JP2010261362A - エンジンの過給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低圧段ターボ過給機10と高圧段ターボ過給機20とを備える2ステージターボシステムにおいて、システムのコンパクト化を図り、エンジンへの組付け性の改善、及び、熱容量低減を図る。
【解決手段】高圧段ターボ過給機20(高圧段タービン22)を縦置き、低圧段ターボ過給機10(低圧段タービン12)を横置きにし、高圧段タービン22と低圧段タービン12のタービンハウジングを一体化する。また、高圧段タービン22と低圧段タービン12のタービン入口側フランジIFを同一面上に一体化する。
【選択図】図2

Description

本発明は、いわゆる2ステージターボシステムを構成する2つのターボ過給機(低圧段ターボ過給機及び高圧段ターボ過給機)を備えるエンジン(内燃機関)の過給装置に関する。
2ステージターボシステムは、吸気通路に、上流側から順に、低圧段コンプレッサと高圧段コンプレッサとを配置し、排気通路に、上流側から順に、高圧段タービンと低圧段タービンとを配置する。そして、低圧段タービンと低圧段コンプレッサとを同軸に連結して、低圧段ターボ過給機を構成し、高圧段タービンと高圧段コンプレッサとを同軸に連結して、高圧段ターボ過給機を構成する。このようにして、吸気を低圧段コンプレッサと高圧段コンプレッサとで2段階に過給することにより、低回転域から効率良く過給圧力を高めることができ、エンジンの出力向上及び燃費低減を図ることができる。
このような2ステージターボシステムにおいては、エンジンの排気側に高圧段タービンと低圧段タービンとを各タービンの回転軸を水平(クランク軸と平行)にして上下に配置するのが一般的であるが、特許文献1には、高圧段タービンと低圧段タービンとを、これらの回転軸を直交させて配置したものが開示されている。具体的には、高圧段タービンをその回転軸を鉛直方向にして配置し、低圧段タービンをその回転軸を水平方向にして配置し、高圧段タービンの排気出口と低圧段タービンの排気入口とを水平方向の連通部により接続している。
特開2008−303849号公報
2ステージターボシステムは、ターボ過給機を2つ備え、部品点数が多いため、エンジンへの組付け性が悪い。すなわち、組付けに工数がかかるだけでなく、アッシー状態で大型化するため、作業スペース、例えばシリンダヘッドに排気マニホールドを締結する場合の工具隙など、を確保しづらい。
また、ターボ過給機を2つ備え、排気ガスが通過する構成部品が増えるため、熱容量が大きい。それゆえ、始動時の暖機性が悪い。
本発明は、このような実状に鑑み、2ステージターボシステムのコンパクト化を図り、エンジンへの組付け性の改善、及び、熱容量低減を図ることを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、高圧段タービンと低圧段タービンとについて、これらの回転軸を略直交させて配置して、これらのタービンハウジングを一体化すると共に、これらのタービン入口側フランジを同一面上に一体化する構成とする。
本発明によれば、高圧段タービンと低圧段タービンとを近接させることができるので、システム全体をコンパクト化できると共に、排気ガスの通路を短縮化できるので、低熱容量化することができる。
また、2つのタービンの入口側フランジを同一面上に一体化することで、小型化できることから、排気マニホールドへの取付部位と、排気マニホールドのシリンダヘッドへの締結部位とをずらして設計することも容易であり、作業スペースを確保しやくなる。
本発明の一実施形態の概略説明図 本発明の一実施形態を示す排気マニホールドに取付けられる2ステージターボシステムの正面図 同上の2ステージターボシステムの平面図 同上の2ステージターボシステムの左側面図 同上の2ステージターボシステムの右側面図 図2のA−A断面図 タービンハウジングの正面図(図4と同じ方向から見ている) 同上のタービンハウジングの平面図 同上のタービンハウジングの底面図 同上のタービンハウジングの右側面図 同上のタービンハウジングの左側面図 他の実施形態を示すタービン入口側フランジの図
以下に本発明の実施の形態について図面に基づいて詳細に説明する。
先ず、図1によって、本発明の一実施形態を概略的に説明する。
2ステージターボシステムは、2つのターボ過給機、すなわち、低圧段ターボ過給機10と、高圧段ターボ過給機20とを備える。
低圧段ターボ過給機10は、吸気通路の比較的上流側に配置されて吸気を過給する低圧段コンプレッサ11と、排気通路の比較的下流側に配置されて排気の圧力エネルギーにより回転する低圧段タービン12と、低圧段タービン12により低圧段コンプレッサ11を駆動するように両者を同軸に連結する回転軸13と、を含んで構成される。
高圧段ターボ過給機20は、吸気通路の比較的下流側(前記低圧段コンプレッサ11より下流側)に配置されて吸気を過給する高圧段コンプレッサ21と、排気通路の比較的上流側(前記低圧段タービン12より上流側)に配置されて排気の圧力エネルギーにより回転する高圧段タービン22と、高圧段タービン22により高圧段コンプレッサ21を駆動するように両者を同軸に連結する回転軸23と、を含んで構成される。
言い換えれば、吸気通路に、上流側から順に、低圧段コンプレッサ11と高圧段コンプレッサ21とを配置し、排気通路に、上流側から順に、高圧段タービン22と低圧段タービン12とを配置している。そして、低圧段タービン12と低圧段コンプレッサ11とを同軸に連結して、低圧段ターボ過給機10を構成し、高圧段タービン22と高圧段コンプレッサ21とを同軸に連結して、高圧段ターボ過給機20を構成している。
尚、低圧段コンプレッサ11及び高圧段コンプレッサ21は共に遠心式コンプレッサであり、低圧段タービン12及び高圧段タービン22は共にラジアルタービンである。
従って、吸気通路では、吸気入口(エアクリーナ側)から取入れた吸入空気が、低圧段コンプレッサ11により過給され、更に高圧段コンプレッサ21により過給され、吸気マニホールドを介して、エンジン各気筒の燃焼室に流入する。
このようにして、吸気を低圧段コンプレッサ11と高圧段コンプレッサ12とで2段階に過給することにより、低回転域から効率良く過給圧力を高めることができ、エンジンの出力向上及び燃費低減を図ることができる。
エンジンでは、例えばディーゼルエンジンの場合、圧縮行程にて燃料噴射弁より燃焼室内に燃料が噴射され、燃焼室内で吸入空気と燃料とが圧縮着火により燃焼する。そして、燃焼後の排気は、排気通路へ排出される。
排気通路では、各気筒の排気が排気マニホールドにて合流した後、高圧段タービン22を通過し、この際に、排気の圧力エネルギーで、高圧段タービン22を駆動する。次いで、排気は低圧段タービン12を通過し、排気の圧力エネルギーで、低圧段タービン12を駆動する。その後、排気は、排気出口側へ排出される。
また、排気通路には、高圧段タービン22をバイパスするバイパス通路31と、このバイパス通路31を開閉する排気切替制御弁32とが設けられる。
また、吸気通路には、高圧段コンプレッサ21をバイパスするバイパス通路33と、このバイパス通路33を開閉する吸気切替制御弁34とが設けられる。
更に、排気通路には、低圧段タービン12をバイパスするバイパス通路と、このバイパス通路を開閉する排気バイパス弁が設けられるが、図示は省略した。
ここにおいて、本実施形態では、高圧段ターボ過給機20を縦置きに配置し、その上方に、低圧段ターボ過給機10を横置きに配置する。
すなわち、高圧段ターボ過給機20は、縦置きにして、回転軸23を鉛直方向に配置し、回転軸23の上端側に高圧段タービン22を水平に配置し、回転軸23の下端側に高圧段コンプレッサ21を水平に配置する。
また、低圧段ターボ過給機10は、横置きにして、回転軸13を水平方向に配置し、回転軸13の一端側(高圧段タービン22の上方)に低圧段タービン12を配置し、回転軸13の他端側に低圧段コンプレッサ11を配置する。
このようにして、高圧段タービン22と低圧段タービン12とについて、これらの回転軸23、13を直交させて配置して、これらのタービンハウジングTHを一体化する。図1では、一体化したタービンハウジングTHを点線で囲んで示している。
また、高圧段タービン22及び低圧段タービン12のタービン入口側フランジIFは、同一面上に一体化する。
このタービン入口側フランジIFは、高圧段タービン22の入口側通路22aと、低圧段タービン12の入口側通路12aに接続される前記バイパス通路31の排気切替制御弁32上流側とを並べて開口して、排気マニホールド側のフランジに接続されるものであり、高圧段タービン22の出口側通路22bは、タービンハウジングTH内で、前記バイパス通路31の排気切替制御弁32下流側と合流して、低圧段タービン12の入口側通路12aに接続される。
前記一体化した入口側フランジIFは横長であり、高圧段タービン22の入口側通路22a、及び、低圧段タービン12の入口側通路12a(詳しくは前記バイパス通路31の排気切替制御弁32上流側)が横方向に並んで開口する。
図1には本発明の一実施形態を概略的に示したが、図2〜図6には同一実施形態を実際的に示している。
図2は排気マニホールドに取付けられる2ステージターボシステムの正面図である。そして、図3は同上の2ステージターボシステムの平面図、図4は同上の2ステージターボシステムの左側面図、図5は同上の2ステージターボシステムの右側面図、図6は図2のA−A断面図である。
また、図7〜図11には、高圧段タービン22及び低圧段タービン12の一体化したタービンハウジングTHを拡大して示している。
図7はタービンハウジングの正面図であり、これは図4と同じ方向から見ている。そして、図8は同上のタービンハウジングの平面図、図9は同上のタービンハウジングの底面図、図10は同上のタービンハウジングの右側面図、図11は同上のタービンハウジングの左側面図である。
特に図2(及び図3、図4)を参照すると、排気マニホールドEMは、8本のボルト(図2の○)でシリンダヘッド(図示せず)に締結されており、この排気マニホールEMに、3本のボルト(図2の●)で、タービン入口側フランジIFが取付けられているのがわかる。
また、高圧段タービン22は、タービン入口側フランジIFの高さ位置に水平に配置され、そのスクロール部外周の入口側通路22aがタービン入口側フランジIFに開口し(図2、図3、図4)、スクロール中心側方の出口側通路22bが上方に向かって設けられているのがわかる(図2、図4、図6)。
また、低圧段タービン12は、高圧段タービン22の上方の垂直面内に配置され、そのスクロール部外周の入口側通路12aがバイパス通路31に連通してタービン入口側フランジIFに開口している(図6)。バイパス通路31には排気切替制御弁32が介装されている(図6)。そして、低圧段タービン12のスクロール部外周の入口側通路12aの中間部に、すなわちバイパス通路31の排気切替制御弁32下流側に、高圧段タービン22のスクロール中心側方の出口側通路22bが接線方向に開口している(図6)。
従って、低圧段タービン12は、排気切替制御弁32の閉時には、高圧段タービン22を通過した出口側通路22bからの排気で駆動されるが、排気切替制御弁32の開時には、排気マニホールドIMからバイパス通路31により導かれる排気で駆動され、このとき高圧段タービン22は実質的に非作動となる。
低圧段タービン12のスクロール中心側方の出口側通路12bは、水平方向に開口しており、図示しない排気通路により、排気出口へと向かう(図2、図3、図4)。
低圧段タービン12の側方には、これにより回転軸を介して駆動される低圧段コンプレッサ11が配置される(図2、図3)。低圧段コンプレッサ11のハウジングはタービンハウジングTHとは別に構成されて、結合される。
高圧段タービン22の下側には、これにより回転軸23を介して駆動される高圧段コンプレッサ21が配置される(図2、図6)。高圧段コンプレッサ21のハウジングもタービンハウジングTHとは別に構成されて、結合される。
低圧段コンプレッサ11は、そのスクロール中心側方の入口側通路11aが吸気入口(エアクリーナ側)と接続される。そして、スクロール部外周の出口側通路11bが2つに分流し、一方が高圧段コンプレッサ21のスクロール中心側方(下方)の入口側通路21aと接続され、他方が高圧段コンプレッサ21をバイパスするバイパス通路33となる(図2、図5)。
高圧段コンプレッサ21は、スクロール中心側方(下方)の入口側通路21aが上述のように低圧段コンプレッサ11の出口側通路11bと接続される。そして、高圧段コンプレッサ21はそのスクロール部外周に出口側通路21bを有し(図2、図5)、この出口側通路21bは、バイパス通路33の吸気切替制御弁34下流側と合流して、エンジンの吸気マニホールドへ向かう。図示35が吸気マニホールド側への接続口である(図2、図3、図5)。
従って、吸気切替制御弁34の閉時には、吸気入口からの吸気が、低圧段コンプレッサ11の入口側通路11aから出口側通路11bへ流れて過給された後、高圧段コンプレッサ21の入口側通路21aから出口側通路21bへ流れて更に過給され、エンジンの吸気マニホールドへ向かう。
吸気切替制御弁34の開時には、吸気入口からの吸気が、低圧段コンプレッサ11の入口側通路11aから出口側通路11bへ流れて過給された後、バイパス通路33を通って、すなわち高圧段コンプレッサ21をバイパスして、エンジンの吸気マニホールドへ向かう。従って、このとき高圧段コンプレッサ21は実質的に非作動となる。
本実施形態によれば、高圧段ターボ過給機20(高圧段タービン22)の縦置き化により、横置きの低圧段ターボ過給機10(低圧段タービン12)との間で、高圧段タービン22と低圧段タービン12とを直角に配置して、互いに近づけることができ、コンパクト化、特にシステム・アッシー高さ方向の短縮化を図ることができる。
また、高圧段タービン22と低圧段タービン12のタービンハウジングTHを図7〜図11に示されているように入口側フランジIFも含めて一体化することで、更にコンパクト化が可能となり、少なくとも、従前の入口側フランジ1個分(排気マニホールド側も含めると2個分)の、締結用フランジの削減が可能となる。
そして、このようなコンパクト化により、排気ガスの通路を短縮化できるので、低熱容量化することができ、始動時の暖機性を向上させることができる。これは、排気通路に配置される排気浄化触媒の早期活性化につながり、始動直後の排気浄化性能を大幅に向上させることができる。
また、コンパクト化により、組付け工数の低減とあわせ、工具隙など、作業スペースの確保も容易となり、組付け性が向上する。
特に、2つのタービンの入口側フランジを同一面上に一体化することで、小型化できることから、図2からわかるように、タービンハウジングの排気マニホールドへの取付部位と、排気マニホールドのシリンダヘッドへの締結部位とをずらして設計することも容易であり、工具隙など、作業スペースを確保しやすい。
すなわち、2つのタービンの入口ポートの向きを統一できるので(排気マニホールド締結用ボルトと同方向)、入口ポートと排気マニホールド締結部位とが近い場合には、入口ポートの位置を高さ方向にずらすことで、工具隙など、作業スペースの確保が容易となる。従って、2ステージターボシステム・アッシーで、排気マニホールドとシリンダヘッドとの組付け工具隙をコンパクトのまま確保できる。
また、本実施形態によれば、排気通路に、高圧段タービン22をバイパスするバイパス通路31と、このバイパス通路31を開閉する排気切替制御弁32とを備える場合に、タービン入口側フランジIFを、高圧段タービン22の入口側通路22aと、低圧段タービン12の入口側通路12aに接続される前記バイパス通路31の排気切替制御弁32上流側とを並べて開口して、排気マニホールドEMに接続されるものとし、高圧段タービン22の出口側通路22bを、タービンハウジング内で、前記バイパス通路31の排気切替制御弁32下流側と合流して、低圧段タービン12の入口側通路12aに接続する構成とすることにより、排気切替制御弁32付きで、入口側フランジIFも含めて一体化したコンパクトなタービンハウジングTHを実現することができる。
尚、本実施形態では、高圧段ターボ過給機20(高圧段タービン22)と低圧段ターボ過給機10(低圧段タービン12)とのうち、高圧段ターボ過給機20(高圧段タービン22)の回転軸23を鉛直方向に配置し、低圧段ターボ過給機10(低圧段タービン12)の回転軸12を水平方向に配置したが、これに限るものではなく、低圧段ターボ過給機(低圧段タービン)の回転軸を鉛直方向に配置し、高圧段ターボ過給機(高圧段タービン)の回転軸を水平方向に配置してもよい。すなわち、高圧段ターボ過給機(高圧段タービン)と低圧段ターボ過給機(低圧段タービン)とのうち、いずれか一方のターボ過給機(タービン)の回転軸を鉛直方向に配置し、他方のターボ過給機(タービン)の回転軸を水平方向に配置すればよい。
また、水平と鉛直に限るものでもなく、高圧段ターボ過給機(高圧段タービン)と低圧段ターボ過給機(低圧段タービン)とについて、これらの回転軸を略直交させて配置して、これらのタービンハウジングを一体化すればよい。
また、本実施形態では、図11などに示されるように、一体化したタービン入口側フランジIFを横長として、高圧段タービンの入口側通路22aと、低圧段タービンの入口側通路12a(バイパス通路31)とが横方向に並んで開口するようにしてあり、これにより、排気マニホールドの気筒列の延在方向にあわせたフランジ形状とすることができる利点がある。
しかし、本発明の他の実施形態(図11の別バージョン)として、図12に示すように、一体化したタービン入口側フランジIFを縦長として、高圧段タービンの入口側通路22aと低圧段タービンの入口側通路12a(バイパス通路31)とが縦方向に並んで開口するようにしてもよい。
10 低圧段ターボ過給機
11 低圧段コンプレッサ
11a 低圧段コンプレッサの入口側通路
11b 低圧段コンプレッサの出口側通路
12 低圧段タービン
12a 低圧段タービンの入口側通路
12b 低圧段タービンの出口側通路
13 回転軸
20 高圧段ターボ過給機
21 高圧段コンプレッサ
21a 高圧段コンプレッサの入口側通路
21b 高圧段コンプレッサの出口側通路
22 高圧段タービン
22a 高圧段タービンの入口側通路
22b 高圧段タービンの出口側通路
23 回転軸
31 バイパス通路
32 排気切替制御弁
33 バイパス通路
34 吸気切替制御弁
EM 排気マニホールド
IF タービン入口側フランジ

Claims (5)

  1. 吸気通路に配置されて吸気を過給する低圧段コンプレッサと、排気通路に配置されて排気の圧力エネルギーにより回転し前記低圧段コンプレッサを駆動する低圧段タービンと、を含んで構成される低圧段ターボ過給機と、
    吸気通路における前記低圧段コンプレッサの下流側に配置されて吸気を過給する高圧段コンプレッサと、排気通路における前記低圧段タービンの上流側に配置されて排気の圧力エネルギーにより回転し前記高圧段コンプレッサを駆動する高圧段タービンと、を含んで構成される高圧段ターボ過給機と、
    を備える、エンジンの過給装置において、
    前記高圧段タービンと前記低圧段タービンとについて、これらの回転軸を略直交させて配置して、これらのタービンハウジングを一体化すると共に、これらのタービン入口側フランジを同一面上に一体化したことを特徴とするエンジンの過給装置。
  2. 前記高圧段タービンと前記低圧段タービンとのうち、いずれか一方のタービンの回転軸を鉛直方向に配置し、他方のタービンの回転軸を水平方向に配置することを特徴とする請求項1記載のエンジンの過給装置。
  3. 排気通路に前記高圧段タービンをバイパスするバイパス通路と、このバイパス通路を開閉する排気切替制御弁とを備え、
    前記タービン入口側フランジは、前記高圧段タービンの入口側通路と、前記低圧段タービンの入口側通路に接続される前記バイパス通路の排気切替制御弁上流側とを並べて開口して、排気マニホールドに接続されるものであり、
    前記高圧段タービンの出口側通路は、タービンハウジング内で、前記バイパス通路の排気切替制御弁下流側と合流して、前記低圧段タービンの入口側通路に接続されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエンジンの過給装置。
  4. 前記一体化したタービン入口側フランジは横長であり、前記各タービンの入口側通路が横方向に並んで開口することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のエンジンの過給装置。
  5. 前記一体化したタービン入口側フランジは縦長であり、前記各タービンの入口側通路が縦方向に並んで開口することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のエンジンの過給装置。
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