JP2014202214A - 遠心コンプレッサのハウジング - Google Patents

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Abstract

【課題】遠心コンプレッサのハウジングを最適化する。
【解決手段】遠心コンプレッサのハウジングが、中空室127,227を取り囲む、複数の側面を備えたハウジングケース123,223と、該ハウジングケースの内部に配置された渦巻き形ハウジング120,220とを有しており、ハウジングケースの1つの側面に、渦巻き形ハウジング内に配置すべきコンプレッサホイール125,225を貫通案内するための第1の開口21,22が加工されており、ハウジングケースの1つの側面に、渦巻き形ハウジングから案内された流れをハウジングケースから導出するための第2の開口が加工されており、ハウジングケースの少なくとも1つの側面に、空気をハウジングケースの内部の中空室内に供給するための第3の開口121;221が加工されている。
【選択図】図9

Description

本発明は、過給式の内燃機関の分野に関する。本発明は、たとえば内燃機関を過給するための排ガスターボチャージャに使用されるような鉛直に配置された遠心コンプレッサのハウジングに関する。さらに、本発明は、ハウジング装置に関する。さらに、本発明は、排ガスターボチャージャならびに前述したコンプレッサハウジングを備えた複数の排ガスターボチャージャを有する多段式の過給ユニットに関する。さらに、本発明は、前述した排ガスターボチャージャのハウジングジャケットまたは前述した過給ユニットのハウジングジャケットに関する。
内燃機関の出力向上のためには、エンジンに前置された、つまり、エンジンの上流側に配置されたコンプレッサと、このコンプレッサに1つの共通のシャフトを介して結合された、内燃機関の排気系統に設けられたタービンとを備えた排ガスターボチャージャが使用される。内燃機関の過給によって、空気量ひいては燃料量もシリンダ内で増加させられ、その結果、エンジンに対する大幅な出力向上が得られる。このために使用される排ガスターボチャージャは、標準的には、コンプレッサホイール、タービンホイール、シャフトおよび軸受け装置から成るロータと、流れを案内するハウジング部材(コンプレッサハウジングもしくはタービンハウジング)と、軸受けハウジングとから形成されている。
通常、内燃機関は、エンジンバンクあたり1つのターボチャージャに1段式に接続された排ガスターボチャージャによって過給され、ひいては、最大PIV=6のコンプレッサ圧力比が達成される。1段式の過給の可能な装置概略図が、図2に示してある。より新しい世代の内燃機関では、2段式の過給によって、圧力比が最大PIV=12以上に高められる。2段式の過給の利点は、主として、NOx排ガスエミッションの大幅な削減、エンジン出力密度の向上ならびにエンジン効率の向上にある。
2段式の過給システムは、主として、直列に接続された低圧側ターボチャージャおよび高圧側ターボチャージャと、両コンプレッサ段の間に設けられた付加的な中間冷却器とから形成されている。図2では、2段式の過給の可能な装置概略図が、1段式の過給の装置概略図に対置されている。中間冷却器によって、設定された空気量の圧縮および圧力比のためのコンプレッサ作業がほとんど不要となる。これによって、過給システムの効率を高めることができる。最終的には、圧縮された空気が2段式の過給システムから、1段式の過給システムに類似して、内燃機関の入口に設けられた給気冷却器によって冷却され、エンジン内に案内される。
1段式のシステムと比較して、内燃機関に対する2段式の過給システムの組付け体積は、付加的な構成要素によって著しく複雑であり、それ自体、より嵩張ってしまう。しかしながら、必要となる構成要素を結果として統合することによって、この構造体積を減少させることができ、過給システムをよりコンパクトに形成することができる。
1段式のシステムと比較して、2段式の過給システムによって、1つの内燃機関に対して必要となるターボチャージャおよび冷却器ユニットの個数が二倍になる。これによって、管路案内の複雑さも、エンジンに対する組付けの量も増大してしまう。特にコンプレッサ段と中間冷却器との間の接続管路と、高圧側タービン段と低圧側タービン段との間の付加的な排ガス管路とが、組付け体内に組み込まれなければならない。
組付けコンセプトと管路案内とは、エンジンの各構造に著しく関連している。なぜならば、排ガス管路が部分的にエンジンの側方にもしくはエンジン軸線に対して中心に案内されるからである。新気供給管路の位置も同じくエンジンの構造に関連している。V型エンジンに対する可能な組付け状況が、図1に例示してある。ただ1つのエンジンバンクを備えた直列エンジンにおける組付け状況は、V型エンジンの半分の組付け状況に自体相当している。
高圧側チャージャと低圧側チャージャとは、排ガス管路および新気供給管路が過給システムとエンジンとの間ならびに過給システムと冷却器ユニットとの間に最小の構造長さと構造体積とを有しているように、エンジンに配置されていなければならない。さらに、少ない流れ損失の利点のために、管路内の流れ案内が可能な限り変向を受けないことに注意しなければならない。
本発明の課題は、遠心コンプレッサのハウジングを最適化することにある。
この課題を解決するために、本発明に係るハウジングでは、該ハウジングが、中空室を取り囲む、複数の側面を備えたハウジングケースと、該ハウジングケースの内部に配置された渦巻き形ハウジングとを有しており、該渦巻き形ハウジングが、中心の貫通した開口と、別の開口とを備えており、前記貫通した開口は、コンプレッサホイールを収容しかつ空気を中空室から、前記貫通した開口内に配置されたコンプレッサホイールに供給するために設けられており、前記別の開口は、流れを渦巻き形ハウジングから導出するために設けられており、ハウジングケースの1つの側面に、渦巻き形ハウジング内に配置すべきコンプレッサホイールを貫通案内するための第1の開口が加工されており、ハウジングケースの1つの側面に、渦巻き形ハウジングから案内された流れをハウジングケースから導出するための第2の開口が加工されており、ハウジングケースの少なくとも1つの側面に、空気をハウジングケースの内部の中空室内に供給するための第3の開口が加工されている。
本発明に係るハウジングの好ましい態様では、渦巻き形ハウジングに設けられた貫通した開口が、鉛直方向に延びており、その結果、ハウジングが、鉛直な軸線を中心として回転するコンプレッサを収容するために設けられている。
本発明に係るハウジングの好ましい態様では、渦巻き形ハウジングとハウジングケースとが、1つの側壁を分割しており、該共通の側壁に開口が加工されており、共通の側壁に設けられた該開口に、渦巻き形ハウジングの中心の貫通した開口が繋がっている。
本発明に係るハウジングの好ましい態様では、空気をハウジングケースの内部の中空室内に供給するための複数の第3の開口が、ハウジングケースのそれぞれ異なる側面に加工されている。
本発明に係るハウジングの好ましい態様では、複数の第3の開口のうちの少なくとも1つの開口が、蓋によって閉鎖されている。
さらに、前述した課題を解決するために、本発明に係る第1のハウジング装置では、ハウジング装置において、該ハウジング装置が、遠心コンプレッサの本発明に係る1つのハウジングを有しており、ハウジングケースが、ハウジングジャケットによって取り囲まれており、該ハウジングジャケットとハウジングケースとの間に、少なくとも部分的に液体が供給される中空室が延在しており、ハウジングケースに設けられた開口が、ハウジングジャケットに設けられた相応の開口を通ってハウジングジャケットの外部に通じている。
さらに、前述した課題を解決するために、本発明に係る第2のハウジング装置では、該ハウジング装置が、遠心コンプレッサの本発明に係る複数のハウジングを有しており、複数のハウジングケースが、共通して1つのハウジングジャケットによって取り囲まれており、該ハウジングジャケットとハウジングケースとの間に、少なくとも部分的に液体が供給される中空室が延在しており、ハウジングケースに設けられた開口が、ハウジングジャケットに設けられた相応の開口を通ってハウジングジャケットの外部に通じている。
さらに、前述した課題を解決するために、本発明に係る排ガスターボチャージャでは、該排ガスターボチャージャが、タービンホイールとコンプレッサホイールとを備えた鉛直に配置されたロータを有しており、コンプレッサホイールが、本発明に係るハウジング装置内に配置されている。
本発明に係る排ガスターボチャージャの好ましい態様では、ロータの軸受け領域からハウジングジャケットとハウジングケースとの間の中空室内に液体が案内されており、該液体が、重力に基づきハウジングケースを介して流出するようになっている。
本発明に係る排ガスターボチャージャの好ましい態様では、タービンのハウジングが、ハウジングジャケットの鉛直方向上側に配置されており、ハウジングジャケットに載着された、複数の部分から成る絶縁カバーが、タービンハウジングを完全に取り囲んでいて、高温の排ガスを供給するための開口と、高温の排ガスを導出するための開口とを開放している。
さらに、前述した課題を解決するために、本発明に係る過給ユニットでは、過給ユニットにおいて、該過給ユニットが、それぞれ1つのタービンホイールと1つのコンプレッサホイールとを備えた鉛直に配置されたそれぞれ1つのロータを有する複数の排ガスターボチャージャを備えており、複数のコンプレッサホイールが、本発明に係るハウジング装置内に配置されている。
本発明に係る過給ユニットの好ましい態様では、複数のロータのうちの少なくとも1つのロータの軸受け領域からハウジングジャケットとハウジングケースとの間の中空室内に液体が案内されており、該液体が、重力に基づきハウジングケースを介して流出するようになっている。
本発明に係る過給ユニットの好ましい態様では、複数の排ガスターボチャージャが接続されて、多段式の過給システムが形成されており、互いに連続した2つの段のコンプレッサおよびタービンが、それぞれ直列に接続されており、これによって、高い方の段のタービンが、低い方の段のタービンの上流側に配置されており、高い方の段のコンプレッサが、低い方の段のコンプレッサの下流側に配置されている。
本発明に係る過給ユニットの好ましい態様では、タービンのハウジングが、ハウジングジャケットの鉛直方向上側に配置されており、ハウジングジャケットに載着された、複数の部分から成る絶縁カバーが、タービンハウジングを完全に取り囲んでいて、高温の排ガスを供給するための開口と、高温の排ガスを導出するための開口とを開放している。
さらに、前述した課題を解決するために、本発明に係るハウジングジャケットでは、該ハウジングジャケットが、排ガスターボチャージャもしくは過給ユニットを内燃機関に固定するための固定用フランジを有している。
遠心コンプレッサの本発明に係るハウジングは、中空室を取り囲む、複数の側面を備えたハウジングケースと、このハウジングケースの内部に配置された渦巻き形ハウジングとを有している。
この渦巻き形ハウジングは、中心の貫通した開口を有している。この開口は、1つには、この開口を通して渦巻き形ハウジング内に押し込むことができるコンプレッサホイールを収容するために働く。中心の開口は、もう1つには、空気を、渦巻き形ハウジングを取り囲む中空室から、中心の開口内に配置されたコンプレッサホイールに供給するために働く。渦巻き形ハウジングは、流れを渦巻き形ハウジングから導出するための別の開口を有している。
ハウジングケースの複数の側面のうちの1つの側面には、渦巻き形ハウジング内に配置すべきコンプレッサホイールを貫通案内するための第1の開口が加工されている。さらに、ハウジングケースの複数の側面のうちの1つの側面には、渦巻き形ハウジングから案内された流れをハウジングケースから導出するための第2の開口が加工されている。そして、さらに、ハウジングケースの少なくとも1つの側面には、空気をハウジングケースの内部の中空室内に供給するための第3の開口が加工されている。
選択的には、渦巻き形ハウジングに設けられた貫通した開口が、鉛直方向に延びており、その結果、ハウジングが、鉛直な軸線を中心として回転するコンプレッサを収容するために設けられている。
選択的には、渦巻き形ハウジングとハウジングケースとが、1つの側壁を分割しており、この共通の側壁に、コンプレッサホイールを貫通案内するための開口が加工されている。したがって、共通の側壁に設けられたこの開口に、渦巻き形ハウジングに設けられた中心の貫通した開口が繋がっている。
選択的には、ハウジングケースが、空気をハウジングケースの内部の中空室内に供給するための、それぞれ異なる側面に選択的に加工された複数の第3の開口を有している。これらの供給部は、空気供給管を固定するための接続フランジの形でまたはフィルタ格子体により覆われた開口の形で設けられていてよい。選択的には、複数の第3の開口のうちの1つ以上の第3の開口が、蓋によって閉鎖されていてよい。
選択的には、遠心コンプレッサの本発明に係る1つのハウジングが、ハウジング装置の一部であり、ハウジングケースが、ハウジングジャケットによって取り囲まれている。本発明によれば、ハウジングジャケットとハウジングケースとの間に、液体が供給される中空室が延在している。ハウジングケースに設けられた開口は、ハウジングジャケットに設けられた相応の開口を通ってハウジングジャケットの外部に通じている。
選択的には、遠心コンプレッサの本発明に係る複数のハウジングが、ハウジング装置の一部であり、ハウジングケースが、共通して1つのハウジングジャケットによって取り囲まれている。本発明によれば、ハウジングジャケットとハウジングケースとの間に、液体が供給される中空室が延在している。ハウジングケースに設けられた開口は、ハウジングジャケットに設けられた相応の開口を通ってハウジングジャケットの外部に通じている。
本発明に係るハウジング装置は、タービンホイールと、ハウジング装置内に配置されたコンプレッサホイールとを備えた鉛直に配置されたロータを有する排ガスターボチャージャに使用される。
選択的には、このような排ガスターボチャージャでは、ロータの軸受け領域からハウジングジャケットとハウジングケースとの間の中空室内に液体、特に軸受けオイルが案内される。この態様では、この液体が、重力に基づきハウジングケースを介して流出するかまたは、渦巻き形ハウジングがハウジングケースの上側の壁に一体化されている限り、渦巻き形ハウジングを介して流出する。
選択的には、タービンのハウジングが、ハウジングジャケットの鉛直方向上側に配置されている。本発明によれば、ハウジングジャケットに載着された、複数の部分から成る絶縁カバーが、タービンハウジングを完全に取り囲んでいる。この態様では、絶縁カバーが、高温の排ガスを供給するための開口と、高温の排ガスを導出するための開口とを開放している。
上述したハウジング装置は、過給ユニットに使用される。この過給ユニットは、それぞれ1つのタービンホイールと1つのコンプレッサホイールとを備えた鉛直に配置されたそれぞれ1つのロータを有する複数の排ガスターボチャージャを備えており、複数のコンプレッサホイールが、それぞれ1つのハウジング装置内に配置されている。
選択的には、このような排ガスターボチャージャにおいて、複数のロータの軸受け領域からハウジングジャケットとハウジングケースとの間の中空室内に液体、たとえば軸受けオイルが案内される。この態様では、この液体が、重力に基づき各ハウジングケースを介して流出するかまたは、渦巻き形ハウジングが、それぞれハウジングケースの上側の壁に一体化されている限り、渦巻き形ハウジングを介して流出する。
複数の排ガスターボチャージャが接続されて、多段式の過給システムが形成されており、互いに連続した2つの段のコンプレッサおよびタービンが、それぞれ直列に接続されており、これによって、高い方の段のタービンが、低い方の段のタービンに前置され、つまり、低い方の段のタービンの上流側に配置されており、高い方の段のコンプレッサが、低い方の段のコンプレッサに後置され、つまり、低い方の段のコンプレッサの下流側に配置されていてよい。
選択的には、複数の排ガスターボチャージャが並列に接続されてよい。この態様では、体積流を1段式に複数のチャージャに分配することができ、これらのチャージャを本発明におけるハウジングユニット内に組み付けることができる。
選択的には、過給ユニットにおいて、タービンのハウジングが、ハウジングジャケットの鉛直方向上側に配置されている。この態様では、ハウジングジャケットに載着された、複数の部分から成る絶縁カバーが、タービンハウジングを完全に取り囲んでいる。絶縁カバーは、高温の排ガスをタービン段に供給するための開口と、排ガスをタービン段の通流後に導出するための開口とを開放している。
選択的には、排ガスターボチャージャのハウジングジャケットまたは過給ユニットのハウジングジャケットが、排ガスターボチャージャもしくは過給ユニットを内燃機関に固定するための固定用フランジを有している。
2段以上の段式の過給システムでは、遠心コンプレッサのコンプレッサハウジングの本発明における構成によって、1つのハウジングユニットへの複数のハウジング部材の統合、つまり、一体化のおかげで、エンジンに対する組付けが少ない構成スペースでかつ簡単な組付け/取外しで可能となる。ロータブロックを鉛直に配置することによって、保守工による手入れが容易になる。
更なる利点は、従属請求項から明らかである。
V型エンジンにおける排ガス管路(E:排ガス)および新気供給管路(A:空気)の可能な取付け状況を概略的に示す図である。 1段式の過給および2段式の過給の装置概略図である。 本発明に係るコンプレッサハウジングを備えた2段式の排ガスターボチャージャアッセンブリの等測図である。 絶縁カバーが載着された図3に示した2段式の排ガスターボチャージャアッセンブリを示す図である。 図3に示した2段式の排ガスターボチャージャアッセンブリを下方から見た図である。 図3に示した2段式の排ガスターボチャージャアッセンブリの本発明に係るコンプレッサハウジングの等測図である。 図6に示したコンプレッサハウジングの断面図であり、この断面図では、断面が渦巻き形ハウジングの外部で案内されている。 (付加的な固定用フランジを備えた)図6に示したコンプレッサハウジングの断面図であり、この断面図では、断面が渦巻き形ハウジングを通って、しかも、ほぼコンプレッサホイールを収容するための同軸的な開口を通る鉛直な軸線を通って案内されている。 図3に示した2段式の排ガスターボチャージャアッセンブリの両排ガスターボチャージャの、鉛直方向に延びる軸線に沿った断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態を図面につき詳しく説明する。
高圧側ターボチャージャ(それぞれ図面の左側に示してあり、図9には、たとえば断面図で示してある)に基づき、本発明におけるアッセンブリの基本的な構造を説明する。コンプレッサハウジングは、基本的にそれ自体相変わらず複数の部分から形成されていてよい渦巻き形ハウジング220(低圧側チャージャでは120)を有している。この渦巻き形ハウジング220(120)は、圧縮された空気の渦巻き形の集合室を有していて、渦巻き形ハウジング220(120)の中心の開口226(126)内に配置されたコンプレッサホイール225(125)のハブと共にコンプレッサホイール225(125)の領域に流路を画定している。流れのためには、渦巻き形ハウジング220(120)が2つの開口、つまり、吸込み領域に、前述した中心の開口226(126)を有していて、スクロールの終端部に、流れを渦巻き形ハウジング220(120)から導出するための流出開口228(128)を有している。
渦巻き形ハウジング220(120)は、ハウジングケース223(123)の内部に配置されている。このハウジングケース223(123)は、空気流入のための集合室として働く中空室227(127)を取り囲んでいる。スクロールの終端部はハウジングケース223(123)の外部に通じていて、空気出口222(122)に繋がっている。渦巻き形ハウジング220(120)の空気入口、すなわち、中心の貫通した開口226(126)は、中空室227(127)に繋がっている。ハウジングケース223(123)の内部の中空室227(127)内への空気供給は、ハウジングケース223(123)の側面に設けられた複数の開口221(121)を介して行われる。この場合、ハウジングケース223(123)に設けられた供給開口に接続するための空気吸込み管片が設けられていてもよいし、低圧側チャージャの形態では、付加的な消音機能を有するフィルタマットが供給開口を覆っていてもよい。ハウジングケース223(123)は複数の側面を有している。ハウジングケース223(123)は立方体状または直方体状であってもよいし、全く一般的には、角張った縁部または丸み付けられた縁部を備えた多面体であってもよい。ハウジングケース223(123)が複数の側面を有していると、これらの側面に複数の空気流入開口を加工することもできる。付加的な面によって、流入の分配が可能となる。これによって、騒音発生がより僅かになる。このことは、特に低圧側空気入口において好適である。図面では、複数の空気流入開口に符号221a,221b,221c;121a,121bが付してある。選択的には、余剰の空気流入開口を蓋によって閉鎖することができる。この蓋によるカバーは、汚れを阻止するために、搬送時にも、保守の際にも有利である。
図2に示した装置概略図に基づき公知の給気冷却器ユニット(図示せず)は、ハウジングジャケット2の下方に位置している。
本発明によれば、ハウジングケース223(123)が外側のハウジングジャケット2内に配置されている。ハウジングケース223(123)とハウジングジャケット2との間の中間室内には、最深の箇所でオイル出口23に繋がった中空室26が延在している。この中空室26内には、過給装置の運転中に液体が提供されている。この液体は、特に渦巻き形ハウジング220(120)を冷却するために働く。このためには、図面に示したように、渦巻き形ハウジング220(120)が、ハウジングケース223(123)の上側のハウジング壁に配置されており、これによって、渦巻き形ハウジング220(120)とハウジングケース223(123)とが、背壁を分割している。いま、この背壁を介して液体が流れると、渦巻き形ハウジング220(120)が冷却される。
液体は、有利には軸受けオイル循環路から到来する。液体は、ターボチャージャシャフトの軸受け装置を冷却するために利用される。図9では、この軸受け装置に対して詳細が明らかとなっていない。しかし、鉛直に配置されたロータが、相応に大きなスラスト軸受けを備えており、これによって、軸方向に作用する重力が、運転中のスラスト荷重に対して付加的に受け止められるようになっている。断面図に示したように、中空室26は、ロータブロックにおける軸受け領域にまで延在している。この構成では、渦巻き形ハウジング220(120)の、鉛直方向に向けられたオイル流下を伴う冷却が有利である。これによって、コンプレッサ段において圧縮すべき空気への付加的な冷却作用が達成される。この付加的な冷却作用のおかげで、過給システムのコンプレッサ側の効率を改善することができる。
オイル流出通路は、それぞれ異なるハウジング部材の間でシール部材を介して密封される。
ロータブロックは、コンプレッサホイール225(125)と、タービンホイール215(115)と、両ホイールを結合するシャフトと、軸受けハウジング230(130)とから形成されている。保守の際には、タービンハウジング210(110)が取り外された後、ロータブロックがユニットとしてコンプレッサハウジングから持ち上げられるようになっている。タービンハウジング210(110)は、軸受けハウジング230(130)およびハウジングジャケット2に目板結合を介して相対回動可能にねじ締結されており、これによって、ガス流入(高圧側チャージャ側)のそれぞれ異なる角度位置が調整されるようになっている。タービンハウジング210(110)はハウジングジャケット2の鉛直方向上側に配置されている。タービンハウジング210(110)は、ガス入口211(111)とガス出口212(112)とから形成されている。タービンホイール215(115)の領域では、タービンハウジング210(110)が同じく、渦巻き形の流路と、半径方向に流過されるタービンホイール215(115)の回転羽根に流れを方向付けるための案内装置とを取り囲んでいる。高圧側チャージャのタービンと低圧側チャージャのタービンとの間のそれぞれ異なるガス温度に基づき、ハウジングの膨張量が互いに異なることがあるので、高圧側チャージャのタービンのガス出口212と、低圧側チャージャのタービンのガス入口111との間の接続が、補償エレメント50によって実現されている。
ハウジングジャケット2と、ハウジングケース223,123と、渦巻き形ハウジング220,120とは、一体の鋳造エレメントとして製造することができる。これによって、このような過給装置に用いられる構成部材の所要数が減じられる。複数の側面に設けられた空気流入開口のおかげで、1つの鋳造エレメントによって多種の組付けバリエーションを実現することができる。不要な接続部は蓋によって簡単にカバーされる。低圧側コンプレッサからの空気流出管路と、高圧側コンプレッサからの空気流出管路とは、同じくハウジングユニットに一体化されているかまたは少なくともハウジングユニットに固定されている。
ハウジングジャケット2には、ユニット全体をエンジンブラケットに固定するために働く固定用フランジ25が配置されている。この固定用フランジ25は、エンジンブラケットに上方から組み付けるための水平な取付け面を有していてもよいし(図6参照)、図6以外の図面に示したように、エンジンブラケットに側方から組み付けるための鉛直な取付け面を有していてもよい。
高圧側ターボチャージャと低圧側ターボチャージャとは、コンセプト上、基本的に同様に形成されていてよく、いずれにせよ、熱力学的な理由から、構成サイズおよび回転する構成要素、たとえばコンプレッサホイールまたはタービンの点で区別される。
本発明におけるコンプレッサハウジングコンセプトを、図面に示した2段式の過給ユニットに基づき詳細に説明した。しかし、本発明におけるコンプレッサハウジングコンセプトは、1段式の過給ユニットまたは3段以上の段式の過給ユニットにも同じく良好に利用することができる。以下の特許請求の範囲は、この一般化に即している。
2 ハウジングジャケット
21 ハウジングジャケットに設けられた、低圧側排ガスターボチャージャのロータブロックのための開口
22 ハウジングジャケットに設けられた、高圧側排ガスターボチャージャのロータブロックのための開口
23 オイル流出路
24 オイル供給路
25 固定用フランジ
26 ハウジングジャケットとハウジングケースとの間の中空室
41,42 絶縁エレメント、絶縁カバーの一部
45 絶縁エレメントを結合するための結合エレメント
50 タービンの間の補償エレメント
110 低圧側排ガスターボチャージャのタービンのタービンハウジング
111 低圧側排ガスターボチャージャのタービンのガス入口
112 低圧側排ガスターボチャージャのタービンのガス出口
115 低圧側排ガスターボチャージャのタービンホイール
120 低圧側排ガスターボチャージャのコンプレッサの渦巻き形ハウジング
121 低圧側排ガスターボチャージャのコンプレッサの空気入口(a,b)
122 低圧側排ガスターボチャージャのコンプレッサの空気出口
123 低圧側排ガスターボチャージャのコンプレッサハウジングのハウジングケース
124 ハウジングケースに設けられた、コンプレッサホイールを導入するための開口
125 低圧側排ガスターボチャージャのコンプレッサホイール
126 渦巻き形ハウジングに設けられた貫通した中心の開口
127 ハウジングケースに設けられた中空室(空気流入のための集合室)
128 渦巻き形ハウジングに設けられた、この渦巻き形ハウジングから流れを導出するための開口
130 低圧側排ガスターボチャージャの軸受けハウジング
210 高圧側排ガスターボチャージャのタービンのタービンハウジング
211 高圧側排ガスターボチャージャのタービンのガス入口
212 高圧側排ガスターボチャージャのタービンのガス出口
215 高圧側排ガスターボチャージャのタービンホイール
220 高圧側排ガスターボチャージャのコンプレッサの渦巻き形ハウジング
221 高圧側排ガスターボチャージャのコンプレッサの空気入口(a,b,c)
222 高圧側排ガスターボチャージャのコンプレッサの空気出口
223 高圧側排ガスターボチャージャのコンプレッサハウジングのハウジングケース
224 ハウジングケースに設けられた、コンプレッサホイールを導入するための開口
225 高圧側排ガスターボチャージャのコンプレッサホイール
226 渦巻き形ハウジングに設けられた貫通した中心の開口
227 ハウジングケースに設けられた中空室(空気流入のための集合室)
228 渦巻き形ハウジングに設けられた、この渦巻き形ハウジングから流れを導出するための開口
230 高圧側排ガスターボチャージャの軸受けハウジング

Claims (15)

  1. 遠心コンプレッサのハウジングにおいて、該ハウジングが、
    中空室(127,227)を取り囲む、複数の側面を備えたハウジングケース(123,223)と、
    該ハウジングケース(123,223)の内部に配置された渦巻き形ハウジング(120,220)とを有しており、該渦巻き形ハウジング(120,220)が、中心の貫通した開口(126,226)と、別の開口(128,228)とを備えており、前記貫通した開口(126,226)は、コンプレッサホイール(125,225)を収容しかつ空気を中空室(127,227)から、前記貫通した開口(126,226)内に配置されたコンプレッサホイール(125,225)に供給するために設けられており、前記別の開口(128,228)は、流れを渦巻き形ハウジング(120,220)から導出するために設けられており、
    ハウジングケース(123,223)の1つの側面に、渦巻き形ハウジング(120,220)内に配置すべきコンプレッサホイール(125,225)を貫通案内するための第1の開口(21,22)が加工されており、
    ハウジングケース(123,223)の1つの側面に、渦巻き形ハウジング(120,220)から案内された流れをハウジングケース(123,223)から導出するための第2の開口が加工されており、
    ハウジングケース(123,223)の少なくとも1つの側面に、空気をハウジングケース(123,223)の内部の中空室(127,227)内に供給するための第3の開口(121,121a,121b;221,221a,221b,221c)が加工されていることを特徴とする、遠心コンプレッサのハウジング。
  2. 渦巻き形ハウジング(120,220)に設けられた貫通した開口(126,226)が、鉛直方向に延びており、その結果、ハウジングが、鉛直な軸線を中心として回転するコンプレッサを収容するために設けられている、請求項1記載のハウジング。
  3. 渦巻き形ハウジング(120,220)とハウジングケース(123,223)とが、1つの側壁を分割しており、該共通の側壁に開口(124,224)が加工されており、共通の側壁に設けられた該開口(124,224)に、渦巻き形ハウジング(120,220)の中心の貫通した開口(126,226)が繋がっている、請求項1または2記載のハウジング。
  4. 空気をハウジングケース(123,223)の内部の中空室(127,227)内に供給するための複数の第3の開口(121a,121b;221a,221b,221c)が、ハウジングケース(123,223)のそれぞれ異なる側面に加工されている、請求項1から3までのいずれか1項記載のハウジング。
  5. 複数の第3の開口(121a,121b;221a,221b,221c)のうちの少なくとも1つの開口が、蓋によって閉鎖されている、請求項4記載のハウジング。
  6. ハウジング装置において、該ハウジング装置が、遠心コンプレッサの、請求項1から5までのいずれか1項記載の1つのハウジングを有しており、ハウジングケース(123,223)が、ハウジングジャケット(2)によって取り囲まれており、該ハウジングジャケット(2)とハウジングケース(123,223)との間に、少なくとも部分的に液体が供給される中空室(26)が延在しており、ハウジングケース(123,223)に設けられた開口が、ハウジングジャケット(2)に設けられた相応の開口を通ってハウジングジャケット(2)の外部に通じていることを特徴とする、ハウジング装置。
  7. ハウジング装置において、該ハウジング装置が、遠心コンプレッサの、請求項1から5までのいずれか1項記載の複数のハウジングを有しており、複数のハウジングケース(123,223)が、共通して1つのハウジングジャケット(2)によって取り囲まれており、該ハウジングジャケット(2)とハウジングケース(123,223)との間に、少なくとも部分的に液体が供給される中空室(26)が延在しており、ハウジングケース(123,223)に設けられた開口が、ハウジングジャケット(2)に設けられた相応の開口を通ってハウジングジャケット(2)の外部に通じていることを特徴とする、ハウジング装置。
  8. 排ガスターボチャージャにおいて、該排ガスターボチャージャが、タービンホイール(115,215)とコンプレッサホイール(125,225)とを備えた鉛直に配置されたロータを有しており、コンプレッサホイール(125,225)が、請求項6記載のハウジング装置内に配置されていることを特徴とする、排ガスターボチャージャ。
  9. ロータの軸受け領域からハウジングジャケット(2)とハウジングケース(123,223)との間の中空室(26)内に液体が案内されており、該液体が、重力に基づきハウジングケース(123,223)を介して流出するようになっている、請求項8記載の排ガスターボチャージャ。
  10. タービンのハウジング(110,210)が、ハウジングジャケット(2)の鉛直方向上側に配置されており、ハウジングジャケット(2)に載着された、複数の部分から成る絶縁カバー(41,42)が、タービンハウジング(110,210)を完全に取り囲んでいて、高温の排ガスを供給するための開口(211)と、高温の排ガスを導出するための開口(112)とを開放している、請求項8または9記載の排ガスターボチャージャ。
  11. 過給ユニットにおいて、該過給ユニットが、それぞれ1つのタービンホイール(115,215)と1つのコンプレッサホイール(125,225)とを備えた鉛直に配置されたそれぞれ1つのロータを有する複数の排ガスターボチャージャを備えており、複数のコンプレッサホイールが、請求項7記載のハウジング装置内に配置されていることを特徴とする、過給ユニット。
  12. 複数のロータのうちの少なくとも1つのロータの軸受け領域からハウジングジャケット(2)とハウジングケース(123,223)との間の中空室(26)内に液体が案内されており、該液体が、重力に基づきハウジングケース(123,223)を介して流出するようになっている、請求項11記載の過給ユニット。
  13. 複数の排ガスターボチャージャが接続されて、多段式の過給システムが形成されており、互いに連続した2つの段のコンプレッサおよびタービンが、それぞれ直列に接続されており、これによって、高い方の段のタービンが、低い方の段のタービンの上流側に配置されており、高い方の段のコンプレッサが、低い方の段のコンプレッサの下流側に配置されている、請求項11または12記載の過給ユニット。
  14. タービンのハウジング(110,210)が、ハウジングジャケット(2)の鉛直方向上側に配置されており、ハウジングジャケット(2)に載着された、複数の部分から成る絶縁カバー(41,42)が、タービンハウジング(110,210)を完全に取り囲んでいて、高温の排ガスを供給するための開口(211)と、高温の排ガスを導出するための開口(112)とを開放している、請求項11から13までのいずれか1項記載の過給ユニット。
  15. 請求項8から10までのいずれか1項記載の排ガスターボチャージャのハウジングジャケット(2)または請求項11から14までのいずれか1項記載の過給ユニットのハウジングジャケット(2)において、該ハウジングジャケット(2)が、排ガスターボチャージャもしくは過給ユニットを内燃機関に固定するための固定用フランジ(25)を有していることを特徴とする、ハウジングジャケット。
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