JP2014208636A - 付け睫接着剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】塗布後に形成される皮膜がまぶたの動きに十分に追随できるとともに、付け睫が剥がれたり、まぶたに負担感を感じてしまうという問題の生じない付け睫接着剤並びにこれに着色料を配合した、塗布部を着色させることができ、かつ塗布部に、速乾性の接着性層を付与することで、アイライナーと兼用可能な付け睫接着剤を提供すること。【解決手段】(A)水不溶性皮膜形成性高分子および(B)グリコシルトレハロースを含有する付け睫接着剤並びに、成分(A)と成分(B)に、(C)着色料および必要により(D)HLB10以上の非イオン性界面活性剤を含有するアイライナー兼用付け睫接着剤。【選択図】なし

Description

本発明は、付け睫接着剤に関し、更に詳細には、付け睫の接着性に優れ、まぶたが動いても付け睫が剥がれず負担感が生じない付け睫接着剤およびこれに更に着色料を配合した、塗布部分を着色できるアイライナー兼用付け睫接着剤に関する。
近年、目元の化粧において、付け睫を使用する機会が多くなっており、付け睫をまぶたに付着させることも良く行われている。
従来の化粧方法において、付け睫をまぶたに付着させるためのものとして、特許文献1に開示のような付け睫接着剤が使用されている。この付け睫接着剤は、アクリル酸アルキル系共重合体の有する、高い粘着力、粘着力の持続性、耐水性等を利用するものであり、再貼り付けが可能で、また睫を容易にはがすことが可能なものである。
しかしながら、本発明者による検討では、上記のアクリル酸アルキル系重合体のような水不溶性皮膜形成性高分子により形成される皮膜は硬いものが多く、これを付け睫接着剤中に多く配合すると、まぶたの動きに化粧膜が追随できず、付け睫が剥がれたり、まぶたに負担感を感じてしまうという問題が生じることを知った。
一方、まぶたに付け睫を付けるには、アイライナーを描いてから、付け睫に接着剤を塗布し、アイライナーを描いたまぶたの部分に、接着剤を塗布した付け睫を付着させることが一般的であった。しかし、このような化粧方法は、アイライナーを描いて乾燥させてから、更に接着剤を塗布するという手間や時間がかかるうえ、高度なテクニックが必要であるという問題もあった。また、アイライナーへの付着が悪く、取れやすくなるものもあった。
ところで、従来のアイライナーでは塗布によって形成した皮膜は付着性がないことは当然であって、この塗布皮膜に付け睫を接着し、装着するという発想は全く存在しなかった。
かかる状況において本発明者らは、従来のアイライナーになかった新しい発想として、付け睫接着剤の組成中に黒色等の着色料を配合し、これをアイライナーと兼用することを着想したが、粘着性を有する従来の付け睫接着剤に着色料を配合し、これをアイライナーとして用いると、付着性が低下することは当然に予想できることである。また、仮に従来のアイライナーに配合される黒色酸化鉄を、アイライナーとして十分な黒さを得る量で付け睫接着剤に配合した場合には、形成した皮膜が強固で、まぶたへの負担感が大きく、まぶたの動きに追随できず、付け睫が動く原因となる。しかも、上記のような量の黒色酸化鉄を、従来の付け睫接着剤中に配合すると、膜が不均一になり、本来の付け睫接着剤に要求される接着効果を損なうという問題もあった。
そこで、黒色酸化鉄を他の顔料に変更することも考えられるが、他の顔料であっても付け睫接着剤に含まれる粘着性成分や、皮膜形成成分中に十分に分散させることが難しい上に、均一な粘着層を形成しにくいという問題があった。
特開2009−40718 特開2008−273943 特開2011−37742
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、その課題は、塗布後に形成される皮膜がまぶたの動きに十分に追随できるとともに、付け睫が剥がれたり、まぶたに負担感を感じてしまうという問題の生じない付け睫接着剤の提供と、更にこれに着色料を配合した、塗布部を着色させることができ、かつ塗布部に、速乾性の接着性層を付与することで、アイライナーと兼用可能な付け睫接着剤を提供することである。
本発明者は、上記課題を解決すべく、まず、
(1)付け睫を接着することができる十分な接着力を有しながら、塗布部分は比較的早く乾き、べたべたしないこと、
(2)まばたきしても、付け睫がゆらゆらしたり、とれないだけの粘着力と追随性を有すること、
(3)洗顔等の簡単な手段で塗布部分が脱着しやすいこと、
の条件を満足させる付け睫接着剤を見出すべく研究を行っていたところ、水不溶性皮膜形成性高分子とグリコシルトレハロースを組み合わせることで、当該条件が満たされた付け睫接着剤が得られることを見出した。
そして更に
(4)着色料を十分に混和し、塗布部を着色できるものであること、
(5)アイライナーとしても描きやすいこと
の条件を満足させることを念頭に、アイライナーと兼用可能な付け睫接着剤の組成をも検討していたところ、着色料を特定の非イオン性界面活性剤と共に上記付け睫接着剤に配合することで、これら条件を満足するアイライナーと兼用可能な付け睫接着剤が得られることを見出し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、次の成分(A)および(B);
(A)水不溶性皮膜形成性高分子
(B)グリコシルトレハロース
を含有することを特徴とする付け睫接着剤である。
また本発明は、次の成分(A)〜(C);
(A)水不溶性皮膜形成性高分子
(B)グリコシルトレハロース
(C)着色料
を含有することを特徴とするアイライナー兼用付け睫接着剤である。
更に本発明は、成分(D)としてHLB10以上の非イオン性界面活性剤を含有するアイライナー兼用付け睫接着剤である。
本発明の付け睫接着剤は、付け睫を保持するための十分な接着力と、柔軟な皮膜を形成する能力とを有するものであり、使用中に付け睫が剥がれたり、まぶたに負担感を感じてしまうという問題が生じないものである。
また、この付け睫接着剤に着色料と、必要により更に特定の非イオン性界面活性剤を加えたアイライナー兼用接着剤は、含有された着色料により、アイライナーとしても十分な色彩を塗布部に付与できるため、付け睫を装着するための接着剤の塗布が同時にアイライナーを描くことになり、化粧方法が簡素化するとともに、従来の高度なテクニックが不要となる。
本発明の第一の態様である付け睫接着剤は、成分(A)として水不溶性皮膜形成性高分子と、成分(B)としてグリコシルトレハロースを含有するものである。
成分(A)の水不溶性皮膜形成性高分子(以下、「成分(A)」という)は、主に付け睫を接着する機能と、乾燥後は皮膜形成機能を有するものである。この成分(A)としては、化粧料を塗布した際に皮膜を形成する樹脂や重合体であれば特に限定されず、天然、半合成、合成であっても、水不溶性であればいずれのものも使用することができ、好適にはその水分散物として使用することができる。しかし、より好ましい成分(A)としては、これにより皮膚上に形成される皮膜の柔軟性が高いものが好ましい。この柔軟性が高いかどうかは、例えば、ステンレス板(SUS304、板厚0.1mm)に、膜厚32mil(約0.8mm)のアプリケーターで試料の皮膜を形成させ、その後ステンレス板を30回湾曲させたとき、膜の表面にひびが入らないものが好ましい。なお、表面を触ると皮膜が崩れてしまうものは好ましくない。
また、本発明の成分(A)は、本発明の付け睫接着剤において、その乾燥時間を短くしうるものが好ましく、例えば、塗布後1〜3分程度で乾燥し、付け睫を接着するものであることが好ましい。
このような成分(A)の好ましい一例としては、例えば、アクリル酸アルキル重合体、アクリル酸アルキル共重合体、メタクリル酸アルキル重合体、メタクリル酸アルキル共重合体、スチレン・アクリル酸アルキル共重合体、スチレン・メタクリル酸アルキル共重合体、酢酸ビニル重合体、ビニルピロリドン・スチレン共重合体、酢酸ビニル・アクリル酸アルキル共重合体、メタクリル酸アルキル・酢酸ビニル共重合体、アクリル酸・アクリル酸アルキル共重合体、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、メタクリル酸・アクリル酸アルキル共重合体、メタクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、アクリル酸アルキルジメチコン共重合体、オルガノポリシロキサン重合体等を挙げることができる。なお、本明細書において、(メタ)アクリル酸アルキル(共)重合体とは、アクリル酸アルキルまたはメタクリル酸アルキルをモノマー構成単位として含む重合体や共重合体を指し、酢酸ビニル(共)重合体とは、酢酸ビニルをモノマー構成単位として含む重合体や共重合体を指す。
これらの水不溶性高分子は、水分散物(ポリマーエマルション)として用いることにより、分散性が向上し均一な膜を形成することができるため好ましい。ここで、水不溶性高分子の水分散物は、水性溶媒中に高分子の微粒子が安定に分散した系で、界面活性剤で乳化させたモノマーを重合することによって得られる液や自然界に存在する乳状の樹液を含むものである。また、乳化重合法や、コアシェル重合法、ラジカル重合法等の一般的な重合法で重合物を得ることができる。なお、水性溶媒とは、水を主成分とし、低級アルコール、多価アルコール等の親水性成分を含有してもよい溶媒を意味する。
また、上記の重合体または共重合体の1種または2種以上を水性溶媒に分散したポリマーエマルションとしては、例えば、アクリル酸アルキル共重合体エマルション、アクリル酸アルキル重合体エマルション、メタクリル酸アルキル共重合体エマルション、メタクリル酸アルキル重合体エマルション、アクリル酸・アクリル酸アルキル共重合体エマルション、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体エマルション、メタクリル酸・アクリル酸アルキル共重合体エマルション、メタクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体エマルション、アクリル酸アルキル・スチレン共重合体エマルション、メタクリル酸アルキル・スチレン共重合体エマルション、酢酸ビニル重合体エマルション、酢酸ビニル含有共重合体エマルション、ビニルピロリドン・スチレン共重合体エマルション、オルガノポリシロキサン重合体エマルション等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を使用することができる。これらの水不溶性高分子のなかでも、(メタ)アクリル酸アルキル(共)重合体や酢酸ビニル(共)重合体が、接着力と、柔軟な皮膜が得られる点で好ましい。
本発明に用いられる、成分(A)の市販品として、アクリル酸アルキル共重合体エマルションとしてはACURYN33A(ロームアンドハース社製)、ヨドゾールGH800、ヨドゾールGH810、ヨドゾールGH41F(日本エヌエスシー社製)、酢酸ビニル・アクリル酸アルキル共重合体としては、ビニゾール2140L(大同化成工業社製)、酢酸ビニル重合体エマルションとしては、ビニブランGV−5651(日信化学工業社製)、ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体としてはPVP/VAE−735(ISP社製)、アクリル酸・メタクリル酸・アクリル酸エチルヘキシル共重合体としてはダイトゾール5000SJ(大東化成工業社製)、ビニルピロリドン・スチレン共重合体としては、ANTARA430(ISP社製)等が挙げられる。
本発明の成分(B)であるグリコシルトレハロース(以下、「成分(B)」という)とは糖質の末端にトレハロース構造を有するトレハロースの糖質誘導体で、グルコシルトレハロース、マルトシルトレハロース、マルトトリオシルトレハロース等があげられる。
この成分(B)に関しては、特許文献2や3に開示されている。また、このものは市販の水溶液として配合することも可能であり、市販品の例としてはグリコシルトレハロース(47質量%)、加水分解水添デンプン(27質量%)および水(26質量%)の混合水溶液であるTORNALE(登録商標、林原社製)等が挙げられる。
本発明の付け睫接着剤は、常法に従い、成分(A)と成分(B)を混合し、必要により溶媒等を配合することで調製される。この際の成分(A)と成分(B)の含有量は、特に限定されないが、付け睫の付着性、乾きの速さ、べたつきのなさの点において、成分(A)が全組成中、1〜60質量%(以下、「%」で示す)、成分(B)が5〜70%であり、より好ましくは、成分(A)が2〜50%、成分(B)が10〜60%である。
また、この付け睫接着剤には、着色するために後記する成分(C)等の着色料を加えてもよい。この場合成分(C)等の着色料の含有量は、特に限定されないが0.01〜50%が好ましく、0.05〜25%がより好ましい。更に、この付け睫接着剤には、成分の分散性を高めるために、後記する成分(D)のHLB10以上の非イオン性界面活性剤を加えても良い。この場合の成分(D)の含有量は、特に限定されないが0.01〜15%程度が好ましく、更に好ましくは0.05〜10%である。
本発明の付け睫接着剤の好ましい調製方法の例としては、成分(A)と成分(B)および必要により他の成分を均一に混合した後、空気を遮断できる容器等、例えば密閉容器の中に充填する方法が挙げられる。
本発明の付け睫接着剤には水を配合することができ、その含有量は、特に限定されないが、使用性や効果の発現の点で20〜75%が好ましく、25〜65%が更に好ましい。
更に本発明の付け睫接着剤には、その接着力や、乾燥性能を妨げない範囲で、任意の化粧料成分を配合することができる。このような化粧料成分としては、例えば着色料以外の粉体成分、油性成分、水性成分、界面活性剤、紫外線吸収剤、保湿剤、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体等の水溶性被膜形成性樹脂、褪色防止剤、酸化防止剤、消泡剤、美容成分、防腐剤、香料などが挙げられる。
本発明の第二の態様であるアイライナー兼用付け睫接着剤は、前記成分(A)および成分(B)の他、成分(C)として着色料を含有するものである。
本発明のアイライナー兼用付け睫接着剤に使用される成分(C)の着色料は、化粧料に通常使用される着色料であれば、球状、板状、紡錘状、針状等の形状や煙霧状、微粒子、顔料級等の粒子径、あるいは多質、無質等のその粒子構造等には特に限定されず、無機顔料、有機顔料、光輝性顔料、金属類等を使用することができる。また、この着色料の色調は、アイライナーとして一般的な、黒、濃紺、濃赤、濃紫、濃茶、濃緑等の黒色を基調とした暗色系であることが好ましい。
具体的な着色料としては、カーボンブラック、酸化鉄、酸化クロム、水酸化クロム、紺青、群青、ベンガラ等の有色無機顔料、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、硫酸バリウム等の白色無機顔料、雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、有機顔料処理雲母チタン、二酸化チタン被覆雲母、二酸化チタン被覆合成金雲母、二酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化鉄雲母チタン、紺青処理雲母チタン、カルミン処理雲母チタン、魚鱗箔、二酸化チタン被覆ガラス末、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末、ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層フィルム末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層フィルム末等の樹脂積層末等の光輝性顔料、赤色201号、赤色202号、赤色205号、赤色226号、赤色228号、橙色203号、橙色204号、青色404号、黄色401号等の有機顔料粉体、赤色3号、赤色104号、赤色106号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号等のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料粉体あるいは、更にアルミニウム粉、金粉、銀粉等の金属粉体、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体等を例示することができ、必要に応じて1種又は2種以上を使用することができる。
これらは、フッ素系化合物、シリコーン系化合物、金属石鹸、レシチン、水素添加レシチン、コラーゲン、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、ワックス、ロウ、界面活性剤等の1種又は2種以上を用いて表面処理を施してあっても良い。
上記した暗色系の色調の着色料のうち、好ましいものとしては、カーボンブラック、紺青、群青、黒酸化鉄、ベンガラ、有機顔料処理雲母チタン、酸化鉄雲母チタン、紺青処理雲母チタン、カルミン処理雲母チタン、赤色201号、赤色202号、赤色205号、赤色226号、赤色228号、青色404号等や赤色3号、赤色104号、赤色106号、緑色3号、青色1号等のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等をあげることができ、より好ましいものの一例としては、カーボンブラックが挙げられ、アイライナー兼用付け睫接着剤を皮膚に塗布した後に形成される皮膜に効率的に黒色を付与することができる。
本発明でより好ましい着色料として使用するカーボンブラックは、特に限定されないが、天然ガス又は液状炭化水素の不完全燃焼又は熱分解によって得ることができるものを好ましく利用できる。そして、黒発色及び塗布時の滑らかな使用感の点から、粒径0.01〜15μmのものが好ましく、さらに好ましくは0.02〜10μmのものである。このカーボンブラックの市販品としては、ミッドナイトブラック(ジオテック社製)等が知られており、これらを使用することができ、また、1種又は2種以上を用いるもことができる。
本発明の第二態様であるアイライナー兼用付け睫接着剤においては、更に成分(D)としてHLB10以上の非イオン性界面活性剤を含有させることができる。
成分(D)であるHLB10以上の非イオン性界面活性剤(以下、「ノニオン活性剤」ということがある)は、主に成分(C)を、アイライナー兼用付け睫接着剤中に均一に分散させるものである。
この成分(D)としては、そのHLB値が10以上で、化粧料に通常用いられるノニオン活性剤であれば、いずれでもよいが、その好ましいものとしては、例えば、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン脂肪酸エタノールアミド、ポリオキシアルキレン変性シリコーン、ポリオキシアルキレンアルキル共変性シリコーン等が挙げられる。
具体的に成分(D)としては、例えば、ポリオキシエチレン(15)モノステアリン酸グリセリル、ポリオキシエチレン(15)モノオレイン酸グリセリルなどのポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル;モノミリスチン酸ヘキサグリセリル、モノラウリン酸デカグリセリル、モノステアリン酸デカグリセリルなどのポリグリセリン脂肪酸エステル;ポリオキシエチレン(20)モノオレイン酸ソルビタン、ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸ソルビタン、ポリオキシエチレン(20)トリオレイン酸ソルビタンなどのポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル;ポリオキシエチレン(20)硬化ひまし油、ポリオキシエチレン(60)硬化ひまし油などのポリオキシエチレン硬化ひまし油;ポリオキシエチレン(15)コレステリルエーテル、ポリオキシエチレン(30)コレステリルエーテルなどのポリオキシエチレンコレステリルエーテル;ポリオキシエチレン(10)フィトステリルエーテル、ポリオキシエチレン(20)フィトステリルエーテルなどのポリオキシエチレンフィトステリルエーテル;モノラウリン酸ポリエチレングリコール(10)、モノステアリン酸ポリエチレングリコール(25)、モノステアリン酸ポリエチレングリコール(40)、モノステアリン酸ポリエチレングリコール(55)などのポリエチレングリコール脂肪酸エステル;ポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(30)ベヘニルエーテル、ポリオキシエチレン(7)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(20)ステアリルエーテルなどのポリオキシエチレンアルキルエーテル;ポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(4)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(30)ポリオキシプロピレン(6)テトラデシルエーテルなどのポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルを挙げることができる。
本発明において、成分(D)のHLB10以上の非イオン性界面活性剤は一種又は二種以上を組み合わせて用いることができる。これらの中でも、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル等が分散性の観点から好ましいものとして挙げられる。HLB値が10以上20以下が好ましく、更にHLBが15以上18以下であると、分散性の観点から更に好ましい。
本発明のアイライナー兼用付け睫接着剤は、常法に従い、上記成分(A)ないし(C)と必要により成分(D)を混合し、均一化することにより調製される。各成分の含有量は、特に限定されないが、効果が充分に発揮できる範囲としては、成分(A)が1〜60%、成分(B)が5〜70%、より好ましくは、成分(A)が2〜50%、成分(B)が10〜60%である。また、成分(C)の配合量は、特に限定されないが1〜50%が好ましく、5〜25%がより好ましい。この範囲であれば、発色、及び涙等の水分や皮脂とのにじみのなさという点で満足のいくものが得られる。
更に、成分(D)を配合する場合の含有量は、特に限定されるものではないが、分散性や経時安定性の観点から、好ましくは0.01〜15%程度、より好ましくは0.05〜10%である。
本発明のアイライナー兼用付け睫接着剤は、上記のように、成分(A)ないし(C)と必要により成分(D)を混合し、均一化すれば良いが、好ましい調製方法の例としては、例えば次の方法が挙げられる。すなわち、まず、成分(C)に成分(D)を加えて十分に分散、混合させた後、この混合物を成分(A)および成分(B)に加え、均一に混合する方法である。この方法によれば、着色料である成分(C)が、アイライナー兼用付け睫接着剤中に均一に分散し、きれいに塗布することができるので好ましい。
本発明のアイライナー兼用付け睫接着剤には、その作用、効果を損なわない範囲で、公知の成分を配合することができる。このような公知の成分の例としては、例えば粉体成分、油性成分、水性成分、界面活性剤、紫外線吸収剤、保湿剤、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体等の水溶性被膜形成性樹脂、褪色防止剤、酸化防止剤、消泡剤、美容成分、防腐剤、香料などを挙げることができる。
このうち粉体としては、成分(C)以外で、通常化粧料原料として使用されるものであれば、板状、紡錘状、針状等の形状、煙霧状、微粒子級等の粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造等に特に限定されず、無機粉体類、酸化アルミニウム、酸化セリウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、マイカ、合成マイカ、合成セリサイト、セリサイト、タルク、カオリン、シリカ、炭化珪素、窒化ホウ素等の無機粉体類、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、N―アシルリジン、ナイロン等の有機粉体類が挙げられ、これら1種又は2種以上用いることができる。またこれら粉体は、1種又は2種以上の複合化したものも用いてもよく、その表面処理を油剤処理、シリコーン化合物処理、水溶性高分子処理等を施してあってもよい。
また油性成分は、基材、エモリエント成分として作用するものであり、動物油、植物油、合成油等の起源や、固形油、半固形油、液体油、揮発性油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、ロウ類、硬化油類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類、油性ゲル化剤類等を使用することができる。具体的には、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、ポリイソブチレン、ポリブテン、パラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、エチレンプロピレンコポリマー、モクロウ、モンタンワックス、フィッシャートロプスワックス等の炭化水素類、オリーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、ミツロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ゲイロウ等のロウ類、セチルイソオクタネート、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリオクタン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリベヘン酸グリセリル、ロジン酸ペンタエリトリットエステル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、コレスレロール脂肪酸エステル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)等のエステル類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等の脂肪酸類、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール類、低重合度ジメチルポリシロキサン、高重合度ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、ポリオキシアルキレン・アルキルメチルポリシロキサン・メチルポリシロキサン共重合体、アルコキシ変性ポリシロキサン、架橋型オルガノポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等のシリコーン類、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体、デキストリン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、デンプン脂肪酸エステル、12−ヒドロキシステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム等の油性ゲル化剤類等が挙げられる。
更に、水性成分は、保湿及び粉体分散剤として作用するものであり、水の他に、水に可溶な成分であれば何れでもよく、例えば、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等のアルコール類、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール等のグリコール類、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロール類、ソルビトール、マルチトール、ショ糖、でんぷん糖、ラクチトール等の糖類、グアーガム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、アラビアガム、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウム等の水溶性高分子、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、乳酸ナトリウム等の塩類、アロエベラ、ウィッチヘーゼル、ハマメリス、キュウリ、レモン、ラベンダー、ローズ等の植物抽出液等が挙げられる。
更にまた、界面活性剤は、粉体の分散性向上や感触調整の目的で用いられるものであり、化粧品一般に用いられており、人体に対して安全とされる界面活性剤であればいずれのものも使用でき、成分(D)以外の非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。このうち、アニオン界面活性剤としては、例えば、ステアリン酸、ラウリン酸のような脂肪酸の無機及び有機塩、アルキルベンゼン硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、α−スルホン化脂肪酸塩、アシルメチルタウリン塩、N−メチル−N−アルキルタウリン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、アルキル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩、N−アシルアミノ酸塩、N−アシル−N−アルキルアミノ酸塩、ο−アルキル置換リンゴ酸塩、アルキルスルホコハク酸塩等が挙げられる。また、カチオン界面活性剤としては、例えば、アルキルアミン塩、ポリアミン及びアルカノルアミン脂肪酸誘導体、アルキル四級アンモニウム塩、環式四級アンモニウム塩等が挙げられる。更に、両性界面活性剤としては、アミノ酸タイプやベタインタイプのカルボン酸型、硫酸エステル型、スルホン酸型、リン酸エステル型のものが使用でき、例えば、N,N−ジメチル−N−アルキル−N−カルボキシルメチルアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキルアミノアルキレンカルボン酸、N,N,N−トリアルキル−N−スルフォアルキレンアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキル−N,N−ビス(ポリオキシエチレン硫酸)アンモニウムベタイン、2−アルキル−1−ヒドロキシエチル−1−カルボキシメチルイミダゾリニウムベタイン、レシチン等が挙げられる。
また更に、紫外線吸収剤としては、例えばベンゾフェノン系、PABA系、ケイ皮酸系、サリチル酸系、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン等が、保湿剤としては、例えばタンパク質、ムコ多糖、コラーゲン、エラスチン、ケラチン等が、酸化防止剤としては、例えばα−トコフェロール、アスコルビン酸等が、美容成分としては、例えばビタミン類、消炎剤、生薬等が、防腐剤としては、例えばパラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエタノール等がそれぞれ挙げられる。
以上説明した本発明の付け睫接着剤やアイライナー兼用付け睫接着剤の剤型としては、特に限定されないが、水が外相を構成する水系、可溶化系や水中油系が使用性や乾燥性において好ましい。また、性状は、液状やゲル状が好ましく、塗布手段として筆やペン、チップ等を用いるものが好ましいが、吐出口が細くなっているものであれば、直接塗布することも可能である。
更に、チューブタイプの容器に充填されているものでも良く、接着剤が塗布体内部に充填され、接着剤を筆やペン、チップ等の先に導き、塗布部により塗布する、いわゆる筆ペンタイプや、塗布体付きの容器に充填され、筆やペン、チップ等の塗布体に接着剤を付けて塗布するものであっても良い。
本発明の付け睫接着剤やアイライナー兼用付け睫接着剤の使用方法は、特に限定されないが、例えば、付け睫に直接塗布した後まぶたに装着して使用することが可能であるし、まぶたに直接塗布し、付け睫を装着することも可能であるし、両方に塗布して使用することも可能である。
次に実施例を挙げ、本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に何ら制約されるものではない。
実 施 例 1
付け睫接着剤:
下記表1の組成および下記製法により、本発明品1〜6と、比較品1および2の付け睫接着剤を調製した。これらの付け睫接着剤について、下記4評価項目について、試験を行った。この結果も表1に示す。
Figure 2014208636
注1:YODOSOL GH800F(アクゾノーベル社製;
固形分45%)
注2:ビニゾール2140L(大同化成工業社製;固形分43%)
注3:ビニブランGV−5651(日信化学工業社製;固形分36%)
注4:TORNALE(林原社製;グリコシルトレハロース含量
47%)
< 製 法 >
(1)1〜5を混合し、均一に分散する。
< 評価試験 >
(評価項目)
イ.付け睫の付着性
ロ.乾きの早さ
ハ.経時での付け睫の付着性
ニ.化粧膜のべたつきの無さ
(評価方法)
各試料について、上記イ〜ニの各項目で専門パネル20名による使用テストを行った。使用テストは、各試料を付け睫に塗布し、睫の根元近くのまぶたの際に付け睫を付着させて行い、付け睫の付着性(項目イ)は付け睫を付着させて30秒後に手を離したときに付け睫が付着しているかどうか、乾きの早さ(項目ロ)は塗布1分後に乾いて膜を形成しているかどうか、経時での付け睫の付着性(項目ハ)は塗布10時間後に付け睫が付着しているかどうか、化粧膜のべたつきの無さ(項目ニ)は塗布3分後に膜がべたついていないかどうかを評価した。
各項目について、パネル各人が下記絶対評価基準にて7段階に評価し評点をつけ、パネル全員の評点合計からその平均値を算出し、下記4段階判定基準により判定した。
(評価基準)
絶対評価基準
(評 点):(評価)
6 : 非常に良い
5 : 良い
4 : やや良い
3 : 普通
2 : やや悪い
1 : 悪い
0 : 非常に悪い
4段階判定基準
(判 定):(評点の平均点)
AA :5点を超える/非常に良好
A :3.5点を超え5点以下/良好
B :1点を超え3.5点以下/やや不良
C :1点以下/不良
< 評価結果 >
発明品1〜3は全ての項目において、AAの評価となり、良い結果だった。発明品4はグリコシルトレハロースが少ないため付け睫の付着性が若干劣るがA評価であり、良い結果だった。また、発明品5は水不溶性皮膜形成性高分子量が少ないため乾きの早さ、化粧膜のべたつきの無さが若干劣るがA評価であり、良い結果だった。発明品6は全ての項目において、AAの評価となり、良い結果だった。
これに対し比較品1は水不溶性皮膜形成性高分子が配合されておらず、膜が形成されないため、乾きの早さ、化粧膜のべたつきの無さでC評価となり満足な品質が得られなかった。比較品2はグリコシルトレハロースが配合されていないため、付け睫の付着性、経時での付け睫の付着性でC評価となり満足な品質が得られなかった。
実 施 例 2
アイライナー兼用付け睫接着剤:
下記表2の組成および下記製法により、本発明品7〜12と、比較品3および4のアイライナー兼用付け睫接着剤を調製した。これらのアイライナー兼用付け睫接着剤について、実施例1の4項目の評価と新たに追加した3項目について、試験を行った。試験は、各試料をアイライナーを塗布する様に、睫の根元近くのまぶたの際に塗布し、その部分に付け睫を付着させ行った。この結果も表2に示す。
Figure 2014208636
注1〜4:前と同じ
注5:HLB値 17
< 製 法 >
(1)1〜4を分散する。
(2)5〜9を混合し(1)を加え、均一に分散する。
< 評価試験 >
(追加評価項目)
ホ.化粧膜の持続
ヘ.にじみにくさ
ト.アイラインの書きやすさ
(追加項目評価方法)
化粧膜の持続(項目ホ)は塗布10時間後に化粧膜が持続しているかどうか、にじみにくさ(項目ヘ)は塗布10時間後ににじんでいないかどうか、アイラインの書きやすさ(項目ト)はアイライナーとして描きやすいかどうかを評価した。なお、評価基準および判定は、実施例1と同じである。
< 評価結果 >
発明品7〜9は全ての項目において、AAの評価となり、良い結果だった。発明品10はグリコシルトレハロースが少ないため付け睫の付着性が若干劣るがA評価であり、良い結果だった。また、発明品11は水不溶性皮膜形成性高分子量が少ないため乾きの早さ、化粧膜のべたつきの無さ、にじみにくさが若干劣るがA評価であり、良い結果だった。発明品12は全ての項目において、AAの評価となり、良い結果だった。
これに対し比較品3は水不溶性皮膜形成性高分子が配合されておらず、膜が形成されないため、乾きの早さ、化粧膜のべたつきの無さ、にじみにくさでC評価となり満足な品質が得られなかった。比較品4はグリコシルトレハロースが配合されていないため、付け睫の付着性、経時での付け睫の付着性でC評価となり満足な品質が得られなかった。
実 施 例 3
下記成分および製法により、塗布色が紺のアイライナー兼用付け睫接着剤を調製した。
( 成 分 ) (%)
1.ポリオキシエチレン(20)硬化ひまし油 注6
2.1,3-ブチレングリコール 10
3.群青 1
4.コンジョウ 0.5
5.黒酸化鉄 0.8
6.アクリル酸アルキル/酢酸ビニル共重合体エマルション 注1 60
7.グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物水溶液 注4 20
8.水 残 量
9.酸化チタン被覆合成金雲母 注7
注1:前と同じ
注4:前と同じ
注6:HLB値 10.5
注7:HELIOS R100S(S)(トピー工業社製)
平均粒径105μm
( 製造方法 )
A.成分(1)〜(5)を均一に分散させる。
B.Aと成分(6)〜(9)を均一に混合する。
本実施例で得られたアイライナー兼用付け睫接着剤をまぶたと付け睫に塗布し、付け睫の付着性、乾きの早さ、化粧膜の持続、経時での付け睫の付着性、にじみにくさ、化粧膜のべたつきの無さ、アイラインの書きやすさについて評価したところ、全てにおいて優れたものであった。
実 施 例 4
下記成分および製法により、塗布色が茶のアイライナー兼用付け睫接着剤を調製した。
( 成 分 ) (%)
1.モノステアリン酸ポリエチレングリコール(40) 注8
2.1,3-ブチレングリコール 10
3.赤202 0.5
4.黄色4 0.5
5.黄酸化鉄 0.8
6.赤酸化鉄 0.5
7.酢酸ビニル重合体エマルション 注3 40
8.グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物水溶液 注4 40
9.水 残 量
10.酸化チタン被覆マイカ 注9
注3:前と同じ
注4:前と同じ
注8:HLB値 17.5
注9:FLAMENCO ULTRA SPARKLE 4500(BASF
社製)平均粒径50μm
( 製造方法 )
A.成分(1)〜(6)を均一に分散させる。
B.Aと成分(7)〜(10)を均一に混合する。
本実施例で得たアイライナー兼用付け睫接着剤をまぶたに塗布し、その付け睫の付着性、乾きの早さ、化粧膜の持続、経時での付け睫の付着性、にじみにくさ、化粧膜のべたつきの無さ、アイラインの書きやすさについて、評価したところ、その全てにおいて優れたものであった。
実 施 例 5
下記成分および製法により、塗布後にきらめきを付与できる透明のアイライナー兼用付け睫接着剤を調製した。
( 成 分 ) (%)
1.モノステアリン酸ポリエチレングリコール(55) 注10
2.1,3-ブチレングリコール 10
3.アクリル酸アルキル重合体エマルション 注1 20
4.グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物水溶液 注4 60
5.水 残 量
6.(PET/AL)ラミネート 注11
7.酸化チタン被覆ガラス末 注12
注1:前と同じ
注4:前と同じ
注10:HLB値 18
注11:KFSグリッターシルバー 0.15mm(カタニ産業社製)
平均粒径150μm
注12:マイクログラス メタシャインMT1080RS(日本板硝子社製)
平均粒径80μm
( 製造方法 )
A.成分(1)〜(7)を均一に混合する。
本実施例で得たアイライナー兼用付け睫接着剤をまぶたに塗布し、その付け睫の付着性、乾きの早さ、化粧膜の持続、経時での付け睫の付着性、化粧膜のべたつきの無さ、アイラインの書きやすさを評価したところ、全てにおいて優れたものであった。
実 施 例 6
下記成分および製法により、塗布色が緑のアイライナー兼用付け睫接着剤を調製した。
( 成 分 ) (%)
1.ポリオキシエチレン(20)モノオレイン酸ソルビタン 注13
2.ポリオキシエチレンセチルエーテル 注5
3.1,3-ブチレングリコール 10
4.黄酸化鉄 2
5.コンジョウ 1
6.アクリル酸アルキル/酢酸ビニル共重合体エマルション 注1 30
7.グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物水溶液 注4 40
8.水 残 量
9.酸化チタン被覆合成金雲母 注7
注1:前と同じ
注4:前と同じ
注5:前と同じ
注7:前と同じ
注13:HLB値 15
( 製造方法 )
A.成分(1)〜(5)を均一に分散させる。
B.Aと成分(6)〜(9)を均一に混合する。
本実施例で得られたアイライナー兼用付け睫接着剤をまぶたと付け睫に塗布し、付け睫の付着性、乾きの早さ、化粧膜の持続、経時での付け睫の付着性、にじみにくさ、化粧膜のべたつきの無さ、アイラインの書きやすさについて評価したところ、全てにおいて優れたものであった。
以上のようにして得られる本発明の付け睫接着剤は、付け睫の接着性が高いと共に、柔軟な化粧膜を得ることができ、まぶたが動いても付け睫が剥がれない負担感の少ないものである。
また、この付け睫接着剤に着色料を配合した本発明のアイライナー兼用付け睫接着剤は、乾燥が早く、また塗布部に着色できるので、塗布部分はアイライナーと同様な化粧効果を得ることができ、目元の化粧を簡単にすることができる。

Claims (12)

  1. 次の成分(A)および(B);
    (A)水不溶性皮膜形成性高分子
    (B)グリコシルトレハロース
    を含有することを特徴とする付け睫接着剤。
  2. 前記成分(A)を、1〜60質量%、前記成分(B)を5〜70質量%含有する請求項1記載の付け睫接着剤。
  3. 前記成分(A)の水不溶性皮膜形成性高分子が、(メタ)アクリル酸アルキルをモノマー構成単位として含む重合体もしくは共重合体である請求項 1または2記載の付け睫接着剤。
  4. 前記成分(A)の水不溶性皮膜形成性高分子が、酢酸ビニルをモノマー構成単位として含む重合体もしくは共重合体である請求項1または2記載の付け睫接着剤。
  5. 次の成分(A)〜(C);
    (A)水不溶性皮膜形成性高分子
    (B)グリコシルトレハロース
    (C)着色料
    を含有することを特徴とするアイライナー兼用付け睫接着剤。
  6. 前記成分(A)を、5〜60質量%、前記成分(B)を20〜70質量%および前記成分(C)を1〜50質量%含有する請求項5記載のアイライナー兼用付け睫接着剤。
  7. 前記成分(A)の水不溶性皮膜形成性高分子が、(メタ)アクリル酸アルキルをモノマー構成単位として含む重合体もしくは共重合体である請求項5または6記載のアイライナー兼用付け睫接着剤。
  8. 前記成分(A)の水不溶性皮膜形成性高分子が、酢酸ビニルをモノマー構成単位として含む重合体もしくは共重合体である請求項5または6記載のアイライナー兼用付け睫接着剤。
  9. 成分(C)の着色料がカーボンブラックを含むものである請求項5ないし8の何れかの項記載のアイライナー兼用付け睫接着剤。
  10. 更に成分(D)としてHLB10以上の非イオン性界面活性剤を含有する請求項5ないし9の何れかの項記載のアイライナー兼用付け睫接着剤。
  11. 成分(D)の含有量が0.1〜10質量%である請求項10記載のアイライナー兼用付け睫接着剤。
  12. 前記成分(D)のHLB10以上の非イオン性界面活性剤が、ポリオキシエチレンアルキルエーテルである請求項10または11記載のアイライナー兼用付け睫接着剤。

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