JP2016081161A - 管理装置管理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

管理装置管理装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 各情報処理装置から同期させるべき設定値の変更要求を受け付けた場合でも、最新の設定値が反映されるように更新する。
【解決手段】
管理装置において、各情報処理装置に設定された設定値の変更要求を受け付けた場合、前記管理装置が当該変更。ここで、管理装置が変更要求を受け付け可能な状態でないと判断した場合、各情報処理装置から取得する設定値の変更要求を時刻とともに受け付けて記憶手段に保留する。そして、前記変更要求を受け付け可能な状態であると判断した場合、記憶手段に保留されている各変更要求の時刻が最新時刻となる設定値で同期するように前記管理手段により管理される各設定値を更新することを特徴とする。
【選択図】 図8

Description

本発明は、管理装置管理装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
所定の機能処理を実行する情報処理装置では、動作を切り替える設定値であるコンフィグデータを記憶しているものが存在する。このような情報処理装置を複数台使用する環境では、それぞれの装置のコンフィグテータを個別に管理する必要があった。この手間を省くためコンフィグデータをネットワーク接続されたサーバ等の他の情報処理装置に保存して、情報処理装置毎のコンフィグテータや、全ての情報処理装置で共通に使用するコンフィグデータを管理する技術がある。
また、コンフィグデータは情報処理装置の状態や構成により変更してはいけない場合が存在する。このため、上記変更可、不可を制御するためにフラグを設ける技術も存在する。更にサーバで一元管理しているコンフィグテータを各情報処理装置に設定する様々な技術が存在する。
例えば、サーバで管理しているコンフィグデータをネットワーク参照可能な場所に配置し、各情報処理装置が参照することでコンフィグデータを管理する技術が存在する。更に情報処理装置でコンフィグデータが変更されたとき、変更内容をサーバに通知することで、サーバ側で情報処理装置側のコンフィグデータの変更を同期させる技術が存在する(例えば特許文献1)。
特開2009−171050号公報
上記の技術でコンフィグデータを管理すると、ネットワークの状態によりサーバで管理しているコンフィグデータと各情報処理装置のコンフィグデータで不一致が発生し、最新の更新が反映されない場合が存在する。例えば、ネットワークが切断されることで、サーバ側のコンフィグデータと不一致が発生している情報処理装置があるとする。その状態から、情報処理装置がコンフィグデータの更新を行い、ネットワーク復旧後にその旨をサーバに通知されると、サーバ側で変更不可となる場合がある。その場合、例え最新の変更であっても適用されない。これは意図しない状態で情報処理装置が動作することとなり問題である。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、各情報処理装置から同期させるべき設定値の変更要求を受け付けた場合でも、最新の設定値が反映されるように更新できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の管理装置は以下に示す構成を備える。
複数の情報処理装置と通信する管理装置であって、各情報処理装置から設定値の変更要求を受け付けて、それぞれの設定値が同期するように記憶手段に記憶させて管理する管理手段と、各情報処理装置に設定された設定値の変更要求を受け付けた場合、前記管理装置が当該変更要求を受け付け可能な状態であるかどうかを判断する判断手段と、前記管理装置が変更要求を受け付け可能な状態でないと判断した場合、各情報処理装置から取得する設定値の変更要求を時刻とともに受け付けて前記記憶手段に保留する保留手段と、前記変更要求を受け付け可能な状態であると判断した場合、前記記憶手段に保留されている各変更要求の時刻が最新時刻となる設定値で同期するように前記管理手段により管理される各設定値を更新する更新手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、各情報処理装置から同期させるべき設定値の変更要求を受け付けた場合でも、最新の設定値が反映されるように更新できる。
管理システムの構成を説明する図である。 管理システムのハードウエアの構成を説明する図である。 管理システムのソフトウエアの構成を説明する図である。 設定値管理サーバで管理されるデータの構成を示すブロック図である。 管理装置側の各データベースのデータの詳細を示す図である。 管理装置側の各データベースのデータの詳細を示す図である。 情報処理装置側の各データベースのデータの詳細を示す図である。 情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 管理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 管理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 管理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 管理システムの制御方法を説明するフローチャートである。 管理システムの構成を説明する構成図である。 管理システムの制御方法を説明するフローチャートである。 管理装置のデータ処理例を示すフローチャートである。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す管理装置、情報処理装置を含む管理システムの構成を説明する図である。本実施形態では、情報処理装置の一例として複合機を例として以下説明する。なお、以下の説明において、情報処理装置をデバイスと称する場合がある。また、本実施形態では、管理装置をサーバ装置で構成するものとする。本実施形態では、情報処理装置の例として複合機を例とするが、印刷機能を実行する画像形成装置にも本発明を適用することができる。
図1において、ネットワーク100には、設定値管理サーバ110、複合機120a、120bが接続されている。複合機については2台に限らず、1台でも良いし、2台以上の構成でも良い。以下、複合機120と表現している箇所については、複合機120aまたは複合機120b、あるいは複合機120a、複合機120bを含む全ての複合機を示している。また、設定値管理サーバ110は複合機とは別の情報処理装置の構成としているが、この構成に限らず、複合機に同居する構成(デバイスサーバ)でも構わない。また、複合機120aまたは複合機120bを総称する場合、複合機120と記す。
設定値管理サーバ110は、複合機120aや複合機120bの設定値を仮想デバイス設定として管理している。なお、設定値管理サーバ110は、仮想デバイス設定に変更があった場合、複合機120a、複合機120bからネットワーク100を介して変更差分取得要求を受け付けた際に差分を通知する。また、設定値管理サーバ110は、複合機120a、複合機120bから設定値の変更情報を受信した際には、自身の仮想デバイス設定の値を変更する。
複合機120は、複数種類の機能、例えばコピーやFAX等を実現する機器であり、内部にそれらの機能を実行するときに利用する設定値を記憶している。設定値に変更があった場合は、設定値管理サーバ110にネットワーク100を介して変更情報を通知する。また、複合機120は、設定値管理サーバ110から仮想デバイス設定の変更差分取得要求を送信し、取得した差分で自身の設定値の値を変更する。
なお、設定値によっては、複合機120a、複合機120b間のような複数の複合機間で値の同期をおこなうものも存在する。それらの設定値に関しては、設定値管理サーバ110上の仮想デバイス設定に変更があった場合は、複合機120a、複合機120b両方に設定値の変更情報が通知される。
また、複合機120a、複合機120bどちらかの設定値に変更があった場合は、初めに、設定値管理サーバ110に変更情報が通知され、その後、設定値管理サーバ110経由で他方の複合機にも変更情報が通知される。設定値管理サーバ110、複合機120についての詳細な説明については後述する。
図2は、図1に示した設定値管理サーバ110と複合機120のハードウエアの構成を示すブロック図である。
図2において、設定値管理サーバ110は、コントローラユニット200、操作部209、表示部210を含んでいる。コントローラユニット200は、CPU(Central Processing Unit)201を有している。CPU201は、ROM(Read Only Memory)202に格納されているブートプログラムによりOS(Operating System)を起動する。
CPU201は、このOS上で、HDD(Hard Disk Drive)204に格納されているアプリケーションプログラムを実行し、これによって各種処理を実行する。このCPU201の作業領域としてはRAM(Random Access Memory)203が用いられる。HDD204は、上記アプリケーションプログラムと複合機120の設定値の仮想デバイス設定等を格納する。仮想デバイス設定の管理方法に関する詳細については後述する。
CPU201には、システムバス208を介して、ROM202およびRAM203とともに、操作部I/F205、表示部I/F206、Network207が接続される。操作部I/F205は、マウス、キーボード等から成る操作部209とのインタフェースであり、操作部209によってユーザーにより入力された情報をCPU201に送出する。
表示部I/F206は、ディスプレイ等から成る表示部210に表示すべき画像データを表示部210に対して出力する。また、Network207は、ネットワーク100に接続され、ネットワーク100を介してネットワーク100上の各装置との間で情報の入出力をおこなう。
複合機120は、コントローラユニット220、操作部230、スキャナ231、プリンタ232を含んでいる。コントローラユニット220には、操作部230が接続されるとともに、画像入力デバイスであるスキャナ231や画像出力デバイスであるプリンタ232が接続される。
コントローラユニット220は、CPU(Central Processing Unit)221を有している。CPU221は、ROM(Read Only Memory)222に格納されているブートプログラムによりOS(Operating System)を起動する。CPU221は、このOS上で、HDD(Hard Disk Drive)224に格納されているアプリケーションプログラムを実行し、これによって各種処理を実行する。
このCPU221の作業領域としてはRAM(Random Access Memory)223が用いられる。また、RAM223は、作業領域を提供するとともに、画像データを一時記憶するための画像メモリ領域を提供する。HDD224は、上記アプリケーションプログラムや画像データ、各種設定値を格納する。複合機120における設定値の管理方法については後述する。
CPU221には、システムバス229を介して、ROM222およびRAM223とともに、操作部I/F226、デバイスI/F228、Network225、画像処理部227が接続される。操作部I/F226は、タッチパネルを有する操作部230とのインタフェースであり、操作部230に表示すべき画像データを操作部230に対して出力する。
また、操作部I/F226は、操作部230によってユーザーにより入力された情報をCPU221に送出する。デバイスI/F228には、スキャナ231およびプリンタ232が接続され、デバイスI/F228は、画像データの同期系/非同期系の変換をおこなう。
Network225は、ネットワーク100に接続され、ネットワーク100を介してネットワーク100上の各装置との間で情報の入出力をおこなう。画像処理部227では、スキャナ231からの入力画像処理やプリンタ232への出力画像処理、画像回転、画像圧縮、解像度変換、色空間変換、階調変換などの処理をおこなう。
図3は、図1に示した設定値管理サーバ110と複合機120のソフトウエアの構成を示すブロック図である。本例では、設定値管理サーバ110の設定値管理サービス300と、複合機120の複合機ファームウエア320とからソフトウエアが構成される例を示す。まず、複合機120の複合機ファームウエア320の詳細について説明する。
複合機ファームウエア320において、デバイス設定値保持手段323は、複合機120のコンフィグデータを、記憶部であるHDD224に保持する。複合機120は、デバイス設定値保持手段323によって保持されたコンフィグデータに基づいて動作の振る舞いを切り替える。コンフィグデータの例は図5Bの(C)を用いて後述する。
デバイス設定値管理手段322は、デバイス設定値保持手段323が保持するコンフィグデータの取得、更新を管理する。デバイス設定値管理手段322は、複合機120内の図示していない手段から設定値の取得要求を受け付けた場合、デバイス設定値保持手段323より該当の設定値を取得し返却する。デバイス設定値管理手段322は、設定値の変更要求を受け付けた場合、デバイス設定値保持手段323より該当設定値を更新するとともにデバイス設定値通信手段321を用いて変更する設定値の少なくとも設定値識別子と値を設定値管理サーバ110に通知する。また、デバイス設定値通信手段321が設定値管理サーバ110から設定値を取得した場合に、デバイス設定値管理手段322はデバイス設定値保持手段323を用いて取得した設定値を格納する。
デバイス設定値通信手段321は、設定値管理サーバ110と複合機120の設定値に関連する情報を通信する手段である。デバイス設定値通信手段321は、同期制御手段324から設定値管理サーバ110から変更された設定を取得するように依頼を受けた場合に、設定値取得要求を通知する。またデバイス設定値管理手段322から、設定値更新を受けた場合に、設定値更新要求を通知する。
デバイス識別子保持手段328は、設定値管理サーバ110が複合機120の個体を一意に特定するための個体識別子を記憶部であるHDD224に保持する。複合機120は、設定値管理サーバ110と通信する際に、デバイス識別子保持手段328によって保持された個体識別子を使用し、個体を特定する。
同期制御手段324は、設定値管理サーバ110との間で設定値の同期を制御する手段である。同期制御手段324は、設定値管理サーバ110に複合機120の情報を同期すべきタイミングを判断し、デバイス設定値通信手段321と、デバイス構成情報通信手段326を呼び出す。
なお、各通信手段を呼び出す際には、デバイス識別子保持手段328より、個体識別子を取得し受け渡す。同期制御手段324が、各通信手段を呼び出すタイミングは、一定時間毎でもかまわないし、デバイス動作(デバイス起動時や、スリープ移行、スリープ復帰時など)に応じたタイミングでもかまわない。例えば、同期制御手段324は、複合機120が起動したとき、デバイス構成情報通信手段326にデバイス構成情報の更新を依頼し、起動後は定期的にデバイス設定値通信手段321に複合機120の設定値の更新差分を取得する依頼をするなどの制御を行う。
デバイス構成情報収集手段327は、複合機120のデバイス構成情報を収集し、RAM223、もしくはHDD224に格納する。収集するデバイス構成情報は、機種を識別するための機種コードや、ファームウェアバージョン、アクセサリ構成、ソフトウェアライセンスなどが挙げられる、このデバイス構成情報は、後述するデバイス構成情報DB415に格納されるデバイス構成情報と同一の体系をもつ情報である
デバイス構成情報通信手段326は、設定値管理サーバ110とデバイス構成情報に関連する情報を通信する手段である。同期制御手段324から構成情報更新の依頼を受けた場合に、デバイス構成情報収集手段327を呼び出し、デバイス構成情報を収集し、収集した情報を個体識別子とともに設定値管理サーバ110に通知する。
次に設定値管理サーバ110が備える設定値管理サービス300について説明する。
設定値管理サービス300において、設定値管理サービス300は、複合機120のコンフィグデータを管理する機能を提供するサービスで、本実施形態では、設定値管理サーバ110で提供される例を示す。なお、図2では設定値管理サーバ110と複合機120が接続される構成を示しているが、これに限定するものではない。例えば、複合機120にて設定値管理サービス300を提供し、その複合機120に別の複合機120を接続してもかまわない。
以下では各手段を説明する。各手段で保持するデータベースの詳細については、図5A〜図5Cを用いて詳細に後述するため省略する。
設定値情報保持手段302は、後述する図4に示す設定値情報DB410をHDD204に格納する。
設定値情報取得手段303は、設定値情報保持手段302が格納している設定値情報DB410より、機種やバージョンを指定してその機種用の設定項目を取得できる。また設定値識別子を指定して、その設定値識別子に設定されているメタデータを取得することができる。
設定値情報更新手段301は、設定値情報保持手段302が格納している設定値情報DB410を更新する。設定値情報DB410には、機種・バージョン情報が含まれるため、管理する機種が追加された場合や、ファームウェアバージョンが更新された場合に設定値情報DB410を更新する必要がある。
共通設定保持手段307は、共通設定DB411をHDD204に格納する。
共通設定更新手段306は、設定値識別子を指定し、共通設定保持手段307が格納している共通設定DB411の設定値の設定タイプと値を更新する。設定値を更新した場合には、設定値を更新した時刻で最終更新日時を更新する。また、共通設定更新手段306は、共通設定DB411を更新すると同時に、登録デバイス管理DB412で管理している全ての複合機120に対して設定値を更新するため、仮想設定更新手段309に、設定更新を依頼する。
仮想設定保持手段308は、仮想デバイスDB413をHDD204に格納する。
仮想設定更新手段309は、仮想デバイスの設定更新を受け付けた際に、仮想設定保持手段308が格納している、仮想デバイスDB413を更新する。仮想デバイスの設定更新の要求は、複合機120から設定更新通知もしくは、構成情報更新通知を受け付けたデバイス通信手段310からの要求と、共通設定DB411を更新した共通設定更新手段306からの要求と、設定編集手段311からの要求がある。仮想設定更新手段309は、受け付けた要求の内容に応じて、仮想設定DB414もしくは、デバイス構成情報を更新する。
デバイス通信手段310は、複合機120からの受け付けた通信の内容に含まれる個体識別子を元に、デバイス識別手段305を呼び出し、個体識別子に対応する仮想デバイスを特定する。そして特定した仮想デバイスの仮想設定更新手段309に対して受け付けた通信内容を通知し、更新を依頼する。
登録デバイス管理情報保持手段304は、登録デバイス管理DB412をHDD204に格納する。
デバイス識別手段305は、個体識別子を受け付けて、登録デバイス管理情報保持手段304が格納している登録デバイス管理DB412からデバイスIDを特定することで複合機120を識別する。
設定編集手段311は、設定値管理サービス300が保持している各設定値情報DBを更新する手段である。本実施形態では、設定編集手段311から、共通設定DB411もしくは、特定の仮想デバイスDB413の仮想設定DB414を選択する。そして、選択したDBに含まれる設定値の編集を対応した共通設定更新手段306、もしくは、仮想設定更新手段309に指示する。
設定閲覧手段312は、設定値管理サービス300が保持している各設定値情報DBを閲覧する手段である。本実施形態では、設定閲覧手段312から、共通設定DB411もしくは、特定の仮想デバイスDB413の仮想設定DB414を選択し、選択したDBに含まれる設定値を閲覧できる。
保留設定保持手段314は、設定値保留DB416をHDD204に格納する。
保留設定更新手段315は、仮想デバイスの設定更新を受け付けた際に、ポリシー制御の状態で設定更新が行えない場合に、設定値保留DB416へ登録する。また、仮想デバイスの設定更新を行った後、不要となった設定値を設定値保留DB416から削除する。以上説明した各設定値の同期処理は、設定値管理サーバ110のNetwork207と、複合機120のNetwork225とがネットワーク100を介して通信することで行われる。
図4は、図1に示した設定値管理サーバ110で管理されるデータの構成を示すブロック図である。本例では、サーバ管理データ401は、管理データと、デバイスに関する設定値とから構成される例を示す。
図4において、管理データは、設定値情報DB410と、登録デバイス管理DB412から構成される。複合機120に関する設定値は、共通設定DB411と、仮想デバイスDB413、設定値保留DB416から構成される。仮想デバイスDB413は、仮想設定DB414と、デバイス構成情報DB415から構成される。仮想デバイスDB413は、設定値管理サーバ110と接続する複合機120と対応づけられる。そのため複合機120の数だけ仮想デバイスDB413は存在する。
次に、図4に示した各データベースのデータの詳細について図5A,図5Bを用いて説明する。
図5A、図5Bは、図4に示した各データベースのデータの詳細を示す図である。
図5Aの(A)は、設定値情報DB410に格納されるデータを示す。設定値情報DB410は設定値管理サーバ110で管理する各設定値に関するメタデータを格納するデータベースである。
図5Aの(A)において、設定値情報DB410には、複合機120と通信を行う際に設定値を識別するための設定値識別子、初期値、値域、適応機種/バージョン、設定値の使用条件が格納される。設定値情報DB410で管理する各設定値は、複合機120の機種やファームウェアのバージョンに依存して、設定値が存在するかどうか、設定値の値域や初期値が異なることがある。設定値情報DB項目表では、設定値識別子が"settings.print.density"で表される設定値は、機種Bではインストールされているファームウェアのバージョンにより設定値の値域や初期値が異なることを表している。
設定値の使用条件が設定された設定値は、デバイス構成情報を元に使用条件を満たしているか判定される項目である。設定値情報DB項目では、設定値識別子が"settings.send.compress_ratio"で表される設定値は、送信ライセンスを持つデバイスでのみ使用できることを表している。本実施形態では使用条件を満たしていない場合は初期値として設定する例で説明するが、使用条件が満たされていない設定値は、非表示にするか、初期値として設定するか、設定項目自体を持たないか等の処理を行ってもかまわない。
図5Aの(B)は、共通設定DB411に格納されるデータを示す。共通設定DB411は、設定値管理サーバ110によって設定値を管理する複数の複合機120の全てで値を共有して同期している設定値を管理するデータベースである。
図5Aの(B)において、設定値情報DB410に格納されている設定値識別子毎に、デバイス共通で設定値を管理するか、デバイス個別に設定値を管理するかを設定することができる。その設定状態は、設定タイプで表され、設定タイプが共通の場合にはデバイス共通管理、個別の場合にはデバイス個別管理を行う設定を表している。
共通設定DB411は、設定値情報DB410の全ての設定値識別子を保持し、各設定値識別子に設定タイプと、設定タイプが共通の場合には、対応する値と、ポリシー制御、設定値の最終更新日時が格納される。設定タイプが個別の場合には、対応する値と、ポリシー制御、最終更新日時は格納しない。ポリシー制御はその設定値の変更を許可するか、許可しないかを示す値である。例として示した共通設定DB411の項目のポリシー制御はON、OFFのフラグであるが、この限りではない。数値や文字列であっても構わない。設定値識別子は、設定値情報DB410の設定値識別子と同一の体系をもつ識別子である。
図5Aの(C)は、登録デバイス管理DB412に格納されるデータを示す。登録デバイス管理DB412は、設定値管理サーバ110によって設定値を管理する複合機120の個体を管理するデータベースである。
図5Aの(C)において、登録デバイス管理DB412には、同期する複合機120を一意に識別するためのデバイスIDや、複合機120の個体を識別する個体識別子等が格納される。
図5Aの(D)は、仮想デバイスDB413内の仮想設定DB414に格納されるデータを示す。仮想設定DB414は、設定値管理サーバ110によって管理される複数の複合機120の各々で値が異なる設定値を管理するデータベースである。なお、仮想設定DB414は複合機の個体に対応して複数存在するものとする。
図5Aの(D)において、仮想設定DB414は、共通設定DB411の設定タイプが共通となっている設定値識別子を格納した共通設定部分と、設定タイプが個別となっている設定値識別子を格納した個別設定部分から構成される。それぞれの設定値識別子に対応する値、設定値の最終更新日時が格納される。この設定値識別子は、設定値情報DB410の設定値識別子と同一の体系をもつ識別子である。
図5Bの(A)は、仮想デバイスDB413内のデバイス構成情報DB415で管理される複合機の個体毎のデバイス構成情報の内容を示す。デバイス構成情報DB415はこのデバイス構成情報を格納・管理するデータベースである。
図5Bの(A)において、デバイス構成情報は、複合機120の個体を識別する個体識別子、機種名、ファームウェアのバージョン、利用可能な機能を表すライセンス情報、個体が同期しているか一時停止中かを表す同期稼働状態などを含む。なお、機種名、ファームウェアのバージョン、ライセンス等は、設定値情報DB410に格納されているものと同一の体系をもつ。
図5Bの(B)は、設定値保留DB416に格納されるデータを示す。
図5Bの(B)において、設定値保留DB416は、設定値管理サーバ110で設定値が変更される場合、サーバの設定値を更新できないケースにおいて、受け付けた設定値を格納する。更新できないケースの例としては、サーバの設定値のポリシーがON(変更不可)で、受け付けた設定値のポリシーの変更がない、かつ、受け付けた設定値の更新日時がサーバの設定値の更新日時よりも未来のケースである。
設定値管理サーバ110は、上記で説明したサーバ管理データ401の各データベースを利用して、管理対象の複合機120の各々で異なる設定値を管理する。また、併せて管理対象の複合機全てで共通の設定値、および各設定値そのもののメタデータを一括管理することが可能である。
図5Cは、図1に示した複合機120のHDD224にデバイス設定値保持手段323が格納するデバイス設定値情報DBの構成の一例を示す図である。
図5Cにおいて、デバイス設定値情報DBは複合機120で使用する設定値を格納するデータベースである。デバイス設定値情報DBに格納される設定値は、設定値を識別するための設定値識別子、設定値の値、初期値、値域、表示条件等の要素から構成される。これらの要素は仮想設定DB414で管理されているものと同一の体系で管理されるものである。設定値管理サーバ110もしくは複合機120において設定値が変更された場合には、デバイス設定値情報DB項目に示されるデータのうち少なくとも設定値識別子および値、ポリシー制御を通信することにより設定値を同期する。
以下では複合機120で設定値が変更される場合の処理について説明する。
図6は、本実施形態を示す情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図1に示した情報処理装置の一例である複合機120でデバイス設定値が変更された場合の処理例である。なお、各ステップは、CPU221が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。以下、図3に示したモジュールを主体としてデバイス設定値管理手段322が、設定値の変更を受け付け、デバイス設定値保持手段323に保持するとともに設定値管理サーバに通知するまでの処理を説明する。このフローチャートはデバイス設定値管理手段322が、設定値変更を受け付けた時点から開始する。
S501で、デバイス設定値管理手段322は、例えば操作部230より、設定値の変更要求を受け付け、要求内容を読み出し、S502へ移行する。S502で、デバイス設定値管理手段322は、デバイス設定値通信手段321に本フロー内で変更した設定値識別子と値を設定値管理サーバ110に通知する。デバイス設定値通信手段321は、同期制御手段324から個体識別子を取得し、取得した個体識別子と受け付けた設定値識別子と値を含む変更された設定値の情報とを設定値管理サーバ110に通知し、本フローチャートは終了する。
図7は、本実施形態を示す管理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図1に示した複合機120から設定値変更通知を受け付けた場合に設定値管理サーバ110が実行する処理例である。特に、図7のフローチャートは、デバイス通信手段310が、複合機120からの通信を受け付け、仮想デバイス設定を更新するまでの処理例である。このフローチャートはデバイス通信手段310が、複合機120から通信を受け付けた時点からスタートする。なお、各ステップは、図2に示したCPU201が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。以下、図3に示したモジュールを主体として説明する。
S601で、デバイス通信手段310は、複合機120からの通信を受信する。受信した通信内容から、個体識別子、設定値識別子と値を抜き出し、S602へ移行する。
S602で、デバイス通信手段310は、抜き出した個体識別子をデバイス識別手段305に通知し、受け付けた個体識別子が、登録デバイス管理DB412にあるかを判定により特定する。登録デバイス管理DB412に個体識別子が存在する場合には、個体識別子から該当する仮想デバイスDB413を特定し、設定値識別子と値を仮想設定更新手段309に通知し、S603に移行する。
S603で、仮想設定更新手段309は、受け付けた設定値識別子と値で、仮想設定更新処理を実行する。仮想設定更新処理の詳細は図を用いて後述する。仮想設定更新処理が終了したら本処理を終了する。
図8は、本実施形態を示す管理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、定値管理サーバ110で、仮想設定更新手段309が、更新する設定の設定値識別子と値を受け付けて、仮想設定更新処理を実施する際に実行する処理例である。以下、仮想設定更新手段309が、設定更新要求を受け付けてから、仮想デバイスDBを更新するまでの処理を説明する。なお、各ステップは、図2に示したCPU201が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。以下、図3に示したモジュールを主体として説明する。
S701で、仮想設定更新手段309は、仮想設定保持手段308より受け付けた設定値識別子の設定値が存在するかを判断する。存在すると仮想設定更新手段309が判断した場合はS702へ移行し、存在しないと判断した場合はS706へ移行する。
S702で、仮想設定更新手段309は、受け付けた設定値でポリシーの更新があるかを判断する。ポリシーの更新があると仮想設定更新手段309が判断した場合はS704へ移行し、ポリシーの更新がないと判断した場合はS703へ移行する。
S703で、仮想設定更新手段309は、仮想設定保持手段308より受け付けた設定値識別子の設定値のポリシーを取得し、そのポリシー設定がON(変更不可)であるかを判断する。ポリシーがON(変更不可)の場合はS705へ移行し、ポリシーがOFF(変更可)の場合はS704へ移行する。
S704で、仮想設定更新手段309は、設定値保留DB416の比較更新処理を実行する。設定値保留DB416の比較更新処理の詳細は図を用いて後述する。設定値保留DB比較更新処理が終了したらS707へ移行する。
S705で、仮想設定更新手段309は、受け付けた設定値識別子、設定値、更新日時を保留設定更新手段315に通知する。保留設定更新手段315は、通知された設定値識別子、設定値、更新日時を設定値保留DB416へ登録する。設定値保留DB416への登録が完了したら本処理を終了する。
S706で、仮想設定更新手段309は、受け付けた設定値識別子、設定値、更新日時を仮想設定DB414へ登録する。仮想設定DB414への登録が完了したら本処理を終了する。
S707で、仮想設定更新手段309は、受け付けた設定値識別子を保留設定更新手段315へ通知する。保留設定更新手段315は、通知された設定値識別子の保留設定値を設定値保留DB416から削除する。設定値保留DB416からの削除が完了したら本処理を終了する。
図9は、本実施形態を示す管理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図1に示した設定値管理サーバ110で、仮想設定更新手段309が、保留DB比較更新処理の一例である。本例は、仮想設定更新手段309が、保留DB比較更新処理を開始し、受け付けた設定値識別子の設定値を更新するまでの処理例である。このフローチャートは仮想設定更新手段309が、保留DB比較更新処理を実行した時点からスタートする。なお、各ステップは、図2に示したCPU201が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。以下、図3に示したモジュールを主体として説明する。
S801で、仮想設定更新手段309は、受け付けた設定値識別子を保留設定保持手段314に通知する。仮想設定更新手段309は、保留設定保持手段314から保留設定値を取得し、存在するかを判断する。保留設定値が存在すると仮想設定更新手段309が判断した場合はS802へ移行し、存在しないと判断した場合はS804へ移行する。
S802で、仮想設定更新手段309は、受け付けた設定値の更新日時(設定値管理サーバ110で時刻を補正)と、保留設定保持手段314より取得した保留設定値の更新日時との時刻を比較する。保留設定値の更新日時の方が後の場合はS803へ移行する。受け付けた設定値の更新日時の方が後であると判断した場合はS804へ移行する。これにより、保留設定値の更新日時が最新時刻となる設定値に同期した設定値の同期処理が実行される。
S803で、仮想設定更新手段309は、受け付けた設定値識別子に対して、保留設定値、保留更新日時で仮想設定DB414を更新する。仮想設定DB414への更新が完了したら本処理を終了する。
S804で、仮想設定更新手段309は、受け付けた設定値識別子に対して、受け付けた設定値、受け付けた更新日時で仮想設定DB414を更新する。仮想設定DB414への更新が完了したら本処理を終了する。
図10は、本実施形態を示す管理装置の制御方法を説明するフローチャートである。以下、通信状態の変化、例えばネットワークとの接続が切断したり、回復したりするタイミングに合わせて、各複合機で共通設定となる設定値を同期するように制御する例を説明する。なお、各ステップは、図2に示したCPU201が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。以下、図3に示したモジュールを主体として説明する。
以下、具体的に設定値管理サーバ110で管理するデバイス設定値と複合機120で保持するデバイス設定値の間に不整合が発生している場合、最新の更新が反映されるようにする処理例である。
まず、設定値管理サーバ110と複合機120a、複合機120bとの間でデバイス設定値の同期が取られている状態とする。その中で、図5Aの(B)の設定値識別子"settings.auth.auto_logout"は、設定値タイプが共通であるため、複合機120a、複合機120bで同期が取られている。値は、図5Aの(D)に示すように120秒、ポリシー制御がOFF、更新日時が8:00である。
S901で、複合機120aのデバイス設定値を変更する(値変更なし、ポリシー制御ON、更新日時8:30)。S902へ移行する。
S902で、複合機120aは変更内容を設定値管理サーバ110へ通知する(ポリシー制御ON、更新日時8:30)。通知内容は図1の設定値管理サーバ110で説明した通り差分のみとなるため、値は通知しない。S903へ移行する。
S903で、設定値管理サーバ110は変更内容を受け付け、仮想設定更新処理から仮想設定DB414を更新し、S904へ移行する。
S904で、ネットワーク切断が発生したら、S905へ移行する。
S905では、ネットワーク切断が発生しているので、複合機120bは同期が取られない(値120秒、ポリシー制御OFF、更新日時8:00のまま)。S906へ移行する。
S906で、複合機120aのデバイス設定値を変更して(値60秒、ポリシー制御OFF、更新日時9:00)、S907へ移行する。
S907で、ネットワーク切断が発生しているので、複合機120aは設定値管理サーバ110へ変更内容を通知できない。S908へ移行する。
S908で、複合機120bのデバイス設定値を変更して(値30秒、ポリシー制御変更なし、更新日時9:30)、S909へ移行する。
S909で、ネットワークが復旧する。S910へ移行する。
S910で、複合機120bの変更直後にネットワークが復旧したため、複合機120bは設定値管理サーバ110へ変更内容を通知して(値30秒、更新日時9:30)、S911へ移行する。
S911で、設定値管理サーバ110は変更内容を受け付け、仮想設定更新処理を行う。受け付けたデバイス設定値のポリシー制御の変更がなく、設定値管理サーバ110のポリシー制御がONのため、設定値保留DB416に登録する。具体的には、値30秒、ポリシー制御OFF、更新日時9:30で、ポリシー制御は値が更新されたケースでしか発生しないため、自動的にOFFで登録する。そして、S912へ移行する。
S912で、ネットワークが復旧したため、複合機120aも変更内容を設定値管理サーバ110へ通知して(値60秒、ポリシー制御OFF、更新日時9:00)、S913へ移行する。
S913で、設定値管理サーバ110は変更内容を受け付け、仮想設定更新処理を行う。但し複合機120bの変更内容よりも更新日時が古く、そのまま仮想設定DB414を更新すると古いデータで上書きし問題となる。その為、設定値保留DB416と比較を行い、更新日時が後となる複合機120bにより保留された設定値保留DB416のデバイス設定値で更新する。
以上説明したように、本実施形態によれば、仮想設定DB414と同期する複合機120のデバイス設定値DB(図5C参照)で不整合が発生することなく、また、設定値変更が意図した内容で更新、同期され、正しい設定状態で動作することが可能となる。
〔第2実施形態〕
第1実施形態は、複合機120で設定値を更新した場合に、設定値管理サーバ110で設定値の保保留持、保留の適用を自動で行う例を示した。しかし、設定値を自動で更新したくない場合も存在する。そこで、本実施形態では、設定値の更新は、管理者が目視で確認しながら意図した更新とすることができる手法について説明する。本実施形態においては、第1実施形態と同一部分に関する説明は省略し、その差異についてのみ説明する。
図11は、本実施形態を示す管理システムの構成を説明する構成図である。ネットワーク100、設定値管理サーバ110、複合機120については、台1実施形態と同義とし、説明は省略する。
メールサーバ130は主として設定値管理サーバ110から接続され、メール送信目的で使用されるサーバである。メール送信の例としては、設定値管理サーバ110で何らかのエラーが発生したケース、設定値の更新で何らかの不整合が発生したケース等が考えられるが、この限りではない。
図12は、本実施形態を示す管理システムの制御方法を説明するフローチャートである。本例は、設定値管理サーバ110で、仮想設定更新手段309が、更新する設定の設定値識別子と値を受け付けて、仮想設定更新処理を実施する際に実行するフローチャートを示したものである。仮想設定更新手段309が、設定更新要求を受け付けてから、仮想デバイスDBを更新するまでの処理を記載したものである。なお、各ステップは、図2に示したCPU201が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。以下、図3に示したモジュールを主体として説明する。
S1101で、仮想設定更新手段309は、仮想設定保持手段308より受け付けた設定値識別子の設定値が存在するかを判断する。存在する場合はS1102へ移行し、存在しない場合はS1106へ移行する。
S1102で、仮想設定更新手段309は、受け付けた設定値でポリシーの更新があるかを判断する。ポリシーの更新がある場合はS1104へ移行し、ポリシーの更新がない場合はS1103へ移行する。
S1103で、仮想設定更新手段309は、仮想設定保持手段308より受け付けた設定値識別子の設定値のポリシーを取得し、そのポリシーがON(変更不可)であるかを判断する。ポリシーがON(変更不可)の場合はS1105へ移行し、ポリシーがOFF(変更可)の場合はS1104へ移行する。
S1104で、仮想設定更新手段309は、保留DB比較更新処理を実行する。保留DB比較更新処理の詳細は実施形態1と同義のため省略する。保留DB比較更新処理が終了したらS1107へ移行する。
S1105で、仮想設定更新手段309は、受け付けた設定値識別子、設定値、更新日時を保留設定更新手段315に通知する。保留設定更新手段315は、通知された設定値識別子、設定値、更新日時を設定値保留DB416へ登録する。設定値保留DB416への登録が完了したらS1108へ移行する。
S1106で、仮想設定更新手段309は、受け付けた設定値識別子、設定値、更新日時を仮想設定DB414へ登録する。仮想設定DB414への登録が完了したら本処理を終了する。
S1107で、仮想設定更新手段309は、受け付けた設定値識別子を保留設定更新手段315へ通知する。保留設定更新手段315は、通知された設定値識別子の保留設定値を設定値保留DB416から削除する。設定値保留DB416からの削除が完了したら本処理を終了する。
S1108で、仮想設定更新手段309は、設定値保留DB416へ登録されたことを示す情報をメールサーバ130経由で管理者へメール通知する。メール通知が完了したら本処理を終了する。
図13は、本実施形態を示す管理装置のデータ処理例を示すフローチャートである。本例は、設定値管理サーバ110が図12に示したメールサーバ130からメール通知を受けた管理者が設定値を更新する処理例である。なお、各ステップは、図2に示したCPU201が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。以下、図3に示したモジュールを主体として説明する。
S1201で、設定値管理サーバ110は設定編集手段311から管理画面を管理者へ提供し、設定値の編集を可能とする。管理者は編集を完了すると、S1202へ移行する。なお、管理画面での編集の一例としては、サーバ上の設定値と保留となっている設定値を比較表示し、どちらを採用するか選択できる構成。編集画面の構成としては比較表示に限らない。
S1202で、仮想設定更新手段309は、受け付けた設定値識別子を保留設定更新手段315へ通知する。保留設定更新手段315は、通知された設定値識別子の保留設定値を設定値保留DB416から削除する。設定値保留DB416からの削除が完了したら、本処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、設定値変更で発生した不整合を管理者の意思で更新する手段を提供することにより、常に正しい設定状態で動作することが可能となる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えばASIC)によっても実現可能である。
110 設定値管理サーバ
120 複合機

Claims (11)

  1. 複数の情報処理装置と通信する管理装置であって、
    各情報処理装置から設定値の変更要求を受け付けて、それぞれの設定値が同期するように記憶手段に記憶させて管理する管理手段と、
    各情報処理装置に設定された設定値の変更要求を受け付けた場合、前記管理装置が当該変更要求を受け付け可能な状態であるかどうかを判断する判断手段と、
    前記管理装置が変更要求を受け付け可能な状態でないと判断した場合、各情報処理装置から取得する設定値の変更要求を時刻とともに受け付けて前記記憶手段に保留する保留手段と、
    前記変更要求を受け付け可能な状態であると判断した場合、前記記憶手段に保留されている各変更要求の時刻が最新時刻となる設定値で同期するように前記管理手段により管理される各設定値を更新する更新手段と、
    を備えることを特徴とする管理装置。
  2. 前記更新手段による設定値が更新された後、前記保留手段に保留されていた設定値を削除する削除手段を備えることを特徴とする請求項1記載の管理装置。
  3. 前記設定値は、各情報処理装置で共通となる設定値と、各情報処理装置で個別となる設定値とを含むことを特徴とする請求項1または2記載の管理装置。
  4. 前記判断手段は、各情報処理装置に設定された設定値の変更要求を受け付けた場合、前記記憶手段に記憶されるポリシー設定の値に基づいて、前記管理装置が当該変更要求を受け付け可能な状態であるかどうかを判断することを特徴とする請求項1記載の管理装置。
  5. 前記保留手段は、各情報処理装置との通信状態が切断または回復する通信状態の変化に応じて、同期していない各情報処理装置の設定値を前記記憶手段に保留させることを特徴とする請求項1記載の管理装置。
  6. 前記保留手段により前記記憶手段に設定値が保留されることに応じて、その旨を管理者に通知する通知手段を備えることを特徴とする請求項1記載の管理装置。
  7. 前記通知手段は、前記その旨をメールで通知することを特徴とする請求項6記載の管理装置。
  8. 管理者により前記記憶手段に保留されたいずれかの情報処理装置の設定値が選択されることに応じて、前記更新手段は、管理手段が管理している各設定値を更新することを特徴とする請求項1または7のいずれかに記載の管理装置。
  9. 前記情報処理装置は、複合機、画像形成装置を含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の管理装置。
  10. 複数の情報処理装置と通信する管理装置の制御方法であって、
    各情報処理装置から設定値の変更要求を受け付けて、それぞれの設定値が同期するように記憶手段に記憶させて管理する管理工程と、
    各情報処理装置に設定された設定値の変更要求を受け付けた場合、前記管理装置が当該変更要求を受け付け可能な状態であるかどうかを判断する判断工程と、
    前記管理装置が変更要求を受け付け可能な状態でないと判断した場合、各情報処理装置から取得する設定値の変更要求を時刻とともに受け付けて前記記憶手段に保留する保留工程と、
    前記変更要求を受け付け可能な状態であると判断した場合、前記記憶手段に保留されている各変更要求の時刻が最新時刻となる設定値で同期するように前記管理工程により管理される各設定値を更新する更新工程と、
    を備えることを特徴とする管理装置の制御方法。
  11. 請求項10に記載の管理装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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