JP2014204572A - 電源装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電圧を負荷に出力する電圧出力部の電圧降下による電力損失を低減することができる。
【解決手段】第1コンバータ100、第2コンバータ101と、平滑部108と、MOSFET103、202と、スイッチング制御部201と、電圧検知部107と、動作検知部106と、接続切替部105を備え、接続切替部は電圧検知部が第2コンバータからの電圧出力を検知し、かつ動作検知部がスイッチング制御部の動作状況を検知した場合には、MOSFET103をオフして第1コンバータから平滑部への電力供給を遮断し、電圧検知部が第2コンバータは電圧を出力していないことを検知した場合、又は動作検知部がスイッチング制御部は動作していないことを検知した場合には、MOSFET103をオンして第1コンバータから平滑部へ電力を供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の電源を接続し、1つの電源として動作する電源装置、及びその電源装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、複数の電源をオア(OR)接続して1つの電源として動作するような電源装置においては、例えば図9(a)に示す特許文献1のような回路構成となっている。図9(a)において、ダイオード400のアノード端子(A)には出力電圧Vout1の第1コンバータ100が接続され、ダイオード401のアノード端子(A)には出力電圧Vout2の第2コンバータ101が接続されている。そして、ダイオード400とダイオード401の各カソード端子(C)が接続され、第1コンバータ100、第2コンバータ101の出力電圧が出力電圧Vout3として出力されると共に、他方の電源へ電流が流れ込まないような回路構成となっている。
また、例えば特許文献2では、入力電圧と出力電圧を比較する差動増幅器の出力によりMOS(Metal Oxide Semiconductor)型FET(電界効果トランジスタ)(以下、MOSFETという)の導通状態を制御する回路が提案されている。図9(b)は特許文献2で提案された回路であり、入力電圧Vinと出力電圧Voutの電流経路上に設置された接続切り替え用のMOSFET500のドレイン端子(D)とソース端子(S)に、それぞれ対となるトランジスタ501、502が接続されている。そして、MOSFET500のドレイン端子とソース端子の電圧に電圧差がある場合には、トランジスタ501、502のベース端子に流れるベース電流IB1、IB2の電流値に基づいて、MOSFET500の導通、非導通の制御が行われる。
特開2003−102174号公報 特許第4091467号公報
ところで、図9(a)に示した従来例の回路構成では、2つの電源の接続部であるダイオード400、401の順方向電圧Vf1、Vf2の電圧降下による電力損失が大きく、装置の電力効率を低下させる要因となっている。特に、第1コンバータ100、第2コンバータ101の出力が低電圧の回路構成の場合には、順方向電圧の電圧降下が0.3V〜0.4Vと低いショットキーバリアダイオードを使用した場合でも、電圧降下による電力損失の割合は出力電圧に対して大きくなる。例えば、出力電圧として3Vを出力する場合に、順方向電圧の電圧降下が0.3Vであった場合、出力電力に対して10%程度の損失となる。また、ダイオード400、401の電力損失は、ダイオードに流れる電流と順方向電圧との積により算出される。従って、第1コンバータ100、第2コンバータ101の出力電流が増大すると、ダイオード400、401の電力損失も大きくなる。そのため、ダイオードの熱暴走を防止するために、放熱板の設置や強制的に空冷するためのファンが必要となる課題があった。
また、図9(b)に示した従来例の回路は、図9(a)のダイオードの代わりに、MOSFET500を用いて、ドレイン−ソース端子間の電圧差で動作するように構成したトランジスタ501、502をMOSFET500に接続した回路構成である。更に、図10(a)は、図9(b)に示した回路を介して第1コンバータ100、第2コンバータ101を接続し、第1コンバータ100からの出力電圧Vout1と、第2コンバータ101からの出力電圧Vout2を切り替える回路構成を表した図である。図10(a)において、出力電圧Vout1と出力電圧Vout2が略同じ電圧で、MOSFET500、600が共に導通状態だとする。このとき、負荷111の消費電力が大きく、第1コンバータ100が小電力用電源であった場合には、第1コンバータ100の性能を超えた出力電流がMOSFET500を経由して負荷111に流れてしまうことがある。その結果、第1コンバータ100が過負荷状態となり、動作が不安定となる課題があった。
また、負荷の電流変動に対応して出力電圧の平滑を行う場合、図10(b)に示すようなコイル109とコンデンサ110を組み合わせた平滑回路108が設けられる。更に、第2コンバータ101の出力電圧Vout2をスイッチング素子202のスイッチング動作によって降圧して平滑し、電圧Vout3を出力する場合には、図10(b)に示す、次のような回路が必要となる。すなわち、スイッチング素子202の導通時の出力と、非導通時の転流出力を平滑する、コイル204とコンデンサ205で構成された平滑回路が必要となり、更に、ダイオード400、401のカソード端子をオア接続する必要がある。そのため、電圧を負荷に出力する電圧出力部であるダイオード400、401の電圧降下による電力損失が大きく、更に回路規模の増大、コスト増加等の課題があった。
本発明はこのような状況のもとでなされたもので、電圧を負荷に出力する電圧出力部の電圧降下による電力損失を低減することを目的とする。
前述した課題を解決するため、本発明では次のとおりに構成する。
(1)電圧を出力する第一の電源と、電圧の出力又は停止が可能な第二の電源と、前記第一の電源から入力された電圧又は前記第二の電源から入力された電圧を平滑する平滑手段と、前記第一の電源から前記平滑手段への経路上に設けられ、前記第一の電源の出力電圧の前記平滑手段への供給と遮断を行う第一のスイッチ手段と、前記第二の電源から前記平滑手段への経路上に設けられ、前記第二の電源の出力電圧に応じて、前記第二の電源の出力電圧の前記平滑手段への供給と遮断を行う第二のスイッチ手段と、前記第二の電源の出力電圧を検知する電圧検知手段と、前記第二のスイッチ手段の動作状態を検知する動作検知手段と、前記第一のスイッチ手段を介して、前記第一の電源から前記平滑手段への出力を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記電圧検知手段が前記第二の電源から電圧が出力されていることを検知し、かつ前記動作検知手段が前記第二のスイッチ手段が動作していることを検知した場合には、前記第一のスイッチ手段をオフして前記第一の電源の出力電圧の前記平滑手段への供給を遮断し、前記電圧検知手段が前記第二の電源から電圧が出力されていないことを検知した場合、又は前記動作検知手段が前記第二のスイッチ手段が動作していないことを検知した場合には、前記第一のスイッチ手段をオンして前記第一の電源の出力電圧の前記平滑手段へ供給することを特徴とする電源装置。
本発明によれば、電圧を負荷に出力する電圧出力部の電圧降下による電力損失を低減することができる。
実施例1、2の回路構成を説明する図 実施例1の回路構成の詳細を説明する図 実施例1、2の回路動作を説明するフローチャート 実施例1の回路動作の波形を説明する図 実施例2の回路構成の詳細を説明する図 実施例2の回路動作の波形を説明する図 実施例3の回路構成を説明する図 実施例4のレーザビームプリンタの概略構成を示す図 従来例の回路構成を説明する図 従来例の回路構成を説明する図
以下に、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
[電源装置の概要]
(電源装置の構成)
図1は、実施例1の電源装置の電源回路の回路構成を示すブロック図である。図1において、本実施例の電源装置は、第1コンバータ100、第2コンバータ101、接続部102、スイッチング部200、動作検知部106、電圧検知部107、平滑部108等から構成されている。第一の電源である第1コンバータ100は、電源装置がオンされると、常時、出力電圧Vout1を出力する。接続部102は、導通(オン)、非導通(オフ)状態を切り替えるスイッチング素子であるPチャネル型のMOSFET103と、MOSFET103のオン・オフ状態を切り替える接続切替部105から構成されている。第一のスイッチ手段であるMOSFET103は、第1コンバータ100から平滑部108への電力供給経路上に設けられている。なお、MOSFET103のD、G、Sは、それぞれドレイン端子、ゲート端子、ソース端子のことであり、ダイオード103aは、MOSFET103の内部ダイオード(ボディダイオードともいう)であり、電圧Vds1はダイオード103aの順方向電圧を示す。第二の電源である第2コンバータ101は、後述するCPU112の制御により電圧出力を行う。
電圧検知部107は、出力電圧Vout2の電圧値を検知し、信号vsnsを出力する。なお、図1中の出力電圧Vout2は、第2コンバータ101の出力端子と電圧検知部107の接続点における電圧を指し、後述するように、第2コンバータ101の動作状態により出力電圧Vout2の電圧は変化する。スイッチング部200は、スイッチング制御部201と、スイッチング制御部201によって導通、非導通状態を制御されるスイッチング素子であるPチャネル型のMOSFET202から構成されている。第二のスイッチ手段であるMOSFET202は、第2コンバータ101から平滑部108への電力供給経路上に設けられている。なお、MOSFET202のD、G、Sは、それぞれドレイン端子、ゲート端子、ソース端子のことであり、ダイオード202aは、MOSFET202の内部ダイオードであり、電圧Vds2はダイオード202aの順方向電圧を示す。スイッチング制御部201は、vcc端子経由で第2コンバータ101の出力電圧が入力されることにより、drv端子を介してMOSFET202の制御を行う。更に、スイッチング制御部201は、FB端子経由で出力電圧Vout3を監視し、出力電圧Vout3に応じてMOSFET202の制御を行う。
動作検知部106は、スイッチング部200が動作しているかどうか、すなわちスイッチング制御部201がMOSFET202の動作制御(オンオフ動作の制御)を行っているかどうかを検知し、信号vactを出力する。平滑部108は、コイル109、コンデンサ110から構成され、出力電圧Vout3の平滑を行う。MOSFET103のソース端子は、平滑部108のコイル109の一端とコイル204の一端の接続点に接続されている。また、コイル204とダイオード203は、第2コンバータ101側の出力部を構成している。そして、MOSFET202のドレイン端子は、コイル204の他端と、アノード(A)側をGND(グラウンド)に接続(接地)されたダイオード203のカソード(C)とに接続されている。
出力電圧Vout3が入力されて電力を消費する負荷111、及び第2コンバータ101の制御を行うCPU112は、図1の電源装置を搭載した電子機器等の装置に設けられている。CPU112は、出力電圧Vout3を供給されて動作し、第2コンバータ101の制御を行ったり、負荷111に対する出力電圧Vout3の供給制御を行う。CPU112は、電子機器の全体的な制御を行い、例えば、機器における電力消費状況に応じて、電力消費量の多い場合には第2コンバータからの電圧出力を行い、電力消費量が少ない場合には第2コンバータからの電圧出力を停止する制御を行う。
(電源装置の動作概要)
次に、図1を参照して、電源回路の動作について説明する。電源装置がオンされて、MOSFET103が導通(オン)状態になると共に、第1コンバータ100から接続部102に出力された出力電圧Vout1が、内部ダイオード103aを経由して、平滑部108とコイル204との接続点に出力される。この接続点における電圧を接続部電圧VLという。出力電圧Vout1は、平滑部108のコイル109及びコンデンサ110によって平滑され、出力電圧Vout3として負荷111とCPU112に出力される。平滑部108は、負荷111の電流消費に変動がある場合、コイル109、コンデンサ110により第1コンバータ100からの出力電圧Vout1が電流変動によって生じる電圧変動を低減し、コンデンサ110によって出力電圧Vout3の変動を低減する。
また、CPU112の制御によって、第2コンバータ101が動作を開始すると電圧が出力され、このときの第2コンバータ101の出力電圧が出力電圧Vout2となる。本実施例では、第2コンバータ101の出力電圧は、第1コンバータ100の出力電圧Vout1よりも高い電圧とする。そして、第2コンバータ101の出力電圧である出力電圧Vout2が、スイッチング制御部201に入力されると、スイッチング制御部201はMOSFET202の制御を開始する。そして、スイッチング制御部201の制御により、MOSFET202が導通(オン)状態になると、第2コンバータ101からの出力電圧Vout2が、MOSFET202のソース端子、ドレイン端子を介して、コイル204、109に断続的に印加される。これにより、コイル204、及びコイル109は励磁され、コンデンサ110によって出力電圧Vout2が平滑され、出力電圧Vout3として、負荷111やCPU112に出力される。また、MOSFET202の導通(オン)後の非導通(オフ)状態時には、第2コンバータ101からコイル204への出力が遮断される。そして、ダイオード203から、コイル204、平滑部108のコイル109を介して転流電流が流れ、平滑部108のコンデンサ110によって平滑され、出力電圧Vout3として出力される。
動作検知部106が、スイッチング部200が動作していることを検知し、電圧検知部107が、第2コンバータ101からスイッチング部200が動作可能な出力電圧Vout2の出力を検知すると、接続切替部105はMOSFET103を非導通状態にする。MOSFET103が非導通状態のときには、MOSFET202は導通(オン)、非導通(オフ)状態を切り替えるスイッチング動作を行い、出力電圧Vout2を平滑部108に出力する。
一方、電圧検知部107が、第2コンバータ101からの出力電圧Vout2はスイッチング部200が動作可能な電圧より低いことを検知した場合には、接続切替部105は、MOSFET103を導通(オン)状態にする。また、動作検知部106がスイッチング部200の動作停止を検知した場合にも、接続切替部105は、MOSFET103を導通状態にする。その結果、第1コンバータ100の出力電圧Vout1が平滑部108に出力され、平滑部108によって平滑された出力電圧Vout3が、負荷111とCPU112に出力される。
また、接続部102の接続切替部105は、MOSFET103が非導通状態のときには、ダイオード103aによって、第1コンバータ100へ電流が流れ込むことを防止する。すなわち、MOSFET202を介して出力された出力電圧Vout2を平滑部108が平滑した出力電圧Vout3と、第1コンバータ100の出力電圧Vout1とが略同じ電圧の場合でも、接続切替部105は、MOSFET103を非導通状態に制御する。これにより、第1コンバータ100への逆流を防止しつつ、出力電圧Vout3を安定化することができる。
[接続切替制御に関する回路構成]
(回路構成)
図2は、図1においてブロック図で示した接続切替部105、動作検知部106、電圧検知部107の回路構成を示した回路図である。図2において、接続切替部105は、ダイオード105a、105b、抵抗105c、105d、105eから構成されている。動作検知部106は、コンデンサ106a、106d、ダイオード106b、106c、比較器(コンパレータ)106eから構成されている。コンデンサ106aは、スイッチング部200のスイッチング制御部201のdrv端子に接続されている。比較器106eの反転入力端子(−)には、非反転入力端子(+)に入力される電圧と比較するために、比較電圧vact_ref1が入力されている。電圧検知部107は、比較器107aを有している。比較器107aの非反転入力端子(+)には出力電圧Vout2が入力され、反転入力端子(−)には、出力電圧Vout2と比較するために、出力電圧Vout2に応じた電圧である比較電圧vsns_ref1が入力されている。
スイッチング部200のスイッチング制御部201のdrv端子はMOSFET202のゲート端子に接続され、vcc端子は第2コンバータ101の出力とMOSFET202のソース端子との接続点に接続され、出力電圧Vout2が入力される。スイッチング制御部201は、vcc端子から入力される電圧を検知し、入力電圧が第2コンバータ101の出力電圧である第1電圧よりも低い場合には、MOSFET202の制御を行わない。そして、このとき、vcc端子から入力された電圧は、MOSFET202のゲート端子に印加される。一方、vcc端子から入力される電圧が第1電圧以上であれば、スイッチング制御部201は、MOSFET202の制御を行う。すなわち、スイッチング制御部201は、drv端子を介してMOSFET202のゲート端子に電圧を印加することにより、MOSFET202のスイッチング動作を制御する。また、drv端子から出力された電圧は、動作検知部106にも出力される。更に、スイッチング制御部201は、FB端子を介して出力電圧Vout3の電圧値を検知し、所定の出力電圧となるようにMOSFET202のオン・オフ制御を行う。なお、スイッチング制御部201は、本実施例ではIC(集積回路)として表しているが、特にICであることに限定するものではない。
(回路動作)
スイッチング制御部201がMOSFET202にスイッチング動作を行わせるために、drv端子から出力される電圧が変化すると、動作検知部106のコンデンサ106aを経由して、ダイオード106b、106cにより、コンデンサ106dが充電される。コンデンサ106dは、比較器106eの非反転入力端子(+)に接続されている。スイッチング制御部201が動作しているかどうかを検知するため、比較器106eは、非反転入力端子(+)に入力されるコンデンサ106dの電圧と、反転入力端子(−)に入力される比較電圧vact_ref1と比較する。電圧比較の結果、コンデンサ106dの電圧の方が高いと、比較器106eはスイッチング制御部201が動作していることを検知し、比較器106eの出力端子はオープン状態となり、出力端子の電圧は出力電圧Vout1と同じ電圧となる。一方、コンデンサ106dの電圧の方が低いと、比較器106eはスイッチング制御部201が停止していることを検知し、ローレベルの信号vactを出力するため、出力端子の電圧は、略GND(グラウンド)レベルとなる。
CPU112の制御により第2コンバータが動作を開始すると、第2コンバータから電圧が出力される。そして、第2コンバータ101が出力する電圧が電圧検知部107の比較器107aの非反転入力端子(+)に入力され、反転入力端子(−)に入力される比較電圧vsns_ref1と比較される。そして、比較器107aは、第2コンバータ101の出力電圧Vout2がスイッチング制御部201の動作電圧である第1電圧以上であることを検知すると、比較器107aの出力端子はオープン状態となり、出力端子の電圧は出力電圧Vout1と同じ電圧となる。一方、比較器107aは、出力電圧Vout2がスイッチング制御部201の動作電圧である第1電圧よりも低いことを検知すると、ローレベルの信号vsnsを出力するため、出力端子の電圧は、略GNDレベルとなる。
動作検知部106の比較器106eの出力端子は、接続切替部105の抵抗105cに接続され、電圧検知部107の比較器107aの出力端子は接続切替部105の抵抗105dに接続されている。比較器106eの出力端子の電圧、及び比較器107aの出力端子の電圧が、第1コンバータ100の出力電圧Vout1と同じ電圧であれば、ダイオード105a、105bは非導通状態で電流は流れない。すなわち、スイッチング制御部201が動作しており、第2コンバータの出力電圧がスイッチング制御部201の動作電圧以上であれば、ダイオード105a、105bはオン状態にはならない。その結果、接続部102のMOSFET103は非導通状態となる。
一方、比較器106eの出力端子の電圧、又は比較器107aの出力端子の電圧が略GNDレベルであれば、ダイオード105a、又は105bは導通状態となって電流が流れる。すなわち、スイッチング制御部201が動作していない、又は第2コンバータの出力電圧がスイッチング制御部201の動作電圧より低いのであれば、ダイオード105a、105bはオン状態となり、MOSFET103は導通状態となる。接続切替部105は、動作検知部106によるスイッチング制御部201の動作状態の検知結果と、電圧検知部107による出力電圧Vout2と第1電圧との比較結果に基づいて、MOSFET103の導通・非導通状態を制御する。
接続部102のMOSFET103が導通状態のときには、第1コンバータの出力電圧Vout1が、平滑部108のコイル109とコンデンサ110により平滑され、出力電圧Vout3となる。一方、MOSFET103が非導通状態のときには、スイッチング部200のスイッチング制御部201により、MOSFET202の導通時には、第2コンバータの出力電圧がコイル204に出力される。そして、MOSFET202が導通状態から非導通状態になると、ダイオード203からの転流出力がコイル204を経由して、平滑部108に出力され、平滑部108のコイル109とコンデンサ110により平滑されて、出力電圧Vout3となる。
[電源装置の動作シーケンス]
図3は、図1及び図2で示した回路構成における動作シーケンスを示すフローチャートである。図3において、ステップ100(以下、S100のように記す)では、電源装置がオンされると、まず、第1コンバータ100が動作を開始し、出力電圧Vout1を出力する。S101では、電源装置がオンされることにより、第1コンバータ100の出力電圧Vout1は、MOSFET103の内部ダイオード103aを経由して平滑部108に出力され、出力電圧Vout3となる。そして、CPU112に出力電圧Vout3が供給されて、CPU112が制御動作を開始する。
本実施例では、第2コンバータ101は、CPU112の制御により動作する。そのため、S102では、電源装置がオンされた直後は、第2コンバータ101は、動作停止しているために、接続部102の接続切替部105では、ダイオード105a、105bがオン状態となり、MOSFET103を導通状態にする。前述したように、CPU112は、電力消費状況に応じて、負荷111に更に電力供給を行うために、第2コンバータ101に動作を開始させて出力電圧Vout2を出力するように、第2コンバータ101に動作指示を行う場合がある。そのため、S103では、電圧検知部107は、CPU112からの指示により第2コンバータ101が動作を開始し、出力される出力電圧Vout2の電圧が、所定の電圧、即ち第1電圧である比較電圧vsns_ref1以上かどうか判断する。電圧検知部107が、出力電圧Vout2の電圧が、比較電圧vsns_ref1以上であることを検知するとS104に進み、検知しない場合にはS103の処理を繰り返す。出力電圧Vout2の電圧が、比較電圧vsns_ref1以上であると、スイッチング制御部201は、vcc端子経由で入力された出力電圧Vout2により、MOSFET202の制御を開始する。続いて、S104では、動作検知部106は、スイッチング制御部201のdrv端子から出力される電圧に基づいて、スイッチング制御部201が動作しているかどうか判断する。動作検知部106は、スイッチング制御部201の動作を検知した場合にはS105に進み、スイッチング制御部201の動作を検知しない場合にはS104の処理を繰り返す。S105では、接続切替部105において、ダイオード105a、105bはオフし、接続部102のMOSFET103は非導通状態になる。
前述したように、CPU112は、負荷111における電力消費が少なくなった場合には、第2コンバータ101の動作を停止させて出力電圧Vout2の出力を停止するように、第2コンバータ101に動作停止指示を行う。そのため、S106では、電圧検知部107は、第2コンバータ101が動作停止することにより、出力電圧Vout2の電圧が第1電圧よりも低下したかどうか判断する。電圧検知部107が、出力電圧Vout2の電圧が第1電圧よりも低下したことを検知するとS102の処理に戻り、検知しない場合にはS107の処理に進む。S107では、動作検知部106は、スイッチング制御部201のdrv端子から出力される電圧に基づいて、スイッチング制御部201が動作を停止したかどうか判断する。動作検知部106がスイッチング制御部201の動作停止を検知した場合にはS102の処理に戻り、検知していない場合にはS106の処理に戻る。
[動作波形]
図4は、図1及び図2で示した回路構成における回路素子の動作波形を表した図である。図4において、(a)は出力電圧Vout1の電圧波形、(b)は出力電圧Vout2の電圧波形、(c)は出力電圧Vout3の電圧波形、(d)はMOSFET103の導通状態(ON)、非導通状態(OFF)を示す波形である。また、(e)はコイル204、コイル109、MOSFET103のソース端子との接続点である接続部電圧VLの電圧波形、(f)はMOSFET103のドレイン電流Id1の電流波形である。更に、(g)はMOSFET202のゲート端子に印加される電圧VGの電圧波形、(h)はMOSFET202のドレイン電流Id2の電流波形である。図4の横軸は、時間(time)であり、時刻t0〜t3は時間タイミングを示す。
図4において、時刻t0〜時刻t1、時刻t2〜時刻t3の期間は、接続部102のMOSFET103は導通(オン)状態となっている。このとき、第1コンバータ100から出力された出力電圧Vout1は、MOSFET103のソース端子(S)−ドレイン端子(D)間の順方向電圧Vds1だけ電圧が降下し、平滑部108により平滑されて、出力電圧Vout3として出力されている。また、時刻t1〜時刻t2、時刻t3以降の期間は、第2コンバータ101から電圧が出力されることにより、スイッチング部200が動作し、出力された出力電圧Vout2が平滑され、電圧Vout3が出力されている状態を示している。このとき、MOSFET103は、接続部102の接続切替部105により非導通(オフ)状態となっている。
次に、図3のフローチャートを参照しながら、図4の動作波形について説明する。図4の時刻t0は、図3のS102において、接続切替部105により、MOSFET103が導通(ON)状態になったときを指している。そして、時刻t0〜時刻t1の期間は、第2コンバータ101は動作を停止しており、第1コンバータ100のみが動作して電圧Vout1を出力している状態である。MOSFET202のドレイン端子には、MOSFET103の内部ダイオード103aを介して出力された出力電圧Vout1が印加されることにより、ドレイン端子(D)−ソース端子(S)間に電位差が生じる。そして、この電位差により、MOSFET202の内部ダイオード202aが導通状態となる。その結果、図4(b)に示すように、電圧Vout2は、第1コンバータの出力電圧Vout1がダイオード202aの順方向電圧Vds2だけ降下した電圧となり、その電圧値はVout1>Vout2となっている。また、図4(f)に示すように、MOSFET103のドレイン電流Id1は、第1コンバータ100からの出力電流であり、電圧Vout3への出力である。図4(e)に示す接続部電圧VLは、コイル204とコイル109の接続部電圧であり、第1コンバータ100の出力電圧Vout1が、ソース(S)−ドレイン(D)端子間の内部ダイオード103aの順方向電圧Vds1だけ降下した電圧となっている。
時刻t1になると、CPU112が第2コンバータ101へ動作指示を行う。そして、CPU112の指示によって、第2コンバータ101が動作し、図4(b)に示すように電圧出力が行われると、これに伴い、スイッチング制御部201が動作を開始する。このとき、MOSFET103は導通状態であり、第1コンバータ100からの出力電圧Vout1が平滑部108に出力されている状態である。第2コンバータ101の出力電圧が上昇することにより、出力電圧Vout2の電圧値が上昇し、これに伴い、図4(g)に示すように、スイッチング制御部201によりMOSFET202のゲート端子(G)に印加される電圧(VG)が上昇する。そして、スイッチング制御部201は、MOSFET202のゲート端子に印加する電圧を制御する。MOSFET202は、ソース端子(S)とゲート端子(G)間の電圧差により、導通(オン)、もしくは非導通(オフ)状態となる。図4(h)に示すMOSFET202のドレイン電流Id2は、第2コンバータ101からの出力電流であり、MOSFET202が導通、非導通状態を切り替えながらスイッチング動作しているときの電流である。
時刻t1では、図3のS103にて、電圧検知部107は、出力電圧Vout2はスイッチング制御部201が動作可能な第1電圧以上であることを検知する。更に、S104にて、動作検知部106が、図4(g)に示すMOSFET202のゲート端子に印加される電圧VGに基づいて、スイッチング制御部201がMOSFET202の制御を行っていることを検知する。その結果、S105にて、接続部102の接続切替部105によって、図4(d)に示すように、MOSFET103は非導通(OFF)状態となる。このときの第1コンバータ100は、電圧Vout1を出力しているが、MOSFET103が非導通状態であるため、平滑部108には出力されない。
MOSFET202が導通状態のときには、第2コンバータ101から出力された電圧Vout2が断続的にコイル204、コイル109に印加され、コンデンサ110により平滑される。また、MOSFET202が導通状態から非導通状態に変化した後は、転流出力がダイオード203とコイル204、109を介して流れ、コンデンサ110で平滑され、電圧Vout3として負荷111とCPU112に出力される。
出力電圧Vout3は、FB端子を介してスイッチング制御部201に入力される。そして、スイッチング制御部201は、図4(g)、(h)に示すように、負荷111の消費電力が変動しても、出力電圧Vout3の電圧値が目標電圧値に維持されるように、MOSFET202の導通、非導通状態を制御する。接続部電圧VLは、コイル204とコイル109間の接続部電圧であり、図4(e)に示すように、MOSFET202のスイッチング状態に応じて電圧が変動するが、コイル204とコイル109間の電圧であるため、電圧値は電圧Vout3と略同じである。また、MOSFET103は非導通状態であり、接続部電圧VLは電圧Vout3と略同じ電圧であることから、第1コンバータ100に第2コンバータ101からの出力電流が逆流して、第1コンバータ100の動作を不安定にさせることはない。
以上、説明したように、時刻t1〜時刻t2では、第1コンバータ100は出力電圧Vout1を出力しているが、MOSFET103は非導通状態である。一方、第2コンバータ101は動作し、出力電圧Vout2を出力しており、スイッチング部200が動作して、出力電圧Vout2が平滑部108を介して、電圧Vout3として出力されている状態である。
次に、時刻t2になると、CPU112は、第2コンバータ101への動作停止指示を行う。そして、図4(b)に示すように、第2コンバータ101の動作停止により電圧出力が止まると、これに伴い、出力電圧Vout2の電圧が低下する。S106にて電圧検知部107は出力電圧Vout2が第1電圧よりも低下したことを検知すると、再びS102にて接続部102の接続切替部105がMOSFET103を導通状態にする。また、S107にて動作検知部106が、図4(g)に示すMOSFET202のゲート端子に印加される電圧VGに基づいて、スイッチング制御部201の停止を検知すると、再びS102にて接続切替部105がMOSFET103を導通状態にする。その結果、第1コンバータ100のみが動作して出力電圧Vout1を出力している状態となり、図4(d)に示すように、接続部102のMOSFET103が導通(ON)状態となり、出力電圧Vout1が平滑部108に出力されている状態となる。
また、第2コンバータ101の電圧出力が停止することにより、スイッチング制御部201は動作を停止し、MOSFET202の制御が行われなくなる。その結果、MOSFET202のゲート端子に印加される電圧は低下し、MOSFET202のソース端子電圧との電圧差がなくなるため、MOSFET202は非導通状態となる。時刻t2〜時刻t3の状態は、上述した時刻t0〜時刻t1と同じ状態であり、説明を省略する。また、時刻t3以降は、上述した時刻t1以降と同じ状態となる。
図4の時刻t0〜時刻t1、又は時刻t2〜時刻t3の期間においては、第1コンバータ100の出力電圧Vout1が平滑部108に出力されている状態である。このとき、接続部102のMOSFET103は導通状態であり、接続部102における電力損失は、略ドレイン−ソース端子間の内部ダイオード103aの順方向電圧Vds1と、ドレイン電流Id1との積により算出される。従来例の図9(a)、図10(b)で示したダイオード400接続時のアノード端子とカソード端子間の順方向電圧Vf1と、上述した順方向電圧Vds1の関係がVds1<Vf1であり、MOSFET103による接続の方が電力損失は少なく、電源効率が良い。
また、時刻t1〜時刻t2、又は時刻t3以降の期間における第2コンバータ101とスイッチング部200のスイッチング動作時は、接続部102のMOSFET103は非導通状態である。このとき、第2コンバータ101からの出力電圧が、MOSFET202を介して平滑部108に出力され、平滑された電圧が出力電圧Vout3となる。例えば、第2コンバータ101の出力電圧Vout2をMOSFET202のスイッチング動作により降圧し電圧Vout3として出力する場合には、従来例の図10(b)で示したダイオード400、401のオア接続による電力損失が無く、電源効率が良くなる。
本実施例では、CPU112は、電源装置を搭載した電子機器等の装置に設けられているが、本実施例の電源装置に設けられていてもよい。また、本実施例では、接続部102、動作検知部106、電圧検知部107により、スイッチング素子であるMOSFET103、202の切り替え制御が行われている。ところが、CPU112が本実施例の電源装置に設けられている場合には、CPU112にてMOSFET103、202を制御することも可能であり、特に構成を限定するものではない。また、本実施例では、スイッチング素子としてMOSFETを用いているが、トランジスタやその他のスイッチング動作が可能な素子でも構成することができ、特に構成を限定するものではない。
以上説明したように、本実施例によれば、電圧を負荷に出力する電圧出力部の電圧降下による電力損失を低減することができる。複数の電源からの出力を1つの出力にするためにオア接続する際に、コンバータの出力電圧と動作状態により接続状態を切り替えることで、電圧出力部における電圧降下による電力損失を低減することができる。また、電圧出力部に設けた切り替え用スイッチング素子の導通、もしくは非導通状態を安定させることができる。
実施例1では、2つのコンバータの出力電圧が異なる場合の接続切替制御について説明したが、実施例2では、2つのコンバータの出力電圧が略同じ電圧である場合の接続切替制御について説明する。
[接続切替制御に関する回路構成]
図5は、図1においてブロック図で示した接続切替部105、動作検知部106、電圧検知部107の、本実施例における回路構成を示した回路図である。図5では、実施例1の図2の動作検知部106を新たに動作検知部210として置き換えている。また、本実施例では、第2コンバータの出力電圧は第1コンバータの出力電圧と略同じ電圧であるため、電圧検知部107の比較電圧が第2電圧であるvsns_ref2に変更されている。その他の回路構成については、実施例1の図2と同様であり、同じ符号を付し、説明を省略する。
図5において、動作検知部210は、抵抗210aと、コンデンサ210bと、比較器(コンパレータ)210cから構成されている。比較器210cの非反転入力端子(+)には、反転入力端子(−)に入力される電圧との比較のため、第2電圧である比較電圧vact_ref2が入力されている。抵抗210aの一端は比較器210cの反転入力端子(−)に接続され、他端はスイッチング部200のスイッチング制御部201のdrv端子に接続されている。コンデンサ210bの一端は、比較器210cの反転入力端子(−)に接続され、他端は接地されている。スイッチング制御部201がMOSFET202のゲート端子に印加する電圧を制御して、MOSFET202を導通状態にすると、drv端子から出力される電圧が変化し、抵抗210aを経由して、コンデンサ210bによって電圧が平滑される。平滑された電圧が比較器210cの反転入力端子(−)に入力される。そして、比較器210cは、反転入力端子(−)に入力される電圧と、非反転入力端子(+)に入力される比較電圧vact_ref2とを比較することにより、スイッチング制御部201が動作しているかどうかを検知する。スイッチング制御部201が動作しているときには、drv端子から出力される電圧は、比較電圧vact_ref2より低くなり、比較器210cの出力端子はオープン状態となり、出力端子の電圧は出力電圧Vout1と同じ電圧となる。一方、スイッチング制御部201が停止していると、drv端子から出力される電圧は比較電圧vact_ref2より高くなり、比較器210cはローレベルの信号vactを出力するため、出力端子の電圧は略GND電圧となる。
また、第2コンバータが動作を開始すると、出力電圧Vout2が電圧検知部107の比較器107aの非反転入力端子(+)に入力され、比較器107aは、反転入力端子(−)に入力される比較電圧vsns_ref2との比較を行う。電圧比較の結果、出力電圧Vout2がスイッチング制御部201の動作電圧である第2電圧以上であることを検知すると、比較器107aの出力端子はオープン状態となり、出力端子の電圧は出力電圧Vout1と同じ電圧となる。一方、出力電圧Vout2がスイッチング制御部201の動作電圧である第2電圧よりも低い電圧であると検知すると、比較器107aは、ローレベルの信号vsnsを出力するため、出力端子の電圧は略GND電圧となる。
[動作波形]
図6は、図1及び図5で示した回路構成における回路素子の本実施例の動作波形を表した図である。図6において、(a)〜(h)に示す動作波形の回路素子は、実施例1と同様である。また、図6の横軸は、時間であり、時刻t0〜t3は時間タイミングを示す。本実施例での第1コンバータ100と第2コンバータ101の出力電圧は、略同じ電圧であるため、図6の(b)に示す出力電圧Vout2の電圧値は、(a)に示す出力電圧Vout1の電圧値と略同じであり、実施例1の図4に示す(b)の電圧波形とは異なる。
図6において、時刻t0〜時刻t1、時刻t2〜時刻t3の期間は、接続部102のMOSFET103は導通(オン)状態となっている。このとき、第1コンバータ100から出力された出力電圧Vout1は、MOSFET103のソース端子(S)−ドレイン端子(D)間の順方向電圧Vds1だけ電圧が降下し、平滑部108により平滑されて、出力電圧Vout3として出力されている。また、時刻t1〜時刻t2、時刻t3以降の期間は、第2コンバータ101から電圧が出力されることにより、スイッチング部200が動作し、出力された出力電圧Vout2が平滑され、電圧Vout3が出力されている状態を示している。このとき、MOSFET103は、接続部102の接続切替部105により非導通(オフ)状態となっている。
次に、図3のフローチャートを参照しながら、本実施例の図6の動作波形について説明する。なお、時刻t0〜時刻t1、時刻t2〜時刻t3の期間は、接続部102のMOSFET103は導通(オン)状態となっており、このときの動作は実施例1と同様であるため、動作波形についての説明を省略する。
時刻t1になると、CPU112が第2コンバータ101へ動作指示を行う。そして、CPU112の指示により第2コンバータ101が動作し、図6(b)に示すように、時刻t0〜時刻t1の期間における電圧よりも内部ダイオードの電圧降下分だけ高い電圧出力が行われると、これに伴い、スイッチング制御部201が動作を開始する。このとき、MOSFET103は導通状態であり、第1コンバータ100からの出力電圧Vout1が平滑部108に出力されている状態である。第2コンバータ101の出力電圧が上昇し、スイッチング制御部201が動作可能となる第2電圧になると、スイッチング制御部201はMOSFET202の制御を開始する。これに伴い、図6(g)に示すように、スイッチング制御部201によりMOSFET202のゲート端子(G)に印加される電圧(VG)が0V(ボルト)となり、MOSFET202は導通(オン)状態となる。図6(h)に示すMOSFET202のドレイン電流Id2は、第2コンバータ101からの出力電流であり、MOSFET202が導通状態のときの電流である。
時刻t1では、図3のS103にて、電圧検知部107は、出力電圧Vout2はスイッチング制御部201が動作可能な第2電圧以上であることを検知する。更に、S104にて、動作検知部210が、図6(g)に示すMOSFET202のゲート端子に印加される電圧VGに基づいて、スイッチング制御部201がMOSFET202の制御を行っていることを検知する。その結果、S105にて、接続部102の接続切替部105によって、図6(d)に示すように、MOSFET103は非導通(OFF)状態となる。このときの第1コンバータ100は、出力電圧Vout1を出力しているが、MOSFET103が非導通状態であるため、平滑部108には出力されない。
時刻t1〜時刻t2において、MOSFET202は導通状態であり、第2コンバータ101から出力された電圧Vout2がコイル204、コイル109に印加され、コンデンサ110により平滑されて、出力電圧Vout3として出力される。第1コンバータ100の出力電圧と第2コンバータ101の出力電圧が略同じ電圧なので、接続部電圧VLは、実施例1の図4(e)とは異なり、図6(e)に示すように、MOSFET202のスイッチング状態に応じて電圧が変動することはない。また、MOSFET103は非導通状態であり、接続部電圧VLは電圧Vout3と略同じ電圧であることから、第1コンバータ100に第2コンバータ101からの出力電流が逆流して、第1コンバータ100の動作を不安定にさせることはない。
以上、説明したように、時刻t1〜時刻t2では、第1コンバータ100は出力電圧Vout1を出力しているが、MOSFET103は非導通状態である。一方、第2コンバータ101は動作し、出力電圧Vout2を出力しており、スイッチング部200が動作して、出力電圧Vout2が平滑部108を介して、電圧Vout3として出力されている状態である。
次に、時刻t2になると、CPU112が第2コンバータ101への動作停止指示を行う。そして、第2コンバータ101の動作停止により電圧出力が止まると、これに伴い、図6(b)に示すように、出力電圧Vout2の電圧が低下する。S106にて電圧検知部107は出力電圧Vout2が第2電圧よりも低下したことを検知すると、再びS102にて接続部102の接続切替部105がMOSFET103を導通状態にする。また、S107にて動作検知部210が、図6(g)に示すMOSFET202のゲート端子の印加電圧VGが0Vから上昇したことにより、スイッチング制御部201の動作停止を検知すると、S102にて接続切替部105がMOSFET103を導通状態にする。その結果、第1コンバータ100のみが動作して出力電圧Vout1を出力している状態となり、図4(d)に示すように、接続部102のMOSFET103が導通(ON)状態となり、出力電圧Vout1が平滑部108に出力されている状態となる。また、第2コンバータ101の電圧出力が停止することにより、スイッチング制御部201は動作を停止し、MOSFET202の制御が行われなくなる。その結果、MOSFET202のゲート端子に印加される電圧は上昇し、MOSFET202は非導通状態となる。時刻t2〜時刻t3の状態は、上述した時刻t0〜時刻t1と同じ状態であり、説明を省略する。また、時刻t3以降は、上述した時刻t1以降と同じ状態となる。
図6の時刻t0〜時刻t1、又は時刻t2〜時刻t3の期間においては、第1コンバータ100の出力電圧Vout1が平滑部108に出力されている状態である。このとき、接続部102のMOSFET103は導通状態であり、接続部102における電力損失は、略ドレイン−ソース端子間の内部ダイオード103aの順方向電圧Vds1と、ドレイン電流Id1との積により算出される。従来例の図9(a)、図10(b)で示したダイオード400接続時のアノード端子とカソード端子間の順方向電圧Vf1と、上述した順方向電圧Vds1の関係がVds1<Vf1であり、MOSFET103による接続の方が電力損失は少なく、電源効率が良い。
また、図6の時刻t1〜時刻t2、又は時刻t3以降の期間においては、第2コンバータ101が動作して、電圧Vout2を出力している状態であり、スイッチング部200のMOSFET202は導通状態である。このとき、MOSFET202における電力損失は、略ドレイン−ソース端子間の内部ダイオード202aの順方向電圧Vds2と、ドレイン電流Id2との積により算出される。従来例の図9(a)、図10(b)で示したダイオード401接続時のアノード端子とカソード端子間の順方向電圧Vf2と、上述した順方向電圧Vds2の関係がVds2<Vf2であり、MOSFET202による接続の方が電力損失は少なく、電源効率が良い。すなわち、従来例の図9(a)と図10(b)で示したダイオード400、401のオア接続による電力損失が無いため、電源効率が良くなる。
以上説明したように、本実施例によれば、電圧を負荷に出力する電圧出力部の電圧降下による電力損失を低減することができる。複数の電源の略同じ電圧の出力を1出力にするためにオア接続する際に、コンバータの出力電圧と動作状態により接続状態を切り替えることで、電圧出力部の電圧降下による電力損失を低減できる。また、電圧出力部の切り替え用スイッチング素子の導通、もしくは非導通状態を安定させることができる。
実施例1、2では、第2コンバータ101の出力はコイル204を介して平滑部108に出力されていた。実施例3では、コイル204をなくし、第1コンバータ100、第2コンバータ101の出力は平滑部108のコイル109を介してコンデンサ110で平滑される回路構成となっている点が、実施例1、2とは異なる。本実施例における電源装置の回路構成は、実施例1の図1、図2と同様であり、説明を省略する。
[電源装置の回路構成]
図7は、実施例3の電源装置の電源回路の回路構成を示すブロック図である。図7の平滑部108の回路構成は、前述した実施例1、2で示した図1、図2、図5と異なる。その他の回路構成については、図7と図1では同様であり、図7では、図1と同じ符号を付し、説明を省略する。
図7の平滑部108では、コイル109とコンデンサ110により、電圧Vout3を平滑する。コイル109の一端には、ダイオード203のカソード(C)とスイッチング部200のMOSFET202のドレイン端子(D)が接続され、他端にはコンデンサ110が接続されている。更に、コイル109内部の位置に設けた接続部に、接続部102のMOSFET103のソース端子(S)が接続された構成となっている。本実施例では、実施例1、2の図1においてMOSFET202のドレイン端子(D)に接続されていたコイル204がなくなり、1つのコイル109で構成された簡素化された回路となっている。簡素化された回路構成ではあるが、MOSFET103が導通状態の場合には、第1コンバータ100からの出力電圧を平滑し、MOSFET103が非導通状態の場合には、MOSFET202からの出力電圧、及びダイオード203からの転流出力を平滑する。
以上説明したように、本実施例によれば、電圧を負荷に出力する電圧出力部の電圧降下による電力損失を低減することができる。更に、複数の電源の出力を1つの出力にするためにオア接続する電圧出力部に共通のコイルとコンデンサを設けることにより、平滑回路を簡素化することができる。
実施例1〜3で説明した電源装置は、例えば画像形成装置の低圧電源、即ちコントローラ(制御部)等へ電力を供給する電源として適用可能である。実施例1〜3に示す電源装置では、電力消費量の少ない省電力モードの場合には、電力供給量の少ない第1コンバータから電力供給を行う制御が行われる。そして、電力消費量の多い通常モードの場合には、第1コンバータからの電力供給では負荷への電力供給が不足するため、電力供給量の多い第2コンバータからの電力供給に切り替えるよう、制御が行われる。以下に、実施例1〜3の電源装置が適用される画像形成装置の構成を説明する。
[画像形成装置の構成]
画像形成装置の一例として、レーザビームプリンタを例にあげて説明する。図8に電子写真方式のプリンタの一例であるレーザビームプリンタの概略構成を示す。レーザビームプリンタ300は、静電潜像が形成される像担持体としての感光ドラム311、感光ドラム311を一様に帯電する帯電部317(帯電手段)、感光ドラム311に形成された静電潜像をトナーで現像する現像部312(現像手段)を備えている。そして、感光ドラム311に現像されたトナー像をカセット316から供給された記録材としての記録材(不図示)に転写部318(転写手段)によって転写して、記録材に転写したトナー像を定着器314で定着してトレイ315に排出する。この感光ドラム311、帯電部317、現像部312、転写部318が画像形成部である。また、レーザビームプリンタ300は、実施例1〜3で説明した電源装置350を備えている。なお、実施例1〜3の電源装置を適用可能な画像形成装置は、図8に例示したものに限定されず、例えば複数の画像形成部を備える画像形成装置であってもよい。更に、感光ドラム311上のトナー像を中間転写ベルトに転写する一次転写部と、中間転写ベルト上のトナー像を記録材に転写する二次転写部を備える画像形成装置であってもよい。
レーザビームプリンタ300は、画像形成部による画像形成動作や、記録材の搬送動作を制御する不図示のコントローラを備えており、実施例1〜3に記載の電源装置は、例えば図1、7のCPU112に相当するコントローラに電力を供給する。また、コントローラは、第2コンバータ101に対して動作開始、動作停止の指示を行い、負荷における電力消費状況に応じた負荷への電力供給を制御する。これにより、省電力を実現する待機状態(例えば、省電力モードや待機モード)にある場合に、例えばコントローラのみに電力を供給する等、負荷を軽くして消費電力を低減させることができる。
また、画像形成装置において、感光ドラム311を回転するため、又は記録材を搬送する各種ローラ等を駆動するためのモータ等の駆動部や、記録材にトナー像を加熱定着させる定着装置に供給される電圧は、コントローラに供給される電圧よりも高い電圧である。例えば、実施例1の図1に示す第2コンバータ101は、モータ等の駆動部に供給する電圧を出力する電源である。そのため、図1に示す第2コンバータは、CPU112に供給する電力を出力すると共に、モータ等の駆動部に電力を供給する不図示の出力端子を備えている。
以上説明したように、本実施例によれば、電圧を負荷に出力する電圧出力部の電圧降下による電力損失を低減することができる。
100 第1コンバータ
101 第2コンバータ
103、202 MOSFET
201 スイッチング制御部
107 電圧検知部
106 動作検知部
105 接続切替部

Claims (10)

  1. 電圧を出力する第一の電源と、
    電圧の出力又は停止が可能な第二の電源と、
    前記第一の電源から入力された電圧又は前記第二の電源から入力された電圧を平滑する平滑手段と、
    前記第一の電源から前記平滑手段への経路上に設けられ、前記第一の電源の出力電圧の前記平滑手段への供給と遮断を行う第一のスイッチ手段と、
    前記第二の電源から前記平滑手段への経路上に設けられ、前記第二の電源の出力電圧に応じて、前記第二の電源の出力電圧の前記平滑手段への供給と遮断を行う第二のスイッチ手段と、
    前記第二の電源の出力電圧を検知する電圧検知手段と、
    前記第二のスイッチ手段の動作状態を検知する動作検知手段と、
    前記第一のスイッチ手段を介して、前記第一の電源から前記平滑手段への出力を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記電圧検知手段が前記第二の電源から電圧が出力されていることを検知し、かつ前記動作検知手段が前記第二のスイッチ手段が動作していることを検知した場合には、前記第一のスイッチ手段をオフして前記第一の電源の出力電圧の前記平滑手段への供給を遮断し、
    前記電圧検知手段が前記第二の電源から電圧が出力されていないことを検知した場合、又は前記動作検知手段が前記第二のスイッチ手段が動作していないことを検知した場合には、前記第一のスイッチ手段をオンして前記第一の電源の出力電圧の前記平滑手段へ供給することを特徴とする電源装置。
  2. 前記第一のスイッチ手段は、Pチャネル型のMOSFETであり、
    前記MOSFETのソース端子は前記平滑手段に接続され、ドレイン端子は前記第一の電源に接続され、ゲート端子は前記制御手段に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記第二のスイッチ手段は、Pチャネル型のMOSFETと前記MOSFETを制御するスイッチング制御部を有し、
    前記MOSFETのドレイン端子は前記平滑手段に接続され、ソース端子は前記第二の電源に接続され、ゲート端子は前記スイッチング制御部に接続され、
    前記スイッチング制御部は、前記第二の電源からの出力電圧により動作し、前記MOSFETのスイッチング動作を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の電源装置。
  4. 前記第二の電源の出力電圧は、前記第一の電源が出力する電圧よりも高い電圧でることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電源装置。
  5. 前記第二の電源の出力電圧は、前記第一の電源が出力する電圧と略同じ電圧であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電源装置。
  6. 前記平滑手段は、一端が前記第二のスイッチ手段に接続され、前記第二の電源の出力電圧が出力される出力部と、前記出力部の他端及び前記第一のスイッチ手段と一端が接続され、入力される電圧を平滑し、平滑された電圧を他端から出力する平滑部と、を有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の電源装置。
  7. 前記出力部は、アノードが接地されたダイオードと、一端が前記ダイオードのカソードに接続され、他端が前記平滑部に接続されたコイルと、を有し、
    前記第二のスイッチ手段は、前記ダイオードと前記コイルの接続点に接続されていることを特徴とする請求項6に記載の電源装置。
  8. 前記平滑部は、コイルとコンデンサとを有することを特徴とする請求項6又は7に記載の電源装置。
  9. 前記平滑手段は、アノードが接地されたダイオードと、一端が前記ダイオードのカソードに接続されたコイルと、一端が前記コイルの他端に接続されたコンデンサと、を有し、
    前記第二のスイッチ手段は、前記ダイオードと前記コイルの接続点に接続され、
    前記第一のスイッチ手段は、前記コイルの所定の位置に設けられた接続部に接続されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の電源装置。
  10. 記録材に画像形成を行う画像形成手段を有する画像形成装置であって、
    前記画像形成装置に電力を供給する請求項1ないし9のいずれか1項に記載の電源装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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