JP2014213308A - 水銀吸着剤投入装置およびそれを用いた水銀除去システム - Google Patents
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Abstract
【課題】無駄な水銀吸着剤の使用を避けることができるとともに、省動力化を図ることができる水銀吸着剤投入装置およびそれを用いた水銀除去システムを提供する。
【解決手段】水銀除去システム1は、水銀を含む排ガスが流通される煙道2の途中に集塵器3を設けてなる排ガス処理設備4に活性炭投入装置5を付設してなるものとし、活性炭投入装置5は、活性炭を貯留する活性炭タンク6と、活性炭タンク6に貯留されている活性炭を集塵器3の上流側の煙道2aに投入するための活性炭投入路16と、制御信号に応じて活性炭投入路16を開閉する開閉手段17と、煙道2に流通される排ガスに含まれる水銀の濃度を検出する水銀連続分析計20と、水銀連続分析計20により検出される水銀濃度が所定濃度を超えたときに、活性炭投入路16を開く制御信号を開閉手段17に向けて送信するコントローラ21とを備えてなるものとする。
【選択図】図1
【解決手段】水銀除去システム1は、水銀を含む排ガスが流通される煙道2の途中に集塵器3を設けてなる排ガス処理設備4に活性炭投入装置5を付設してなるものとし、活性炭投入装置5は、活性炭を貯留する活性炭タンク6と、活性炭タンク6に貯留されている活性炭を集塵器3の上流側の煙道2aに投入するための活性炭投入路16と、制御信号に応じて活性炭投入路16を開閉する開閉手段17と、煙道2に流通される排ガスに含まれる水銀の濃度を検出する水銀連続分析計20と、水銀連続分析計20により検出される水銀濃度が所定濃度を超えたときに、活性炭投入路16を開く制御信号を開閉手段17に向けて送信するコントローラ21とを備えてなるものとする。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば廃棄物処理施設や石炭火力発電、石油・ガス生成施設等で発生する燃焼排ガスに含まれる水銀の除去に供する水銀吸着剤投入装置およびそれを用いた水銀除去システムに関するものである。
例えば廃棄物処理施設において、廃棄物を炉で焼却・ガス化・溶融等にて処理した際に発生する燃焼排ガスは、ろ過式の集塵器で集塵処理されるまでに熱回収設備や減温塔により200℃程度にまで減温される。
従来、燃焼排ガスに含まれる水銀を除去する手段として、例えば、図3(a)〜(c)に示されるようなものが挙げられる。
図3(a)に示されるものは、炉100から排出されて熱回収設備等101で減温された燃焼排ガスをろ過式の集塵器102で集塵処理した後に煙突103を介して系外に排出するようにした排ガス処理設備において、集塵器102の入口側に酸性ガス除去薬剤等に加えて水銀を除去するための水銀吸着剤として活性炭等を吹き込み、集塵器102におけるろ布上に活性炭を含むダストの層を形成して水銀を吸着するようにしたものである。なお、集塵器102の入口側に活性炭を吹き込むようにしたものは、例えば特許文献1にて提案されている。
図3(a)に示されるものは、炉100から排出されて熱回収設備等101で減温された燃焼排ガスをろ過式の集塵器102で集塵処理した後に煙突103を介して系外に排出するようにした排ガス処理設備において、集塵器102の入口側に酸性ガス除去薬剤等に加えて水銀を除去するための水銀吸着剤として活性炭等を吹き込み、集塵器102におけるろ布上に活性炭を含むダストの層を形成して水銀を吸着するようにしたものである。なお、集塵器102の入口側に活性炭を吹き込むようにしたものは、例えば特許文献1にて提案されている。
また、図3(b)に示されるものは、集塵器102の出口側に排ガス洗浄処理装置104を設置し、気液接触によって水中に移行した水銀をキレート剤等を用いて捕集するようにしたものであり、同図(c)に示されるものは、集塵器102の出口側に活性炭等充填装置105を設置し、活性炭等に水銀を吸着させるようにしたものである。
近年、都市ごみを焼却処理した際に発生する水銀濃度は、自主規制値(国内では、排ガス規制値として定められていないが、自治体で独自に規制している。)である0.05mg/m3N以下であるが、まれに数mg/m3Nの高濃度の水銀が発生する場合がある。
図3(a)に示される活性炭等吹込み式のものでは、急に高濃度の水銀が発生したときに活性炭等を供給し始めても、集塵器102のろ布上に十分な量の活性炭等が存在することができず、十分な水銀除去効果を得ることができないため、常時活性炭等の薬剤を吹き込むようにしている。
図3(b)に示されるキレート剤等を用いたものでも、急に高濃度の水銀が発生したときにキレート剤等を供給し始めても、排ガス洗浄処理装置104の循環水中に十分な量のキレート剤等が存在することができず、やはり十分な水銀除去効果を得ることができないため、常時キレート剤等を注入するようにしている。
図3(c)に示される活性炭等充填装置105を用いたものでは、高濃度の水銀を想定してそれに対応可能な量の活性炭等を充填した活性炭充填層を設置するようにしている。
図3(b)に示されるキレート剤等を用いたものでも、急に高濃度の水銀が発生したときにキレート剤等を供給し始めても、排ガス洗浄処理装置104の循環水中に十分な量のキレート剤等が存在することができず、やはり十分な水銀除去効果を得ることができないため、常時キレート剤等を注入するようにしている。
図3(c)に示される活性炭等充填装置105を用いたものでは、高濃度の水銀を想定してそれに対応可能な量の活性炭等を充填した活性炭充填層を設置するようにしている。
しかしながら、上記従来の技術では、以下のような問題点がある。
(1)活性炭等吹込み式のもの、キレート剤等を用いたものおよび活性炭等充填装置105を用いたもの全てにおいて、活性炭やキレート剤等の水銀吸着剤を常時あるいは運転時間に応じた量を必要とするため、使用する薬剤量が多い。このため、薬剤の維持管理費が高くなり、また飛灰処理・水処理量が増加することから、環境負荷が高いものになる。
(2)活性炭等吹込み式のものやキレート剤等を用いたものでは、常時運転する必要があるため、定量供給装置やポンプ等の動力を常時必要とする。また、活性炭あるいはキレート剤の吸着能力を100%使いきれずに、飛灰処理・排水処理してしまうことになる。
(3)活性炭等充填装置105を用いたものでは、高濃度の水銀を想定してそれに対応可能な量の活性炭等を充填した活性炭充填層に燃焼排ガスを通過させるため、圧力抵抗が大きく、誘引通風気等の動力が増加する。また、水銀以外の重金属やSOx等を吸着するため、活性炭充填層に充填する活性炭等の充填量が多くなる、あるいは活性炭充填層の交換頻度が多くなる。
(1)活性炭等吹込み式のもの、キレート剤等を用いたものおよび活性炭等充填装置105を用いたもの全てにおいて、活性炭やキレート剤等の水銀吸着剤を常時あるいは運転時間に応じた量を必要とするため、使用する薬剤量が多い。このため、薬剤の維持管理費が高くなり、また飛灰処理・水処理量が増加することから、環境負荷が高いものになる。
(2)活性炭等吹込み式のものやキレート剤等を用いたものでは、常時運転する必要があるため、定量供給装置やポンプ等の動力を常時必要とする。また、活性炭あるいはキレート剤の吸着能力を100%使いきれずに、飛灰処理・排水処理してしまうことになる。
(3)活性炭等充填装置105を用いたものでは、高濃度の水銀を想定してそれに対応可能な量の活性炭等を充填した活性炭充填層に燃焼排ガスを通過させるため、圧力抵抗が大きく、誘引通風気等の動力が増加する。また、水銀以外の重金属やSOx等を吸着するため、活性炭充填層に充填する活性炭等の充填量が多くなる、あるいは活性炭充填層の交換頻度が多くなる。
本発明は、前述のような問題点に鑑みてなされたもので、無駄な水銀吸着剤の使用を避けることができるとともに、省動力化を図ることができる水銀吸着剤投入装置およびそれを用いた水銀除去システムを提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、第1発明による水銀吸着剤投入装置は、
水銀を含む排ガスが流通される煙道の途中にその排ガス中のダストを集塵処理する集塵器を設けてなる排ガス処理設備に付設される水銀吸着剤投入装置であって、
水銀吸着剤を貯留する水銀吸着剤タンクと、
前記水銀吸着剤タンクに貯留されている水銀吸着剤を前記集塵器の上流側の煙道に投入するための水銀吸着剤投入路と、
制御信号に応じて前記水銀吸着剤投入路を開閉する開閉手段と、
前記煙道に流通される排ガスに含まれる水銀の濃度を検出する水銀濃度検出手段と、
前記水銀濃度検出手段により検出される水銀濃度が所定濃度を超えたときに、前記水銀吸着剤投入路を開く制御信号を前記開閉手段に向けて送信する制御手段と、
を備えることを特徴とするものである。
水銀を含む排ガスが流通される煙道の途中にその排ガス中のダストを集塵処理する集塵器を設けてなる排ガス処理設備に付設される水銀吸着剤投入装置であって、
水銀吸着剤を貯留する水銀吸着剤タンクと、
前記水銀吸着剤タンクに貯留されている水銀吸着剤を前記集塵器の上流側の煙道に投入するための水銀吸着剤投入路と、
制御信号に応じて前記水銀吸着剤投入路を開閉する開閉手段と、
前記煙道に流通される排ガスに含まれる水銀の濃度を検出する水銀濃度検出手段と、
前記水銀濃度検出手段により検出される水銀濃度が所定濃度を超えたときに、前記水銀吸着剤投入路を開く制御信号を前記開閉手段に向けて送信する制御手段と、
を備えることを特徴とするものである。
次に、第2発明による水銀除去システムは、
水銀を含む排ガスが流通される煙道の途中にその排ガス中のダストを集塵処理する集塵器を設けてなる排ガス処理設備に水銀吸着剤投入装置を付設して排ガス中の水銀を除去するようにした水銀除去システムであって、
前記水銀吸着剤投入装置は、
水銀吸着剤を貯留する水銀吸着剤タンクと、
前記水銀吸着剤タンクに貯留されている水銀吸着剤を前記集塵器の上流側の煙道に投入するための水銀吸着剤投入路と、
制御信号に応じて前記水銀吸着剤投入路を開閉する開閉手段と、
前記煙道に流通される排ガスに含まれる水銀の濃度を検出する水銀濃度検出手段と、
前記水銀濃度検出手段により検出される水銀濃度が所定濃度を超えたときに、前記水銀吸着剤投入路を開く制御信号を前記開閉手段に向けて送信する制御手段と、
を備えることを特徴とするものである。
水銀を含む排ガスが流通される煙道の途中にその排ガス中のダストを集塵処理する集塵器を設けてなる排ガス処理設備に水銀吸着剤投入装置を付設して排ガス中の水銀を除去するようにした水銀除去システムであって、
前記水銀吸着剤投入装置は、
水銀吸着剤を貯留する水銀吸着剤タンクと、
前記水銀吸着剤タンクに貯留されている水銀吸着剤を前記集塵器の上流側の煙道に投入するための水銀吸着剤投入路と、
制御信号に応じて前記水銀吸着剤投入路を開閉する開閉手段と、
前記煙道に流通される排ガスに含まれる水銀の濃度を検出する水銀濃度検出手段と、
前記水銀濃度検出手段により検出される水銀濃度が所定濃度を超えたときに、前記水銀吸着剤投入路を開く制御信号を前記開閉手段に向けて送信する制御手段と、
を備えることを特徴とするものである。
本発明の水銀吸着剤投入装置においては、排ガス中の水銀濃度が所定濃度を超えたときに水銀吸着剤投入路が開かれて水銀吸着剤タンクに貯留されている水銀吸着剤が集塵器の上流側の煙道に投入される。煙道に投入された水銀吸着剤は、集塵器内に取り込まれ、水銀を含む排ガスが集塵器で集塵処理される際に、排ガス中の水銀が水銀吸着剤に吸着され、除去される。
本発明の水銀吸着剤投入装置によれば、排ガス中の水銀濃度が所定濃度を超えたときのみ当該水銀吸着剤投入装置が稼働されるので、無駄な動力を削減することができ、省動力化を図ることができる。
また、排ガス中の水銀濃度が所定濃度を超えたときのみ水銀吸着剤タンク内の水銀吸着剤が集塵器の上流側の煙道に投入されるので、無駄な水銀吸着剤の使用を避けることができる。このため、薬剤の維持管理費を抑えることができ、また飛灰処理・水処理量を低減することができることから、環境負荷を軽減することができる。
本発明の水銀吸着剤投入装置によれば、排ガス中の水銀濃度が所定濃度を超えたときのみ当該水銀吸着剤投入装置が稼働されるので、無駄な動力を削減することができ、省動力化を図ることができる。
また、排ガス中の水銀濃度が所定濃度を超えたときのみ水銀吸着剤タンク内の水銀吸着剤が集塵器の上流側の煙道に投入されるので、無駄な水銀吸着剤の使用を避けることができる。このため、薬剤の維持管理費を抑えることができ、また飛灰処理・水処理量を低減することができることから、環境負荷を軽減することができる。
また、本発明の水銀除去システムによれば、上記の水銀吸着剤投入装置が装備されて排ガス中の水銀を除去するように構成されているので、無駄な水銀吸着剤の使用を避けつつ排ガス中の水銀を除去することができるとともに、システムの省動力化を図ることができる。
次に、本発明による水銀吸着剤投入装置およびそれを用いた水銀除去システムの具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
<水銀除去システムの概略説明>
図1に示される水銀除去システム1は、例えば廃棄物処理施設や石炭火力発電、石油・ガス生成施設等で発生する燃焼排ガスに含まれる水銀を除去するためのものであって、図示されない熱回収設備等により200℃程度まで減温された燃焼排ガスが流通される煙道2の途中にその排ガス中のダストを集塵処理する集塵器3を設けてなる排ガス処理設備4を備えている。
図1に示される水銀除去システム1は、例えば廃棄物処理施設や石炭火力発電、石油・ガス生成施設等で発生する燃焼排ガスに含まれる水銀を除去するためのものであって、図示されない熱回収設備等により200℃程度まで減温された燃焼排ガスが流通される煙道2の途中にその排ガス中のダストを集塵処理する集塵器3を設けてなる排ガス処理設備4を備えている。
<集塵器の説明>
集塵器3は、織布や不織布よりなるろ布3aを用いて燃焼排ガス中のダストを集塵処理するろ過式集塵器であって、上流側(入口側)の煙道2aから内部に導入した燃焼排ガスに含まれるダストをろ布3a上に付着堆積したダスト層でろ過捕集し、ろ布3aを通過した燃焼排ガスを下流側(出口側)の煙道2bへと導出するように構成されている。
集塵器3は、織布や不織布よりなるろ布3aを用いて燃焼排ガス中のダストを集塵処理するろ過式集塵器であって、上流側(入口側)の煙道2aから内部に導入した燃焼排ガスに含まれるダストをろ布3a上に付着堆積したダスト層でろ過捕集し、ろ布3aを通過した燃焼排ガスを下流側(出口側)の煙道2bへと導出するように構成されている。
<水銀吸着剤投入装置の構成説明>
排ガス処理設備4には、集塵器3の上流側の煙道2aに水銀吸着剤として例えば活性炭を投入する活性炭投入装置5(本発明の「水銀吸着剤投入装置」に相当する。)が付設されている。
本実施形態においては、水銀吸着剤として活性炭を用いる例を示したが、その他の例としては例えば活性炭担体にヨウ化カリウムを担持させたものなど、水銀を吸着し得る機能を持った粉体状物であれば特に限定されるものではない。
排ガス処理設備4には、集塵器3の上流側の煙道2aに水銀吸着剤として例えば活性炭を投入する活性炭投入装置5(本発明の「水銀吸着剤投入装置」に相当する。)が付設されている。
本実施形態においては、水銀吸着剤として活性炭を用いる例を示したが、その他の例としては例えば活性炭担体にヨウ化カリウムを担持させたものなど、水銀を吸着し得る機能を持った粉体状物であれば特に限定されるものではない。
活性炭投入装置5は、活性炭を貯留する活性炭タンク6(本発明の「水銀吸着剤タンク」に相当する。)を備えている。
活性炭タンク6の上面には、活性炭タンク6内に活性炭を補給するための活性炭補給口7が形成されている。この活性炭補給口7は、活性炭の補給時以外は通常、蓋体8によって気密状態に閉じられている。
活性炭タンク6の上面には、活性炭タンク6内に活性炭を補給するための活性炭補給口7が形成されている。この活性炭補給口7は、活性炭の補給時以外は通常、蓋体8によって気密状態に閉じられている。
活性炭タンク6の上部には、活性炭タンク6内に大気圧の空気を導入するための大気導入口9が形成されている。この大気導入口9には、制御信号に応じて当該大気導入口9を開閉する第1開閉弁10が装着されている。
第1開閉弁10は、活性炭タンク6内の活性炭の煙道2aへの投入時に活性炭タンク6内を大気でプラス圧に保ったり、活性炭補給口7から活性炭タンク6内に活性炭を補給する際に、活性炭タンク6内の空気を外部に排出したりする役目をする。
第1開閉弁10は、活性炭タンク6内の活性炭の煙道2aへの投入時に活性炭タンク6内を大気でプラス圧に保ったり、活性炭補給口7から活性炭タンク6内に活性炭を補給する際に、活性炭タンク6内の空気を外部に排出したりする役目をする。
活性炭タンク6の側面には、付着粉体払い落し装置11(以下、「ノッカー11」と称する。)が装着されている。このノッカー11は、駆動信号に応じて駆動されると、活性炭タンク6に衝撃を与えて活性炭タンク6の内面に付着した活性炭を払い落すことができるように構成されており、ブリッジ防止や活性炭投入を促進する役目をする。
活性炭タンク6の下部には、活性炭タンク6内の活性炭を下方に落下させるための活性炭落下口12が形成されている。この活性炭落下口12には、制御信号に応じて当該活性炭落下口12を開閉する第2開閉弁13が装着されている。この第2開閉弁13は、活性炭タンク6内の活性炭を後述する活性炭投入管14を通して煙道2aに瞬間的に大量投入するための弁機能を有している。
第2開閉弁13と煙道2aとは、活性炭投入管14によって接続され、この活性炭投入管14の途中には、制御信号に応じて当該活性炭投入管14を開閉する第3開閉弁15が設けられている。この第3開閉弁15は、煙道2aからの燃焼排ガスをシールするための弁機能を有している。
こうして、活性炭落下口12から活性炭投入管14を介して煙道2aに至る管路により、活性炭タンク6に貯留されている活性炭を煙道2aに投入するための活性炭投入路16(本発明の「水銀吸着剤投入路」に相当する。)が構成されている。また、第2開閉弁13と第3開閉弁15とにより、制御信号に応じて活性炭投入路16を開閉する開閉手段17が構成されている。
第2開閉弁13と煙道2aとは、活性炭投入管14によって接続され、この活性炭投入管14の途中には、制御信号に応じて当該活性炭投入管14を開閉する第3開閉弁15が設けられている。この第3開閉弁15は、煙道2aからの燃焼排ガスをシールするための弁機能を有している。
こうして、活性炭落下口12から活性炭投入管14を介して煙道2aに至る管路により、活性炭タンク6に貯留されている活性炭を煙道2aに投入するための活性炭投入路16(本発明の「水銀吸着剤投入路」に相当する。)が構成されている。また、第2開閉弁13と第3開閉弁15とにより、制御信号に応じて活性炭投入路16を開閉する開閉手段17が構成されている。
第2開閉弁13と第3開閉弁15との間における活性炭投入管14には、大気に開放された大気開放管18が接続され、この大気開放管18の途中には、制御信号に応じて当該大気開放管18を開閉する第4開閉弁19が設けられている。この第4開閉弁19は、第2開閉弁13と第3開閉弁15との間における活性炭投入管14を大気パージするための弁機能を有している。
<水銀連続分析計の説明>
集塵器3の下流側の煙道2bには、燃焼排ガスに含まれる水銀の濃度を検出する水銀濃度検出手段としての水銀連続分析計20が付設されている。この水銀連続分析計20は、燃焼排ガス中の原子状水銀、可溶性水銀塩などの各種水銀化合物を原子状水銀に還元し、燃焼排ガス中の水銀濃度を連続的に測定して監視するもので、この水銀連続分析計20によって検出された水銀濃度の検出データは、コントローラ21(本発明の「制御手段」に相当する。)に与えられる。
集塵器3の下流側の煙道2bには、燃焼排ガスに含まれる水銀の濃度を検出する水銀濃度検出手段としての水銀連続分析計20が付設されている。この水銀連続分析計20は、燃焼排ガス中の原子状水銀、可溶性水銀塩などの各種水銀化合物を原子状水銀に還元し、燃焼排ガス中の水銀濃度を連続的に測定して監視するもので、この水銀連続分析計20によって検出された水銀濃度の検出データは、コントローラ21(本発明の「制御手段」に相当する。)に与えられる。
<コントローラの説明>
コントローラ21は、マイクロコンピュータを主体に構成されるもので、所定プログラムに従って、各開閉弁10,13,15,19に制御信号を送信したり、ノッカー11に駆動信号を送信したりする機能を有している。
コントローラ21は、マイクロコンピュータを主体に構成されるもので、所定プログラムに従って、各開閉弁10,13,15,19に制御信号を送信したり、ノッカー11に駆動信号を送信したりする機能を有している。
<水銀吸着剤投入装置の動作説明>
以上に述べたように構成される活性炭投入装置5の動作について以下に説明する。
通常時、活性炭タンク6内には、活性炭が充填されており、第2開閉弁13および第3開閉弁15はそれぞれ閉じられ、第4開閉弁19は開かれ、第2開閉弁13と第3開閉弁15との間における活性炭投入管14は大気圧に保たれている。
以上に述べたように構成される活性炭投入装置5の動作について以下に説明する。
通常時、活性炭タンク6内には、活性炭が充填されており、第2開閉弁13および第3開閉弁15はそれぞれ閉じられ、第4開閉弁19は開かれ、第2開閉弁13と第3開閉弁15との間における活性炭投入管14は大気圧に保たれている。
水銀連続分析計20により検出される水銀濃度が設定した所定濃度を超えたとき、コントローラ21は、まず、第4開閉弁19を閉じる制御信号をその第4開閉弁19に向けて送信し、その後、第3開閉弁15および第2開閉弁13をそれぞれ開く制御信号をそれら開閉弁15,13に向けて送信し、次いで第1開閉弁10を開く制御信号をその第1開閉弁10に向けて送信する。
第4開閉弁19が閉じられることにより、活性炭投入管14が大気から遮断され、その後、第3開閉弁15および第2開閉弁13がそれぞれ開かれて活性炭タンク6と煙道2aとが活性炭投入管14によって連通状態とされ、次いで第1開閉弁10が開かれることで活性炭タンク6が大気でプラス圧に保たれて活性炭タンク6内の活性炭が活性炭投入管14を通じて煙道2aに一気に投入される。煙道2aに投入された多量の活性炭は、集塵器3内のろ布3a上に堆積し、水銀を含む排ガスが通過する際に、活性炭に吸着され、除去される。
上記の活性炭投入動作時に、ノッカー11の駆動にて活性炭タンク6に衝撃を与える、あるいは図示されないエアレーション装置で活性炭タンク6内に圧縮空気を送ることにより、更に活性炭の投入速度を速めることができる。
また、第1開閉弁10に対し例えば図示されないエアコンプレッサユニットを所要のエア配管で接続し、予め活性炭タンク6内を第1開閉弁10を通じて、計装用の圧縮空気あるいは除湿した圧縮空気にて加圧することにより、投入速度を速めることもできる。
また、第1開閉弁10に対し例えば図示されないエアコンプレッサユニットを所要のエア配管で接続し、予め活性炭タンク6内を第1開閉弁10を通じて、計装用の圧縮空気あるいは除湿した圧縮空気にて加圧することにより、投入速度を速めることもできる。
活性炭投入完了後、第2開閉弁13を閉じ、第4開閉弁19を開いた後に、第3開閉弁15および第1開閉弁10をそれぞれ閉じて、活性炭投入活動が完了する。
本実施形態では、活性炭タンク6内への活性炭の補給は、高濃度の水銀が発生する頻度が年数回程度であることを想定して、手動投入としているが、自動化も可能である。
手動の場合は、第1開閉弁10を開き、蓋体8を取り外して活性炭補給口7を開放し、活性炭補給口7から図示されないフレキシブルコンテナバック等で活性炭を活性炭タンク6内に供給する。なお、第1開閉弁10には、活性炭補給時等に活性炭タンク6の外部に活性炭が漏れないように、フィルタ類を設置することが望ましい。また、負圧を維持できる様、煙道2に接続あるいは図示されない真空掃除配管等に接続することで、確実に活性炭を漏れなくすることができる。
活性炭タンク6の容量は、数十L〜数百L程度で、プラントの処理ガス量や処理する水銀濃度、集塵器3の温度によって適宜に容量が設定される。
手動の場合は、第1開閉弁10を開き、蓋体8を取り外して活性炭補給口7を開放し、活性炭補給口7から図示されないフレキシブルコンテナバック等で活性炭を活性炭タンク6内に供給する。なお、第1開閉弁10には、活性炭補給時等に活性炭タンク6の外部に活性炭が漏れないように、フィルタ類を設置することが望ましい。また、負圧を維持できる様、煙道2に接続あるいは図示されない真空掃除配管等に接続することで、確実に活性炭を漏れなくすることができる。
活性炭タンク6の容量は、数十L〜数百L程度で、プラントの処理ガス量や処理する水銀濃度、集塵器3の温度によって適宜に容量が設定される。
<作用効果の説明>
本実施形態においては、高濃度の水銀が発生したときのみ活性炭投入装置5が稼働されて活性炭が煙道2aに投入されるので、無駄な動力を削減することができるとともに、無駄な活性炭の使用を避けることができる。これにより、従来よりも活性炭を有効に使用できて薬剤の維持管理費を抑えることができ、また飛灰処理・水処理量を低減することができることから、環境負荷を軽減することができる。また、従来のように活性炭を煙道2aに常時吹き込む必要がなくなり、装置の運営費を削減することができる。また、常時水銀が発生するプラントでも、ピークカットが可能になり、安定した水銀除去が可能になる。
本実施形態においては、高濃度の水銀が発生したときのみ活性炭投入装置5が稼働されて活性炭が煙道2aに投入されるので、無駄な動力を削減することができるとともに、無駄な活性炭の使用を避けることができる。これにより、従来よりも活性炭を有効に使用できて薬剤の維持管理費を抑えることができ、また飛灰処理・水処理量を低減することができることから、環境負荷を軽減することができる。また、従来のように活性炭を煙道2aに常時吹き込む必要がなくなり、装置の運営費を削減することができる。また、常時水銀が発生するプラントでも、ピークカットが可能になり、安定した水銀除去が可能になる。
以上、本発明の水銀吸着剤投入装置およびそれを用いた水銀除去システムについて、一実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
例えば、上記実施形態では、燃焼排ガスに含まれる水銀の濃度を検出する水銀濃度検出手段としての水銀連続分析計20を集塵器3の下流側の煙道2bに付設する態様を示したが、これに限定されるものではなく、図2に示されるように、水銀連続分析計20を集塵器3の上流側の煙道2aに付設してもよく、これによっても上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
本発明の水銀吸着剤投入装置およびそれを用いた水銀除去システムは、無駄な水銀吸着剤の使用を避けることができるとともに、省動力化を図ることができるという特性を有していることから、例えば廃棄物処理施設や石炭火力発電、石油・ガス生成施設等で発生する燃焼排ガスに含まれる水銀の除去の用途に好適に用いることができる。
1 水銀除去システム
2a 煙道
3 集塵器
4 排ガス処理設備
5 活性炭投入装置(水銀吸着剤投入装置)
6 活性炭タンク(水銀吸着剤タンク)
13 第2開閉弁
15 第3開閉弁
14 活性炭投入管
16 活性炭投入路(水銀吸着剤投入路)
17 開閉手段
20 水銀連続分析計(水銀濃度検出手段)
21 コントローラ(制御手段)
2a 煙道
3 集塵器
4 排ガス処理設備
5 活性炭投入装置(水銀吸着剤投入装置)
6 活性炭タンク(水銀吸着剤タンク)
13 第2開閉弁
15 第3開閉弁
14 活性炭投入管
16 活性炭投入路(水銀吸着剤投入路)
17 開閉手段
20 水銀連続分析計(水銀濃度検出手段)
21 コントローラ(制御手段)
Claims (2)
- 水銀を含む排ガスが流通される煙道の途中にその排ガス中のダストを集塵処理する集塵器を設けてなる排ガス処理設備に付設される水銀吸着剤投入装置であって、
水銀吸着剤を貯留する水銀吸着剤タンクと、
前記水銀吸着剤タンクに貯留されている水銀吸着剤を前記集塵器の上流側の煙道に投入するための水銀吸着剤投入路と、
制御信号に応じて前記水銀吸着剤投入路を開閉する開閉手段と、
前記煙道に流通される排ガスに含まれる水銀の濃度を検出する水銀濃度検出手段と、
前記水銀濃度検出手段により検出される水銀濃度が所定濃度を超えたときに、前記水銀吸着剤投入路を開く制御信号を前記開閉手段に向けて送信する制御手段と、
を備えることを特徴とする水銀吸着剤投入装置。 - 水銀を含む排ガスが流通される煙道の途中にその排ガス中のダストを集塵処理する集塵器を設けてなる排ガス処理設備に水銀吸着剤投入装置を付設して排ガス中の水銀を除去するようにした水銀除去システムであって、
前記水銀吸着剤投入装置は、
水銀吸着剤を貯留する水銀吸着剤タンクと、
前記水銀吸着剤タンクに貯留されている水銀吸着剤を前記集塵器の上流側の煙道に投入するための水銀吸着剤投入路と、
制御信号に応じて前記水銀吸着剤投入路を開閉する開閉手段と、
前記煙道に流通される排ガスに含まれる水銀の濃度を検出する水銀濃度検出手段と、
前記水銀濃度検出手段により検出される水銀濃度が所定濃度を超えたときに、前記水銀吸着剤投入路を開く制御信号を前記開閉手段に向けて送信する制御手段と、
を備えることを特徴とする水銀除去システム。
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