JP2014211128A - 内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、内燃機関に関し、保温したオイルを浪費することなく、ピストンの温度上昇を促進させられるようにすることを目的とする。
【解決手段】ピストン24の頂面の中心領域と当該中心領域よりも外側の外周領域とに関する当該頂面の温度分布を推定する。内燃機関10を潤滑するオイルを保温して貯留する構成を備える。上記中心領域に対応するピストン24の裏面に対して保温オイルを噴射するための第1オイルジェット26を含む構成を備える。上記外周領域に対応するピストン24の裏面に対して保温オイルを噴射するための第2オイルジェット28、30を含む構成を備える。上記中心領域の温度が第1所定値よりも低い場合に、保温オイルを第1オイルジェット26から噴射させ、前記外周領域の温度が第2所定値よりも低い場合に、保温オイルを第2オイルジェット28、30の一方もしくは双方から噴射させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、内燃機関に係り、特に、ピストンに向けてオイルを噴射するオイルジェットを備える内燃機関に関する。
従来、例えば特許文献1には、内燃機関の潤滑装置が開示されている。この従来の潤滑装置は、内燃機関を潤滑するオイルを保温した状態で貯留する蓄熱容器を備え、燃焼室の温度に基づいて推定したピストンの温度が所定温度以下と判定したときに、電動ポンプを駆動して噴射手段(オイルジェット)に対し蓄熱容器内の保温オイルを供給することとしている。
特開2003−148121号公報 特開2006−132416号公報 特開2012−145021号公報 特開2004−285944号公報 特開2010−236438号公報
内燃機関の再始動時におけるピストン頂面の温度は一様であるとは限られず、ピストン中心から縞状に温度分布が発生し得る。しかしながら、上記特許文献1に記載の内燃機関では、ピストン頂面の温度分布が考慮されていないため、ピストンを効果的に温められることができない可能性がある。すなわち、不必要な時、或いは不必要な場所に対してオイルを噴射してしまう可能性がある。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、保温したオイルを浪費することなく、ピストンの温度上昇を促進させられるようにした内燃機関を提供することを目的とする。
第1の発明は、内燃機関であって、
筒内を往復移動するピストンと、
前記ピストンの頂面の中心領域と当該中心領域よりも外側の外周領域とに関する当該頂面の温度分布を推定するピストン温度分布推定手段と、
内燃機関を潤滑するオイルを保温して貯留するオイル貯留手段と、
前記中心領域に対応する前記ピストンの裏面に対して前記オイル貯留手段により保温された保温オイルを噴射するための第1保温オイル噴射手段と、
前記外周領域に対応する前記ピストンの裏面に対して前記保温オイルを噴射するための第2保温オイル噴射手段と、
前記中心領域の温度が第1所定値よりも低い場合に、前記保温オイルを前記第1保温オイル噴射手段から噴射させ、前記外周領域の温度が第2所定値よりも低い場合に、前記保温オイルを前記第2保温オイル噴射手段から噴射させるオイル噴射制御手段と、
を備えることを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、
前記ピストンは、軸方向の熱伝導率が前記頂面の径方向の熱伝導率よりも高くなるように構成されていることを特徴とする。
また、第3の発明は、第2の発明において、
前記ピストンの頂部は、前記ピストンのスカート方向の熱伝導率よりもピストンピンの軸方向の熱伝導率の方が高くなるように構成されていることを特徴とする。
また、第4の発明は、第1〜第3の発明の何れか1つにおいて、
前記外周領域は、吸気側に近い領域と排気側に近い領域とを含むことを特徴とする。
また、第5の発明は、第1〜第3の発明の何れか1つにおいて、
前記内燃機関は、複数の気筒を一列に備えるものであって、
各気筒における前記外周領域は、前記複数の気筒の列方向の中心に近い側の領域と当該列方向の端に近い側の領域とを含むことを特徴とする。
また、第6の発明は、第1〜第5の発明の何れか1つにおいて、
前記ピストン温度分布推定手段は、エンジン冷却水温度と、前記内燃機関の運転停止時間とに基づいて、前記頂面の温度分布を推定することを特徴とする。
第1の発明によれば、ピストン頂面の温度分布の取得結果に応じて、温度の低い領域に対してのみ(すなわち、必要な時に必要な部位にのみ)、保温オイルが供給されるようになる。これにより、保温オイルを浪費することなく、ピストンの温度上昇を効果的に促進させられるようになる。
第2の発明によれば、異なる材料の接合によってピストンの内部の熱伝導率を異なるものとするという既存の手法に頼らずに、高温時のピストンの冷却性能と、始動時の燃料の気化性能とを両立させることができる。
第3の発明によれば、スカート部側から熱がシリンダ壁面に逃げにくくすることができる。その結果、ピストン頂面の中心領域にピストンキャビティ部が設けられる場合において、当該ピストンキャビティ部を温める際に、保温オイルの当たり方が多少悪い場合であってもピストンキャビティ部を広く温められるようになる。
第4の発明によれば、ピストン頂面における吸気側の外周領域と排気側の外周領域との間の温度差を的確に捉えたピストン頂面の温度分布を取得できるようになる。
第5の発明によれば、複数の気筒の列方向における配置場所の影響によって生ずる外周領域内の温度差を考慮してピストン温度の頂面分布をより的確に推定できるようになる。
第6の発明によれば、ピストン頂面の温度分布を正確に推定できるようになる。
本発明の実施の形態1における内燃機関のシステム構成を説明するための図である。 図1に示すオイルジェットにオイルを供給するための構成を説明するための図である。 ピストンの熱伝導特性を説明するための図である。 ピストンの熱伝導特性を説明するための図である。 本発明の実施の形態1におけるピストンの頂面温度の推定のための領域設定を表した図である。 ピストン頂面の温度分布の一例を表した図である。 ピストンの頂面温度の推定手法の一例を説明するための図である。 本発明の実施の形態1における特徴的なオイルジェット制御の具体的な内容を説明するための図である。 本発明の実施の形態1において実行される制御ルーチンのフローチャートである。 ピストン頂面の温度推定のための領域設定のバリエーションを説明するための図である。
実施の形態1.
[内燃機関のシステム構成]
図1は、本発明の実施の形態1における内燃機関10のシステム構成を説明するための図である。図1に示すシステムは、内燃機関10を備えている。ここでは、内燃機関10は、一例として直列4気筒型エンジンであるものとする。内燃機関10の各気筒内には、吸気通路12および排気通路14が連通している。
内燃機関10の各気筒には、筒内(燃焼室16内)に燃料を直接噴射するための燃料噴射弁18と、混合気に点火するための点火プラグ20とが設けられている。また、各気筒内には、シリンダボア22に沿って往復移動するピストン24が配置されている。ピストン24の頂面には、燃料噴射弁18により噴射された燃料を案内するためのキャビティ24aが形成されている。更に、シリンダボア22の下端部付近には、内燃機関10を潤滑するためのオイルをピストン24(の裏側)に向けて噴射するための第1オイルジェット26および第2オイルジェット28、30が設置されている。これらのオイルジェット26、28、30にオイルを供給するための構成については、図2を参照して後述する。
第1オイルジェット26は、ピストン24の中心領域A(後述の図5参照)に向けてオイルを噴射できるように構成されている。より具体的には、第1オイルジェット26は、オイルが流れるオイル通路26aを備えている。オイル通路26aの先端には、図1に示すように、噴出口が中心領域Aの裏面に向くように設定されたノズル部26a1が設けられている。また、オイル通路26aの途中には、当該オイル通路26aの開閉を担う電磁式(一例)の開閉弁26bが設置されている。
第2オイルジェット28、30は、それぞれ、ピストン24の外周領域B、C(後述の図5参照)に向けてオイルを噴射できるように構成されている。より具体的には、第2オイルジェット28は、オイルが流れるオイル通路28aを備えている。オイル通路28aの先端には、図1に示すように、噴出口が第2外周領域Bの裏面に向くように設定されたノズル部28a1が設けられている。また、オイル通路28aの途中には、当該オイル通路28aの開閉を担う電磁式(一例)の開閉弁28bが設置されている。第2オイルジェット30についても、第2オイルジェット28と同様に、ノズル部30a1を有するオイル通路30aと開閉弁30bとを備えている。ただし、ノズル部30a1は、噴出口が第3外周領域Cの裏面に向くように設定されている。
図2は、図1に示すオイルジェット26、28、30にオイルを供給するための構成を説明するための図である。
内燃機関10は、図2に示すように、内燃機関10の各部を潤滑するオイルを溜めておくためのオイルパン32を備えている。オイルパン32内のオイルは、オイルポンプ34によって汲み上げられて、内燃機関本体10aのシリンダブロック(図示省略)に形成されたメインギャラリー(図示省略)から内燃機関10の各部に供給されるようになっている。内燃機関10の各部を潤滑したオイルは、図2中に破線の矢印で示すように、内燃機関本体10aからオイルパン32に戻されるようになっている。
オイルポンプ34から内燃機関本体10aに向かう主オイル通路36の途中には、副オイル通路38の一端が接続されている。副オイル通路38の他端は、蓄熱容器40に接続されている。蓄熱容器40は、オイルパン32と独立して設けられ、オイルパン32側から供給された高温のオイルを保温した状態で貯留するように構成されている。また、副オイル通路38の途中には、当該副オイル通路38を開閉するための電磁式(一例)の開閉弁42が設置されている。これにより、開閉弁42の開閉を制御することで、蓄熱容器40へのオイルパン32側からのオイルの供給と供給停止とを切り替えることができる。
蓄熱容器40の内部には、蓄熱容器40内に保温されたオイル(以下、単に「保温オイル」と略する場合がある)を各オイルジェット26、28、30に向けて供給するためのオイル供給通路44の一端が挿入されている。オイル供給通路44の途中には、蓄熱容器40内の保温オイルを汲み上げてオイルジェット26等に向けて圧送するための電動ポンプ46が設置されている。オイル供給通路44は、電動ポンプ46よりも各オイルジェット26等に近い側において、三方に分岐している。分岐後のオイル供給通路44の枝通路44a、44b、44cは、オイルジェット26、28、30のオイル通路26a、28a、30aにそれぞれ接続されている。
更に、オイル供給通路44の3つの枝通路44a、44b、44cには、一端が内燃機関本体10a内のメインギャラリーに接続されたオイル通路48の他端が接続されている。より具体的には、オイル通路48は、その途中において三方に分岐しており、分岐後のオイル通路48の枝通路48a、48b、48cが、オイル供給通路44の枝通路44a、44b、44cにそれぞれ接続されている。オイル通路48の枝通路48a、48b、48cの途中には、電磁式(一例)の開閉弁50(50a、50b、50c)がそれぞれ設置されている。また、図2に示す構成は、オイルパン32内に貯留されたオイルの温度を検出するための温度センサ52と、蓄熱容器40内に貯留された保温オイルの温度を検出するための温度センサ54とを備えている。
上記の構成によれば、第1オイルジェット26を例に挙げると、開閉弁26bを開き、かつ開閉弁50aを閉じた状態で電動ポンプ46を駆動することにより、蓄熱容器40内の保温オイルを第1オイルジェット26に供給することができる。一方、開閉弁26bを開き、かつ電動ポンプ46を停止した状態で開閉弁50aを開くことにより、オイルパン32側のオイルをメインギャラリーを介して第1オイルジェット26に供給することができる。このように、上述した構成によれば、第1オイルジェット26に供給されるオイルを、保温オイルとオイルパン32内のオイルとの間で任意に切り替えることができる。また、上記温度センサ52、54を用いてオイルパン32内のオイルおよび保温オイルの温度の状況を把握することにより、より温度の高いオイルを選択したオイルの噴射を行うことが可能となる。以上のことは、他の第2オイルジェット28、30についても同様である。
図1に示すシステムは、ECU(Electronic Control Unit)60を備えている。ECU60の入力部には、上述した温度センサ52、54に加え、エンジン冷却水温度を検出するための水温センサ62等の内燃機関10の運転状態を検知するための各種センサが接続されている。また、ECU60の出力部には、上述した燃料噴射弁18、点火プラグ20、開閉弁26b、28b、30b、42、50(50a、50b、50c)および電動ポンプ46等の内燃機関10の運転を制御するための各種アクチュエータが接続されている。ECU40は、上述した各種センサの出力と所定のプログラムとに従って各種アクチュエータを作動させることにより、内燃機関10の運転状態を制御するものである。
[実施の形態1のピストンの熱伝導特性]
図3および図4は、ピストン24の熱伝導特性を説明するための図である。より具体的には、図3は、ピストン24をその中心軸に沿って切断した断面図であり、図4は、ピストン24を底面方向から見た図である。
ピストン24は、熱伝導率に異方性を有している。より具体的には、ピストン24は、図3に示すように、軸方向の熱伝導率が頂面の径方向の熱伝導率よりも高くなるように構成されている。
また、図4に示すように、ピストン24の側周面には、互いに対向するように一対のスカート部24bが形成されているとともに、底面方向から見てスカート部24bと直交する方向において互いに対向するように一対のピンボス部24cが形成されている。ピンボス部24cには、ピストン24とコンロッド(図示省略)とを係合するためのピストンピン(図示省略)が挿入される。本実施形態のピストン24は、図4に示すように、ピストン24のスカート方向の熱伝導率よりもピストンピンの軸方向の熱伝導率の方が高くなるように構成されている。
上述した熱伝導率の異方性は、例えば、ピストン24の材質として次のような構成のアルミニウム炭素(黒鉛)複合材を利用して実現することができる。より具体的には、金属であるアルミニウムと黒鉛との複合材料を用いることによって材料に次のような熱伝導率の異方性を持たせることができる。通常、金属材料の熱伝導率は方向に依らずに同じ値を示す。上記複合材料における熱伝導率の異方性は、黒鉛粒子の特性に関係している。黒鉛は炭素原子からなる六角形の網状構造をしている。この構造では、隣接する六角形環同士(XY平面方向)の結合は強固な結合(共有結合)となり、それに直行する方向(積層方向(Z方向))の結合は弱い結合(ファンデルワールス力)となる。上記複合材料は、このような構造の黒鉛をアルミニウム中に配向させたものである。その結果、当該複合材料の熱伝導率は、黒鉛の性質を引き継ぎ、XY平面内では高い熱伝導率を示し、これに直交する積層方向(Z方向)ではXY平面内と比べて低い熱伝導率を示すこととなる。したがって、このような複合材料の積層方向(Z方向)がピストン24のスカート方向となるように複合材料の向きを特定した状態でピストン24を形成することによって、図4に示す熱伝導率の異方性をピストン24に持たせることが可能となる。
図5は、本発明の実施の形態1におけるピストン24の頂面温度の推定のための領域設定を表した図である。図6は、ピストン頂面の温度分布の一例を表した図である。
本実施形態では、ピストン24の頂面温度を図5に示すような領域に分割して推定することとしている。具体的には、ピストン頂面の中心領域Aと、当該中心領域Aの外側に位置する2つの外周領域B、Cとが設定されている。第1外周領域Bは、吸気弁が備えられる吸気側の領域であり、第2外周領域Cは、排気弁が備えられる排気側の領域である。尚、図1、3、6および8に付された符号A〜Cは、図5において各領域に対して付した符号A〜Cと対応しているものとする。
内燃機関10の運転中に燃焼ガスに曝されるピストン24には、温度分布が生じ得る。本実施形態のピストン24は、上述した熱伝導率の異方性を有しているため、軸方向への熱伝導性と比べ、頂面の径方向(より詳細にはスカート方向(ピストン頂面の吸気側と排気側とを結ぶ方向)の熱伝導性が良くない。このため、図6に示すように、ピストン24の頂面温度の分布としては、中央部(中心領域A)の温度がその周囲の外周領域B、Cの温度よりも高くなる。
[ピストンの頂面温度の推定手法]
図7は、ピストン24の頂面温度の推定手法の一例を説明するための図である。
図7は、縦軸としてピストン頂面のある部位の温度をとり、横軸として内燃機関10の運転停止時間(停止時点からの経過時間)をとったものである。図7に示すように、内燃機関10が停止した後のピストン頂面の温度は、外気の温度に向けて運転停止時間の経過とともに下がっていく。この場合の温度低下の度合いは、内燃機関10の停止時のエンジン冷却水温度に応じて異なるものとなる。より具体的には、図7に示すように、時間経過に伴う温度低下の度合いは、停止時のエンジン冷却水温度が低いほど大きくなる。
そこで、本実施形態では、温度推定の対象となる上記中心領域A、第1外周領域Bおよび第2外周領域C(のそれぞれの代表点)に対して、図7に示すような停止時のエンジン冷却水温度と運転停止時間とに対する温度の関係を事前に実験式化もしくはマップ化しておくようにした。そして、内燃機関10の再始動時に、水温センサ62を用いて停止時に取得しておいたエンジン冷却水温度と運転停止時間とに基づいて各領域A〜Cの温度を算出することによって、ピストン頂面の温度分布を推定するようにした。
[実施の形態1における特徴的なオイルジェット制御]
図8は、本発明の実施の形態1における特徴的なオイルジェット制御の具体的な内容を説明するための図である。
図1および図2を参照して既述したように、内燃機関10は、ピストン頂面の中心領域A、第1外周領域Bおよび第2外周領域Cのそれぞれに対応するピストン24の裏面に向けて保温オイルを噴射可能なオイルジェット26、28、30を備えている。そこで、本実施形態では、内燃機関10の再始動時におけるピストン頂面の温度取得結果に応じて、次のような態様で保温オイルを噴射するようにした。
図8(A)に示すパターン1は、始動時における領域A〜Cのすべての温度がオイルジェット実行の要否を判定するための所定の閾値よりも高い場合のものである。この場合には、何れの領域に対しても保温オイルの噴射は実施されない。
図8(B)に示すパターン2は、始動時における中心領域Aの温度が閾値よりも高く、第1および第2外周領域B、Cの温度が閾値よりも低い場合のものである。この場合には、第1および第2外周領域B、Cの裏面に対して第2オイルジェット28、30を用いてそれぞれ保温オイルの噴射が実施される。このように、本実施形態の内燃機関10は、外周領域B、Cのそれぞれに対して個別に保温オイルを噴射可能な第2オイルジェット28、30を中心領域A用の第1オイルジェット26とは別に備えているため、必要に応じて外周領域B、Cのみに対して保温オイルを噴射させられるようになる。これにより、ピストンキャビティ部(中心領域A)の温度を高く維持したまま、スキッシュ部として機能するピストン外周部(外周領域B、C)を温められるようになる。これにより、排気ガス中のHC、COを低減することができる。
図8(C)に示すパターン3は、始動時における領域A〜Cのすべての温度が閾値よりも低い場合のものである。この場合には、中心領域Aの裏面に対してのみ第1オイルジェット26を用いて保温のオイルの噴射が実施される。中心領域Aの裏面への保温オイルの噴射を優先する理由は、燃料噴射弁18により噴射された燃料は、中心領域Aに位置するキャビティ24aに当たることになるので、当該中心領域Aの裏面を再始動時に確実に温めておくことで燃料の気化を促進し、排気ガス中に含まれるHCおよびCOを低減することができるためである。ただし、十分な量の保温オイルが確保されている場合であれば、第1および第2外周領域B、Cの裏面に対しても保温オイルの噴射を実施してもよい。
図8(D)に示すパターンDは、始動時において吸気側の第1外周領域Bと排気側の第2外周領域Cとの間で頂面温度に差が生じている場合のものである。このように吸気側と排気側とで温度に差が生ずることが想定される。この場合には、閾値よりも温度の低い吸気側の第1外周領域Bに対してのみ保温オイルの噴射が実施される。
図9は、本発明の実施の形態1におけるオイルジェット制御を実現するためにECU60が実行する制御ルーチンを示すフローチャートである。尚、本ルーチンは、内燃機関10の始動時に起動され、所定の制御周期毎に繰り返し実行されるものとする。
図9に示すルーチンでは、先ず、ピストン頂面の温度分布が、上述した手法に従って運転停止時のエンジン冷却水温度と運転停止時間とに基づいて取得(推定)される(ステップ100)。
次に、ピストンキャビティ部(中心領域A)の温度が第1所定値よりも低いか否かが判定される(ステップ102)。本ステップ102における第1所定値は、中心領域Aに対して保温オイルを用いたオイルジェットを行う必要があるか否かを判断するための温度閾値として予め設定された値である。
上記ステップ102の判定が成立する場合、つまり、上記パターン3に該当する場合には、第1オイルジェット26を用いて保温オイルがピストンキャビティ部の背面に噴射される(ステップ104)。
一方、上記ステップ102の判定が不成立となる場合には、次いで、ピストン外周部(第1および第2外周領域B、Cのうちの少なくとも一方)の温度が第2所定値よりも低いか否かが判定される(ステップ106)。本ステップ106における第2所定値も上記第1所定値と同様の考えに基づいて設定されたものである。第1所定値と第2所定値とは同じ値であってもよいし、異なっていてもよい。
上記ステップ106の判定が成立する場合、つまり、上記パターン2もしくは4などに該当する場合には、第2オイルジェット28および30のうちの少なくとも一方を利用して、対象となる(すなわち、領域B、Cのうちで第2所定値を下回った一方もしくは双方の)外周部背面に向けて保温オイルが噴射される(ステップ108)。
一方、上記ステップ106の判定が不成立となる場合、つまり、上記パターン1に該当する場合には、保温オイルの噴射が、実行中であれば停止され、もしくは不実行とされる(ステップ110)。
以上説明した本実施形態のシステムによれば、内燃機関10の始動時には、ピストン頂面における中心領域Aの温度が第1所定値よりも低い場合には、保温オイルが中心領域Aの裏面に対して第1オイルジェット26から噴射され、外周領域BおよびCのうちの少なくとも一方の温度が第2所定値よりも低い場合には、対象となる第2オイルジェット28、30から保温オイルが外周領域BおよびCのうちの少なくとも一方に対して噴射される。このように、本システムによれば、ピストン頂面の温度分布を考慮して、閾値よりも温度の低い領域に対してのみ(すなわち、必要な時に必要な部位にのみ)、保温オイルが供給されるようになる。これにより、保温オイルを浪費することなく、始動時にピストン24の温度上昇を効果的に促進させられるようになる。その結果、始動時に燃料の気化を促進することができるので、排気ガス中のHC、COを低減することができる。
また、本実施形態で用いられるピストン24は、図3を参照して既述したように、軸方向の熱伝導率が頂面の径方向の熱伝導率よりも高くなるように構成されている。このような熱伝導率の異方性を有するピストン24を備えた内燃機関10に対して上述したオイルジェット制御を行うことにより、次のような効果を奏することができる。すなわち、上記異方性を持たせたことにより、ピストン24が高温となる運転条件においては、ピストン頂部からピストン下部への熱伝導性の高さを利用してピストン頂部の熱をピストン下部側に逃がし易くすることができ、ピストン頂部の冷却性能を確保することができる。そして、始動時には、上述したオイルジェット制御により、ピストン頂面における低温の部位を効果的に温めることによって燃料の気化を促進することができる。したがって、異なる材料の接合によってピストンの内部の熱伝導率を異なるものとするという既存の手法に頼らずに、高温時のピストン24の冷却性能と、始動時の燃料の気化性能とを両立させることができる。
更に、本実施形態で用いられるピストン24は、図4を参照して既述したように、ピストン24のスカート方向の熱伝導率よりもピストンピンの軸方向の熱伝導率の方が高くなるように構成されている。このような構成によれば、スカート部24b側から熱がシリンダ壁面に逃げにくくすることができる。その結果、ピストンキャビティ部(中心領域A)を温める際に、保温オイルの当たり方が多少悪い場合であってもピストンキャビティ部を広く温められるようになる。
また、本実施形態では、外周領域として、吸気側の第1外周領域Bと排気側の第2外周領域Cとを設定している。図8(D)を参照して既述したパターンDのケースがそうであるように、相対的に低温となる吸気を燃焼室16内に導入する吸気通路12に近い側の第1外周領域Bと、相対的に高温となる排気を燃焼室16から排出する排気通路14に近い側の第2外周領域Cとでは、ピストン頂面の温度に差が生ずる場合がある。本実施形態の外周領域B、Cの設定によれば、そのような温度の差を的確に捉えたピストン頂面の温度分布を取得できるようになる。
ところで、上述した実施の形態1においては、図5に示すように、ピストン頂面の温度分布の推定に関し、中心領域Aと2つの第1および第2外周領域B、Cとを設定することとしている。しかしながら、本発明におけるピストン頂面の外周領域の設定手法は、上記のものに限定されるものではなく、例えば、次の図10中の各図に表されたようなものであってもよい。
図10は、ピストン頂面の温度推定のための領域設定のバリエーションを説明するための図である。
図10(A)に示す設定例では、外周領域は、B〜Dの4つの領域に(等角度で)分割されて備えられている。第1外周領域Bは、吸気側に近い領域であり、第2外周領域Cは、排気側に近い領域である。第3外周領域Cは、直列4気筒型である内燃機関10において一列に配置された4つの気筒の列方向の中心に近い側の領域であり、第4外周領域Dは、この列方向の端に近い側の領域である。したがって、端から順に気筒の番号を#1〜#4とした場合には、第3外周領域Cとしては、#1気筒においては#2気筒に近い側の領域が該当し、#2気筒においては#3気筒に近い側の領域が該当し、#3気筒においては#2気筒に近い側の領域が該当し、#4気筒においては#3気筒に近い側の領域が該当することになる。また、各気筒における第4外周領域Dとしては、上記のように特定された各気筒における第3外周領域Cに対して反対側の領域が該当する。
直列4気筒型に限らず、複数の気筒が一列に並んで配置されている内燃機関においては、各気筒のピストン頂面は、通常、列方向の中心側の領域の方が端側の領域よりも温度が高くなる。したがって、上記図10(A)に示す設定例のように外周領域B〜Dを設定することにより、気筒の列方向における配置場所の影響によって生ずる上記の温度差を考慮してピストン温度の頂面分布をより的確に推定できるようになる。
図10(B)に示す設定例は、外周領域として、単一の外周領域Bのみを備えるものである。以上のように、外周領域は、必要に応じて、1または任意の複数に分割された領域として設定してもよい。
また、上述した実施の形態1においては、ピストン24に持たせる熱伝導率の異方性として、上記図3に示す性質(軸方向と頂面の径方向との間での熱伝導率の違い)とともに、上記図4に示す性質(スカート方向とピストンピン方向との間での熱伝導率の違い)が用いられている。しかしながら、本発明においてピストンに対して上記図3に示す性質を持たせている場合には、必ずしも上記図4に示す性質までも持たせておく必要はない。すなわち、上記図3に示す性質をピストンに持たせておく場合には、例えば、ピストンの軸方向の熱伝導率が頂面の径方向の全体の熱伝導率よりも高くなる構成であってもよい。
尚、上述した実施の形態1においては、ECU60が上記ステップ100の処理を実行することにより前記第1の発明における「ピストン温度分布推定手段」が実現されており、ECU60が上記ステップ102または106の判定結果に応じて上記ステップ104または108の処理を実行することにより前記第1の発明における「オイル噴射制御手段」が実現されている。また、副オイル通路38、蓄熱容器40および開閉弁42が前記第1の発明における「オイル貯留手段」に相当し、オイル供給通路44(枝通路44a)、電動ポンプ46および第1オイルジェット26が前記第1の発明における「第1保温オイル噴射手段」に相当し、オイル供給通路44(枝通路44b、44c)、電動ポンプ46および第2オイルジェット28、30が前記第1の発明における「第2保温オイル噴射手段」に相当している。
10 内燃機関
10a 内燃機関本体
12 吸気通路
14 排気通路
16 燃焼室
18 燃料噴射弁
20 点火プラグ
22 シリンダボア
24 ピストン
24a ピストンのキャビティ
24b ピストンのスカート部
24c ピストンのピンボス部
26 第1オイルジェット
26a 第1オイルジェットのオイル通路
26a1 第1オイルジェットのオイル通路のノズル部
26b 第1オイルジェットの開閉弁
28、30 第2オイルジェット
28a、30a 第2オイルジェットのオイル通路
28a1、30a1 第2オイルジェットのオイル通路のノズル部
28b、30b 第2オイルジェットの開閉弁
32 オイルパン
34 オイルポンプ
36 主オイル通路
38 副オイル通路
40 蓄熱容器
42 開閉弁
44 オイル供給通路
44a、44b、44c オイル供給通路の枝通路
46 電動ポンプ
48 オイル通路
48a、48b、48c オイル通路の枝通路
50(50a、50b、50c) 開閉弁
52、54 温度センサ
60 ECU(Electronic Control Unit)
62 水温センサ

Claims (6)

  1. 筒内を往復移動するピストンと、
    前記ピストンの頂面の中心領域と当該中心領域よりも外側の外周領域とに関する当該頂面の温度分布を推定するピストン温度分布推定手段と、
    内燃機関を潤滑するオイルを保温して貯留するオイル貯留手段と、
    前記中心領域に対応する前記ピストンの裏面に対して前記オイル貯留手段により保温された保温オイルを噴射するための第1保温オイル噴射手段と、
    前記外周領域に対応する前記ピストンの裏面に対して前記保温オイルを噴射するための第2保温オイル噴射手段と、
    前記中心領域の温度が第1所定値よりも低い場合に、前記保温オイルを前記第1保温オイル噴射手段から噴射させ、前記外周領域の温度が第2所定値よりも低い場合に、前記保温オイルを前記第2保温オイル噴射手段から噴射させるオイル噴射制御手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関。
  2. 前記ピストンは、軸方向の熱伝導率が前記頂面の径方向の熱伝導率よりも高くなるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
  3. 前記ピストンの頂部は、前記ピストンのスカート方向の熱伝導率よりもピストンピンの軸方向の熱伝導率の方が高くなるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関。
  4. 前記外周領域は、吸気側に近い領域と排気側に近い領域とを含むことを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の内燃機関。
  5. 前記内燃機関は、複数の気筒を一列に備えるものであって、
    各気筒における前記外周領域は、前記複数の気筒の列方向の中心に近い側の領域と当該列方向の端に近い側の領域とを含むことを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の内燃機関。
  6. 前記ピストン温度分布推定手段は、エンジン冷却水温度と、前記内燃機関の運転停止時間とに基づいて、前記頂面の温度分布を推定することを特徴とする請求項1〜5の何れか1つに記載の内燃機関。
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