JP2014207600A - 管理システム、管理方法、プログラム及び伝送システム - Google Patents

管理システム、管理方法、プログラム及び伝送システム Download PDF

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Abstract

【課題】管理者に適した形式で伝送端末の通話履歴を出力できるようにすることを目的とする。
【解決手段】所定の伝送端末のうち通話の開始要求元である要求元端末からの通話の開始要求を当該通話の開始要求先である所定の宛先端末へ送信することで要求元端末及び前記宛先端末の通話を管理する管理システムであって、伝送端末の管理者の識別情報である第一識別情報を受信する受信部と、第一識別情報に関連付けられた一以上の伝送端末の識別情報である第二識別情報を取得する第一取得部と、第一識別情報に関連付けられた、通話履歴の出力に係るパラメータを取得する第二取得部と、第二取得部が取得した前記パラメータに基づいて、第一取得部が取得した第二識別情報によって識別される伝送端末の通話履歴を出力する出力部とを有する管理システムを提供する。
【選択図】図8

Description

本発明は、管理システム、管理方法、プログラム及び伝送システムに関する。
近年、出張経費及び出張時間を削減する要請に伴い、インターネット等の通信ネットワークを介してテレビ会議などを行う伝送システムが普及している。このような伝送システムでは、複数の伝送端末の間で通話を開始すると、画像データ及び音声データの送受信が行われ、テレビ会議を実現することができる。
このような伝送システムにおいて、各伝送端末の遠隔会議の通話履歴を表示する仕組みがある。例えば、特許文献1は、一の伝送端末の、一定期間内の通話履歴を表示する方法を開示している。また、特許文献2は、管理用の端末から、一以上の通信端末の利用履歴情報を表示する技術を開示している。さらに、特許文献3は、異なるサービスに加入する複数の加入者の通信履歴を一覧表示する技術を開示している。
しかしながら、既存の技術では、管理者の使用する言語やタイムゾーン等に合わせて、その管理者に関連付けられた伝送端末の通話履歴を出力することができなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、管理者に適した形式で、その管理者に関連付けられた伝送端末の通話履歴を出力できるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決し目的を達成するため、本発明の一実施形態における管理システムは、
所定の伝送端末のうち通話の開始要求元である要求元端末からの通話の開始要求を当該通話の開始要求先である所定の宛先端末へ送信することで、前記要求元端末及び前記宛先端末の通話を管理する管理システムであって、
前記伝送端末の管理者の識別情報である第一識別情報を受信する受信部と、
該第一識別情報に関連付けられた、一以上の前記伝送端末の識別情報である第二識別情報を取得する第一取得部と、
該第一識別情報に関連付けられた、通話履歴の出力に係るパラメータを取得する第二取得部と、
前記第二取得部が取得した前記パラメータに基づいて、前記第一取得部が取得した前記第二識別情報によって識別される伝送端末の通話履歴を出力する出力部と、
を有する。
また、本発明の一実施形態における管理方法は、
所定の伝送端末のうち通話の開始要求元である要求元端末からの通話の開始要求を当該通話の開始要求先である所定の宛先端末へ送信することで、前記要求元端末及び前記宛先端末の通話を管理する管理システムが実行する管理方法であって、
前記伝送端末の管理者の識別情報である第一識別情報を受信する受信段階と、
該第一識別情報に関連付けられた、一以上の前記伝送端末の識別情報である第二識別情報を取得する第一取得段階と、
該第一識別情報に関連付けられた、通話履歴の出力に係るパラメータを取得する第二取得段階と、
前記第二取得部が取得した前記パラメータに基づいて、前記第一取得部が取得した前記第二識別情報によって識別される伝送端末の通話履歴を出力する出力段階と、
を有する。
また、本発明の一実施形態におけるプログラムは、
所定の伝送端末のうち通話の開始要求元である要求元端末からの通話の開始要求を当該通話の開始要求先である所定の宛先端末へ送信することで、前記要求元端末及び前記宛先端末の通話を管理する管理システムが実行する管理方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記管理方法は、
前記伝送端末の管理者の識別情報である第一識別情報を受信する受信段階と、
該第一識別情報に関連付けられた、一以上の前記伝送端末の識別情報である第二識別情報を取得する第一取得段階と、
該第一識別情報に関連付けられた、通話履歴の出力に係るパラメータを取得する第二取得段階と、
前記第二取得部が取得した前記パラメータに基づいて、前記第一取得部が取得した前記第二識別情報によって識別される伝送端末の通話履歴を出力する出力段階と、
を有する。
また、本発明の一実施形態におけるシステムは、
所定の伝送端末のうち通話の開始要求元である要求元端末からの通話の開始要求を当該通話の開始要求先である所定の宛先端末へ送信することで、前記要求元端末及び前記宛先端末の通話を管理する管理システムと、情報処理装置とを含むシステムであって、
前記管理システムは、
前記情報処理装置から送信された、前記伝送端末の管理者の識別情報である第一識別情報を受信する受信部と、
該第一識別情報に関連付けられた、一以上の前記伝送端末の識別情報である第二識別情報を取得する第一取得部と、
該第一識別情報に関連付けられた、通話履歴の出力に係るパラメータを取得する第二取得部と、
前記第二取得部が取得した前記パラメータに基づいて、前記第一取得部が取得した前記第二識別情報によって識別される伝送端末の通話履歴を出力する出力部と、
を有し、
前記情報処理装置は、
ユーザが入力した前記第一識別情報を送信する送信部と、
前記出力部が出力した前記通話履歴を表示する表示部と、
を有する。
また、本発明の一実施形態におけるシステムは、
所定の伝送端末のうち通話の開始要求元である要求元端末からの通話の開始要求を当該通話の開始要求先である所定の宛先端末へ送信することで、前記要求元端末及び前記宛先端末の通話を管理する管理システムと、プログラムとを含むシステムであって、
前記管理システムは、
前記情報処理装置から送信された、前記伝送端末の管理者の識別情報である第一識別情報を受信する受信部と、
該第一識別情報に関連付けられた、一以上の前記伝送端末の識別情報である第二識別情報を取得する第一取得部と、
該第一識別情報に関連付けられた、通話履歴の出力に係るパラメータを取得する第二取得部と、
前記第二取得部が取得した前記パラメータに基づいて、前記第一取得部が取得した前記第二識別情報によって識別される伝送端末の通話履歴を出力する出力部と、
を有し、
前記プログラムは、前記管理システムと異なるコンピュータに、
ユーザが入力した前記第一識別情報を送信する送信段階と、
前記出力部が出力した前記通話履歴を表示する表示段階と、
を実行させる。
本発明の一実施形態における管理システム、管理方法、プログラム及び伝送システムにより、管理者に適した形式で、その管理者に関連付けられた伝送端末の通話履歴を出力できる。
本発明の一実施形態に係る伝送システムの概略図。 通話履歴表示画面の例を示す図。 通話履歴表示画面の例を示す図。 通話履歴表示画面の例を示す図。 本発明の一実施形態に係る伝送管理システム、端末管理システム及び情報処理装置のハードウェア構成図。 伝送端末の外観図の一例。 伝送端末のハードウェア構成図。 本発明の一実施形態に係る伝送管理システム、端末管理システム及び情報処理装置の機能ブロック図。 端末認証管理テーブルを示す概念図。 端末管理テーブルを示す概念図。 宛先リスト管理テーブルを示す概念図。 管理者情報管理テーブルを示す概念図。 通話履歴管理テーブルを示す概念図。 本発明の一実施形態に係る伝送システムの処理の概略を示すフロー図。 本発明の一実施形態に係る伝送システムの端末登録処理を示すフロー図。 本発明の一実施形態に係る伝送システムの履歴出力処理を示すフロー図。 本発明の一実施形態に係る伝送システムの動作を示すシーケンス図。 ログイン画面の例を示す図。 管理者追加画面の例を示す図。 端末一覧画面の例を示す図。 端末登録画面の例を示す図。 管理者情報変更画面の例を示す図。 従来の通話履歴表示画面を示す図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
1. システムの概要
2. ハードウェア構成
3. 機能
4. 動作例
≪ 1. システムの概要 ≫
図1は、本発明の一実施形態における伝送システム1の概略図である。伝送システム1には、伝送管理システム50を介して複数の伝送端末10間で情報や感情等を相互に伝達するコミュニケーションシステムが含まれる。このコミュニケーションシステムは、コミュニケーション管理システム(「伝送管理システム」に相当)を介して複数のコミュニケーション端末(「伝送端末」に相当)間で情報や感情等を相互に伝達するためのシステムであり、テレビ会議システムやテレビ電話システム、携帯電話システム、音声会議システム等が例として挙げられる。
本実施形態では、コミュニケーションシステムの一例としてのテレビ会議システム、コミュニケーション管理システムの一例としてのテレビ会議管理システム、及びコミュニケーション端末の一例としてのテレビ会議端末を想定した上で、伝送システム、伝送管理システム、及び伝送端末について説明する。即ち、本発明の伝送端末及び伝送管理システムは、テレビ会議システムに適用されるだけでなく、その他のコミュニケーションシステムにも適用される。なお、本実施形態では、「テレビ会議」と説明しているが、「ビデオ会議」と言われることもあり、両者は同じ内容である。
図1に示されている伝送システム1は、複数の伝送端末(10aa,10ab,…)、各伝送端末(10aa,10ab,…)用のディスプレイ(120aa,120ab,…)、複数の中継装置(30a,30b,30c,30d)、伝送管理システム50、端末管理システム80、及び情報処理装置90を含む。
複数の伝送端末10は、コンテンツデータの一例としての画像データ及び音声データの送受信による伝送を行う。なお、コンテンツデータは音声データのみであってもよい。
なお、以下では、「伝送端末」を単に「端末」として表す。また、複数の端末(10aa,10ab,…)のうち任意の端末は「端末10」と表し、複数のディスプレイ(120aa,120ab,…)のうち任意のディスプレイは「ディスプレイ120」と表し、複数の中継装置(30a,30b,30c,30d)のうち任意の中継装置は「中継装置30」と表している。更に、テレビ会議の開始を要求する要求元としての端末は「要求元端末」と表され、要求先である宛先(中継先)としての端末は「宛先端末」と表されている。
要求元端末と宛先端末との間では、伝送管理システム50を介して、各種の管理情報を送受信するための管理情報用セッションが確立される。例えば、要求元端末は、管理情報用セッションを用いて開始要求を伝送管理システム50へ送信し、伝送管理システム50は受信した開始要求を宛先端末へと送信することによって、要求元端末と宛先端末は会議を開始することができる。また、要求元端末と宛先端末との間では、中継装置30を介して、高解像度の画像データ、中解像度の画像データ、低解像度の画像データ、及び音声データの4つの各データを送受信するための4つのセッションが確立される。なお、必ずしも画像データの解像度に応じてセッションを分ける必要はなく、画像データは1つのセッションであってもよい。
中継装置30は、複数の端末10の間で、コンテンツデータの中継を行う。伝送管理システム50は、要求元端末と宛先端末の間のセッション管理、端末10からのログイン認証、端末10の通話状況の管理、宛先リストの管理等、及び中継装置30の通信状況等を一元的に管理する。なお、画像データの画像は、動画であっても静止画であってもよく、動画と静止画の両方であってもよい。
複数のルータ(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)は、画像データ及び音声データの最適な経路の選択を行う。なお、以下では、ルータ(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)のうち任意のルータは「ルータ70」と表されている。
伝送管理システム50は、伝送端末間のセッションを管理する機能に加えて、端末ごとの、通話履歴を管理する。ここで、通話履歴の語は、伝送端末間でなされたテレビ会議(テレビ電話)、音声通話、データ通信等を含む、任意のセッションの通信履歴を意味する。伝送管理システム50は、端末の管理者の使用する情報処理装置90からの要求に応じて、その管理者の管理する一以上の端末の通話履歴を取得する。取得された通話履歴は、端末管理システム80に渡され、情報処理装置90に対して出力される。ここで、管理者と、管理者の管理する端末とは、予め、管理者の識別情報(例えば、メールアドレス、管理者ID又は名前等)と、端末の識別情報(例えば、「10aa」のような4桁の端末ID)とにより、関連付けられている。
端末管理システム80は、主にWebサーバとして機能し、インターネット2iを介して、管理者の使用する情報処理装置90からの要求を受け付ける。端末管理システム80は、情報処理装置90から履歴表示要求を受け取ると、その旨を伝送管理システム50に通知する。そして、端末管理システム80は、伝送管理システム50の取得した、管理者の管理する端末の通話履歴を、管理者に適する形式で出力する。なお、このような端末管理システム80によらずに通話履歴を表示する、従来の表示画面の例を、図23に示す。
管理者に適する形式は、予め登録された、管理者の属性を表すパラメータによって決定される。パラメータには、管理者の使用する言語、タイムゾーン、及び、日時の出力書式の情報が含まれる。すなわち、端末管理システム80は、通話履歴を、管理者の識別情報と関連付けられた言語(例えば、日本語、英語、中国語、等)で表示する。このとき、通話履歴に含まれる通話開始日時及び通話終了日時は、管理者の識別情報と関連付けられたタイムゾーン(例えば、東京、太平洋標準時、北京等)での日時に変換されて出力される。さらに、通話開始日時及び通話終了日時は、予め指定された出力書式(例えば、YY/MM/DD hh:mm:ss(二桁の西暦及び月日並びに24時間表示における時分秒)、MM/DD/YYYY hh:mm:ss am/pm(二桁の月日及び四桁の西暦並びに12時間表示における時分秒)等)で出力される。
図2は、「五登川 美奈」という名前の管理者が、情報処理装置90を用いて、自らの管理する端末の通話履歴を表示させた画面の例を表す。ここでは、2010年9月に実行された会議の履歴が表示されており、端末IDが「01aa」及び「01ab」である2つの端末の通話履歴が、以下のパラメータで出力されている。
言語 :日本語
タイムゾーン :東京
日時の出力書式:YYYY-MM-DD hh:mm:ss
ここで、図2に示される一の通話記録2000は、管理者「五登川 美奈」が、「01aa」という端末IDの端末を用いて、後述する「Eze Quiel」(端末「01ab」を使用」)及び「Shad Ortiz」(端末「01ca」を使用)と行ったビデオ会議を表している。
一方、図3は、「Eze Quiel」という名前の管理者が、情報処理装置90を用いて、自らの管理する端末の通話履歴を表示させた画面の例を表す。ここでは、図2の管理者「五登川 美奈」と同様に、端末IDが「01aa」及び「01ab」である2つの端末の通話履歴が、以下のパラメータで出力されている。
言語 :English
タイムゾーン :Tokyo
日時の出力書式:DD/MM/YYYY hh:mm:ss
図3の通話記録2100は、図2の通話記録2000と同一の会議の記録である。図3が示すように、管理者のパラメータが異なることにより、同一の会議の通話記録が、異なる言語、タイムゾーン及び日時の出力書式で表示されている。
さらに、図4は、「Shad Ortiz」という名前の管理者、情報処理装置90を用いて、自らの管理する端末の通話履歴を表示させた画面の例を表す。ここでは、端末IDが「01cb」、「01ca」である二つの端末の通話履歴が、以下のパラメータで出力されている。
言語 :English
タイムゾーン :Eastern Time
日時の出力書式:MM/DD/YYYY hh:mm:ss am/pm
図4の例では、図2の通話記録2000又は図3の通話記録2100に対応する通話機録画表示されていない。これは、当該会議が、米国東部標準時(Eastern Time)では、8月31日に実施した会議となるためである。
このように、本発明の一実施形態における伝送システム1は、管理者と伝送端末とを任意に関連付け、その通話履歴を、管理者の使用する言語やタイムゾーン、日時の書式等に合わせて出力させることができる。
なお、端末(10aa,10ab,10ac,・・・)、中継装置30a、及びルータ70aは、LAN2aによって通信可能に接続されている。端末(10ba,10bb,10bc,・・・)、中継装置30b、及びルータ70bは、LAN2bによって通信可能に接続されている。また、LAN2a及びLAN2bは、ルータ70abが含まれた専用線2abによって通信可能に接続されており、所定の地域A内で構築されている。例えば、地域Aは日本であり、LAN2aは東京の事業所内で構築されており、LAN2bは大阪の事業所内で構築されている。
一方、端末(10ca,10cb,10cc,・・・)、中継装置30c、及びルータ70cは、LAN2cによって通信可能に接続されている。端末10d(a,10db,10dc,・・・)、中継装置30d、及びルータ70dは、LAN2dによって通信可能に接続されている。また、LAN2c及びLAN2dは、ルータ70cdが含まれた専用線2cdによって通信可能に接続されており、所定の地域B内で構築されている。例えば、地域Bはアメリカ合衆国であり、LAN2cはニューヨークの事業所内で構築されており、LAN2dはワシントンD.C.の事業所内で構築されている。地域A及び地域Bは、それぞれルータ(70ab,70cd)からインターネット2iを介して通信可能に接続されている。
また、伝送管理システム50及び端末管理システム80は、インターネット2iを介して、端末10、中継装置30及び情報処理装置90と通信可能に接続されている。伝送管理システム50及び端末管理システム80は、地域A又は地域Bに設置されていてもよいし、これら以外の地域に設置されていてもよい。
なお、本実施形態では、LAN2a、LAN2b、専用線2ab、インターネット2i、専用線2cd、LAN2c、及びLAN2dによって、本実施形態の通信ネットワーク2が構築されている。この通信ネットワーク2には、有線だけでなく、WiFi(Wireless Fidelity)や、Bluetooth(登録商標)等の無線による通信が行われる箇所があってもよい。
また、図1において、各端末10、各中継装置30、伝送管理システム50、端末管理システム80及び各ルータ70の下に示されている4組の数字は、一般的なIPv4におけるIPアドレスを簡易的に示している。例えば、端末10aaのIPアドレスは「1.2.1.3」である。また、IPv4ではなく、IPv6を用いてもよいが、説明を簡略化するため、IPv4を用いて説明する。
なお、各端末10は、複数の事業所間での通話や、同じ事業所内の異なる部屋間での通話だけでなく、同じ部屋内での通話や、屋外と屋内又は屋外と屋外での通話で使われてもよい。各端末10が屋外で使われる場合には、携帯電話通信網等の無線による通信が行われる。
≪ 2. ハードウェア構成 ≫
次に、図5、図6、図7を用いて、本発明の一実施形態における伝送管理システム50、端末管理システム80、情報処理装置90及び伝送端末10のハードウェア構成を説明する。
図5は、本発明の一実施形態に係る伝送管理システム50のハードウェア構成図である。伝送管理システム50は、伝送管理システム50全体の動作を制御するCPU201、IPL等のCPU201の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM202、CPU201のワークエリアとして使用されるRAM203、伝送管理用プログラム等の各種データを記憶するHD204、CPU201の制御にしたがってHD204に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)205、フラッシュメモリ等の記録メディア206に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ207、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示するディスプレイ208、通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F209、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボード211、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行うマウス212、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)213に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ214、及び、上記各構成要素を図5に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン210を備えている。
なお、上記着脱可能な記録媒体の他の例として、CD−R(Compact Disc Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
伝送管理システム50は、例えば、サーバ用のアーキテクチャを有するコンピュータである。また、本発明の一実施形態に係る端末管理システム80も、例えば、図5の伝送管理システム50と同様のハードウェア構成を有するサーバ用のコンピュータである。ここで、伝送管理システム50と端末管理システム80は、一のコンピュータ(ハードウェア)に統合されてもよいし、複数のコンピュータに分散されてもよい。以下では、伝送管理システム50と端末管理システム80の両方の機能を有する一のシステムを、「管理システム100」と呼ぶ。
一方、本発明の一実施形態に係る情報処理装置90は、図5の伝送管理システム50と同様のハードウェア構成を有するが、例えば、ユーザが持ち運んで使用可能なラップトップ・コンピュータであってもよい。また、情報処理装置90は、デスクトップ・コンピュータであってもよいし、スマートフォンやタブレットのようなスマートデバイスであってもよい。
また、図1に示される中継装置30も、図5の伝送管理システム50と同様のハードウェア構成を有する。
図6は、伝送端末10の外観図である。以下、端末10の長手方向をX軸方向、水平面内でX軸方向に直交する方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向に直交する方向(鉛直方向)をZ軸方向として説明する。
図6に示されているように、端末10は、筐体1100、アーム1200、及びカメラハウジング1300を備えている。このうち、筐体1100の前側壁面1110には、複数の吸気孔によって形成された不図示の吸気面が設けられており、筐体1100の後側壁面1120には、複数の排気孔が形成された排気面1121が設けられている。これにより、筐体1100に内蔵された冷却ファンの駆動によって、不図示の吸気面を介して端末10の後方の外気を取り込み、排気面1121を介して端末10の後方へ排気することができる。筐体1100の右側壁面1130には、収音用孔1131が形成され、後述する内蔵型のマイク114によって音声、物音、雑音等の音が収音可能となっている。
筐体1100の右側壁面1130側には、操作パネル1150が形成されている。この操作パネル1150には、後述の複数の操作ボタン(108a〜108e)、後述の電源スイッチ109、及び後述のアラームランプ119が設けられていると共に、後述の内蔵型のスピーカ115からの出力音を通すための複数の音声出力孔によって形成された音出面1151が形成されている。また、筐体1100の左側壁面1140側には、アーム1200及びカメラハウジング1300を収容するための凹部としての収容部1160が形成されている。筐体1100の右側壁面1130には、後述の外部機器接続I/F118に対して電気的にケーブルを接続するための複数の接続口(1132a〜1132c)が設けられている。一方、筐体1100の左側壁面1140には、後述の外部機器接続I/F118に対して電気的にディスプレイ120用のケーブル120cを接続するための不図示の接続口が設けられている。
なお、以下では、操作ボタン(108a〜108e)のうち任意の操作ボタンを示す場合には「操作ボタン108」を用い、接続口(1132a〜1132c)のうち任意の接続口を示す場合には「接続口1132」を用いて説明する。
次に、アーム1200は、トルクヒンジ1210を介して筐体1100に取り付けられており、アーム1200が筐体1100に対して、135度のチルト角θ1の範囲で、上下方向に回転可能に構成されている。図4は、チルト角θ1が90度の状態を示している。
カメラハウジング1300には、後述の内蔵型のカメラ112が設けられており、利用者、書類、及び部屋等を撮像することができる。また、カメラハウジング1300には、トルクヒンジ1310が形成されている。カメラハウジング1300は、トルクヒンジ1310を介して、アーム1200に取り付けられている。そして、カメラハウジング1300は、トルクヒンジ1310を介してアーム1200に取り付けられており、カメラハウジング1300がアーム1200に対して、図6で示されている状態を0度として±180度のパン角θ2の範囲で、且つ、±45度のチルト角θ3の範囲で、上下左右方向に回転可能に構成されている。
なお、図6に示した伝送端末10の外観図はあくまで一例であって、これ以外の外観であってもよい。伝送端末10は、例えば汎用PC、タブレット型端末、スマートフォン、携帯電話であってもよい。
図7は、伝送端末10のハードウェア構成図である。図7に示されているように、本実施形態の端末10は、端末10全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101、IPL(Initial Program Loader)等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103、端末用プログラム、画像データ、及び音声データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ104、CPU101の制御にしたがってフラッシュメモリ104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD(Solid State Drive)105、フラッシュメモリ等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ107、端末10の宛先を選択する場合などに操作される操作ボタン108、端末10の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ109、通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F(Interface)111を備えている。
また、端末10は、CPU101の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型のカメラ112、このカメラ112の駆動を制御する撮像素子I/F113、音声を入力する内蔵型のマイク114、音声を出力する内蔵型のスピーカ115、CPU101の制御に従ってマイク114及びスピーカ115との間で音声信号の入出力を処理する音声入出力I/F116、CPU101の制御に従って外付けのディスプレイ120に画像データを伝送するディスプレイI/F117、図6に示されている接続口1021gに取り付けられ各種の外部機器を接続するための外部機器接続I/F118、端末10の各種機能の異常を知らせるアラームランプ119及び上記各構成要素を図8に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン110を備えている。
ディスプレイ120は、被写体の画像や操作用アイコン等を表示する液晶や有機ELによって構成された表示部である。また、ディスプレイ120は、ケーブル120cによってディスプレイI/F117に接続される。このケーブル120cは、アナログRGB(VGA)信号用のケーブルであってもよいし、コンポーネントビデオ用のケーブルであってもよいし、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)やDVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルであってもよい。
カメラ112は、レンズや、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子を含み、固体撮像素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。
外部機器接続I/F118には、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等によって、外付けカメラ、外付けマイク、及び外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ接続可能である。外付けカメラが接続された場合には、CPU101の制御に従って、内蔵型のカメラ112に優先して、外付けカメラが駆動する。同じく、外付けマイクが接続された場合や、外付けスピーカが接続された場合には、CPU101の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイク114や内蔵型のスピーカ115に優先して、外付けマイクや外付けスピーカが駆動する。
なお、記録メディア106は、端末10に対して着脱自在な構成となっている。また、CPU101の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ104に限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。
更に、上記端末用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア106等の、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記端末用プログラムは、フラッシュメモリ104ではなくROM102に記憶させるようにしてもよい。
なお、カメラ112やマイク114は必ずしも内蔵している必要はなく、外付けであってもよい。
≪ 3. 機能 ≫
次に、図8を用いて、本発明の一実施形態における伝送管理システム50、端末管理システム80及び情報処理装置90の機能を説明する。図8には、各システム又は装置が備える様々な要素のうち、本実施形態の説明に特に関連する要素が示されている。
≪ 伝送管理システム ≫
伝送管理システム50は、送受信部51と、認証部52と、端末ID取得部53と、パラメータ取得部54と、通話履歴取得部55と、端末登録部56と、管理者情報管理部57と、端末管理部58と、記憶・読出処理部59とを有する。これら各部は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203上に展開された伝送管理システム用プログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は機能される手段である。また、伝送管理システム50は、伝送管理システム50の電源をOFFにしても各種データ(または情報)の記憶が維持される不揮発性記憶部5000を有しており、この不揮発性記憶部5000は、図5に示されているHD204により構築されている。
≪ 端末認証管理テーブル ≫
不揮発性記憶部5000には、図9に示されているような端末認証管理テーブルによって構成されている端末認証管理DB5001が構築されている。この端末認証管理テーブルでは、伝送管理システム50によって管理される全ての端末10の各端末IDに対して、各パスワードが関連付けられて管理される。例えば、図9に示されている端末認証管理テーブルにおいて、端末10aaの端末IDは「01aa」で、パスワードは「aaaa」であることが示されている。
≪ 端末管理テーブル ≫
また、不揮発性記憶部5000には、図10に示されているような端末管理テーブルによって構成されている端末管理DB5002が構築されている。この端末管理テーブルでは、各端末10の端末ID毎に、各端末10に付された名称、各端末10の稼動状態、伝送管理システム50が端末から接続要求を受信した受信日時、及び、端末10のIPアドレスが関連付けられて管理される。例えば、図10に示されている端末管理テーブルにおいて、端末IDが「01aa」の端末10aaは、名称が「日本 東京事業所 AA端末」で、稼動状態が「オンライン(伝送可能)」で、伝送管理システム50で接続要求が受信された日時が「2012年08月20日の13時40分」で、この端末10aaのIPアドレスが「1.2.1.3」であることが示されている。
≪ 宛先リスト管理テーブル ≫
また、不揮発性記憶部5000には、図11に示されているような宛先リスト管理テーブルによって構成されている宛先リスト管理DB5003が構築されている。この宛先リスト管理テーブルでは、テレビ会議における通話の開始を要求する要求元端末の端末IDに対して、宛先端末の候補として登録されている宛先端末の端末IDが全て関連付けられて管理される。例えば、図11に示されている宛先リスト管理テーブルにおいて、端末IDが「01aa」である要求元端末(端末10aa)からテレビ会議における通話の開始を要求することができる宛先端末の候補は、端末IDが「01ab」の端末10ab、端末IDが「01ba」の端末10ba、及び端末IDが「01bb」の端末10bb等であることが示されている。この宛先端末の候補は、任意の要求元端末から伝送管理システム50に対する追加又は削除の要請により、追加又は削除されることで更新される。なお、宛先リスト管理DB5003(図11参照)には、宛先端末の候補として登録されている宛先端末の端末IDだけでなく、各端末IDに対して端末管理テーブル(図10参照)で管理されている宛先名も関連付けて管理してもよい。
≪ 管理者情報管理テーブル ≫
また、不揮発性記憶部5000には、図12に示されているような管理者情報管理テーブルによって構成されている管理者情報管理DB5004が構築されている。この管理者情報管理テーブルでは、各管理者の管理者ID毎に、管理者の名前、メールアドレス、ログイン時に使用するパスワード、管理者の使用する言語、タイムゾーン及び日時の書式(パラメータ)、並びに、管理者が管理する端末の端末IDが、関連付けられて管理される。ここで、管理者ID、名前又はメールアドレスは、管理者の識別情報として用いられ、管理者がログインする際に、パスワードとともに入力される。例えば、図12に示されている管理者情報管理テーブルにおいて、管理者IDが「9901」である、管理者「五登川 美奈」は、使用する言語が「日本語」であり、タイムゾーンが「東京」であり、日時の書式が「日本語 YYYY-MM-DD hh:mm:ss」である。また、管理する端末の端末IDは、「01aa,01ab,01ac,01ad」を含む。
≪ 通話履歴管理テーブル ≫
また、不揮発性記憶部5000には、図13に示されているような通話履歴管理テーブルによって構成されている通話履歴管理DB5005が構築されている。この通話履歴管理テーブルでは、各端末10の端末ID毎に、各端末10が参加した会議の会議IDと、会議のセッションIDと、会議に参加して通話を開始した通話開始日時と、会議から退出して通話を終了した通話終了日時と、会議に参加していた時間と、会議から退出した状態を表す退出状態とが関連付けられて管理される。また、各エントリには、履歴IDが付される。本実施形態では、通話履歴を構成する一のエントリを、通話記録と呼ぶものとする。通話記録を構成する日時は、例えば、UTC(世界協定時)で記録される。例えば、図13に示されている通話履歴管理テーブルにおいて、履歴IDが「1」と、「2」と、「3」の通話記録は、同じ会議(会議ID「conf001」)に参加した端末ID「01aa」、「01ab」、「01ca」の通話記録をそれぞれ表している。なお、退出状態が「退出」である場合には、当該端末が会議から正常に退出したことを表し、退出状態が「強制終了」である場合には、回線断又は会議の管理者からの操作等により、当該端末が会議から強制的に退出させられたことを表す。
≪ 各機能構成 ≫
送受信部51は、図5に示されているCPU201からの命令、及び図5に示されているネットワークI/F209によって実行され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
認証部52は、図5に示されているCPU201からの命令によって実現され、送受信部51を介して受信されたログイン要求の受信に応じて、ログイン要求を送信した管理者を認証する。認証部52は、ログイン要求とともに受信した管理者の識別情報(例えば、メールアドレス、管理者ID又は名前等)及びパスワードを検索キーとし、不揮発性記憶部5000の管理者情報管理DB5004(図12)を検索する。そして、認証部52は、同一の組の識別情報及びパスワードが管理されているかを判断することにより、管理者の認証を行う。
端末ID取得部53は、図5に示されているCPU201からの命令によって実現され、管理者の識別情報をキーとして、不揮発性記憶部5000の管理者情報管理DB5004(図12)を検索する。そして、関連付けられた端末ID(すなわち、管理者が管理する端末の端末ID)を取得する。
パラメータ取得部54は、図5に示されているCPU201からの命令によって実現され、管理者の識別情報をキーとして管理者情報管理DB5004を検索し、関連付けられたパラメータ(言語、タイムゾーン及び日時の書式)を取得する。
通話履歴取得部55は、図5に示されているCPU201からの命令によって実現される。通話履歴取得部55は、送受信部51を介して通話履歴取得要求を受信すると、端末ID取得部53が取得した一以上の端末IDをキーとして、不揮発性記憶部5000の通話履歴管理DB5005(図13)を検索する。そして、通話履歴取得部55は、該当する一以上の通話記録(通話履歴)を取得する。
ここで、通話履歴取得部55は、例えば、現在の日時の属する月の通話履歴を全て取得するよう動作する。しかしながら、通話履歴取得要求とともに、期間(年、四半期、年月等)の情報が送信された場合には、その期間に対応する通話履歴を取得してもよい。
端末登録部56は、図5に示されているCPU201からの命令によって実現され、送受信部51を介して端末登録要求を受信すると、管理者の識別情報をキーとして、管理者情報管理DB5004(図12)を探索する。そして、端末登録部56は、端末登録要求とともに送信された端末IDを、管理者の識別情報と対応する「管理端末ID」の項目に追加する。
また、端末登録部56は、送受信部51を介して端末登録解除要求を受信すると、管理者の識別情報をキーとして、管理者情報管理DB5004(図12)を探索する。そして、端末登録部56は、端末登録解除要求とともに送信された端末IDを、管理者の識別情報と関連付けられた「管理端末ID」の項目から削除する。
管理者情報管理部57は、図5に示されているCPU201からの命令によって実現され、送受信部51を介して管理者情報変更要求を受信すると、管理者の識別情報をキーとして、管理者情報管理DB5004(図12)を探索する。そして、管理者情報管理部57は、識別情報と関連付けられた各パラメータ(言語、タイムゾーン、日付の書式等)を、端末登録解除要求とともに送信されたパラメータに更新する。
また、管理者情報管理部57は、送受信部51を介して管理者情報追加要求を受信すると、管理者情報追加要求とともに送信された管理者の識別情報及びパスワードを、管理者情報管理DB5004(図12)に追加する。このとき、管理者の識別情報として、名前及びメールアドレスが送信された場合に、管理者の識別情報と関連付けられる管理者IDは、自動又は手動で設定されてもよい。また、管理者の識別情報と関連付けられる各パラメータは、デフォルトの値が設定され、後に、管理者によって手動で変更されてもよい。
端末管理部58は、図5に示されているCPU201からの命令によって実現され、各端末10による伝送管理システム50への接続状態や、端末10間で確立されるテレビ会議のセッションを管理する。また、端末管理部58は、端末10間でテレビ会議のセッションが確立又は切断されると、その端末ごとに、テレビ会議の通話記録を出力する。出力される通話記録は、図13で示される通話履歴テーブルの一のエントリとして出力される。
記憶・読出処理部59は、図5に示されているCPU201からの命令、及び図5に示されているHDD205によって実行され、不揮発性記憶部5000に各種データを記憶したり、不揮発性記憶部5000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。
以上の機能により、本発明の一実施形態における伝送管理システム50は、端末管理システム80を介して、情報処理装置90から各種要求を受け取り、管理者の要求する情報を出力することができる。また、管理者ごとに、言語、タイムゾーン、日時の書式等のパラメータを管理することにより、要求を送信した管理者に適する形式で、情報を出力することができる。
≪ 端末管理システム ≫
端末管理システム80は、送受信部81と、出力部82と、認証部84と、通話履歴取得要求部85と、端末登録要求部86と、管理者情報変更要求部87と、記憶・読出処理部88と、記憶部8000とを有する。これら各部は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203上に展開された端末管理システム用プログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は機能される手段である。また、端末管理システム80は、端末管理システム80の電源をOFFにしても各種データ(または情報)の記憶が維持される不揮発性記憶部8000を有し、この不揮発性記憶部8000は、図5に示されているHD204により構築されている。
送受信部81は、図5に示されているCPU201からの命令、及び図5に示されているネットワークI/F209によって実行され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
出力部82は、通話履歴出力部83を有し、図5に示されているCPU201からの命令によって実行され、送受信部81及び通信ネットワーク2iを介して、情報処理装置90に情報を出力する。情報は、HTML(Hyper Text Markup Language)やJavaScript(登録商標)等により、情報処理装置90のWebブラウザ等に出力される。出力される情報の例を以下に示す。
−管理者がログインするためのログイン画面(図18)
−新たに管理者を追加するための管理者追加画面(図19)
−管理者がログインした後に表示される端末一覧画面(図20)
−管理者が新たに管理端末を追加するための端末登録画面(図21)
−管理者の管理者情報(パラメータ)を変更するための管理者情報変更画面(図22)
通話履歴出力部83は、伝送管理システム50から通話履歴とパラメータを受信し、パラメータに基づいて通話履歴を出力する。ここで、通話履歴は、図20の「履歴表示」を選択した管理者の管理する管理端末の通話履歴であり、パラメータは、当該管理者の識別情報と関連付けられるパラメータである。通話履歴を表示するための通話履歴表示画面の例は、図2−4に示されている。
通話履歴に含まれる通話記録は、図13に示されるように、所定の言語、タイムゾーン及び日時の書式で格納されているため、通話履歴出力部83は、このパラメータに従って、各通話記録を変換して出力する。図13の例では、所定の言語は日本語であり、タイムゾーンはUTCであり、日時の書式は「YYYY-MM-DD hh:mm:ss」である。従って、例えば、管理者が、図12の「Shad Ortiz」である場合に、管理端末「01ca」の通話記録を表示させる場合には、図4の3000で示されるように、各項目が英語に変換されて出力され、日時は米国東部標準時に変換される。さらに、日時の書式が、「MM/DD/YYYY hh:mm:ss am/pm」で出力される。
認証部84は、図5に示されているCPU201からの命令によって実行され、送受信部81及び通信ネットワーク2iを介して、情報処理装置90から、ログイン画面表示要求を受信する。また、認証部84は、ログイン画面表示要求を受信すると、出力部82に対し、ログイン画面を表示するよう指示する。
また、認証部84は、送受信部81及び通信ネットワーク2iを介して、情報処理装置90から、ログイン要求を、管理者の識別情報及びパスワードとともに受信する。そして、認証部84は、ログイン要求とともに、管理者の識別情報及びパスワードを、伝送管理システム50の認証部52に送信する。
また、認証部84は、伝送管理システム50の認証部52から認証結果と端末IDを受け取ると、出力部82に、図20に例示される端末一覧画面を出力させる。このとき、認証部84は、各端末の名称及び宛先端末の情報を、出力部82に出力させてもよい。ここで、端末の名称は、端末管理テーブル(図10)から取得でき、宛先端末は、宛先リスト管理テーブル(図11)から取得できる。
また、認証部84は、送受信部81及び通信ネットワーク2iを介して、情報処理装置90から、管理者追加要求を、管理者の識別情報及びパスワードとともに受信する。そして、認証部84は、管理者追加要求とともに、管理者の識別情報及びパスワードを、伝送管理システム50の管理者情報管理部57に送信する。
通話履歴取得要求部85は、図5に示されているCPU201からの命令によって実行され、送受信部81及び通信ネットワーク2iを介して、情報処理装置90から、通話履歴示要求を、期間の情報とともに受信する。ここで、期間の情報とは、例えば、図20において管理者によって指定された期間の情報(「2010年9月」)である(以下、期間情報と呼ぶ)。そして、通話履歴取得要求部85は、通話履歴示要求及び期間情報を、伝送管理システム50の通話履歴取得部55に送信する。
また、通話履歴取得要求部85は、伝送管理システム50の通話履歴取得部55から、通話履歴とパラメータを受け取ると、通話履歴出力部83に、通話履歴を出力させる。
端末登録要求部86は、図5に示されているCPU201からの命令によって実行され、送受信部81及び通信ネットワーク2iを介して、情報処理装置90から、端末登録要求を、端末IDとともに受信する。そして、端末登録要求部86は、端末登録要求を送信した管理者の識別情報と端末IDを、伝送管理システム50の端末登録部56に送信する。
管理者情報変更要求部87は、図5に示されているCPU201からの命令によって実行され、送受信部81及び通信ネットワーク2iを介して、情報処理装置90から、管理者情報変更要求を、パラメータ(言語、タイムゾーン、日付の書式等)とともに受信する。そして、管理者情報変更要求部87は、管理者情報変更要求を送信した管理者の識別情報とパラメータを、伝送管理システム50の管理者情報管理部57に送信する。
記憶・読出処理部88は、図5に示されているCPU201からの命令、及び図5に示されているHDD205によって実行され、不揮発性記憶部8000に各種データを記憶したり、不揮発性記憶部8000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。
以上の機能により、本発明の一実施形態における端末管理システム80は、情報処理装置90からの各種要求を受け付け、対応する処理を伝送管理システム50に依頼することができる。また、伝送管理システム50から受け取った情報を、管理者のパラメータに基づいて変換して出力することができる。
なお、既に述べたように、伝送管理システム50の有する機能と、端末管理システム80の有する機能は、管理システム100のような、一のハードウェア上で実現されてよい。
≪ 情報処理装置 ≫
情報処理装置90は、送受信部91と、表示部92と、入力受付部93とを有する。
送受信部91は、図5に示されているCPU201からの命令、及び図5に示されているネットワークI/F209によって実行され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
表示部92は、図5に示されているCPU201からの命令及びディスプレイ208によって実行され、通信ネットワーク2i及び送受信部91を介して、端末管理システム80から出力された情報を表示する。表示される情報の例は、図2−図4、図18−図22に示した通りである。
入力受付部93は、図5に示されているCPU201からの命令、キーボード211及びマウス212によって実行され、管理者から入力された識別情報やパスワード、並びに、画面上に表示されたボタンの選択等を受け付ける。
以上の機能により、本発明の一実施形態における情報処理装置90は、端末管理システム80を介して、伝送管理システム50に格納された履歴情報等を表示することができる。
≪ 4. 動作例 ≫
次に、図14−図17を用いて、本発明の一実施形態における伝送システム1の動作を説明する。
図14は、本発明の一実施形態における伝送システム1の処理の概略を表すフロー図である。図14のフロー図に示される各処理は、伝送システム1を構成する、伝送管理システム50と、端末管理システム80と、情報処理装置90とにより実行される。
ステップS101において、情報処理装置90が、新たに管理者を追加する入力操作を受け付けた場合には、ステップS104に進み、そうでない場合(すなわち、ログインを行うための入力操作を受け付けた場合)には、ステップS102に進む。
ステップS102において、情報処理装置90の送受信部91は、ログイン画面(図18)に入力された管理者の識別情報とパスワードとともに、ログイン要求を、端末管理システム80の認証部84に送信する。後に、当該ログイン要求と、識別情報と、パスワードは、伝送管理システム50の認証部52に送信される。
ステップS103において、伝送管理システム50の認証部52は、ステップS102において受信された識別情報とパスワードを用いて、管理者を認証する。
ステップS104において、情報処理装置90の送受信部93は、管理者追加画面(図19)に入力された管理者の識別情報(ここでは、名前とメールアドレス)、パスワードとともに、管理者追加要求を、端末管理システム80の認証部84に送信する。後に、当該管理者追加要求と、管理者の識別情報と、パスワードは、伝送管理システム50の管理者情報管理部57に送信される。
ステップS105において、伝送管理システム50の管理者情報管理部57は、ステップS104において受信された管理者の識別情報とパスワードを、管理者情報管理テーブル(図12)に追加する。
ステップS106において、情報処理装置90は、ステップS103で認証されたか、あるいは、ステップS105で追加された管理者の識別情報と関連付けられた管理端末の端末一覧画面(図20)を表示する。ここで、図20に示されるように、管理端末の名称と、端末IDと、宛先端末のリストが表示される。
ステップS107において、情報処理装置90が、管理端末を登録又は登録解除する入力操作(図20の「端末登録」ボタン又は「登録削除」ボタンの押下)を受け付けた場合には、ステップS108に進み、そうでない場合には、ステップS109に進む。
ステップS108において、管理端末の登録又は登録解除処理が実行される。当該処理の詳細は、後に図15を用いて説明する。
ステップS109において、情報処理装置90が、通話履歴を表示する入力操作(図20の「履歴表示」ボタンの押下)を受け付けた場合には、ステップS110に進み、そうでない場合には、ステップS111に進む。なお、情報処理装置90は、図20において、「履歴表示」ボタンの右側に設けられたドロップダウンリストにより、履歴を表示させる期間の指定を受け付けた場合には、その期間を表す情報を、端末管理システム80に送信してもよい。
ステップS110において、履歴表示処理が実行される。当該処理の詳細は、後に図16を用いて説明する。
ステップS111において、情報処理装置90が、ログアウトする入力操作(図20の「ログアウト」ボタンの押下)を受け付けた場合には、当該処理は終了する。一方、そうでない場合には、ステップS107に戻る。
図15は、図14のステップS108の、管理端末の登録または登録解除処理の詳細を示したフロー図である。
ステップS201において、図14のステップS107で、管理端末を登録する入力操作(図20の「端末登録」ボタンの押下)が受け付けられた場合には、ステップS202に進む。そうでない場合(図20の「登録削除」ボタンの押下)には、ステップS204に進む。
ステップS202において、情報処理装置90の送受信部93は、端末登録画面(図21)に入力された端末IDとともに、端末登録要求を、端末管理システム80の端末登録要求部86に送信する。後に、当該端末登録要求と、端末IDは、現在ログイン中の管理者の識別情報とともに、伝送管理システム50の端末登録部56に送信される。
ステップS203において、伝送管理システム50の端末登録部56は、ステップS202において受信された端末IDを、管理者の識別情報と関連付けて、管理者情報管理DB5004(図12の「管理端末ID」)に格納する。
ステップS204において、情報処理装置90の送受信部93は、端末一覧表示画面上のチェックボックス4000が付けられた端末の端末IDとともに、端末登録解除要求を、端末管理システム80の端末登録要求部86に送信する。後に、当該端末登録解除要求と、端末IDは、現在ログイン中の管理者の識別情報とともに、伝送管理システム50の端末登録部56に送信される。
ステップS205において、伝送管理システム50の端末登録部56は、管理者の識別情報と関連付けられている、ステップS204において受信された端末IDを、管理者情報管理DB5004(図12の「管理端末ID」)から削除する。
図16は、図14のステップS110の、履歴表示処理の詳細を示したフロー図である。
ステップS301において、情報処理装置90の送受信部93は、端末一覧画面(図20)で選択された期間情報(図20では、「2010年9月」)とともに、通話履歴取得要求を、端末管理システム80の通話履歴取得要求部85に送信する。後に、当該通話履歴取得要求と、期間情報は、現在ログイン中の管理者の識別情報とともに、伝送管理システム50の通話履歴取得部55に送信される。
ステップS302において、伝送管理システム50の通話履歴取得部55は、ステップS301で取得した期間情報に基づき、管理者の識別情報と関連付けられた端末の通話履歴(図13)を取得する。後に、取得された通話履歴は、端末管理システム80の通話履歴取得要求部85に送信される。
ステップS303において、伝送管理システム50のパラメータ取得部54は、管理者の識別情報と関連付けられたパラメータ(図12の言語、タイムゾーン、日時の書式)を取得する。後に、取得されたパラメータは、端末管理システム80の通話履歴要求部85に送信される。
ステップS304において、端末管理システム80の通話履歴出力部83は、ステップS302で取得された通話履歴を、ステップS303で取得されたパラメータに基づいて、変換する。当該変換には、例えば、表示項目名の言語の変換(「端末ID」→「Terminal ID」)や、通話開始日時の変換(UTC→東京)や、日時の書式の変換(「YYYY-MM-DD hh:mm:ss」→「MM/DD/YYYY hh:mm:ss」)が含まれる。
ステップS305において、端末管理システム80の通話履歴出力部83は、ステップS304で変換した通話履歴を、情報処理装置90に出力する。ここで、通話履歴出力部83は、通話履歴に含まれる通話記録のうち、変換された通話開始日時及び通話終了日時が、図14のステップS109で受け取った期間の通話記録を出力することができる。
図17は、本発明の一実施形態における伝送システム1の動作例を表すシーケンス図である。
ステップS401において、情報処理装置90の入力受付部93は、ブラウザ上で、ログイン画面のURLの入力を受け付ける。
ステップS402において、情報処理装置90の入力受付部93は、送受信部93及び通信ネットワーク2iを介して、ログイン画面表示要求を、端末管理システム80の認証部84に送信する。
ステップS403において、端末管理システム80の認証部84は、ログイン画面を出力するよう、出力部82に指示する。
ステップS404において、端末管理システム80の出力部82は、通信ネットワーク2iを介して、情報処理装置90の表示部92に、ログイン画面を出力する(図18)。
ステップS405において、情報処理装置90の入力受付部93は、管理者の識別情報(以下、識別情報がメールアドレスであるものとして、説明する)と、パスワードの入力を受け付ける。
ステップS406において、情報処理装置90の入力受付部93は、送受信部93及び通信ネットワーク2iを介して、ログイン要求を、メールアドレス及びパスワードとともに、端末管理システム80の認証部84に送信する。
ステップS407において、端末管理システム80の認証部84は、ステップS406で受信したログイン要求を、メールアドレス及びパスワードとともに、伝送管理システム50の認証部52に送信する。
ステップS408において、伝送管理システム50の認証部52は、ステップS407で受信したメールアドレス及びパスワードを用いて、認証を行う。
ステップS409において、伝送管理システム50の認証部52は、ステップS407で受信したメールアドレスを、端末ID取得部53に渡し、該メールアドレスに関連付けられた端末IDを取得するよう指示する。
ステップS410において、伝送管理システム50の端末ID取得部53は、ステップS409で受け取ったメールアドレスをキーとして、管理者情報管理DB5004を検索し、関連付けられた端末IDを取得する。
ステップS411において、伝送管理システム50の端末ID取得部53は、ステップS410で取得した端末IDを、認証部84に渡す。
ステップS412において、伝送管理システム50の認証部52は、ステップS411で受け取った端末IDを、認証結果とともに、端末管理システム80の認証部84に送信する。
ステップS413において、端末管理システム80の認証部84は、ステップS411で受け取った端末ID、該端末IDを有する端末の端末名、及び、該端末の宛先端末のリストを含む、端末一覧画面を出力するよう、出力部82に指示する。端末の端末名は、図10で例示される端末管理DB5002に格納されており、出力部82によって、適宜参照される。また、宛先端末のリストは、図11で例示される宛先リスト管理DB5003に格納されており、出力部82によって、適宜参照される。
ステップS414において、端末管理システム80の出力部82は、通信ネットワーク2iを介して、情報処理装置90の表示部92に、端末一覧画面を出力する(図20)。
ステップS415において、情報処理装置90の入力受付部93は、履歴表示ボタンの選択操作を受け付ける。このとき、図20に示されるように、「2010年9月」の期間が指定されているものとする。
ステップS416において、情報処理装置90の入力受付部93は、送受信部93及び通信ネットワーク2iを介して、通話履歴取得要求を、期間の情報(ここでは、「2010年9月」)とともに、端末管理システム80の通話履歴要求部85に送信する。
ステップS417において、端末管理システム80の通話履歴取得要求部85は、ステップS416で受信した通話履歴取得要求を、期間情報及び現在ログインしている管理者のメールアドレスとともに、伝送管理システム50の通話履歴取得部55に送信する。
ステップS418において、伝送管理システム50の通話履歴取得部55は、図13に例示される通話履歴管理DB5005を参照し、ステップS417で受信した期間情報とメールアドレスに基づいて、通話履歴を取得する。
ステップS419において、伝送管理システム50の通話履歴取得部55は、パラメータ取得部54に、ステップS417で受信したメールアドレスを渡し、該メールアドレスと関連付けられたパラメータを取得するよう指示する。
ステップS420において、伝送管理システム50のパラメータ取得部54は、ステップS419で受け取ったメールアドレスをキーとして、図12に例示される管理者情報管理DBを探索し、関連付けられたパラメータを取得する。
ステップS421において、伝送管理システム50のパラメータ取得部54は、ステップS420で取得したパラメータを、通話履歴取得部55に渡す。
ステップS422において、伝送管理システム50の通話履歴取得部55は、ステップS418で取得した通話履歴と、ステップS421で受け取ったパラメータを、端末管理システム80の通話履歴取得要求部85に送信する。
ステップS423において、端末管理システム80の通話履歴取得要求部85は、ステップS422で受信したパラメータを用いて、通話履歴を出力するよう、通話履歴出力部83に指示する。
ステップS424において、端末管理システム80の通話履歴出力部83は、ステップS423で受け取ったパラメータを用いて、通話履歴を変換する。当該変換には、例えば、表示項目名の言語の変換(「端末ID」→「Terminal ID」)や、通話開始日時の変換(UTC→東京)や、日時の書式の変換(「YYYY-MM-DD hh:mm:ss」→「MM/DD/YYYY hh:mm:ss」)が含まれる。
ステップS425において、端末管理システム80の通話履歴出力部83は、通信ネットワーク2iを介して、情報処理装置90の表示部92に、通話履歴表示画面を出力する(図2−図4)。ここで、通話履歴出力部83は、通話履歴に含まれる通話記録のうち、変換された通話開始日時及び通話終了日時が、図14のステップS416で受け取った期間の通話記録を出力することができる。
図2−図4は、それぞれ、異なる管理者による通話履歴の表示画面の例を表している。図2−図4に示されるように、通話履歴に表示される項目の言語や、日時のタイムゾーンや、日時の書式等が、管理者ごとに異なって表示されている。
このように、本発明の一実施形態における伝送システム1により、管理者の使用する言語、タイムゾーン、又は日付の書式に合わせて、通話履歴を出力できる。また、管理者の管理する管理端末の登録や登録解除を自由に行うことが可能となり、テレビ会議を実行する伝送端末の管理が容易となる。
特開2012−195925号公報 特開2002−271324号公報 特開2000−252979号公報

Claims (11)

  1. 所定の伝送端末のうち通話の開始要求元である要求元端末からの通話の開始要求を当該通話の開始要求先である所定の宛先端末へ送信することで、前記要求元端末及び前記宛先端末の通話を管理する管理システムであって、
    前記伝送端末の管理者の識別情報である第一識別情報を受信する受信部と、
    該第一識別情報に関連付けられた、一以上の前記伝送端末の識別情報である第二識別情報を取得する第一取得部と、
    該第一識別情報に関連付けられた、通話履歴の出力に係るパラメータを取得する第二取得部と、
    前記第二取得部が取得した前記パラメータに基づいて、前記第一取得部が取得した前記第二識別情報によって識別される伝送端末の通話履歴を出力する出力部と、
    を有する、管理システム。
  2. 前記パラメータは、言語、タイムゾーン及び日時の書式のうち、少なくとも1つを含む、
    請求項1に記載の管理システム。
  3. 前記通話履歴は、通話を開始した通話開始日時と通話を終了した通話終了日時を含み、
    前記出力部は、前記タイムゾーンの情報を用いて、前記通話開始日時と前記通話終了日時を変換して出力する、
    請求項2に記載の管理システム。
  4. 前記受信部は、前記第一識別情報とともに期間を表す情報を受信し、
    前記出力部は、前記通話履歴に含まれる通話記録のうち、変換された前記通話開始日時と通話終了日時が、前記期間に含まれる通話記録を出力する、
    請求項3に記載の管理システム。
  5. 前記出力部は、前記通話履歴に含まれる項目又はデータを、前記言語で出力する、
    請求項2乃至4何れか一項に記載の管理システム。
  6. 前記出力部は、前記通話履歴に含まれる日時を、前記日時の書式に従って出力する、
    請求項2乃至5何れか一項に記載の管理システム。
  7. 前記第一識別情報は、前記管理者のメールアドレスである、
    請求項1乃至6何れか一項に記載の管理システム。
  8. 所定の伝送端末のうち通話の開始要求元である要求元端末からの通話の開始要求を当該通話の開始要求先である所定の宛先端末へ送信することで、前記要求元端末及び前記宛先端末の通話を管理する管理システムが実行する管理方法であって、
    前記伝送端末の管理者の識別情報である第一識別情報を受信する受信段階と、
    該第一識別情報に関連付けられた、一以上の前記伝送端末の識別情報である第二識別情報を取得する第一取得段階と、
    該第一識別情報に関連付けられた、通話履歴の出力に係るパラメータを取得する第二取得段階と、
    前記第二取得部が取得した前記パラメータに基づいて、前記第一取得部が取得した前記第二識別情報によって識別される伝送端末の通話履歴を出力する出力段階と、
    を有する、管理方法。
  9. 所定の伝送端末のうち通話の開始要求元である要求元端末からの通話の開始要求を当該通話の開始要求先である所定の宛先端末へ送信することで、前記要求元端末及び前記宛先端末の通話を管理する管理システムが実行する管理方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記管理方法は、
    前記伝送端末の管理者の識別情報である第一識別情報を受信する受信段階と、
    該第一識別情報に関連付けられた、一以上の前記伝送端末の識別情報である第二識別情報を取得する第一取得段階と、
    該第一識別情報に関連付けられた、通話履歴の出力に係るパラメータを取得する第二取得段階と、
    前記第二取得部が取得した前記パラメータに基づいて、前記第一取得部が取得した前記第二識別情報によって識別される伝送端末の通話履歴を出力する出力段階と、
    を有する、プログラム。
  10. 所定の伝送端末のうち通話の開始要求元である要求元端末からの通話の開始要求を当該通話の開始要求先である所定の宛先端末へ送信することで、前記要求元端末及び前記宛先端末の通話を管理する管理システムと、情報処理装置とを含む伝送システムであって、
    前記管理システムは、
    前記情報処理装置から送信された、前記伝送端末の管理者の識別情報である第一識別情報を受信する受信部と、
    該第一識別情報に関連付けられた、一以上の前記伝送端末の識別情報である第二識別情報を取得する第一取得部と、
    該第一識別情報に関連付けられた、通話履歴の出力に係るパラメータを取得する第二取得部と、
    前記第二取得部が取得した前記パラメータに基づいて、前記第一取得部が取得した前記第二識別情報によって識別される伝送端末の通話履歴を出力する出力部と、
    を有し、
    前記情報処理装置は、
    ユーザが入力した前記第一識別情報を送信する送信部と、
    前記出力部が出力した前記通話履歴を表示する表示部と、
    を有する、伝送システム。
  11. 所定の伝送端末のうち通話の開始要求元である要求元端末からの通話の開始要求を当該通話の開始要求先である所定の宛先端末へ送信することで、前記要求元端末及び前記宛先端末の通話を管理する管理システムと、プログラムとを含む伝送システムであって、
    前記管理システムは、
    前記情報処理装置から送信された、前記伝送端末の管理者の識別情報である第一識別情報を受信する受信部と、
    該第一識別情報に関連付けられた、一以上の前記伝送端末の識別情報である第二識別情報を取得する第一取得部と、
    該第一識別情報に関連付けられた、通話履歴の出力に係るパラメータを取得する第二取得部と、
    前記第二取得部が取得した前記パラメータに基づいて、前記第一取得部が取得した前記第二識別情報によって識別される伝送端末の通話履歴を出力する出力部と、
    を有し、
    前記プログラムは、前記管理システムと異なるコンピュータに、
    ユーザが入力した前記第一識別情報を送信する送信段階と、
    前記出力部が出力した前記通話履歴を表示する表示段階と、
    を実行させる、伝送システム。
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