラメータ変更処理の概要を示すフローチャートを図4(a)に示す。これは、ユーザが順に特定の操作を行った場合の、1の回転操作子20に着目した、「処理の概要」である。
まず、ユーザによる、複数のパラメータ設定画面のうちの1の選択操作に応じて、表示器14には、選択されたパラメータ設定画面であって、1ないし複数のパラメータの値を表示する画面が表示される(ステップS10)。そして、1の回転操作子20には、表示されている1ないし複数のパラメータの内の1つが割り当てられる(ステップS11)。また、この割り当てられたパラメータを特定するパラメータIDが、カレントメモリに静的変数pidとして記録される。そして、回転操作子20のノブ21が操作されると、その操作量に応じて、カレントメモリ中の回転操作子20に割り当てられたパラメータの値が変更される(ステップS13)。この場合、表示器14における各パラメータの表示態様は、図3(a)〜(e)のうちの、表示する各パラメータに応じたパラメータ表示とされる。
CPU10は、複数の操作子13のそれぞれの操作量を、所定時間毎に取り込んでおり、ユーザによる当該操作子13の操作があったか否かを、その操作量から判断している。そして、操作子13の操作があるとCPU10で判断された場合、CPU10は、その操作された操作子13に対する、「操作子操作ありイベント処理」を実行する。図4(b)に示す「ノブの操作ありイベント処理」は、この処理の一例であり、回転操作子20のノブ21が操作された時に実行される。
次に、その「ノブの操作ありイベント処理」を説明するが、この説明では図5(a)(b)(c)で示すグラフを参照しながら具体例を説明するものとする。図5(a)(b)(c)のグラフは、ユーザが回転操作子20のノブ21を操作した際の回転操作子20に割り当てられたパラメータのパラメータ値の変化、および、回転操作子20のバイブレータ20bの振動の発生タイミングを3つの態様で示す図である。これらの図において、DVはユーザに触感的フィードバックを与えるパラメータの値、すなわち特定値を表している。また、図5(a)(b)(c)のグラフで図示される丸印は、CPU10によるパラメータ値の設定タイミングと値とを示しており、また、破線では、仮にパラメータの設定が所定時間毎の離散的な処理ではなく連続した処理として行われた場合に、設定されるパラメータ値の変化を示している。
ノブ21を回転させた時の操作量は、図1(b)に示す検出部20cで検出されて、CPU10が周期的に取り込んでいる。ここで、回転操作子20のノブ21が回転されると、CPU10は、取り込んだ操作量に基づいて、回転操作子20のノブ21の操作があったと判断し、「ノブの操作ありイベント処理」を開始する。「ノブの操作ありイベント処理」が開始されると、CPU10は、ユーザによるノブ21の回転操作量を取り込み、その操作量を一時変数Xに代入する(ステップS20)。この操作量Xは、ノブ21を右方向に回すと正の値、左方向に回すと負の値となる。次いで、静的変数pidに基づいて、カレントメモリから、回転操作子20に割り当てられたパラメータの値PV(pid)が読み出され、ノブ21の操作前のパラメータ値として、一時変数PVoに代入される(ステップS21)。そして、パラメータ値PVoと、関数f(PVo, X)の値の和が、ステップS22にて演算されて、その値によってカレントメモリのパラメータ値PV(pid)が更新される。パラメータは一般的に上限および/または下限を有しており、パラメータは上限値や下限値とされる境界値までが変化範囲となる。しかし、回転操作子20は何回転でも回転操作できるエンドレス操作子とされていることから、操作量Xによっては操作後のパラメータ値が境界値を超えてしまう恐れがある。ここでは、関数f(PVo, X)を用いて操作後のパラメータ値が境界値を超えないように調整している。すなわち、操作前のパラメータ値PVoが境界値の時に、パラメータの値を境界値外に出そうとする方向にノブ21が操作された場合は、操作量Xに対する関数f(PVo, X)の値がゼロになり、結果として、操作後のパラメータ値PV(pid)は、境界値を超えないようになる。また、操作前のパラメータ値PVoが境界値に達していないものの、操作量Xに対する関数f(PVo, X)との和が境界値を超える時は、パラメータ値PVoと関数f(PVo,X)の値との和が境界値になるように操作量Xに対する関数f(PVo, X)の値が調整され、結果として、操作後のパラメータ値PV(pid)は、境界値を超えないようになる。なお、境界値の近傍以外では、関数f(PVo, X)は、操作量Xにリニアに比例する関数としてもよいし、操作量Xに応じて傾きの変わる関数としてもよい。後者では、微調と大きな数値変化とを両立させるため、操作量Xの絶対値(=回転量)が大きくなるほど傾きが急になるようにする、いわゆる加速型の関数が代表的とされる。
図5(a)のグラフを参照してステップS20ないしステップS22の処理を説明すると、時点ta2において検出部20cから操作量XがステップS20にて取り込まれた場合は、時点ta1のパラメータ値であるPVa1がステップS21にて操作前のパラメータ値PVoとなり、PVa1と関数f(PVo,X)の値との和がステップS22にて算出される。算出されたPV(pid)は、時点ta2における操作後のパラメータ値PVa2になる。時点ta1および時点ta3〜ta7で実行される処理は、上記した時点ta2で実行される処理と同様とされ、時点ta1の直前の時点をta0とし、時点ta0のパラメータ値をPVa0とすると、各時点ta1,ta3〜ta7で取り込まれたノブ21の各操作量Xに対する関数f(PVo, X)の値と、操作前のパラメータ値PVo(PVa0,PVa2〜PVa6)との和が演算されて、操作後のパラメータ値PV(pid)であるPVa1,PVa3〜PVa7となる。このようにして、各時点ta1〜ta7のパラメータ値はPVa1〜PVa7となる。この場合、図5(a)に示す例では、いずれの時点においても操作後のパラメータ値が境界値を超えることがないため、関数f(PVo,X)の値は、操作量が大きくなるほど大きくなり、小さくなるほど小さくなる値となる。なお、時点ta4と時点ta5との間の時間が空いているのは、所定時間ごとにノブ21の操作量は取り込まれているが、ta4の時点からta5の時点までは「操作なし」と判定され、「ノブの操作ありイベント処理」が実行されないためである。
図5(b)のグラフにおけるステップS20ないしステップS22の処理は、上記した図5(a)と同様であるのでその説明は省略するが、パラメータ値PV(pid)が各時点tb1〜tb6のノブ21の操作量Xに応じて調整され、操作後の各時点tb1〜tb6のパラメータ値はPVb1〜PVb6となる。また、図5(c)におけるステップS20ないしステップS22の処理も、上記した図5(a)と同様であるのでその説明は省略するが、パラメータ値PV(pid)が各時点tc1〜tc6のノブ21の操作量Xに応じて調整され、操作後の各時点tc1〜tc6のパラメータ値はPVc1〜PVc6となる。
ステップS22の処理が終了するとステップS23において、ステップS22で算出された操作後のパラメータ値PV(pid)に応じて、表示器14の対応するパラメータ表示がその値に更新され、さらに、信号処理部16において操作後のパラメータ値PV(pid)による信号処理制御が行われる。次いで、ステップS24にて特定値であるDVが範囲[PV(pid),PVo]に含まれるか否かが判断される。この場合、[ ,]の記号は、境界値を含む範囲を示している。そして、特定値であるDVが、ステップS22で算出された操作後のパラメータ値PV(pid)と操作前のパラメータ値PVoとの範囲に含まれている場合は、ステップS24にて「YES」と判定されてステップS26に分岐する。なお、ステップS24にて「YES」と判定されるのは、操作後のパラメータ値PV(pid)がDVに一致した場合、および、DVをまたがって操作前のパラメータ値PVoから操作後のパラメータ値PV(pid)に設定された場合、さらに、操作前のパラメータ値PVoがDVに一致している場合である。ステップS26では、バイブレータ20bを所定の時間だけ駆動する制御信号がCPU10から回転操作子20に与えられて、ノブ21に所定の時間だけ振動が付与される。なお、DVをまたがって操作前のパラメータ値PVoから操作後のパラメータ値PV(pid)に設定された場合には、振動をノブ21に付与することは必須ではなく、DVが操作後のパラメータ値PV(pid)または操作前のパラメータ値PVoに一致する場合に振動を付与するようにしたり、操作後のパラメータ値PV(pid)と操作前のパラメータ値PVoの少なくとも一方が、DVの近傍の場合に振動を付与するようにすればよい。
図5(a)のグラフを参照してステップS24およびステップS26の処理を説明すると、時点ta4においては操作後のパラメータ値であるPVa4がDVとなったことから、ステップS24では「YES」と判定される。これにより、ステップS26にてCPU10はバイブレータ20bを所定の時間Tだけ駆動する制御信号を送出し、ノブ21に持続時間Tの振動Sa1が付与される。これにより、操作後のパラメータ値が特定値であるDVに調整された時には、ノブ21に所定の時間Tの触感的フィードバックが与えられ、ノブ21を操作しているユーザは調整しているパラメータ値が特定値になったことを感得することができる。また、時点ta5においては操作前のパラメータ値PVoがDVになっていることから、ステップS24では「YES」と判定されステップS26にてノブ21に所定の時間Tの振動Sa2が付与される。これにより、操作後のパラメータ値が特定値であるDVから他の値に調整された時には、ノブ21に所定の時間Tの触感的フィードバックを与えられ、ノブ21を操作しているユーザは調整しているパラメータ値が特定値から他の値になったことを感得することができる。なお、ta4およびta5を除く時点においては、いずれの時点においてもステップS24では「NO」と判定され、ステップS26の処理は行われない。なお、ノブ21に振動が与えられる所定の時間Tは、ノブ21を操作しているユーザが、ノブ21が振動していることを十分感知できる短い時間とされ、例えば数十ミリ秒ないし数百ミリ秒とされる。
次に、図5(b)のグラフを参照してステップS24およびステップS26の処理を説明すると、時点tb4においては操作前のパラメータ値PVoがDVを超えているPVb3であり、操作後のパラメータ値PV(pid)はDVに満たないPVb4であり、DVをまたがって操作前のパラメータ値PVb3から操作後のパラメータ値PVb4に設定されている。これにより、ステップS24では「YES」と判定されステップS26にてノブ21に所定の時間Tの振動Sbが付与される。このように、操作後のパラメータ値が特定値であるDVをまたがって調整された時には、ノブ21に所定の時間Tの触感的フィードバックが与えられ、ノブ21を操作しているユーザは調整しているパラメータ値が特定値であるDVをまたがって調整されたことを感得することができる。なお、パラメータ値がDVをまたがって調整されたことを感得させるのは、操作量Xは所定時間ごとに取り込まれ時間的に連続した処理ではないことから、時間当たりの操作量が多いと、図5(b)に示すように、パラメータ値PVがDVを飛び越して変化する。この場合、従来技術ではノブ21に振動が付与されず、ユーザは特定値であるDVをまたがって調整されたことを知覚できないが、本発明にかかるパラメータ設定装置では、特定値であるDVをまたがって調整されたことを知覚することができる。また、tb4を除く時点においては、いずれの時点においてもステップS24では「NO」と判定され、ステップS26の処理は行われない。
図5(c)を参照するステップS24およびステップS26の処理の説明は、ステップS25の処理の説明において後述する。
ステップS24において「NO」と判定されるとステップS25に進む。ここで、ステップS22で算出された操作後のパラメータ値PV(pid)が、特定値DVの近傍であるDV±αの範囲に含まれている場合は、ステップS25にて「YES」と判定されてステップS26に分岐する。ステップS26では上記したようにバイブレータ20bを所定の時間だけ駆動する制御信号がCPU10から回転操作子20に与えられて、ノブ21に所定の時間だけ振動が付与される。ただし、ステップS25の処理は必須ではなく、図4(b)の「ノブの操作ありイベント処理」は、ステップS25を含まない処理としてもよい。例えば、検出される操作量の分解能が低い場合、ないし、丸め込んで操作量の分解能を下げた場合は、実質的にステップS24の処理に含まれるのでステップS25の処理を省略できる。あるいは、ステップS24において、2値PV(pid)、PVoをそれぞれ丸め込んで分解能を下げた2値PVx(pid)、PVxoを一時的に生成し、分解能の低い特定値 DVxとそれら2値PVx(pid)、PVxoとに基づいてステップS24の判断を行うようにすれば、同様にステップS25の処理を省略できる。ユーザが、パラメータ値と特定値DVの一致を、1つの値と感じられる範囲の振動で感得できるようにさえなっていれば、何れを採用してもよい。この丸め込みは、下位ビットの切り捨て、四捨五入等、任意の方法で行えばよい。
ステップS25の処理を説明するために図5(c)が例として示されていることから、図5(c)のグラフを参照してステップS25およびステップS26の処理を説明する。時点tc3においては操作後のパラメータ値であるPVc3がDV±αの範囲に含まれることから、ステップS25では「YES」と判定される。これにより、上記したようにステップS26にてCPU10はバイブレータ20bを所定の時間Tだけ駆動する制御信号を送出し、ノブ21に所定の時間Tの振動Sc1が付与される。また、時点tc4,tc5,tc6においても操作後のパラメータ値がDV±αの範囲に含まれることから、ステップS24では「YES」と判定されステップS26にてノブ21に所定の時間Tの振動Sc2,Sc3,Sc4がそれぞれの時点において付与される。これにより、操作後のパラメータ値がDV±αの範囲に含まれるように調整された時には、ノブ21に所定の時間Tの触感的フィードバックを与えられ、ノブ21を操作しているユーザは調整しているパラメータ値がDV±αの範囲に含まれるようになったことを感得することができる。なお、tc1およびtc2の時点においてはステップS24およびステップS25でそれぞれ「NO」と判定され、ステップS26の処理は行われない。
ここでは、操作後のパラメータ値がDV±αの範囲に含まれるとき、ノブ21に振動が加えられるようになっていたが、それと共に、あるいは、それに代えて、操作前のパラメータ値がDV±αの範囲に含まれるとき、ノブ21に振動が加えられるようにしてもよい。
なお、CPU10が、取り込んだノブ21の操作量に基づいて、「操作あり」を続けて判定し、かつ、その連続する操作ありの判定で連続して実行される「ノブの操作ありイベント処理」(図4(b))のステップS24またはステップS25で「YES」と判定された場合は、ステップS26の処理によるノブ21に付与される前後の振動はほぼ重なって1つになる。
「ノブの操作ありイベント処理」は、ステップS25の処理を行う場合はステップS25の処理で「NO」と判定されたときに、また、ステップS25の処理を行なわない場合はステップS24の処理で「NO」と判定されたときに、あるいは、ステップS24またはステップS25で「YES」と判定された場合はステップS26の処理が終了したときに終了する。
この処理では、ノブ21に振動が与えられる特定値DVに、ある程度の幅(α)を持たせている。そして、この幅(α)は、ユーザが1値と認識する程度の、あまり広くない、適切な幅(ノブ21の回転角度で数度〜二十度程度)に調整される。ノブ21の直径に応じて、直径が大きければ幅(α)を小さくするのがよく、直径が小さければ、幅(α)を大きくするのがよい。このように、特定値DVは、必ずしも単一の値である必要はなく、幅(α)を持つ範囲内の連続値であってもよい。
また、図5(a)〜(c)に示す振動の所定の時間Tは、例えば数十ミリ秒ないし数百ミリ秒とされるが、振動は次の振動と時間が一部重なって発生されるようにしてもよい。
以上説明したように、本発明の実施例のパラメータ装置を備えるオーディオ装置1は、ユーザにより操作され、その操作に応じてパラメータ値を設定する操作子と、ユーザにより操作子が操作されて、特定値だったパラメータ値が該特定値でなくなったことを検出した時に、所定の時間だけ、ユーザに触感的フィードバックを与えるフィードバック手段とを備えており、本発明にかかるパラメータ設定装置は、「操作子」が上記実施例におけるノブ21、ロータリーエンコーダ20a、検出部20c、CPU10、フラッシュメモリ11、RAM12が協働することにより実現され、「フィードバック手段」が上記実施例におけるCPU10、フラッシュメモリ11、RAM12、バイブレータ20b、ノブ21が協働することにより実現されている。
以上説明した本発明にかかるパラメータ装置は、操作子と関連するハードウェアおよびソフトウェアが協働することにより実現するものとしたが、ソフトウェアにより実現した処理の一部またはすべてをLSI(Large Scale Integration)やロジック回路等に置き換えてもよい。
以上説明した本発明にかかるパラメータ設定装置においては、操作子は回転操作子に限ることはなく、他のエンドレス操作子としてもよい。この場合、操作子は操作位置の相対値(変化量)が検出される相対値型操作子とされていたが、操作位置の絶対値が検出される絶対値型操作子としてもよい。例えば、フェーダ操作子、レバー操作子、ジョイスティック、回転型可変抵抗器、リボンコントローラやタッチパネル等を操作子に適用することができる。
なお、ロータリーエンコーダ20aは、2相インクリメンタルタイプだったが、3相パルスを発生する3相インクリメンタルタイプを用いてもよい。或いは、絶対位置を出力するアブソリュート型のエンコーダを使用してもよい。
以上説明した本発明の実施例のパラメータ設定装置を備えるオーディオ装置には、音響信号処理を制御する各種のレベルパラメータが存在するが、回転操作子20に割り当てるレベルパラメータは、そのうちの何れのレベルパラメータであってもよい。
本発明にかかるパラメータ設定装置は、オーディオ装置に適用されていたが、本発明にかかるパラメータ設定装置は、操作子でパラメータ値を設定する、様々な用途の電子機器および電気機器に適用可能である。例えば、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、携帯電話等に適用しても良い。あるいは、本発明にかかるパラメータ設定装置を単独の装置やソフトウェアとしてもよい。
また、操作子で設定するパラメータは、オーディオ信号制御用のパラメータに限ることはなく、映像制御、文書処理、通信制御、モータ制御、照明制御等の、様々な用途のパラメータとすることができる。
さらに、パラメータ値が特定値になった時と、パラメータ値が特定値から他の値になった時とで、バイブレータの振動は同じとされていたが、両者の振動を異ならせることにより、触感的フィードバックを受けた時に両者のいずれであるかをユーザが区別できるようにしてもよい。この場合、両者の持続時間を異ならせたり、一方において持続時間内においてオン・オフを繰り返す振動としたり、両者のオン・オフの回数を異ならせたりすることにより、両者の振動を区別することができる。
さらにまた、触感的フィードバックを付与する特定値を1のパラメータについて2以上設定し、各々の特定値に対してフィードバック手段による触感的フィードバックを付与するようにしてもよい。
1 オーディオ装置、10 CPU、11 フラッシュメモリ、12 RAM、13 操作子、14 表示器、15 波形入力部、16 信号処理部、17 波形出力部、18 CPUバスライン、20 回転操作子、20a ロータリーエンコーダ、20b バイブレータ、20c 検出部、20d 回転軸、21 ノブ、21a 鍔部、21b 把持部、31 ノブ、31c 指示片、32 目盛り、32a 特定値マーク、32b 特定値マーク、32c 特定値マーク、35 ノブ、35a 指示線、36 目盛り、40a 表示窓、40b 表示窓、40c 表示窓

Claims (4)

  1. ユーザにより操作され、その操作に応じてパラメータ値を設定する操作子と、
    ユーザにより前記操作子が操作されて、特定値だったパラメータ値が該特定値でなくなったことを検出した時に、所定の時間だけ、ユーザに触感的フィードバックを与えるフィードバック手段と、
    を備えることを特徴とするパラメータ設定装置。
  2. さらに、前記フィードバック手段は、
    ユーザにより前記操作子が操作されて、前記特定値でなかった前記パラメータ値が前記特定値になったことを検出した時に、所定の時間だけ、ユーザに触感的フィードバックを与えることを特徴とする請求項1記載のパラメータ設定装置。
  3. さらに、前記フィードバック手段は、
    ユーザにより前記操作子が操作されて、パラメータ値が前記特定値をまたいで変化したことを検出した時に、所定の時間だけ、ユーザに触感的フィードバックを与えることを特徴とする請求項1または2記載のパラメータ設定装置。
  4. 前記特定値は、単独値、または、所定範囲の連続した複数の値であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のパラメータ設定装置。
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