JP2014212301A - 光伝導基板、電磁波発生検出装置および光伝導基板の製造方法 - Google Patents

光伝導基板、電磁波発生検出装置および光伝導基板の製造方法 Download PDF

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    • H01S1/02Masers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the microwave range solid

Abstract

【課題】量子ドットを含有する光伝導層により、電磁波の発生・検出効率を向上させることができる光伝導基板等を提供する。【解決手段】基板11と、基板11上に形成され、量子ドット22を含有するIII−V族化合物半導体から成る光伝導層13と、を備えており、光伝導層13は、InXGa1-XAs(0≦X≦0.53)化合物半導体で構成され、量子ドット22は、InAsで構成されると共に、光伝導層13に対する格子定数の相違により生ずるひずみに基いて形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、テラヘルツ波等の電磁波の発生および検出に用いられる光伝導基板、電磁波発生検出装置および光伝導基板の製造方法に関するものである。
従来、この種の電磁波発生検出装置として、基板と光伝導膜から成る半導体基板と、半導体基板の表面に形成した光伝導アンテナと、光伝導アンテナに接続した電流計と、を備えたテラヘルツ波検出装置が知られている(特許文献1参照)。このテラヘルツ波検出装置では、半導体基板を構成する光伝導膜が、300℃程度以下で膜成長させた低温成長GaAsで構成されている。半導体基板に裏面側からテラヘルツ波を入射させる一方、表面側から光伝導アンテナのギャップに励起光となるフェムト秒レーザー光(波長1.5μm帯)を照射する。これにより、半導体基板内にキャリアが生成され、このキャリアがテラヘルツ波の振動電場により加速されて、振動電場に比例して瞬時電流が流れる。そして、この瞬時電流を電流計で検出するようにしている。
また、この種の電磁波発生検出装置として、基板と、基板上に形成した半導体層と、半導体層上に形成した第1電極および第2電極と、から成る光スイッチが知られている(特許文献2参照)。この光スイッチでは、基板が結晶InPで形成され、半導体層が低温成長させたInXGa1-XAs(0.45≦X≦1)、厳密にはIn0.53Ga0.47Asで形成されている。また、In0.53Ga0.47As層は、下層の結晶層と、鉄イオンが注入された上層の鉄イオン注入層とで構成されている。第1電極と第2電極との間のギャップに、通信で用いられる波長1.55μmのパルス光を照射すると、パルス電流がギャップを流れ、テラヘルツ波が発生する。
特開2012−47595号公報 特開2006−86227号公報
このように構成された特許文献1の技術では、光伝導層(光伝導膜)として、In比率0%のGaAs(LT−GaAs)を用いているため、破壊電圧(抵抗)が高く、ノイズ(暗電流)が小さいというメリットがある。しかし、励起光に対するAsクラスター等の不純物準位を介した光励起によるため、励起効率が悪く、テラヘルツ波の検出(発生)効率が低下するという問題があった。
一方、特許文献2の技術では、光伝導層(半導体層)として、In比率約50%のInGaAs(LT−InGaAs)を用いているため、エネルギーギャップが小さく、テラヘルツ波の励起効率は高いというメリットがある。しかし、破壊電圧(抵抗)が低く、ノイズ(暗電流)が大きいため、結局、テラヘルツ波の発生・検出効率が低下するという問題があった。
本発明は、量子ドットを含有する光伝導層により、電磁波の発生・検出効率を向上させることができる光伝導基板、電磁波発生検出装置および光伝導基板の製造方法を提供することを課題としている。
本発明の光伝導基板は、基板と、基板上に形成され、量子ドットを含有するIII−V族化合物半導体から成る光伝導層と、を備えたことを特徴とする。
この場合、光伝導層は、複数層の個別光伝導層と、複数層の個別光伝導層の各層間に形成した複数層の量子ドットと、を有していることが好ましい。
この場合、各層の量子ドットは、その下層に位置する各層の個別光伝導層に対する格子定数の相違により生ずるひずみに基いて形成されたものであることが好ましい。
そして、光伝導層は、GaAs化合物半導体およびInGaAs化合物半導体のいずれかであることが好ましい。
この場合、光伝導層は、InXGa1-XAs(0≦X≦0.53)化合物半導体であることが好ましい。
上記の光伝導基板において、光伝導層の一部または全部は、Beが1×1017cm-3以上1×1018cm-3以下の割合で添加されたInXGa1-XAs(0≦X≦0.53)化合物半導体であることが好ましい。
また、上記の光伝導基板において、光伝導層の一部または全部は、Beが1×1017cm-3以上1×1018cm-3以下の割合で添加されたInXGa1-XAs(0≦X≦0.53)化合物半導体に、アニール処理を施したものであることが好ましい。
一方、量子ドットは、InAs,InGaAs,InAsSbおよびInGaSbのいずれかであることが好ましい。
本発明の電磁波発生検出装置は、上記した光伝導基板と、光伝導基板上に形成された平行伝送線路と、を備えたことを特徴とする。
この場合、光伝導基板に照射する励起光の波長は、1.45μm以上1.65μm以下であることが好ましい。
本発明の光伝導基板の製造方法は、上記した光伝導基板の製造方法であって、基板上に、個別光伝導層を形成する個別光伝導層形成工程と、個別光伝導層上に、量子ドットを形成する量子ドット形成工程と、を複数回繰り返すことで光伝導層を形成することを特徴とする。
この場合、複数回の個別光伝導層形成工程の一部または全部では、Beが1×1017cm-3以上1×1018cm-3以下の割合で添加されたInXGa1-XAs(0≦X≦0.53)化合物半導体の前記個別光伝導層を形成することが好ましい。
また、Beが1×1017cm-3以上1×1018cm-3以下の割合で添加されたInXGa1-XAs(0≦X≦0.53)化合物半導体の前記個別光伝導層に、アニール処理を施すアニール処理工程を、更に実行することが好ましい。
一方、量子ドット形成工程では、量子ドットを、下層に位置する個別光伝導層に対する格子定数の相違により生ずるひずみに基いて形成することが好ましい。
第1実施形態に係る光伝導アンテナ素子を模式的に表した斜視図である。 第1実施形態に係る光伝導アンテナ素子を模式的に表した断面図である。 第1実施形態に係る光伝導アンテナ素子の製造方法を表した説明図である。 光伝導基板のテラヘルツ波特性に関する説明図である。 第2実施形態に係る光伝導アンテナ素子を模式的に表した斜視図(a)および断面図(b)である。 第3実施形態に係る光伝導アンテナ素子を模式的に表した斜視図(a)および断面図(b)である。 第4実施形態に係る光伝導アンテナ素子を模式的に表した断面図である。 第4実施形態に係る光伝導アンテナ素子の製造方法を表した説明図である。 光伝導層におけるBe添加量と抵抗値との関係を表した図(グラフ)である。 第4実施形態に係る光伝導アンテナ素子の変形例を模式的に表した断面図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の一実施形態の係る光伝導基板、電磁波発生検出装置および光伝導基板の製造方法を適用した光伝導アンテナ素子について説明する。この光伝導アンテナ素子は、これに電圧を印加することにより、テラヘルツ波を発生させる電磁波発生素子として機能する一方、電流計を接続することにより、テラヘルツ波を検出する電磁波検出素子として機能するものである。特に、実施形態の光伝導アンテナ素子は、テラヘルツ波スペクトルにおいてS/N比、或いはダイナミックレンジを向上させるものである。なお、ここで規定するテラヘルツ波とは、狭義のテラヘルツ波(0.1THz〜10THzの電磁波)は元より、広義のテラヘルツ波(数十GHz〜数百THzの電磁波)も含む概念である。
図1は、光伝導アンテナ素子を模式的に表した斜視図であり、図2は光伝導アンテナ素子を模式的に表した断面図である。両図に示すように、光伝導アンテナ素子1は、主体を為す光伝導基板2と、光伝導基板2上に成膜された平行伝送線路3と、により構成されている。
光伝導基板2は、基板11と、基板11上に形成されたバッファ層12と、バッファ層12上に形成された光伝導層13と、を備えている。そして、光伝導層13は、複数層に亘って量子ドット22を含有した複数層の個別光伝導層21を有している。また、平行伝送線路3は、一対のアンテナ31,31を備えている。なお、バッファ層12を省略することも可能である。
基板11は、化合物半導体の単結晶基板であり、GaAs(ガリウム砒素)により構成されている。基板11の材料としては、GaAsの他、バッファ層12や光伝導層13の材料(の格子定数)に応じて、例えばSi、Ge、InP等の単結晶半導体を用いることもできる。
バッファ層12は、基板11の格子定数以上、光伝導層13の格子定数以下もしくは基板11の格子定数以下、光伝導層13の格子定数以上となる材料を用いて、基板11上にエピタキシャル成長させた薄膜であり、実施形態のものは、GaAs(ガリウム砒素)により構成されている。バッファ層12は、この上に積層する光伝導層13の結晶性を制御するために設けられている。このため、バッファ層12を構成する半導体材料は、基板11および光伝導層13の材料(の格子定数)に応じて任意に選択して用いることができる。また、これらを複数層としてもよい。
光伝導層13は、LT−GaAs(低温成長ガリウム砒素)やLT-InGaAs(低温成長インジウムガリウム砒素)を、バッファ層12を介して基板11上にエピタキシャル成長させたものである。すなわち、光伝導層13は、キャリアの応答速度の高速化(短キャリア寿命)に鑑み、III−V族化合物半導体であるInXGa1-XAs(0≦X≦0.53)を材料として低温でエピタキシャル成長させて形成されている。また、光伝導層13は、複数層の個別光伝導層21と、複数層の個別光伝導層21の各層間に形成した複数層の量子ドット22と、を有している。
個別光伝導層21は、LT−GaAs(LT-InGaAs)を、バッファ層12を介して基板11上に成長させたものであり、量子ドット22は、各個別光伝導層21上にInAs(インジウム砒素)を成長させたものである。実施形態の量子ドット22は、当該量子ドット22を構成するInAsと、その下層(または上層)のGaAs(InGaAs)と、の間の格子定数のミスマッチを利用し、これにより生ずるひずみ力で島状構造(量子ドット22)を実現するものである。詳細は後述するが、光伝導層13内に量子ドット22を封じ込めるように、個別光伝導層21の形成と、量子ドット22の形成とを交互に行うようにしている。
なお、光伝導層13を構成するIII−V族化合物半導体は、基板11がGaAsやGeの場合には、GaAs(LT−GaAs)、InGaAs(LT-InGaAs)、AlGaAs(LT−AlGaAs)、InGaP、AlAsであることが好ましい。また、基板11がInPの場合には、InGaAs(LT-InGaAs)、GaAsSb、InGaAsP、InP、InAlAsであることが好ましい。さらに、光伝導層13が、InAs(LT−InAs)、InSb等であってもよい。
また、量子ドット22は、光伝導層13(個別光伝導層21)との格子定数の相違を考慮し、InAs,InGaAs,InAsSb,InGaSb等であることが好ましい。また更に、量子ドット22の形成方法として、微細マスクを用いた選択成長や界面活性剤を用いたもの等、結晶成長時に形成するものであってもよい。
平行伝送線路3は、光伝導層13上に形成したダイポール型の一対のアンテナ31,31で構成されている。各アンテナ31は、線状に延びるライン部32と、ライン部32の中央から内側に延設した電極部(電極)33と、を有しており、ライン部32の少なくとも一方の端部が電極パッド34として機能する。一対のアンテナ31,31は、そのライン部32,32同士が平行に配置され、且つ相互の電極部33,33が所定のギャップを存して対向配置されている。すなわち、相互の電極部33,33の対向端部間には、数μmの幅(実施形態のものは、5μm程度)のギャップ部35が構成されている。
実施形態の各アンテナ31は、Au(金)で構成されているが、Al、Ti、Cr、Pd、Pt、Au−Ge合金、Al−Ti合金等の導電性材料であってもよい。なお、平行伝送線路3(アンテナ31)の形式は、ボウタイ型、ストリップライン型、スパイラル型等であってもよい。また、ギャップ部35(電極部33)を複数形成する構成であってもよい。
このように構成された光伝導アンテナ素子1を、テラヘルツ波発生素子として機能させるには、一対の電極パッド34,34を介して、相互の電極部33,33間に所定のバイアス電圧を印加しておいて、ギャップ部35に、フェムト秒パルスレーザ等の励起光(波長1.55μmのパルス光)を照射する。すなわち、電極部33,33間に電界を発生させておいて、励起光によりギャップ部35の光伝導層13を励起する。これにより、光伝導層13にキャリア(電子および正孔)が生成され、且つ電極部33,33間の電圧(電界)でキャリアが加速されて瞬時電流が流れる。このパルス状電流の時間変動(超高速電流変調)によりテラヘルツ波(厳密にはテラヘルツパルス波)が発生し、誘電率の大きい基板11側に強く放射される。なお、上記では、光伝導層13(ギャップ部35)に照射される励起光として、その波長が、1.55μmのものを例示したが、本光伝導アンテナ素子1では、当該励起光として、その波長が、1.45μm以上1.65μm以下のものを用いることを想定している。
また、この光伝導アンテナ素子1は、テラヘルツ波を受けたときに一対の電極部33,33間に電流が流れるため、テラヘルツ波の検出素子として用いることもできる。この場合には、電流(テラヘルツ波)を検出するための電流計や電流増幅器等を、一対の電極パッド34,34に接続しておく。
次に、図3を参照して、光伝導層13を有する光伝導アンテナ素子1の、製造方法について説明する。この製造方法では、先ずMBE(分子線エピタキシー)装置に基板11をセットし、As分子線を照射した状態にする(同図(a)参照)。次に、基板11の温度を600℃程度に上昇させて、基板11表面の酸化膜を除去する。次に、GaAsの基板11上に、0.1μm〜0.5μm厚程度のGaAsのバッファ層12をエピタキシャル成長させる(同図(b)参照)。具体的には、基板11の温度を500℃〜600℃、成長速度約1μm/hour、Ga分子線強度に対するAs分子線強度の比(As/Ga供給比)を約5〜30に設定し、バッファ層12を0.1μm〜0.5μm程度の膜厚にエピタキシャル成長させる。
次に、バッファ層12上に、LT−GaAs(LT-InGaAs)の個別光伝導層21をエピタキシャル成長させる(同図(c)参照)。具体的には、MBE装置にセットした基板11の温度を、500℃以下(実施形態のものは、約300±50℃)に降温させ、成長速度をバッファ層12と同程度の約1μm/hとし、個別光伝導層21を5nm〜100nm程度の膜厚にエピタキシャル成長させる。
最下層の個別光伝導層21を成膜したら、上記と同様に500℃以下の温度下で、InAsからなる量子ドット22を自己成長させる(同図(d)参照)。この場合、個別光伝導層21と、量子ドット22となるInAsとの格子定数の相違からひずみが生じ、InAsは島状構造となる。これにより、励起子となるInAsは、3次元の全方向で閉じ込められ、いわゆる量子ドット22となる。
このように量子ドット22を自己成長させたら、直ちに量子ドット22を埋め込むように、第2層目の個別光伝導層21を成膜(エピタキシャル成長)させる。そして、この個別光伝導層21の形成および量子ドット22の形成を、10〜数100回程度繰り返して、基板11およびバッファ層12上に厚さ1.5〜4μmの光伝導層13を形成する(同図(e)〜(f)参照)。
次に、この光伝導基板2に対し、熱処理(アニール処理)を行う(同図(g)参照)。具体的には、MBE装置内において、光伝導基板2に対しAs分子線を照射した状態のまま、基板11の温度を500℃以上600℃以下とし(昇温)、5〜10分間の熱処理を行う。このアニールにより、光伝導層13のAsがAsクラスターとして、GaAs(InGaAs)の結晶中に析出する。
このようにして、基板11、バッファ層12および光伝導層13から成る光伝導基板2が完成したら、光伝導基板2上に真空蒸着により一対のアンテナ31,31を成膜する(同図(h)参照)。具体的には、光伝導基板2(光伝導層13)上にレジスト膜を形成した後、フォトリソグラフィ法により、平行伝送線路3(一対のアンテナ31,31)の形状のレジストパターンを形成し、アンテナ材料のAuを真空蒸着により成膜し、不要部分を剥離除去する。
このようにして、製造された光伝導アンテナ素子1は、その光伝導層13に量子ドット22を含有する構造となる。そして、量子ドット22は、発生したキャリアを適切に封じ込める(トラップする)よう機能する。
次に、図4を参照して、光伝導層13のテラヘルツ波特性に関し、本実施形態と従来技術とを比較しながら説明する。同図は、光伝導層13を構成するInXGa1-XAsにおいて、引用文献1に代表されるIn比率0%のもの(同図(a)参照)、本実施形態のIn比率0〜50%のもの(同図(b)参照)、引用文献2に代表されるIn比率50%以上のもの(同図(c)参照)、を比較したものである。また、励起光として、通信用の波長1.5μmのフェムト秒パルスレーザ(0.8eV)を用いている。
図4(a)のIn比率0%のLT−GaAs(光伝導層13)では、エネルギーギャップ(Eg)が1.42eVであり、破壊電圧(抵抗)は高く且つノイズ(暗電流)は小さいが、Asクラスター等の不純物準位を介した光励起となるため、励起効率が悪く、テラヘルツ波の発生・検出効率が低下する。
また、図4(c)のIn比率50%以上のLT−InGaAs(光伝導層13)では、エネルギーギャップ(Eg)が約0.8eVであり、励起効率は良いが、破壊電圧(抵抗)が低く、ノイズ(暗電流)が大きくなるため、結局、テラヘルツ波の発生・検出効率が低下する。
一方、図4(b)のIn比率0〜50%のLT−InGaAs(光伝導層13)では、エネルギーギャップ(Eg)が0.8eV以上となり、破壊電圧(抵抗)を高くすることができると共に、ノイズ(暗電流)を低減することができる。また、量子ドット22により、励起効率を向上させることができる。すなわち、量子ドット22により、Asクラスター等の不純物準位を介した光励起を増強することができる。
言い換えれば、InGaAsの光伝導層13において、In比率50%以下であっても、量子ドット22によりエネルギーギャップ(Eg)を約0.8eV(波長1.5μm)にすることができる。これにより、実施形態の光伝導アンテナ素子1では、テラヘルツ波スペクトルにおいてS/N比、或いはダイナミックレンジを向上させることができ、テラヘルツ波の発生・検出効率が向上させることができる。
次に、図5および図6を参照して、第2実施形態および第3実施形態に係る光伝導アンテナ素子1につき、主に第1実施形態と異なる部分について説明する。これらの実施形態は、テラヘルツ応答が、一対のアンテナ31,31の電極部33間における光伝導層13で行われることに着目したものであり、ギャップ部35にのみ光伝導層13を形成している。
図5の第2実施形態に係る光伝導アンテナ素子1では、各電極部33を、光伝導層13およびバッファ層12の厚みに相当する分、基板11から立ち上げるように形成し、この立ち上げた一対の電極部33間に、バッファ層12および光伝導層13を形成(成膜)している。
同様に、図6の第3実施形態に係る光伝導アンテナ素子1では、各電極部33を、光伝導層13の厚みに相当する分、バッファ層12から立ち上げるように形成し、この立ち上げた一対の電極部33間に、光伝導層13を形成(成膜)している。
このような、第2・3実施形態の光伝導アンテナ素子1では、リーク電流やノイズを軽減することができ、発生もしくは検出するテラヘルツ波のS/N比またはダイナミックレンジを向上させることができる。
次に、図7および図8を参照して、第4実施形態に係る光伝導アンテナ素子1につき、主に第1実施形態と異なる部分について説明する。第4実施形態にかかる光伝導アンテナ素子1では、光伝導層13Aとして、Be(ベリリウム)が添加されたInXGa1-XAs(0≦X≦0.53)に、熱処理を施したものを用いている。図7に示すように、第4実施形態の光伝導層13Aは、Beが1×1017cm-3以上1×1018cm-3以下の割合で添加されたInXGa1-XAs(0≦X≦0.53)を、バッファ層12を介して基板11上に低温でエピタキシャル成長させ、且つ熱処理(アニール処理)を施したものである。
厳密に言えば、本光伝導層13Aは、第1実施形態と同様、複数層の個別光伝導層21Aと、複数層の量子ドット22とを有している。そして、本光伝導層13Aにおける量子ドット22は、第1実施形態と同様、InAsを成長させたものであるのに対し、本光伝導層13Aにおける個別光伝導層21Aは、Beが1×1017cm-3以上1×1018cm-3以下の割合で添加されたInXGa1-XAs(0≦X≦0.53)を成長させ且つ熱処理を施して形成されている。なお、第1実施形態と同様、量子ドット22は、InAsに限るものではない。
図8に示すように、第4実施形態に係る光伝導アンテナ素子1の製造方法では、バッファ層12を形成させた後(同図(b)参照)、バッファ層12上に、Beが1×1017cm-3以上1×1018cm-3以下の割合で添加されたInXGa1-XAs(0≦X≦0.53)の個別光伝導層21Aを低温でエピタキシャル成長させる(同図(c)参照)。具体的には、MBE装置にセットした基板11の温度を、500℃以下(実施形態のものは、約300±50℃)に降温させ、成長速度を約1μm/hとし、個別光伝導層21A(BeがドーピングされたGaAs層またはInGaAs層)を5nm〜100nm程度の膜厚にエピタキシャル成長させる。
最下層の個別光伝導層21Aを成膜したら、500℃以下の温度下で、InAsからなる量子ドット22を自己成長させる(同図(d)参照)。量子ドット22を自己成長させたら、直ちに量子ドット22を埋め込むように、第2層目の個別光伝導層21Aを成膜(エピタキシャル成長)させる。そして、この個別光伝導層21Aの形成および量子ドット22の形成を、10〜数100回程度繰り返して、基板11およびバッファ層12上に厚さ1.5〜4μmの光伝導層13Aを形成する(同図(e)〜(f)参照)。
光伝導層13Aを形成したら、第1実施形態と同様に、光伝導層13A(各個別光伝導層21Aおよび量子ドット22)に対し、500℃以上600℃以下で熱処理(アニール処理)を行う(同図(g)参照)。そして、第1実施形態と同様に、光伝導基板2上に真空蒸着により一対のアンテナ31,31を成膜する(同図(h)参照)。
このようにして、製造された光伝導アンテナ素子1は、Beが所定の割合で添加され且つ熱処理が施されたInGaAs(またはGaAs)の光伝導層13Aに量子ドット22を含有する構造となる。
次に、第4実施形態の有効性を示すべく、図9の実験結果を参照して、量子ドット22を含有するInXGa1-XAs(0≦X≦0.53)の光伝導層13,13AにおけるBe添加量(Be添加割合)と抵抗値との関係について説明する。同図の実験では、成長後に熱処理が施された光伝導層13,13Aを用いている。また、同図の実験では、光伝導層13,13Aを構成するInXGa1-XAsが、In比率35%であるもの(In0.35Ga0.65As)を用いている。
同図の符号P1に示すように、Be添加量が0(ゼロ)である場合(第1実施形態に相当)には、抵抗値が1×105Ω以下となっている。一方、同図の符号P2、P3、P4に示すように、Be添加量が、1×1017cm-3以上1×1018cm-3以下である場合(第4実施形態に相当)、抵抗値が1×106Ω以上となっている。このように、熱処理が施される前提において、1×1017cm-3以上1×1018cm-3以下の割合でBeを添加した場合、光伝導層13、13Aの抵抗値が格段に大きくなる。
このように、1×1017cm-3以上1×1018cm-3以下の割合でBeを添加し且つ熱処理を施すことで、量子ドット22を含有するInXGa1-XAs(0≦X≦0.53)の光伝導層13,13Aにおいて、抵抗値を格段に大きくすることができる。すなわち、破壊電圧(抵抗)をより高くすることができると共に、ノイズ(暗電流)を低減することができる。この抵抗値の増大は、ドープされたアクセプタであるBeが、熱処理によって活性化し、低温成長中に発生した電子を補償することで生じたものである。第4実施形態の光伝導アンテナ素子1では、この光伝導層13Aを用いることで、テラヘルツ波スペクトルにおいてS/N比、或いはダイナミックレンジをより向上させることができ、テラヘルツ波の発生・検出効率がより向上させることができる。なお、1×1017cm-3以上1×1018cm-3以下の割合でBeを添加する構成は、キャリア寿命の低減にも寄与している。
なお、上記第4実施形態においては、光伝導層13Aの全体(全部)に、Beに添加させて、光伝導層13Aの全体を高抵抗化したが、図10に示すように、光伝導層13Aの上部(表面側の一部)のみにBeを添加させて、光伝導層13Aを部分的に高抵抗化する構成であってもよい。
具体的には、光伝導層13Aを成す複数層の個別光伝導層21,21Aのうち、表面側(平行伝送線路3形成側)に位置する1以上の個別光伝導層21Aは、Beが1×1017cm-3以上1×1018cm-3以下の割合で添加されたInXGa1-XAs(0≦X≦0.53)を成長させて形成され、それ以外の個別光伝導層21(裏面側に位置する個別光伝導層21)は、Beが添加されていないアンドープのInXGa1-XAs(0≦X≦0.53)を成長させて形成される。これにより、光伝導層13Aに、Beドープ部とアンドープ部とが形成される。
かかる場合、図示省略するが、光伝導アンテナ素子1の製造方法では、Beの添加量を調整し、複数回の個別光伝導層21,21A形成工程のうち一部の形成工程では、Beが1×1017cm-3以上1×1018cm-3以下の割合で添加されたInXGa1-XAs(0≦X≦0.53)の個別光伝導層21Aを形成する。また、それ以外の形成工程では、アンドープのInXGa1-XAs(0≦X≦0.53)の個別光伝導層21を形成する。
このように、重要な「光伝導層13A(個別光伝導層21A)の平行伝送線路3付近の部分」のみにBeを添加し、部分的に高抵抗化することによって、Beの消費量(使用量)を抑えることができ、光伝導アンテナ素子1のコストダウンを図ることができる。なお、ここでは、光伝導層13Aの上部のみにBeを添加する構成としたが、「光伝導層13Aの平行伝送線路3付近の部分」のみに、Beを添加する構成であれば、光伝導層13Aの上部にBeを添加する構成に限るものではない。すなわち、光伝導層13Aの下側に平行伝送線路3を形成する構成の場合には、平行伝送線路3の配置に合わせて、光伝導層13Aの下部のみに、Beを添加する構成としてもよい。
また、光伝導層13Aにおける光電効果が生じる領域が、光伝導層13A全体ではなく、その一部である場合、当該光電効果が生じる領域の一部または全部に、Beを、1×1017cm-3以上1×1018cm-3以下の割合で添加する構成であってもよい。なお、「光電効果が生じる領域」とは、入射した励起光によって光励起キャリアが励起され、光励起キャリアが移動可能な領域を指す。
さらに、上記各実施形態において、基板11は、SiやGe等の、テラヘルツ波を透過するものであっても良い。また、バッファ層12は、SiO2やGeO2等の、絶縁膜として機能するものであってもよい。
1 光伝導アンテナ素子、2 光伝導基板、3 平行伝送線路、11 基板、12 バッファ層、13 光伝導層、21 個別光伝導層、22 量子ドット、31 アンテナ、33 電極部

Claims (14)

  1. 基板と、
    前記基板上に形成され、量子ドットを含有するIII−V族化合物半導体から成る光伝導層と、を備えたことを特徴とする光伝導基板。
  2. 前記光伝導層は、複数層の個別光伝導層と、
    前記複数層の個別光伝導層の各層間に形成した複数層の前記量子ドットと、を有していることを特徴とする請求項1に記載の光伝導基板。
  3. 前記各層の量子ドットは、その下層に位置する前記各層の個別光伝導層に対する格子定数の相違により生ずるひずみに基いて形成されたものであることを特徴とする請求項2に記載の光伝導基板。
  4. 前記光伝導層は、GaAs化合物半導体およびInGaAs化合物半導体のいずれかであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の光伝導基板。
  5. 前記光伝導層は、InXGa1-XAs(0≦X≦0.53)化合物半導体であることを特徴とする請求項4に記載の光伝導基板。
  6. 前記光伝導層の一部または全部は、Beが1×1017cm-3以上1×1018cm-3以下の割合で添加されたInXGa1-XAs(0≦X≦0.53)化合物半導体であることを特徴とする請求項5に記載の光伝導基板。
  7. 前記光伝導層の一部または全部は、Beが1×1017cm-3以上1×1018cm-3以下の割合で添加されたInXGa1-XAs(0≦X≦0.53)化合物半導体に、アニール処理を施したものであることを特徴とする請求項5に記載の光伝導基板。
  8. 前記量子ドットは、InAs,InGaAs,InAsSbおよびInGaSbのいずれかであることを特徴とする請求項4ないし7のいずれかに記載の光伝導基板。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載の光伝導基板と、
    前記光伝導基板上に形成された平行伝送線路と、を備えたことを特徴とする電磁波発生検出装置。
  10. 前記光伝導基板に照射する励起光の波長は、1.45μm以上1.65μm以下であることを特徴とする請求項9に記載の電磁波発生検出装置。
  11. 請求項2に記載の光伝導基板の製造方法であって、
    前記基板上に、前記個別光伝導層を形成する個別光伝導層形成工程と、
    前記個別光伝導層上に、前記量子ドットを形成する量子ドット形成工程と、を複数回繰り返すことで前記光伝導層を形成することを特徴とする光伝導基板の製造方法。
  12. 前記複数回の個別光伝導層形成工程の一部または全部では、Beが1×1017cm-3以上1×1018cm-3以下の割合で添加されたInXGa1-XAs(0≦X≦0.53)化合物半導体の前記個別光伝導層を形成することを特徴とする請求項11に記載の光伝導基板の製造方法。
  13. Beが1×1017cm-3以上1×1018cm-3以下の割合で添加されたInXGa1-XAs(0≦X≦0.53)化合物半導体の前記個別光伝導層に、アニール処理を施すアニール処理工程を、更に実行することを特徴とする請求項12に記載の光伝導基板の製造方法。
  14. 前記量子ドット形成工程では、前記量子ドットを、下層に位置する前記個別光伝導層に対する格子定数の相違により生ずるひずみに基いて形成することを特徴とする請求項11ないし13のいずれかに記載の光伝導基板の製造方法。
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