JP2014213350A - 錠剤の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の杵を装備した打錠機において製錠不良を起こした際に全ての杵を交換する必要のない錠剤の製造方法を提供する。
【解決手段】錠剤の製造方法において、円周方向に複数の臼15が穿設されるロータリー式打錠機13の回転盤17を円形の中心を回転中心19に回転し、回転盤17と平行に配置され臼15に応じて複数の杵(上杵23、下杵25)が回転中心19に沿う方向に移動自在に備えられた杵保持盤(上杵保持盤31、下杵保持盤33)を回転盤17と同期して回転し、粉体の供給された臼15に所定の回転位置で杵の成形部37を挿入して臼15の内周形状及び成形部37の形状により錠剤を成形し、特定の臼15により成形された錠剤に製錠不良が生じたときに特定の臼15に応じた杵のみの臼15への挿入長を調整して回転盤17の他の杵を継続して使用する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、錠剤の製造方法に関する。
粉体を圧縮して、医薬用、農薬用、食料用、工業用等の錠剤を成形するにロータリー式打錠機が使用されている。ロータリー式打錠機は、回転盤、杵保持盤と、を備える。回転盤は、円周方向に複数の臼が穿設され、円形の中心を回転中心に回転される。杵保持盤は、回転盤と平行に配置され、臼に応じて複数の杵が回転中心に沿う方向に移動自在に備えられ、回転盤と同期して回転される。一般に杵保持盤は、臼が上下に貫通して形成される。杵保持盤は、上側の上杵保持盤と、下側の下杵保持盤とからなる。上杵保持盤には複数の上杵が取り付けられ、下杵保持盤には複数の下杵が取り付けられている。そして、粉体の供給された臼に、所定の回転位置で上杵と下杵の成形部を上下から挿入して、臼の内周形状及び成形部の形状に倣った錠剤が成形される。
ところで、ロータリー式打錠機による錠剤の製造では、長期に渡り打錠していると、それぞれの杵の長さが変化してくる。これにより、いわゆるキャッピングやスティッキングと称す打錠障害や錠剤個々の重量変動の発生することがある。キャッピングは、杵が長い場合に応力集中が生じ、圧力過多になることで生じる。キャッピングが発生すると錠剤は内部応力によって割れることがある。一方、上杵が短い場合に打錠圧が減少し、スティッキングが生じる。スティッキングが発生すると、圧縮成形後に、錠剤表面の一部が杵へ移ったり、錠剤表面が凹んだり、曇ったり、刻印が欠損等する。また、下杵が長く臼内に入る場合は、錠剤の重量が小さく軽くなり重量変動を生じる。
そこで、ロータリー式打錠機では臼杵の管理が行われる。臼杵の精度を管理することにより、錠剤の外観を正常に保つことができる。ロータリー式打錠機には数十本の杵が回転しているが、長く打錠していると、それぞれの長さが変化してくる。定期的に成形された錠剤の外観を検査したり、各臼杵の状態を検査し、寿命を判断することが必要となる。これらの検査、測定は、目視やカメラで検査したり、或いは杵臼自体をダイアルゲージ等の測定器によって行われる。従来、錠剤の製造方法では、このような検査測定管理により、杵が寿命と判断されると、回転盤は複数の杵を装備したセットごと交換されていた。
特開2010−106014号公報 特開平11−178895号公報
しかしながら、杵の寿命には個体差があり、寿命にはばらつきが出てくる。この際、従来の錠剤の製造方法では、複数の杵を装備した回転盤をセットごと全ての杵を交換していたため設備維持コストが増大した。また、数十本が装備される杵の内、一本のみを新しい杵として組み込むと、既存の杵と長さが揃わず、製品形状のばらつきが大きくなる。一方、特許文献1、特許文献2に開示されるように、賦形剤として結晶セルロースと結合剤にヒドロキシプロピルセルロースの配合量を調整することで、圧縮成形性の優れた打錠用顆粒を製し、該顆粒を圧縮することで、キャッピング等の打錠障害を抑制したり、打錠障害が発生する配合における打錠用調整顆粒中に、油脂類を含有させることにより、スティッキング、キャッピング等の打錠障害を防止したりすることも提案されているが、素材の組み合わせや配合替え等の対処では限界があった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、複数の杵を装備した打錠機において打錠障害や錠剤個々の重量変動が発生した際に、全ての杵を交換せず、該当する杵を調整して、安定した錠剤を得ることを可能とする錠剤の製造方法を提供することにある。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載の錠剤11の製造方法は、円周方向に複数の臼15が穿設されるロータリー式打錠機13の回転盤17を円形の中心を回転中心19に回転し、
前記回転盤17と平行に配置され前記臼15に応じて複数の杵(上杵23、下杵25)が前記回転中心19に沿う方向に移動自在に備えられた杵保持盤(上杵保持盤31、下杵保持盤33)を前記回転盤17と同期して回転し、
粉体35の供給された前記臼15に所定の回転位置で前記杵の成形部37を挿入して前記臼15の内周形状及び前記成形部37の形状により錠剤11を成形し、
特定の前記臼15により成形された前記錠剤11に製錠不良が生じたときに前記特定の臼15に応じた前記杵のみの前記臼15への挿入長を調整して前記回転盤17の他の前記杵を継続して使用することを特徴とする。
この錠剤11の製造方法では、製錠が続けられ、キャッピングやスティッキング等の製錠不良が生じた場合、不良の生じた臼15に対応する杵の臼15への挿入長が調整される。キャッピングによる製錠不良の場合は、杵の挿入長が短くなるように調整が行われる。スティッキングによる製錠不良の場合は、杵の挿入長が長くなるように調整が行われる。また、錠剤個々の重量変動が起きた場合、例えば重量が小さくなるような場合には、杵の挿入長が短くなるように調整が行われる。これにより、10本や20本などの複数の杵の装備された打錠機13をセットごと全ての杵を交換する必要がなくなる。製錠不良の原因となる一つの杵を新しい杵と交換する場合や研磨などの処理を行なって再利用する場合の錠剤形状に欠損、すなわち打錠障害や、錠剤の重量のバラツキ、すなわち重量変動が発生しない。また、粉体35に改質剤を添加する必要もなくなる。
本発明の請求項2記載の錠剤11の製造方法は、請求項1記載の錠剤11の製造方法であって、
前記杵が、円柱状のヘッド(上ヘッド51、下ヘッド63)と、軸線方向一方に前記成形部37が形成されて軸線方向他方が前記ヘッドに支持される軸体(上カートリッジ53、下カートリッジ65)と、軸線方向一方に前記軸体の成形部37を挿通する軸体貫通穴39が同軸に穿設され軸線方向他方が前記ヘッドに支持される筒状のホルダー41と、からなり、
前記杵の前記挿入長の調整が、前記軸体の前記ホルダー41からの突出長の調整によって行われることを特徴とする。
この錠剤11の製造方法では、ヘッド(51,63)と、軸体(53,65)と、ホルダー41と、から成る杵の単体内において杵の全長が変更される。回転盤17と杵の相対位置は変更せずに、杵自体の全長、すなわちヘッド(51,63)から軸体(53,65)の先端の成形部37までの長さを変更して杵への挿入長の調整が可能となる。これにより、回転盤17から脱着した杵のみに対して調整が行え、作業が容易となる。
本発明の請求項3記載の錠剤11の製造方法は、請求項2記載の錠剤11の製造方法であって、
前記ヘッドに有底筒部43が形成され、
前記軸体の前記成形部37と反対端側には調整ねじ45が螺合され、
前記軸体の前記ホルダー41からの突出長の調整が、前記有底筒部43の筒底47にねじ頭部49が当接する前記調整ねじ45の回転によって行われることを特徴とする。
この錠剤11の製造方法では、調整ねじ45のねじ頭部49が有底筒部43の筒底47に当接されることで、ヘッドの押圧端79から軸体の成形部37までの全長が一定に固定される。例えば成形部37に研磨が行なわれた場合、軸体は成形部37の研磨によって全長が短くなる。そこで、ホルダー41が脱着され、ヘッドから軸体が脱着されて、調整ねじ45が研磨によって短くなった量だけ突出方向に回転される。すなわち、軸体の研磨による短縮長分、調整ねじ45が突出され、容易な作業で、且つ高精度に調整が行える。
本発明に係る請求項1記載の錠剤の製造方法によれば、複数の杵を装備した打錠機をセットごと全ての杵を交換する必要がなくなり、キャッピングやスティッキング、錠剤個々の重量変動等の製錠不良を起こした対象の杵のみの臼への挿入長を調整することができ、打錠障害の無い安定した錠剤の成形を行なえる。
本発明に係る請求項2記載の錠剤の製造方法によれば、軸体のホルダーからの突出長が調整されることで、杵の全長の変動を相殺できる。
本発明に係る請求項3記載の錠剤の製造方法によれば、杵の全長寸法を高精度に保て、且つ容易に微調整できる。
本発明の実施形態に係る錠剤の製造方法に使用されるロータリー式打錠機の斜視図である。 図1に示したロータリー式打錠機の円周方向に位置される杵列を展開して表した模式図である。 圧縮成形用金型の杵が装着された打錠機の要部断面図である。 (a)は上杵が臼に挿入される前の要部断面図、(b)は打錠時の要部断面図、(c)は錠剤排出時の要部断面図である。 図3に示した下杵の斜視図である。 図3に示した上杵の断面図である。 図3に示した下杵の断面図である。 図7に示した下杵の分解斜視図である。 図8に示したホルダーの断面図である。 杵の長さ調節機構の分解断面図である。 軸体への調整ねじを軸体に取り付ける組立手順の説明図である。 ダブルナットを軸雄ねじに締結する組立手順の説明図である。 ホルダーをヘッド雄ねじに締結する組立手順の説明図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態に係る錠剤の製造方法に使用されるロータリー式打錠機の斜視図、図2は図1に示したロータリー式打錠機の円周方向に位置される杵列を展開して表した模式図、図3は圧縮成形用金型の杵が装着された打錠機の要部断面図、図4(a)は上杵が臼に挿入される前の要部断面図、(b)は打錠時の要部断面図、(c)は錠剤排出時の要部断面図、図5は図3に示した下杵の斜視図、図6は図3に示した上杵の断面図、図7は図3に示した下杵の断面図、図8は図7に示した下杵の分解斜視図、図9は図8に示したホルダーの断面図、図10は杵の長さ調節機構の分解断面図である。
本実施形態に係る錠剤11(図4参照)の製造方法には、図1、図2に示すロータリー式打錠機13が使用される。ロータリー式打錠機13を使用する錠剤11の製造方法では、円周方向に複数の臼15が穿設されるロータリー式打錠機13の回転盤17を、円形の中心を回転中心19に回転させる。回転盤17の上方には粉体供給部21が設けられる。後述するように、杵は、上杵23と下杵25とにより構成される。上杵23と下杵25は、圧縮ローラ27による押圧により臼15へ挿入される。これら、臼15と杵23,25とは、後述の圧縮成形用金型29(図3参照)を構成する。
錠剤11の製造方法では、回転盤17と平行に配置され臼15に応じて複数の杵が回転中心19に沿う方向に移動自在に備えられた杵保持盤である上杵保持盤31及び下杵保持盤33を、回転盤17と同期して回転させる。そして、粉体35の供給された臼15に、図4(a)に示すように、所定の回転位置で杵の成形部37を挿入して、図4(b)に示すように、臼15の内周形状及び成形部37の形状により錠剤11を成形する。成形された錠剤11は、図4(c)に示すように、杵によって保持されて臼15から排出される。
このようなロータリー式打錠機13の運用において、所定の期間が経過すると、それぞれの杵の長さに変化が生じる。この杵の変化は、製錠された錠剤の外観をカメラで検査測定したり、定期的なダイアルゲージ等の測定器による測定によって判断される。寿命等によって杵の長さ調整が必要と判断されると、杵保持盤(31,33)から脱着される。つまり、特定の臼15により成形された錠剤11に製錠不良が生じたときに、特定の臼15に応じた杵のみの臼15への挿入長を調整する。これにより、回転盤17の他の杵は継続して使用が可能となる。
杵は、円柱状のヘッドと、軸線方向一方に成形部37が形成されて軸線方向他方がヘッドに支持される軸体と、軸線方向一方に軸体の成形部37を挿通する軸体貫通穴39(図9参照)が同軸に穿設され軸線方向他方がヘッドに支持される筒状のホルダー41と、からなる。杵の臼への挿入長は図2に示す重量調整軌道26の高さによって決まり、また挿入長の調整は軸体のホルダー41からの突出長の調整によって行われる。
杵は、ヘッドに有底筒部43(図8参照)が形成され、軸体の成形部37と反対端側には調整ねじ45が螺合され、軸体のホルダー41からの突出長の調整が、有底筒部43の筒底47にねじ頭部49が当接する調整ねじ45の回転によって行われる。
次に、杵の長さ調整を可能とする圧縮成形用金型29について説明する。
圧縮成形用金型29の杵は、図1に示すロータリー式打錠機13に適用される。
圧縮成形用金型29は、製錠用の臼15と杵とからなる。杵は、さらに上杵23と下杵25とからなる。臼15は、円盤状の回転盤17の周方向に所定間隔をおいて複数設けられる。臼15の上方には、上杵23が臼15に対して上下動可能に上杵保持盤31に保持される。臼15の下方には、下杵25が下杵保持盤33に上下動可能に保持され、下杵25の杵先が臼15の内方に下方から挿入される。
上杵23と下杵25とは、各部形状や寸法が若干異なるものの基本的には同様の構造を有する。すなわち、図6に示す上杵23は、ヘッドである上ヘッド51と、軸体である上カートリッジ53と、ホルダー41と、調整ねじ45と、スペーサー55と、第1ナット57及び第2ナット59からなるダブルナット61と、を有する。また、図7に示す下杵25は、ヘッドである下ヘッド63と、軸体である下カートリッジ65と、ホルダー41と、調整ねじ45と、スペーサー55と、第1ナット57及び第2ナット59からなるダブルナット61と、を有する。
上杵23の上方には、上杵上端の上ヘッド51と接触する図3に示す上杵ガイドレール67が配置される。下杵下方には、下杵下端の下ヘッド63と接触する下杵ガイドレール69が配置される。回転盤17と上杵保持盤31及び下杵保持盤33は同軸に回転駆動され、この回転により上杵23と下杵25はそれぞれ上杵ガイドレール67、下杵ガイドレール69に案内されて所定位置で上下に駆動される。上記のように上杵23と下杵25とは略同一構造であるので、以下には下杵25を代表例として説明する。
図5、図8に示すように、下杵25の下ヘッド63は、円柱状のヘッド本体71に有底筒部43が同軸に形成される。有底筒部43の外周にはヘッド雄ねじ73が形成され、且つ有底筒部43の内周にはヘッド雌ねじ75が形成される。ヘッド本体71の外周には、円周方向に複数の締め付け用穴77が形成され、締め付け用穴77は図示しない締め付け治具の係止穴となる。ヘッド雌ねじ75は、有底筒部43の筒底47(図10参照)まで形成される。下ヘッド63は、有底筒部43と反対側の押圧端79が、下杵ガイドレール69に案内される。
下ヘッド63の材質としては、熱処理鋼、例えば、工具鋼のダイス鋼(SKD11)、ハイス(高速度鋼)などを用いることができる。
図10に示すように、下カートリッジ65は、軸線方向一方である上端に臼15へ挿入される成形部37が形成される。また、下カートリッジ65は、軸線方向他方である下端にヘッド雌ねじ75に螺合する軸雄ねじ81が形成され、且つ軸線方向他方の軸端面83には軸雌ねじ85が同軸に形成されている。この軸雌ねじ85には、調整ねじ頭部49を有する調整ねじ45が螺合される。
下カートリッジ65の材質としては、熱処理できる合金鋼、例えば、SCM435H、炭素繊維、例えば、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を熱処理し、母材のプラスチックを炭化させた繊維強化複合材を用いることができる。また、下カートリッジ65の成形部37の表面は、硬化クロムメッキや窒化クロムコーティング、アモルファス金属コーティング、クロムにテフロン(登録商標)組み入れコーティング、ダイヤモンドライクカーボンコーティング、熱電子による溶融合金化などの処理とすることができる。
本実施形態において、調整ねじ45と軸端面83との間には、適宜の厚みのスペーサー55が所定の枚数で挟入される。すなわち、スペーサー55は、調整ねじ45の螺合量に応じ、調整ねじ頭部49と軸端面83との離間距離に相当する厚みのものが挟入される。
スペーサー55を挟入して軸端面83に調整ねじ45の螺着された下カートリッジ65は、図7に示すように、調整ねじ45側から下ヘッド63の有底筒部43に形成されたヘッド雌ねじ75にねじ込まれる。下カートリッジ65の側面には一対の平行な軸平坦面87が形成され、下カートリッジ65は軸平坦面87がスパナなどの工具によって挟持され、軸雄ねじ81がヘッド雌ねじ75に螺合されることで、下ヘッド63に締結固定される。その際、下カートリッジ65は、調整ねじ頭部49が筒底47に当接する位置まで螺合される。
本実施形態において、軸雄ねじ81には、図8に示すダブルナット61が螺合されている。軸雄ねじ81に螺合されたダブルナット61は、有底筒部43に向かって第1ナット57が締め付けられ、その後、第2ナット59が第1ナット57に向かって締め付けられることで、軸雄ねじ81とヘッド雌ねじ75との緩みを規制する。
下ヘッド63のヘッド雌ねじ75に軸雄ねじ81を螺合した下カートリッジ65には、成形部37側から筒状のホルダー41が外側に挿入される。ホルダー41は、軸線方向一方に下カートリッジ65の成形部37を挿通する図9に示す軸体貫通穴39が同軸に穿設される。また、ホルダー41の軸線方向他方には軸体貫通穴39と同軸で連通してヘッド雄ねじ73に螺合するホルダー雌ねじ89が同軸で形成される。図7に示すように、成形部37を軸体貫通穴39に貫通させたホルダー41は、ホルダー雌ねじ89が下ヘッド63のヘッド雄ねじ73に螺合されて、軸雄ねじ81、ダブルナット61、ヘッド雄ねじ73を覆って、下ヘッド63に固定される。
ホルダー41の材質としては、熱処理鋼、例えば、工具鋼のダイス鋼(SKD11)、ハイス(高速度鋼)などを用いることができる。
ホルダー41の側面には図8に示す一対の平行なホルダー平坦面91が形成され、ホルダー41はホルダー平坦面91がスパナなどの工具によって挟持され、ホルダー雌ねじ89がヘッド雄ねじ73に螺合されることで、下ヘッド63に締結固定される。このように、下杵25は、下カートリッジ65と下ヘッド63とを固定した後、このホルダー41を下ヘッド63に装着することによって完成する。上ヘッド51も同様に、上カートリッジ53と上ヘッド51とを固定した後、このホルダー41を上ヘッド51に装着することによって完成する。
次に、上記構成を有する圧縮成形用金型29の杵の作用を説明する。
図11は調整ねじ45を軸体に取り付ける組立手順の説明図、図12はダブルナット61を軸雄ねじ81に締結する組立手順の説明図、図13はホルダー41をヘッド雄ねじ73に締結する組立手順の説明図である。
図3に示したロータリー式打錠機13では、粉体35の充填領域(充填ゾーン)において、下杵25が上昇し成形部37を臼孔93の内に位置させ臼孔93に打錠用の粉体35が充填される。次いで、圧縮領域(圧縮ゾーン)において、上杵23が上杵ガイドレール67に導かれ下方へ移動し、下杵25とともに圧縮ローラ27によって粉体35が上下から圧縮されることにより成形される。その後、上杵ガイドレール67に導かれて上杵23が持ち上げられ、取り出し領域(取り出しゾーン)において、下杵25が下杵ガイドレール69によってさらに押し上げられ、臼孔93から圧縮成形された成形物すなわち錠剤が取り出される。
ここで、図11に示すように、軸体、例えば下カートリッジ65の軸雌ねじ85に所定のねじ込み量で調整ねじ45が螺合される。この下カートリッジ65は、軸雄ねじ81を図12に示すヘッド雌ねじ75に螺合して下ヘッド63の有底筒部43に締結される。締結された下ヘッド63は、調整ねじ頭部49が有底筒部43の筒底47に当接される。これにより、下ヘッド63の押圧端79から下カートリッジ65の成形部37までの全長が一定に固定される。
下カートリッジ65には、図13に示すホルダー41が外挿され、ホルダー41のホルダー雌ねじ89がヘッド雄ねじ73に締結固定されることで、ホルダー41によって覆われる。
成形部37が摩耗、損傷し、交換の必要が生じた場合には、ホルダー41が締結解除され、下ヘッド63から下カートリッジ65が締結解除されて、新規の下カートリッジ65と交換される。すなわち、下ヘッド63、調整ねじ45、ホルダー41はそのまま使用され、下カートリッジ65のみが交換される。
一方、成形部37に研磨が行なわれた場合、下カートリッジ65は成形部37の研磨によって全長が短くなる。そこで、ホルダー41が締結解除され、下ヘッド63から下カートリッジ65が締結解除されて、調整ねじ45が研磨によって短くなった量だけ突出方向に回転される。すなわち、下カートリッジ65の研磨による短縮長分、調整ねじ45が突出されて下カートリッジ全長の変動が相殺され、下カートリッジ65の全長が研磨前と同じとなる。なお、調整ねじ45による突出量の調整は、回転角度により1/1000mm程度から可能となる。
下杵25の成形部37等が摩耗、損傷した場合、研磨、ラップ、コーティングを施すことで、下カートリッジ65の再利用が可能となる。成形部37や外周に損傷を受けた下カートリッジ65を再利用するには、下カートリッジ65の直径をサイズダウンし、先端を研磨する。例えば成形部37の先端部を0.1mmを研磨した場合、下カートリッジ65の軸端面83に備えた調整ねじ45に厚さ0.1mmの寸法調整用のスペーサー55を追加し、下杵25の全長を調整する。また、下カートリッジ65の成形部37の先端部のR修正研磨及び外周部を研磨した場合においては、下カートリッジ65の直径をサイズダウンし、上記と同様に、研磨した厚さに相当する厚さのスペーサー55を追加することで、全長を調整する。これにより、下カートリッジ65の再利用が可能となる。
また、下杵25は、ヘッド雌ねじ75に螺合した軸雄ねじ81にダブルナット61が締結される。ダブルナット61は、先ず、図12に示すように、有底筒部側の第1ナット57が有底筒部側に締め付けられ、ヘッド雌ねじ75と軸雄ねじ81とが緩み難くなる。第1ナット57には第1ナット57を挟んで有底筒部43の反対側から図12に示すように第2ナット59が締結され、第2ナット59は第1ナット57をさらに緩み止めする。これにより、螺合した下ヘッド63と下カートリッジ65、或いは上ヘッド51と上カートリッジ53とを緩みの生じないように固定でき、下杵25、上杵23の全長寸法精度を高精度に保つことができる。
さらに、下杵25の全長を設定するために調整ねじ45が回転され、調整ねじ頭部49と軸端面83とに所定の隙間が空いている場合、この隙間の離間距離にほぼ等しい厚みのスペーサー55が挟入されることで、調整ねじ45が回転し難くなる。すなわち、隙間の離間距離が変動し難くなる。また、調整ねじ45は、所定のトルクでスペーサー55に締め付けられることで、緩み止め作用が得られるようにもなる。これにより、調整ねじ頭部49が軸端面83に接近する方向の移動を、スペーサー55によって阻止して、下杵25の全長寸法精度を高精度に保つことができる。なお、このスペーサー55は、1枚から複数枚の必要な枚数で構成され、また種々の厚さを組み合わせることも可能である。
以上の作用は、上杵23についても同様である。
次に、錠剤の製造方法の作用について説明する。
錠剤11の製造方法では、製錠が続けられ、キャッピングやスティッキング、錠剤個々の重量変動等の製錠不良が生じた場合、不良の生じた臼15に対応する杵(上杵23,下杵25)の臼15への挿入長が調整される。キャッピングによる製錠不良の場合は、臼に対する杵の挿入長が短くなるように調整が行われる。スティッキングによる製錠不良の場合は、臼に対する杵の挿入長が長くなるように調整が行われる。また、錠剤個々の重量変動が起きた場合、例えば重量が小さくなるような場合には、臼に対する杵の挿入長が短くなるように調整が行われる。これにより、複数の杵の装備された回転盤17をセットごと全ての杵を交換する必要がなくなる。製錠不良の原因となる一つの杵或いは上下一組の杵を新しい杵と交換する場合の錠剤形状、重量のバラツキが発生しない。また、粉体35に改質剤を添加する必要もなくなる。
また、錠剤の製造方法では、ヘッド(上ヘッド51,下ヘッド63)と、軸体(上カートリッジ53,下カートリッジ65)と、ホルダー41と、から成る杵の単体内において杵の全長が変更される。回転盤17と杵の相対位置は変更せずに、杵自体の全長を変更して臼への挿入長の調整が可能となる。これにより、回転盤17から脱着した杵のみに対して調整が行え、作業が容易となる。その結果、軸体(上カートリッジ53,下カートリッジ65)のホルダー41からの突出長が調整されることで、杵の全長の変動を相殺できる。
さらに、錠剤の製造方法では、調整ねじ45のねじ頭部49が有底筒部43の筒底47に当接されることで、ヘッド51,63の押圧端79からカートリッジ53,65の成形部37までの全長が一定に固定される。例えば成形部37に研磨が行なわれた場合、カートリッジ53,65は成形部37の研磨によって全長が短くなる。そこで、ホルダー41が脱着され、ヘッド51,63からカートリッジ53,65が脱着されて、調整ねじ45が研磨によって短くなった量だけ突出方向に回転される。すなわち、カートリッジ63,65の研磨による短縮長分、調整ねじ45が突出され、容易な作業で、且つ高精度に調整が行える。その結果、杵の全長寸法を高精度に保て、且つ微調整できる。
なお、本発明における成形物である錠剤11は、医薬品に限らず食品、肥料、農薬、セラミック、金属などを含む。これらの錠剤11では、例えば医薬における薬理活性成分を含む場合は、薬理活性成分は特に限定されない。具体的には、マレイン酸クロルフェニラミン、塩酸ジフェンヒドラミン、プロメタジンなどの抗ヒスタミン剤。臭化水素酸デキストロメトルファン、グアイフェネシン、テオフィリンなどの鎮咳去痰剤。カプトリル、メチルドーパ、塩酸ラベタロールなどの血圧降下剤。ピンドロール、塩酸プロプラノロール、塩酸プロカインアミドなどの不整脈用剤。イソソルビド、フロセミドなどの利尿剤。臭化水素酸スコポラミン、塩酸パパベリンなどの鎮痙薬。ロートエキス、ジアスターゼ、ケイヒ油などの健胃消化剤。塩化ベルベリン、乳酸菌、ビフィズス菌などの整腸剤。
酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、スクラルファートなどの制酸剤。シメチジン、ラニチジン、ファモチジンなどのH2 −受容体拮抗剤。アセトアミノフェン、イブプロフェン、エテンザミドなどの解熱鎮痛消炎薬。ジアゼパム、ニトラゼパム、フェノバルビタールナトリウムなどの催眠鎮静剤。アンフェタミン、イミプラミンなどの抗うつ薬。滋養強壮保健薬には、例えば、生薬、漢方薬などの天然由来物質。タンパク。
アミノ酸。鉄、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル。ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンEなどのビタミンなどが含まれる。
本実施形態に係る上杵23と下杵25によれば、成形部37の摩耗、損傷の際の杵交換時には杵全体を交換する必要がなく、軸体である上カートリッジ53と下カートリッジ65のみを交換すれば良く、且つ研磨時には下カートリッジ65、上カートリッジ53を再利用することができる。
従って、本実施形態に係る錠剤11の製造方法によれば、キャッピングやスティッキングなどの打錠障害や錠剤個々の重量変動による不良の生じた臼15に対応する杵の挿入長、すなわち、杵の長さを調整することで、10本や20本などの複数の杵を装備した回転盤17をセットごと全ての杵を交換する必要がなくなる。
11…錠剤
13…ロータリー式打錠機
15…臼
17…回転盤
19…回転中心
23…杵(上杵)
25…杵(下杵)
31…杵保持盤(上杵保持盤)
33…杵保持盤(下杵保持盤)
35…粉体
37…成形部
39…軸体貫通穴
41…ホルダー
43…有底筒部
45…調整ねじ
47…筒底
49…ねじ頭部
51…ヘッド(上ヘッド)
53…軸体(上カートリッジ)
63…ヘッド(下ヘッド)
65…軸体(下カートリッジ)
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載の錠剤11の製造方法は、円周方向に複数の臼15が穿設されるロータリー式打錠機13の回転盤17を円形の中心を回転中心19に回転し、
前記回転盤17と平行に配置され前記臼15に応じて複数の上下一組となる杵(上杵23、下杵25)が前記回転中心19に沿う方向に移動自在に備えられた杵保持盤(上杵保持盤31、下杵保持盤33)を前記回転盤17と同期して回転し、
粉体35の供給された前記臼15に所定の回転位置で前記杵の成形部37を上下より挿入して前記臼15の内周形状及び前記成形部37の形状により錠剤11を成形する錠剤の製造方法であって、
前記複数の杵及び臼15によって前記錠剤11の成形を続けているうちに製錠不良を生じた際、該不良の錠剤11を成形した該当する特定の臼15に対応する杵(上杵23、下杵25)を前記杵保持盤(上杵保持盤31、下杵保持盤33)から外して、該杵(上杵23、下杵25)の全長を調整して、該杵(上杵23、下杵25)の前記臼15への挿入長を調整し、
該特定の杵(上杵23、下杵25)以外の前記杵保持盤の他の前記杵(上杵23、下杵25)は継続して使用することを特徴とする。
この錠剤11の製造方法では、製錠が続けられ、キャッピングやスティッキング等の製錠不良が生じた場合、不良の生じた臼15に対応する杵(上杵23、下杵25)が杵保持盤(上杵保持盤31、下杵保持盤33)から外され、この杵(上杵23、下杵25)の全長を調整して、杵(上杵23、下杵25)の臼15への挿入長が調整される。キャッピングによる製錠不良の場合は、杵の挿入長が短くなるように調整が行われる。スティッキングによる製錠不良の場合は、杵の挿入長が長くなるように調整が行われる。また、錠剤個々の重量変動が起きた場合、例えば重量が小さくなるような場合には、杵の挿入長が短くなるように調整が行われる。これにより、10本や20本などの複数の杵の装備された打錠機13をセットごと全ての杵を交換する必要がなくなる。製錠不良の原因となる一つの杵を新しい杵と交換する場合や研磨などの処理を行なって再利用する場合の錠剤形状に欠損、すなわち打錠障害や、錠剤の重量のバラツキ、すなわち重量変動が発生しない。また、粉体35に改質剤を添加する必要もなくなる。
本発明の請求項2記載の錠剤11の製造方法は、請求項1記載の錠剤11の製造方法であって、
前記杵(上杵23、下杵25)が、円柱状のヘッド(上ヘッド51、下ヘッド63)と、軸線方向一方に前記成形部37が形成されて軸線方向他方が前記ヘッドに支持される軸体(上カートリッジ53、下カートリッジ65)と、軸線方向一方に前記軸体の成形部37を挿通する軸体貫通穴39が同軸に穿設され軸線方向他方が前記ヘッド(上ヘッド51、下ヘッド63)に支持されて前記軸体(上カートリッジ53、下カートリッジ65)の前記成形部37を突出状態で貫通し前記軸体の軸線方向他方を覆う筒状のホルダー41と、からなり、
前記杵の前記挿入長の調整が、前記ヘッドに対する前記軸体の支持長を変更することによる前記軸体の前記ホルダー41からの突出長の調整によって行われることを特徴とする。
この錠剤11の製造方法では、ヘッド(51,63)と、軸体(53,65)と、ホルダー41と、から成る杵(上杵23、下杵25)の単体内において杵の全長が変更される。回転盤17と杵の相対位置は変更せずに、杵自体の全長、すなわちヘッド(51,63)から軸体(53,65)の先端の成形部37までの長さを変更して臼への挿入長の調整が可能となる。これにより、杵保持盤17から脱着した杵のみに対して調整が行え、作業が容易となる。
本発明に係る請求項1記載の錠剤の製造方法によれば、複数の杵を装備した打錠機をセットごと全ての杵を交換する必要がなくなり、キャッピングやスティッキング、錠剤個々の重量変動等の製錠不良を起こした対象の杵のみを調整して、臼への挿入長を調整することができ、それ以外の他の杵は継続して使用が可能となり、打錠障害の無い安定した錠剤の成形を行なえる。
本発明に係る請求項2記載の錠剤の製造方法によれば、ヘッドから軸体の先端の成形部までの長さを、ヘッドに対する軸体の支持長を変更することで調整し、軸体のホルダーからの突出長が調整されることで臼への挿入長の調整が可能となり、杵の全長の変動を相殺できる。

Claims (3)

  1. 円周方向に複数の臼が穿設されるロータリー式打錠機の回転盤を円形の中心を回転中心に回転し、
    前記回転盤と平行に配置され前記臼に応じて複数の杵が前記回転中心に沿う方向に移動自在に備えられた杵保持盤を前記回転盤と同期して回転し、
    粉体の供給された前記臼に所定の回転位置で前記杵の成形部を挿入して前記臼の内周形状及び前記成形部の形状により錠剤を成形し、
    特定の前記臼により成形された前記錠剤に製錠不良が生じたときに前記特定の臼に応じた前記杵のみの前記臼への挿入長を調整して前記回転盤の他の前記杵を継続して使用することを特徴とする錠剤の製造方法。
  2. 請求項1記載の錠剤の製造方法であって、
    前記杵が、円柱状のヘッドと、軸線方向一方に前記成形部が形成されて軸線方向他方が前記ヘッドに支持される軸体と、軸線方向一方に前記軸体の成形部を挿通する軸体貫通穴が同軸に穿設され軸線方向他方が前記ヘッドに支持される筒状のホルダーと、からなり、
    前記杵の前記挿入長の調整が、前記軸体の前記ホルダーからの突出長の調整によって行われることを特徴とする錠剤の製造方法。
  3. 請求項2記載の錠剤の製造方法であって、
    前記ヘッドに有底筒部が形成され、
    前記軸体の前記成形部と反対端側には調整ねじが螺合され、
    前記軸体の前記ホルダーからの突出長の調整が、前記有底筒部の筒底にねじ頭部が当接する前記調整ねじの回転によって行われることを特徴とする錠剤の製造方法。
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