JP2014214926A - ボイラ水張り方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】既存の設備に対して新たな設備を追加することなく、ボイラ給水系統設備の水張りを確実かつ効率的に行え、作業者の負担を低減することが可能なボイラ水張り方法を提供する。【解決手段】ボイラ給水系統設備を構成する複数の機器に対し、上流側の機器から順次水張りを行うにあたり、水張り対象となる複数の機器のうち、ボイラ本体内にある一部の機器について、該機器に応じて設定された給水流量で給水した場合に該機器が全ブロー状態から満水になるまでに要する時間を予め登録しておき、該機器に対して給水が開始された場合に、前記設定された給水流量で前記登録された時間だけ給水を自動で行う。【選択図】図2

Description

本発明は、貫流式ボイラの起動時におけるボイラの水張り方法に関し、特に、既存の設備に対して新たな設備を追加することなく、ボイラ給水系統設備の水張りを確実かつ効率的に行うことが可能なボイラ水張り方法に関する。
停止状態にあるボイラを起動する際には、ボイラ内に循環水を満たすための水張りを行う必要がある。この水張りは、全ブロー状態から水張りを行うことを前提としており、全ブロー状態から満水までに要するであろう時間が経過した後に空気抜き弁を開いてボイラ水が排出されるかどうかを確認することで、ボイラ水の満水の有無を確認するようにしている。このため、作業者の負担が大きく、また、ボイラ起動時にタイムロスが発生していた。
特に、貫流式ボイラにおいては、水質を管理する必要があり、所定の水質を確保できない場合には、給水したボイラ水を排出するブロー操作を行い、再び全ブロー状態からボイラ水を給水するようにしており、この操作を所定の水質が得られるまで繰り返すようにしている。
そこで、従来においては、ボイラ起動時間の短縮を図るために、ボイラの入口の給水圧力および給水流量が規定値となった時点から所定時間経過したことを条件として、ボイラに設けられた空気抜き弁を開き、該空気抜き弁の出口側に設けられた満水検知手段を作動させて満水検知を行うにしたボイラ起動時の満水検知方法が提案されている。
特開2005−358393号公報
しかしながら、上述の構成においては、満水検知手段が必要となり、満水検知手段の設置スペースを確保する必要や、ケーブルを敷設する必要があり、現行の装置に追設することが困難になる場合もある。
特に、ボイラ給水系統設備を構成する複数の機器に対し、上流側の機器から順次水張りを行う場合において、各機器毎に満水検知手段を設置するようにしていたのでは、設置コストがかかり、設備の改修やメンテナンスに時間がかかる不都合もある。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、既存の設備に対して新たな設備を追加することなく、ボイラ給水系統設備の水張りを確実かつ効率的に行え、作業者の負担を低減することが可能なボイラ水張り方法を提供することを主たる課題としている。
上記課題を達成するために、本発明に係るボイラ水張り方法は、ボイラ給水系統設備を構成する複数の機器に対し、上流側の機器から順次水張りを行うボイラ水張り方法であって、水張り対象となる複数の機器のうち、ボイラ本体内にある一部の機器について、該機器に応じて設定された給水流量で給水した場合に該機器が全ブロー状態から満水になるまでに要する時間を予め登録しておき、該機器に対して給水が開始された場合に、前記設定された給水流量で前記登録された時間だけ給水を自動で行う給水工程を具備することを特徴としている。
したがって、ボイラの給水をボイラ給水系統設備の上流側の機器から順次行う場合において、ボイラ本体内にある一部の機器については、その機器に応じて設定された給水流量でその機器を満水にするために要する時間だけ給水が自動で行なわれるので、作業者は給水開始の操作のみを行えば、満水検知器のような設備を必要とせずに、満水状態を確実に得ることが可能となる。
ここで、ボイラ給水系統設備として、給水ポンプから下流側に高圧給水加熱器、節炭器、火炉パスの一部を構成する下部パスが順次配設される場合において、節炭器と下部パスについて、それぞれの機器に応じて設定された給水流量で予め登録された時間だけ給水を行うことで、満水にするようにしてもよい。
なお、それぞれの給水工程の後に、給水した水質を検査する水質検査工程を備えるようにするとよい。そして、この水質検査工程で所定の水質が得られていないと判定された場合には、給水した水を排出するブロー工程を行い、前記水質検査工程で所定の水質が得られるまで、前記ブロー工程と前記給水工程とを繰り返すようにするとよい。
以上述べたように、本発明によれば、ボイラ起動時において、ボイラ給水系統設備を構成する機器を上流側の機器から順次水張りを行う場合に、水張り対象となる複数の機器のうち、ボイラ本体内にある一部の機器について、該機器に対して給水が開始された場合に、該機器に応じて設定された給水流量で満水になるまでに要する予め登録された時間だけ給水を自動で行うようにしたので、作業者は給水開始の操作のみを行えば、水張りを行う機器を確実に満水状態とすることが可能となり、満水検知器のような設備を必要とせず、また、現地に行って確認する作業も不要となる。
このため、作業者の負担を低減しつつ、ボイラ起動時のボイラの水張りを効率的に行うことが可能となる。
図1は、貫流式ボイラの一例を示す概略構成図である。 図2は、本発明にかかるボイラの水張りの処理例を示すフローチャートである。 図3は、図2で示すフローチャートの処理に基づく時間(t)と給水流量(t/h)との関係を表す線図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
図1において、貫流型ボイラの給水・蒸気系統の一例が示され、ボイラ給水は、給水ポンプ1により高圧給水加熱器2を介して節炭器3へ圧送され、ここで加熱された後に、燃料が燃焼されるボイラ本体1の火炉の炉壁に形成される火炉パス4へ供給されて加熱される。ここで加熱されたボイラ給水は、図示しないノーズ部を経て汽水分離器5に導かれ、ここで水と蒸気に分離され、分離された水は、更に蒸気を分離する汽水分離タンク6へ導かれ、この汽水分離タンク6で分離された水を節炭器3に再循環させるようにしている。また、分離された蒸気は、過熱器7で過熱され、高圧タービン10へ導かれて、該高圧タービン10の動力として用いられる。
高圧タービン10を駆動した後の蒸気は、再熱器11へ導かれて再熱された後に中・低圧タービン12へ導入されて該中・低圧タービン12の動力として用いられ、中・低圧タービン12を駆動した後の蒸気は、復水器13へ導かれてボイラ給水に戻される。そして、このボイラ給水は、復水脱塩装置14、低圧給水加熱器15、及び脱気器16を経由し、給水ポンプ1により再び高圧給水加熱器2を介して節炭器3へ圧送されるようになっている。
前記火炉パス4は、炉壁に設けられたヘリカル管で構成される下部パス21と、ボイラ中央に設けられた中間管寄せ22と、この中間管寄せ22に接続される鉛直に延設された複数の上部パス23とを有して構成され、下部パス21で温められら後に中間管寄せ(集合管)22に集められ、ここで給水を均一にした後に複数の上部パス23へ供給され、高温・高圧の蒸気を生成するようにしている。
なお、節炭器3から過熱器7までの機器がボイラ本体内に設置される機器であり、ボイラの水張りとは、節炭器3から上部パス23までを満水にする操作を指している。
前記給水ポンプ1は、ボイラ給水ポンプ(BFP)31と、その上流側に配設されたブースターポンプ(BFP−BP)32とを備えているもので、ブースターポンプ(BFP−BP)32の上流側に設けられた開閉弁33、ボイラ給水ポンプ(BFP)の下流側に設けられた開閉弁34、及び、ブースターポンプ(BFP−BP)32の下流側に設けられ、ボイラ給水ポンプ(BFP)31をバイパスする通路に設けられたバイパス弁35とによりボイラ起動時(ボイラ水張り時)および定常運転時の給水を制御するようにしている。
ボイラ給水ポンプ(BFP)31は、定常運転時において、発電に必要な蒸気を発生させるためにボイラへ給水するためのポンプであり、ブースターポンプ(BFP−BP)32は、その上流側に配設された脱気器16では、ボイラ給水ポンプ(BFP)31の必要NPSH(有効吸込水頭圧)が確保できないことから、必要な圧力まで昇圧するポンプである。ボイラ起動時においては、ボイラ給水ポンプ(BFP)31を稼動させず、ブースターポンプ(BFP−BP)32のみを稼動させてバイパス弁35を介して水張りを行い、定常運転時には、ボイラ給水ポンプ(BFP)31とブースターポンプ(BFP−BP)32とを稼動させ、開閉弁34を介して給水を行うようにしている。
なお、36は、節炭器用のクリーンアップ弁、37は、下部パス用のクリーンアップ弁である。
上述したボイラ給水ポンプ(BFP)31、ブースターポンプ(BFP−BP)32、開閉弁33,34、バイパス弁35、及び各クリーンアップ弁36,37は、コントロールユニット40により制御されもので、このコントロールユニット40により、ボイラ給水ポンプ(BFP)31とブースターポンプ(BFP−BP)32の可動・停止制御や給水流量が制御されるようになっており、また、開閉弁33,34、バイパス弁35、クリーンアップ弁36,37の開閉動作が制御されるようになっている。
なお、41は節炭器3への給水開始指令をコントロールユニット40に出力する節炭器用給水操作ボタン、42は節炭器3のブロー操作指令をコントロールユニット40に出力する節炭器用ブロー操作ボタン、43は下部パス21への給水開始指令をコントロールユニット40に出力する下部パス用給水操作ボタン、44は下部パス21のブロー操作指令をコントロールユニット40に出力する下部パス用ブロー操作ボタン、45は上部パスへの給水開始指令をコントロールユニット40に出力する上部パス用給水操作ボタンである。
また、コントロールユニット40には、節炭器3を完全ブロー状態から所定の給水流量(毎時200t)で給水した場合に満水となるのに要する時間と、節炭器3の出口から下部パス21まで(節炭器3と下部パス21との間の配管を含む)を完全ブロー状態から所定の給水流量(毎時50t)で給水した場合に満水となるのに要する時間が予め登録されている。
図2において、ボイラの水張りを行う操作例がフローチャートとして示されており、以下、このフローチャートに基づき、ボイラ起動時におけるボイラ本体内の水張りの操作例を説明する。
ここで示される水張り工程は、ボイラ本体内を完全にブローした状態からボイラ本体内に配置された上流側の機器から順次水張りを行うもので、高圧給水加熱器2が節炭器3の水張り前の工程でクリーンアップ(CU)され、高圧給水加熱器2が満水状態になっている状態から開始される。
高圧給水加熱器2のクリーンアップを終えて高圧給水加熱器2が満水状態になっている状態から、節炭器用給水操作ボタン41を押下して節炭器3の水張り指令が出されると、コントロールユニット40は、ステップ50において、ボイラ給水ポンプ(BFP)31の下流側の開閉弁34を閉、ブースターポンプ(BFP−BP)32の上流側の開閉弁33を開、及びバイパス弁35を開とし(ステップ50)、また、ボイラ給水ポンプ(BFP)31の停止状態を維持したまま、ブースターポンプ(BFP−BP)32のみを稼動させ、節炭器3に対して、毎時200t(200t/h)の給水流量で該節炭器3を完全ブロー状態から満水にするために要する予め登録された所定時間(t1)だけブースターポンプ(BFP−BP)による給水を行い、その所定時間経過後に給水を自動停止させるステップ52)。
その後、節炭器3に溜められた水を採取し、所定の水質が確保されているか否かを人的にチェックする(ステップ54)。所定の水質が得られていないと判定された場合には、節炭器3に給水した水を排出するブロー操作を実施するために、節炭器用ブロー操作ボタン42を操作して節炭器用のクリーンアップ弁36を節炭器3が完全ブロー状態となるまで開ける(ステップ56)。そして、節炭器3を完全にブローした後に再び節炭器用給水操作ボタン41を押下してステップ52の水張りを再度実施する。この節炭器3の水張りは、所定の水質が得られるまで、繰り返し行われる。
これに対して、ステップ54において所定の水質が得られていると判定された場合には、次に、下部パス21の水張りを行うために、下部パス用給水操作ボタン43を押下して下部パス21の水張り指令が出されると、コントロールユニット40は、ステップ58において、ボイラ給水ポンプ(BFP)31の停止状態を維持したまま、ブースターポンプ(BFP−BP)32のみを稼動させ、下部パス21に対し、該下部パス21に応じた給水流量(たとえば、50t/h)でこの下部パスを完全ブロー状態から満水にするために予め登録された所定時間(t2)だけブースターポンプ(BFP−BP)による給水を行い、所定時間経過後に給水を自動停止させる。
その後、下部パス21に溜められた水を採取し、所定の水質が確保されているか否かを人的にチェックする(ステップ60)。所定の水質が得られていないと判定された場合には、下部パス21に給水した水を排出するブロー操作を実施するために、下部パス用ブロー操作ボタン44を操作して下部パス用のクリーンアップ弁37を下部パス21が完全ブロー状態となるまで開ける(ステップ56)。そして、下部パス21を完全にブローした後に再び下部パス用給水操作ボタン43を押下してステップ58の水張りを再度実施する。この下部パス21の水張りは、所定の水質が得られるまで、繰り返し行われる。
これに対して、ステップ60において所定の水質が得られていると判定された場合には、最後に、中間管寄せ22及び上部パス23までの水張りを行うために、上部パス23が満水になるまで給水する。この上部パスを満水にする制御は、節炭器3や下部パス21の水張りと同様、ブースターポンプ(BFP−BP)32とバイパス弁35を使用して行なわれ、ここでは流量規定による水張りではなく、バイパス弁35を規定開度(およそ300t/h程度の開度)にして水張りを行い、汽水分離タンク6が規定レベルに到達したことを条件として満水の有無を判定する。
したがって、以上の水張り工程を継時的に示すと、図3に示されるようになり、ボイラ本体の節炭器3、下部パス21の水張りにおいては、それぞれの機器に応じた給水流量で、満水になるまでに予め設定された所定時間(t1、t2)だけ給水が行われ、所定時間が経過した後に給水が自動的に停止するので、満水検知器のような設備が不要となり、また、作業者は、節炭器3や下部パス21が満水になっているかどうかを現地に行って確認する必要もなくなる。
このため、作業者の負担を低減しつつ、ボイラ起動時のボイラの水張りを効率的に行うことが可能となり、水張り工程の時間を短縮することが可能となる。
3 節炭器
4 火炉パス
21 下部パス
23 上部パス
40 コントロールユニット
上記課題を達成するために、本発明に係るボイラ水張り方法は、ボイラ給水系統設備を構成する複数の機器に対し、上流側の機器から順次水張りを行うボイラ水張り方法であって、水張り対象となる複数の機器のうち、ボイラ本体内にある一部の機器について、機器毎に、給水流量を設定すると共にこの給水流量で給水した場合に該機器が全ブロー状態から満水になるまでに要する時間を登録しておき、前記ボイラ本体内にある一部の機器について、設定された給水流量で前記登録された時間だけ給水を行う給水工程を行い、所定の水質が得られていない場合に、所定の水質が得られるまで、給水した水を排出するブロー工程と前記給水工程とを繰り返す操作を上流側の機器から順次行うことを特徴としている。
このような構成においては、上流側の節炭器が所定の水質が得られた状態で(クリーンアップされた状態で)水張りがなされた後に、火炉パスの一部を構成する下部パスが所定の水質が得られた状態で(クリーンアップされた状態で)水張りがなされることになり、上流側の機器から順次クリーンアップされつつ水張りがなされる。

Claims (4)

  1. ボイラ給水系統設備を構成する複数の機器に対し、上流側の機器から順次水張りを行うボイラ水張り方法であって、
    水張り対象となる複数の機器のうち、ボイラ本体内にある一部の機器について、該機器に応じて設定された給水流量で給水した場合に該機器が全ブロー状態から満水になるまでに要する時間を予め登録しておき、
    該機器に対して給水が開始された場合に、前記設定された給水流量で前記登録された時間だけ給水を自動で行う給水工程を具備することを特徴とするボイラの水張り方法。
  2. 前記ボイラ給水系統設備は、給水ポンプから下流側に高圧給水加熱器、節炭器、火炉パスの一部を構成する下部パスを有し、前記ボイラ本体内にある一部の機器は、前記節炭器と前記下部パスであることを特徴とする請求項1記載のボイラ水張り方法。
  3. 前記給水工程の後に、給水した水質を検査する水質検査工程を備えることを特徴とする請求項1又は2記載のボイラ水張り方法。
  4. 前記水質検査工程で所定の水質が得られていないと判定された場合には、給水した水を排出するブロー工程を備え、
    前記水質検査工程で所定の水質が得られるまで、前記ブロー工程と前記給水工程とを繰り返すことを特徴とする請求項3記載のボイラ水張り方法。
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