JP2014213805A - 運転支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車輌間の通信により取得した情報に基づいて装備品の制御を行うことができる運転支援装置を提供する。【解決手段】運転支援装置1は、通信により他車輌から取得した走行情報に基づき、車輌100の運転を支援する。無線通信部15の受信部15bは、他車輌から送信された走行情報を受信し、CPU10は、受信部15bが受信した走行情報に基づいて車輌100に搭載された前照灯31、車幅灯32及びワイパー33等の装備品を作動させるタイミングを決定する。CPU10は、決定したタイミングに装備品を作動させる制御信号を出力部14から出力するので、車輌間の通信により取得した走行情報に基づいて装備品が制御される。【選択図】図1

Description

本発明は、車輌に搭載された装備品を作動させて車輌の運転を支援する運転支援装置に関する。
近年、自動車の分野においては、車輌の高機能化が益々進んでおり、多種多様な機器が車輌に搭載され、これら車載機器を制御するための制御装置が多数搭載されている。車輌に搭載された制御装置は、従来は乗員が手動で操作していた車輌の装備品に対して、自動的に作動を開始させる制御を行うことで、乗員による車輌の運転を支援する。例えば、車輌の前照灯及び車幅灯を周囲の明るさに応じて点灯及び消灯する制御装置、降雨を検知してワイパーを作動させる制御装置などが実用化されている。また、車輌同士で無線通信する通信装置によって道路の渋滞情報などを相互に補完し、得られた渋滞情報を車室内の表示部に表示することで、車輌の運転がより快適になるように乗員を支援する装置も案出されている。
特許文献1に記載された従来の運転支援装置は、車輌状態情報取得部、取得情報解析部、情報蓄積部、情報合成部、情報提供部及び車輌間通信部等を備え、渋滞情報を車輌間で共有する。運転支援装置は、車輌状態情報取得部により、車輌が走行状態又は停止状態のいずれの状態にあるかを取得し、停止状態である場合に、取得情報解析部によりその地点の位置情報及び時刻情報を情報蓄積部へ蓄積する。情報合成部は、情報蓄積部に蓄積された情報から任意の2地点の位置、通過時刻、および当該2地点の走行時間を含む区間情報を生成する。情報提供部は、区間情報における走行時間が通常走行より長時間であるとき「渋滞」と判断する。「渋滞」と判断された区間情報は、車輌間通信部により、他の車輌へ発信される。
特開2012−173930号公報
しかしながら、特許文献1に記載の運転支援装置では、渋滞情報を車輌間で通信して取得することで運転を支援するが、車輌間の通信で取得した情報に基づく車輌の装備品に係る自動的な制御は行われていない。
また、車輌の前照灯を周囲の明るさに応じて点灯及び消灯する運転支援装置では、例えば車輌がトンネルなどの暗所に進入するときに、周囲が暗いことを検出してから前照灯を点灯させるために、瞬間的に視野が暗くなり、前方への視認性が低下してしまうという問題点があった。
また、降雨を検知してワイパーを作動させる運転支援装置では、例えば車輌がトンネルなどの上方が遮蔽された領域から抜け出るときに、降雨を検知してからワイパーを作動させるために、ワイパーが作動するまでの間、車輌の前部の窓(以下、フロントウインドウと表記する。)に付着した雨滴により前方への視認性が低下してしまうという問題点もあった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、車輌間の通信により取得した情報に基づいて装備品の制御を行うことができる運転支援装置を提供することにある。
本発明に係る運転支援装置は、通信により他車輌から取得した情報に基づいて車輌の運転を支援する運転支援装置において、前記他車輌から送信された走行に係る情報を受信する受信部と、該受信部が受信した前記情報に基づいて前記車輌に搭載された装備品を作動させる時機を決定する決定部と、該決定部により決定した時機に前記装備品を作動させる制御を行う制御部とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、運転支援装置が、通信により他車輌から取得した情報に基づいて車輌の運転を支援する。受信部は、他車輌から送信された走行に係る情報を受信し、決定部は、受信部が受信した情報に基づいて車輌に搭載された装備品を作動させる時機を決定する。制御部は、決定部により決定した時機に装備品を作動させる制御を行う。これにより、車輌間の通信により取得した情報に基づいて装備品の制御を行うことができる。
本発明に係る運転支援装置は、前記装備品は前照灯であり、前記制御部は前記前照灯を点灯させる制御を行うようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、装備品が前照灯であり、制御部は前照灯を点灯させる制御を行うので、前照灯を点灯させる制御に他車輌から送信された走行に係る情報を利用することができる。
本発明に係る運転支援装置は、前記他車輌は対向車輌であり、前記情報は前記他車輌におけるトンネルの出口からの距離情報を含んでおり、前記決定部は前記距離情報に基づいてトンネルの入口に到達する時機を決定するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、他車輌が対向車輌であり、前記情報は他車輌におけるトンネルの出口からの距離情報を含んでおり、決定部は距離情報に基づいてトンネルの入口に到達する時機を決定する。これにより、前照灯をトンネルの入口でタイミング良く点灯させることができる。
本発明に係る運転支援装置は、前記装備品はワイパーであることを特徴とする。
本発明にあっては、装備品はワイパーであるので、ワイパーを作動させる制御に他車輌から送信された走行に係る情報を利用することができる。
本発明に係る運転支援装置は、前記他車輌は対向車輌であり、前記情報は前記他車輌におけるトンネルの入口からの距離情報、及びトンネル外部における降雨の有無を示す情報を含んでおり、前記決定部は前記距離情報に基づいてトンネルの出口に到達する時機を決定し、前記制御部はトンネル外部で降雨が有る場合に、前記ワイパーを作動させる制御を行うようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、他車輌が対向車輌であり、前記情報は他車輌におけるトンネルの入口からの距離情報、及びトンネル外部における降雨の有無を示す情報を含んでおり、決定部は距離情報に基づいてトンネルの出口に到達する時機を決定し、制御部はトンネル外部で降雨が有る場合に、ワイパーを作動させる制御を行う。これにより、トンネル外部で降雨がある場合に、ワイパーをトンネルの出口でタイミング良く作動させることができる。
本発明によれば、運転支援装置が、通信により他車輌から取得した情報に基づいて車輌の運転を支援する。受信部は、他車輌から送信された走行に係る情報を受信し、決定部は、受信部が受信した情報に基づいて車輌に搭載された装備品を作動させる時機を決定する。制御部は、決定部により決定した時機に装備品を作動させる制御を行う。このため、車輌間の通信により取得した情報に基づいて装備品の制御を行うことができる。
本発明の実施の形態に係る運転支援装置の構成を示すブロック図である。 装備品情報の一例を示す図表である。 対向車輌からの走行情報の一例を示す図表である。 前照灯及び車幅灯を点灯させる制御処理を説明するための模式図である。 ワイパーを作動させる制御処理を説明するための模式図である。 運転支援装置における装備品を作動させる制御処理の手順を示すフローチャートである。 走行路間に中継装置を設けた構成について説明するための模式図である。 並走車輌との間で通信する場合について説明するための模式図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る運転支援装置1の構成を示すブロック図である。運転支援装置1は車輌100に搭載されており、対向車輌から送信された情報に基づいて、車輌に搭載された装備品を作動させることで運転を支援する。
運転支援装置1は、CPU(Central Processing Unit)10と、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically EPROM)等の不揮発性メモリを利用したROM11と、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)等のメモリを利用したRAM12と、車速センサ21等の入力を受け付ける入力部13と、前照灯31等へ制御信号を出力する出力部14と、車輌間で無線通信を行うための無線通信部15と、計時部17とを備える。CPU10、ROM11、RAM12、入力部13、出力部14、無線通信部15及び計時部17はバスMで接続されており、相互に信号の入出力を行うことができる。CPU10、ROM11、RAM12、入力部13、出力部14、無線通信部15、計時部17及びバスMでマイクロコンピュータを構成してもよい。
ROM11には、CPU10が読み出して実行する制御プログラム11a、及び装備品作動内容に関する情報である装備品情報11bが記憶されている。図2は装備品情報11bの一例を示す図表である。装備品情報11bには、装備品名称と作動内容とが対応づけられて記録されている。尚、装備品名称は装備品毎に付されたID番号等でも良い。図2に示す例では、前照灯31に対する作動内容は「点灯」であり、ワイパー33に対する作動内容は「連続駆動」などである。RAM12には、CPU10の処理の過程で発生する情報が一時的に記憶される。計時部17は、例えばクロック信号をカウントアップするカウンタ回路を有し、時間を計測する。
入力部13には車速センサ21及びナビゲーション装置22等が接続されている。車速センサ21は、例えば車輪の回転軸と共に回転する被検知体及び該被検知体の回転を検知するセンサを有し(図示略)、車輪の回転数に基づいて車速を計測する。運転支援装置1のCPU10は、車速センサ21から車速を取得して装備品を作動させる時期を算出する際に用いる。また、車輌100の速度は、ナビゲーション装置22から取得した位置情報と、計時部17から取得する時間情報を元に算出することもできる。
ナビゲーション装置22は、一般に地図情報、及びGPS(Ground Positioning System)による車輌100の位置情報に基づいて現在位置を表示部(図示略)に表示するとともに、行き先等の入力情報に基づいてルートを探索及び決定してユーザにルート案内を行う装置である。ナビゲーション装置22は車輌100の位置情報を入力部13へ出力し、CPU10は入力部13を介して車輌100の位置情報を取得する。
出力部14には前照灯31、車幅灯32及びワイパー33等が接続されている。前照灯31は車輌100の前方を照明する照明器具であり、リレー等の切替器を有し、該切替器のオンオフにより点灯及び消灯する。また、車幅灯32は車輌100の左右方向の車幅を示す照明器具であり、リレー等の切替器を有し、該切替器のオンオフにより点灯及び消灯する。運転支援装置1のCPU10は、出力部14を介して前照灯31及び車幅灯32の切替器をオンオフする制御信号を出力する。
ワイパー33は、ワイパーゴムを装着したワイパーブレード、モータ、モータ駆動回路等(図示略)を有し、フロントウインドウにワイパーゴムが当接した状態でモータによりワイパーブレードを揺動させることで、フロントウインドウに付着した雨滴等を除去する。ワイパー33の駆動方法は、揺動を連続的に行う連続駆動、揺動を間欠的に行う間欠駆動等があり、モータ駆動回路によるモータへの通電制御により実現される。運転支援装置1のCPU10は、出力部14を介してワイパー33のモータ駆動回路へ駆動方法を指定した制御信号を出力する。
無線通信部15は、送信部15a、受信部15bを備え、対向車輌との間で通信を行う。無線通信部15における通信方式は、車輌間で直接通信を行う方式、道路に設置された中継装置を経由する方式、IEEE802.11による無線通信を利用する方式等の様々方式があり、通信プロトコルはTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)、FTP(File Transfer Protocol)等により情報の伝送が可能であればよい。無線通信部15は車輌の走行に係る情報(以下、走行情報と表記する。)を送受信する。送信部15aは、CPU10からの指令に基づき、自車輌に係る走行情報を送信アンテナ16aから対向車輌へ向けて送信する。受信部15bは、対向車輌からの走行情報を受信アンテナ16bを介して受信し、CPU10へ出力する。
CPU10は、ROM11に記憶されている制御プログラム11aを実行することにより運転支援装置1の各部を機能させる。CPU10は、対向車輌からの走行情報に基づいて前照灯31、車幅灯32、ワイパー33等の装備品を作動させる制御処理、自車輌に係る走行情報を生成する処理等を行う。
運転支援装置1により、対向車輌からの走行情報に基づいて前照灯31、車幅灯32、ワイパー33等の装備品を作動させる制御処理について説明する。図3は対向車輌からの走行情報の一例を示す図表である。対向車輌からの走行情報には、情報種別とデータとが対応付けられて記録されている。例えば、情報種別「トンネル出口」に対しては、トンネル出口からの距離情報が対応付けられて記憶されている。情報種別「トンネル出口」は対向車輌にとっての出口であるため、自車輌にとってはトンネル入口と解釈される。
図4は、前照灯31及び車幅灯32を点灯させる制御処理を説明するための模式図である。自車輌A及び対向車輌Bは同等の走行支援装置1を搭載している。自車輌Aに対して対向車輌Bから走行情報が送信されており、走行支援装置1は無線通信部15の受信部15bにより、対向車輌Bからの走行情報を受信する。走行情報中の情報種別「トンネル出口」に対応する距離情報により、自車輌Aの現在位置からトンネル入口までの距離がわかる。走行支援装置1のCPU10は、車速センサ21から入力される車速、及び情報種別「トンネル出口」に対応する距離情報に基づいて、自車輌Aがトンネル入口に到達するタイミングを決定する。CPU10は、決定したタイミングに前照灯31及び車幅灯32を点灯させる制御信号を出力部14から出力する。前照灯31及び車幅灯32は、出力部14から出力された制御信号を受けて点灯する。尚、CPU10はROM11に記憶した装備品情報11bにおける前照灯31及び車幅灯32の作動内容「点灯」に基づいて制御を行う。
CPU10は、車速が変化する場合には、変化する車速に応じて、決定したタイミングを微調整すればよい。また、上述のように車速センサ21の代わりにナビゲーション装置22からの位置情報に基づいて車速を計算してもよい。さらに、車速を用いずに、ナビゲーション装置22からの位置情報に基づいて算出される自車輌Aの移動距離が、情報種別「トンネル出口」に対応する距離情報における距離に等しくなるタイミングで前照灯31及び車幅灯32を点灯させてもよい。
図5は、ワイパー33を作動させる制御処理を説明するための模式図である。自車輌Aに対して対向車輌Bから走行情報が送信されており、走行支援装置1は無線通信部15の受信部15bにより、対向車輌Bからの走行情報を受信する。自車輌Aは、走行情報により情報種別「トンネル入口」に対応する距離情報、情報種別「降雨」に対応する「(降雨)有」の情報を取得しているものとする。走行情報中の情報種別「トンネル入口」に対応する距離情報により、自車輌Aの現在位置からトンネル出口までの距離がわかる。走行支援装置1のCPU10は、車速センサ21から入力される車速、及び情報種別「トンネル入口」に対応する距離情報に基づいて、自車輌Aがトンネル出口に到達するタイミングを決定する。CPU10は、決定したタイミングにワイパー33を作動させる制御信号を出力部14から出力する。尚、CPU10は、ROM11に記憶した装備品情報11bにおけるワイパー33の作動内容「連続駆動」に基づき、連続駆動を指定する制御信号を出力部14から出力する。ワイパー33は、出力部14から出力された制御信号を受けて、連続駆動により作動する。
CPU10は、車速が変化する場合には、変化する車速に応じて、決定したタイミングを微調整すればよい。また、上述のように車速センサ21の代わりにナビゲーション装置22からの位置情報に基づいて車速を計算してもよい。さらに、車速を用いずに、ナビゲーション装置22からの位置情報に基づいて算出される自車輌Aの移動距離が、情報種別「トンネル入口」に対応する距離情報における距離に等しくなるタイミングでワイパー33を作動させてもよい。
次に自車輌に係る走行情報を生成する処理について説明する。図3に示すように、走行情報には、トンネル出口からの距離情報、トンネル入口からの距離情報、降雨情報が含まれている。これらの情報の生成方法としては様々な方法が考えられるが、ここでは一例を説明する。トンネル出口からの距離情報は、前照灯31又は車幅灯32が自動制御機能により消灯した時点からの走行距離で算出される。前照灯31又は車幅灯32の自動制御機能は、光センサによって車輌100の前方又は周囲の明るさを判断することで、暗い場合に前照灯31又は車幅灯32を点灯し、明るい場合に前照灯31又は車幅灯32を消灯することで実現される。従って、車輌100がトンネルから出たときに、周囲が明るい状態となり、前照灯31又は車幅灯32が自動制御機能により消灯されるので、消灯された時点からの走行距離がトンネル出口からの距離に相当する。
走行距離は、車速センサ21から取得する車速を積分して算出してもよいし、ナビゲーション装置22の位置情報に基づき距離を算出するようにしてもよい。同様に、トンネル入口からの距離は、車輌100がトンネルに入ったときに、周囲が暗い状態となり、前照灯31又は車幅灯32が自動制御機能により点灯されるので、点灯された時点からの走行距離がトンネル出口からの距離に相当する。また、トンネル入口からの距離は、降雨センサによってトンネル手前で降雨を検出している状態で、トンネル内に進入することで降雨を検出できなくなった時点からの走行距離としてもよい。
走行情報中の降雨情報は、降雨センサによって得られる。降雨センサは、例えばセンサに当たる雨粒による振動を検出することで降雨を検出する。尚、走行情報は図3に示すものに限られない。
図6は運転支援装置1における装備品を作動させる制御処理の手順を示すフローチャートである。運転支援装置1のCPU10は、ステップS1により、無線通信部15により対向車輌から走行情報を受信したか否かを判定する。走行情報を受信していない場合(S1:NO)、CPU10はステップS1による判定を繰り返す。走行情報を受信した場合(S1:YES)、CPU10は、ステップS2により走行情報から距離情報を取得し、ステップS3により装備品を作動させるタイミングを決定する。尚、CPU10はステップS3による処理を実行することで、本発明における決定部として機能する。
CPU10は、ステップS4により計時部17に対してタイマリセット及びスタートを指令する。CPU10は、ステップS5において、計時部25がスタートさせたタイマが装備品を作動させるタイミングに到達したか否かを判定する。到達していない場合(S5:NO)、CPU10はステップS5による判定を繰り返す。装備品を作動させるタイミングに到達した場合(S5:YES)、CPU10は、ステップS6により装備品を作動させる制御信号を出力部14から出力し、処理を終了する。前照灯31、車幅灯32、ワイパー33等の装備品は、CPU10からの制御信号を受けて作動する。尚、CPU10はステップS4からS6までの処理を実行することで、本発明における制御部として機能する。
以上より、本実施形態によれば、運転支援装置1が、通信により他車輌である対向車輌から取得した走行情報に基づき、車輌100の運転を支援する。無線通信部15の受信部15bは、対向車輌から送信された走行情報を受信し、CPU10は、受信部15bが受信した走行情報に基づいて車輌100に搭載された前照灯31、車幅灯32及びワイパー33等の装備品を作動させるタイミングを決定する。CPU10は、決定したタイミングに装備品を作動させる制御信号を出力部14から出力する。これにより、車輌間の通信により取得した走行情報に基づいて装備品の制御を行うことができる。
また本実施形態によれば、装備品が前照灯31及び車幅灯32であり、CPU10は前照灯31及び車幅灯32を点灯させる制御を行うので、前照灯31及び車幅灯32を点灯させる制御に対向車輌から送信された走行情報を利用することができる。
また本実施形態によれば、対向車輌からの走行情報は、対向車輌におけるトンネルの出口からの距離情報を含んでおり、CPU10は距離情報に基づいてトンネルの入口に到達するタイミングを決定する。これにより、前照灯31及び車幅灯32をトンネルの入口でタイミング良く点灯させることができる。
また本実施形態によれば、装備品はワイパー33であるので、ワイパー33を作動させる制御に対向車輌から送信された走行に係る情報を利用することができる。
また本実施形態によれば、対向車輌からの走行情報は、対向車輌におけるトンネルの入口からの距離情報、及びトンネル外部における降雨の有無を示す情報を含んでおり、CPU10は距離情報に基づいてトンネルの出口に到達するタイミングを決定する。CPU10は、トンネル外部で降雨が有る場合に、ワイパー33を作動させる制御を行う。これにより、トンネル外部で降雨がある場合に、ワイパー33をトンネルの出口でタイミング良く作動させることができる。
また、例えばトンネルが片側走行路ごとに分かれており、自車輌と対向車輌との距離が遠い場合には、走行路間に中継装置4を設けるようにすればよい。図7は走行路間に中継装置4を設けた構成について説明するための模式図である。中継装置4は、一方側の走行路に配置されたアンテナ41、及び他方側の走行路に配置されたアンテナ42を備える。中継装置4は、アンテナ41で受信した無線信号を、適宜増幅してアンテナ42から送信する。また中継装置4は、アンテナ42で受信した無線信号を、適宜増幅してアンテナ41から送信する。これにより、走行路が離れている場合でも、自車輌と対向車輌との間での通信が可能となる。
また、自車輌と並走する車輌から、対向車線を走行する対向車輌の走行情報を取得することもできる。図8は並走車輌との間で通信する場合について説明するための模式図である。図8に示す運転支援装置1では、送信アンテナ16aを車輌前方に指向性を有する前方送信アンテナ51と、車輌後方に指向性を有する後方送信アンテナ52とにより構成する。運転支援装置1は、自車輌の走行情報を前方送信アンテナ51から送信し、他車輌から受信した対向車輌の走行情報を後方送信アンテナ52から送信する。これにより、並走車輌の運転支援装置1も同じアンテナ構成であれば、前方の並走車輌から対向車輌の走行情報を受信アンテナ16bで受信し、受信した対向車輌の走行情報を後方の並走車輌へ送信することができる。尚、走行ルールに従い、前方送信アンテナ51は例えば前方右方向に、後方送信アンテナ52は例えば後方左方向に夫々指向性を持たせるようにしてもよい。
また、自車輌と並走する並走車輌における走行情報に基づいて装備品を作動させる制御を行うこともできる。並走車輌が、前照灯31、車幅灯32及びワイパー33等の装備品を作動させるタイミング、距離情報を走行情報として有しており、該走行情報を通信により取得することで自車輌の前照灯31、車幅灯32及びワイパー33等の装備品の作動を制御することができる。
また、上述の実施形態では、暗所、又は上方が遮蔽されていて内部は降雨がなく外部では降雨がある領域として、トンネルを例に説明したが、トンネルのほか、例えば地下や屋内の駐車場などであってもよい。
なお、開示された実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上述の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 運転支援装置
10 CPU(決定部、制御部)
15b 受信部
31 前照灯
33 ワイパー
100 車輌

Claims (5)

  1. 通信により他車輌から取得した情報に基づいて車輌の運転を支援する運転支援装置において、
    前記他車輌から送信された走行に係る情報を受信する受信部と、
    該受信部が受信した前記情報に基づいて前記車輌に搭載された装備品を作動させる時機を決定する決定部と、
    該決定部により決定した時機に前記装備品を作動させる制御を行う制御部と
    を備えることを特徴とする運転支援装置。
  2. 前記装備品は前照灯であり、
    前記制御部は前記前照灯を点灯させる制御を行うようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の運転支援装置。
  3. 前記他車輌は対向車輌であり、
    前記情報は前記他車輌におけるトンネルの出口からの距離情報を含んでおり、
    前記決定部は前記距離情報に基づいてトンネルの入口に到達する時機を決定するようにしてあることを特徴とする請求項2に記載の運転支援装置。
  4. 前記装備品はワイパーであることを特徴とする請求項1に記載の運転支援装置。
  5. 前記他車輌は対向車輌であり、
    前記情報は前記他車輌におけるトンネルの入口からの距離情報、及びトンネル外部における降雨の有無を示す情報を含んでおり、
    前記決定部は前記距離情報に基づいてトンネルの出口に到達する時機を決定し、前記制御部はトンネル外部で降雨が有る場合に、前記ワイパーを作動させる制御を行うようにしてあることを特徴とする請求項4に記載の運転支援装置。
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