JP2014207795A - 非接触給電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電力供給を開始する際の初期的な応答性に優れる非接触給電システムを提供する。
【解決手段】非接触給電システムは、駆動周波数に応じた交流電流をインバータから送電コイルに出力し、当該送電コイルから送電された電力を磁気的結合により受電コイルにて受電し、受電コイルからの交流電流を整流部が直流電流に変換して出力し、当該電力をバッテリに蓄える。この非接触給電システムにおいて、制御部は、バッテリへの出力電圧及び出力電流と、バッテリへの充電電力指令とに基づいて、インバータの駆動周波数をフィードバック制御することで電力供給を行う。また、制御部は、電力供給を開始する場合、バッテリの状態と、コイル結合係数とに基づいて初期周波数fPWM_FFを設定し、当該初期周波数fPWM_FFを駆動周波数fPWMの初期値に用いてフィードバック制御を開始する。
【選択図】図3

Description

本発明は、非接触給電システムに関する。
従来より、給電システムとして、一対のコイルの磁気的結合によって非接触で電力の供給を行う非接触給電システムが知られている。この非接触給電システムは、例えば電気自動車といった電動車両への適用が進められており、給電スタンドなどの駐車スペースには交流電源に接続する一方のコイルが設置され、電動車両にはバッテリに接続する他方のコイルが設置されている。そして、駐車スペース側のコイルを一次コイル、電動車両側のコイルを二次コイルとして利用することにより、一対のコイルの磁気的結合により、駐車スペース側の交流電源から車両側のバッテリへと電力を供給することができる。ここで、一次コイル側には、駆動周波数に応じた交流電流を一次コイルに出力するインバータなどが設けられている。
例えば、二次コイルが電動車両に搭載される場合、バッテリに充電を行うために駐車スペースに停車するたびに、コイル同士の位置関係が変化し得るので、最適な電力供給となるインバータの駆動周波数がこれに伴い変化することとなる。そこで、例えば特許文献1には、電力供給時における最適な駆動周波数を迅速に選定することができ、電力供給に要する時間を短縮することが可能な非接触給電システムが開示されている。
具体的には、非接触給電システムは、所定の周波数の交流電力を出力するインバータと、インバータからの交流電力が入力される送電コイルと、インバータによって出力される交流電力の周波数(駆動周波数)を制御すると共にインバータのインバータ効率を演算する送電制御部と、を有している。ここで、送電制御部は、上限周波数から駆動周波数を下げつつ、インバータ効率を演算し、最高となるインバータ効率を与える駆動周波数を選定して電力供給を行うこととしている。
特開2013−17254号公報
ところで、このようなシステムでは、コイルを経由してバッテリへ出力される電力の条件はバッテリの状態にも依存することとなる。すなわち、駆動周波数に対する出力電力特性は、コイルの結合度合いによっても異なる傾向を示すが、バッテリ等の蓄電手段を負荷とするシステムでは、蓄電手段の状態によっても異なる傾向を示すこととなる。そのため、その出力電力特性によっては、周波数の高い領域では出力電力がゼロとなり、ある程度小さい周波数に到達して初めて出力電力が起ち上がるということがある。
この点、特許文献1に開示された手法によれば、上限周波数を固定的な値として設定している。したがって、電力供給の開始にともない上限周波数を起点として最適な駆動周波数の探索を開始することとなるが、その出力電力特性によっては、最適な駆動周波数を選択するまでの期間が長期に及ぶばかりか、出力電力がゼロとなる領域の周波数を長期にわたって探索するという事態が生じ得る。このため、電力供給の開始時に出力がゼロとなる期間が長期に及び、電力供給における初期的な応答性が低下するという不都合がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電力供給を開始する際の初期的な応答性に優れる非接触給電システムを提供することにある。
かかる課題を解決するために、本発明は、駆動周波数に応じた交流電流を第1電力変換部から送電コイルに出力し、当該送電コイルから送電された電力を磁気的結合により受電コイルにて受電し、受電コイルからの交流電流を第2電力変換部が直流電流に変換して出力し、当該電力を蓄電手段に蓄える非接触給電システムを提供する。この非接触給電システムにおいて、制御部は、蓄電手段への出力電圧及び出力電流と、蓄電手段への充電電力指令とに基づいて、第1電力変換部の駆動周波数をフィードバック制御することで電力供給を行う。また、制御部は、電力供給を開始する場合、蓄電手段の状態と、コイル結合係数とに基づいて初期周波数を設定し、当該初期周波数を駆動周波数の初期値に用いてフィードバック制御を開始する。
本発明によれば、蓄電手段の状態と、コイル結合係数とに基づいて、初期周波数を適切に決定している。これにより、フィードバック制御の開始後、出力電力がゼロとなる駆動周波数を長期にわたって使用し続けるといった事態を抑制することができる。これにより、電力供給における初期的な応答性の低下を抑制することができる。
第1の実施形態に係る非接触給電システムの構成を模式的に示すブロック図 第1の実施形態に係る非接触給電システムの回路構成及び制御系の構成を模式的に示す説明図 第1の実施形態に係るインバータ制御部を模式的に示すブロック図 出力電力の周波数特性を示す説明図 第2の実施形態に係るインバータ制御部を模式的に示すブロック図 第3の実施形態に係るインバータ制御部を模式的に示すブロック図
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る非接触給電システムの構成を模式的に示すブロック図であり、図2は、非接触給電システムの回路構成及び制御系の構成を模式的に示す説明図である。非接触給電システムは、地上側ユニットである給電装置100と、車両側ユニットを含む電動車両(以下単に「車両」という)200とを備え、給電装置100から非接触で電力を供給し、車両200に設けられるバッテリ28を充電する給電システムである。
給電装置100は、車両200の駐車スペースを備える充電スタンドなどに設置されており、車両200に対して電力を供給する。この給電装置100は、電力制御部11と、送電コイル12と、無線通信部14と、制御部15とを主体に構成されている。
電力制御部11は、交流電源300から送電される交流電力を、高周波の交流電力に変換し、送電コイル12に送電するための機能を備えている。この電力制御部11は、整流部111と、PFC(Power Factor Correction)回路112と、インバータ113とを
備えている。
整流部111は、交流電源300と電気的に接続され、交流電源からの出力交流電流を整流する。すなわち、整流部111は、交流電源300からの交流電流を直流電流に変換して出力する。
PFC回路112は、整流部111とインバータ113との間に接続されている。PFC回路112は、例えば昇圧チョッパ回路などを含み、整流部111からの出力電流の波形を整形することで力率を改善するための回路である。PFC回路112の出力は平滑コンデンサで平滑される。
インバータ113は、平滑コンデンサやIGBT等のスイッチング素子等を含む電力変換部である。インバータ113には整流部111からの直流電流が入力されており、駆動周波数に応じた交流電流を送電コイル12に出力する。例えば、インバータ113は、PWM制御により制御部15から出力される駆動信号に基づいて直流電圧からPWMパルスを生成し、これにより、等価的な正弦波交流電圧を送電コイル12に印加する。
送電コイル12は、車両200側の受電コイル22に対して非接触で電力を供給するためのコイルである。送電コイル12は、コイルと、共振用のコンデンサとを直列に接続して構成されているが、コイルと共振コンデンサの接続は、並列や直並列などでもよい。この送電コイル12は、車両200を駐車する駐車スペースといった目的箇所に設けられており、車両200が駐車スペースの規定位置に駐車した場合、車両200側の受電コイル22の下方に対峙する。
無線通信部14は、車両200側に設けられた無線通信部24と双方向に通信を行う。無線通信部14と無線通信部24との間の通信周波数には、インテリジェンスキーなどの車両周辺機器で使用される周波数より高い周波数が設定されているため、無線通信部14と無線通信部24との間で通信を行っても、車両周辺機器は、当該通信による干渉を受けにくい。無線通信部14及び無線通信部24との間の通信には、例えば各種の無線LAN方式が用いられ、遠距離に適した通信方式が用いられている。
制御部15は、給電装置100を制御する機能を担っている。この制御部15としては、CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェースを主体に構成されたマイクロコンピュータを用いることができる。例えば、制御部15は、電力制御部11、送電コイル12及び無線通信部14を制御する。制御部15は、無線通信部14と無線通信部24との間の通信により、電力供給を開始する旨の制御信号を車両200側に送信したり、電力を受給したい旨の制御信号を車両200側から受信したりする。制御部15は、インバータ113のスイッチング制御などを行い、送電コイル12から出力される電力を制御する。
車両200は、受電コイル22と、無線通信部24と、充電制御部25と、整流部26と、リレー部27と、バッテリ28と、インバータ29と、モータ30と、通知部32とを備えている。
受電コイル22は、給電装置100側の送電コイル12から非接触で電力を受けるためのコイルである。受電コイル22は、コイルと、共振用のコンデンサとを直列に接続して構成されているが、コイルと共振コンデンサの接続は、並列や直並列などでもよい。この受電コイル22は、例えば、車両200の底面(シャシ)等で後方の車輪の間といった目的箇所に設けられており、車両200が駐車スペースの規定位置に駐車されると、給電装置100側の送電コイル12の上方に対峙する。
無線通信部24は、給電装置100側に設けられた無線通信部14と、双方向に通信を行う。
整流部26は、受電コイル22に接続され、受電コイル22からの交流電流を直流電流に変換して出力する電力変換部である。例えば、整流部26は、受電コイル22からの出力を、整流回路による整流処理及びフィルタ回路によるフィルタ処理を通じて、直流電流
への変換を行う。
リレー部27は、充電制御部25の制御によりオン及びオフが切り変わるリレースイッチを備えている。リレー部27は、当該リレースイッチをオフにすることで、バッテリ28を含む回路と、受電コイル22及び整流部26を含む回路とを切り離すことできる。
バッテリ28は、車両200の電力源であり、例えば複数の二次電池を電気的に接続して構成されて、整流部26からの出力電力を蓄電する蓄電手段である。
インバータ29は、IGBT等のスイッチング素子、PWM制御回路等を含む電力変換装置であり、制御信号に基づいて、バッテリ28から出力される直流電流を交流電流に変換し、当該交流電流をモータ30に供給する。モータ30は、例えば三相の交流電動機により構成され、車両200を駆動させるための駆動源である。
通知部32は、警告ランプ、ナビゲーションシステムのディスプレイ又はスピーカ等により構成され、車室内のインストルメントパネル等に配置されている。この通知部32は、充電制御部25による制御に基づいて、ユーザに対して光、画像又は音等を出力する。
充電制御部25は、バッテリ28の充電を制御する機能を担っている。この充電制御部25としては、CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェースを主体に構成されたマイクロコンピュータを用いることができる。例えば、充電制御部25は、無線通信部24及び無線通信部14の通信により、電力供給を開始する旨の制御信号を給電装置100側から受信したり、電力を受給したい旨の制御信号を給電装置100側に送信したりする。
また、図示を省略しているが、充電制御部25は、車両200全体を制御するコントローラとCAN通信網で接続されている。当該コントローラは、インバータ29のスイッチング制御や、バッテリ28の充電状態(SOC)を管理している。充電制御部25は、コントローラから、バッテリ28を充電するための電力指令である、充電電力指令を取得することができる。
本実施形態に係る非接触給電システムでは、送電コイル12と受電コイル22との間で、電磁誘導作用により非接触状態で電力の送電を行う。すなわち、一次コイルである送電コイル12に電圧が加わると、送電コイル12と二次コイルである受電コイル22との間に磁気的な結合が生じ、送電コイル12から受電コイル22へ電力が供給される。
以下、非接触給電システムによる具体的な給電制御の手法について説明する。図2に示すように、地上側ユニットである給電装置100の制御部15は、車両200側の充電制御部25から出力される情報等に基づいて、電力制御部11を制御する。
具体的には、充電制御部25は、整流部26からバッテリ28へ出力される出力電圧及び出力電流を電圧センサ261及び電流センサ262を通じて検出する。また、充電制御部25は、バッテリ28の充電状態に応じて車両200のコントローラ(図示せず)から出力される充電電力指令を取得する。そして、充電制御部25は、充電電力指令、バッテリ28への出力電圧及び出力電流を無線通信用のデータに変換する。変換されたデータは、車両200側の無線通信部24により送信されると、給電装置100側の無線通信部14により受信され、給電装置100側の制御部15に出力される。
給電装置100側の制御部15は、これを機能的に捉えた場合、PFC制御部151と、インバータ制御部152とを有している。
PFC制御部151には、電圧センサ114で検出されるPFC回路112の入力電圧と、電流センサ115で検出されるPFC回路112の入力電流と、電圧センサ116で検出されるインバータ113の入力電圧が入力されている。PFC制御部151は、これらの情報に基づいて、PFC回路112の入力電流とインバータ113の入力電圧とを昇圧チョッパ回路を操作することで制御する。
例えば、PFC制御部151は、インバータ113の入力電圧の目標値と実際の入力電圧とから、PFC回路112の入力電流の入力電流振幅目標値を求める。PFC制御部151は、この入力電流振幅目標値と、検出したPFC回路112の入力電圧とを用いて、PFC回路112の入力電流の目標値波形を演算する。そして、PFC制御部151は、この目標値波形とPFC回路112の入力電流とを比較し、PFC回路112の入力電流を目標値波形に等しくなるように、昇圧チョッパのデューティを操作する。
インバータ制御部152には、電圧センサ116で検出されるインバータ113の入力電圧と、車両200側から取得した充電電力指令及びバッテリ28への出力電圧・出力電流が入力されている。インバータ制御部152は、これらの情報に基づいて、インバータ113をフィードバック制御すること電力の供給を行う。インバータ制御部152は、インバータ113の駆動周波数をフィードバック演算により求めると、この駆動周波数とそのデューティ指令値とに基づいてインバータ113に対する駆動信号を生成する。ここで、デューティは、インバータ113の出力電圧波形における正の電圧出力時間を、正負1周期のPWM周期に対する比率として定義される。
図3は、本実施形態に係るインバータ制御部152の構成を模式的に示すブロック図である。インバータ制御部152は、入力平均電圧演算部152aと、初期周波数演算部152bと、電力フィードバック制御演算部152cと、Duty演算部152dと、キャリア比較値変換部152eと、PWMキャリア比較部152fとを有している。
入力平均電圧演算部152aには、インバータ113の入力電圧が入力されている。この入力平均電圧演算部152aは、入力電圧の平均電圧(以下「入力平均電圧」という)VPFC0を演算する。例えば、入力平均電圧演算部152aは、移動平均フィルタ、もしくはローパスフィルタを用いて、入力平均電圧VPFC0を演算する。なお、インバータ113の入力電圧が、その目標値に対して十分に追従して制御を行うことができる場合には、入力平均電圧演算部152aを設ける代わりに、PFC制御部151におけるインバータ113の入力電圧の目標値を用いることもできる。
初期周波数演算部152bには、入力平均電圧演算部152aからの入力平均電圧VPFC0と、バッテリ28への出力電圧Vとが入力されている。この初期周波数演算部152bは、充電電力指令がゼロの場合における出力電圧V0を記憶しておき、当該記憶された出力電圧Vと、入力平均電圧VPFC0と、コイル結合係数kとに基づいて、以下の式により初期周波数fPWM_FFを演算する。
ここで、コイル結合係数kは、0から1までの間の値を取るもので、送電コイル12と受電コイル22との間の位置関係によって変化する。本実施形態において、初期周波数演算部152bは、送電コイル12と受電コイル22との使用状況におけるコイル結合係数kの最大値を予め記憶しており、初期周波数fPWM_FFの演算においては、当該記憶した最大値を用いる。
は、コイルの自己インダクタンスであり、Cは共振コンデンサの静電容量である。これらの値L、Cには、設計時の値が設定されている。
初期周波数演算部152bは、数式1に示す演算を行い周波数を特定すると、この値に予め設定した補償周波数を加算して初期周波数fPWM_FFを設定する。補償周波数は、予め設定した正の値であり、自己インダクタンスLや静電容量Cの変動を補償することができる。
電力フィードバック制御演算部152cには、充電電力指令と、バッテリ28への出力電圧及び出力電圧を積算することにより得られる、整流部26からバッテリ28へ出力される出力電力とが入力されている。電力フィードバック制御演算部152cとしては、PI制御器を用いることができる。この電力フィードバック制御演算部152cは、充電電力指令と出力電力とを比較して、出力電力が充電電力指令に追従するように、フィードバック駆動周波数fPWM_FBを演算する。例えば、電力フィードバック制御演算部152cは、充電電力指令から出力電力を減算した制御偏差が正となる場合には、駆動周波数fPWMを下げるように、負の値となるフィードバック駆動周波数fPWM_FBを出力する。
初期周波数演算部152bにおいて算出された初期周波数fPWM_FFと、電力フィードバック制御演算部152において算出されたフィードバック駆動周波数fPWM_FBとは加算器により加算され、これにより、最終的な駆動周波数fPWMとして特定される。駆動周波数fPWMは、後述するキャリア比較値変換部152eとPWMキャリア比較部152fとにそれぞれ出力される。このように、フィードバック駆動周波数fPWM_FBに対して初期周波数fPWM_FFを加算して最終的な駆動周波数fPWMを得ることで、電力の供給を開始する際に、この初期周波数初期周波数fPWM_FFを駆動周波数fPWMの初期値に用いてフィードバック制御が開始されることとなる。
Duty演算部152dは、デューティ指令値Dcmpをキャリア比較値変換部152eに出力する。例えば、Duty演算部152dには、インバータ出力電圧の正負の出力時間が等しくなるように、デューティ指令値が設定されている。
キャリア比較値変換部152eは、キャリア比較によるPWMパルス生成のため、PWMキャリアの周波数を駆動周波数FPWMで設定すると共に、デューティ指令Dcmpを規格化することにより、PWMキャリアと比較する値(比較値)を演算する。
PWMキャリア比較部152fは、比較値をPWMキャリアと比較し、インバータ113をなす各スイッチング素子のオン・オフを制御する駆動信号を生成する。
このように本実施形態において、非接触給電システムは、電力を送電する送電コイル12と、直流電流が入力されて駆動周波数に応じた交流電流を送電コイル12に出力するインバータ(第1電力変換部)113と、磁気的結合により送電コイル12から送電された電力を受電する受電コイル22と、受電コイル22からの交流電流を直流電流に変換して出力する整流部26(第2電力変換部)と、当該整流部26から出力される電力を充電するバッテリ28と、整流部26の出力電圧及び出力電流とバッテリ28への充電電力指令とに基づいてインバータ113の駆動周波数をフィードバック制御することで電力供給を行う制御部15と、を有している。ここで、制御部15は、電力供給を開始する場合、バッテリ28の状態と、送電コイル12と受電コイル22との結合度合いを示すコイル結合係数とに基づいて初期周波数fPWM_FFを設定し、当該初期周波数fPWM_FFを駆動周波数fPWMの初期値に用いてフィードバック制御を開始する。
図4に示すように、駆動周波数に対するバッテリ28への出力電力特性は、コイルの結合度合いによっても異なる傾向を示すが、バッテリ28を負荷とするシステムでは、バッテリ28への出力電圧によっても異なる傾向を示すこととなる。同図は、周波数に対するバッテリ28への出力電力特性を、相対的に異なる出力電圧について示すものである。同図において、(a)、(b)、(c)の順番で出力電圧が高い状態を示している。同図に示すように、出力電力特性によっては、周波数の高い領域では出力電力がゼロとなり、ある程度小さい周波数に到達して初めて出力電力が起ち上がることが分かる。また、そのゼロ区間の幅も様々である。
このような状況において、上限周波数を固定的な値として設定した場合には、その出力電力特性によっては、最適な駆動周波数を選択するまで期間が長期に及ぶばかりか、出力電力がゼロとなる周波数を長期にわたって探索するという事態が生じ得る。このため、電力供給の開始時に出力がゼロとなる期間が長期に及び、電力供給における初期的な応答性が低下するという不都合がある。
この点本実施形態によれば、バッテリ28の状態と、コイル結合係数kとに基づいて、初期周波数fPWM_FFを可変的に設定している。出力電力がゼロ以上となる駆動周波数(出力開始周波数)は、バッテリ28の状態と、コイル結合状態とに依存することから、これらの関係を考慮することにより、駆動周波数fPWMに関するフィードバック制御を行う上での起点となる初期値を適切に決定することができる。これにより、フィードバック制御の開始後、出力電力がゼロとなる周波数を長期にわたって使用するという事態を抑制することができる。これにより、電力供給における初期的な応答性の低下を抑制することができる。
より具体的には、本実施形態では、バッテリ28の状態として、バッテリ28への出力電圧Vを用いている。この場合、制御部15は、数式1に示すように、バッテリ28への出力電圧Vと、コイル結合係数kとに基づいて、初期周波数fPWM_FFを可変的に決定している。出力電力がゼロ以上となる周波数(出力開始周波数)は、出力電圧が低いほど高く、逆に出力電圧が高いほど低くなる。また、出力開始周波数は、コイルの結合係数が高いほど高く、結合係数が低いほど低くなる。上記の数式1に示す演算式は、かかる傾向をその演算式に取り入れたものであり、共振周波数を基礎とした上で、出力電力の立ち上がり周波数に近づくように初期周波数fPWM_FFを決定するものである。これにより、駆動周波数fPWMに関するフィードバック制御を行う上での起点となる初期値を適切に決定することができる。
また、数式1に示すように、インバータ113の入力電圧VPFC0が変動し得る本実施形態では、バッテリ28への出力電圧V及びコイル結合係数kに加え、さらにインバータ113の入力電圧VPFC0に基づいて初期周波数fPWM_FFを可変的に設定している。これにより、駆動周波数fPWMに関するフィードバック制御を行う上での起点となる初期値を適切に決定することができる。これにより、フィードバック制御の開始後、出力電力がゼロとなる周波数を長期にわたって使用するという事態を抑制することができる。これにより、電力供給における初期的な応答性の低下を抑制することができる。
バッテリ28への出力電力がゼロ以上となる条件、すなわち、バッテリ28に電流が流れる条件は電圧の大小関係に依存することが大きいところ、電圧をベースとするパラメータを採用することで、数式1に示すように初期周波数fPWM_FFを容易に求めることができる。もっとも、バッテリ28の状態を検出するパラメータには、バッテリ28への出力電圧Vを用いる以外にも、上述した制御概念を実現し得る限り、その他のパラメータを用いてもよいことは言うまでもない。
また、本実施形態において、制御部15は、送電コイル12と受電コイル22との使用状況を考慮したコイル結合係数kの最大値を予め記憶しており、当該記憶した最大値を用いて初期周波数fPWM_FFの演算を行っている。
かかる構成によれば、コイル結合係数kとして取り得る最大値を用いることで、実用的な範囲の中で初期周波数fPWM_FFを適切に定めることができる。
また、本実施形態において、制御部15は、充電電力指令がゼロのときのバッテリ28への出力電圧Vを用いて初期周波数fPWM_FFの演算を行う。
これにより、電力供給の開始時に用いる初期周波数fPWM_FFを適切に決定することができる。
なお、制御部15は、電力供給を行っている間において出力電圧Vを周期的に取得して更新し、当該更新した出力電圧Vを用いて初期周波数fPWM_FFの演算を行ってもよい。
かかる構成によれば、充電途中で一旦充電電力指令をゼロ近傍まで下げた場合(完全に0にしない場合)でも、更新された出力電圧Vを用いて初期周波数fPWM_FFを定めることで、速やかに電力供給を行うことができる。
(第2の実施形態)
図5は、第2の実施形態に係るインバータ制御部152を模式的に示すブロック図である。第2の実施形態に係るインバータ制御部152が第1の実施形態のそれと相違する点は、コイル結合係数kを推定することにある。なお、第1の実施形態と重複する構成については説明を省略することとし、以下相違点を中心に説明を行う。
本実施形態に係るインバータ制御部152は、第1の実施形態に示す構成、すなわち、入力平均電圧演算部152a、初期周波数演算部152b、電力フィードバック制御演算部152c、Duty演算部152d、キャリア比較値変換部152e及びPWMキャリア比較部152fに加え、結合係数推定演算部152gをさらに有している。
結合係数推定演算部152gは、コイル結合係数kを推定する。コイル結合係数kは、送電コイル12と受電コイル22との間の位置ずれに相関を有するところ、結合係数推定演算部152gは、コイルの位置ずれに基づいてコイル結合係数kを推定する。コイルの位置ずれは、例えば画像処理などを利用して受電コイル22の位置を認識するといった手法により認識することができる。結合係数推定演算部152gは、コイルの位置ずれとコイル結合係数kとの関係を規定した演算マップ等を、実験やシミュレーションを通じて予め取得して、これを保持しておくことで、受電コイル22の位置ずれに基づいてコイル結合係数kを推定することができる。
また、結合係数推定演算部152gは、リレー部27によりバッテリ28を切り離した状態で、試験的な給電動作を行うことで、コイル結合係数kを求めてもよい。この給電動作において、コイルの結合度合いが強い場合には、整流部26の出力電圧が高くなり、一方、コイルの結合度合いが弱い場合には、整流部26の出力電圧が低くなる。そこで、結合係数推定演算部152gは、整流部26の出力電圧とコイル結合係数kとの関係を規定した演算マップ等を、実験やシミュレーションを通じて予め取得して、これを保持しておくことで、整流部26の出力電圧に基づいてコイル結合係数kを推定することができる。
結合係数推定演算部152gにより推定されたコイル結合係数kは、初期周波数演算部
152bに出力される。この場合、初期周波数演算部152bは、初期周波数fPWM_FFの演算において、結合係数推定演算部152gにより推定されたコイル結合係数kを用いる。
このように本実施形態によれば、コイル結合係数kを現実の状態で反映することができるので、初期周波数fPWM_FFの演算精度の向上を図ることができる。これにより、電力供給を開始する際の初期的な応答性に優れる非接触給電システムを提供することができる。
(第3の実施形態)
図6は、第3の実施形態に係るインバータ制御部152を模式的に示すブロック図である。第3の実施形態に係るインバータ制御部152が第2の実施形態のそれと相違する点は、コイル結合係数kを推定することにある。なお、第2の実施形態と重複する構成については説明を省略することとし、以下相違点を中心に説明を行う。
本実施形態において、初期周波数演算部152bには、送電コイル12の周囲温度を検出する温度センサ(図示せず)により検出された温度情報が入力されている。初期周波数演算部152bは、共振周波数、すなわち、自己インダクタンスLや静電容量Cの温度特性を補償するために、入力された温度情報に基づいて補償周波数を補正する。
かかる構成によれば、温度による共振周波数特定を補償することができるので、初期周波数fPWM_FFの演算精度の向上を図ることができる。これにより、電力供給を開始する際の初期的な応答性に優れる非接触給電システムを提供することができる。
なお、本実施形態に示す温度による補償周波数の補正手法は、第1の実施形態に示す手法に適用してもよい。
以上、本発明の非接触充電システムについて説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、その発明の範囲内において種々の変形が可能であることはいうまでもない。非接触給電システムに係る受電コイル側のユニットは電気自動車に搭載するが、ハイブリッド車両等のバッテリを備える車両であってもよい。また、車両には、受電コイル側のユニットを備えるのみならず、給電装置を単独で或いは組み合わせて適用してもよい。
100 給電装置
11 電力制御部
111 整流部
112 PFC回路
113 インバータ
114 電圧センサ
115 電流センサ
12 送電コイル
14 無線通信部
15 制御部
151 PFC制御部
152 インバータ制御部
152a 入力平均電圧演算部
152b 初期周波数演算部
152c 電力フィードバック制御演算部
152d Duty演算部
152e キャリア比較値変換部
152f PWMキャリア比較部
152g 結合係数推定演算部
200 車両
22 受電コイル
24 無線通信部
25 充電制御部
26 整流部
27 リレー部
28 バッテリ

Claims (8)

  1. 電力を送電する送電コイルと、
    直流電流が入力されて、駆動周波数に応じた交流電流を前記送電コイルに出力する第1電力変換部と、
    磁気的結合により前記送電コイルから送電された電力を受電する受電コイルと、
    前記受電コイルからの交流電流を直流電流に変換して出力する第2電力変換部と、
    前記第2電力変換部から出力される電力を蓄える蓄電手段と、
    前記蓄電手段への出力電圧及び出力電流と前記蓄電手段への充電電力指令とに基づいて、前記第1電力変換部の駆動周波数をフィードバック制御することで電力供給を行う制御部と、を有し、
    前記制御部は、電力供給を開始する場合、前記蓄電手段の状態と、前記蓄電手段の前記送電コイルと前記受電コイルとの結合度合いを示すコイル結合係数とに基づいて初期周波数を設定し、当該初期周波数を前記駆動周波数の初期値に用いて前記フィードバック制御を開始することを特徴とする非接触給電システム。
  2. 前記蓄電手段の状態は、前記蓄電手段への出力電圧であり、
    前記制御部は、当該蓄電手段への出力電圧及び前記コイル結合係数に加え、さらに前記第1電力変換部の入力電圧に基づいて初期周波数を設定することを特徴とする請求項1に記載された非接触給電システム。
  3. 前記制御部は、前記送電コイルと前記受電コイルとの使用状況を考慮した前記コイル結合係数の最大値を予め記憶しており、当該記憶した最大値を用いて前記初期周波数の演算を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載された非接触給電システム。
  4. 前記コイル結合係数を推定する推定部をさらに有し、
    前記制御部は、前記推定部により推定された前記コイル結合係数を用いて前記初期周波数の演算を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載された非接触給電システム。
  5. 前記制御部は、前記充電電力指令がゼロのときの前記蓄電手段への出力電圧を用いて前記初期周波数の演算を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載された非接触給電システム。
  6. 前記制御部は、電力供給を行っている間において前記出力電圧を周期的に取得して更新し、当該更新した出力電圧を用いて前記初期周波数の演算を行うことを特徴とする請求項5に記載された非接触給電システム。
  7. 前記制御部は、前記出力電圧と、前記入力電圧と、前記コイル結合係数とに基づいて演算される周波数に、予め設定した補償周波数を加算して前記初期周波数を設定することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載された非接触給電システム。
  8. 前記制御部は、前記送電コイルの周囲温度に応じて前記補償周波数を補正することを特徴とする請求項7に記載された非接触給電システム。
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