JP2014211460A - 一眼レフカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影不能状態を撮影可能状態に移行する間または光学特性が急激に変化した場合の被写体像や構図の変化を光学ファインダで観察されないようにすること
【解決手段】一眼レフカメラ115は、主ミラー119aと、主ミラーをミラーダウン位置とミラーアップ位置との間で移動させるミラー駆動手段125と、撮影光学系の少なくとも一部を所定の位置に位置決めするイニシャライズ処理を行うと判断し、かつ、主ミラーがミラーアップ位置にない場合には主ミラーをミラーアップ位置に移動させるようにミラー駆動手段を制御するカメラCPU116と、を有し、カメラCPUは、主ミラーがミラーアップ位置に位置した後でレンズCPU102に前記イニシャライズ処理のための駆動命令を送信する(S307)。
【選択図】図3

Description

本発明は、レンズ交換型の一眼レフカメラに関する。
一眼レフカメラ用の交換レンズの中には、インナーフォーカスタイプの撮影光学系を備えた交換レンズに多く見られるように、撮影光学系の一部を所定の位置に位置決めすることによって撮影可能状態にするイニシャライズ(初期化)処理が必要なものがある。しかしながら、レンズ交換型の一眼レフカメラでは、イニシャライズ処理が光学ファインダで観察されたり、イニシャライズ処理の前後で光学ファインダを通して見える像の構図が変化して構図を再設定しなければならなかったりするという課題が発生する。
特許文献1は、光学ファインダの無い、コンパクトデジタルカメラや民生用のビデオカメラで、動作が終わるまで出画しない方法を提案している。また、特許文献2、3は、像振れ補正レンズのイニシャライズ処理が必要な交換レンズをカメラに取り付けた場合の動作を提案している。
特開平6−303492号公報 特開2007−163594号公報 特開2007−271996号公報
しかしながら、特許文献1は、光学ファインダのある一眼レフカメラでは上記課題を解決することができない。また、特許文献2はユーザが意識しないと思われるタイミングを狙い、特許文献3は光学ファインダがある場合にはイニシャライズ処理を行わない方法を採用しているが、上記課題を解決するのには十分ではない。更に、この問題はイニシャライズ処理に限定されず、その他のエラー状態を含む撮影不能状態にも当てはまる。また、交換レンズに内蔵されるエクステンダーや光学フィルタの着脱が行われた場合でも急激に光学特性が変化して同様の問題が発生する。
本発明は、撮影不能状態を撮影可能状態に移行する間または光学特性が急激に変化した場合の被写体像や構図の変化を光学ファインダで観察されないようにすることが可能なレンズ交換型の一眼レフカメラを提供することを例示的な目的とする。
本発明の一眼レフカメラは、被写体の光学像を形成する撮影光学系を備えた交換レンズが着脱可能な一眼レフカメラであって、前記撮影光学系を通して前記被写体が観察されることを可能にするファインダ光学系と、前記撮影光学系が形成した前記被写体の前記光学像を光電変換する撮像素子と、前記撮影光学系の光路上にある第1の位置において前記撮影光学系を通った光を前記ファインダ光学系に導き、前記撮影光学系の光路から退避した第2の位置において前記撮影光学系を通った光が前記撮像素子に到達することを可能にするミラーと、前記ミラーを第1の位置と前記第2の位置との間で移動させる移動手段と、撮影不能状態であると判断し、かつ、前記ミラーが前記第2の位置にない場合には前記ミラーを前記第2の位置に移動させ、撮影可能状態になるまでは前記ミラーを前記第2の位置に維持するように前記移動手段を制御するカメラ制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、撮影不能状態を撮影可能状態に移行する間または光学特性が急激に変化した場合の被写体像や構図の変化を光学ファインダで観察されないようにすることが可能なレンズ交換型の一眼レフカメラを提供することができる。
本実施形態の撮影システムのブロック図である。 本実施形態の交換レンズのイニシャライズ処理を示すフローチャートである。 本実施形態の撮影システムのミラーアップ/ダウン処理のフローチャートである。 本実施形態の撮影システムのミラーアップ/ダウン処理のフローチャートである。
図1は、本実施形態の撮影システムのブロック図である。撮影システムは、交換レンズ101と一眼レフデジタルカメラ(以下、単に「カメラ」という)115から構成されている。
交換レンズ101は、カメラ115に不図示のマウントを介して着脱可能に構成され、交換レンズ101とカメラ115は、交換レンズ101の通信端子104とカメラ115の117を介して情報を通信することができる。また、交換レンズ101はカメラ115から通信端子104、117を介して電源供給も受ける。
交換レンズ101は、レンズCPU102、撮影光学系、各種駆動手段を有する。
レンズCPU102は、マイクロコンピュータから構成され、交換レンズ101の各部を制御すると共に、カメラCPU116と通信可能なレンズ制御手段である。レンズCPU102は、不図示の内部メモリに、交換レンズ101に固有の特性情報や光学情報、後述する制御方法に関するプログラムやそれに必要な値を格納する。レンズCPU102は各種の駆動命令を受信したり、光学情報、特性情報、その他の情報をカメラ115に送信したりする。
各種の駆動命令は、図2に示すイニシャライズ処理を行うための駆動命令を含む。イニシャライズ処理では、撮影光学系の少なくとも一部が所定の位置に位置決めされる。「光学情報」は、ズームやフォーカス、絞り羽、電子カム軌跡等の状態に応じて変化する光学的な固有情報を意味する。「特性情報」は、基本的には状態によって変化しないような固有情報、例えば、交換レンズ101の名称(機種を特定するためのID情報)、最大通信速度、開放F値、変倍レンズか否か、AF可能な像高等の情報を意味する。その他の情報は、動作状態、設定状態、各種情報の要求命令(送信要求)および駆動命令等の情報を含む。
撮影光学系は、物体(被写体)の光学像を形成し、物体側から順に光軸OAに沿って、フォーカスレンズ105、変倍レンズ103、絞り107、像振れ補正レンズ(手振れ補正レンズ)110を含む。なお、各レンズは一または複数のレンズを有してユニット化されているが、図1では簡単のため単レンズとして図示されている。
フォーカスレンズ105は、レンズCPU102からの制御信号により、レンズ駆動回路106を介して光軸方向に移動されて焦点調節を行う。フォーカスレンズ105の前には不図示の固定レンズが設けられており、図1に示す構成はインナーフォーカスタイプである。後述するイニシャライズ処理はインナーフォーカスタイプに多くみられるが、これに限定されるものではないので、フォーカスレンズ105の位置は限定されない。レンズ駆動回路106には不図示のステッピングモータが含まれており、フォーカスレンズ105の駆動手段として機能する。113は、フォーカスレンズ105がその駆動範囲の所定位置(本実施形態では、中間位置)に位置したかどうかを検出するフォトインタラプタである。フォーカスレンズ105の保持枠に接続された遮光板が、フォーカスレンズ105がその駆動範囲の中間位置に位置したときに、発光素子と受光素子からなるフォトインタラプタの光路に挿入され、受光素子の出力が遮光板の挿入の前後で変化する。
変倍レンズ103は、ユーザが不図示のズーム操作環を操作することにより光軸方向に移動されて焦点距離を変更する。114は変倍レンズ103の絶対位置を検出する可変抵抗である。レンズCPU102は、可変抵抗114の抵抗値に基づいて変倍レンズ103の絶対値を読み込むが、絶対値検出のためのセンサは必ずしも可変抵抗である必要はなく、磁気や光を用いたセンサや、グレイコード等でもよい。
絞り107は、カメラ115の撮像素子121に入射する光量を調節し、レンズCPU102からの制御信号に基づいて絞り制御回路108を介して開口径(絞り径)を変更する絞り羽根が駆動される。絞り駆動回路108には図示しないステッピングモータが含まれており、絞り駆動源として動作する。111は絞り107の開放位置検出用のフォトインタラプタである。絞り羽根に接続された遮光板が絞り107の開放位置でフォトインタラプタの光路に挿入される構造となっている。
像振れ補正レンズ110は、像振れ補正(IS)駆動回路112を介して光軸に直交する方向に移動されて像振れを補正する。なお、「直交する方向」は光軸に直交する成分があれば足り、光軸に対して斜めに移動されてもよい。109は像振れ補正レンズ110の絶対位置を検出するホール素子であるが、これに限定されるものではない。
カメラ115は、カメラCPU116、AFセンサ118、主ミラー119a、サブミラー119b、ファインダ光学系、シャッター120、撮像素子121、レリーズスイッチ124を有する。
カメラCPU116は、マイクロコンピュータから構成されてカメラ115の各部を制御すると共に、レンズCPU102と通信をし、レンズCPU102に各種の命令やカメラ115の固有情報を送信するカメラ制御手段である。カメラ115は、交換レンズ101の着脱する操作がなされたことを検出する不図示の検出手段を有し、検出手段を介して交換レンズ101がカメラ115に取り付けおよび取り外される操作がなされたかどうかを知ることができる。また、交換レンズ101とカメラ115は、それぞれ、電源をオンオフにする操作部を有する。交換レンズ101の電源のオンオフ操作はレンズCPU102からカメラCPU116に通知され、カメラ115の電源のオンオフはその操作部からの信号がカメラCPU116に通知される。これによって、カメラCPU116は交換レンズ101またはカメラ115の電源のオンオフ操作がなされたことを知ることができる。
AFセンサ118は、一対の被写体像の信号の位相差を検出することによって焦点検出を行う。カメラCPU116はAFセンサ118の検出結果に基づいてフォーカスレンズ105を合焦位置に駆動する命令をレンズCPU102に送信する自動焦点調節(AF)を行う(位相差AF)。
主ミラー119aとサブミラー119bは、図1に示すミラーダウン位置(第1の位置)と不図示のミラーアップ位置(第2の位置)の間を移動可能に構成されている。主ミラー119aとサブミラー119bは、ミラーダウン位置では、撮影光学系の光路上に配置され、ミラーアップ位置では、光路から退避して物体からの光が撮像素子121に到達することを可能にする。主ミラー119aとサブミラー119bは、移動手段であるミラー駆動手段によって第1の位置と第2の位置との間を移動される。
ミラー駆動手段125は、例えば、ステッピングモータから構成され、ステップ数の計数は主ミラー119aとサブミラー119bの位置を表す位置検出手段として機能する。もちろん独立した位置検出手段を設けてもよい。例えば、主ミラー119aを保持する保持枠に設けられた遮光板とフォトインタラプタを設け、主ミラー119aがミラーアップ位置に位置したときに遮光板がフォトインタラプタの光路に挿入されるように構成してもよい。
主ミラー119aはハーフミラーから構成され、ミラーダウン位置では、物体からの光の一部をファインダ光学系に反射して導き、ユーザに観察可能にし、残りの光を透過してサブミラー119bに透過する。サブミラー119bは、ミラーダウン状態では、物体からの光をAFセンサ118に反射する。
カメラCPU116は、後述するように、イニシャライズ処理を行うと判断し、かつ、主ミラー119aがミラーアップ位置にない場合には主ミラー119aをミラーアップ位置に移動させるようにミラー駆動手段125を制御する。これにより、イニシャライズ処理が必要な交換レンズが一眼レフカメラに取り付けられても、ファインダを通してイニシャライズ処理がユーザに観察されて違和感を与えることを防ぐことができる。また、イニシャライズ処理の前後でピント位置、画角等が変化することにより、ユーザに戸惑いを与えたり、構図の再設定などの手間をかけさせたりすることを防止することができる。
ファインダ光学系は、倒立像を正立像に変換するペンタプリズム122と光学ファインダ123を有し、ユーザが被写体を観察することを可能にする。シャッター120は開閉可能に構成され、開口することによって撮像素子121を露光する。撮像素子121は、撮影光学系が形成する光学像を光電変換し、CCDセンサやCMOSセンサ等の光電変換素子により構成されている。
レリーズスイッチ124は、半押しされると、それを検出した不図示の検出部からカメラCPU116にSW1信号が出力され(SW1ON)、全押しされると、検出部からカメラCPU116にSW2信号が出力される(SW2ON)。また、レリーズスイッチ124の半押しが解除されると、検出部からカメラCPU116にSW1解除信号が出力され(SW1OFF)、全押しが解除されると、検出部からカメラCPU116にSW2解除信号が出力される(SW2OFF)。SW1信号によって撮影準備動作(AF及び測光)が開始され、SW2信号によって撮影動作が開始される。
撮影時には、主ミラー119aおよびサブミラー119bはペンタプリズム122側へ退避する。撮影光学系を通った被写体からの光束は、主ミラー119aにて反射され、ペンタプリズム122を通り、光学ファインダ123に導かれる光束と、AFセンサ118に導かれる光束とに分割される。
カメラCPU116は、レリーズスイッチ124が半押しされると、AFセンサ118からの出力を処理して焦点状態を検出し、交換レンズ101の光学情報と合わせて、被写体に対する合焦状態を得るためのフォーカスレンズ105の駆動量を算出する。そして、カメラCPU116は、レンズCPU102に算出結果を送信する。レンズCPU102は、これに応じてフォーカスレンズ105を合焦位置に駆動させる。
また、カメラCPU116は、レリーズスイッチ124が半押しされると、不図示の測光手段による測光結果とユーザが設定した絞り値に基づいて、絞り107の駆動量を算出し、算出結果をレンズCPU102に送信する。レンズCPU102は、これに応じて絞り128を駆動させる。
また、カメラCPU116は、レリーズスイッチ124が半押しされると、像振れ補正開始命令をレンズCPU102に送信する。レンズCPU102は、像振れ補正開始命令を受信すると、不図示の像振れ検出回路(ジャイロセンサなど)の検出結果とホール素子109が検出した像振れ補正レンズ110の位置に従ってIS駆動回路112を制御して像振れ補正レンズ110を駆動する。
また、カメラCPU116は、レリーズスイッチ124が全押しされると、シャッター120を駆動し、撮影光学系からの光束を撮像素子121に導き、撮影を行う。撮影光束は撮像素子121の撮像面上に結像し、光電変換されて撮像信号となる。カメラCPU116に設けられた画像処理手段は、撮像素子121の出力に基づいて画像データを生成し、記録媒体に記録する。ここで、撮影される画像は、図示しないモード選択スイッチによって静止画撮影モードが選択されていれば静止画、動画撮影モードが選択されていれば動画となる。動画撮影用の録画開始ボタンを別に設け、それが押されたら動画の録画が開始されるように構成してもよい。
次に、交換レンズ101のイニシャライズ処理について説明する。交換レンズ101は不図示のデジタル系電源ラインと不図示の駆動系電源ラインにより、カメラ115から電源供給を受けており、これらの電源が供給された時にイニシャライズ処理を行う。例えば、交換レンズ101をカメラ115に装着した時、カメラ115に電池を挿入した時、カメラ115の電源スイッチをオンにした時などである。
図2は、交換レンズ101のイニシャライズ処理を説明するためのフローチャートであり、「S」はステップを表す。図2に示すフローチャートはコンピュータに各ステップの機能を実現させるためのフローチャートとして具現化可能であり、これは他のフローチャートでも同様である。イニシャライズ処理は、レンズCPU102が、カメラCPU116から、イニシャライズ処理のための駆動命令を受信した場合に、レンズCPU102によって行われる。
まず、S201で、レンズCPU102は、フォトインタラプタ111の出力に基づいて絞り107が開放状態にあるか否かを判断し、開放状態にある場合はS203へ進み、開放状態にない場合はS202へ進む。S202では、レンズCPU102は、絞り駆動回路108を制御して絞り107を開放位置まで駆動し、フォトインタラプタ111が開放状態の信号を出力することを確認し、S203に移行する。
S203では、レンズCPU102は、可変抵抗114の抵抗値に基づいて変倍レンズ103の絶対値を読み込む。
次に、S204において、レンズCPU102は、フォーカスレンズ105が駆動範囲の中間位置にあるか否かをフォトインタラプタ113の出力に基づいて判断し、中間位置にある場合はS206へ、中間位置にない場合はS205に進む。S205では、フォーカスレンズ105を現在の位置から無限方向または至近方向に駆動し、フォトインタラプタ113の出力をモニタしながら中間位置を探す。中間位置を検出したらその位置で停止し、その位置を基準としてレンズCPU102に記憶する。その後は中間位置とステッピングモータの駆動パルス数からフォーカスレンズ105の絶対位置を検出することができる。
本実施形態の交換レンズ101は、小型化のために撮影領域以外にフォーカスレンズ105を退避させる沈胴機構は備えていないが、備えている場合でも動作はそれほど変わらない。すなわち、沈胴位置から撮影領域内にフォーカスレンズ105を移動させてから上記のように中間位置を探せばよい。
S206では、IS駆動回路112を制御して像振れ補正レンズ110の中心を光軸OAと略一致する位置まで駆動する。本実施形態では、像振れ補正レンズ110は機械的なロック手段を備えていないため、電源オフの状態では重力方向に落下しており、初期状態では光軸OAと離れた所に位置している。また、特許文献2および3のように、像振れ補正レンズ110がボールにより支持されている場合、理想的な位置へボールを持っていくためのレンズ駆動(例えば、円を描く様な駆動)をこのタイミングで行ってもよい。
図2の例では、絞り107、フォーカスレンズ105、像振れ補正レンズ110の順にイニシャライズを行ったが、この順番に限定されない。また、本実施形態では、「イニシャライズ処理」を、撮影光学系の少なくとも一部を所定の位置に位置決めすることによって撮影可能状態にする処理と定義しているが、「撮影光学系の少なくとも一部」は交換レンズの特性に応じて適宜設定可能である。例えば、絞り107の開放位置への駆動をイニシャライズ処理に含めなくてもよい。
図3は、カメラ電源オン、または交換レンズ101をカメラ115に取り付けた後の撮影システムの動作を示すフローチャートである。
まず、S301において、レンズCPU102がカメラ115からデジタル系電源の供給を受けて動き出し、更に駆動系の電源供給を受ける。次に、S302において、レンズCPU102の初期化を行う。この初期化には、例えば、CPU内のRAM領域の初期化や、各種レジスタの初期化、各種接続ポートや周辺回路の初期化等が含まれる。続いてS303において、通信端子104及び117を介してレンズCPU102とカメラCPU116が通信を行い、レンズの種類を表すレンズIDをカメラCPU116が取得する。
次に、S304では、カメラCPU116は、レンズIDに基づいて、イニシャライズ処理が必要な交換レンズか否かをカメラが判定し、必要なければS313へ進み、必要ならばS305へ進む。なお、本実施形態では、レンズIDに基づいてカメラCPU116がイニシャライズ処理の要否を判定しているが、レンズCPU102がイニシャライズ処理の要否を示す情報をカメラCPU116に送信してもよい。いずれの場合もカメラCPU116は交換レンズ101がイニシャライズ処理を行うかどうかを判断することができる。また、S304は、エラー状態を含む撮影不能状態であるかどうかを判断するステップに拡張することができる。イニシャライズ処理を完了していない場合は撮影不能状態である。
S305では、カメラCPU116は主ミラー119aとサブミラー119bがミラーアップ位置にあるミラーアップ状態か否かを判定する。カメラCPU116はミラーアップ状態にあるかどうかをステップ数または不図示の位置検出手段の検出結果に基づいて判断する。既にミラーアップ状態ならばS307へ進み、ミラーアップ状態でなければS306へ進んでミラーアップを行う。ここで、カメラCPU116は、このミラーアップの移動速度を通常撮影時の露光開始のためのミラーアップの移動速度よりも遅くし、ミラーアップの衝撃や音がユーザに違和感を与えないようにしている。また、ユーザは通常撮影時のミラーアップと混同して露光が開始したと錯覚することを防止することができる。
S307では、図2に示す交換レンズ101のイニシャライズ処理を行わせるための駆動命令をレンズCPU102に送信する。カメラCPU116は、レンズCPU102からイニシャライズ処理が終了したことを表す信号を受信するまで、ミラーアップ状態を維持する。これにより、ユーザは光学ファインダを介してイニシャライズ処理前とイニシャライズ処理中の像を観察することができなくなる。
イニシャライズ処理が終了すると、レンズCPU102はカメラCPU116にイニシャライズ処理が終了した信号を送信する。この信号によって、カメラCPU116は撮影可能状態になったと判断する。カメラCPU116はこの信号に応答して、S308において、ミラーダウンを行う。カメラCPU116は、このミラーダウンの移動速度を通常撮影時の露光終了後に行うミラーダウンの駆動速度よりも遅くし、ミラーダウンの衝撃や音がユーザに違和感を与えないような速度に設定する。また、ユーザは通常撮影時のミラーダウンと混同して露光が終了したと錯覚することを防止することができる。
S309では、カメラCPU116は、所定の時間(第1の時間)以上、カメラ115及び交換レンズ101の操作がないかどうかを判定する。何らかの操作があった場合にはそれに見合った動作を行い、第1の時間以上操作がない場合にはS310へ進む。S310では再びミラーアップを行う。これにより、次回のイニシャライズ処理に際してS306が不要になるので撮影可能状態になるまでの時間を短縮することができる。ここでのミラーアップもS306と同様であり、ミラーアップ速度は通常よりも遅くすることが好ましい。
ミラーダウン状態で第1の時間、前記交換レンズおよび前記一眼レフカメラが操作されないことによって、スリープ状態という撮影不能状態への移行が開始される。ここで、「スリープ状態」とは、モータ駆動用のドライバやセンサ等の周辺回路への給電を停止し、CPUのクロックを停止する等、撮影に必要な少なくとも一つ以上の機能を停止して電力消費を抑えた省電力状態のことである。
S311では、カメラCPU116は、通信端子104及び117を介してレンズCPU102にスリープ命令を送り、交換レンズ101をスリープ状態にする。更に、カメラ115自身もスリープ状態へと移行する。また、交換レンズ101とカメラ115がほぼ同時にスリープ状態に移行する必要はなく、時間差を設けてもよい。
S304では、カメラCPU116は、イニシャライズ処理が必要な交換レンズ101及び一眼レフカメラ115の少なくとも一方がスリープ状態から復帰する場合に、イニシャライズ処理を行うと判断してもよい。また、カメラCPU116は、イニシャライズ処理が必要な交換レンズ101およびカメラ115の少なくとも一方が、電源オフの状態から電源オンの状態に移行した場合に、イニシャライズ処理を行うと判断してもよい。また、カメラCPU116は、イニシャライズ処理が必要な交換レンズ101がカメラ115に装着された場合に、イニシャライズ処理を行うと判断してもよい。
S312では、カメラCPU116は、カメラ115または交換レンズ101に何らかの操作があったかどうかを判定する。操作がなければスリープ状態を継続し、操作があった場合にはS307へ戻ってイニシャライズ処理を行う。カメラCPU116及びレンズCPU102はスリープ状態であっても、不図示のスイッチ等の状態に変化が生じた場合にはそれを検出することが可能に設定されている。
S304においてイニシャライズ処理が不要と判定された場合には、S313において、カメラCPU116は、カメラ115が既にミラーアップ状態か否かを判定する。ミラーアップ状態でない場合はS315へ進み、既にミラーアップ状態の場合はS314へ進んでミラーダウンを行う。ここでのミラーダウンはS308と同様のミラーダウンである。
次に、S315では、カメラCPU116は、所定の時間(第2の時間)以上カメラ及び交換レンズの操作がないかどうかを判定する。何らかの操作があった場合にはそれに見合った動作を行い、第2の時間以上操作がない場合にはS316へ進む。なお、S315のYesの場合にも、S309のYesの場合のようにミラーアップステップを含めてもよい。これにより、イニシャライズ処理が必要な交換レンズが装着された場合に備えることができる。但し、ミラーアップステップをイニシャライズ処理が必要な交換レンズが装着された場合に限定することによって省電力化を図ることもできる。
S316では、カメラ、及びレンズをスリープ状態にする。続いて、S317において、カメラCPU116は、カメラ115または交換レンズ101に何らかの操作があったかどうかを判定する。操作がなければスリープ状態を継続し、操作があった場合にはS315へ戻る。
第1の時間は第2の時間よりも長く設定することが好ましい。第2の時間が経過した後のスリープ状態への移行は、ミラーの動作を伴わないため、ユーザに気付かれにくいが、第1の時間が経過した後のスリープ状態への移行はミラーの動作を伴うため、これが頻繁に起こるとユーザが違和感を覚えるおそれがあるためである。なお、第1の時間、第2の時間ともに十分長く取れば必ずしも時間差をつける必要はない。
次に、電源オフやレンズ取り外しを行う場合について図4を用いて更に説明する。電源オン、またはレンズ取り付けから図3と共通の処理については説明を割愛する。
まず、イニシャライズ処理が必要な交換レンズ101が取り付けられ、一旦イニシャライズ処理が終わった後、すなわちS308まで終了した後は、カメラCPU116は、S401において、電源オフまたはレンズ取り外しの操作がないかどうかを判定する。
ミラーダウン状態で交換レンズ101またはカメラ115の電源オフにする操作が不図示の操作部においてなされると、電源オフという撮影不能状態への移行が開始される。電源オフ操作があった場合、カメラCPU116はミラーアップを行ってから(S402)、電源をオフにする(S403)。これにより、次回のイニシャライズ処理に際してS306が不要になるので撮影可能状態になるまでの時間を短縮することができる。同様に、カメラCPU116は、ミラーダウン状態で交換レンズ101を取り外す操作がなされたことを不図示の検出手段によって知ると、ミラーアップを行う(S404)。カメラ115に交換レンズ101を電気的にロックおよびアンロックする機構と交換レンズ101を取り外すスイッチが設けられており、そのスイッチが操作されれば、カメラCPU116はS404の後でアンロック状態にしてもよい。S402とS404のミラーアップはS306と同様であり、移動速度は遅くなる。
また、イニシャライズ処理が不要な交換レンズが取り付けられ、ミラーアップもしていない場合、すなわちS314まで終了した後はS403にて電源オフ、またはレンズ取り外しの操作がないかどうかを判定する(S405)。操作があった場合は、電源オフの場合には電源をオフにしてから(S406)、交換レンズ101が取り外す操作がなされた場合は直ちに処理が終了となる。再び電源オン、またはレンズ取り付けが行われた場合は、S301から処理が再び開始される。なお、S405のYesの場合にも、S401のYesの場合のようにミラーアップステップを含めてもよい。これにより、イニシャライズ処理が必要な交換レンズが装着された場合に備えることができる。但し、ミラーアップステップをイニシャライズ処理が必要な交換レンズが装着された場合に限定することによって省電力化を図ることもできる。
本実施形態によれば、交換レンズ101が取り付けられていないか、カメラ115の電源がオフの場合にはミラーアップされた状態であるため、ユーザは光学ファインダ123を通して像を観察することはできない。そして、撮影準備が整ってからミラーダウンとなるため、ユーザは違和感なく撮影に臨むことができる。また、イニシャライズ処理前にユーザが構図を決めてイニシャライズ処理後に構図を再設定するおそれがない。なお、ユーザが好みに合わせてミラーアップ/ダウンの有無や駆動時間等を選択、調整できるようにしてもよい。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
例えば、前記撮影光学系は、撮影光学系の光路に対して挿入および退避するように移動することによって、撮影光学系の光学特性を異ならせる光学ユニットを含んでもよい。このような光学ユニットとしては、全系の焦点距離範囲を変更するエクステンダーや、光学フィルタ(例えば、偏光フィルタ、NDフィルタ、シャープカットフィルタ、紫外線フィルタ)がある。例えば、内蔵エクステンダーは、交換レンズの鏡筒に設けられたレバーなどの操作部をユーザが機械的に操作することによって光路に挿抜される。カメラCPU116は、光学ユニットが撮影光学系の光路に対して挿入または退避させる操作がなされ、かつ、ミラーアップ状態にない場合にはミラーアップ状態にするようにミラー駆動手段125を制御してもよい。これにより、光学ユニットの挿抜中の像の変化が光学フィルタで観察されることを防止することができる。この場合のミラーアップ速度もS306と同様に遅くすることが好ましい。
本発明は、一眼レフカメラに適用することができる。
101…交換レンズ、102…レンズMPU(レンズ制御手段)、115…一眼レフカメラ、116…カメラMPU(カメラ制御手段)、119a…主ミラー、125…ミラー駆動手段

Claims (17)

  1. 被写体の光学像を形成する撮影光学系を備えた交換レンズが着脱可能な一眼レフカメラであって、
    前記撮影光学系を通して前記被写体が観察されることを可能にするファインダ光学系と、
    前記撮影光学系が形成した前記被写体の前記光学像を光電変換する撮像素子と、
    前記撮影光学系の光路上にある第1の位置において前記撮影光学系を通った光を前記ファインダ光学系に導き、前記撮影光学系の光路から退避した第2の位置において前記撮影光学系を通った光が前記撮像素子に到達することを可能にするミラーと、
    前記ミラーを第1の位置と前記第2の位置との間で移動させる移動手段と、
    撮影不能状態であると判断し、かつ、前記ミラーが前記第2の位置にない場合には前記ミラーを前記第2の位置に移動させ、撮影可能状態になるまでは前記ミラーを前記第2の位置に維持するように前記移動手段を制御するカメラ制御手段と、
    を有することを特徴とする一眼レフカメラ。
  2. 前記交換レンズは、前記撮影光学系の少なくとも一部を所定の位置に位置決めすることによって撮影可能状態にするイニシャライズ処理が必要な交換レンズであり、前記撮影光学系の駆動を制御するレンズ制御手段を更に有し、
    前記カメラ制御手段は、前記ミラーが前記第2の位置に位置した後で前記レンズ制御手段に前記イニシャライズ処理のための駆動命令を送信し、
    前記カメラ制御手段は、前記レンズ制御手段から前記イニシャライズ処理が終了したことを表す信号を受信するまで、前記ミラーを前記第2の位置に維持することを特徴とする請求項1に記載の一眼レフカメラ。
  3. 前記カメラ制御手段は、前記ミラーを前記第2の位置に移動させる際には、前記撮像素子の露光開始のために前記ミラーを前記第2の位置に移動させる場合よりも前記ミラーの移動速度を遅くすることを特徴とする請求項1または2に記載の一眼レフカメラ。
  4. 前記撮影可能状態になると、前記カメラ制御手段は、前記ミラーを前記第1の位置に移動させるように前記移動手段を制御し、
    前記ミラーを前記第1の位置に移動させる際には、前記撮像素子の露光終了後に前記ミラーを前記第1の位置に移動させる場合よりも前記ミラーの移動速度を遅くすることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の一眼レフカメラ。
  5. 前記イニシャライズ処理は、前記交換レンズが前記一眼レフカメラに装着されたとき、前記交換レンズが装着された前記一眼レフカメラの前記交換レンズまたは前記一眼レフカメラの電源がオフからオンになったとき、または、前記交換レンズおよび前記一眼レフカメラが撮影に必要な少なくとも一つ以上の機能を停止したスリープ状態から復帰したときに行われることを特徴とする請求項2に記載の一眼レフカメラ。
  6. 前記カメラ制御手段は、前記交換レンズから受信した前記交換レンズのID情報に基づいて前記イニシャライズ処理を行うかどうかを判断することを特徴とする請求項2に記載の一眼レフカメラ。
  7. 前記カメラ制御手段は、前記交換レンズから前記イニシャライズ処理が必要なことを表す信号を受信したかどうかに基づいて前記イニシャライズ処理を行うかどうかを判断することを特徴とする請求項2に記載の一眼レフカメラ。
  8. 被写体の光学像を形成する撮影光学系を備えた交換レンズが着脱可能な一眼レフカメラであって、
    前記撮影光学系を通して前記被写体が観察されることを可能にするファインダ光学系と、
    前記撮影光学系が形成した前記被写体の前記光学像を光電変換する撮像素子と、
    前記撮影光学系の光路上にある第1の位置において前記撮影光学系を通った光を前記ファインダ光学系に導き、前記撮影光学系の光路から退避した第2の位置において前記撮影光学系を通った光が前記撮像素子に到達することを可能にするミラーと、
    前記ミラーを第1の位置と前記第2の位置との間で移動させる移動手段と、
    撮影不能状態への移行が開始され、かつ、前記ミラーが前記第2の位置にない場合には前記ミラーを前記第2の位置に移動させるように前記移動手段を制御するカメラ制御手段と、
    を有することを特徴とする一眼レフカメラ。
  9. 前記撮影不能状態は、前記交換レンズおよび前記一眼レフカメラのそれぞれの、撮影に必要な少なくとも一つ以上の機能を停止するスリープ状態であり、
    撮影不能状態への移行は、前記ミラーが前記第1の位置にある状態で第1の時間、前記交換レンズおよび前記一眼レフカメラが操作されないことによって開始され、
    前記カメラ制御手段は、前記ミラーを前記第2の位置に移動させた後で前記交換レンズおよび前記一眼レフカメラを前記スリープ状態にすることを特徴とする請求項8に記載の一眼レフカメラ。
  10. 前記撮影不能状態は、前記ミラーが前記第1の位置にある状態で前記交換レンズまたは前記一眼レフカメラの電源がオフの状態であり、
    撮影不能状態への移行は、前記交換レンズまたは前記一眼レフカメラの電源をオフにする操作がなされたことによって開始され、
    前記カメラ制御手段は、前記ミラーを前記第2の位置に移動させた後で前記交換レンズまたは前記一眼レフカメラを電源オフにすることを特徴とする請求項8に記載の一眼レフカメラ。
  11. 前記カメラ制御手段は、前記交換レンズが前記一眼レフカメラから取り外される操作がなされた場合に、前記撮影不能状態に移行すると判断し、
    前記撮影不能状態は、前記交換レンズが前記一眼レフカメラから取り外された状態である請求項8に記載の一眼レフカメラ。
  12. 前記交換レンズは、前記撮影光学系の少なくとも一部を所定の位置に位置決めすることによって撮影可能状態にするイニシャライズ処理が必要な交換レンズであることを特徴とする請求項8乃至11のうちいずれか1項に記載の一眼レフカメラ。
  13. 前記カメラ制御手段は、前記撮影不能状態への移行が開始され、かつ、前記ミラーが前記第2の位置にない場合に前記ミラーを前記第2の位置に移動させる際には、前記撮像素子の露光開始のために前記ミラーを前記第2の位置に移動させる場合よりも前記ミラーの移動速度を遅くすることを特徴とする請求項8乃至11のうちいずれか1項に記載の一眼レフカメラ。
  14. 被写体の光学像を形成する撮影光学系を備えた交換レンズが着脱可能な一眼レフカメラであって、
    前記撮影光学系を通して前記被写体が観察されることを可能にするファインダ光学系と、
    前記撮影光学系が形成した前記被写体の前記光学像を光電変換する撮像素子と、
    前記撮影光学系の光路上にある第1の位置において前記撮影光学系を通った光を前記ファインダ光学系に導き、前記撮影光学系の光路から退避した第2の位置において前記撮影光学系を通った光が前記撮像素子に到達することを可能にするミラーと、
    前記ミラーを第1の位置と前記第2の位置との間で移動させる移動手段と、
    前記移動手段を制御するカメラ制御手段と、
    を有し、
    前記撮影光学系は、前記撮影光学系の光路に対して挿入および退避するように移動することによって、前記撮影光学系の光学特性を異ならせる光学ユニットを含み、
    前記カメラ制御手段は、前記光学ユニットが前記撮影光学系の光路に対して挿入または退避させる操作がなされ、かつ、前記ミラーが前記第2の位置にない場合には前記ミラーを前記第2の位置に移動させるように前記移動手段を制御することを特徴とする一眼レフカメラ。
  15. 前記カメラ制御手段は、前記ミラーを前記第2の位置に移動させる際には、前記撮像素子の露光開始のために前記ミラーを前記第2の位置に移動させる場合よりも前記ミラーの移動速度を遅くすることを特徴とする請求項14に記載の一眼レフカメラ。
  16. 前記カメラ制御手段は、前記撮影光学系の少なくとも一部を所定の位置に位置決めすることによって撮影可能状態にするイニシャライズ処理が不要な交換レンズが装着された場合には、前記交換レンズから固有情報を取得した後で前記ミラーが前記第1の位置になければ前記ミラーを第1の位置に移動するように前記移動手段を制御することを特徴とする請求項1乃至15のうちいずれか1項に記載の一眼レフカメラ。
  17. 前記カメラ制御手段は、前記固有情報を取得した後で前記ミラーが前記第1の位置にあるときに、前記交換レンズおよび前記一眼レフカメラが第2の時間、操作されなかった場合に、前記交換レンズおよび前記一眼レフカメラのそれぞれを、撮影に必要な少なくとも一つ以上の機能を停止したスリープ状態にすることを特徴とする請求項16に記載の一眼レフカメラ。
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