JP2014215489A - 容器封緘用可撓体およびそれを使用した封緘構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器の蓋を容易に封緘し、かつ、その封緘を容易に解除することができるとともに、封緘が不当に解除された場合に、その事実を容易に知ることができるようにする。【解決手段】可撓体は、シート状またはフィルム状の基材を具備する。基材は、蓋の上に第1方向に沿って掛け渡される掛け渡し部と、掛け渡し部を蓋の上に掛け渡した状態で保持するように容器に接着または熱溶着される一対の接着部とを有するとともに、第1方向と交わる第2方向に沿って並ぶように配設された、複数の切れ目を含む破断容易部を有する。破断容易部は、基材の接着部またはその隣接部に形成されている。複数の切れ目の各々は、第2方向に垂直に、かつ基材の主面に平行な視線で見たときに、他の切れ目と重なる重なり部を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、蓋をした容器を簡易に封緘するための容器封緘用可撓体およびそれを使用した封緘構造体に関する。
コンビニエンスストアや、スーパーマーケットでは、調理済みの総菜や、ファーストフード、弁当等の食品が樹脂製の容器に入れられ、販売されている。それらの容器は、食品等を中に入れ、蓋をし、さらに、その全体をフィルム等で包んだ状態で店頭に並べられることが多い。これにより、内容物が乾燥したり、容器の中に異物が侵入したりするのを防いでいる。また、蓋をした容器の全体をフィルム等で包むことで、中の食品に人為的に害物を混入させるような犯罪的行為を防いでいる。
ところが、樹脂製の容器であっても、その材質、形状、開口部の構造、および、開口部を塞ぐ蓋の構造を改良することで、ある程度高い堅牢性および密封性を具備することが可能である。そのような、高い堅牢性および密封性を有する、高包装性の容器については、その全体を、さらにフィルム等で包むような包装方法は、過剰包装となり得る。
したがって、上記のような高包装性の容器については、例えば樹脂フィルムからなる帯材を単に容器の蓋の上から掛け渡し、その両端部を容器の本体に接着して、蓋を固定することが主流である(特許文献1および2参照)。このような方式でも、食品等を入れた容器を店頭に陳列して販売するための十分な包装性が得られる。
また、蓋を固定する帯材には、例えばみしん目(特許文献3参照)を形成することが提案されている。これにより、商品の購入者が帯材を破断して、容器の蓋を容易に開けることが可能となる。
特開2011−8089号公報 特開2008−207846号公報 特開2002−46763号公報
ところが、上記のような帯材の両端部を接着剤等により容器本体に接着して、蓋を容器に固定する構成では、商品の安全性を十分に確保できない場合がある。例えば、帯材を容器に接着している接着剤を剥がして蓋を開け、異物を容器内部の食品に混入させた後、再び、帯材を接着剤により容器に接着することも可能である。このような商品を陳列台に戻すような犯罪的行為を防止することは重要である。
そこで、本発明は、容器の蓋を容易に封緘し、かつ、その封緘を容易に解除することができるとともに、封緘が不当に解除された場合に、その事実を容易に知ることができる容器封緘用可撓体および封緘構造体を提供することを目的としている。これにより、商品の安全性を高めることができる。
本発明の一局面は、蓋により開口部が塞がれた容器を封緘する容器封緘用可撓体であって、
前記可撓体は、蓋の上に第1方向に沿って掛け渡される掛け渡し部と、前記掛け渡し部を前記蓋の上に掛け渡した状態で保持するように前記容器に接着または熱溶着される一対の接着部とを有する、シート状またはフィルム状の基材を具備し、
前記基材が、前記第1方向と交わる第2方向に沿って並ぶように配設された、複数の切れ目を含む破断容易部を有しており、
前記破断容易部が、前記基材の前記接着部またはその隣接部に形成されており、
前記複数の切れ目の各々が、前記第2方向に垂直に、かつ前記基材の主面に平行な視線で見たときに、他の前記切れ目と重なる重なり部を有する、容器封緘用可撓体に関する。
本発明の他の局面は、開口部を有する容器と、
前記開口部を塞ぐ蓋と、
上記容器封緘用可撓体と、を具備した封緘構造体に関する。
本発明の可撓体によれば、容器の蓋を容易に封緘することができ、かつ、その封緘を容易に解除することができる。また、封緘が不当に解除された場合に、その事実を容易に知ることができる。これにより、商品の購入者が、封緘が不当に解除された商品を購入することがなくなるので、商品の安全性が高められる。
本発明の一実施形態に係る容器封緘用可撓体の概略構成を示す平面図である。 図1の容器封緘用可撓体により封緘された容器を示す斜視図である。 容器封緘用可撓体に形成するのに望ましい破断容易部の例を列挙した概念図である。 容器封緘用可撓体に形成し得る別の破断容易部の例を列挙した概念図である。 上記実施形態の容器封緘用可撓体の変形例を示す平面図である。 上記実施形態の容器封緘用可撓体の他の変形例を示す平面図である。 上記実施形態の容器封緘用可撓体のさらに他の変形例を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る封緘構造体を示す断面図である。 図8の封緘構造体に使用される容器の要部を拡大して示す断面図である。
本発明は、蓋により開口部が塞がれた容器を封緘する容器封緘用可撓体に関する。可撓体は、蓋の上に第1方向に沿って掛け渡される掛け渡し部と、掛け渡し部を蓋の上に掛け渡した状態で保持するように容器に接着または熱溶着される一対の接着部とを有する、シート状またはフィルム状の基材を具備する。ここで、基材は、封緘の解除が容易なように、上記第1方向と交わる第2方向に沿って並ぶように配設された、複数の切れ目を含む破断容易部を有している。
破断容易部は、基材の接着部またはその隣接部に形成されている。さらに、切れ目は、第2方向に垂直に、かつ基材の主面に平行な視線で見たときに、他の切れ目と重なって見える重なり部を有している。
上記構成を有する容器封緘用可撓体は、掛け渡し部を容器の蓋の上から掛け渡した状態で、一対の接着部を容器に、例えば接着剤により接着、または熱溶着することで、容器を容易に封緘することができる。そして、可撓体の基材が、複数の切れ目を有する、みしん目のような破断容易部を有することで、封緘を解除すべき正当な解除権者(例えば、商品の購入者)は、容易に封緘を解除して、容器の内容物を容易に使用することができる。商品が食品であれば、それを容易に食べることができる。
一方で、破断容易部は、掛け渡し部が蓋の上に掛け渡される方向である第1方向と交わる、代表的には第1方向と垂直な方向である第2方向に沿って延びるように、基材の接着部またはその隣接部に形成されている。これにより、破断容易部を破断することなく、接着部を容器本体から剥がすことは、非常に困難、または不可能となる。その結果、可撓体による封緘が不当に解除された場合には、たとえ帯材を再び接着剤等で容器に接着しても、その痕跡が残る。したがって、蓋が不当に開けられた事実を、商品の管理者、店員、または商品の購入者が、容易に知ることができる。その結果、製造された後に人為的に安全性が損なわれた商品が、その事実が知られずに、販売されて使用されるのを防止することができる。よって、商品の安全性を高めることができる。
ここで、破断容易部を構成する複数の切れ目は、それぞれ、湾曲部を有するのが好ましい。可撓体の材質、厚み、幅等にもよるが、破断容易部が、直線だけからなる複数の切れ目を有するだけでは、接着部を剥がすために指等で力を加える方向をうまく調節すると、破断容易部を破断させずに、接着部を容器本体から剥がすことができる場合がある。
湾曲部を有するように各々の切れ目を形成することで、様々な方向の力に対応して破断容易部を破断させることが容易となる。その結果、接着部を容器から剥がすような力が可撓体に加わったときに、より確実に破断容易部を破断させることができる。湾曲部を有する切れ目は、一方向だけではなく、様々な方向から加わる力に対応して、切れ目間の破断の連鎖を生じやすいからである。ここで、湾曲部とは、肉眼で見たときに、鋭角的な「折れ目」と見えるように形成されているもの(例えば、図4(a)、(b)参照)ではなく、カーブを描くように形成されているもの(例えば、図3(a)〜(c)参照)をいう。
また、切れ目が湾曲部を有することで、切れ目間の距離をあまり小さくしなくとも、接着部を容器本体から剥がすような力が可撓体に加わると、破断容易部をより確実に破断させることができる。これにより、可撓体が蓋を固定するのに十分な強度を有することと、封緘が不当に解除されたときには必ず痕跡を残すこととを両立させることができる。
ここで、隣接部に形成した破断容易部と接着部との距離LA(図5参照、方向Xに沿った距離である)は接着部を剥がそうとしたときに破断容易部が必ず破断する範囲内の距離に設定される。そのような距離LAは、可撓体の材質、幅、厚み、破断容易部の破断しやすさ(切れ目の形状、間隔)等の要因で変化する。したがって、距離LAは、実験等の結果に基づいて、接着部を剥がそうとしたときに破断容易部が必ず破断する距離に設定することが好ましい。
また、破断容易部を形成する位置について言えば、破断容易部は、接着部自体に形成する方が、その隣接部に形成するよりも、蓋を固定する十分な強度を可撓体に容易に与え得る点では好ましい。破断容易部を隣接部に形成する場合、破断容易部を、接着部よりも可撓体の中央側(掛け渡し部のある側)の隣接部に形成することで、接着部を剥がそうとしたときに破断容易部を確実に破断させることができる。しかしながら、接着部よりも可撓体の中央側にある隣接部に破断容易部を形成すると、蓋を固定している可撓体(掛け渡し部)に、ある程度の大きさの外力が加わるだけで、接着部が容器から剥がれることなく無用に破断容易部だけが破断してしまうことがある。
これに対して、破断容易部が接着部の範囲内にあれば、可撓体に、ある程度の大きさの外力が加わっただけで、無用に破断容易部だけが破断することを防止することができる。破断容易部を接着部に形成すると、接着部が容器から剥がれる程の大きな外力が可撓体(掛け渡し部)に加わったときにだけ、破断容易部が破断するからである。これにより、無用に破断容易部が破断してしまうのを避けることができる。
なお、接着部よりも可撓体の端側に存在する隣接部に破断容易部を形成する(図5の破断容易部16B参照)ことによっても、後で説明するように、封緘の不当な解除の痕跡を残すことができる。
湾曲部を有する切れ目の形状の具体例としては、丸括弧状(図3(a)参照)、亀甲括弧状(図3(b)参照)、角括弧状(端部が中間部と略垂直な括弧)または波括弧状等が挙げられる。そのような複数の切れ目を、第2方向(方向Y)で隣り合う切れ目が、端部の内側同士を対向させ、かつ2つの端部の間の中間部を第2方向に沿わせるように配置する。これにより、接着部を剥がすような操作が可撓体に対して行われたときに、より確実に破断容易部を破断させることができる。
あるいは、湾曲部を有する切れ目の他の具体例としては、第2方向と交わる第3方向(第3方向は第1方向と同じ方向であり得る)に沿って延びる第1部分、および第1部分の両端から、それぞれ湾曲部を介して、第2方向に沿って互いに反対方向に延びる一対の第2部分を有しているような切れ目を挙げることができる。このとき、切れ目の第2部分の少なくとも一部分を、他の切れ目の第2部分と重なり合わせればよい。
可撓体の本体である基材の材質としては、紙、ラミネート紙、または、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリスチレン(PS)、およびナイロン等の熱可塑性樹脂が好ましい。上記のような素材を使用することで、可撓体に、蓋を容器に固定する十分な強度と、不当な操作が行われたときに破断する破断容易性とを与えることができる。基材の厚みは、1〜100μmであることが好ましい。また、基材に熱可塑性樹脂を使用することで、一対の接着部を容器に熱溶着して、容器を容易に封緘することができる。
さらに、可撓体の基材は、接着部に連設された、容器の本体に接着されない、自由端部を有しているのが好ましい。そのような自由端部を基材に設けることで、商品の購入者等は、その部分を指先で摘まむなどして、接着部を容器から容易に剥がすことができる。このとき、破断容易部が接着部にあれば、自由端部を摘まんでめくることで、接着部が断裂し、その断裂した部分が、自由端部とともに、容器の表面から取り除かれる。その結果、容器に接着されたままで残る接着部の面積が小さくなるので、購入者等は、残りの部分を容器から容易に剥がして、蓋の封緘を解除することができる。
一方、破断容易部が隣接部にあり、その隣接部が自由端部側にあれば、自由端部を摘まんで接着部を剥がそうとすると、破断容易部が容易に破断する。これにより、封緘を不当に解除しようとした痕跡を残すこともできる。また、破断容易部が、掛け渡し部側の隣接部だけにあれば、自由端部を摘まんで接着部を剥がすことで、同時に破断容易部が破断し、封緘を容易に解除することもできる。
可撓体の基材の形状は、帯形状、つまり細長い長方形に限られず、菱形または楕円形等、容器の蓋の上に掛け渡すことができ、かつ一対の接着部を容器本体に接着、または熱溶着することで蓋を固定し得る形状であれば、どのような形状であってもよい。
また、本発明の一形態の封緘構造体は、開口部を有する容器と、開口部を塞ぐ蓋と、上記の容器封緘用可撓体と、を具備している。これにより、容器を容易に封緘し、その封緘を容易に解除し、かつ封緘が不当に解除されたときに、その事実を容易に知ることができる。これにより、商品の安全性を高めることができる。
ここで、開口部が、上端部と、上端部の内側端から立ち下がるように設けられたシール部と、シール部と連設された段部とを有しており、蓋が、上記開口部の段部と当接する下端部と、下端部の外側端から立ち上がるように設けられ、上記開口部のシール部と当接する立ち上がり部と、立ち上がり部と連設され、上記開口部の上端部と当接する外縁部と、を有しているのが好ましい。
容器が上記のような開口部を有し、蓋が上記のような構造を有することで、蓋の横滑りが防止されるとともに、封緘を解除することなく、容器の内部にアクセスすることが非常に困難、または不可能となる。これにより、商品の安全性をより確実に保証することができる。
以下、本発明の容器封緘用可撓体を、図面を参照して説明する。図1に、本発明の一実施形態に係る容器封緘用可撓体の概略構成を平面図により示す。図2に、その可撓体により容器を封緘した封緘構造体を斜視図により示す。
図示例の容器封緘用可撓体(以下、帯材という)10は、可撓性を有する、例えば樹脂フィルム、または紙からなる帯状(細長い長方形)の基材12を具備している。基材12は、基材12の長辺に沿う方向X(第1方向)の両端部、またはその近傍に接着部14を有している。なお、「帯材」という用語は、本発明の可撓体の機能に関連する用語であり、本発明の可撓体の形状を限定するものではない。後で説明するように、本発明の可撓体は、帯形状、つまり細長い長方形に限られず、例えば、菱形や、楕円形等の様々な形状であり得る。
接着部14には、それぞれ、基材12の短辺に沿う方向Y(第2方向)に沿って延びる、複数の切れ目を含む破断容易部16が形成されている。破断容易部16は、基材12の幅と同じ長さを有する。つまり、破断容易部16は、基材12を完全に横断している。接着部14は、例えば接着剤(または、糊)により容器22に接着したり、容器22に熱溶着したりすること(以下、これらの場合を含めて単に接着と表現する)ができる。
基材12の一端側の接着部14と、他端側の接着部14との間には、容器22の開口部を塞いだ蓋24の上から掛け渡される掛け渡し部18が形成されている。基材12の接着部14よりも外側には、自由端部20がそれぞれ設けられている。自由端部20の幅LBは、特に限定されないが、例えば6〜8mmであるのが好ましい。自由端部20をそのような幅に設定することで、自由端部20を摘まんで接着部14を剥がすことが容易となる。
図2に示すように、掛け渡し部18が、容器22の蓋24の上に掛け渡され、接着部14が、容器22の例えば側部にそれぞれ接着されることで、容器22が封緘される。これにより、容器22と、蓋24と、帯材10とを具備した封緘構造体50が形成される。なお、掛け渡し部18を図示例よりも長くすることで、接着部14を容器22の底部に接着することもできる。自由端部20は容器に接着されておらず、容器の表面からわずかに浮き上がった状態となっている。
基材12の長さは、例えば総菜やファーストフード等の食品を入れて販売する容器を封緘するのに適当な長さであればよい。基材12の幅(方向Yの長さ)は、蓋24を容器22に固定するのに十分な強度を基材12に与えることができる幅であればよい。帯材10が商品の外装材の一部であることから、デザイン性を考慮して、その幅は、強度的に必要とされる幅よりも大きくすることもできる。接着部14は、基材12を完全に横断するように設けるのがよい。これにより、接着部14を容器から剥がそうとしたときに破断容易部16を確実に破断させることが容易となる。
商品の購入者は、例えば自由端部20を指で摘まんで接着部14を容器22から引き剥がすように操作することで、破断容易部16を破断させる。これにより、破断容易部16よりも外側の接着部14を容器22から引き剥がして、取り除くことができる。その後、例えば掛け渡し部18に指を掛けて残りの接着部14を引き剥がすように操作することで、容易に、帯材10による容器22の封緘を解除することができる。上述のような簡易な操作で、商品の購入者等の正当な封緘の解除権者は、容易に封緘を解除して商品を使用することができる。
一方、接着部14を、痕跡を残さずに剥がそうとしても、接着部14、またはその隣接部に破断容易部16があれば、そのような操作で破断容易部16が容易に破断する。したがって、封緘が不当に解除されたことが知られることなく、商品が販売され、使用されるのを確実に防止することができる。
なお、図示例では、破断容易部16は、接着部14の中央に設けられている。しかしながら、破断容易部16は、方向Xで接着部14の中央よりも内側(掛け渡し部18側)に設けることもできる。これにより、自由端部20を摘まんで接着部14を剥がしたときに、破断容易部16を境に断裂して、自由端部20とともに取り除かれる接着部14の面積を大きくすることができる。よって、容器22に貼り付いたままで残る接着部14の残りの部分の面積を小さくすることができる。その結果、帯材10による封緘の解除がより容易となる。
図3に、望ましい破断容易部の具体例を列挙する。図3(a)の破断容易部は、各々が丸括弧状である、複数の切れ目28Aを有している。複数の切れ目28Aは、開口の方向が互い違いになるように、方向Yに沿って並んでいる。各々の切れ目28Aは湾曲部27Aを有しており、全体的に曲がっている。各々の切れ目28Aの端部は、隣り合う他の切れ目28Aの端部と内側同士が対向している。つまり、複数の切れ目28Aの各々は、方向Y(第2方向)に垂直に、かつ基材12の主面に平行な視線で見たときに、他の切れ目28Aと重なる重なり部29Aを有している。
図3(b)の破断容易部は、各々が亀甲括弧状である、複数の切れ目28Bを有している。複数の切れ目28Bは、開口の方向が互い違いになるように、方向Yに沿って並んでいる。各々の切れ目28Bは、両端部の近傍にそれぞれ湾曲部27Bを有している。各々の切れ目28Bの端部は、隣り合う他の切れ目28Bの端部と内側同士が対向している。つまり、複数の切れ目28Bの各々は、方向Y(第2方向)に垂直に、かつ基材12の主面に平行な視線で見たときに、他の切れ目28Bと重なる重なり部29Bを有している。
図3(c)の破断容易部は、3つの直線的部分を含む、複数の切れ目28Cを有している。複数の切れ目28Cは、方向Yに沿って並んでいる。各々の切れ目28Cは、方向Yと交わる方向(第3方向、ここでは、方向Xと同じ方向)に沿って延びる第1部分30と、第1部分30の両端部から、それぞれ湾曲部27Cを介して、方向Yに沿って反対方向に延びる、一対の第2部分32とを有している。各々の切れ目28Cの第2部分32は、一部分が、隣り合う他の切れ目28Cの第2部分32と、方向Xに沿って見たときに重なっている。つまり、複数の切れ目28Cの各々は、方向Y(第2方向)に垂直に、かつ基材12の主面に平行な視線で見たときに、他の切れ目28Cと重なる重なり部29Cを有している。
図3(d)の破断容易部は、斜線状である複数の切れ目28Dを有している。複数の切れ目28Dは、方向Yに沿って並んでいる。各々の切れ目28Dは一部分が、隣り合う他の切れ目28Dと、方向Xに沿って見たときに重なっている。つまり、複数の切れ目28Dの各々は、方向Y(第2方向)に垂直に、かつ基材12の主面に平行な視線で見たときに、他の切れ目28Dと重なる重なり部29Dを有している。しかしながら、切れ目28Dは、湾曲部は有していない。
図4に、帯材の基材に形成することができる破断容易部の他の例を示す。図4(a)〜(c)の破断容易部の切れ目28E〜28Gは、折れ曲がり部、または交わり部を有している。しかしながら、各々の切れ目28E〜28Gは、方向Xに沿って見たときに、隣り合う他の切れ目と重なっていない。これらの破断容易部であっても、基材12の材質、厚み、および幅と、切れ目のサイズおよび間隔とを適宜に設定することで、破断容易部を破断させずに接着部を容器から剥がし得なくすることもできる。しかしながら、そのような調整は難易度が高い。一方、図3(特に、(a)〜(c))に列挙した破断容易部の切れ目の形状は、破断容易部を破断させずに接着部を容器から剥がすことは極めて困難である。
図5に、本実施形態の容器封緘用可撓体の変形例を示す。図示例の帯材10Aが帯材10と異なっている点は、接着部14の両側の隣接部にそれぞれ破断容易部16が形成されていることである。その他の帯材10Aの構成は、帯材10と同様である。このように、破断容易部16を接着部14の隣接部に設けても、破断容易部16を破断させずに接着部14を剥がすことはできないようにすることが可能である。なお、破断容易部16は、どちらか一方の隣接部だけに設けることもできる。つまり、破断容易部16Aおよび16Bの一方だけを設けることもできる。このとき、接着部14と破断容易部16との距離LAは、上述した通り、10mm以内であることが好ましい。
図6に、本実施形態の容器封緘用可撓体の他の変形例を示す。図示例の帯材10Bが帯材10と異なっている点は、基材12Aが長方形ではなく菱形に形成されていることである。その他の帯材10Bの構成は、帯材10と同様である。このような形状の帯材であっても、上記と同様の効果を奏することができる。図7に、さらに他の変形例を示す。図示例の帯材10Cが帯材10と異なっている点は、基材12Bが長方形ではなく楕円形に形成されていることである。その他の帯材10Cの構成は、帯材10と同様である。このような形状の帯材であっても、上記と同様の効果を奏することができる。
以上のように、様々な形状の基材を帯材に使用することで、外装材としての帯材のデザイン性を向上させることが容易となる。なお、帯材10Bおよび10Cにおいても、帯材10Aと同様に、接着部14の隣接部に破断容易部16を形成することができる。
次に、本発明の封緘構造体のより好ましい、他の形態を説明する。図8に、本発明のより好ましい、他の形態に係る封緘構造体の要部を断面図により示す。図9に、その封緘構造体に使用される容器の開口部の近傍を拡大して示す。
図示例の封緘構造体50Aは、開口部を有する容器31と、その開口部を塞ぐ蓋33と、蓋33により開口部が塞がれた容器31を封緘する、図1に示した帯材10と同じ構造の帯材10Dを具備している。帯材10Dは、樹脂フィルムから形成されている。帯材10Dの掛け渡し部18は、容器31の開口部を塞いだ蓋33の上から掛け渡されている。帯材10Dの接着部14は、例えば熱溶着により容器31の底部に接着されている。二点鎖線52は、破断容易部16の位置を示している。蓋33は、容器31の内部の商品が見えるように、透明な樹脂から形成することができる。
図9に、容器31の開口部の近傍を拡大して示す。帯材10Dは、図示を省略している。容器31の開口部は、上端部34と、シール部36と、段部38とを有している。シール部36は、上端部34の内側端から立ち下がるように設けられている。段部38は、シール部36の下端部と連設されている。
一方、蓋33は、段部38と当接する下端部40と、下端部40の外側端から立ち上がるように設けられ、シール部36と当接する立ち上がり部42と、立ち上がり部42の上端部と連設され、容器31の上端部34と当接する外縁部44とを有している。つまり、蓋33は、下端部40が容器31の開口部の中に嵌まり込んで、その開口部を塞いでいる。これにより、蓋33が横滑りするのを確実に防止することができる。また、蓋33による容器31の密閉性を高くして、蓋と開口部との隙間から、帯材10Dによる封緘を解除させないままに、つまり破断容易部16を破断させることなく、容器の内容物にアクセスするのを非常に困難にすることができる。したがって、商品の安全性をより確実に高めることができる。
また、蓋33の高さを高くすることで、蓋33の堅牢性を増大させることができる。よって、蓋と開口部との隙間を通して、外部から容器の中にアクセスするのをさらに困難にすることができる。
本発明によれば、例えば商品を入れて店頭に並べられた容器が不当に開けられた事実を容易に知ることができる。これにより、製造後に人為的に安全性が損なわれた商品が、販売され、使用されるのを防止できる。よって、本発明は、食品等の、安全性を確保すべき必要性が高い商品を、容器に入れた状態で流通に置く場合に、その安全性を高める上で非常に有用である。
10,10A〜10D…帯材、12、12A〜12B…基材、14…接着部、16…破断容易部、18…掛け渡し部、20…自由端部、22,31…容器、24,33…蓋、28A〜28E…切れ目、30…第1部分、31…容器、32…第2部分、34…上端部、36…シール部、38…段部、40…下端部、42…立ち上がり部、44…外縁部

Claims (5)

  1. 蓋により開口部が塞がれた容器を封緘する容器封緘用可撓体であって、
    前記可撓体は、蓋の上に第1方向に沿って掛け渡される掛け渡し部と、前記掛け渡し部を前記蓋の上に掛け渡した状態で保持するように前記容器に接着または熱溶着される一対の接着部とを有する、シート状またはフィルム状の基材を具備し、
    前記基材が、前記第1方向と交わる第2方向に沿って並ぶように配設された、複数の切れ目を含む破断容易部を有しており、
    前記破断容易部が、前記基材の前記接着部またはその隣接部に形成されており、
    前記複数の切れ目の各々が、前記第2方向に垂直に、かつ前記基材の主面に平行な視線で見たときに、他の前記切れ目と重なる重なり部を有する、容器封緘用可撓体。
  2. 前記複数の切れ目の各々が、湾曲部を有する、請求項1記載の容器封緘用可撓体。
  3. 前記複数の切れ目の各々が、丸括弧状、亀甲括弧状、角括弧状または波括弧状であり、
    前記第2方向で隣り合う前記切れ目が、端部の内側同士を対向させ、かつ2つの前記端部の間の中間部を前記第2方向に沿わせるように形成されている、請求項2記載の容器封緘用可撓体。
  4. 前記複数の切れ目の各々が、前記第2方向と交わる第3方向に沿って延びる第1部分、および前記第1部分の両端から、それぞれ前記湾曲部を介して、前記第2方向に沿って互いに反対方向に延びる一対の第2部分を有しており、前記重なり部が前記第2部分にある、請求項2記載の容器封緘用可撓体。
  5. 開口部を有する容器と、
    前記開口部を塞ぐ蓋と、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の容器封緘用可撓体と、を具備した封緘構造体。
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