JP2014206949A - バックアップシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】ネットワーク機器の台数が多い場合であっても、バックアップ処理時間を十分に短くする。【解決手段】バックアップ情報記憶部151には、ネットワーク機器毎のバックアップ情報であって、そのネットワーク機器における設定情報と、設定情報の保存日時とを含むバックアップ情報が記録される。収集指示手段152は、バックアップ処理の開始タイミングになったネットワーク機器が発生したとき、複数のアプリケーション(AP)サーバの中から上記ネットワーク機器のバックアップ処理を担当する担当アプリケーションサーバを求め、担当APサーバに対して、記憶部151に記録されている、上記ネットワーク機器における保存日時を含んだ収集指示を送信する。記録手段153は、上記収集指示に応答して上記担当APサーバから送られてきたバックアップ情報を記憶部151に記録する。【選択図】図15
Description
本発明は、ネットワーク機器の設定情報をバックアップするバックアップシステム、管理サーバ、バックアップ方法、及びプログラムに関する。
通信ネットワークシステムを構築する際には、L2スイッチやL3スイッチ等のネットワーク機器を伝送路を介して相互に接続し、各ネットワーク機器にデータ通信を行うために必要になる設定情報を設定する。設定情報としては、ホスト名を設定するための設定情報や、ポートを有効化したり無効化したりするための設定情報や、VLANに関する設定情報などがある。また、ネットワーク機器の接続先が変更されたり、追加されたりした場合には、該当ネットワーク機器の設定情報を変更する。
ところで、通信ネットワークシステムを構成するネットワーク機器に障害が発生した場合、ネットワーク機器の交換が必要になる場合がある。その際、交換後のネットワーク機器が他のネットワーク機器と通信可能となるためには、交換後のネットワーク機器に対して、交換前のネットワーク機器と同じ設定情報を設定することが必要になる。そのため、管理サーバが定期的にバックアップ処理を行い、通信ネットワークシステムを構成する全てのネットワーク機器から構成情報を収集して保存しておくということが一般的に行われている。
しかし、通信ネットワークシステムを構成する全てのネットワーク機器から設定情報を収集すると、ネットワーク機器の台数が多い場合、バックアップ処理に多くの時間が費やされてしまう。そこで、このような問題点を解決するため、次のような技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されている技術では、各ネットワーク機器は、自機器において設定情報の変更処理が行われた場合、自機器内の記憶装置に変更処理後の設定情報と、設定情報の変更日時とを記録する。一方、管理サーバは、バックアップ処理の開始タイミングになると、ネットワーク機器の内の1つに変更日時取得要求を送信することにより、ネットワーク機器の記憶装置に記録されている変更日時を取得する。その後、管理サーバは、今回のバックアップ処理時に取得した変更日時と、前回のバックアップ処理において取得した変更日時とを比較する。
そして、両者が不一致である場合は、上記ネットワーク機器に対して設定情報取得要求を送信することにより、変更後の設定情報を取得し、取得した設定情報と変更日時とを自サーバ内の記憶装置に記録する。つまり、両者が不一致の場合は、前回のバックアップ処理時以降に設定情報が変更されたことになるので、ネットワーク機器に設定情報取得要求を送信し、変更後の設定情報を取得する。これに対して、両者が同一である場合は、設定情報取得要求の送信処理は行わない。管理サーバは、上述した処理と同様の処理を全てのネットワーク機器に対して行う。
特許文献1に記載されている技術によれば、設定情報の収集処理が行われるネットワーク機器を、前回のバックアップ処理時以降に設定情報の変更処理が行われたネットワーク機器だけにすることができるので、バックアップ処理時間を短縮することができる。しかし、特許文献1に記載されている技術は、1台の管理サーバでバックアップ処理を行っているため、ネットワーク機器の台数が多い場合、バックアップ処理時間を十分には短縮することができないという課題がある。
[発明の目的]
そこで、本発明の目的は、ネットワーク機器の台数が多い場合、バックアップ処理時間を十分には短縮することができないという課題を解決したバックアップシステムを提供することにある。
そこで、本発明の目的は、ネットワーク機器の台数が多い場合、バックアップ処理時間を十分には短縮することができないという課題を解決したバックアップシステムを提供することにある。
本発明に係るバックアップシステムは、
管理サーバと、複数のアプリケーションサーバと、複数のネットワーク機器とを備え、
前記管理サーバは、
前記ネットワーク機器毎のバックアップ情報であって、そのネットワーク機器における設定情報と、そのネットワーク機器における設定情報の保存日時とを含むバックアップ情報が記録されるバックアップ情報記憶部と、
バックアップ処理の開始タイミングになったネットワーク機器が発生したとき、前記複数のアプリケーションサーバの中から前記ネットワーク機器のバックアップ処理を担当する担当アプリケーションサーバを求め、該求めた担当アプリケーションサーバに対して、前記バックアップ情報記憶部に記録されている、前記ネットワーク機器における保存日時を含んだ収集指示を送信する収集指示手段と、
前記収集指示に応答して前記担当アプリケーションサーバから送られてきたバックアップ情報を前記バックアップ情報記憶部に記録する記録手段とを備え、
前記複数のアプリケーションサーバは、それぞれ、
前記管理サーバから送られてくる収集指示に応答して、前記バックアップ処理の開始タイミングになったネットワーク機器に対して保存日時取得要求を送信し、該保存日時取得要求に応答して前記ネットワーク機器から送られてくる保存日時と前記収集指示に含まれている保存日時とが同一であるか否かを判定する判定手段と、
該判定手段で同一でないと判定された場合、前記バックアップ処理の開始タイミングになったネットワーク機器に対して設定情報取得要求を送信し、該設定情報取得要求に応答して前記ネットワーク機器から送られてきた設定情報と前記保存日時要求に応答して前記ネットワーク機器から送られてきた保存日時とを含むバックアップ情報を前記管理サーバへ送信する設定情報取得手段とを備え、
前記複数のネットワーク機器は、それぞれ、
設定情報記憶部と、
設定情報変更指示に応答して自装置の設定情報を変更し、設定情報保存指示に応答して現時点における自装置の設定情報と、該設定情報の保存日時とを前記設定情報記憶部に記録する設定情報変更手段と、
保存日時取得要求に応答して要求元のアプリケーションに対して前記設定情報記憶部に記録されている保存日時を送信し、設定情報取得要求に応答して要求元のアプリケーションサーバに対して前記設定情報記憶部に記録されている設定情報を送信するバックアップ手段とを備える。
管理サーバと、複数のアプリケーションサーバと、複数のネットワーク機器とを備え、
前記管理サーバは、
前記ネットワーク機器毎のバックアップ情報であって、そのネットワーク機器における設定情報と、そのネットワーク機器における設定情報の保存日時とを含むバックアップ情報が記録されるバックアップ情報記憶部と、
バックアップ処理の開始タイミングになったネットワーク機器が発生したとき、前記複数のアプリケーションサーバの中から前記ネットワーク機器のバックアップ処理を担当する担当アプリケーションサーバを求め、該求めた担当アプリケーションサーバに対して、前記バックアップ情報記憶部に記録されている、前記ネットワーク機器における保存日時を含んだ収集指示を送信する収集指示手段と、
前記収集指示に応答して前記担当アプリケーションサーバから送られてきたバックアップ情報を前記バックアップ情報記憶部に記録する記録手段とを備え、
前記複数のアプリケーションサーバは、それぞれ、
前記管理サーバから送られてくる収集指示に応答して、前記バックアップ処理の開始タイミングになったネットワーク機器に対して保存日時取得要求を送信し、該保存日時取得要求に応答して前記ネットワーク機器から送られてくる保存日時と前記収集指示に含まれている保存日時とが同一であるか否かを判定する判定手段と、
該判定手段で同一でないと判定された場合、前記バックアップ処理の開始タイミングになったネットワーク機器に対して設定情報取得要求を送信し、該設定情報取得要求に応答して前記ネットワーク機器から送られてきた設定情報と前記保存日時要求に応答して前記ネットワーク機器から送られてきた保存日時とを含むバックアップ情報を前記管理サーバへ送信する設定情報取得手段とを備え、
前記複数のネットワーク機器は、それぞれ、
設定情報記憶部と、
設定情報変更指示に応答して自装置の設定情報を変更し、設定情報保存指示に応答して現時点における自装置の設定情報と、該設定情報の保存日時とを前記設定情報記憶部に記録する設定情報変更手段と、
保存日時取得要求に応答して要求元のアプリケーションに対して前記設定情報記憶部に記録されている保存日時を送信し、設定情報取得要求に応答して要求元のアプリケーションサーバに対して前記設定情報記憶部に記録されている設定情報を送信するバックアップ手段とを備える。
本発明に係る管理サーバは、
ネットワーク機器毎のバックアップ情報であって、そのネットワーク機器における設定情報と、そのネットワーク機器における設定情報の保存日時とを含むバックアップ情報が記録されるバックアップ情報記憶部と、
バックアップ処理の開始タイミングになったネットワーク機器が発生したとき、複数のアプリケーションサーバの中から前記ネットワーク機器のバックアップ処理を担当する担当アプリケーションサーバを求め、該求めた担当アプリケーションサーバに対して、前記バックアップ情報記憶部に記録されている、前記ネットワーク機器における保存日時を含んだ収集指示を送信する収集指示手段と、
前記収集指示に応答して前記担当アプリケーションサーバから送られてきたバックアップ情報を前記バックアップ情報記憶部に記録する記録手段とを備える。
ネットワーク機器毎のバックアップ情報であって、そのネットワーク機器における設定情報と、そのネットワーク機器における設定情報の保存日時とを含むバックアップ情報が記録されるバックアップ情報記憶部と、
バックアップ処理の開始タイミングになったネットワーク機器が発生したとき、複数のアプリケーションサーバの中から前記ネットワーク機器のバックアップ処理を担当する担当アプリケーションサーバを求め、該求めた担当アプリケーションサーバに対して、前記バックアップ情報記憶部に記録されている、前記ネットワーク機器における保存日時を含んだ収集指示を送信する収集指示手段と、
前記収集指示に応答して前記担当アプリケーションサーバから送られてきたバックアップ情報を前記バックアップ情報記憶部に記録する記録手段とを備える。
本発明に係るバックアップ方法は、
複数のネットワーク機器の内の設定情報変更指示が入力されたネットワーク機器が、自装置の設定情報を変更し、
前記複数のネットワーク機器の内の設定情報保存指示が入力されたネットワーク機器が、自装置の設定情報記憶部に、現時点における自装置の設定情報と、該設定情報の保存日時とを記録し、
前記ネットワーク機器毎のバックアップ情報であって、そのネットワーク機器における設定情報と、そのネットワーク機器における設定情報の保存日時とを含むバックアップ情報が記録されるバックアップ情報記憶部を備えた管理サーバが、バックアップ処理の開始タイミングになったネットワーク機器が発生したとき、複数のアプリケーションサーバの中から前記ネットワーク機器のバックアップ処理を担当する担当アプリケーションサーバを求め、該求めた担当アプリケーションサーバに対して、前記バックアップ情報記憶部に記録されている、前記ネットワーク機器における保存日時を含んだ収集指示を送信し、
前記担当アプリケーションサーバが、前記バックアップ処理の開始タイミングになったネットワーク機器に対して保存日時取得要求を送信し、
該保存日時取得要求を受信したネットワーク機器が、自装置が備えている設定情報記憶部に記録されている保存日時を前記担当アプリケーションサーバへ送信し、
前記担当アプリケーションサーバが、前記ネットワーク機器から送られてきた保存日時と前記収集指示に含まれている保存日時とが同一でない場合、前記バックアップ処理の開始タイミングになったネットワーク機器に対して設定情報取得要求を送信し、
該設定情報取得要求を受信したネットワーク機器が、自装置が備えている設定情報記憶部に記録されている設定情報を前記担当アプリケーションサーバへ送信し、
前記アプリケーションサーバが、前記設定情報取得要求に応答して送られてきた設定情報と前記保存日時取得要求に応答して送られてきた保存日時とを含んだバックアップ情報を前記管理サーバへ送信し、
前記管理サーバが、前記アプリケーションから送られてきたバックアップ情報を前記バックアップ情報記憶部に記録する。
複数のネットワーク機器の内の設定情報変更指示が入力されたネットワーク機器が、自装置の設定情報を変更し、
前記複数のネットワーク機器の内の設定情報保存指示が入力されたネットワーク機器が、自装置の設定情報記憶部に、現時点における自装置の設定情報と、該設定情報の保存日時とを記録し、
前記ネットワーク機器毎のバックアップ情報であって、そのネットワーク機器における設定情報と、そのネットワーク機器における設定情報の保存日時とを含むバックアップ情報が記録されるバックアップ情報記憶部を備えた管理サーバが、バックアップ処理の開始タイミングになったネットワーク機器が発生したとき、複数のアプリケーションサーバの中から前記ネットワーク機器のバックアップ処理を担当する担当アプリケーションサーバを求め、該求めた担当アプリケーションサーバに対して、前記バックアップ情報記憶部に記録されている、前記ネットワーク機器における保存日時を含んだ収集指示を送信し、
前記担当アプリケーションサーバが、前記バックアップ処理の開始タイミングになったネットワーク機器に対して保存日時取得要求を送信し、
該保存日時取得要求を受信したネットワーク機器が、自装置が備えている設定情報記憶部に記録されている保存日時を前記担当アプリケーションサーバへ送信し、
前記担当アプリケーションサーバが、前記ネットワーク機器から送られてきた保存日時と前記収集指示に含まれている保存日時とが同一でない場合、前記バックアップ処理の開始タイミングになったネットワーク機器に対して設定情報取得要求を送信し、
該設定情報取得要求を受信したネットワーク機器が、自装置が備えている設定情報記憶部に記録されている設定情報を前記担当アプリケーションサーバへ送信し、
前記アプリケーションサーバが、前記設定情報取得要求に応答して送られてきた設定情報と前記保存日時取得要求に応答して送られてきた保存日時とを含んだバックアップ情報を前記管理サーバへ送信し、
前記管理サーバが、前記アプリケーションから送られてきたバックアップ情報を前記バックアップ情報記憶部に記録する。
本発明に係るプログラムは、
ネットワーク機器毎のバックアップ情報であって、そのネットワーク機器における設定情報と、そのネットワーク機器における設定情報の保存日時とを含むバックアップ情報が記録されるバックアップ情報記憶部を備えたコンピュータを、
バックアップ処理の開始タイミングになったネットワーク機器が発生したとき、複数のアプリケーションサーバの中から前記ネットワーク機器のバックアップ処理を担当する担当アプリケーションサーバを求め、該求めた担当アプリケーションサーバに対して、前記バックアップ情報記憶部に記録されている、前記ネットワーク機器における保存日時を含んだ収集指示を送信する収集指示手段、
前記収集指示に応答して前記担当アプリケーションサーバから送られてきたバックアップ情報を前記バックアップ情報記憶部に記録する記録手段として機能させる。
ネットワーク機器毎のバックアップ情報であって、そのネットワーク機器における設定情報と、そのネットワーク機器における設定情報の保存日時とを含むバックアップ情報が記録されるバックアップ情報記憶部を備えたコンピュータを、
バックアップ処理の開始タイミングになったネットワーク機器が発生したとき、複数のアプリケーションサーバの中から前記ネットワーク機器のバックアップ処理を担当する担当アプリケーションサーバを求め、該求めた担当アプリケーションサーバに対して、前記バックアップ情報記憶部に記録されている、前記ネットワーク機器における保存日時を含んだ収集指示を送信する収集指示手段、
前記収集指示に応答して前記担当アプリケーションサーバから送られてきたバックアップ情報を前記バックアップ情報記憶部に記録する記録手段として機能させる。
本発明によれば、ネットワーク機器の台数が多い場合であっても、バックアップ処理時間を十分に短くすることができるという効果を得ることができる。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[本発明の第1の実施の形態]
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態に係るバックアップシステムは、管理サーバ1と、複数台のアプリケーションサーバ(APサーバ)2−1〜2−Nと、複数台のネットワーク機器3−1〜3−Mとから構成され、それらはネットワークNWを介して相互に接続されている。なお、本実施の形態では、アプリケーションサーバ2−1〜2−Nには、それぞれIPアドレス「IPAP#1〜IPAP#N」が付与されている。また、ネットワーク機器3−1〜3−Mには、それぞれ装置名「装置名#1〜装置名#M」、IPアドレス「IP#1〜IP#M」が付与されている。
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態に係るバックアップシステムは、管理サーバ1と、複数台のアプリケーションサーバ(APサーバ)2−1〜2−Nと、複数台のネットワーク機器3−1〜3−Mとから構成され、それらはネットワークNWを介して相互に接続されている。なお、本実施の形態では、アプリケーションサーバ2−1〜2−Nには、それぞれIPアドレス「IPAP#1〜IPAP#N」が付与されている。また、ネットワーク機器3−1〜3−Mには、それぞれ装置名「装置名#1〜装置名#M」、IPアドレス「IP#1〜IP#M」が付与されている。
図2を参照すると、管理サーバ1は、送受信部11と、制御部12と、記憶装置13と、キーボード等の入力部14と、LCD等の表示部15とを備えている。
記憶装置13は、ディスク装置などによって実現されるものであり、管理情報記憶部131と、バックアップファイル記憶部132とを備えている。
管理情報記憶部131には、各ネットワーク機器3−1〜3−M用の管理情報が記録される。図3を参照すると、ネットワーク機器3−1用の管理情報には、起動フラグ1311と、装置名1312と、装置IPアドレス1313と、APサーバIPアドレス1314と、バックアップ開始時刻1315と、作業用領域1316と、世代管理数1317と、バックアップ用フォルダ1318とが含まれている。なお、他のネットワーク機器用の管理情報も同様の構成を有する。
起動フラグ1311は、バックアップ処理を実行するか否かを示すフラグであり、バックアップ処理を実行する場合にはONが、実行しない場合にはOFFが設定される。装置名1312には、ネットワーク機器3−1の装置名「装置名#1」が設定される。装置IPアドレス1313には、ネットワーク機器3−1のIPアドレス「IP#1」が設定される。APサーバIPアドレス1314には、ネットワーク機器3−1のバックアップ処理を担当するアプリケーションサーバ2−1のIPアドレス「IPAP#1」が記録される。バックアップ開始時刻には、ネットワーク機器3−1に対するバックアップ処理を開始する時刻「03:00」が記録される。作業用領域1316には、アプリケーションサーバ2−1がバックアップファイルを作成する際に使用する作業領域を示す情報「領域#1」が設定される。世代管理数1317には、管理すべき設定情報ファイルの世代数が設定される。バックアップ用フォルダ1318には、ネットワーク機器3−1のバックアップファイルを格納するフォルダを示す情報「NODE_ConfigBack/装置名#1/」が記録される。
バックアップファイル記憶部132には、各ネットワーク機器3−1〜3−Mの設定情報がファイルの形式で記録される。図4を参照すると、バックアップファイル記憶部132には、フォルダ<NODE_ConfigBack/>1321が作成され、その下位階層には、ネットワーク機器3−1〜3−M毎のフォルダ<装置名#1>〜<装置名#M>1322〜1323が作成されている。また、ネットワーク機器3−1用のフォルダ1322には、設定情報が記録されたファイル1324〜1326が3世代分記録されている。ファイル名は、シーケンシャル番号と、設定情報の保存日時と、ネットワーク機器3−1の装置名とから構成される。例えば、ファイル1324のファイル名「01_20121224_装置名#1」は、シーケンシャル番号「01」と、保存日時「20121224」と、装置名「装置名#1」とから構成されている。
送受信部11は、ネットワークNWを介してデータを送受信する機能を有する。
制御部12は、収集指示手段121と、記録手段122と、変更手段123とを備えている。
収集指示手段121は、一定時間毎(例えば、1時間毎)に、管理情報記憶部131を検索し、バックアップ開始時刻1315が、(前回の検索開始時刻)<(バックアップ開始時刻1315)≦(今回の検索開始時刻)を満たし、且つ、起動フラグ1311が「ON」になっている管理情報を探し出す機能や、上記条件を満たす管理情報を探し出した場合、探し出した管理情報中のAPサーバアドレス1314によって示されるアプリケーションサーバに対して、上記探し出した管理情報中の項目「装置名1312」「装置IPアドレス1313」「作業用領域1316」の内容と、フォルダ名<(装置名1312)>のフォルダに記録されている最新世代のファイルのファイル名中の保存日時とを含んだ収集指示を送信する機能を有する。
記録手段122は、アプリケーションサーバ2−1〜2−Nから送られてきたバックアップファイルをバックアップファイル記憶部132上の該当するフォルダに記録する機能を有する。
変更手段123は、管理者が入力部14から入力する変更指示に従って、管理情報記憶部131に記録されている管理情報を変更する機能を有する。より具体的には、管理者は、管理情報を変更するネットワーク機器の装置名と、変更する項目と、変更後の内容を含んだ変更指示を入力部14から入力する。例えば、ネットワーク機器3−1の管理情報中の起動フラグをOFFに変更する場合、管理者は、ネットワーク機器3−1の装置名「装置名#1」と、変更する項目「起動フラグ」と、変更後の内容「OFF」とを含んだ変更指示を入力部14から入力する。これにより、変更手段123は、装置名1312が「装置名#1」となっている管理情報中の起動フラグ1311の内容を「OFF」に変更する。
なお、管理サーバ1は、コンピュータによって実現可能であり、その場合には、例えば、次のようにする。コンピュータを送受信部11、収集指示手段121、記録手段122、及び変更手段123として機能させるためのプログラムを記録したディスク、半導体メモリ、その他の記録媒体を用意し、コンピュータに上記プログラムを読み取らせる。コンピュータは、読み取ったプログラムに従って自身の動作を制御することにより、自コンピュータ上に、送受信部11、収集指示手段121、記録手段122、及び変更手段123を実現する。
図5を参照すると、アプリケーションサーバ2−1は、送受信部21と、制御部22と、ディスク装置などの記憶装置23とを備えている。なお、他のアプリケーションサーバ2−2〜2−Nも同様の構成を有している。
送受信部21は、ネットワークNWを介してデータを送受信する機能を有する。
制御部22は、判定手段221と、設定情報取得手段222とを備えている。
判定手段221は、管理サーバ1からネットワーク機器3−j(1≦j≦M)の装置名「装置名#j」及びIPアドレス「IP#j」と、作業用領域「作業#j」とを含む収集指示が送られてくると、ネットワーク機器3−jに対して保存日時取得要求を送信する機能や、上記保存日時取得要求に応答してネットワーク機器3−jから送られてくる保存日時と、管理サーバ1から送られてきた収集指示中の保存日時とが同一であるか否かを判定する機能を有する。
設定情報取得手段222は、判定手段221で保存日時が同一でないと判定された場合、ネットワーク機器3−jに対して設定情報取得要求を送信する機能や、この設定情報取得要求に応答してネットワーク機器3−jから送られてきた設定情報を記録したバックアップファイルを、管理サーバ1へ送信する機能を有する。上記バックアップファイルのファイル名には、ネットワーク機器3−jの装置名「装置名#j」と、保存日時取得要求に応答してネットワーク機器3−jから送られてきた保存日時とが含まれる。
なお、アプリケーションサーバ2−1は、コンピュータによって実現可能であり、コンピュータによって実現する場合は、例えば、次のようにする。コンピュータを送受信部21、判定手段221、及び設定情報取得手段222として機能させるためのプログラムを記録したディスク、半導体メモリ、その他の記録媒体を用意し、コンピュータに上記プログラムを読み取らせる。コンピュータは、読み取ったプログラムに従って自身の動作を制御することにより、自コンピュータ上に、コンピュータを送受信部21、判定手段221、及び設定情報取得手段222を実現する。
図6を参照すると、ネットワーク機器3−1は、送受信部31と、制御部32と、ディスク装置などの記憶装置33とを備えている。なお、他のネットワーク3−2〜3−Mも同様の構成を有している。
記憶装置33上の設定情報記憶部331には、設定情報と、その保存日時とが記録されている。
送受信部31は、ネットワークNWを介してデータを送受信する機能を有する。
制御部32は、設定情報変更手段321と、設定情報保存手段322と、バックアップ手段323とを備えている。
設定情報変更手段321は、作業員によって入力部34から入力される設定情報変更指示に従って、自機器3−1の設定情報を変更する機能や、変更後の設定情報を図示を省略したメモリ上の一時記憶部に記録する機能を有する。
設定情報保存手段322は、作業員によって入力部34から入力される設定情報保存指示に従って、メモリ上の一時記憶部に記録されている変更後の設定情報と、保存日時(現在日時)とを設定情報記憶部331に記録する機能を有する。
バックアップ手段323は、アプリケーションサーバ2−k(1≦k≦N)から送られてくる保存日時取得要求に応答して、設定情報記憶部331に記録されている保存日時を読み出し、要求元のアプリケーションサーバ2−kへ送信する機能や、アプリケーションサーバ2−kから送られてくる設定情報取得要求に応答して、設定情報記憶部331に記録されている設定情報を読み出し、要求元のアプリケーションサーバ3−kへ送信する機能を有する。
なお、ネットワーク機器3−1は、コンピュータによって実現可能であり、コンピュータによって実現する場合は、例えば、次のようにする。コンピュータを送受信部31、設定情報変更手段321、設定情報保存手段322、及びバックアップ手段323として機能させるためのプログラムを記録したディスク、半導体メモリ、その他の記録媒体を用意し、コンピュータに上記プログラムを読み取らせる。コンピュータは、読み取ったプログラムに従って自身の動作を制御することにより、自コンピュータ上に送受信部31、設定情報変更手段321、設定情報保存手段322、及びバックアップ手段323を実現する。
次に、本実施の形態の動作について、図面を参照して詳細に説明する。
先ず、図7のフローチャートを参照して、ネットワーク機器3−1の設定情報を変更する場合の動作を説明する。
作業員は、ネットワーク機器3−1の設定情報を変更する際、入力部34から設定情報変更指示を入力する。これにより、ネットワーク機器3−1内の設定情報変更手段321が、図7のフローチャートに示すように、設定変更フラグをONとし、設定変更が行われたことを表示する(ステップS71)。その後、設定情報変更手段72は、自機器3−1の設定情報を変更し、変更後の設定情報をメモリ上に設けられた一時記憶部に記録する(ステップS72、S73)。
その後、作業員は、動作確認を実施し、設定情報に問題がなければ、入力部34から設定情報保存指示を入力する。これにより、設定情報保存手段322は、図8のフローチャートに示すように、設定変更フラグがONになっているか否かを判定する(ステップS81)。
そして、設定変更フラグがONになっている場合(ステップS81がYes)は、メモリ上の一時記憶部に記録されている変更後の設定情報と保存日時(現在日時)とを設定情報記憶部331に記録し、更に、設定変更フラグをOFFにし(ステップS82、S83)、その後、処理を終了する。これに対して、設定変更フラグがOFFになっている場合(ステップS81がNo)は、その処理を終了する。ここで、設定変更フラグの値により、保存処理を行うか否かを制御しているのは、次の理由からである。設定情報保存指示が入力されたときに、無条件で設定情報および保存日時を設定情報記憶部331に記録するようにすると、設定情報を変更していないときに、作業員が誤って設定情報保存指示を入力した場合であっても、保存日時が現在日時に変更されてしまい、その結果、実際には設定情報が変更されていないにもかかわらず、設定情報の収集処理が行われてしまうからである。
また、動作確認の結果、設定情報を元に戻したい場合は、作業員は、ネットワーク機器3−1に対し、再起動を指示する。これにより、制御部32は、設定情報記憶部331に記録されている設定情報を使用して自機器3−1を起動し、その後、設定変更フラグをOFFにする。従って、その後、作業員が誤って設定情報保存指示を入力しても、設定情報記憶部331に記録されている保存日時が変更されることはない。
次に、設定情報をバックアップする際の動作を説明する。
管理サーバ1内の収集指示手段121は、一定時間毎に、図9のフローチャートに示す処理を行う。先ず、収集指示手段121は、管理情報記憶部131に記録されている管理情報の1つに注目し、バックアップ開始時刻1315(図3参照)が、(前回の処理開始時刻)<(バックアップ開始時刻1315)≦(今回の処理開始時刻)を満たしているか否かを判定する(ステップS91、S93)。
そして、上記条件を満たしていない場合(ステップS93がNo)は、ステップS91の処理に戻る。これに対して、上記条件を満たしている場合(ステップS93がYes)は、起動フラグ1311がONになっているか否かを判定する(ステップS94)。
そして、起動フラグ1311がOFFになっている場合(ステップS94がNo)は、ステップS91に戻る。これに対して、ONになっている場合(ステップS94がYes)は、注目している管理情報中のAPサーバアドレス1314によって示されるアプリケーションサーバに対して、上記管理情報中の項目「装置名1312」「装置IPアドレス1313」「作業用領域1316」の内容と、フォルダ名<(装置名1312)>のフォルダに記録されている最新世代のファイルのファイル名中の保存日時とを含んだ収集指示を送する(ステップS95、図10のステップS101)。例えば、注目している管理情報が図3に示すものであり、管理情報記憶部131の内容が図4に示すものである場合、装置名「装置名#1」、装置IPアドレス「IP#1」、作業用領域「領域#1」、保存日時「20131212」を含んだ収集指示を、APサーバアドレス1314が「IPAP#1」のアプリケーションサーバ2−1へ送信する。収集指示手段121は、上述した処理を未注目の管理情報がなくなるまで(ステップS92がYesとなるまで)、繰り返し行う。
アプリケーションサーバ2−1内の判定手段221は、上記した収集指示を受信すると、図11のフローチャートに示すように、ネットワーク機器3−1に保存日時取得要求を送信する(ステップS111、図10のステップS102)。
ネットワーク機器3−1内のバックアップ手段323は、アプリケーションサーバ2−1から保存日時取得要求が送られてくると、図12のフローチャートに示すように、設定情報記憶部331から保存日時を読み出し、要求元のアプリケーションサーバ2−1へ送信する(ステップS121、S122、図10のステップS103)。
アプリケーションサーバ2−1内の判定手段221は、ネットワーク機器3−1から保存日時が送られてくると、送られてきた保存日時と、管理サーバ1から送られてきた収集指示中の保存日時とが同一であるか否かを判定する(ステップS112、図10のステップS104)。
そして、同一であると判定された場合(ステップS112がYes、ステップS104がYes)は、処理を終了する。これに対して、同一でないと判定された場合(ステップS112がNo、ステップS104がNo)は、設定情報取得手段222が、ネットワーク機器3−1に対して設定情報取得要求を送信する(ステップS113、ステップS105)。
これにより、ネットワーク機器3−1内のバックアップ手段323は、図13のフローチャートに示すように、設定情報記憶部331から設定情報を入力し、アプリケーションサーバ3−1へ送信する(ステップS131、S132、図10のステップS106)。
これにより、設定情報取得手段222は、作業領域231を利用して、ネットワーク機器3−1から送られてきた設定情報を記録したバックアップファイルであって、ネットワーク機器3−1の装置名「装置名#1」と、保存日時取得要求に応答してネットワーク機器3−1から送られてきた保存日時とをファイル名に含むバックアップファイルを作成し、管理サーバ1へ送信する(図11のステップS114、S115、図10のステップS107、S108)。
管理サーバ1内の記録手段122は、アプリケーションサーバ2−1からバックアップファイルが送られてくると、送られてきたバックアップファイルを、フォルダ<装置名#1>に記録する(図14のステップS141)。その際、ネットワーク機器3−1用の管理情報中の世代管理数1317を参照し、上記フォルダに記録されているファイル数が世代管理数1317を超える場合には、最も古いバックアップファイルを削除すると共に、各バックアップファイルのファイル名中のシーケンシャル番号を設定しなおす。また、新規に登録するバックアップファイルのファイル名には、適切なシーケンシャル番号を追加する。
[第1の実施の形態の効果]
本実施の形態によれば、ネットワーク機器の台数が多い場合であっても、バックアップ処理時間を十分に短くすることができるという効果を得ることができる。その理由は、複数のアプリケーションサーバで、バックアップ処理を分散して行っているからである。
本実施の形態によれば、ネットワーク機器の台数が多い場合であっても、バックアップ処理時間を十分に短くすることができるという効果を得ることができる。その理由は、複数のアプリケーションサーバで、バックアップ処理を分散して行っているからである。
また、本実施の形態では、管理情報の起動フラグがOFFになっているネットワーク機器については、保存日時の比較処理を行うことなく、バックアップ処理を行わないと判定するので、バックアップ時間を更に短くすることができる。
更に、本実施の形態では、設定情報保存指示が入力されても、設定変更フラグがONになっていなければ、設定情報記憶部に記録されている保存日時を変更しないので、設定情報を変更していないときに、作業員が誤って設定情報保存指示を入力した場合であっても、設定情報の収集処理が行われないようにすることができる。
[本発明の第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態に係る管理サーバについて説明する。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る管理サーバについて説明する。
図15を参照すると、本実施の形態に係る管理サーバは、バックアップ情報記憶部151と、収集指示手段152と、記録手段153とを備えている。
バックアップ情報記憶部151には、L2スイッチやL3スイッチ等のネットワーク機器毎のバックアップ情報であって、そのネットワーク機器における設定情報と、そのネットワーク機器における設定情報の保存日時とを含むバックアップ情報が記録される。
収集指示手段152は、バックアップ処理の開始タイミングになったネットワーク機器が発生したとき、複数のアプリケーションサーバの中から上記ネットワーク機器のバックアップ処理を担当する担当アプリケーションサーバを求め、求めた担当アプリケーションサーバに対して、バックアップ情報記憶部151に記録されている、上記ネットワーク機器における保存日時を含んだ収集指示を送信する。
記録手段153は、上記収集指示に応答して上記担当アプリケーションサーバから送られてきたバックアップ情報をバックアップ情報記憶部151に記録する。
本実施の形態によれば、ネットワーク機器の台数が多い場合であっても、バックアップ処理時間を十分に短くすることができるという効果を得ることができる。その理由は、複数のアプリケーションサーバに、バックアップ処理を分散して行わせているからである。
本発明は、設定情報を設定することが必要なネットワーク機器を構成要素とするネットワークに適用することができる。
1・・・管理サーバ
11・・・送受信部
12・・・制御部
121・・・収集指示手段
122・・・記録手段
123・・・変更手段
13・・・記憶装置
131・・・管理情報記憶部
132・・・バックアップ情報記憶部
14・・・入力部
15・・・表示部
2−1〜2−N・・・アプリケーションサーバ
21・・・送受信部
22・・・制御部
221・・・判定手段
222・・・設定情報取得手段
23・・・記憶装置
231・・・作業領域
3−1〜3−M・・・ネットワーク機器
31・・・送受信部
32・・・制御部
321・・・設定情報変更手段
322・・・設定情報保存手段
323・・・バックアップ手段
33・・・記憶装置
331・・・設定情報記憶部
34・・・入力部
151・・・バックアップ情報記憶部
152・・・収集手段
153・・・記録手段
11・・・送受信部
12・・・制御部
121・・・収集指示手段
122・・・記録手段
123・・・変更手段
13・・・記憶装置
131・・・管理情報記憶部
132・・・バックアップ情報記憶部
14・・・入力部
15・・・表示部
2−1〜2−N・・・アプリケーションサーバ
21・・・送受信部
22・・・制御部
221・・・判定手段
222・・・設定情報取得手段
23・・・記憶装置
231・・・作業領域
3−1〜3−M・・・ネットワーク機器
31・・・送受信部
32・・・制御部
321・・・設定情報変更手段
322・・・設定情報保存手段
323・・・バックアップ手段
33・・・記憶装置
331・・・設定情報記憶部
34・・・入力部
151・・・バックアップ情報記憶部
152・・・収集手段
153・・・記録手段
Claims (8)
- 管理サーバと、複数のアプリケーションサーバと、複数のネットワーク機器とを備え、
前記管理サーバは、
前記ネットワーク機器毎のバックアップ情報であって、そのネットワーク機器における設定情報と、そのネットワーク機器における設定情報の保存日時とを含むバックアップ情報が記録されるバックアップ情報記憶部と、
バックアップ処理の開始タイミングになったネットワーク機器が発生したとき、前記複数のアプリケーションサーバの中から前記ネットワーク機器のバックアップ処理を担当する担当アプリケーションサーバを求め、該求めた担当アプリケーションサーバに対して、前記バックアップ情報記憶部に記録されている、前記ネットワーク機器における保存日時を含んだ収集指示を送信する収集指示手段と、
前記収集指示に応答して前記担当アプリケーションサーバから送られてきたバックアップ情報を前記バックアップ情報記憶部に記録する記録手段とを備え、
前記複数のアプリケーションサーバは、それぞれ、
前記管理サーバから送られてくる収集指示に応答して、前記バックアップ処理の開始タイミングになったネットワーク機器に対して保存日時取得要求を送信し、該保存日時取得要求に応答して前記ネットワーク機器から送られてくる保存日時と前記収集指示に含まれている保存日時とが同一であるか否かを判定する判定手段と、
該判定手段で同一でないと判定された場合、前記バックアップ処理の開始タイミングになったネットワーク機器に対して設定情報取得要求を送信し、該設定情報取得要求に応答して前記ネットワーク機器から送られてきた設定情報と前記保存日時要求に応答して前記ネットワーク機器から送られてきた保存日時とを含むバックアップ情報を前記管理サーバへ送信する設定情報取得手段とを備え、
前記複数のネットワーク機器は、それぞれ、
設定情報記憶部と、
設定情報変更指示に応答して自装置の設定情報を変更し、設定情報保存指示に応答して現時点における自装置の設定情報と、該設定情報の保存日時とを前記設定情報記憶部に記録する設定情報変更手段と、
保存日時取得要求に応答して要求元のアプリケーションに対して前記設定情報記憶部に記録されている保存日時を送信し、設定情報取得要求に応答して要求元のアプリケーションサーバに対して前記設定情報記憶部に記録されている設定情報を送信するバックアップ手段とを備えたことを特徴とするバックアップシステム。 - 請求項1記載のバックアップシステムにおいて、
前記管理サーバは、
前記ネットワーク機器毎の起動フラグであって、そのネットワーク機器に対するバックアップ処理を実行するか否かを示す起動フラグが記録された管理情報記憶部と、
管理者によって入力される起動フラグ変更指示に従って、前記管理情報記憶部に記録されている起動フラグを変更する変更手段とを備え、且つ、
前記収集指示手段は、バックアップ処理の開始タイミングになったネットワーク機器が発生したとき、前記管理情報記憶部に記録されている前記ネットワーク機器の起動フラグが、バックアップ処理を実行することを示している場合は、前記担当アプリケーションサーバへ前記収集指示を送信し、バックアップ処理を実行しないことを示している場合には、前記担当アプリケーションサーバへ前記収集指示を送信しないことを特徴とするバックアップシステム。 - 請求項2記載のバックアップシステムにおいて、
前記管理情報記憶部には、ネットワーク機器毎の担当サーバ情報であって、そのネットワーク機器のバックアップ処理を担当するアプリケーションサーバを示す担当サーバ情報が記録され、
前記収集指示手段は、前記収集指示の送信先にする担当アプリケーションサーバを、前記担当サーバ情報に基づいて求めることを特徴とするバックアップシステム。 - 請求項1乃至3の何れか1項に記載のバックアップシステムにおいて、
前記設定情報取得手段は、前記ネットワーク機器から送られてきた設定情報と保存日時とを含む前記バックアップ情報として、前記設定情報が記録されたファイルであって、ファイル名に前記保存日時と前記ネットワーク機器の識別情報とを含むファイルを前記管理サーバへ送信することを特徴とするバックアップシステム。 - 請求項1乃至4の何れか1項に記載のバックアップシステムにおいて、
前記設定情報変更手段は、前記設定情報変更指示に応答して設定変更フラグをONとし、前記設定情報保存指示に応答して前記設定変更フラグがONになっているか否かを判定し、ONになっている場合に限り、現時点における自装置の設定情報と該設定情報の保存日時とを前記設定情報記憶部に記録すると共に、前記設定変更フラグをOFFとすることを特徴とするバックアップシステム。 - ネットワーク機器毎のバックアップ情報であって、そのネットワーク機器における設定情報と、そのネットワーク機器における設定情報の保存日時とを含むバックアップ情報が記録されるバックアップ情報記憶部と、
バックアップ処理の開始タイミングになったネットワーク機器が発生したとき、複数のアプリケーションサーバの中から前記ネットワーク機器のバックアップ処理を担当する担当アプリケーションサーバを求め、該求めた担当アプリケーションサーバに対して、前記バックアップ情報記憶部に記録されている、前記ネットワーク機器における保存日時を含んだ収集指示を送信する収集指示手段と、
前記収集指示に応答して前記担当アプリケーションサーバから送られてきたバックアップ情報を前記バックアップ情報記憶部に記録する記録手段とを備えることを特徴とする管理サーバ。 - 複数のネットワーク機器の内の設定情報変更指示が入力されたネットワーク機器が、自装置の設定情報を変更し、
前記複数のネットワーク機器の内の設定情報保存指示が入力されたネットワーク機器が、自装置の設定情報記憶部に、現時点における自装置の設定情報と、該設定情報の保存日時とを記録し、
前記ネットワーク機器毎のバックアップ情報であって、そのネットワーク機器における設定情報と、そのネットワーク機器における設定情報の保存日時とを含むバックアップ情報が記録されるバックアップ情報記憶部を備えた管理サーバが、バックアップ処理の開始タイミングになったネットワーク機器が発生したとき、複数のアプリケーションサーバの中から前記ネットワーク機器のバックアップ処理を担当する担当アプリケーションサーバを求め、該求めた担当アプリケーションサーバに対して、前記バックアップ情報記憶部に記録されている、前記ネットワーク機器における保存日時を含んだ収集指示を送信し、
前記担当アプリケーションサーバが、前記バックアップ処理の開始タイミングになったネットワーク機器に対して保存日時取得要求を送信し、
該保存日時取得要求を受信したネットワーク機器が、自装置が備えている設定情報記憶部に記録されている保存日時を前記担当アプリケーションサーバへ送信し、
前記担当アプリケーションサーバが、前記ネットワーク機器から送られてきた保存日時と前記収集指示に含まれている保存日時とが同一でない場合、前記バックアップ処理の開始タイミングになったネットワーク機器に対して設定情報取得要求を送信し、
該設定情報取得要求を受信したネットワーク機器が、自装置が備えている設定情報記憶部に記録されている設定情報を前記担当アプリケーションサーバへ送信し、
前記アプリケーションサーバが、前記設定情報取得要求に応答して送られてきた設定情報と前記保存日時取得要求に応答して送られてきた保存日時とを含んだバックアップ情報を前記管理サーバへ送信し、
前記管理サーバが、前記アプリケーションから送られてきたバックアップ情報を前記バックアップ情報記憶部に記録することを特徴とするバックアップ方法。 - ネットワーク機器毎のバックアップ情報であって、そのネットワーク機器における設定情報と、そのネットワーク機器における設定情報の保存日時とを含むバックアップ情報が記録されるバックアップ情報記憶部を備えたコンピュータを、
バックアップ処理の開始タイミングになったネットワーク機器が発生したとき、複数のアプリケーションサーバの中から前記ネットワーク機器のバックアップ処理を担当する担当アプリケーションサーバを求め、該求めた担当アプリケーションサーバに対して、前記バックアップ情報記憶部に記録されている、前記ネットワーク機器における保存日時を含んだ収集指示を送信する収集指示手段、
前記収集指示に応答して前記担当アプリケーションサーバから送られてきたバックアップ情報を前記バックアップ情報記憶部に記録する記録手段として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013085442A JP2014206949A (ja) | 2013-04-16 | 2013-04-16 | バックアップシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013085442A JP2014206949A (ja) | 2013-04-16 | 2013-04-16 | バックアップシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014206949A true JP2014206949A (ja) | 2014-10-30 |
Family
ID=52120426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013085442A Pending JP2014206949A (ja) | 2013-04-16 | 2013-04-16 | バックアップシステム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2014206949A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017150859A (ja) * | 2016-02-22 | 2017-08-31 | 株式会社キーエンス | 光学安全センサ用の設定支援装置、設定支援プログラム、光学安全システム及び光学安全センサ |
-
2013
- 2013-04-16 JP JP2013085442A patent/JP2014206949A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017150859A (ja) * | 2016-02-22 | 2017-08-31 | 株式会社キーエンス | 光学安全センサ用の設定支援装置、設定支援プログラム、光学安全システム及び光学安全センサ |
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