JP2014213220A - 塗布用ローラおよびそれを用いた折板屋根用塗布装置 - Google Patents

塗布用ローラおよびそれを用いた折板屋根用塗布装置 Download PDF

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Abstract

【課題】回転軸が傾いた状態で塗料を塗布する際に塗料を均一に塗布することができる塗布用ローラおよびそれを用いた折板屋根用塗布装置を提供する。【解決手段】供給される塗料を吐出するための吐出口20aを有する軸部材20と、その軸部材20が中空部に挿入され、かつ、回転可能に支持されているローラ30とを備え、軸部材20の外周面とローラ30の内周面との隙間10aに吐出口20aから吐出される塗料を充満させて滲み出させることによりローラ30に塗料を供給する塗布用ローラ10であって、隙間10aを形成する軸部材20の外周面にスパイラル状の外歯20bが設けられていることを特徴とする塗布用ローラである。【選択図】図1

Description

本発明は、圧送により供給される塗料を被塗布面に塗布するための塗布用ローラおよびそれを用いた折板屋根用塗布装置に関する。さらに詳しくは、塗布用ローラをその回転軸が傾いた状態で用いて塗料を塗布する際に塗料を均一に塗布することができる塗布用ローラおよびそれを用いた折板屋根用塗布装置に関する。
塗布用ローラを用いた塗料の塗布では、ホースを介した圧送等により供給して塗料を塗布用ローラに含浸させる(浸み込ませる)場合と、塗布用ローラを塗料に浸漬することにより塗料を塗布用ローラに含浸させる場合がある。
塗料を塗布用ローラに供給する場合には、塗布装置として、例えば、塗料が貯留されるタンクと、そのタンクと配管を介して接続するポンプと、そのポンプからホースを介して塗料が圧送されるガンと、そのガンに接続された塗布用ローラとを備える塗布装置を用いることができる。ガンは、塗布用ローラの握り部分(グリップ)として機能するとともに、タンクからホースを介して供給された塗料を塗布用ローラにさらに供給するための流路としても機能する。そのガンには、さらに、レバーが設けられており、そのレバーの操作により塗料の流量を調整するとともに流路を開閉する弁としてもガンは機能する。
このような構成の塗布装置に用いられる塗布用ローラに関し、従来から種々の提案がなされており、例えば、特許文献1および2がある。特許文献1に記載の塗布用ローラは、内部に塗料を流通させる流路を形成したコアと、そのコアの外周に被塗布面に塗料を塗布するための塗布材と、コアに挿入されるとともにコアに塗料を供給する軸部材とを備える。その軸部材には、軸心に設けられた塗料の流路からコアに塗料を供給するための孔が形成される。また、軸部材の外周面とコアの内周面の間には、所定の隙間が設けられる。このようにコアの回転軸に沿って設けられた隙間に軸部材の孔から吐出した塗料を充満させることにより、平均化してコアに塗料を供給する。
このような特許文献1に記載の塗布用ローラでは、コアを焼結材で構成することにより、低粘度塗料を用いた場合に塗布材に滲み出した塗料の大部分が被塗布面に塗布されることなく塗布材を通過して滴下するのを防止し、塗布材全体にバランスよく塗料を滲み出させて供給できるとしている。
また、特許文献2に記載の塗布用ローラは、供給される塗料を吐出するための孔が周壁に形成された吐出管(軸部材)と、吐出管に嵌挿される円筒状のローラとを備える。吐出管の外周面とローラの内周面の間には、所定の空間(隙間)が設けられる。このようにローラの回転軸に沿って設けられた空間(隙間)に吐出管(軸部材)の孔から吐出した塗料を充満させてローラに滲み出させることにより、ローラに塗料を供給して含浸させる。
このような特許文献2に記載の塗布用ローラでは、吐出管の孔形状を軸方向に細長いスリットとするとともに、そのスリット開口面積を、吐出管の先端側を基部側よりも大きくするとしている。これにより、圧力差によって塗料が不均一に塗布されるのを防止し、塗料を均一に塗布できるとしている。
特開2002−177864号公報 特開平8−192095号公報
前述の通り、塗布用ローラを用いた塗料の塗布では、ホースを介した圧送等により塗料を塗布用ローラに供給する場合がある。特許文献1および2には、供給された塗料を塗布用ローラにより塗布した際に不均一に塗料が塗布されるのを防止するための塗布用ローラが提案されている。これらの塗布用ローラを用いてその回転軸を水平にして塗料を塗布する場合、具体的には、水平面に塗料を塗布する場合や、鉛直面に塗布用ローラを上下方向に往復移動させて塗料を塗布する場合には、塗料を均一に塗布することができる。
しかしながら、特許文献1および2に提案される塗布用ローラを用いてその回転軸を水平状態から傾けて塗料を塗布する場合、具体的には、鉛直面に塗布用ローラを横方向に往復移動させて塗料を塗布する場合には、塗料を均一に塗布することができない。その理由を以下に詳述する。
前述の通り、特許文献1および2に提案される塗布用ローラは、供給される塗料を塗布用ローラの回転軸に沿って設けられた隙間に充満させ、充満した塗料を隙間の外周に設けられたローラまたはコアに供給する。この場合、塗布用ローラの回転軸が水平な状態であれば、充満した塗料が回転軸の方向で均一に塗布材に供給されるが、回転軸を傾けた状態であれば、重力の影響により、塗料の供給量が塗布材の上側で減少するとともに塗布材の下側で増加する。
ここで、建築物の屋根として、金属製の折板を用いる折板屋根が多く採用されている。折板屋根を構成する折板については、JIS A 6514−1995に規定されている。この折板は、例えば、鋼板をロール成形機によって成形加工することにより作製され、その形状は、上底、ウェブ、下底およびウェブがその順で繰り返す波形である。
このような形状の折板の表面には、屋根に用いられることから、防錆や美観の向上を目的として、塗料の塗布により塗膜が形成されている。しかし、折板を屋根として用いると、その塗膜が直射日光の照射やそれに伴う温度上昇、風雨等によって消耗し易い。このため、建築物の屋根として敷設されている折板に、塗料を塗布することにより、塗膜を再形成する保守作業が行われる。
屋根として敷設されている折板のウェブに塗料を塗布する際に特許文献1および2に提案される塗布用ローラを、例えば、その回転軸を水平にした状態で上底から下底の方向に往復移動させて塗料を塗布すれば、均一な膜厚の塗膜を形成できる。しかしながら、この場合、上底から下底の方向の往復移動で塗料を塗布できる幅は、塗布用ローラの塗布材の幅が限度であり、作業効率が悪い。
一方、屋根として敷設されている折板のウェブに塗料を塗布する際に特許文献1および2に提案される塗布用ローラを用い、例えば、その回転軸を傾けて下底の長手方向に沿って往復移動させて塗料を塗布すれば、作業効率は若干向上するが、ウェブの上側で塗料の塗布量が減少するとともに下側で塗布量が増加する。その結果、ウェブに形成された塗膜の膜厚も上側が薄くなるとともに下側が厚くなり、上側の塗膜の膜厚が不足して塗膜による防錆効果等が低下する事態や、上側の塗膜の消耗により金属製の折板が露出して美観が損なわれる事態となる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、塗布用ローラをその回転軸が傾いた状態で用いて塗料を塗布する際に作業効率を維持しつつ塗料を均一に塗布することができる塗布用ローラを提供することを目的とする。また、本発明は、作業効率を向上できるとともに、塗料を均一に塗布することができる折板屋根用塗布装置を提供することを目的とする。
本発明者らは、塗料が供給される塗布用ローラにおいて、その回転軸が傾いた状態で塗料を均一に塗布する方法を検討した。その結果、供給される塗料を吐出するための吐出口を有する軸部材の外周面と、被塗布面に塗料を塗布するためのローラの内周面との隙間に吐出口から吐出される塗料を充満させて滲み出させることにより塗料が供給される塗布用ローラにおいて、軸部材の外周面にスパイラル状の外歯を形成することを想到した。
これにより、ローラをある方向に回転させると、それに伴って隙間に充満している塗料が外歯に沿って巻き上げられて上方に移動する。また、ローラを逆方向に回転させると、それに伴って隙間に充満している塗料のローラへの滲み出しが促進される。これらの作用により、塗布用ローラの回転軸が傾いた状態でも作業効率を維持しつつ塗料を均一に塗布できることを知見した。
さらに、本発明者らは、軸部材の外周面にスパイラル状の外歯が形成されている塗布用ローラをその回転軸がV字状となるように2つ配置し、折板屋根のウェブに塗料を塗布すれば、塗料を均一に塗布できるとともに作業効率を大幅に向上できることを知見した。
本発明は、上記の知見に基づいて完成したものであり、下記(1)の塗布用ローラ、下記(2)および(3)の折板屋根用塗布装置を要旨としている。
(1)供給される塗料を吐出するための吐出口を有する軸部材と、その軸部材が中空部に挿入され、かつ、回転可能に支持されているローラとを備え、前記軸部材の外周面と前記ローラの内周面との隙間に前記吐出口から吐出される塗料を充満させて滲み出させることにより前記ローラに塗料を供給する塗布用ローラであって、前記隙間を形成する軸部材の外周面にスパイラル状の外歯が設けられていることを特徴とする塗布用ローラ。
(2)塗料を折板屋根に塗布するための塗布装置であって、供給される塗料を主に折板屋根のウェブに塗布するための2つの上記(1)に記載の塗布用ローラと、当該塗布用ローラをそれらの回転軸がV字状となるように保持するフレームと、そのフレームが一端に固定された柄とを備えることを特徴とする折板屋根用塗布装置。
(3)前記塗布装置が、さらに、主に折板屋根の下底に塗料を塗布するための回転可能に支持されている補助ローラを備えることを特徴とする上記(2)に記載の折板屋根用塗布装置。
本発明において「当該塗布用ローラをそれらの回転軸がV字状となるように保持する」とは、後述する図3に示すように、折板屋根の1つの下底90aに連なる2つのウェブ90bのうちで、一方のウェブ90bに沿って一方の塗布用ローラ51を保持し、かつ、他方のウェブ90bに沿って他方の塗布用ローラ52を保持することにより、2つの塗布用ローラの回転軸(51a、52a)がV字状となるように保持することを意味する。
本発明の塗布用ローラは、塗料を充満させる隙間を形成する軸部材の外周面にスパイラル状の外歯を設ける。これにより、ある方向にローラを回転させれば、充満している塗料が巻き上げられて上方に移動し、逆方向にローラを回転させれば、充満している塗料が上側と下側で均一にローラに滲み出す。その結果、塗布用ローラの回転軸を傾けて用いた場合でも、作業効率を維持しつつ被塗布面に上側と下側で膜厚が均一な塗膜を形成できる。
本発明の折板屋根用塗布装置は、上述の本発明の塗布用ローラを、フレームによって回転軸がV字状となるように2つ保持する。これにより、折板屋根のウェブの上側と下側で膜厚が均一な塗膜を形成できる。また、折板屋根の下底と、その下底に連なる2つのウェブとに同時に塗料を塗布でき、作業効率を大幅に向上できる。
本発明の塗布用ローラの構成例を模式的に示す断面図である。 本発明の折板屋根用塗布装置の構成例を示す模式図であり、同図(a)は上面図、同図(b)は側面図である。 本発明の折板屋根用塗布装置の構成例を模式的に示す正面図である。
以下に、本発明の塗布用ローラおよび折板屋根用塗布装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の塗布用ローラの構成例を模式的に示す断面図である。同図に示す塗布用ローラ10は、前述した従来の塗布装置、すなわち、タンク、ポンプ、ガンおよび塗布用ローラで構成される塗布装置において、塗布用ローラとして採用できる。
同図に示す塗布用ローラ10は、軸部材20、ローラ30、ベアリング40およびロッド41を備える。ロッド41は、内部が塗料の流路であり、一端が塗布装置のガン(図示なし)と接続され、他端が軸部材20と接続される。一端がロッド41と接続された軸部材20は、中空の内部がロッド41から供給された塗料の流路となり、他端は閉塞されている。また、軸部材20には、3箇所に吐出口20aが設けられ、その吐出口20aはロッド41から供給される塗料を外周面側の隙間10aに吐出する。
軸部材20は、塗料供給側(ロッド41が接続される側)の端部にはベアリング40が配置され、閉塞側の端部にはキャップ部20cが配設されている。このような軸部材20を筒状のローラ30の中空部に挿入することにより、軸部材20の外周にローラ30が装着される。そのローラ30は、ベアリング40により回転可能に支持される。また、軸部材20の外周面とローラ30の内周面との間には隙間10aが設けられ、その隙間10aは、塗料供給側がベアリング40により閉塞され、閉塞側がキャップ部20cにより閉塞される。
このように同図に示す塗布用ローラ10は、供給される塗料を吐出するための吐出口20aを有する軸部材20と、その軸部材20が中空部に挿入され、かつ、回転可能に支持されているローラ30とを備える。また、吐出口20aから吐出される塗料は、軸部材20の外周面とローラ30の内周面との隙間10aに充満し、やがてローラ30に滲み出すことにより、塗料がローラ30に供給されて含浸される。このように塗料が含浸しているローラ30を被塗布面に押し付けつつ移動させることによってローラ30を回転させれば、ローラ30が含浸している塗料を被塗布面に塗布することができる。
本発明の塗布用ローラは、軸部材の吐出口20aから吐出された塗料が充満する隙間10aを形成する軸部材の外周面にスパイラル状の外歯20bが設けられていることを特徴とする。これにより、隙間10aに充満している塗料がローラの回転に伴って周方向に移動する際、スパイラル状の外歯20bに案内されて回転軸10bの方向にも移動する。このため、塗布用ローラをその回転軸10bを傾けて用いた場合、ある方向にローラを回転させれば、充満している塗料が巻き上げられて上方に移動する。この状態で、逆方向にローラを回転させれば、塗料が巻き上げられて上方に移動していることから、充満している塗料が上側と下側で均一にローラ30に滲み出す。
したがって、塗布用ローラを往復運動させて塗料を塗布すれば、特別の操作を要することなく、充満している塗料が上側と下側で均一にローラに滲み出す。その結果、本発明の塗布用ローラは、その回転軸を傾けて用いた場合でも、作業効率を維持しつつ被塗布面に上側と下側で膜厚が均一な塗膜を形成できる。
本発明の塗布用ローラは、上述の外歯20bによる塗料の巻き上げおよびローラ30への塗料の滲み出し促進を阻害しない程度に、軸部材の外歯20bの上底とローラ30の内周面とに距離dを設けるのが好ましい。軸部材の外歯20bの上底と、ローラ30の内周面とが接触した状態であると、ローラ30の回転時に摩擦抵抗が増大することから、塗料を塗布する際にローラ30の回転が阻害されるおそれがある。軸部材の外歯20bの上底とローラ30の内周面とに距離dを設ける場合、その距離dは、例えば、0.2〜0.5mmとすることができる。
本発明の塗布用ローラにおけるローラ30は、その内周面から滲み出す塗料を被塗布面に塗布できる材料であれば特に制限はなく、例えば、繊維やスポンジ、フェルトを用いることができる。
本発明の塗布用ローラは、ローラ30を繊維やスポンジ、フェルトのみで構成してもよいが、同図に示すように、管状の芯材31と、その外周面に被覆され、繊維やスポンジ、フェルトといった被塗布面に塗料を塗布するための塗布材32とで構成され、その管状の芯材31に充満した塗料を滲み出させるための貫通孔31aが複数配設されているローラ30であるのが好ましい。これにより、塗布過程での貫通孔の変形が抑制されるので塗料の供給が安定するほか、スパイラル状外歯との摩擦によるローラ内周部の摩耗や変形を低減できるからである。また、ローラの塗布材32は、被塗布面の表面傷など局所的な凹凸への塗料のつきまわり性や円滑な塗膜形成などの観点から、繊維であるのが好ましい。
本発明の塗布用ローラは、軸部材の吐出口20aを、外歯20bの下底(軸部材20の外周面)であって、その回転軸10bを傾けて用いる際に上側となる端部に配設するとともに、その上側の端部に配設された吐出口20aを基準に回転軸10bの方向に等ピッチで、かつ、外歯20bの下底のうちで回転軸10bを傾けて用いる際の外歯20bの下底の上端から、外歯20bの下底の下端から距離が当該ピッチの位置までの領域に吐出口20aを配設するのが好ましい。これにより、回転軸10bを傾けた状態でも、隙間に充満している塗料を上側と下側とでより均一にして滲み出させることができる。
同図に示す塗布用ローラ10は、回転軸10bを傾けて用いる際に塗料供給側が上側となり、閉塞側が下側となる。そして、軸部材の外歯20bの下底であって、塗料供給側(上側)の端部に吐出口20aが配設されている。また、その吐出口20aを基準に回転軸10bの方向に等ピッチで外歯20bの下底に吐出口が配設されるが、外歯20bの下底の閉塞側の端(下端)からピッチ分の領域には吐出口が配設されていない。すなわち、外歯20bの下底の塗料供給側の端(上端)から、外歯20bの下底の閉塞側の端(下端)から距離が当該ピッチの位置まで、吐出口20aが等ピッチで配設されている。
このように上側となる軸部材の端部に吐出口を配設するのが好ましい理由は、隙間に充満している塗料が上側で滲み出し難いことによる。また、外歯20bの下底の下端からの距離がピッチ分の領域に吐出口20aを配設しないのが好ましい理由は、隙間に充満している塗料が重力の影響によって下側で滲み出し易いことによる。
なお、回転軸10bに沿って配設する吐出口20aは等ピッチであることを模式図において説明しているが、実際の運用で厳密に等ピッチを要求することを規定するものではない。すなわち、ピッチは略等ピッチであれば良く、種々の設計要因によりピッチを変化させることが許容される。ピッチを変化させる範囲は、±20%の範囲とするのが好ましい。
続いて、上述の塗布用ローラを用いる本発明の折板屋根用塗布装置について、下記図2および図3を参照しながら説明する。
図2は、本発明の折板屋根用塗布装置の構成例を示す模式図であり、同図(a)は上面図、同図(b)は側面図である。
図3は、本発明の折板屋根用塗布装置の構成例を模式的に示す正面図である。
図2および図3には、折板屋根用塗布装置50を示し、図2には、装置の構成の理解を容易にするため、さらに、塗料が塗布される折板屋根90を想像線で示す。また、図3では、装置構成の理解を容易にするため、補助ローラ70を保持するためのバー71および支持部材72を省略して示す。
同図に示す折板屋根用塗布装置50は、2つの塗布用ローラ(51、52)、それらを支持するフレーム60および柄53を備える。また、同図に示す折板屋根用塗布装置50は、いずれも図示しないが、従来の塗布装置と同様のガン、ポンプ、ガンとポンプとを接続するホース、タンク、および、そのタンクとポンプを接続する配管を備える。2つの塗布用ローラ(51、52)は、いずれも上述の本発明の塗布用ローラであり、その軸部材の外周面に外歯が設けられている。
柄53は、作業者の負担が少ない姿勢(例えば直立姿勢)で作業を可能とするために設けられ、その一端にガン(図示なし)が固定され、他端にフレーム60が固定される。このような柄53は、ガンから供給される塗料をフレーム60に吐出する流路としても機能する。
フレーム60は、図3に示すように、2つの塗布用ローラ(51、52)をそれらの回転軸(51a、52b)がV字状となるように支持する。これにより、2つの塗布用ローラ(51、52)は、折板屋根の1つの下底90aと連なっている2つのウェブ90bにそれぞれ沿うように支持され、それら2つのウェブ90bに同時に塗料を塗布できる。
図2および3に示すフレーム60は、T字状の分岐部材61、第1スライドエルボ62、第1揺動エルボ63、第2スライドエルボ64、第2揺動エルボ65および連結部材66で構成される。第1の塗布用ローラ51は、塗料供給側を第1スライドエルボ62および第1揺動エルボ63を介して分岐部材61によって支持される。また、第2の塗布用ローラ52は、塗料供給側を第2スライドエルボ64および第2揺動エルボ65を介して分岐部材61によって支持される。
一方、第1の塗布用ローラ51の閉塞側と第2の塗布用ローラ52の閉塞側とは、連結部材66により一定の距離を設けて保持される。その連結部材66は、板状であって、一方の端部が第1の塗布用ローラ51の回転軸と垂直となり、かつ、他方の端部が第2の塗布用ローラ52の回転軸と垂直となるように捩られた形状である。
このような構成のフレーム60は、第1の塗布用ローラ51、第2の塗布用ローラ52および分岐部材61を略三角形状(環状)をなすように連結することにより、第1の塗布用ローラの回転軸51aと第2の塗布用ローラの回転軸52aとがV字状となるように保持する。
また、図2および3に示すフレーム60は、柄53から供給された塗料を第1の塗布用ローラ51および第2の塗布用ローラ52に吐出する流路としても機能する。具体的には、T字状の分岐部材61は、柄53から供給された塗料を2つの塗布用ローラに供給するため分流する。分岐部材61によって分流された塗料の一部は、第1スライドエルボ62および第1揺動エルボ63を介して第1の塗布用ローラ51に供給され、その残部は、第2スライドエルボ64および第2揺動エルボ65を介して第2の塗布用ローラ52に供給される。
このような構成例を採用できる本発明の折板屋根用塗布装置は、供給される塗料を主に折板屋根のウェブ90bに塗布するために2つの上述の本発明の塗布用ローラと、それらの塗布用ローラ(51、52)をそれらの回転軸(51a、52b)がV字状となるように保持するフレーム60と、そのフレーム60が一端に固定された柄53とを備えることを特徴とする。
本発明の折板屋根用塗布装置は、塗布用ローラ(51、52)として、上述の本発明の塗布用ローラ、すなわち、軸部材の外周面にスパイラル状の外歯が設けられている塗布用ローラを用いる。このため、折板屋根のウェブ90bに下底の長手方向に沿ってフレーム60に保持された塗布用ローラ(51、52)を往復移動させることによって塗料を塗布すれば、塗布用ローラの回転軸が傾いた状態となるが、軸部材のスパイラル状の外歯による塗料の巻き上げおよび滲み出し促進の効果が発揮され、ウェブ90bの上側と下側に均一に塗料を塗布できる。
また、2つの塗布用ローラ(51、52)をそれらの回転軸(51a、52b)がV字状になるようにフレーム60によって保持するので、折板屋根の1つの下底90aと連なっている2つのウェブ90bに同時に塗料を塗布できる。その際、折板屋根のウェブ90bに塗布された塗料の一部が、折板屋根の下底90aに到達して塗布される。このため、作業効率を大幅に向上できる。
2つの塗布用ローラ(51、52)を保持するフレーム60は、柄53の一端に固定されているので、作業者の負担が少ない姿勢(例えば直立姿勢)で作業が可能となる。これによっても、作業効率を向上できる。
例えば、特許文献1および2に提案されるような塗布用ローラをその回転軸を傾けて折板屋根の下底に沿って往復移動させることにより、折板屋根のウェブ塗料を塗布したとする。この場合、1日あたりの塗布作業時間を6時間とすれば、1日で塗布可能な面積は200m2程度であり、ウェブの上側と下側で塗膜が不均一となる。これに対し、本発明の折板屋根用塗布装置を用いれば、1日で塗布可能な面積を600m2程度に向上できるとともに、ウェブの上側と下側で塗膜を均一にできる。
本発明の折板屋根用塗布装置は、さらに、主に折板屋根の下底90aに塗料を塗布するための回転可能に支持されている補助ローラ70を備えるのが好ましい。図2および3に示す塗布装置50は、図2に示すように、補助ローラ70を回転可能に保持するため、バー71および支持部材72を備える。バー71は、第1スライドエルボ62と第2スライドエルボ64との間に架設され、支持部材72を保持する。支持部材72は、図2(b)に示すように、バー71に保持される棒部72aと、ローラを回転可能に支持する支持部72bとを有する。このようなバー71および支持部材72により、補助ローラ70は、図3に示すように、第1の塗布用ローラ51および第2の塗布用ローラ52の閉塞側(下端)の近傍、かつ、後方で折板屋根の下底90aに沿うように保持される。
このように塗布装置が補助ローラ70を備えれば、折板屋根の下底90aと連なっている2つのウェブ90bに塗料を塗布する際、塗布用ローラ(51、52)に供給された塗料がウェブ90bを経由して折板屋根の下底90aに到達することから、その到達した塗料を補助ローラ70で均すことにより、折板屋根の下底90aにも均一に塗料を塗布できる。なお、上述の通り、折板屋根の下底90aにはウェブ90bを経由して塗料が到達するので、補助ローラ70に直接的に塗料を供給する必要はない。
ここで、折板屋根の下底90aの幅やウェブ90bの角度は、規格化が図られているが、数多くの種類がある。多くの種類の折板屋根に対応するため、本発明の折板屋根用塗布装置は、フレーム60が、2つの塗布用ローラの回転軸(51a、52b)がなす角度を調整する角度調整手段と、2つの塗布用ローラの間隔を調整する間隔調整手段とを有するのが好ましい。
図2および3に示す塗布装置50は、間隔調整手段を実現するため、フレーム60を構成する第1スライドエルボ62および第2スライドエルボ64の位置を図3の実線矢印で示す方向にそれぞれ変更できる。これにより、2つの塗布用ローラの上端の間隔を調整できる。一方、連結部材66は、塗布用ローラの先端にねじ止めされていることから、長さが異なる連結部材を複数準備すれば、連結部材の交換により2つの塗布用ローラの下端の間隔を調整できる。
また、角度調整手段を実現するため、フレーム60を構成する第1揺動エルボ63および第2揺動エルボ65は、図3の破線矢印で示す方向に揺動可能に設けられている。第1揺動エルボ63の揺動により、それに接続されている第1の塗布用ローラ51の角度を変更でき、第2揺動エルボ65の揺動により、それに接続されている第2の塗布用ローラ52の角度を変更できる。角度を変更する際、第1および第2の塗布用ローラ(51、52)の下端は、連結部材66で保持されているが、連結部材66が回転することから、第1および第2の塗布用ローラ(51、52)の角度を変更できる。
なお、2つの塗布用ローラ(51、52)の角度はそれぞれの揺動エルボ(63、65)の締め付けによって固定されるが、塗布時において塗布用ローラのウェブ90bに対する押付け力を高める目的で連結部材66に2つの塗布用ローラを引き離す働きをするばね機能を付与してもよい。
本発明の折板屋根用塗布装置は、補助ローラ70を備える場合、さらに、補助ローラ70の高さを調整するための高さ調整手段を備えるのが好ましい。図2および3に示す塗布装置50は、支持部材72によって回転可能に支持される補助ローラの高さは、バー71が保持する支持部材の棒部72aの位置を変更することにより、調整可能である。なお、補助ローラ70を保持するために第1スライドエルボ62と第2スライドエルボ64との間に架設されるバー71が、詳細な説明は省略するが、伸縮可能である。このため、フレーム60を構成する第1スライドエルボ62および第2スライドエルボ64の位置変更に伴ってバー71の伸縮により長さが調整される。
本発明の折板屋根用塗布装置は、第1の塗布用ローラ51が備える軸部材の外周面に形成された外歯の向きが、第2の塗布用ローラ52が備える軸部材の外周面に形成された外歯の向きと、逆向きであるのが好ましい。換言すると、第1の塗布用ローラ51の外歯が右ネジと同様の向きに形成されている場合、第2の塗布用ローラ52の外歯は左ネジと同様の向きに形成するのが好ましく、第1の塗布用ローラ51の外歯が左ネジと同様の向きに形成されている場合、第2の塗布用ローラ52の外歯は右ネジと同様の向きに形成するのが好ましい。
これにより、第1および第2の塗布用ローラ(51、52)を折板屋根の下底90aに沿って移動させて塗料を塗布する際、ある方向に移動させれば、第1および第2の塗布用ローラ(51、52)はいずれも充満している塗料を巻き上げる作用を発揮する。また、逆方向に移動させれば、第1および第2の塗布用ローラ(51、52)はいずれも充満している塗料を滲み出させる作用を発揮する。これにより、同時に塗料が塗布される2つのウェブ90bに同様に塗料を塗布できる。
本発明の塗布用ローラおよび折板屋根用塗布装置を折板屋根の保守作業に適用すれば、折板屋根のウェブの上側と下側で膜厚が均一な塗膜を形成でき、その塗膜による防錆効果を長期にわたって発揮できるとともに、優れた美観となる。特に、本発明の折板屋根用塗布装置は、従来の塗装方式に比べて作業効率が格段に高いので工期短縮や工事コスト低減が期待でき、作業現場周辺への環境負荷が軽減できるほか、楽な姿勢で作業できるメリットがある。したがって、本発明の塗布用ローラおよび折板屋根用塗布装置は、折板屋根の保守分野において有効に利用できる。
10:塗布用ローラ、 10a:塗料が充満する隙間、 10b:回転軸、
20:軸部材、 20a:吐出口、 20b:外歯、 20c:キャップ部、
30:ローラ、 31:芯材、 31a:貫通孔、 32:塗布材、
40:ベアリング、 41:ロッド、 50:折板屋根用塗布装置、
51:第1の塗布用ローラ、 51a:第1の塗布用ローラの回転軸、
52:第2の塗布用ローラ、 52a:第2の塗布用ローラの回転軸、
53:柄、 60:フレーム、 61:分岐部材、 62:第1スライドエルボ、
63:第1揺動エルボ、 64:第2スライドエルボ、 65:第2揺動エルボ、
66:連結部材、 70:補助ローラ、 71:バー、 72:支持部材、
72a:棒部、 72b:支持部、 90:折板屋根、 90a:下底、
90b:ウェブ、 90c:上底

Claims (3)

  1. 供給される塗料を吐出するための吐出口を有する軸部材と、その軸部材が中空部に挿入され、かつ、回転可能に支持されているローラとを備え、前記軸部材の外周面と前記ローラの内周面との隙間に前記吐出口から吐出される塗料を充満させて滲み出させることにより前記ローラに塗料を供給する塗布用ローラであって、
    前記隙間を形成する軸部材の外周面にスパイラル状の外歯が設けられていることを特徴とする塗布用ローラ。
  2. 塗料を折板屋根に塗布するための塗布装置であって、
    供給される塗料を主に折板屋根のウェブに塗布するための2つの請求項1に記載の塗布用ローラと、
    当該塗布用ローラをそれらの回転軸がV字状となるように保持するフレームと、
    そのフレームが一端に固定された柄とを備えることを特徴とする折板屋根用塗布装置。
  3. 前記塗布装置が、さらに、主に折板屋根の下底に塗料を塗布するための回転可能に支持されている補助ローラを備えることを特徴とする請求項2に記載の折板屋根用塗布装置。
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