JP2014206137A - 高周波放電用点火コイル装置および高周波放電点火装置 - Google Patents

高周波放電用点火コイル装置および高周波放電点火装置 Download PDF

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Abstract

【課題】確実な絶縁破壊と高い放電電流の火花放電を実現できるコンパクトな点火コイル装置を実現する。
【解決手段】高圧ターミナルに接続され、高電圧の通過を防ぐコンデンサ116と、コンデンサ116に接続され、コンデンサ116とともに所定の周波数成分のみを通過させるバンドパスフィルタを構成するインダクタ117とを備え、インダクタ117に外部から高周波電流を供給する高周波放電用点火コイル装置において、更に、インダクタ117に流れる電流レベルを検出する電流レベル検出装置115を備え、かつ電流レベル検出装置115を、1次コイル111、2次コイル112、コンデンサ116、およびインダクタ117と共に、同一のパッケージ内に配置した。
【選択図】図1

Description

この発明は、主に内燃機関の運転に用いられる高周波放電用点火コイル装置および高周波放電点火装置に関するものである。
近年、環境保全、燃料枯渇の問題が提起されており、自動車業界においては、もこれらへの対応が急務となっている。
この対応の一例として、過給機を利用したエンジンダウンサイジング、軽量化により燃料消費量を飛躍的に改善する方法がある。
高過給状態になると、エンジン燃焼室内の圧力が燃焼を伴っていない状態でも非常に高くなり、この中では燃焼を開始するための火花放電を発生させることが困難になることが知られている。
この理由の一つに、点火プラグの高圧電極とGND(グランド)電極の間(ギャップ)で絶縁破壊を引起すための要求電圧が非常に高くなり、点火プラグの絶縁碍子部の耐電圧値を超えてしまう点がある。
この課題を解決するために、碍子部の耐圧を上げる研究がなされているが、実情では要求に対し十分な耐圧を確保することは困難であり、点火プラグのギャップ間隔を狭める手段をとらざるを得ない状況となっている。
しかしながら、点火プラグのギャップを狭めると、今度は電極部による消炎作用の影響が大きくなり、始動性の低下、燃焼性の低下を引起す点に課題が発生してしまう。
この問題を解決するためには、消炎作用によって電極部に取られる熱を上回るエネルギーを火花放電で与える、もしくは電極から少しでも遠いところで燃焼を引起す、といった回避手段が考えられ、例えば特許文献1に示すような点火コイル装置が提案されている。
特許文献1に開示された点火コイル装置は、従来の点火コイルにより点火プラグのギャップに火花放電を発生させ、この火花放電の経路にコンデンサによるミキサを介して高周波電流を流し込むことで高エネルギーの火花放電、かつ通常の火花放電よりも広範囲に拡がる放電プラズマを形成することを可能にするものである。
特開2012−112310号公報
特許文献1に示された従来の点火コイル装置は、高耐圧のコンデンサを用いて高電圧の系と大電流の系を分離/結合するものである。
コンデンサは一般的に温度特性を持っており、環境温度の変化に応じて容量値が変化するものである。
特許文献1に示された従来の点火コイル装置は、コンデンサの通過周波数帯域に応じた交流電流を火花放電の経路に投入するものであるので、このコンデンサの特性が温度により変化することで、火花放電の経路に投入される電流レベルが著しく変化し、安定して電流を投入できなくなるという課題を有している。
この発明は、従来の装置に於ける前述のような課題を解決するためになされたものであって、環境温度の変化によりコンデンサ容量が変化した場合でも安定して所望の交流電流を火花放電の経路に投入でき、効率良く大きな放電プラズマを形成することのできる高周波放電用点火コイル装置および高周波放電点火装置を提供することを目的とするものである。
この発明の高周波放電用点火コイル装置は、電流を流すことで磁束を発生、蓄積する1次コイルと、前記1次コイルと磁気結合され、前記蓄積したエネルギーを解放することにより所定の高電圧を発生し、外部装置にエネルギーを供給する高圧ターミナルに一端が接続される2次コイルと、前記高圧ターミナルに接続され、前記高電圧の通過を防ぐコンデンサと、前記コンデンサに接続され、前記コンデンサとともに所定の周波数成分のみを通過させるバンドパスフィルタを構成するインダクタとを備え、前記インダクタに外部から高周波電流を供給する高周波放電用点火コイル装置において、更に、前記インダクタに流れる電流レベルを検出する電流レベル検出装置を備え、かつ前記電流レベル検出装置を、前記1次コイル、前記2次コイル、前記コンデンサ、および前記インダクタと共に、同一のパッケージ内に配置したものである。
また、この発明の高周波放電点火装置は、前記高周波放電用点火コイル装置と、前記インダクタに高周波の電気エネルギーを供給する高周波電源と、前記電流レベル検出装置により検出した信号に応じて、前記高周波電源の出力を制御する制御回路とを備えたものである。
この発明の高周波放電用点火コイル装置によれば、環境温度の変化や、装置の定数のバラツキがあっても所望の電流レベルとなるように制御できるようになり、コンパクトな構成で効率良く高エネルギー放電を実現できる。
また、この発明の高周波放電点火装置によれば、大きな交流放電電流を早い周期で点火プラグの電極間に供給することができるので、簡素な構成で効率良く高エネルギー放電を実現すると共に、大きな放電プラズマを形成し、狭小ギャップの点火プラグを用いても始動性や燃焼性を損なうことがなくなるので、高過給ダウンサイジングによる軽量化や高圧縮比化による熱効率の向上等を行うことができるようになり、従って、エンジンの運転に利用する燃料を飛躍的に削減することが可能となり、CO2の排出量を大きく削減し、環境保全に貢献することができる。
この発明の実施の形態1に係わる高周波放電用点火コイル装置の構成図である。 この発明の実施の形態2に係わる高周波放電点火装置の回路構成図である。 実施の形態2に係わる高周波放電点火装置の動作を示すタイミングチャートである。
実施の形態1.
この発明実施の形態1による高周波放電用点火コイル装置は、高周波放電用点火コイルで作る高電圧により点火プラグの主プラグギャップ間に火花放電を発生させ、加えて、火花放電経路に高周波交流電流を流し込むことで、主プラグギャップ間に大きな放電プラズマを形成させる装置である。
図1(a)は、実施の形態1による高周波放電用点火コイル装置101の構成図である。
図1(a)において、高周波放電用点火コイル装置101は、電流を流すことで磁束を発生、蓄積する1次コイル111と、1次コイル111と磁気結合され、蓄積したエネルギーを解放することにより所定の高電圧を発生し、外部装置にエネルギーを供給する2次コイル112と、2次コイル112の一端に直列接続され前記高電圧の通過を防ぐコンデンサ116と、コンデンサ116に接続され、コンデンサ116とともに所定の周波数成分のみを通過させるバンドパスフィルタを構成するインダクタ117と共に、インダクタ117に流れる電流レベルを検出する電流レベル検出装置115を備え、これら1次コイル111、2次コイル112、コンデンサ116、インダクタ117、電流レベル検出装置115を同一のパッケージ内に配置している。
図1(a)において、1次コイル111の一端は端子Aに、もう一端は端子Bに接続され、2次コイル112の一端は端子Aに、もう一端は端子Eに接続されている。
1次コイル111と2次コイル112とはコア118を介して磁気的に結合されている。コンデンサ116の一端は高圧ターミナルである端子Eに、もう一端はインダクタ117に接続され、インダクタ117のもう一端は端子Cへと接続されている。
また、電流レベル検出装置115は、その一端を端子Dへと接続されている。
図1(b)は、高周波放電用点火コイル装置101の他の例を示す構成図で、図1(a)の構成に、容量電流系のノイズを抑制するための抵抗119を加えたものであって、この抵抗119は、端子Eと2次コイル112の一端との間に直列接続されている。
図1(a)(b)の高周波放電用点火コイル装置101は、端子Aをバッテリへと接続され、端子Bは、1次コイル111の通電を制御するためのスイッチング素子(図示せず)へと接続され、端子Cは、高周波電流を供給する高周波電源(図示せず)へと接続され、端子Dは電流レベル検出装置115により検出した信号に応じて高周波電源の出力を制御する制御装置(図示せず)へと接続され、端子Eは点火プラグへと接続され、エンジンの点火装置を構成する。
このように、実施の形態1においては、電流を流すことで磁束を発生、蓄積する1次コイル111と、1次コイルと磁気結合され、前記蓄積したエネルギーを解放することにより所定の高電圧を発生し、外部装置にエネルギーを供給する高圧ターミナルに一端が接続される2次コイル112と、に接続され、前記高電圧の通過を防ぐコンデンサ116と、コンデンサ116に接続され、コンデンサ116とともに所定の周波数成分のみを通過させるバンドパスフィルタを構成するインダクタ117とを備え、インダクタ117に外部から高周波電流を供給する高周波放電用点火コイル装置において、更に、インダクタ117に流れる電流レベルを検出する電流レベル検出装置115を備え、この電流レベル検出装置115を、1次コイル111、2次コイル112、コンデンサ116、およびインダクタ117と共に、同一のパッケージ内に配置したものである。
このように構成することにより、環境温度の変化や、装置の定数のバラツキがあっても所望の電流レベルとなるように制御できる高周波放電用点火コイル装置をコンパクトに実現し得ることが可能となる。
特に、電流レベル検出装置115を、1次コイル111、2次コイル112、コンデンサ116、およびインダクタ117と共に、同一のパッケージ内に配置することにより、高周波電源103の内部に電流検出用のカレントトランスを設ける場合に比べて低コスト、省スペースで構成できる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係わる高周波放電点火装置の構成について、図2を用いて説明する。
図2において、高周波放電点火装置は、点火プラグ102と、点火プラグ102に所定の高電圧を印加すると共に高周波交流電流を供給する高周波放電用点火コイル装置101と、高周波放電用点火コイル装置101に高周波の電気エネルギーを供給する高周波電源103と、高周波放電用点火コイル装置101、および高周波電源103の出力を制御する制御装置104とを備えている。
点火プラグ102は、第1の電極としての高圧電極102aと、高圧電極102aに対して所定の間隙である主プラグギャップを介して対向する第2の電極としての外側電極102bとを備えている。
高周波電源103は、高周波放電用点火コイル装置101のインダクタ117に接続されたハーフブリッジ構成によるスイッチング回路130と、スイッチング回路130を駆動するためのドライバ装置131とを備え、高周波放電用点火コイル装置101に高周波のエネルギーを供給する。
制御装置104は、運転状態や、電流レベル検出装置115により検出される電流レベルに応じて、高周波放電用点火コイル装置101や高周波電源103の動作方針を判断し、制御するマイクロプロセッサ140、電流レベル検出装置115の検出信号を受け、マイクロプロセッサ140へ受け渡すためのインターフェース141とを備えている。
高周波放電用点火コイル装置101は、コア118を介して、磁気的に結合された1次コイル111と2次コイル112、1次コイル111の通電を制御するスイッチング素子114とスイッチング素子114を駆動するためのドライバ装置113、点火プラグ102の高圧電極102a、外側電極102b間(主プラグギャップ)に絶縁破壊を引起す際に発生する容量電流系のノイズを抑制するための抵抗119とを備えている。
2次コイル112の一端は、抵抗119を介して、点火プラグ102の高圧電極102aに接続されており、コンデンサ116の一端は直接、点火プラグ102の高圧電極102aに接続されている。
抵抗119は、ノイズを抑制するためのものであって、エンジンの構造や配線状態によりノイズの発生が少ない場合には取り付けなくても良く、この場合には2次コイル112の一端は直接、点火プラグ102の高圧電極102aに接続され、コンデンサ116の一端も直接、点火プラグ102の高圧電極102aに接続される。
スイッチング素子114、ドライバ装置113は、ノイズ低減や効率化のため高周波放電用点火コイル装置101内に配置しても良いし、エンジンの小型化、低重心化等を目的とし、高周波放電用点火コイル装置の小型、軽量化のために高周波放電用点火コイル装置101の外側、例えば制御装置104の内部や、高周波電源103の内部に配置しても良い。
また、高周波放電用点火コイル装置101は、高周波電源103から供給される高周波電流を通し、2次コイル112で発生する高電圧が高周波電源103に印加されないようにブロックするためのバンドパスフィルタを構成するコンデンサ116とインダクタ117とを備えると共に、インダクタ117に流れる電流レベルを検出するための電流レベル検出装置として、インダクタ117と磁気的に結合している検出コイル115aを備えている。
電流レベル検出装置を構成する検出コイル115aは、インダクタ117と同じ巻き方向に巻かれている。
インダクタ117のコンデンサ116と接続される側を巻き始めと定義すると、検出コイル115aの巻き始め側は制御装置104へ、巻き終り側はバッテリへと接続されている。検出コイル115aの巻き方向や接続が異なると、インダクタ117に流れる電流を効率良く検出できなくなり、検出レベルが著しく低下したり、検出波形が歪み、検出誤差が大きくなる等の不具合を生じる。
検出コイル115aの巻き終りはバッテリへと接続することで、検出コイル115aと制御装置104との間の配線の断線有無の判断を容易にすることができる。
配線の断線を判断する必要がない場合、配線や構造を簡素化したい場合や、より精度良く検出したい場合等には、検出コイル115aの巻き終りをGND(グランド)へ接続しても良い。
前記断線判断の方法と併せて、本実施の形態2に於ける高周波放電点火装置の動作について、図3のタイミングチャートを用いて説明する。
図3は、図2における各部の信号を時系列に示すタイミングチャートである。
図3の信号Iは、図2における経路Iの矢印方向を正とした信号であって、制御装置104から出力され、高周波放電用点火コイル装置101を駆動するための電圧信号である。
図3の信号Wは、図2における経路Wの矢印方向を正とした信号であって、制御装置104が出力し、高周波電源103内のドライバ装置131へと供給される電圧信号であって、スイッチング回路130を動作させる期間を示している。
図3の信号Hは、図2における経路Hの矢印方向を正とした信号であって、高周波電源103の出力電流を示す電流信号である。
図3の信号Kは、図2における経路Kの信号であって、検出コイル115aにより検出される電流信号である。
図3の信号Pは、図2における経路Pの信号であって、インターフェース141によりピークホールドされた信号である。
図3の信号Fは、図2における経路Fの矢印方向を正とした信号であって、点火プラグ102の主プラグギャップに形成される火花放電経路に流れる放電電流を示す電流信号である。
図3のタイミングT0において、信号Iは既にHIGHとなっているので、高周波放電用点火コイル装置101内のスイッチング素子114はONの状態、1次コイル111は通電状態であり、コア118に磁束エネルギーが蓄積されつつある。
タイミングT1において、信号IをLOWに切替えると、高周波放電用点火コイル装置101内のスイッチング素子114により1次コイル111の通電は遮断され、コア118に蓄積された磁束エネルギーを解放、2次コイル112に誘導電圧が発生し、誘導電流が流れ始めると共に、点火プラグ102が潜在的に備えている対地間容量、およびコンデンサ116の充電が開始される。
タイミングT2において、点火プラグ102の対地間容量、およびコンデンサ116の充電電圧が、点火プラグ102の主プラグギャップの絶縁破壊電圧に達すると、主プラグギャップ間で絶縁破壊が起こり、火花放電経路が形成されると共に、前記容量に蓄積された電荷の放出による電流、いわゆる容量電流Icが火花放電経路に流れ込む。
容量電流Icがおさまった頃から交流電流を注入するように、制御装置104は信号WをタイミングT3でHIGHへと切替え、スイッチング回路130の動作を許可する。
タイミングT1からタイミングT3までの間隔は運転状況に応じて決まるマップ値や計算値にしておくと良い。
エンジン回転数や、負荷、温度の状態が変化すると、主プラグギャップ間の絶縁破壊電圧も変化し、これに応じてタイミングT2が変化するためである。
例えば700回転/分程度のアイドリング状態ではタイミングT1からタイミングT3までの間隔を50マイクロ秒とし、4000回転/分程度の全開負荷状態ではタイミングT1からタイミングT3までの間隔を100マイクロ秒とする。
またエンジン冷却水温が80℃を超えたら一律で10マイクロ秒を差し引くようにする。
スイッチング回路130は、信号Wにより、その動作が許可されると、主プラグギャップに形成される火花放電経路に向かって交流電流を送り込むように、スイッチング動作を開始する。
本実施の形態2においては、スイッチング回路130をハーフブリッジの構成とし、この後段にインダクタ117、コンデンサ116で構成されるバンドパスフィルタを配置しているので、このバンドパスフィルタの共振周波数に合わせて、ドライバ装置131は、ハーフブリッジのHIGH側スイッチ、LOW側スイッチが交互にON/OFFとなるように動作させる。
バンドパスフィルタの共振周波数に合わせてハーフブリッジ回路をスイッチングすることで、バンドパスフィルタ部のインピーダンスが最小となるので、経路Hに流れる高周波電源103の出力電流は最大となり、従って主プラグギャップ間の火花放電経路に最大の交流電流を送り込めるようになる。
主プラグギャップに形成された火花放電経路には、コア118に蓄積された磁束エネルギーの解放により、2次コイル112に流れる誘導電流(50m〜300mA程度)と、高周波電源103の出力電流(2〜10A程度)とを足し合わせた電流が、信号Fに示すように流れることになる。
制御装置104はタイミングT4においては、信号WをLOWへと切替え、ドライバ装置131の動作を停止させる。
ドライバ装置131の動作が止まると、主プラグギャップ間の火花放電経路への大きな交流電流の供給も止まる。
なお、タイミングT3からタイミングT4、投入する交流電流のレベルは、運転条件や放電状態等に依存して設定されるマップ値や計算値としておくと良い。
例えば、エンジン冷却水温が80℃未満でエンジン回転数が1000回転/分以下では、5Aピークの交流放電を500マイクロ秒区間投入、回転数が3000回転/分を上回った時点で5Aピークの交流放電を300マイクロ秒区間投入、4000回転/分を上回れば3Aピークの交流放電を300マイクロ秒区間投入のようにする。
エンジン冷却水温が80℃を超えたらタイミングT3からタイミングT4の間隔を一律で100マイクロ秒を差し引くようにする。
ここで、一般的にコンデンサは、温度特性を持っており、温度が高くなると容量値が低く、温度が低くなると温度が高くなることが知られている。
例えば、高周波放電用点火コイル装置101は、エンジンに直接取り付けられることを想定している。
つまりエンジンからの熱を受ける、エンジンの暖機状態の影響を受け、環境温度が大きく変化する、コンデンサ116の容量値が大きく変化してしまうといった問題を生じる。
バンドパスフィルタを構成するコンデンサ116の容量値が変化すると、当然、バンドパスフィルタの共振周波数、周波数特性も変化することになる。
前述の通り、バンドパスフィルタの共振周波数からずれるとバンドパスフィルタ部のインピーダンスが増加するため、経路Hに所望の電流を流し込めなくなってしまう場合が発生する。
例えば、ある運転条件において、経路Hに5アンペアピークの交流電流を流す要求があったとする。
コンデンサ116は、温度が30℃のとき、容量値が100pFであったとする。
このときに、マイクロプロセッサ140は、経路Hに目標レベルの交流電流を流すために、スイッチング回路130が2メガヘルツの周波数で動作するように指示し、実際に経路Hに5アンペアピークの交流電流を流せていたとする。
エンジンの動作が続いて、エンジン温度が上昇、コンデンサ116の温度も80℃まで上昇し、コンデンサ116の容量値は80pF程度まで下がってしまったとする。
このとき、バンドパスフィルタの共振周波数は、30℃だったときよりも高い側にシフトしていることになる。
前述同様、マイクロプロセッサ140は、スイッチング回路130が2メガヘルツの周波数で動作するように指示していたとすると、バンドパスフィルタのインピーダンスが高くなっているので、経路Hには3アンペアピークの交流電流しか流れておらず、結果、目標電流レベルとの乖離が生じ、大きな放電プラズマを形成できないといった不具合を生じてしまう。
また逆に、エンジンを停止させ、再始動した時点でエンジンは冷え切っており、コンデンサ116の温度は0℃まで下がっていた。
このときのコンデンサ116の容量値は120pF程度まで上がってしまっていたとする。
マイクロプロセッサ140は、スイッチング回路130が2メガヘルツの周波数で動作するように指示していたとすると、今度はバンドパスフィルタのインピーダンスが低くなっており、経路Hには8アンペアピークの交流電流が流れてしまっていた。
結果、目標電流レベルとの乖離が生じ、必要以上に大きな電流が点火プラグ102に流れ込むことで、高圧電極102aや外側電極102bが溶損してしまうといった不具合を生じてしまうこともある。
このような、要求と実際との乖離をなくすため、本実施の形態2の高周波放電点火装置では、インダクタ117に流れる電流レベルをモニタしながら、電流レベルが要求に対し低下すれば電流レベルが所望のレベルとなるようにスイッチング回路130の動作周波数を制御するようにした。
インダクタ117に流れる電流レベルをモニタするために、インダクタ117の磁束の経路に電流検出装置としての検出コイル115aを配置することで、電流レベルに応じた信号を得ることができるようにした。
この信号は、図2における経路Kに流れる電流信号であって、図3の信号Kに示されるような信号となる。
前述のように、検出コイル115aの一端はバッテリ端子に接続されているので、バッテリ電圧分シフトした信号が得られる
ここで、経路Kの断線判断について記述する。
経路Kが導通の状態で、インダクタ117に電流が流れていないのであれば、バッテリ電圧の信号とレベル一定となる。
インダクタ117に電流が流れているのであれば、図3のKのような信号となる。経路Kが断線しているのであれば、信号は、ゼロレベル(破線)に固定される。
これに応じてピークホールドであるインターフェース141の出力も、経路Kが導通の状態で、インダクタ117に電流が流れていないのであれば、バッテリレベル固定、インダクタ117に電流が流れているのであれば、電流レベルに応じた図3のPに示すレベル、経路Kが断線しているのであれば、ゼロレベル(破線)のようになり、従って、マイクロプロセッサ140は、前述のように経路Kが断線していることの判断ができる。
信号Kは、制御装置104内のインターフェース141へと入る。
インターフェース141はピークホールドの構成としている。
制御装置104内のマイクロプロセッサ140は、信号Kのレベルを判断するために、A/D変換器でこの信号を取り込む。
メガヘルツ帯の高周波交流信号をA/D変換器で取り込み、データ処理をするためには、高性能かつ高価なA/D変換器やマイコンが必要となってしまうので、本実施の形態2では、汎用の安価なマイクロプロセッサと、A/D変換器を用いて、信号レベルを読み取れるように、ピークホールド回路で構成されるインターフェース141を用意した。
A/Dの取込みが終れば、マイクロプロセッサ140は、ピークホールドをリセットするようにしている。
マイクロプロセッサ140はインターフェース141によりピークホールドされた信号PをタイミングT4以降で読み取って、要求電流レベルとの比較を行う。
信号レベルが要求電流レベルと公差以上に異なると判断される場合には、要求レベルとなるように、ドライバ装置131に指示を出し、スイッチング回路130の動作周波数を制御する。
この場合、バンドパスフィルタの共振周波数よりも必ず高い側の周波数でスイッチング回路130を制御するようにしておくと良い。
このようにしておけば、目標レベルよりも低ければスイッチングの周波数を下げる、目標レベルよりも高ければスイッチング周波数を高くすると一意に決めることができる。
もちろんバンドパスフィルタの共振周波数よりも必ず低い側の周波数でスイッチング回路130を制御するようにするとしておいても良い。
この場合は前記考え方が反転するだけである。
例えば、要求の電流レベルが5アンペアのときに、マイクロプロセッサ140は2メガヘルツでスイッチングするように指示していたとする。
対して検出コイル115aで検出し、インターフェース141を介して取り込んだ信号Pの読み値が3アンペアであれば、マイクロプロセッサ140はスイッチング回路130のスイッチング周波数が1ステップ下がる方向に制御する。
例えば、1ステップを100キロヘルツとすると、スイッチング周波数が1.9メガヘルツになるように指示する。
次の点火周期で再度信号Pの読み値が4アンペアであった場合、公差を±0.5アンペアとしていたならば再度1ステップ周波数を下げ、周波数を1.8メガヘルツにする。
再度信号Pの読み値を確認し5.1アンペアとなれば、目標5アンペア±0.5アンペア内におさまったので、このスイッチング周波数を維持するようマイクロプロセッサ140はドライバ装置131へと指示を出す。
暫く運転してコンデンサ116の温度が高くなると、バンドパスフィルタの共振周波数が高い側にシフトしてくる。
このとき信号Pの読み値が5.6アンペアになれば、マイクロプロセッサ140はスイッチング周波数が高くなる方向に1ステップ動かすように指示、スイッチング周波数が1.9メガヘルツになるようにスイッチング回路130を制御し、信号Pの読み値が4.6アンペアとなれば、このスイッチング周波数を維持するようマイクロプロセッサ140はドライバ装置131へと指示を出す。
以上のように、この発明の実施の形態2による高周波放電点火装置は、高周波放電用点火コイル装置101を含み、更に、インダクタ117に高周波のエネルギーを供給する高周波電源103と、電流レベル検出装置115により検出した信号に基づいて、高周波電源103の動作を制御する制御回路とを備えることにより、環境温度の変化や、装置の定数のバラツキがあっても所望の電流レベルとなるように制御できるようになり、不要な点火プラグ電極の消耗を防ぎ、大きな放電プラズマを効率良く形成し、狭小ギャップの点火プラグを用いても始動性や燃焼性を損なうことがなくなるので、高過給ダウンサイジングによる軽量化や高圧縮比化による熱効率の向上等を行うことができるようになり、従って、内燃機関の運転に利用する燃料を飛躍的に削減することが可能となり、CO2の排出量を大きく削減し、環境保全に貢献することができる。
特に、電流レベル検出装置115を、インダクタ117の磁束を検出する検出コイル115aで構成した場合には、別途カレントトランスといった大きく、高価なものを用意しなくても、既にある共振用のインダクタ117に検出用の巻線を一巻き追加するだけで、点火プラグ102に流し込む電流を主回路に影響をほとんど与えることなく検出でき、更に低コスト、省スペースを図ることができる。
この発明による高周波放電点火装置は、内燃機関を利用する自動車、二輪車、船外機、その他特殊機械などにも搭載され、燃料への着火を確実に行えるようになるので、内燃機関を効率良く運転できるようになり、燃料枯渇問題、環境保全に役立つものである。
なお、この発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
101 高周波放電用点火コイル装置、102 点火プラグ、102a 高圧電極、102b 外側電極、103 高周波電源、104 制御装置、111 1次コイル、112 2次コイル、113 ドライバ装置、114 スイッチング素子、115 電流レベル検出装置、115a 検出コイル、116 コンデンサ、117 インダクタ、118 コア、119 抵抗、130 スイッチング回路、131 ドライバ装置、140 マイクロプロセッサ、141 インターフェース
近年、環境保全、燃料枯渇の問題が提起されており、自動車業界においても、これらへの対応が急務となっている。
この対応の一例として、過給機を利用したエンジンダウンサイジング、軽量化により燃料消費量を飛躍的に改善する方法がある。
この発明の高周波放電用点火コイル装置は、電流を流すことで磁束を発生、蓄積する1次コイルと、前記1次コイルと磁気結合され、前記蓄積したエネルギーを解放することにより所定の高電圧を発生し、外部装置にエネルギーを供給する高圧ターミナルに一端が接続される2次コイルと、前記高圧ターミナルに接続され、前記高電圧の通過を防ぐコンデンサと、前記コンデンサに接続され、前記コンデンサとともに所定の周波数成分のみを通過させるバンドパスフィルタを構成するインダクタとを備え、前記インダクタに外部から高周波電流を供給する高周波放電用点火コイル装置において、更に、前記インダクタに流れる電流レベルを検出する電流レベル検出装置を備え、かつ前記電流レベル検出装置前記1次コイル、前記2次コイル、前記コンデンサ、および前記インダクタと共に、同一のパッケージ内に配置されると共に、前記電流レベル検出装置を構成する検出コイルは、前記インダクタの磁束を検出するコイルであって、前記インダクタの磁束に対し、前記インダクタと同方向に巻かれ、前記コンデンサと接続される側を前記インダクタの巻き始めとする場合に、前記コイルの巻き始め側を前記インダクタに流れる電流レベルの検出端子とし、前記コイルの巻き終り側を所定の電圧を有する端子またはGNDに接続されているものである。

Claims (7)

  1. 電流を流すことで磁束を発生、蓄積する1次コイルと、
    前記1次コイルと磁気結合され、前記蓄積したエネルギーを解放することにより所定の高電圧を発生し、外部装置にエネルギーを供給する高圧ターミナルに一端が接続される2次コイルと、
    前記高圧ターミナルに接続され、前記高電圧の通過を防ぐコンデンサと、
    前記コンデンサに接続され、前記コンデンサとともに所定の周波数成分のみを通過させるバンドパスフィルタを構成するインダクタとを備え、
    前記インダクタに外部から高周波電流を供給する高周波放電用点火コイル装置において、
    更に、前記インダクタに流れる電流レベルを検出する電流レベル検出装置を備え、かつ前記電流レベル検出装置を、前記1次コイル、前記2次コイル、前記コンデンサ、および前記インダクタと共に、同一のパッケージ内に配置したことを特徴とする高周波放電用点火コイル装置。
  2. 前記2次コイルは、前記高圧ターミナルに放射ノイズ抑制用の抵抗体を介して接続されていることを特徴とする請求項1に記載の高周波放電用点火コイル装置。
  3. 前記電流レベル検出装置は、前記インダクタの磁束を検出する検出コイルで構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の高周波放電用点火コイル装置。
  4. 前記電流レベル検出装置を構成する検出コイルは、前記インダクタの磁束に対し、前記インダクタと同方向に巻かれたコイルであって、
    前記コンデンサと接続される側を前記インダクタの巻き始めとする場合に、前記コイルの巻き始め側を前記インダクタに流れる電流レベルの検出端子とし、前記コイルの巻き終り側を所定の電圧を有する端子またはGNDに接続されていることを特徴とする請求項3に記載の高周波放電用点火コイル装置。
  5. 請求項1の高周波放電用点火コイル装置と、
    前記インダクタに高周波の電気エネルギーを供給する高周波電源と、
    前記電流レベル検出装置により検出した信号に応じて、前記高周波電源の出力を制御する制御回路とを備えた
    ことを特徴とする高周波放電点火装置。
  6. 前記高周波電源は、前記インダクタに接続されたスイッチング回路を含み、前記制御装置は、前記電流レベル検出装置により検出した信号に応じて、前記スイッチング回路の動作周波数を制御することを特徴とする請求項5に記載の高周波放電点火装置。
  7. 前記制御回路は、前記電流レベル検出装置により検出した信号に基づいて、前記電流レベル検出装置を含む電流経路の断線の有無を判断することを特徴とする請求項5または6に記載の高周波放電点火装置。
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