JP2014213666A - フロントバンパの取付構造 - Google Patents

フロントバンパの取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】フロントバンパ中程の支持剛性を高めるとともに、軽衝突時に作用する衝撃を吸収しつつ、フロントバンパの修理費用を抑える。【解決手段】フロントバンパ1の裏面の上下方向中程とヘッドランプハウジング13とを支持部材21で橋絡してフロントバンパ1をヘッドランプハウジング13に支持する。支持部材21は、先端にヘッドランプハウジング13に係脱可能に係合するファスナ25を有するとともに、基端がフロントバンパ1の裏面に取り付け・取り外し可能であり、かつ先端と基端との間に脆弱部29gを有し、車両前方からの軽衝突時、脆弱部29gがフロントバンパ1に作用する衝撃で破断してフロントバンパ1の車両後方への移動を許容し、軽衝突エネルギを吸収する。【選択図】図4

Description

本発明は、車両前端下部に取り付けられるフロントバンパの取付構造に関する。
特許文献1には、外周部が車体に支持されたバンパフェース前面の車幅方向に延びる開口部にラジエータグリルパネルが組み付けられたフロントバンパが開示されている。このラジエータグリルパネルにはクリップ部が設けられ、バンパフェースにはこのクリップ部が係合する取付部が形成され、この取付部にクリップ部を係合してラジエータグリルパネルがバンパフェースに組み付けられている。そして、車両前方から衝撃が作用した際、取付部が変形してクリップ部が外れ、ラジエータグリルパネルがバンパフェースから分離することによってラジエータグリルの破損を防止するようにしている。
特開2004−306855号公報(段落0022欄、図1、図3、図8)
ところで、車種によって上下幅が比較的大きなフロントバンパが用いられることがある。このような幅広のフロントバンパを車体に取り付ける際、特許文献1のようにフロントバンパ外周部だけを車体に支持させると、上下方向中程が車体側に支持されていないので、走行中に振動するおそれがある。
そこで、フロントバンパの上下方向中程を車体側に取り付けて支持剛性を高めると、走行中に振動しなくなるものの、車両衝突時にフロントバンパの上下方向中程が破損し、修理費用が高くなるおそれがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、フロントバンパ中程の支持剛性を高めるとともに、軽衝突時に作用する衝撃を吸収してフロントバンパや車体側の破損を防止し、かつフロントバンパ等の修理費用を抑えることにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、フロントバンパの上下方向中程をフロントバンパとは独立した別部品である支持部材で車体剛性体に支持し、該支持部材によって衝撃を吸収したものである。
具体的には、本発明は、ヘッドランプのヘッドランプハウジングが車体剛性体に設けられ、フロントバンパが上記ヘッドランプハウジングの車両前方で車体に取り付けられたフロントバンパの支持構造を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明は、上記フロントバンパ裏面の上下方向中程と上記ヘッドランプハウジングとを支持部材で橋絡して上記フロントバンパを上記ヘッドランプハウジングに支持し、上記支持部材は、先端に上記ヘッドランプハウジングに係脱可能に係合する係合部を有するとともに、基端が上記フロントバンパ裏面に取り付け・取り外し可能であり、かつ先端と基端との間に脆弱部を有し、車両前方からの軽衝突時、上記脆弱部が上記フロントバンパに作用する衝撃で破断して該フロントバンパの車両後方への移動を許容し、軽衝突エネルギを吸収することを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、上記フロントバンパは、車幅方向に延びる開口部が形成されたバンパフェースと、該バンパフェースに裏側から組み付けられ、上記ヘッドランプハウジングと車両前後方向でラップするとともに外周部が上記開口部外周りに上記バンパフェース裏側からラップして該開口部を上記バンパフェース裏側から覆うラジエータグリルパネルとを有し、上記支持部材の基端は、上記ラジエータグリルパネル裏面の車幅方向両端部に取り付け・取り外し可能に固定されていることを特徴とする。
第1の発明によれば、ヘッドランプハウジングが車体剛性体に設けられ、支持部材がこのヘッドランプハウジングとフロントバンパ裏面の上下方向中程とを橋絡し、フロントバンパをヘッドランプハウジングに支持しているので、フロントバンパの上下方向中程が車体剛性体に間接的に支持される。したがって、フロントバンパの上下方向中程の支持剛性が高くなる。
また、第1の発明によれば、車両前方からの軽衝突時に、支持部材の脆弱部がフロントバンパに作用する衝撃で破断することによって該衝撃が吸収されてフロントバンパ及びヘッドランプハウジングへのダメージが軽減し、フロントバンパ及びヘッドランプハウジングの破損が回避される。さらに、支持部材はフロントバンパ裏面に取り付け・取り外し可能なため、修理時にこの支持部材を取り替えるだけでよく、修理費用を抑えることができる。
第2の発明によれば、ラジエータグリルパネルの外周部がバンパフェース開口部の外周りとラップしているため、軽衝突時に車両前方からの衝撃はバンパフェースからラジエータグリルパネルに作用する。このラジエータグリルパネルは比較的剛性が高いため、衝撃がラジエータグリルパネルに作用する。そして、ラジエータグリルパネルの裏面に支持部材が取り付けられ、かつヘッドランプハウジングとラップしているので、ラジエータグリルパネルに作用する衝撃を支持部材に確実に作用させることができる。
また、第2の発明によれば、ラジエータグリルパネルは、一般に、空気を取り込む通気口が複数形成され、該通気口は、車幅方向に延びていて、該通気口に対応して裏面側には通気口形成による剛性不足を補うべく複数の膨出部が形成されている。この膨出箇所の車幅方向両端部は上記通気口が形成されておらず、その膨出箇所の車幅方向両端部およびバンパフェースとのラップ部を含む車幅方向両端部裏面に支持部材取付部を設けることにより、ラジエータグリルパネル表面に発生するヒケを膨出部によって目立たなくすることができる。したがって、フロントバンパの外観見栄えを損なわない。
本発明の実施形態に係るフロントバンパの取付構造を適用した車両前部の正面図であって、(a)はフロントバンパが取り付けられた状態を示す図であり、(b)はフロントバンパが取り外された状態を示す図である。 ラジエータグリルパネルの車幅方向端部を裏側から見た斜視図である。 図1のIII-III線断面図である。 軽衝突時における車両前部の図3相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態に係るフロントバンパの取付構造を適用した車両前部の正面図である。このフロントバンパ1は、下半部分に車幅方向に延びる開口部3aが形成された樹脂製バンパフェース3と、この開口部3aに車両後方から取り付けられた樹脂製ラジエータグリルパネル5とを備えている。上記フロントバンパ1の車両後方には、矩形枠上のシュラウド(車体剛性体)7が配置され、該シュラウド7がラジエータ及びクーラコンデンサからなるクーリングユニット(図示せず)を保持する。このシュラウド7の車両前方下端部には、バンパービーム9が配置され、該バンパービーム9の両端部は、車幅方向両サイドにおいて車両前後方向に延びる一対のフロントサイドフレーム(図示せず)によって支持されている。
上記シュラウド7は、上端の両サイドが車幅方向外側に突出してエプロンレインフォースメント(図示せず)に支持されている。上記シュラウド7の上端両サイドには、ヘッドランプ11の樹脂製のヘッドランプハウジング13が取り付けられている。
上記ヘッドランプハウジング13は、上記シュラウド7に固定され、上記ヘッドランプ本体を保持する板状のハウジング本体13aを有し、このハウジング本体13aの下端から、矩形板状のパネル取付部13bが下方に突設されている。このパネル取付部13bには、上記フロントバンパ1が取り付けられ、該パネル取付部13b中央には、矩形状の貫通孔13cが車両前後方向に貫通形成され、該貫通孔13cには、樹脂製グロメット15(図2参照)が挿入係止されている。
図2は上記ラジエータグリルパネル5の車幅方向端部を裏側から見た斜視図である。図3は図1のIII-III線断面図である。上記グロメット15は、上記貫通孔13cに挿入される中空部15cが形成された角筒状のグロメット本体15aを有し、該グロメット本体15aの軸方向一端から外側に矩形状の鍔部15bが張り出し形成されている。上記グロメット本体15aの鍔部15b側端部には、上記中空部15cに突出する突出部15dが周方向に180度間隔で2個形成されている一方、反鍔部15b側端部の外周面には、係止爪15eが周方向に90度間隔で4個形成されている。上記グロメット15は、上記鍔部15bが車両前方を向いた姿勢で上記パネル取付部13bの貫通孔13cに車両前方から挿入され、上記係止爪15eが該貫通孔13c外周りに係止することにより、該貫通孔13cに挿入係止される。
一方、上記フロントバンパ1は、車幅方向両サイドがフロントフェンダ(図示せず)に支持され、上端部が上記シュラウド7上端に支持され、下端部がロアスティファナ(図示せず)を介して上記シュラウド7下端に支持されている。上記フロントバンパ1上端部の両側には、図1に示すように、上記一対のヘッドランプ11が位置し、両ヘッドランプ11間には、オーナメント17が取り付けられている。また、上記一対のヘッドランプ11,11下方には、フォグランプ19,19が取り付けられ、両フォグランプ19,19間に上記開口部3aが形成されている。
上記開口部3aの外周縁には、図3に示すように、係止片3bが周方向に間隔をあけて複数個車両後方に向かって突出形成されている一方、上記ラジエータグリルパネル5の外周縁は車両後方に突出しており、この突出部分の突出端には、上記係止片3bに対応して係止孔5aが車両前後方向に複数個貫通形成されている。上記ラジエータグリルパネル5は、上記バンパフェース3の車両後方から組み付けられて上記係止孔5a,5a,…に上記係止爪3b,3b,…を挿入係止することにより、外周部が上記開口部3aの外周りにバンパフェース3の裏側からラップして該開口部3aを上記バンパフェース3裏側から覆っている。
上記ラジエータグリルパネル5の外周縁内側には、図1及び図2に示すように、上記クーリングユニットに供給される空気を取り込む複数の通気口5b,5b,…が上下方向に間隔をあけて形成されている(図1及び図2では上側3つの通気口5bを示している)。上記ラジエータグリルパネル5の上記通気口5b,5b,…形成箇所及びその車幅方向両サイドは、車両後方に膨出し、上記通気口5b,5b,…形成による剛性不足を補っている。上記通気口5b,5b,…の車幅方向両サイドの上端部裏面には、3つのボス部5cが車両後方に突設されている。当該3つのボス部5cのうち1つは、最も高い位置にある通気口5bの車幅方向両サイドに位置し、もう1つはその下方であって上から3つ目の通気口5bの車幅方向両サイドに位置し、さらにもう1つは2つのボス部5c,5cと上記通気口5bとの間であって上から2つ目の通気口5bと3つ目の通気口5bとの間の高さに位置している。そして、これらボス部5c,5c,5cに、上記ラジエータグリルパネル5を上記ヘッドランプハウジング13に支持する支持部材21がネジ31で取り付け・取り外し可能に固定されている。
上記支持部材21は、取付座部材23と、この取付座部材23先端に取り付けられた樹脂製ファスナ(係合部)25とで構成されている。
上記取付座部材23は、上記ボス部5cにネジ止めされ、中央部に矩形状の開口部27aが形成された矩形状のベース27を有し、該開口部27a縁部から取付座本体29が車両後方に向かって突設されている。該取付座本体29は、上記開口部27a縁部から連続する四角錐状の基端部29aと、該基端部29aの後端から車両後方に突出する四角錐台状の先端部29bとを有し、該先端部29bの先端面である取付座面29cには、鍵状のファスナ係合孔29dと該ファスナ係合孔29dを挟んで後方に突出し平行に延びる2本の突条29hが形成されている。また、上記先端部29bと基端部29aとの間には、連結部29eが形成され、該連結部29eの隅角部にスリット29f(図2参照)が形成されている。上記取付座部材23に車両前方から衝撃が加わると、上記スリット29fを起点として上記連結部29eが破断し、上記先端部29bが上記基端部29a内に収容され、上記取付座部材23が車両後方に収縮する。このように、上記連結部29e及びスリット29fは、脆弱部29gを構成している。
一方、上記ファスナ25は、上記グロメット15の中空部15cに挿入係止されるファスナ本体25aと、該ファスナ本体25aの基端側に一体に形成された矩形状の板部25bと、該板部25bに円柱状の首部25cを介して一体に形成された円盤状の挿入基部25dとを備えている。上記ファスナ本体25aは、基端側が四角柱状をなし、その先端が四角錐状をなしている。ファスナ本体25aの外周面の基端側には、溝部25e,25eが上記グロメット15の突出部15dに対応して周方向に180度間隔で2つ形成され、さらに、上記ファスナ本体25aの該溝部25e,25eが形成されていない外周面には、ヒケ防止用の溝状の肉抜き部25fが先端にかけて形成されている。そして、上記ファスナ25は、上記首部25cが上記取付座部材23のファスナ係合孔29dに差し込まれ、上記ファスナ25の板部25bの短辺が、上記取付座本体29の取付座面29cに設けられた突条29hと直交する向きで該突条29h間に挟まれてファスナ25の差し込み向きが決められるとともに、上記板部25b及び挿入基部25dが上記ファスナ取付孔29e外周りを挟み込むことで上記取付座部材23に取付固定される。
上記フロントバンパ1を車両に取り付ける際には、上記グロメット15を上記ヘッドランプハウジング13の貫通孔13cに挿入係止する一方、予めファスナ25が取り付けられた取付座部材23をラジエータグリルパネル5の裏面にネジ止めし、ファスナ25をグロメット15の中空部15cに差し込んで挿入係止するとともに、バンパフェース3をフロントフェンダ、シュラウド7上端及び下端に支持することにより取り付けられる。これにより、ラジエータグリルパネル5は、ヘッドランプハウジング13と車両前後方向でラップするとともに外周部が開口部3a外周りにバンパフェース3裏側からラップして開口部3をバンパフェース3裏側から覆う。
次に、軽衝突時におけるフロントバンパ1の挙動について図3及び図4を参照して説明する。図4は、軽衝突による衝撃がフロントバンパに作用した状態における図3相当図である。
車両が軽衝突し、車両前方からの衝撃がフロントバンパ1に作用すると、ラジエータグリルパネル5の外周部がバンパフェース3の開口部3a外周りとラップしているため、ラジエータグリルパネル5に衝撃が作用する。すると、ラジエータグリルパネル5裏面に固定されている取付座部材23に衝撃が作用し、この衝撃によって脆弱部29gが破断し、取付座部材23が車両後方に収縮する。これにより、ラジエータグリルパネル5及びそれと連結するバンパフェース3の全体が車両後方に移動する。
このように、取付座部材23の脆弱部29gがフロントバンパ1に作用する衝撃で破断することによって該衝撃が吸収されてフロントバンパ1及びヘッドランプハウジング13へのダメージが軽減し、フロントバンパ1及びヘッドランプハウジング13の破損が回避される。さらに、取付座部材23はフロントバンパ1を構成するラジエータグリルパネル5の裏面に取り付け・取り外し可能にネジ止めされているため、修理時にこの取付座部材23を取り替えるだけでよく、修理費用を抑えることができる。
また、ラジエータグリルパネル5の外周部がバンパフェース3の開口部3a外周りとラップしているため、軽衝突時に車両前方からの衝撃はバンパフェース3からラジエータグリルパネル5に作用する。このラジエータグリルパネル5は比較的剛性が高いため、衝撃がラジエータグリルパネル5に作用する。そして、ラジエータグリルパネル5の裏面に支持部材21が取り付けられ、かつヘッドランプハウジング13とラップしているので、ラジエータグリルパネル5に作用する衝撃を支持部材21に確実に作用させることができる。
上記実施形態によれば、ヘッドランプハウジング13が車体剛性体であるシュラウド7に設けられ、支持部材21がこのヘッドランプハウジング13とフロントバンパ1裏面の上下方向中程とを橋絡し、フロントバンパ1をヘッドランプハウジング13に支持しているので、フロントバンパ1の上下方向中程がシュラウド7に間接的に支持される。したがって、フロントバンパ1の上下方向中程の支持剛性が高くなる。
また、上記実施形態によれば、ラジエータグリルパネル5は、空気を取り込む通気口5b,5b,…が複数形成され、該通気口5b,5b,…は、車幅方向に延びていて、該通気口5b,5b,…に対応して裏面側には通気口5b,5b,…形成による剛性不足を補うべく複数の膨出部が形成されている。この膨出箇所の車幅方向両端部は上記通気口5b,5b,…が形成されておらず、その車幅方向両端部裏面に支持部材取付部を設けることにより、ラジエータグリルパネル5表面に発生するヒケを膨出部によって目立たなくすることができる。したがって、フロントバンパ1の外観見栄えを損なわない。
なお、上記実施形態では、フロントバンパ1がバンパフェース3及びラジエータグリルパネル5の2部品で構成されるが、これに限定されず、1部品又は3部品以上で構成されてもよい。
また、上記実施形態では、支持部材21が取付座部材23及びファスナ25の2部品で構成されるが、フロントバンパ1とヘッドランプハウジング13とを橋絡し、フロントバンパ1をヘッドランプハウジング13に支持することが可能であれば、これに限らない。
さらに上記実施形態では、支持部材取付部をラジエータグリルパネル5の通気口5b,5b両端部の膨出箇所に設けたが、これに限らずラジエータグリルパネル5車幅方向両端部裏面であれば、支持部材取付部の一部または全部をラジエータグリルパネル5の表面に発生するヒケが隠れるラジエータグリルパネル5のバンパフェース3とのラップ部に設けても良い。
また、上記実施形態では、取付座部材23がラジエータグリルパネル5に取り付けられているが、これに限定されず、例えば取付座部材23がバンパフェース3に取り付けられてもよい。ただし、軽衝突による衝撃を取付座部材23に効率良く伝達する観点から、上記実施形態の如く取付座部材23は比較的剛性の高いラジエータグリルパネル5に取り付けられているのが好ましい。
以上説明したように、本発明に係るフロントバンパの取付構造は、フロントバンパ中程の支持剛性を高めるとともに、軽衝突時に作用する衝撃を吸収しつつ、フロントバンパの修理費用を抑える用途に適用することができる。
1 フロントバンパ
3 バンパフェース
3a 開口部
5 ラジエータグリルパネル
7 シュラウド(車体剛性体)
11 ヘッドランプ
13 ヘッドランプハウジング
21 支持部材
23 取付座部材(支持部材)
25 ファスナ(係合部)
29g 脆弱部

Claims (2)

  1. ヘッドランプ(11)のヘッドランプハウジング(13)が車体剛性体(7)に設けられ、フロントバンパ(1)が上記ヘッドランプハウジング(13)の車両前方で車体に取り付けられたフロントバンパの支持構造であって、
    上記フロントバンパ(1)裏面の上下方向中程と上記ヘッドランプハウジング(13)とを支持部材(21)で橋絡して上記フロントバンパ(1)を上記ヘッドランプハウジング(13)に支持し、
    上記支持部材(21)は、先端に上記ヘッドランプハウジング(13)に係脱可能に係合する係合部(25)を有するとともに、基端が上記フロントバンパ(1)裏面に取り付け・取り外し可能であり、かつ先端と基端との間に脆弱部(29g)を有し、車両前方からの軽衝突時、上記脆弱部(29g)が上記フロントバンパ(1)に作用する衝撃で破断して該フロントバンパ(1)の車両後方への移動を許容し、軽衝突エネルギを吸収することを特徴とするフロントバンパの支持構造。
  2. 請求項1に記載のフロントバンパの支持構造において、
    上記フロントバンパ(1)は、車幅方向に延びる開口部(3a)が形成されたバンパフェース(3)と、該バンパフェース(3)に裏側から組み付けられ、上記ヘッドランプハウジング(13)と車両前後方向でラップするとともに外周部が上記開口部(3a)外周りに上記バンパフェース(3)裏側からラップして該開口部(3a)を上記バンパフェース(3)裏側から覆うラジエータグリルパネル(5)とを有し、
    上記支持部材(21)の基端は、上記ラジエータグリルパネル(5)裏面の車幅方向両端部に取り付け・取り外し可能に固定されていることを特徴とするフロントバンパの支持構造。
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