JP2008175482A - ボイラ水張時におけるクリーンアップ方法 - Google Patents

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Kunio Ohara
邦男 大原
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Abstract

【課題】従来、発電所定期点検時に長期に渡りユニットを停止し、ボイラチューブ等を修理した後に水圧テストによる検査方法があるが、この水圧テスト準備の水張りにより長時間停止・開放されて発生する懸濁物が蒸発管エルボ部に蓄積され、ボイラ運転中に該当部位の管内流に乱れが生じ、蒸発管が過熱損傷する恐れがある。
【解決手段】ボイラ水張時にボイラ火炉に入る前の給水加熱器を有するプレボイラ系統の給水管路から、ボイラ火炉内のボイラ系統の蒸発管路に至るまでクリーンアップを行い、蒸発管エルボ部10に蓄積した懸濁物を除去することからなるボイラ水張時におけるクリーンアップ方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、ボイラ水張時におけるクリーンアップ方法に関する。
従来、発電所定期点検のような長期に渡りユニットを停止し、ボイラチューブ等を修理した後の検査として水圧テストによる確認方法があり、この水圧テスト準備の水張り要領としては、プレボイラ系の復水器、脱気器への水張・ブロー時の水質管理しか実施していない。
この従来方法では、長時間停止・開放されていたことにより発生する懸濁物を除去するには不十分であり、その懸濁物がボイラ水張により蒸発管エルボ部に蓄積され、ボイラ運転中に該当部位の管内流に乱れが生じ、蒸発管が過熱損傷する恐れがある。
そこで、本発明は、請求項1に記載のように、ボイラ水張時にボイラ火炉に入る前の給水加熱器を有するプレボイラ系統の給水管路から、ボイラ火炉内のボイラ系統の蒸発管路に至るまでクリーンアップを行うことからなるボイラ水張時におけるクリーンアップ方法を提供するものである。
また、本発明は、請求項2に記載のように、請求項1に記載のボイラ水張時におけるクリーンアップ方法において、ボイラ系統の蒸発管路に蒸発管エルボ部が含まれていることからなるボイラ水張時におけるクリーンアップ方法を提供するものである。
また、本発明は、請求項3に記載のように、請求項1又は2に記載のボイラ水張時におけるクリーンアップ方法において、蒸発管エルボ部に蓄積した懸濁物を除去することからなるボイラ水張時におけるクリーンアップ方法を提供するものである。
本発明に係るボイラ水張時におけるクリーンアップ方法によれば、ボイラ水張時にボイラ火炉に入る前の給水加熱器を有するプレボイラ系統の給水管路から、ボイラ火炉内のボイラ系統の蒸発管路に至るまでクリーンアップを行う構成を有することにより、長時間停止・開放されていたことにより発生する懸濁物を除去することができ、懸濁物がボイラ水張によりボイラ火炉内のボイラ系統の蒸発管路に蓄積されることがなくなり、ボイラ運転中に管内流に乱れが生じ、蒸発管が過熱損傷する恐れがなくなる効果がある。
また、本発明は、請求項2に記載のように、請求項1に記載のボイラ水張時におけるクリーンアップ方法において、ボイラ系統の蒸発管路に蒸発管エルボ部が含まれていることからなる構成を有することにより、ボイラ水張時に懸濁物が蒸発管エルボ部に蓄積されることがなくなる効果がある。
また、本発明は、請求項3に記載のように、請求項1又は2に記載のボイラ水張時におけるクリーンアップ方法において、蒸発管エルボ部に蓄積した懸濁物を除去することからなる構成を有することにより、ボイラ水張時に蒸発管エルボ部に蓄積された懸濁物が除去され、ボイラ運転中に蒸発管エルボ部の管内流に乱れが生じ、蒸発管が過熱損傷する恐れがなくなる効果がある。
以下図示する実施例のより本発明を詳細に説明する。
図2に記載の火力発電における配管の概略系統図において、復水ポンプ及び給水ポンプPによって、復水系統の低圧タービンの復水器1、低圧給水加熱器2から脱気器3を介して給水系統の高圧給水加熱器4からボイラー5に供給された給水は、高温高圧蒸気にされて蒸気系統から高圧、中圧、低圧タービン6に供給され、発電機Gを回転して発電するように構成してある。
本発明に係るボイラ水張時におけるクリーンアップ方法によれば、ボイラ水張時にボイラ火炉に入る前の給水加熱器を有するプレボイラ系統の給水管路Aから、ボイラ火炉内のボイラ系統の蒸発管路Bに至るまでクリーンアップを行う構成を有することにより、長時間停止・開放されていたことにより発生する懸濁物を除去することができ、懸濁物がボイラ水張によりボイラ火炉内のボイラ系統の蒸発管路に蓄積されることがなくなり、ボイラ運転中に管内流に乱れが生じ、蒸発管が過熱損傷する恐れがなくなるように構成してある。
図1の実施例において、7は前記プレボイラ系統の給水管路Aに連通する火炉下部パスヘリカル管で、ボイラ中央の横長の太い火炉中間管寄8に集め、給水を均一にして、複数の火炉上部パス管9へ蒸発管エルボ部10を介し、各過熱器に送り高温高圧蒸気にして前記蒸気系統の蒸発管路Bから高圧、中圧、低圧タービン6に供給されるように構成してある。
本発明は、ボイラ水張時におけるクリーンアップ方法において、ボイラ水張時に蒸発管エルボ部10に蓄積した懸濁物を除去することからなる構成を有することにより、ボイラ水張時に蒸発管エルボ部10に蓄積された懸濁物が除去され、ボイラ運転中に蒸発管エルボ部10の管内流に乱れが生じ、蒸発管が過熱損傷する恐れがなくなる効果がある。
本発明方法の一実施例における蒸発管エルボ部を示す概略説明図。 本発明方法の一実施例におけるボイラ系統を示す概略説明図。
符号の説明
1 復水器
2 低圧給水加熱器
3 脱気器
4 高圧給水加熱器
5 ボイラ
6 タービン
7 火炉下部パスヘリカル管
8 火炉中間管寄
9 火炉上部パス管
10 蒸発管エルボ部

Claims (3)

  1. ボイラ水張時にボイラ火炉に入る前の給水加熱器を有するプレボイラ系統の給水管路から、ボイラ火炉内のボイラ系統の蒸発管路に至るまでクリーンアップを行うことからなるボイラ水張時におけるクリーンアップ方法。
  2. 請求項1に記載のボイラ水張時におけるクリーンアップ方法において、ボイラ系統の蒸発管路に蒸発管エルボ部が含まれていることからなるボイラ水張時におけるクリーンアップ方法。
  3. 請求項1又は2に記載のボイラ水張時におけるクリーンアップ方法において、蒸発管エルボ部に蓄積した懸濁物を除去することからなるボイラ水張時におけるクリーンアップ方法。
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JP2013148234A (ja) * 2012-01-17 2013-08-01 Chugoku Electric Power Co Inc:The ボイラのブロー方法
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