JP2014210612A - 包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用する紙材のサイズの拡大を抑えつつ、包装箱に再封止機能を付与すること。
【解決手段】上端部にこの包装箱を開封するための易破断線1を形成した前面板2と、この前面板2の左右に連設された側面板3、3と、この側面板3に連設された背面板4と、前面板2、側面板3、及び背面板4で構成される筒体の下端を閉じる底板と、この筒体の上端を閉じる蓋体とを有する直方体状の箱体を構成する。また、フラップ5に臨む主蓋板7の端部にはV字形の切れ込みが形成されており、この切れ込みのフラップ先端側の斜辺が、係止部12によって係止される係合部13として機能する。易破断線1を破断してこの箱体と開封した後に、この蓋体を閉じて、係止部12に係合部13を挿し込むことによって、蓋体に挿し込み片16を形成することなく、容易に再封止することができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、易破断線を破断して開封した箱の蓋体を再度閉じた状態で維持するように構成した包装箱に関する。
薬品、化粧品、食料品等を収納する包装箱として、箱体の前面板に易破断線を形成し、この易破断線で囲まれた領域を指等で箱体の内側に押し込んでその領域を前記前面板から破断して、この箱体の開封を行うタイプのものがある。この易破断線は使用者の目に付きやすい箱体の表面に形成されているため、一旦この包装箱を開封すると、その開封状態を容易に視認することができる。このため、第三者が悪意をもって、収納されている薬品等に手を加えたとしても、使用者が、その手が加えられた薬品等を誤って使用する事故を未然に防止することができる。
その一方で、易破断線を破断して開封した包装箱には、蓋体を閉じた状態で保つ封止手段が形成されていないため、しっかりと再封止することができず、蓋体が半開き状態となってしまうことが多い。このため、収納物をこの包装箱に入れたままで保管する場合、この箱体内に埃等の異物が入りやすく、見た目も悪いという問題がある。
このタイプの包装箱を一旦開封した後に再封止する構成として、例えば、特許文献1−3に示すものがある。これらにおいては、蓋板に挿し込み片を連設し、この挿し込み片を包装箱の開口部に挿し込むことによって、この蓋体が不用意に開かないようにしている。
特開2012−86895号公報 特開2010−285186号公報 特開2007−153444号公報
この種の包装箱を製造する際には、まず、一枚の紙材から包装箱のブランクの打ち抜きが行われるが、このように蓋板に挿し込む挿し込み片16を形成すると、この挿し込み片16を形成しない場合と比較して、より大きなサイズの紙材を必要とする。これは、図14に展開図を示すように、挿し込み片16を形成する場合(同図(a)を参照)、この挿し込み片16を形成しない場合(同図(b)を参照)と比較して、蓋体に連設された挿し込み片16の分だけ大きく突出するためである。このように大きな紙材を必要とする結果、原料コストが嵩む問題が生じる。
そこで、この発明は、使用する紙材のサイズの拡大を抑えつつ、包装箱に再封止機能を付与することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、上端部に易破断線を形成した前面板と、この前面板の左右に連設された側面板と、この側面板に連設された背面板と、前記前面板、前記側面板、及び前記背面板で構成される筒体の下端を閉じる底板と、前記筒体の上端を閉じる蓋体と、前記側面板の上端から前記筒体の内側に向けて連設されたフラップと、を有し、前記易破断線を破断することによって、この易破断線よりも上側の破断部が前記蓋体の前端部に連設された状態で、前記背面板に連設されて前記筒体の上端を開閉する開閉蓋を構成し、前記フラップに係止部を形成するとともに、前記開閉蓋に係合部を形成し、この係合部が前記係止部によって係止されることによって、一旦開封した開閉蓋を再封止するようにした包装箱を構成した。
このフラップ及び開閉蓋は、再封止機能の有無にかかわらず包装箱に設けられる部材なので、このフラップに係止部を形成し、開閉蓋に係合部を形成しても、新たに部材を追加する必要はない。このため、ブランクを打ち抜くための原料紙のサイズを大きくする必要はなく、原料コストが嵩むのを防止することができる。
前記構成においては、左右の前記側面板に前記フラップをそれぞれ連設し、左右の前記フラップに前記係止部が一つの対をなすように形成するとともに、前記開閉蓋に前記係合部を左右に一つの対をなすように形成するのが好ましい。
このように、対をなすように係止部及び係合部を形成することにより、開閉蓋が閉じられた状態を確実に保持することができる。
前記係止部と、前記係合部を、それぞれ一対に形成した構成においては、一対の前記係合部の左右方向の間隔が、一対の前記係止部の左右方向の間隔よりも大きく、前記係合部の先端が前記係止部の下側に挿し込まれるようにすることができる。
このようにすれば、係止部に挿し込まれた係合部が抜けにくく、開閉蓋が閉じられた状態を一層確実に保持することができる。
また、前記係止部と、前記係合部を、それぞれ一対に形成した構成においては、前記係合部が、前記蓋体と前記破断部の連設部の左右両端から形成した切れ込みであるようにすることもできる。
この切れ込みは、蓋体と破断部の連設部、すなわち折目線に沿って形成されており、開閉蓋の表面に係合部を形成する場合と比較して外観上目立ちにくい。このため、包装箱の見た目が損なわれるのを防止することができる。
この発明では、フラップに形成した係止部に、開閉蓋に形成した係合部を係合させることによって、易破断線を破断することによって一旦開封した開閉蓋に再封止機能を付与した。このフラップ及び開閉蓋は、再封止機能の有無にかかわらず包装箱に設けられる部材なので、この再封止機能を設けることに伴って、この包装箱を構成するブランクを打ち抜くための原料紙のサイズを大きくする必要がない。このため、原料コストが嵩むのを防止することができる。
この発明に係る包装箱の第一実施形態を示す展開図 第一実施形態に係る包装箱の組立工程を示す斜視図であって、(a)は筒体を構成した状態、(b)はフラップを折り曲げた状態、(c)は副蓋板を折り曲げた状態、(d)は蓋体を完成した状態 第一実施形態に係る包装箱の開封工程及び再封止工程を示す図であって、(a)は易破断線を破断した状態の斜視図、(b)は開閉蓋を開いた状態の斜視図、(c)は開閉蓋を閉じて再封止した状態の斜視図、(d)は再封止した状態の平面図、(e)は同図(d)中のe−e線に沿う断面図 第一実施形態に係る包装箱の変形例を示す展開図 この発明に係る包装箱の第二実施形態を示す展開図 第二実施形態に係る包装箱の組立工程を示す斜視図であって、(a)は筒体を構成した状態、(b)はフラップを折り曲げた状態、(c)は副蓋板を折り曲げた状態、(d)は蓋体を完成した状態 第二実施形態に係る包装箱の開封工程及び再封止工程を示す図であって、(a)は易破断線を破断した状態の斜視図、(b)は開閉蓋を開いた状態の斜視図、(c)は開閉蓋を閉じて再封止した状態の斜視図、(d)は再封止した状態の平面図、(e)は同図(d)中のe−e線に沿う断面図 この発明に係る包装箱の第三実施形態を示す展開図 第三実施形態に係る包装箱の組立工程を示す斜視図であって、(a)は筒体を構成した状態、(b)はフラップを折り曲げた状態、(c)は副蓋板を折り曲げた状態、(d)は蓋体を完成した状態 第三実施形態に係る包装箱の開封工程及び再封止工程を示す図であって、(a)は易破断線を破断した状態の斜視図、(b)は開閉蓋を開いた状態の斜視図、(c)は開閉蓋を閉じて再封止した状態の斜視図、(d)は同図(c)中のd−d線に沿う断面図 この発明に係る包装箱の第四実施形態を示す展開図 第四実施形態に係る包装箱の組立工程を示す斜視図であって、(a)は筒体を構成した状態、(b)はフラップを折り曲げた状態、(c)は副蓋板を折り曲げた状態、(d)は蓋体を完成した状態 第四実施形態に係る包装箱の開封工程及び再封止工程を示す図であって、(a)は易破断線を破断した状態の斜視図、(b)は開閉蓋を開いた状態の斜視図、(c)は開閉蓋を閉じて再封止した状態の斜視図、(d)は再封止した状態の平面図、(e)は同図(d)中のe−e線に沿う断面図、(f)は要部平面図 従来技術に係る包装箱の展開図を示し、(a)は挿し込み片を形成したもの、(b)は挿し込み片を形成しないもの
この発明に係る包装箱の第一実施形態を図1から図3に示す。この包装箱は、図1にその展開図を示すように、上端部にこの包装箱を開封するための易破断線1(ミシン目)を形成した前面板2と、この前面板2の左右に連設された側面板3、3と、この側面板3に連設された背面板4と、前面板2、側面板3、及び背面板4で構成される筒体の下端を閉じる底板と、この筒体の上端を閉じる蓋体とを有する直方体状の箱体である。両側面板3、3の上端にはフラップ5が連設されている。背面板4には糊代6が連設されている。前面板2の上端には主蓋板7が、背面板4の上端には副蓋板8が、それぞれ連設されている。両側面板3、3の下端には底フラップ9が、前面板2の下端には主底板10が、背面板4の下端には副底板11が、それぞれ連設されている。易破断線1は、前面板2の上端の一方の端部から他方の端部にかけて円弧を描くように形成されている。
フラップ5の主蓋板7に臨む端部には、円弧状の係止部12が形成されている。また、フラップ5に臨む主蓋板7の端部にはV字形の切れ込みが形成されており、この切れ込みのフラップ先端側の斜辺が、係止部12によって係止される係合部13として機能する。
この包装箱の蓋体の組立工程を図2に斜視図で示す。まず、糊代6を側面板3の裏面に糊付けして、前面板2、両側面板3、3、及び背面板4からなる筒体を構成する(同図(a)を参照)。次に、左右のフラップ5、5を筒体の内側に90度折り曲げる(同図(b)を参照)。さらに、副蓋板8を筒体の内側に90度折り曲げる(同図(c)を参照)。最後に、主蓋板7を筒体の内側に90度折り曲げるとともに、この主蓋板7の裏面側に副蓋板8を糊付けすることによって蓋体を完成する(同図(d)を参照)。副蓋板8の長さは、包装箱として組み立てた際に、この副蓋板8の先端が主蓋板7に形成した係合部13に重なり合わない程度の長さとなるように設計されている。両側面板3、3の上端にはフラップ5が連設され、このフラップ5の主蓋板7に臨む端部には、円弧状の係止部12が形成されている。
底板の組立工程は、蓋体の組立工程とほぼ同様である。まず、左右の底フラップ9、9を筒体の内側に90度折り曲げ、さらに、副底板11を筒体の内側に90度折り曲げる。最後に、主底板10を筒体の内側に90度折り曲げるとともに、この主底板10の裏面側に副底板11を糊付けすることによって底板を完成する。
この包装箱の開封工程及び再封止工程を図3に斜視図で示す。前面板2に形成した易破断線1よりも上側の部分を指等で内側に押し込むと、この易破断線1に沿って前面板2の上端部が破断する(以下、この破断した上端部のことを破断部14という。)(同図(a)を参照)。この破断部14は、主蓋板7の前端部に連設された状態でこの主蓋板7と一体となっており、この破断部14と主蓋板7から、包装箱を開閉する開閉蓋15が構成される(同図(b)を参照)。一旦開封した開閉蓋15を再封止する際には、この開閉蓋15を閉じた状態とするとともに、開閉蓋15(蓋体)に形成された一つの対をなす係合部13、13を、フラップ5に形成された一つの対をなす係止部12、12にそれぞれ挿し込む。包装箱として組み立てた際に、一対の係合部13、13の左右方向の間隔は、一対の係止部12、12の左右方向の間隔よりも大きく、この係合部13が、係止部12にしっかり係合するように構成されている。
図1から図3に示した態様においては、前面板2に主蓋板7を連設し、背面板4に副蓋板8を連設する構成としたが、図4に示すように、前面板2に副蓋板8を連設し、背面板4に主副板7を連設する構成とすることもできる。この場合、フラップ5に係止部12を形成するのは同じであるが、主蓋板7ではなく、このフラップ5に対向する副蓋板8の方に係合部13を形成する点で異なる。また、同図においては、前面板2に糊代6を形成した態様を示したが、図1と同様に、背面板4を左端に配置して、この背面板4に糊代6を形成する態様とすることもできる。
この発明に係る包装箱の第二実施形態を図5から図7に示す。この包装箱は、図5にその展開図を示すように、上端部にこの包装箱を開封するための易破断線1を形成した前面板2と、この前面板2の左右に連設された側面板3、3と、この側面板3に連設された背面板4と、前面板2、側面板3、及び背面板4で構成される筒体の下端を閉じる底板と、この筒体の上端を閉じる蓋体とを有する直方体状の箱体である。両側面板3、3の上端にはフラップ5が連設されている。背面板4には糊代6が連設されている。前面板2の上端には主蓋板7が、背面板4の上端には副蓋板8が、それぞれ連設されている。両側面板3、3の下端には底フラップ9が、前面板2の下端には主底板10が、背面板4の下端には副底板11が、それぞれ連設されている。易破断線1は、前面板2の上端の中央付近に半円弧を描くとともに、この半円弧の両端から、主蓋板7と前面板2との間の折目線に沿って、左右方向外向きに形成されている。
主蓋板7には、前記半円弧状の易破断線1と連続する一対の切れ込みが形成されている。この切れ込みは、主蓋板7の先端から奥に向かうほど互いに接近するようになっている。フラップ5の主蓋板7に臨む端部には、段状の係止部12が形成されている。また主蓋板7に形成した切れ込みが、係止部12によって係止される係合部13として機能する。
この包装箱の蓋体の組立工程を図6に斜視図で示す。まず、糊代6を側面板3の裏面に糊付けして、前面板2、両側面板3、及び背面板4からなる筒体を構成する(同図(a)を参照)。次に、左右のフラップ5、5を筒体の内側に90度折り曲げる(同図(b)を参照)。さらに、副蓋板8を筒体の内側に90度折り曲げる(同図(c)を参照)。最後に、主蓋板7を筒体の内側に90度折り曲げるとともに、この主蓋板7の裏面側に副蓋板8を糊付けすることによって蓋体を完成する(同図(d)を参照)。副蓋板8の長さは、包装箱として組み立てた際に、この副蓋板8の先端が主蓋板7に形成した係合部13に重なり合わない程度の長さとなるように設計されている。
底板の組立工程は、蓋体の組立工程とほぼ同様である。まず、左右の底フラップ9、9を筒体の内側に90度折り曲げ、さらに、副底板11を筒体の内側に90度折り曲げる。最後に、主底板10を筒体の内側に90度折り曲げるとともに、この主底板10の裏面側に副底板11を糊付けすることによって底板を完成する。
この包装箱の開封工程及び再封止工程を図7に斜視図で示す。まず、前面板2に形成した易破断線1よりも上側の部分(半円弧の内側部分)を指等で内側に押し込むと、この半円弧部分、及び主蓋板7と前面板2との間の折目線に沿って形成した易破断線1が破断して破断部14が形成される(同図(a)を参照)。この破断部14は、主蓋板7の前端部に連設された状態でこの主蓋板7と一体となっており、この破断部14と主蓋板7から、包装箱を開閉する開閉蓋15が構成される(同図(b)を参照)。一旦開封した開閉蓋15を再封止する際には、この開閉蓋15を閉じた状態とするとともに、開閉蓋15(蓋体)に形成された一つの対をなす切れ込み状の係合部13を、フラップ5に形成された一つの対をなす係止部12、12にそれぞれ挿し込む。包装箱として組み立てた際に、一対の係合部13、13の左右方向の間隔は、一対の係止部12、12の左右方向の間隔よりも大きく、この係合部13が、係止部12にしっかり係合するように構成されている。
この発明に係る包装箱の第三実施形態を図8から図10に示す。この包装箱は、図8にその展開図を示すように、上端部にこの包装箱を開封するための易破断線1を形成した前面板2と、この前面板2の左右に連設された側面板3、3と、この側面板3に連設された背面板4と、前面板2、側面板3、及び背面板4で構成される筒体の下端を閉じる底板と、この筒体の上端を閉じる蓋体とを有する直方体状の箱体である。両側面板3、3の上端にはフラップ5が連設されている。背面板4には糊代6が連設されている。前面板2の上端には主蓋板7が、背面板4の上端には副蓋板8が、それぞれ連設されている。両側面板3、3の下端には底フラップ9が、前面板2の下端には主底板10が、背面板4の下端には副底板11が、それぞれ連設されている。易破断線1は、前面板2の上端の一方の端部から他方の端部にかけて円弧を描くように形成されている。
フラップ5の中央部には、半月状に穿孔した係止部12が形成されている。また、主蓋板7のフラップ5に臨む端部中央部には、円弧状の係合部13が形成されている。
この包装箱の蓋体の組立工程を図9に斜視図で示す。まず、糊代6を側面板3の裏面に糊付けして、前面板2、両側面板3、3、及び背面板4からなる筒体を構成する(同図(a)を参照)。次に、左右のフラップ5、5を筒体の内側に90度折り曲げる(同図(b)を参照)。さらに、副蓋板8を筒体の内側に90度折り曲げる(同図(c)を参照)。最後に、主蓋板7を筒体の内側に90度折り曲げるとともに、この主蓋板7の裏面側に副蓋板8を糊付けすることによって蓋体を完成する(同図(d)を参照)。この副蓋板8は、包装箱として組み立てた際に、フラップ5に形成した係止部12を塞がないように山形状に設計されている。
底板の組立工程は、蓋体の組立工程とほぼ同様である。まず、左右の底フラップ9、9を筒体の内側に90度折り曲げ、さらに、副底板11を筒体の内側に90度折り曲げる。最後に、主底板10を筒体の内側に90度折り曲げるとともに、この主底板10の裏面側に副底板11を糊付けすることによって底板を完成する。
この包装箱の開封工程及び再封止工程を図10に斜視図で示す。まず、前面板2に形成した易破断線1よりも上側の部分を指等で内側に押し込むと、この易破断線1に沿って前面板2の上端部が破断し、破断部14が形成される(同図(a)を参照)。この破断部14は、主蓋板7の前端部に連設された状態でこの主蓋板7と一体となっており、この破断部14と主蓋板7から、包装箱を開閉する開閉蓋15が構成される(同図(b)を参照)。一旦開封した開閉蓋15を再封止する際には、この開閉蓋15を閉じた状態とするとともに、開閉蓋15(蓋体)に形成された一つの対をなす係合部13、13を、フラップ5に形成された一つの対をなす係止部12、12にそれぞれ挿し込む。包装箱として組み立てた際に、一対の係合部13、13の左右方向の間隔は、一対の係止部12、12の左右方向の間隔よりも大きく、この係合部13が、係止部12にしっかり係合するように構成されている。
この発明に係る包装箱の第四実施形態を図11から図13に示す。この包装箱は、図11にその展開図を示すように、上端部にこの包装箱を開封するための易破断線1を形成した前面板2と、この前面板2の左右に連設された側面板3、3と、この側面板3に連設された背面板4と、前面板2、側面板3、及び背面板4で構成される筒体の下端を閉じる底板と、この筒体の上端を閉じる蓋体とを有する直方体状の箱体である。両側面板3、3の上端にはフラップ5が連設されている。背面板4には糊代6が連設されている。前面板2の上端には主蓋板7が、背面板4の上端には副蓋板8が、それぞれ連設されている。両側面板3、3の下端には底フラップ9が、前面板2の下端には主底板10が、背面板4の下端には副底板11が、それぞれ連設されている。易破断線1は、前面板2の上端の一方の端部から他方の端部にかけて円弧を描くように形成されている。
フラップ5の連設部の前側端部には、段差状の係止部12が形成されている。また、後述する開閉蓋15の主蓋板7と破断部14との連設部の両端には切り込みが形成され、この切り込みが、係止部によって係止される係合部13として機能する。
この包装箱の蓋体の組立工程を図12に斜視図で示す。まず、糊代6を側面板3の裏面に糊付けして、前面板2、両側面板3、3、及び背面板4からなる筒体を構成する(同図(a)を参照)。次に、左右のフラップ5、5を筒体の内側に90度折り曲げる(同図(b)を参照)。さらに、副蓋板8を筒体の内側に90度折り曲げる(同図(c)を参照)。最後に、主蓋板7を筒体の内側に90度折り曲げるとともに、この主蓋板7の裏面側に副蓋板8を糊付けすることによって蓋体を完成する(同図(d)を参照)。この副蓋板8の長さは、包装箱として組み立てた際に、フラップ5に形成した係止部12を塞がない程度の長さとなるように設計されている。
底板の組立工程は、蓋体の組立工程とほぼ同様である。まず、左右の底フラップ9、9を筒体の内側に90度折り曲げ、さらに、副底板11を筒体の内側に90度折り曲げる。最後に、主底板10を筒体の内側に90度折り曲げるとともに、この主底板10の裏面側に副底板11を糊付けすることによって底板を完成する。
この包装箱の開封工程及び再封止工程を図13に斜視図で示す。まず、前面板2に形成した易破断線1よりも上側の部分を指等で内側に押し込むと、この易破断線1に沿って前面板2の上端部が破断し、破断部14が形成される(同図(a)を参照)。この破断部14は、主蓋板7の前端部に連設された状態でこの主蓋板7と一体となっており、この破断部14と主蓋板7から、包装箱を開閉する開閉蓋15が構成される(同図(b)を参照)。一旦開封した開閉蓋15を再封止する際には、この開閉蓋15を閉じた状態とするとともに、開閉蓋15(蓋体)に形成された一つの対をなす係合部13、13を、フラップ5に形成された一つの対をなす係止部12、12にそれぞれ挿し込む。包装箱として組み立てた際に、一対の係合部13、13の左右方向の間隔は、一対の係止部12、12の左右方向の間隔よりも大きく、この係合部13が、係止部12にしっかり係合するように構成されている。
上記の各実施形態は、あくまでも一例であって、この発明が解決しようとする課題、すなわち、使用する紙材のサイズの拡大を抑えつつ、包装箱に再封止機能を付与するという課題を解決することができる限りにおいて、他の実施形態(係止部及び係合部の形状、数、配置等を変更したもの)を適宜採用することができる。
1 易破断線
2 前面板
3 側面板
4 背面板
5 フラップ
6 糊代
7 主蓋板
8 副蓋板
9 底フラップ
10 主底板
11 副底板
12 係止部
13 係合部
14 破断部
15 開閉蓋
16 挿し込み片

Claims (4)

  1. 上端部に易破断線(1)を形成した前面板(2)と、この前面板(2)の左右に連設された側面板(3、3)と、この側面板(3)に連設された背面板(4)と、前記前面板(2)、前記側面板(3)、及び前記背面板(4)で構成される筒体の下端を閉じる底板と、前記筒体の上端を閉じる蓋体と、前記側面板の上端から前記筒体の内側に向けて連設されたフラップ(5)と、を有し、
    前記易破断線(1)を破断することによって、この易破断線(1)よりも上側の破断部(14)が前記蓋体の前端部に連設された状態で、前記背面板(4)に連設されて前記筒体の上端を開閉する開閉蓋(15)を構成し、
    前記フラップ(5)に係止部(12)を形成するとともに、前記開閉蓋(15)に係合部(13)を形成し、この係合部(13)が前記係止部(12)によって係止されることによって、一旦開封した開閉蓋(15)を再封止するようにした包装箱。
  2. 左右の前記側面板(3、3)に前記フラップ(5)をそれぞれ連設し、左右の前記フラップ(5、5)に前記係止部(12)が一つの対をなすように形成するとともに、前記開閉蓋(15)に前記係合部(13)を左右に一つの対をなすように形成したことを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
  3. 一対の前記係合部(13、13)の左右方向の間隔が、一対の前記係止部(12、12)の左右方向の間隔よりも大きく、前記係合部(13)の先端が前記係止部(12)の下側に挿し込まれていることを特徴とする請求項2に記載の包装箱。
  4. 前記係合部(13)が、前記蓋体と前記破断部(14)の連設部の左右両端から形成した切れ込みであることを特徴とする請求項2に記載の包装箱。
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