JP2014205170A - レーザ加工方法およびレーザ加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明は、レーザを伝播させたWJを用いて中空の被加工体を効率よく切断する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
実施形態のレーザ加工方法は、対象箇所に対してレーザLを伝播させた液体流を噴出し、液体流を導光材として対象箇所にレーザLを照射し対象箇所を切断加工するレーザ加工方法であって、レーザLを伝播させた液体流を第1の対象箇所に対して噴出させ、第1の対象箇所を貫通する第1の切断スリット32を形成する第1の切断ステップと、レーザLを伝播させた液体流に第1の切断スリットを通過させてレーザLを伝播させた液体流を第2の対象箇所に対して噴出させ、第2の対象箇所を貫通する第2の切断スリット33を形成する第2の切断ステップと、を備え、第2の対象箇所は第1の対象箇所と間隔を空けて配され、第1の切断スリット32は第2の切断スリット33よりもスリット幅が大きいものとする。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態はレーザ加工方法およびレーザ加工装置に関する。
金属材料、セラミックス、FRP(繊維強化プラスチック)などの切断加工プロセスとして、レーザ切断やウォータジェット(WJ)切断が用いられている。レーザ切断は、レーザ発振器から照射されたレーザ光を光学系により集光して被加工体に照射し、照射部を加熱溶融させる。そして、その溶融部を空気や酸素などのアシストガスを用いて吹き飛ばすことで切断する技術である。
一方、WJ切断は、高圧で水を被加工体に噴出し、噴射した部分を吹き飛ばして切断する技術である。水だけの場合と、水に研磨材を混入して行う場合とがあり、後者の場合には噴出された水の運動エネルギに研磨作用が付加されて切断能力が向上する。
さらに、レーザとWJを組み合わせた切断技術がある。この切断技術は例えば半導体基板など、比較的薄い被加工体を精密に加工する目的で用いられている。この方法では、WJにレーザ光を伝播させ、レーザ光とWJを同時に加工部に当てることにより切断能力が増大すると共に、加工部が切断と同時に水冷されるために非常にきれいな切断面が得られる。
また、加工部が切断と同時に水冷されるために、加熱により被加工体から発生する蒸気が生じにくい。そのため、被加工体が放射化された金属等である場合、放射化された蒸気が発生しにくく飛散しにくい。よって、切断加工の際に環境への影響が少ない。
また、切屑はWJに起因する廃水内に含有されるため、廃水を回収することで、放射化された切屑を容易に回収することができる。
椎原克典、外3名、「レーザとウォータジェットを組合せた厚板切断法」、溶接学会全国大会講演概要、2012年9月3日、91号、p.4−5
レーザを伝播させたWJを用いて被加工体を切断する場合、切断経路にWJに伝播させたレーザを当てる必要がある。そのため、配管やパイプ等の中空の被加工体を切断する場合、レーザを伝播させたWJを切断経路に沿って被加工体に照射するために、被加工体を回転させる必要がある。または、レーザ加工装置を切断経路に沿って移動させる必要がある。
しかし、被加工体が建造物や大型の構造物に設けられている配管やパイプ等である場合、被加工体を回転させることは困難である。また、被加工体の周囲に十分な空間が無い場合、被加工体の切断経路に沿ってレーザ加工装置を移動させることは困難であり、被加工体の切断は困難である。
本発明では、レーザを伝播させた液体流を用いて中空の被加工体を効率よく切断する方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、実施形態のレーザ加工方法は、対象箇所に対してレーザを伝播させた液体流を噴出し、液体流を導光材として対象箇所にレーザを照射し対象箇所を切断加工するレーザ加工方法であって、レーザを伝播させた液体流を第1の対象箇所に対して噴出させ、第1の対象箇所を貫通する第1の切断スリットを形成する第1の切断ステップと、レーザを伝播させた液体流に第1の切断スリットを通過させてレーザを伝播させた液体流を第2の対象箇所に対して噴出させ、第2の対象箇所を貫通する第2の切断スリットを形成する第2の切断ステップと、を備え、第2の対象箇所は第1の対象箇所と間隔を空けて配され、第1の切断スリットは第2の切断スリットよりもスリット幅が大きいものとする。
また、上記目的を達成するため、実施形態のレーザ加工装置は、対象箇所に対してレーザを伝播させた液体流を噴出し、液体流を導光材として対象箇所にレーザを照射し対象箇所を切断加工するレーザ加工装置であって、第1の対象箇所と第1の対象箇所と間隔を空けて配された第2の対象箇所を切断するために、レーザ加工装置の各部を制御する制御部を有し、制御部はレーザを伝播させた液体流を第1の対象箇所に噴出させて第1の対象箇所を貫通する第1の切断スリットを形成させ、レーザを伝播させた液体流に第1の切断スリットを通過させてレーザを伝播させた液体流を第2の対象箇所に対して噴出させ、第2の対象箇所を貫通し第1の切断スリットよりもスリット幅が狭い第2の切断スリットを形成するよう制御するものとする。
第1の実施形態のレーザ加工装置の概要を示すブロック図。 第1の実施形態における切断中のレーザ加工装置と配管の配管中心軸に平行な縦断面図。 (a)状態が安定しているウォータジェットの模式図と、(b)水滴状になったウォータジェットの模式図と、(c)径が広がったウォータジェットの模式図。 第1の切断スリットが形成された配管の斜視図。 第1の実施形態における第1の切断ステップのウォータジェットの噴出経路。 第1の実施形態における切断途中の配管の配管中心軸に平行な縦断面図。 第2の実施形態における第1の切断ステップのウォータジェットの噴出経路。 第4の実施形態における切断中のウォータジェットと配管の配管中心軸に平行な縦断面図。 第5の実施形態における切断中のウォータジェットと配管の配管中心軸に平行な縦断面図。
以下本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態について図1乃至図6を用いて説明する。図1は、第1の実施形態のレーザ加工装置の概要を示すブロック図である。図2は、第1の実施形態における切断中のレーザ加工装置と配管の配管中心軸に平行な縦断面図である。図3(a)は状態が安定しているウォータジェットの模式図であり、図3(b)は水滴状になったウォータジェットの模式図であり、図3(c)は径が広がったウォータジェットの模式図である。図4は第1の切断スリットが形成された配管の斜視図である。図5は第1の実施形態における第1の切断ステップのウォータジェットの噴出経路である。図6は第1の実施形態における切断途中の配管の配管中心軸に平行な縦断面図である。
なお、本実施形態において切断する対象物である被加工体は、原子力発電所等の施設に鉛直方向に設けられた配管2であるものとする。また、本実施形態において液体流は水で形成されているものとする。そして、水で形成された液体流をウォータージェット(WJ)と呼称する。
(構成)
以下、本実施形態の構成について説明する。図1を用いて、本実施形態のレーザ加工装置10について説明する。
レーザ加工装置10は、レーザLを出射するレーザ発振機11と、レーザLを施工ヘッド13に伝送する光学伝送手段12を有する。施工ヘッド13は、配管2の外側からWJを配管2に噴出する機構である。施工ヘッド13はWJを噴出する噴出孔21が配管2に対向するように、配管2の外側に設けられている。施工ヘッド13に伝送されたレーザLはWJに入射し、WJを伝播する。WJが配管2に噴出される際、レーザLも配管2に照射される。配管2の内、水流WとレーザLが照射されている部分を加工点と呼称する。
施工ヘッド13には、WJを形成する水を供給する水供給手段14と、WJの周囲を追随するように流れる気流Rを形成するガスを供給するガス供給手段15が接続している。
また、レーザ加工装置10は、切断加工中に加工点の位置を検出しその情報を制御部19に送信する加工位置測定手段18を有する。加工位置測定手段18が測定する加工点の位置とは、加工位置測定手段18から加工点までの距離(加工距離)であるものとする。
さらにレーザ加工装置10は、配管2に対して施工ヘッド13を移動させる施工ヘッド移動手段16を有する。施工ヘッド移動手段16は施工ヘッド13を水平方向及び垂直方向に移動させることが可能であり、また施工ヘッド13から噴出されたWJが回動するように施工ヘッド13を回動移動させることが可能である。
加工位置測定手段18、レーザ発振器11、光学伝送手段12、水供給手段14、ガス供給手段15、施工ヘッド移動手段16はいずれも制御部19に接続している。制御部19は、加工位置測定手段18で得られた加工距離の情報に基づいて、レーザ発振器11、水供給手段14、ガス供給手段15、光学伝送手段12、施工ヘッド移動手段16などの稼働状態を制御する。
以下、各構成の詳細を説明する。まず、レーザ発振器11について説明する。レーザ発振器11が出射するレーザLは、水中でのエネルギの減衰が小さいレーザが好ましく、本実施形態ではYAGレーザ第2高調波(波長532nm)である。しかし、最終的に被加工体2に照射されるレーザLが加工に十分なエネルギを有していれば良く、水による減衰を加味しても十分なエネルギのレーザを照射するものであれば良い。例えば、YAGレーザ基本波(波長1064nm)やUVレーザ(波長355nm)、ファイバレーザ(波長1070nm)等を用いることも可能である。
光伝送手段12は、レーザLをレーザ発振器11から施工ヘッド13に伝送するようレンズ、ミラー、テレスコープ、光ファイバ等の光学系部品で構成された光学伝送系であり、図1においては簡易的に単一のミラーのみを図示している。光伝送手段12としてミラーではなく、光ファイバを用いてレーザLをレーザ発振器11から施工ヘッド13に導いてもよい。
水供給手段14は水供給配管22を介して施工ヘッド13に接続され、ポンプ等により水を施工ヘッド13へ供給し加圧する。施工ヘッド13に供給される水は、外部から新しく供給されたものであってもよいし、WJとして噴出された廃水を再利用するものであってもよい。本実施形態おける施工ヘッド13に供給される水の一部は、廃水を再利用したものであることとする。水供給手段14は廃水を再利用するための廃水循環機構23を有する。
例えば廃水循環機構23は図2に示すように、配管2の周囲に設けられた廃水を収集するための廃水トレー24と、廃水トレー24内の廃水から不純物を取り除くろ過部26と、ろ過された廃水を施工ヘッド13に循環させる廃水循環ポンプ25とを備える。不純物とは、切断加工時に生じた切断屑等である。
なお、廃水循環ポンプ25は直接施工ヘッド13に接続し廃液を循環させるものとしてもよい。または図2に示すように、廃水循環ポンプ25は水供給手段14に接続し、水供給手段14を経由させて廃液を施工ヘッド13に循環させるものとしてもよい。
ガス供給手段15は、図2に示すようにガス供給配管27を介して施工ヘッド13に接続されている。ガス供給手段15から供給されるガスは不活性で軽いガスが好ましく、本実施形態ではヘリウムガスを用いるものとする。
加工位置測定手段18は配管2に対向するように施工ヘッド13に設けられ、例えば、レーザを用いた距離センサーや超音波を用いた距離センサーである。レーザによる距離センサーであれば、加工距離測定用のレーザを発光し加工点からの反射を受光し、発光と受光の時差を測定することで加工距離を測定することが可能である。また、超音波を用いたセンサーの場合も同様に、加工距離測定用の超音波を発信して加工点からの反射を受信し、発信と受信の時差を測定することで加工距離を測定することが可能である。
以下、施工ヘッド13の構成について、図2を用いて説明する。施工ヘッド13の内部には液体貯留手段としての水室29が形成されている。水室29には水供給配管22が接続されており、水供給配管22を介して水供給手段14から供給された水で満たされる。水室29には配管2に向かって開口するWJ噴出ノズル17が設けられている。WJ噴出ノズル17の開口部は噴出孔21である。水室29に満たされた水は、噴出孔21から噴出され、WJとして配管2に噴出される。
また、WJ噴出ノズル17の近傍にはガスノズル28が設けられており、ガスノズル28はWJに向かって開口している。ガスノズル28には、ガス供給手段15からガス供給配管27を介してガスが供給され、ガスがWJの周囲に噴出される。WJの周囲に噴出されたガスは、WJに追随する気流Rを形成する。
ガスノズル28はWJ噴出ノズル17の周囲に1個設けられるものとしてもよいが、複数を設けられるものとしてもよい。WJ噴出ノズル17の周囲に複数のガスノズル28が設けられている場合、WJの周囲にはより均一な気流Rが形成される。本実施形態では、ガスノズル28はWJ噴出ノズル17の周囲に等間隔に4個設けられているものとする。
また、ガスノズル28はWJ噴出ノズル17の周縁外側に設けられ、WJ噴出ノズル17と同心円状に開口するノズルであるものとしてもよい。ガスノズル28の位置や形状は、WJ周囲に均一な気流Rを形成できるよう適宜定めるのがよい。
施工ヘッド13には集光光学系30とウィンドウ31が設けられている。ウィンドウ31は水室29に水密に設けられており、水室29と集光光学系30の間に位置している。光学伝送手段12によって施工ヘッド13に伝送されたレーザLは、集光光学系30で集光され、ウィンドウ31を介して水室29内の水を通り抜け、WJ噴出ノズル17の噴出孔21を通ってWJに入射する。
(レーザLを伝播させたWJと気流Rについて)
以下、レーザLを伝播させたWJと気流Rとの関係について説明する。まず気流Rが形成される様子について説明する。図2において、水室29は水で満たされ、水室29内の水は噴出孔21からWJとして噴出され配管2に噴射されている。水室29は加圧されており、WJの流速は速い。高速で流れる流体の周囲の圧力は低くなるため(ベルヌーイの定理)、ガスノズル28から噴出されたガスはWJの周りを追随するように流れ、気流Rを形成する。
次にレーザLがWJを伝播する様子について説明する。WJには、レーザLを施工ヘッド13から加工点まで伝播させる導光材としての役割がある。レーザLの入射NA(開口数:Numerical Aperture)は、レーザ発振器11と集光光学系30により決定される。レーザ発振器11と集光光学系30の構成を調節することで、レーザLの入射NAを調節し、レーザLをWJに入射させることが可能である。
WJに入射したレーザLはWJ内部を透過し、WJとWJ周囲との界面(WJの表面)では屈折角の違いにより全反射し、WJ内部に折り返す。レーザLはWJ内で全反射を繰り返しながらWJ内を伝播する。そして、レーザLはWJが噴射されている加工点に照射される。加工点はレーザLのエネルギにより溶融し、溶融部はWJの勢いで吹き飛ばされて切断屑29として加工点から排除され、同時に加工点はWJにより冷却される。レーザLによる溶融とWJによる切断屑の除去及び加工点の冷却によって、切断加工が進んでいく。
次に、WJと気流Rの関係について説明する。適量の気流RはWJの状態を安定させる作用がある。WJの状態が安定しているとは、図3(a)に示すようにWJの径が一定であってWJが柱状であるということである。WJの状態が安定している場合、レーザLはWJの表面で全反射し、エネルギをほぼ保ったまま、WJ内を伝播する。そして、レーザLは加工点を十分に加熱して溶融させることが可能であり、溶融部はWJによって加工点から除去され冷却され、配管2の切断加工が進む。
一方、WJの周囲に適量の気流Rがない場合、WJの状態は安定しにくい。とくに噴出孔21からの距離が遠いほどWJの状態は不安定となる。例えば、WJは柱状ではなくなり、図3(b)に示すように連続して流れる水滴状になる。または、図3(c)に示すようにWJの径が噴出孔21近傍での径に比べて大きくなり、レーザLが全反射しなくなる場合がある。WJが柱状ではない部分ではレーザLは全反射せず、レーザLの一部または全部がWJの外部に放出される。すると、加工点に照射されるレーザLのエネルギが減少して加工点における加熱が不十分となり溶融量が減少し、切断スピードが低下して切断効率が下がる。または、切断不可能となる。
(レーザ切断方法および作用)
以下、本実施形態におけるレーザ加工装置10のレーザ加工方法について説明する。なお、施工ヘッド13を被加工体に対して移動させ切断加工を施す経路を切断経路34と呼称し、レーザ切断加工によって切断経路34に生じた溝を切断スリットと呼称する。切断スリットは、被加工体を貫通した溝と、被加工体を貫通するには至っていない溝との両方を指す。切断スリットにおいて、切断経路34と平行な方向及び切断深さ方向に垂直な方向をスリット幅方向と呼称し、スリット幅方向の切断スリットの幅をスリット幅と呼称する。
また、配管2のうち、レーザLを伝播させたWJを配管2の外側から直接噴出することが可能な部分を第1の壁面2aと呼称する。配管2のうち、第1の壁面によってレーザLを伝播させたWJから隔てられ、外側からレーザLを伝播させたWJを噴出させることができない部分を第2の壁面2bと呼称する。
まず、第1の切断ステップを行なう。第1の切断ステップでは、レーザLを伝播させたWJ及び気流Rを第1の壁面2aに噴出させる。そして図2及び図4に示すように、第1の壁面2aを貫通する切断経路34に沿った第1の切断スリット32を形成する。
第1の切断スリット32を形成する際、レーザLを伝播させたWJは配管2に図5に示すように噴出される。レーザLを伝播させたWJは配管2に対して、切断経路34と平行に繰り返し往復するように噴出され、かつ、スリット幅方向に噴出位置をずらしながら噴出される。
そして、第1の切断スリット32は、レーザLを伝播させたWJおよび気流Rが通過することが可能なスリット幅であるように形成される。第1の切断スリット32のスリット幅は例えば、WJの径の1.5〜2倍の長さであるものとする。
第1の切断スリット32が第1の壁面2aを貫通した後に、第2の切断ステップを行なう。第2の切断ステップではレーザLを伝播させたWJ及び気流Rに第1の切断スリット32通過を通過させ、レーザLを伝播させたWJ及び気流Rを第2の壁面2bに配管2の内面側から噴出させ、第2の壁面2bを貫通する第2の切断スリット33を形成する。
第1の切断スリット32のスリット幅が、WJ及びWJに追随する気流Rが通過するために十分な距離であるため、気流Rは第2の切断ステップにおける加工点まで到達することが可能である。そのため、WJは第2の切断ステップにおける加工点までレーザLを良好に伝播することが可能であり、第2の切断スリット33を迅速に効率よく形成することが可能である。
第1の切断スリット32及び第2の切断スリット33が繋がるように切断スリットを形成することにより、配管2を分断するように切断することが可能である。
第1の切断ステップ及び第2の切断ステップが行われている間、廃水循環ステップが行われる。廃水循環ステップでは、廃水トレー24がWJに起因する廃水を収集し、ろ過部26が廃水から切断屑を除去し、廃水循環ポンプ25が切断屑を除去された廃水を水供給手段14に搬送する。そして、切断屑を除去された廃水は再び施工ヘッド13からWJとして噴出され、WJの形成に利用される。
また、第1の切断ステップ及び第2の切断ステップが行われている間、随時加工位置測定ステップが行われる。加工位置測定ステップでは、加工位置測定手段18が加工距離を測定し、その情報を制御部19に送信する。そして制御部19は予め与えられた配管2の径や肉厚、施工ヘッド13と配管2の初期位置等の情報と、加工位置測定手段18から受信した加工距離の情報とに基づいて、配管2における加工点の位置を把握する。例えば、制御部19は加工位置測定手段18の情報を基に、第1の切断スリット32が第1の壁面2aを貫通したことを検出することが可能である。
なお、加工位置測定手段18は、施工ヘッド13の移動方向において噴出孔21の前方または後方に設けられることが好ましい。すると、配管2の径が大きい場合であっても、加工位置測定手段18から照射されたレーザや超音波は、第1のスリットを通過して第2の壁面の加工点に到達することが可能であり、第2の切断ステップにおいても加工距離を測定することが可能である。
また、加工位置測定手段18は照射するレーザや超音波の指向性を制御することが可能であるものとしてもよい。すると、加工距離を測定するためのレーザや超音波を加工点により正確に照射することが可能となり、より正確に加工距離を測定することが可能となる。
なお、レーザ加工装置10において配管2の切断は、制御部19がレーザ加工装置10の各部の稼動を制御することにより、自動で行なわれる。制御部19は配管2における加工点の位置にもとづいて、第1の切断ステップまたは第2の切断ステップの実施を自動で判断する。そして、第1の切断ステップまたは第2の切断ステップを実施するよう、レーザ加工装置10の各部の稼動を制御する。
また、第2の切断ステップにおいて、第2の切断スリット33の形成に寄与するWJは気流Rの存在によりレーザを良好に伝播しているWJである。つまり、WJが第1の切断スリット32を通過する際に、気流Rが通過するために必要な距離が、WJと第1の切断スリット32との間に十分に確保されていない場合、そのWJは第2の切断スリット33の形成に寄与しない。そのため、図6に示すように、第2の切断スリット33のスリット幅は、第1の切断スリット32のスリット幅よりも小さくなる。
(効果)
以下、本実施形態のレーザ加工方法およびレーザ加工装置10の効果について説明する。本実施形態のレーザ加工方法において、第1の切断スリット32のスリット幅は、レーザLを伝播させたWJ及び気流Rが通過できる程度に充分広くなっている。そのため、第2の切断スリット33を効率よく形成することが可能であり、配管2を効率よく切断することが可能である。よって、施設等に固定され、周囲でレーザ加工装置を移動させるだけの十分な空間が無い配管2であっても、効率よく切断加工することが可能である。
また、配管2が原子力発電所等に設置され放射化された配管である場合、効率よく配管の切断加工を行なうことができるため、作業時間を短縮することが可能であり、作業員の被ばく量を低減させることが可能である。
また、レーザ加工装置10は自動で配管の切断加工を行なうことができるため、さらに作業員の被ばく量を低減させることが可能である。
また、レーザLによる溶融と同時にWJが加工点を冷却するため、放射化された配管2の蒸気が生じにくい。そのため、環境への負担を低減することが可能である。
また、レーザ加工装置10は廃水循環機構23を備えており、廃水量を低減させることが可能である。さらに、放射化された切断屑は廃水に巻き込まれるため飛散しにくく、廃水処理機構23で回収することが可能である。よって、環境への負担を低減することが可能である。
なお、切断位置測定手段18は加工距離だけでなく、WJが噴出される側の配管2の表面から加工点までの距離(切断深さ)、および、配管2の径や肉厚を測定することが可能な構成であるものとしてもよい。すると、予め肉厚、施工ヘッド13と配管2の初期位置等が把握できない場合であっても、配管2の径、加工距離、切断深さの情報から制御部19は配管2内における加工点の位置を把握することが可能となる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について図を参照しながら説明する。図7は、本実施形態の第1の切断ステップにおけるウォータジェットの噴出経路である。なお、第1の実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態は、第1の切断ステップにおいて、第1の切断スリット32を形成する際、レーザLを伝播させたWJを配管2に図7に示すように切断経路34に沿ってウィービングさせながら噴出させる。WJを配管2にウィービングさせながら噴出するとは、WJを配管2に第1の切断スリット32のスリット幅方向に繰り返し往復させつつ、切断経路34と平行な方向に噴出位置をずらしながら噴出する、ということである。
また、本実施形態における施工ヘッド移動手段16は、施工ヘッド13をスリット幅方向に平行な方向に振動させる超音波振動子を備えるものとする。施工ヘッド移動手段16を超音波振動子でスリット幅方向に振動させながら、切断経路34に沿って施工ヘッド13を移動させることで、WJを切断経路34に沿ってウィービングさせながら噴出することができる。なお、第2の切断ステップの際には、超音波振動子は停止させる。
本実施形態におけるレーザ切断装置10およびレーザ切断方法は、第1の実施形態と同様の効果を奏する。また、本実施形態におけるレーザ切断装置10においては、超音波振動子の振幅を所望の幅に設定することで、制御部19で施工ヘッド移動手段16のスリット幅方向の移動方向を制御する必要がなくなる。そのため、制御部19及び施工ヘッド移動手段16の構成を簡素化することが可能である。よって、レーザ切断装置10の設置スペースを縮小することが可能である。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態及び第2の実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態の第1の切断ステップで配管2に噴出されるWJの径は、第2の切断ステップで配管2に噴出されるWJの径よりも大きい。WJの径は、噴出孔21の径や水供給手段14の水室29への加圧を調節することで変化させることが可能である。また、WJに伝播され加工点に照射されるレーザLのエネルギ密度は、その加工点において切断加工が最も効率よく行なわれるエネルギ密度になるよう制御される。なお、エネルギ密度は、レーザ発信機11、光学伝送手段12、集光光学系13を調節することで、変化させることが可能である。
第1の切断ステップで加工点に噴出されるWJの径が大きい分、第1の切断スリット32のスリット幅をより迅速に形成することが可能となる。よって、本実施形態のレーザ加工方法によれば、作業時間をより短縮することが可能であり、作業員の被ばく量をさらに低減させることが可能である。また、本実施形態のレーザ加工方法は、第1の実施形態と同様の効果を有する。
(第4の実施形態)
以下、第4の実施形態について図8を用いて説明する。図8は、第4の実施形態における切断中のウォータジェットと配管の配管中心軸に平行な縦断面図である。
なお、第1の実施形態乃至第3の実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態の第1の切断ステップ及び第2の切断ステップにおいて、レーザLを伝播させたWJは仰角に施工ヘッド13から噴出される。すると、図8に示すように配管2の中心軸に平行な投影面に置いて第1の切断スリット32及び第2の切断スリット32は、施工ヘッド13から見て仰角に形成される。
ここで、加工点付近に存在する廃水とWJの関係について記載する。加工点付近にはWJとして噴出された水である廃水が存在するが、WJが噴出する勢いによって、廃水はWJ近傍から押しのけられる。しかし、WJの勢いが弱い場合や加工点近傍が狭く廃水が加工点付近に多量に滞留している場合、WJは廃水を押しのけることができなくなり、廃水がWJに干渉する。すると、廃水と干渉している部分ではWJの表面が消失するため、レーザLが加工点に到達する前にWJの外部に放出し、切断加工が進まず、切断効率が低下する。
本実施形態において、第1の切断スリット32及び第2の切断スリット32は仰角に形成されるため、切断スリット内の廃水は、重力にしたがって、切断スリットの外部に流れていく。そのため、本実施形態においては、配管2の肉厚が厚く、切断スリットの切断深さが深くなる場合であっても、効率よく配管2を切断することが可能である。
(第5の実施形態)
以下、第5の実施形態について図9を用いて説明する。図9は、第5の実施形態における切断中のウォータジェットと配管の配管中心軸に平行な縦断面図である。
なお、第1の実施形態乃至第4の実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態の第1の切断ステップ及び第2の切断ステップにおいて、図8に示すようにレーザLを伝播させたWJは俯角に施工ヘッド13から噴出される。WJは重力加速度を得ることができ、加工点に噴出するWJの勢いは重力加速度の分だけ高まる。そのため、WJは加工点付近の廃水をより多く押しのけることが可能となる。よって、廃水による切断加工の阻害を低減することが可能であり、本実施形態においては、効率よく配管2を切断することが可能である。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。また、実施形態の組み合わせであってもよい。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、配管2は鉛直方向に設置された配管には限られない。水平方向やそれ以外の角度で設置された配管、配管の屈曲部等にも適用することが可能である。また、本実施形態において、切断加工する対象箇所は第1の壁面2aおよび第2の壁面2bであり、切断対象箇所は1つの構造物内に設定されている。しかし、切断を行なう対象箇所は複数の対象にまたがっていてもよく、間隔を空けて重ねられた2枚の板にも適用することが可能である。なお、配管2が水平方向に設置された配管である場合、配管2の内部に廃液が溜まり、第2の切断ステップにおいて廃液とWJが干渉し切断加工が阻害されることが考えられる。そのため、廃水がWJに干渉することを防ぐための工夫が必要である。たとえば、第2の切断ステップで配管2に噴出するWJの流速を早めることで、廃水がWJに干渉することを防ぐことができる。また、第1の切断スリット32から配管2に、廃水を吸引する管等を挿入することで、廃水がWJに干渉することを防ぐことができる。
また、被加工体は原子力発電所等に設けられた配管に限られない。他の施設に設けられた配管であってもよい。また、中空であれば配管以外のものであっても良い。また、被加工物の構成材料は炭素鋼に限られず、様々な金属やセラミック、樹脂等であるとしてもよい。
また、液体流はWJであるものとしたか、レーザLを伝播させることが可能であれば水以外の液体で形成するものとしてもよい。また、レーザLを吸収する液体であったとしても、加工点において十分な出力を保ったレーザを伝播可能であればよい。
また、WJを回動移動させる際は、施工ヘッド移動手段16で施工ヘッド13を移動させるのではなく、WJ噴出ノズル17を回動させるものとしてもよい。その際は、レーザLがWJ内に入射するよう、レーザ発振器11と集光光学系30等を調節する必要がある。
2・・・・・配管
2a・・・・・第1の壁面
2b・・・・・第2の壁面
10・・・・・レーザ加工装置
11・・・・・レーザ発振機
12・・・・・光学伝送手段
13・・・・・施工ヘッド
14・・・・・水供給手段
15・・・・・ガス供給手段
16・・・・・施工ヘッド移動手段
17・・・・・WJ噴出ノズル
18・・・・・加工位置測定手段
19・・・・・制御部
20・・・・・加工点
21・・・・・噴出孔
22・・・・・水供給配管
23・・・・・廃水循環機構
24・・・・・廃水トレー
25・・・・・廃水循環ポンプ
26・・・・・ろ過機構
27・・・・・ガス供給配管
28・・・・・ガスノズル
29・・・・・水室
30・・・・・集光光学系
31・・・・・ウィンドウ
32・・・・・第1の切断スリット
33・・・・・第2の切断スリット
34・・・・・切断経路
L・・・・・レーザ
WJ・・・・・ウォータジェット
R・・・・・気流

Claims (9)

  1. 対象箇所に対してレーザを伝播させた液体流を噴出し、前記液体流を導光材として前記対象箇所に前記レーザを照射し前記対象箇所を切断加工するレーザ加工方法であって、
    前記レーザを伝播させた液体流を第1の対象箇所に対して噴出させ、第1の対象箇所を貫通する第1の切断スリットを形成する第1の切断ステップと、
    前記レーザを伝播させた液体流に前記第1の切断スリットを通過させて前記レーザを伝播させた液体流を前記第2の対象箇所に対して噴出させ、前記第2の対象箇所を貫通する第2の切断スリットを形成する第2の切断ステップと、を備え、
    前記第2の対象箇所は第1の対象箇所と間隔を空けて配され、前記第1の切断スリットは前記第2の切断スリットよりもスリット幅が大きいレーザ加工方法。
  2. 前記第1の切断ステップで前記第1の対象箇所に噴出される前記液体流は、前記第2の切断ステップで前記第1の切断スリットを通過する前記液体流よりも、流方向に垂直な断面の径が大きい請求項1に記載のレーザ加工方法。
  3. 前記液体流は仰角に前記対象箇所に噴出される請求項1または請求項2のいずれか一項に記載のレーザ加工方法。
  4. 前記液体流は俯角に前記対象箇所に噴出される請求項1乃至請求項2のいずれか一項に記載のレーザ加工方法。
  5. 前記第2の切断ステップで前記第2の対象箇所に対して噴出する前記液体流の流速は、前記第1の切断ステップで前記第1の対象箇所に対して噴出する前記液体流の流速よりも速い請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のレーザ加工方法。
  6. 前記対象箇所中で前記液体流が噴出されている部分である加工点の位置を測定する加工位置測定ステップを備える、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のレーザ加工方法。
  7. 前記液体流に起因する廃液を収集し、前記廃液から切断屑を除去し、前記切断屑が除去された前記廃液を前記液体流の形成に利用する廃液循環ステップを備える、請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載のレーザ加工方法。
  8. 対象箇所に対してレーザを伝播させた液体流を噴出し、前記液体流を導光材として前記対象箇所にレーザを照射し前記対象箇所を切断加工するレーザ加工装置であって、
    第1の対象箇所と前記第1の対象箇所と間隔を空けて配された第2の対象箇所を切断するために、前記レーザ加工装置の各部を制御する制御部を有し、
    前記制御部は前記レーザを伝播させた液体流を前記第1の対象箇所に噴出させて前記第1の対象箇所を貫通する第1の切断スリットを形成させ、
    前記レーザを伝播させた液体流に前記第1の切断スリットを通過させて前記レーザを伝播させた液体流を前記第2の対象箇所に対して噴出させ、前記第2の対象箇所を貫通し前記第1の切断スリットよりもスリット幅が狭い第2の切断スリットを形成するよう制御する前記レーザ加工装置。
  9. 前記液体流に起因する廃液を収集するトレー部と、
    前記トレー部に収集された前記廃液から切断屑を除去するろ過部と、
    前記液体流を噴出する施工ヘッドに前記切断屑が除去された前記廃液を循環させる廃液循環ポンプとを備える、請求項8に記載のレーザ加工装置。
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