JP2014211690A - タッチ入力方法およびタッチ入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転者が車載機器の複雑な入力操作を行うことを可能とし、さらに誤操作の発生を抑制できるタッチ入力方法、及びこれを備えるタッチ入力装置を提供する。
【解決手段】車両のステアリングホイール4を運転者が両手で握っている状態で、運転者の一方の親指6aが接する範囲に第1のタッチセンサ3を配置し、他方の親指6bが接する範囲に第2のタッチセンサ3を配置して、タッチセンサ3へのタッチ操作によってカーナビゲーション装置2の入力を行うタッチ入力方法であって、各タッチセンサ3は、各親指6a,6bの可動範囲に沿って連続して配列した複数の検出部7を有し、第1のタッチセンサ3と第2のタッチセンサ3に同時に接触することで、カーナビゲーション装置2の入力をするタッチ入力方法とした。またこのタッチ入力方法を実行することができるタッチ入力装置1とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、車載機器のタッチ入力方法とタッチ入力装置に関する。
自動車等における車載機器の操作部はコンソールパネル等にあり、運転席の周辺部分に配置されていることが多い。そのため、運転者が車載機器を操作する場合には、操作部を視認するため前方から目を離したり、操作部まで手を伸ばすためにハンドルから手を離したりすることがあった。従って運転者による車載機器の操作は、必ずしも安全にはなされないという課題がある。
そこで運転者が安全に車載機器の操作を行えるようにするために、車載機器の操作部をハンドル部分に配置した車載機器操作システムが提案されており、例えば特開2011−063103号公報(特許文献1)に記載されている。
特開2011−063103号公報
また、近年のカーナビゲーション装置等の操作部は液晶画面上にタッチパネルを設けたものが多く、画面上の表示画像に指を接触して項目を選択したり、地図を拡大、縮小したりといった様々な入力操作ができるようになっている。しかしこうした複雑な操作部を安全のためといってハンドル部分に設けようとしても、ハンドル部分は狭いため複雑な操作をするための操作部を設置することは困難であるという課題がある。また、ハンドル部分に操作部を設けることで、誤って操作部に触れてしまうことによる誤操作が生じる可能性もある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものである。すなわち、安全に操作が可能で、また複雑な入力操作も行うことができ、さらに誤操作の発生を抑制できるタッチ入力方法と、このタッチ入力方法を実行することができるタッチ入力装置を提供することを目的とする。
すなわち、上記目的を達成すべく以下の構成を提供する。
車両のハンドルを運転者が両手で握っている状態で、運転者の一方の親指が接する範囲に第1の検知手段を配置し、他方の親指が接する範囲に第2の検知手段を配置して、検知手段へのタッチ操作によって車載機器の入力を行うタッチ入力方法であって、各検知手段は、各親指の可動範囲に沿って連続して配列した複数の検出部を有し、第1の検知手段と第2の検知手段に同時に接触することで、車載機器の入力をするタッチ入力方法とすることができる。
車両のハンドルを運転者が両手で握っている状態で、運転者の一方の親指が接する範囲に第1の検知手段を配置し、他方の親指が接する範囲に第2の検知手段を配置したため、手をハンドルから離すことなく検知手段に触れることができる。よって、安全に車載機器への入力を行うことができる。
また各検知手段に各親指の可動範囲に沿って連続して配列した複数の検出部を有するため、各検出部でON/OFF状態を読み取ることができる。よって複数の検出部による複数のON/OFF状態の組み合わせにより複雑な入力操作が可能である。
第1の検知手段と第2の検知手段に同時に接触することで車載機器の入力をするため、片手のみが誤っていずれか一方の検知手段に触れても入力されない。よって、誤操作を防止することができる。
なお、本明細書及び特許請求の範囲において「同時」とは人間の意識上で同時ととらえられるものであれば良く、また「同時に接触」するとは、第1の検知手段と第2の検知手段の両方に接触している状態を指す。したがって、全く同時に両方の検知手段に接触する必要は無く、いずれか一方の検知手段に対して先に接触しても良いが、その接触があってから他方の検知手段への接触がなされるまでの時間に上限を設けることが好ましい。
一方の検知手段への接触があってから、他方への接触があるまでに大きく時間が空いた場合であっても「同時」に含まれるものとすると、誤入力が生じやすくなるためである。よって例えば上限を0.5秒以下とし、いずれか一方の検知手段に接触してから0.5秒以内に他方に接触した場合にのみ「同時」に接触したと認識され、入力が行われるものとすることができる。
また、「車載機器」にはカーナビゲーション装置やETC装置、エアコン、オーディオ機器、テレビ受像機等の車載情報機器、あるいは自動車のウィンドウ開閉機器やヘッドライト、ウィンカー、ワイパー、ミラー、社外モニタ用カメラ等の車両走行に必要な機器を含み、また、画面上にその操作項目や内容が表示される機器の他、その機器自体が動作するものも含まれる。
前記接触が、第1の検知手段と第2の検知手段の少なくとも一方に、検出部の配列方向に沿ってスライドさせるスライド接触であるものとすることができる。検知手段への接触を、第1の検知手段と第2の検知手段の少なくとも一方に、検出部の配列方向に沿ってスライドさせるスライド接触として行えば、隣接する検出部に時間差をつけて次々に接触することができる。これにより各検知手段が直線的な入力操作を検出できるため、各検出部に単に接触する場合と比較してより複雑な操作が可能となる。従って、例えばオーディオ機器の音量操作等をより直感的に行うことができる。
本発明のタッチ入力方法は、第1の検知手段と第2の検知手段に同時にスライド接触することで、いずれか一方の検知手段にのみスライド接触する場合と比較して車載機器に対してより大きな出力がなされるものとすることができる。
前記2つの検知手段に同時にスライド接触するか、あるいはいずれか一方の検知手段のみにスライド接触するかによって異なる出力を行うことができるため、狭いハンドル上でより複雑な入力操作を行うことができる。
スライド接触が、左右の親指を同一方向または左右対称となる方向のいずれかの方向に移動させながら接触するもののいずれかとすることができる。
スライド接触が、左右の親指を同一方向に接触移動させること、例えば左右の親指を上下方向や左右方向等の同じ方向に向けて接触移動させることで、カーナビゲーション装置の地図等の画像をスライド方向にスクロールするといった操作を直感的に行うことができる。また、左右の親指を左右対称となる方向に接触移動させること、例えば左右の親指をそれぞれハンドルの中心側から外方または外側から中心側に向けて移動することで上記のような画像を拡大または縮小させるといった操作を直感的に行うことができる。
また、スライド接触が、左親指を上に移動し右親指を下に移動すること、または左親指を下に移動し右親指を上に移動するもののいずれかとすることができる。
スライド接触が、左親指を上に右親指を下に接触移動し、または左親指を下に右親指を上に接触移動するものとできるため、例えば左側の検知手段を上に、右側の検知手段を下に向けてそれぞれスライド接触することで画面に表示させた画像や地図を右回転させたり、右側に向けて斜めに傾いた状態で表示させたりといった操作を直感的に行うことができる。
本発明は車両のハンドルを運転者が両手で握っている状態で、運転者の一方の親指が接する範囲に第1の検知手段を配置し、他方の親指が接する範囲に第2の検知手段を配置して、検知手段に対して接触するタッチ操作によって車載機器の入力を行うタッチ入力装置であって、各検知手段は、各親指の可動範囲に沿って連続して配列した複数の検出部を有し、第1の検知手段と第2の検知手段に同時に接触することで車載機器の入力がなされるタッチ入力装置を提供する。
また本発明は、第1の検知手段と第2の検知手段に同時にスライド接触することで、いずれか一方の検知手段にのみスライド接触する場合と比較して車載機器に対してより大きな出力がなされるものとすることができる。
これにより、上記のタッチ入力方法の作用・効果を有するタッチ入力装置と得ることができる。
こうした検知手段は、静電容量式タッチセンサまたは感圧式タッチセンサとすることができる。
検知手段が静電容量式タッチセンサまたは感圧式タッチセンサであるため、静電容量の変化または感圧ゴム等の電気抵抗の変化により運転者の指先による操作を検出するように構成できる。そのため、容易かつ安価に検知手段を得ることができる。また、静電容量式タッチセンサを用いることでより高精度のタッチセンサを得ることができる。その一方で感圧式タッチセンサを用いることで、指で直接接触する操作だけではなく手袋をした指やタッチペン等による操作も可能であり、またより安価なタッチセンサを得ることが可能となる。
本発明のタッチ入力方法またはタッチ入力装置によれば、安全に操作でき、また複雑な入力操作を行うことができる。さらに誤操作の発生を抑制することができる。
タッチ入力装置の自動車内での設置状態を示す説明図である。 タッチ入力装置のステアリングホイールでの設置位置を示す説明図である。 各分図はタッチセンサの検出部の平面図を示し、分図3(a)は上下方向のマトリクス状に複数の検出部が配置されたタッチセンサ、分図3(b)は斜め方向のマトリクス状に複数の検出部が配置されたタッチセンサ、分図3(c)は上下方向に複数の検出部が配置されたタッチセンサ、分図3(d)は左右方向に複数の検出部が配置されたタッチセンサ、分図3(e)は検出部を5つ有するタッチセンサである。 タッチ入力方法を説明する説明図である。 変形例のタッチ入力装置の平面図である。
本発明について各実施形態に基づきさらに詳細に説明するが、各実施形態について共通する構成については同一の符号を付して重複説明を省略し、また共通する作用効果等についても重複説明を省略する。
第1実施形態:
本実施形態のタッチ入力装置1の自動車内の設置状態を図1に、またハンドルの例として自動車のステアリングホイール4における設置位置を図2に示す。また、車載機器はカーナビゲーション装置2としている。
図2(a)で示すように、第1の検知手段または第2の検知手段としてのタッチセンサ3,3は、4本スポーク5のステアリングホイール4における左右両側であって、運転者がハンドルを握っている状態で、運転者の親指6a,6bが接することが可能な範囲に設置している。ステアリングホイール4のうち、運転者が運転操作中に無意識に接触することの少ないスポーク5にタッチセンサ3を配置することで、運転中に誤ってタッチセンサ3に接触し、誤操作することを防止することができる。
明細書または特許請求の範囲において「車両のハンドルを運転者が両手で握っている状態」とは、本実施形態においてはステアリングホイール4におけるいわゆる3時と9時の位置または10時と2時の位置のように進行方向に対して左右対称の位置に両手を置きステアリングホイール4を握っている状態をいうものとする。
第1の検知手段であるタッチセンサ3や第2の検知手段であるタッチセンサ3としては、図3(a)で示すように、上下および左右方向にマトリクス状に連続して複数の検出部7を配置したタッチセンサ3aとすることができる。検出部7の配列方向に向けて親指6a,6bがスライド接触することで、時間差をつけて次々に隣接する各検出部7のON/OFFを切り替えることができる。例えば、上下方向に配列した検出部7に沿ってスライド操作を行うことで上下方向のスライド入力を行うことができる。また、左右方向に配列した検出部7に沿ってスライド操作を行うことで左右方向のスライド入力を行うことができる。
また、タッチセンサ3aでは、このような直線的なスライド操作だけではなく、運転者の親指6a,6bのタッチセンサ3上の位置をより正確に検出することができる。これは、マトリクス状に複数の検出部7が配置されているためであり、例えば液晶画面の画像等における特定の位置を指定することができ、かつその位置を拡大縮小するといった細かな操作が可能となる。
タッチセンサ3としては、静電容量式タッチセンサや感圧式タッチセンサを好適に用いることができる。それぞれ、静電容量の変化または感圧ゴム等の電気抵抗の変化が生じることで検出部7のON/OFFが切り替わり、各車載機器へ出力される。静電容量式タッチセンサは高精度のタッチセンサ3とすることができる。また、感圧式タッチセンサは指で直接接触する操作だけではなく手袋をした指やタッチペン等による操作も可能であり、またより安価なタッチセンサ3とすることが可能である。
(入力方法)
タッチ入力装置1を用いたタッチ入力方法を説明する。カーナビゲーション装置2の操作は、右の親指6aで右に配置したタッチセンサ3に対し検出部7の配列方向に沿ってスライド接触する。それと同時に左の親指6bで左に配置したタッチセンサ3に対し検出部7の配列方向に沿ってスライド接触する。
ここでのスライド接触は、第1に左右の親指6a,6bを同一方向に接触移動させることができる。例えば、左右の親指6a,6bを上下方向や左右方向等の同じ方向に向けて移動させながら接触することで、カーナビゲーション装置2の地図等の画像を指のスライド方向にスクロールするといった操作を直感的に行うことができる。あるいは、左右のタッチセンサ3,3のうち、いずれか一方にのみスライド接触する場合と比較して、双方に対して同一方向に同時にスライド接触する場合の方が、カーナビゲーション装置2のスクロール量を大きくすることができるといった操作方法も可能である。
第2に左右の親指6a,6bを同一方向ではなく反対方向(対称となる方向)に接触移動させるスライド接触を行うことができる。例えば、左の親指6bをステアリングホイール4の中心側から外周方向にスライドさせる一方で、右の親指6aをステアリングホイール4の中心側から外周方向にスライドさせる。こうした操作で画像が拡大する。また、左の親指6bをステアリングホイール4の外周方向から中心側にスライドさせる一方で、右の親指6aをステアリングホイール4の外周方向から中心側にスライドさせる。こうした操作で画像が縮小する。
左右の親指6a,6bを反対方向(対称となる方向)に動かす別の例は、左親指6bを上に移動させ右親指6aを下に移動させる。こうした操作でカーナビゲーション装置2の液晶画面上の画像等を右回転させたり右側に傾いた状態で表示されたりすることができる。また、左親指6bを下に右親指6aを上に移動させると、液晶画面上の画像等を左回転させたり左側に傾いた状態で表示されたりすることができる。
左右の親指6a,6bを「同時に」スライド接触する場合の同時は、人間の意識上で同時ととらえられればよいが、接触開始を同時と検出するための許容時間を設定することが好ましい。この許容時間は0.5秒以下であることが好ましい。0.5秒を超えると誤操作による入力が生じる可能性が高くなるためである。
第1実施形態の変形例:
タッチセンサ3の設置位置はステアリングホイール4の形状に合わせて適宜変更することができる。図2(a)においては4本スポーク5のステアリングホイール4に設置する例を示したが、図2(b)で示すように3本スポーク5のステアリングホイール4であっても設置することができる。
タッチセンサ3における複数の検出部7の配置や大きさ、形状等も変更が可能である。例えば、ステアリングホイール4を運転者が両手で握っている状態での親指6a,6bの可動方向を考慮すると、やや斜めに上下左右を定めることがより好ましい。すなわち、上下方向は水平面に対し鉛直方向ではなく、図4の矢印Aで示すように、上方向は斜め内向きに、下方向は斜め外向きにする。また左右方向は、図4の矢印Bで示すように、親指6a,6bの付け根を支点に親指6a,6bの先端が円弧を描く方向とする。この場合、タッチセンサ3の複数の検出部7を、上記親指6a,6bの可動方向に沿って配列するために、図3(b)で示すように検出部7を斜め方向のマトリクス状に連続して配置したタッチセンサ3bとすることが好ましい。こうしたタッチセンサ3bを採用することで運転者による指の操作方向に対してより正確に画面上の操作を行わせることができる。タッチセンサ3bを用いれば、例えばタッチセンサ3aを斜めに傾けて設置しなくとも、親指の操作範囲により密接な検出部7とすることができる。
あるいは、左の親指6bが触れるタッチセンサ3を図3(c)で示すような上下方向にのみ検出部7を重ねたタッチセンサ3cを用い、右の親指6aが触れるタッチセンサ3を図3(d)で示すような左右方向にのみ検出部7を重ねたタッチセンサ3dを用いることができる。
例えば、両親指6a,6bを同時に右方向にスライドさせる場合には、タッチセンサ3cで指の接触を検知し、タッチセンサ3dで右方向へのスライドを検知することができる。また、両親指6a,6bを同時に上方向にスライドさせる場合には、タッチセンサ3dで指の接触を検知し、タッチセンサ3cで上方向へのスライドを検知することができる。
タッチセンサ3の検出部7の配列は図3(e)で示すように、中央に検出部7を一つ有し、さらにその上下左右に一つずつ検出部7を有するタッチセンサ3eとすることもできる。このタッチセンサ3eは、上下方向に3つ配列された検出部7に配列方向に沿ってスライド接触することで上下方向のタッチ入力が可能となる。また左右方向に3つ配列された検出部7に配列方向に沿ってスライド接触することで左右方向のタッチ入力が可能となる。従って、検出部7を計5つ備えるだけで、上下方向と左右方向という直行する二方向のタッチ入力が可能となるため、上述のマトリックス状に多くの検出部7を有するタッチセンサ3a,3b等と比較して、画面上の動きをシンプルにすることができる。また、製造が簡単でコストが低いタッチセンサ3eとすることができる。
種々のタッチセンサ3について説明したが、第1の検出部として機能するタッチセンサ3と第2の検出部として機能するタッチセンサ3は、検出部7の配置や形状等が同じであるタッチセンサ3を用いることが好ましい。また左右のタッチセンサ3の設置向きとしては、各タッチセンサ3の検出部7の配列方向が対称となるような向きで配置されることが好ましい。運転者が迷いを生じることなく感覚的に操作することができるためである。
第2実施形態:
上記第1実施形態におけるタッチ入力方法はタッチセンサ3に対し、左右の親指6a,6bが、タッチセンサ3の検出部7の配列方向に沿って同時にスライド接触することで、カーナビゲーション装置2の操作をするものである。これに対し本実施形態のタッチ入力方法は、一方の親指6a,6bをタッチセンサ3に接触させた状態で、もう一方の親指6a,6bのみをスライド接触させるものとすることができる。これにより、スライド操作で左右の親指6a,6bの間隔が大きくなるとカーナビゲーション装置2の液晶画面の画像等が拡大し、逆に間隔が小さくなると縮小するといった使用方法も可能である。
または、一方の親指6a,6bをタッチセンサ3に接触させた状態で、もう一方の親指6a,6bのみを上下方向にスライド接触させることで、カーナビゲーション装置2の液晶画面の画像等が、接触のみだった親指6a,6b側を中心にして回転するといった使用方法も可能である。
但し、本実施形態におけるタッチセンサ3は、一方の親指が触れる第1の検知手段としてのタッチセンサ3と他方の親指が触れる第2の検知手段としてのタッチセンサ3とは、検出部7の配置や形状等が同じタッチセンサ3を用いる必要がある。すなわち、図3(c)で示すタッチセンサ3cと図3(d)で示すタッチセンサ3dとを組み合わせて用いることはできず、また、検出部7が一方向にのみ配列したタッチセンサ3c、3dを用いることはできない。スライド操作するどちらか一方の指のみで上下左右の移動を検知する必要があるからである。
各実施形態の変形例:
第1および第2の検知手段としてタッチセンサ3をステアリングホイール4のスポーク5における左右両側に1つずつ設ける例を示したが、第1の検知手段や第2の検知手段は1つに限らず2以上のタッチセンサ3としても良い。すなわち、操作する車載装置の数や種類に応じて増加させることもできる。例えば図5で示すように、タッチセンサ3をスポーク5の左右に2つずつ設けたタッチ入力装置1aとすることができる。スポーク5の左右に1つずつ設けたタッチセンサ3で多様な車載装置の操作をすべて行うものとすれば、操作が煩雑になり運転者による誤操作が生じやすくなる。しかし、さらに多くのタッチセンサ3を設けてそれぞれで別々の車載装置を操作するものとすれば、そのような誤操作の発生を抑制することができる。また設置数が限定されないため、デザイン上、設計上の自由度を高めることもできる。このように3つ以上のタッチセンサ3を設ける場合にも、そのうち例えば2つのみに同時に接触した場合に入力が生じるものとしても良い。
タッチセンサ3には、入力以外の様々な機能を付加することができる。例えばタッチセンサ3に照光機能を持たせることで、入力時にタッチセンサ3を裏側から光らせるといった照光式タッチセンサとしても良い。照光式タッチセンサは、夜間や暗所で視認しやすいタッチセンサ3となる。
上記各実施形態では、「同時」に入力する際の上限を0.5秒とした。しかし、上限は他の秒数であっても良く、また任意に変更可能としても良い。こうすることで、例えば運転者が高齢者である場合には1秒とするなど、運転者ごとに利用しやすいタッチセンサ3とすることができる。
また、上記各実施形態ではステアリングホイール4を運転者が握っている状態で、タッチセンサ3の検出部7に親指6a,6bで接触を行う例を挙げたが、他の指で行うことも可能である。あるいは、指で直接接触する場合の他に、手袋等をはめたり、タッチペンを用いたりしても、静電容量変化を検知できれば静電容量式タッチセンサを用いることが可能である。これにより入力方法の自由度が高まり操作者の利便性を向上させることができる。
上記実施形態または変形例は本発明の一例であり、こうした形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に反しない他の任意の変更形態を含み、また上記以外の組合せ等も可能である。また、上記実施形態ではハンドルの例としてステアリングホイール4を挙げたが、自動二輪車や自転車等のハンドルに設置することも可能である。
1 タッチ入力装置
1a 変形例のタッチ入力装置
2 カーナビゲーション装置
3 タッチセンサ
3a タッチセンサ
3b タッチセンサ
3c タッチセンサ
3d タッチセンサ
3e タッチセンサ
4 ステアリングホイール
5 スポーク
6a 右親指
6b 左親指
7 検出部
A 上下方向
B 左右方向

Claims (8)

  1. 車両のハンドルを運転者が両手で握っている状態で、運転者の一方の親指が接する範囲に第1の検知手段を配置し、他方の親指が接する範囲に第2の検知手段を配置して、検知手段へのタッチ操作によって車載機器の入力を行うタッチ入力方法であって、
    各検知手段は、各親指の可動範囲に沿って連続して配列した複数の検出部を有し、
    第1の検知手段と第2の検知手段に同時に接触することで、車載機器の入力をするタッチ入力方法。
  2. 前記接触が、第1の検知手段と第2の検知手段の少なくとも一方に、検出部の配列方向に沿ってスライドさせるスライド接触である請求項1記載のタッチ入力方法。
  3. 第1の検知手段と第2の検知手段に同時にスライド接触することで、いずれか一方の検知手段にのみスライド接触する場合と比較して車載機器に対してより大きな出力がなされる請求項2記載のタッチ入力方法。
  4. スライド接触が、左右の両親指を同一方向または左右対称となる方向のいずれかの方向に移動させながら接触するもののいずれかである請求項2又は請求項3記載のタッチ入力方法。
  5. スライド接触が、左親指を上に、右親指を下に移動、または左親指を下に、右親指を上に移動させながら接触するもののいずれかである請求項2又は請求項3記載のタッチ入力方法。
  6. 車両のハンドルを運転者が両手で握っている状態で、運転者の一方の親指が接する範囲に第1の検知手段を配置し、他方の親指が接する範囲に第2の検知手段を配置して、検知手段に対して接触するタッチ操作によって車載機器の入力を行うタッチ入力装置であって、
    各検知手段は、各親指の可動範囲に沿って連続して配列した複数の検出部を有し、
    第1の検知手段と第2の検知手段に同時に接触することで車載機器の入力がなされるタッチ入力装置。
  7. 第1の検知手段と第2の検知手段に同時にスライド接触することで、いずれか一方の検知手段にのみスライド接触する場合と比較して車載機器に対してより大きな出力がなされる請求項6記載のタッチ入力装置。
  8. 検知手段が、静電容量式タッチセンサまたは感圧式タッチセンサのいずれかである請求項6又は請求項7記載のタッチ入力装置。
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