JP2014201373A - 画像形成装置および用紙搬送機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】用紙の表面に掛かる負荷を軽減(傷やしわなどがつきにくく)することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】このレーザプリンタ装置100(画像形成装置)は、印刷を行う現像装置7と、搬送ローラ軸部33bの中心C1を中心に回転可能に支持され、搬送する搬送ローラ部31と、搬送ローラ部31と用紙200とが接触する接点の上流側に設けられ当接面32aを含むとともに、シャッタ軸部33aの中心C2を中心に回転可能に支持され、用紙200が当接面32aに当接されることにより搬送方向に対して略垂直になるように用紙200の向きを揃える力を用紙200に付与するシャッタ部材32とを備え、シャッタ軸部33aの中心C2は搬送ローラ軸部33bの中心C1よりも用紙200の搬送方向の上流側にずれるように配置されている。
【選択図】図6
【解決手段】このレーザプリンタ装置100(画像形成装置)は、印刷を行う現像装置7と、搬送ローラ軸部33bの中心C1を中心に回転可能に支持され、搬送する搬送ローラ部31と、搬送ローラ部31と用紙200とが接触する接点の上流側に設けられ当接面32aを含むとともに、シャッタ軸部33aの中心C2を中心に回転可能に支持され、用紙200が当接面32aに当接されることにより搬送方向に対して略垂直になるように用紙200の向きを揃える力を用紙200に付与するシャッタ部材32とを備え、シャッタ軸部33aの中心C2は搬送ローラ軸部33bの中心C1よりも用紙200の搬送方向の上流側にずれるように配置されている。
【選択図】図6
Description
この発明は、画像形成装置および用紙搬送機構に関し、特に、搬送ローラを備える画像形成装置および用紙搬送機構に関する。
従来、搬送ローラを備える画像形成装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、用紙に印刷を行う感光体ドラムなどを含む印刷部と、回転軸を中心に回転可能に支持され、用紙を搬送する搬送コロ(搬送ローラ)とを備える画像形成装置が開示されている。また、この画像形成装置は、搬送コロと用紙とが接触する接点の上流側に設けられた突き当て面を含むシャッタ部材を備えている。また、この画像形成装置は、シャッタ部材を付勢するねじりコイルバネを備えている。このシャッタ部材は、搬送コロと上記回転軸を共有し、上記回転軸を中心に回転可能に支持されている。すなわち、シャッタ部材の回転中心と搬送コロの回転中心とは、回転軸線方向から見て、一致するように同軸状に構成されている。また、シャッタ部材は、図12に示すように、ねじりコイルバネによって用紙の前側の縁部が突き当て面に当接されることにより用紙の縁部が搬送方向に対して略垂直になるように用紙の向きを揃える力を用紙に付与するように構成されている。また、シャッタ部材は、搬送方向に押し込まれた用紙の向きが揃えられた後、搬送方向に回転して用紙を下流側に送るように構成されている。また、シャッタ部材(突き当て面)は、ねじりコイルバネの回転量(変位量)に応じた力により搬送される用紙の表面を押圧(付勢)するように構成されている。
しかしながら、上記特許文献1の画像形成装置では、シャッタ部材(突き当て面)は、ねじりコイルバネの回転量(変位量)に応じた力により付勢された状態で搬送される用紙の表面に当接されるので、搬送ローラにより用紙が搬送されている間中、用紙の表面にシャッタ部材の突き当て面が付勢された状態で当たってしまう。このため、シャッタ部材の突き当て面が搬送される用紙の表面に強い力で擦れてしまうので、用紙の表面に負荷が掛かってしまう(傷やしわなどがついてしまう)という問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、用紙の表面に掛かる負荷を軽減(傷やしわなどがつきにくく)することが可能な画像形成装置および用紙搬送機構を提供することである。
この発明の第1の局面による画像形成装置は、用紙に印刷を行う印刷部と、ローラ回転中心を中心に回転可能に支持され、用紙を搬送する搬送ローラと、搬送ローラと用紙とが接触する接点の上流側に設けられた当接部を含むとともに、シャッタ回転中心を中心に回転可能に支持され、用紙の前側の縁部が当接部に当接されることにより用紙の縁部が搬送方向に対して略垂直になるように用紙の向きを揃える力を用紙に付与するシャッタ部材とを備え、シャッタ回転中心は、回転軸線方向から見て、ローラ回転中心よりも用紙の搬送方向の上流側にずれるように配置されている。
この発明の第1の局面による画像形成装置では、上記のように、回転軸線方向から見て、ローラ回転中心よりも用紙の搬送方向の上流側にずれるようにシャッタ回転中心を配置することによって、シャッタ部材の用紙に対する当接開始位置をシャッタ回転中心およびローラ回転中心が一致する場合と同じ位置にした場合には、シャッタ回転中心がローラ回転中心よりも用紙の搬送方向の上流側にずらされた量だけ当接部が用紙の縁部に当接する当接開始位置から用紙の表面に当接される位置まで回転するまでのシャッタ部材の回転角度を小さくすることができる。その結果、シャッタ部材が付勢部材により用紙の向きを揃える力を用紙に付与する場合に、シャッタ部材の回転角度に応じた力(付勢力)で搬送される用紙の表面が当接部により擦れても、シャッタ部材の回転角度が小さくなった分だけ、用紙の表面に掛かる負荷(付勢力)を軽減(傷やしわなどがつきにくく)することができる。
上記第1の局面による画像形成装置において、好ましくは、シャッタ回転中心は、回転軸線方向から見て、ローラ回転中心よりも用紙の搬送方向の上流側で、かつ、ローラ回転中心を通る用紙の搬送方向に対して略平行な線分上または線分よりも搬送ローラと用紙とが接触する側とは反対側にローラ回転中心からずれるように配置されている。このように構成すれば、ローラ回転中心を通る用紙の搬送方向に対して略平行な線分よりもシャッタ回転中心が用紙とは反対側にずれている場合には、シャッタ回転中心がローラ回転中心よりも用紙の搬送方向の上流側にずらされた量だけ当接部が用紙の縁部に当接する当接開始位置から用紙の表面に当接される位置まで回転するまでのシャッタ部材の回転角度を小さくしながら、搬送ローラと用紙とが接触する側とは反対側にローラ回転中心からずらした分だけ、用紙が搬送される際にシャッタ部材の当接部のうち用紙の表面に当接される部分とシャッタ回転中心とを連結する線分(回転半径)を長くすることができる。これにより、シャッタ部材の当接部の単位回転角度あたりの移動量(回転量)を大きくすることができる。これにより、用紙が搬送される際に、当接部が用紙の縁部に当接する当接開始位置から用紙の表面に当接される位置まで回転するまでのシャッタ部材の回転角度をより小さくすることができるので、用紙の表面に掛かる負荷をより軽減することができる。
この場合、好ましくは、シャッタ回転中心は、回転軸線方向から見て、ローラ回転中心よりも用紙の搬送方向の上流側で、かつ、線分よりも搬送ローラと用紙とが接触する側とは反対側にローラ回転中心からずれるように配置されている。このように構成すれば、シャッタ回転中心を、回転軸線方向から見て、ローラ回転中心よりも用紙の搬送方向の上流側で、かつ、線分よりも搬送ローラと用紙とが接触する側とは反対側にローラ回転中心からずらして、シャッタ部材の回転角度をさらに小さくすることができるので、用紙の表面に掛かる負荷を容易により軽減することができる。
上記第1の局面による画像形成装置において、好ましくは、シャッタ回転中心は、回転軸線方向から見て、ローラ回転中心よりも用紙の搬送方向の上流側にずれるように配置され、かつ、搬送ローラが配置される領域と重なるように配置されるように構成されている。このように構成すれば、搬送ローラおよびシャッタ部材近傍の構造をコンパクトにしながら、用紙が搬送される際に当接部が用紙の表面に当接される位置に回転するまでのシャッタ部材の回転角度を小さくして、用紙の表面に掛かる負荷を軽減(傷やしわなどがつきにくく)することができる。
上記第1の局面による画像形成装置において、好ましくは、搬送ローラとしての第1搬送ローラと接触した状態で対向するように配置される第2搬送ローラをさらに備え、当接部は、用紙の前側の縁部が当接する当接面を含み、当接面は、第1搬送ローラと第2搬送ローラとの接点より用紙の搬送方向の上流側で、かつ、接点からの距離が第1搬送ローラの半径よりも小さい位置に配置されている。このように構成すれば、当接面により、当接面は、第1搬送ローラと第2搬送ローラとの接点のより近くで用紙の向きを揃えることができるので、当接面により向きが揃えられた用紙の向きがずれる前に用紙を第1搬送ローラと第2搬送ローラとによって確実に搬送することができるので、用紙の向きを揃えた状態を確実に維持しながら、用紙の表面に掛かる負荷を軽減(傷やしわなどがつきにくく)することができる。
上記第1の局面による画像形成装置において、好ましくは、シャッタ部材は、シャッタ軸部と当接部とを含み、搬送ローラは、搬送ローラ軸部と搬送ローラ軸の外周に回転可能に取り付けられた搬送ローラ部とを含み、シャッタ軸部は、シャッタ軸部方向から見て、シャッタ回転中心が搬送ローラ軸部の回転中心よりも用紙の搬送方向の上流側にずれた状態で搬送ローラ軸部と一体的に形成されている。このように構成すれば、シャッタ軸部と搬送ローラ軸部とを一体的に形成することができるので、シャッタ軸部と搬送ローラ軸部とを別個に設ける場合とは異なり、部品点数の増加を抑制することができる。
上記第1の局面による画像形成装置において、好ましくは、シャッタ部材の当接部を付勢する付勢部材をさらに備え、付勢部材は、回転軸線方向から見て、シャッタ回転中心がローラ回転中心よりも用紙の搬送方向の上流側にずれるように配置された状態で、当接部を用紙の搬送方向とは反対の方向に付勢するように構成されている。このように構成すれば、付勢部材により、容易に、当接部を用紙の搬送方向とは反対の方向に付勢することができるので、用紙の表面に掛かる負荷を軽減しながら、用紙の前側の縁部が搬送方向に対して略垂直になるように用紙の向きを揃えることができる。
この発明の第2の局面による用紙搬送機構は、ローラ回転中心を中心に回転可能に支持され、用紙を搬送する搬送ローラと、搬送ローラと用紙とが接触する接点の上流側に設けられた当接部を含むとともに、シャッタ回転中心を中心に回転可能に支持され、用紙の前側の縁部が当接部に当接されることにより用紙の縁部が搬送方向に対して略垂直になるように用紙の向きを揃える力を用紙に付与するシャッタ部材とを備え、シャッタ回転中心は、回転軸線方向から見て、ローラ回転中心よりも用紙の搬送方向の上流側にずれるように配置されている。
この発明の第2の局面による用紙搬送機構では、上記のように、回転軸線方向から見て、ローラ回転中心よりも用紙の搬送方向の上流側にずれるようにシャッタ回転中心を配置することによって、シャッタ部材の用紙に対する当接開始位置をシャッタ回転中心およびローラ回転中心が一致する場合と同じ位置にした場合には、シャッタ回転中心がローラ回転中心よりも用紙の搬送方向の上流側にずらされた量だけ当接部が用紙の縁部に当接する当接開始位置から用紙の表面に当接される位置まで回転するまでのシャッタ部材の回転角度を小さくすることができる。その結果、シャッタ部材が付勢部材により用紙の向きを揃える力を用紙に付与する場合に、シャッタ部材の回転角度に応じた力(付勢力)で搬送される用紙の表面が当接部により擦れても、シャッタ部材の回転角度が小さくなった分だけ、用紙の表面に掛かる負荷(付勢力)を軽減(傷やしわなどがつきにくく)することができる。
本発明によれば、上記のように、用紙の表面に掛かる負荷を軽減(傷やしわなどがつきにくく)することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図10を参照して、本発明の一実施形態によるレーザプリンタ装置100の構成について説明する。なお、レーザプリンタ装置100は、本発明の「画像形成装置」の一例である。
レーザプリンタ装置100は、図1に示すように、用紙200が装填される給紙トレイ1と、給紙トレイ1から用紙200を搬送するための取込ローラ部材2と、用紙200を印刷位置に搬送するための搬送ローラ部材3および4と、印刷された用紙200を排紙トレイ6に排紙するための排紙ローラ部材5a〜5cとを備えている。搬送ローラ部材4および排紙ローラ部材5a〜5cは、それぞれ、一対設けられている。また、レーザプリンタ装置100は、用紙200に印刷を行う現像装置7と、現像装置7の感光体ドラム70にレーザ光を照射するためのレーザ発光部8とを備えている。また、レーザプリンタ装置100は、用紙200に付着したトナーを定着させるための加熱ローラ部材9と加圧ローラ部材10とを備えている。なお、現像装置7は、本発明の「印刷部」の一例である。また、搬送ローラ部材3は、本発明の「用紙搬送機構」の一例である。
ここで、本実施形態では、図2〜図4に示すように、搬送ローラ部材3は、搬送ローラ部31と、シャッタ部材32と、軸部33と、ねじりばね34と、押圧用ばね35と、搬送ローラ部36と、軸部37とを含んでいる。搬送ローラ部31は、本発明の「搬送ローラ」および「第1搬送ローラ」の一例である。
搬送ローラ部31は、図2および図3に示すように、Y方向から見て、略円形状を有している。搬送ローラ部31は、Y方向に沿って、2つ設けられている。また、搬送ローラ部31は、後述する搬送ローラ軸部33b(軸部33)が挿入される孔部31aを有している。また、搬送ローラ部31は、ローラ回転中心(搬送ローラ軸部33bの中心C1)(図5参照)を中心に回転可能に支持されるように構成されている。また、搬送ローラ31は、搬送ローラ軸部33bの外周に回転可能に取り付けられるように構成されている。
シャッタ部材32は、用紙200の縁部200a(図1参照)が搬送方向に対して略垂直になるように用紙200の向きを揃える機能を有している。また、シャッタ部材32は、図3および図4に示すように、用紙200に当接する当接面32aを含んでいる。また、当接面32aは、シャッタ部材32のY方向の両端にそれぞれ1つずつ設けられている。また、当接面32aは、略平坦面状に形成されている。また、当接面32aは、搬送される用紙の表面(X−Y平面)に対して略垂直な方向(Z1方向)に延びるように形成されている。また、シャッタ部材32は、シャッタ軸部33aを含んでいる。また、シャッタ部材32は、図3に示すように、シャッタ軸部33a(軸部33)が挿入される孔部32bを有している。
また、当接面32aは、図6に示すように、搬送ローラ31と用紙200とが接触する接点210の上流側(X2方向)に設けられている。また、当接面32aは、搬送ローラ部31と搬送ローラ部36との接点210より用紙200の搬送方向の上流側で、かつ、接点210からの距離Dが搬送ローラ部31の半径R1よりも小さい位置に配置されている。詳細には、シャッタ部材32は、待機状態において、当接面32aを搬送ローラ部31と搬送ローラ部36との接点210より用紙の搬送方向の上流側(X2方向側)で、かつ、接点210からの距離Dが搬送ローラ部31の半径R1の半分であるR1/2の位置よりも小さい位置に配置されている。
また、シャッタ部材32は、図6に示すように、用紙200が当接面32aに接触していない待機状態では、回転しないように構成されている。具体的には、シャッタ部材32は、当接面32aが搬送方向(X1方向)に対して略垂直になるように配置されている。また、シャッタ部材32は、図7に示すように、当接面32aにより用紙200の前側の縁部200aが搬送方向に対して略垂直になるように揃えられた後、用紙200が搬送される状態では、用紙200が搬送方向に移動する力により押圧されることにより、待機状態から所定角度θ、回転された回転状態にされるように構成されている。また、シャッタ部材32は、シャッタ回転中心(シャッタ軸部33aの中心C2)を中心に所定角度θ、回転可能に支持されている。
軸部33は、図3に示すように、シャッタ軸部33aと、搬送ローラ軸部33bと、支持部33cとを含んでいる。軸部33は、概略的にはY方向に延びる棒状に形成されている。また、軸部33は、樹脂によって形成されている。なお、軸部33は、本発明の「シャッタ軸部33a」および「搬送ローラ軸部33b」の一例である。
シャッタ軸部33aは、図3に示すように、軸部33のY方向の略中央部分に形成されている。また、搬送ローラ軸部33bは、シャッタ軸部33aのY1方向側およびY2方向側に形成されている。また、搬送ローラ軸部33bは、図5に示すように、Y方向から見て、シャッタ軸部33aの径(直径R2)よりも小さい径(直径R3)を有している。また、シャッタ軸部33aの中心C2は、搬送ローラ軸部33bの中心C1と異なるように構成されている。すなわち、搬送ローラ部31と、シャッタ部材32とは、互いに、異なる回転中心を有している。
支持部33cは、図3に示すように、軸部33のY方向の両端にそれぞれ1つずつ形成されている。また、支持部33cには、図2〜図4に示すように、押圧用ばね35が取り付けられるように構成されている。
また、本実施形態では、シャッタ回転中心(シャッタ軸部33aの中心C2)は、図5に示すように、回転軸線方向(Y方向)から見て、搬送ローラ回転中心(搬送ローラ軸部33bの中心C1)よりも用紙200の搬送方向の上流側(X2方向)にずれるように配置されている。また、シャッタ軸部33aの中心C2は、回転軸線方向から見て、搬送ローラ部31と用紙200とが接触する(搬送ローラ部31と搬送ローラ部36との接点210)側とは反対側(Z2方向側)に搬送ローラ軸部33bの中心C1からずれるように配置されている。また、シャッタ軸部33aの中心C2は、搬送ローラ回転中心(搬送ローラ軸部33bの中心C1)を通る用紙200の搬送方向に対して略平行な線分400よりも搬送ローラ部31と用紙200とが接触する側とは反対側(Z2方向側)に搬送ローラ軸部33bの中心C1からずれるように配置されている。また、シャッタ軸部33aは、シャッタ軸部33aの中心C2が搬送ローラ軸部33bの中心C1よりも用紙200の搬送方向の上流側にずれた状態で搬送ローラ軸部33bと一体的に形成されている。また、図6および図7に示すように、シャッタ軸部33aの中心C2は、回転軸線方向から見て、搬送ローラ部31が配置される領域と重なるように配置されている。
ねじりばね34は、図2〜図4に示すように、Y1方向側の当接面32aの近傍に配置されている。ねじりばね34は、シャッタ部材32の当接面32aを付勢するように構成されている。具体的には、ねじりばね34は、シャッタ部材32の当接面32aが用紙200の搬送方向の上流側(X2方向側)に向けて付勢力を有するように構成されている。また、ねじりばね34は、シャッタ部材32の回転量に応じた付勢力で用紙200を付勢するように構成されている。また、ねじりばね34は、シャッタ部材32の回転する角度が大きい場合にシャッタ部材32が大きい付勢力を有するように構成されている。すなわち、シャッタ部材32の回転する角度と付勢力とは比例する。なお、ねじりばね34は、本発明の「付勢部材」の一例である。
また、シャッタ部材32は、ねじりばね34によって、用紙200の前側の縁部200aが当接面32aに当接されることにより用紙200の縁部200aが搬送方向に対して略垂直(Y方向に対して略平行)になるように用紙200の向きを揃える力を用紙200に付与するように構成されている。また、ねじりばね34は、回転軸線方向(Y方向)から見て、シャッタ軸部33aが搬送ローラ軸部33bよりも用紙200の搬送方向の上流側(X2方向側)にずれるように配置された状態で、当接面32aを用紙200の搬送方向とは反対の方向(X2方向)に付勢するように構成されている。
押圧用ばね35は、図2〜図4に示すように、支持部33d(軸部33)をZ1方向に向けて押圧するように構成されている。また、押圧用ばね35は、Y1方向側およびY2方向側にそれぞれ1つずつ設けられている。また、押圧用ばね35は、搬送ローラ部31と搬送ローラ部36とを密着させるように構成されている。
搬送ローラ部36は、図2および図4に示すように、搬送ローラ部31に対向するように配置されている。また、搬送ローラ部36は、搬送ローラ部31と接触するように構成されている。また、搬送ローラ部36は、図2および図3に示すように、Y方向から見て、略円形状を有している。搬送ローラ部36は、Y方向に沿って、2つ設けられている。搬送ローラ部36は、搬送ローラ軸部37を中心に回転可能に支持されるように構成されている。搬送ローラ36は、搬送ローラ軸部37の外周に回転可能に取り付けられるように構成されている。なお、搬送ローラ部36は、本発明の「第2搬送ローラ」の一例である。
現像装置7は、図1に示すように、用紙200にトナーを付着させて印刷するための感光体ドラム70と、感光体ドラム70にトナーを供給するための現像ローラ71と、現像ローラ71にトナーを供給するための供給ローラ72および規制ローラ73とを含んでいる。また、現像ローラ71、供給ローラ72および規制ローラ73は、共に、トナー担持領域74に配置されている。
また、現像装置7は、トナー担持領域74にトナーを供給するトナー供給通路75と、新しいトナーが貯留されたトナーカートリッジ76と、現像ローラ71に付着した古いトナーや現像ローラ71周辺の古いトナーを回収するための旧トナー回収部77とを含んでいる。また、現像装置7は、感光体ドラム70と対向する位置に配置され、感光体ドラム70に付着したトナーを用紙200に転写するための転写ローラ78と、感光体ドラム70に残留したトナーを回収するためのクリーニング部79とを含んでいる。
感光体ドラム70は、表面が負電荷を帯びるように構成されている。また、印刷時の感光体ドラム70では、感光体ドラム70の回転方向Aに沿って、まず、レーザ発光部8からのレーザ光が感光体ドラム70の所定の表面に照射されて、照射された位置の表面の負電荷が除去される。これにより、感光体ドラム70の表面のうち、負電荷が除去された領域に静電潜像が作成される。その後、現像ローラ71により供給されるトナーが、感光体ドラム70の静電潜像に付着する。そして、正電荷を帯びる転写ローラ78により、感光体ドラム70から転写ローラ78に向かって負電荷を帯びるトナーが移動することによって、転写ローラ78と感光体ドラム70との間に配置された用紙200にトナーが吸着(転写)される。この結果、感光体ドラム70の静電潜像に基づいて、用紙200に印刷が行われるように構成されている。
その後、感光体ドラム70では、表面の負電荷が除去された後に、クリーニング部79により表面に残留したトナーが回収される。最後に、図示しない電極によって感光体ドラム70の表面に再び負電荷が帯電されて、再度印刷動作が行われるように構成されている。
次に、図6および図7を参照して、シャッタ部材32の回転動作について説明する。まず、搬送方向の上流側(X2方向側)から搬送された用紙200の前側の縁部200a(図7参照)が、待機状態(図6参照)のシャッタ部材32の当接面32aに当接される。この際、用紙200の前側の縁部200aが搬送方向に対して略垂直(Y方向に対して略平行)になるように用紙200の向きが揃えられる。次に、図7に示すように、シャッタ部材32は、向きが揃えられた用紙200が搬送される状態では、ねじりばね34により、当接面32aが待機状態から所定角度θ、回転された回転状態にされる。この際、用紙200は、当接面32aの端部32cにより表面が付勢された状態で搬送される。そして、用紙200が端部32cを通過すると、シャッタ部材32はねじりばね34の付勢力により待機状態に戻される。
次に、図8、図9および図10を参照して、シャッタ回転中心およびローラ回転中心が一致する場合の比較例と、シャッタ回転中心をローラ回転中心よりも用紙の搬送方向の上流側(X2方向)にずらした場合と、図9の状態から、さらに、シャッタ回転中心を、ローラ回転中心を通る用紙の搬送方向に対して略平行な線分よりも用紙側とは反対側(Z2方向側)にずらした場合(本実施形態)とを比較して説明する。なお、説明の便宜上、図8、図9および図10において、搬送ローラ部材3の構造は簡略化した模式図で図示している。
図8を参照して、回転軸線方向(Y方向)から見て、シャッタ回転中心(シャッタ軸部533aの中心C4)およびローラ回転中心(搬送ローラ軸部533bの中心C3)が一致する場合(比較例)について説明する。搬送ローラ部531およびシャッタ部材532は、回転軸線方向(Y方向)から見て、回転中心が一致している。すなわち、搬送ローラ部531およびシャッタ部材532は共通の回転中心(シャッタ軸部533aの中心C4および搬送ローラ軸部533bの中心C3)を中心に回転される。また、シャッタ部材532の端部532cは、シャッタ回転中心(シャッタ軸部533aの中心C4)を中心に回転半径r1で回転される。そして、シャッタ部材532は、シャッタ部材532により向きが揃えられた用紙200が搬送される際に、端部532c(当接面532a)が用紙200の表面に当接する位置まで所定角度θ1、回転される。
図9を参照して、回転軸線方向(Y方向)から見て、シャッタ回転中心(シャッタ軸部33aの中心C5)をローラ回転中心(搬送ローラ軸部33bの中心C1)よりも用紙の搬送方向の上流側(X2方向)にずらした場合について説明する。搬送ローラ部31およびシャッタ部材32は、それぞれ、回転軸線方向(Y方向)から見て、異なる回転中心(シャッタ軸部33aの中心C5および搬送ローラ軸部33bの中心C1)を有している。また、当接面32aの位置は、待機状態において、上記当接面532a(図8参照)の位置と同一である。また、シャッタ部材32の端部32cは、シャッタ回転中心(シャッタ軸部33aの中心C5)を中心に回転半径r2で回転される。そして、シャッタ部材32は、シャッタ部材32により向きが揃えられた用紙200が搬送される際に、端部32c(当接面32a)が用紙200の表面に当接する位置まで所定角度θ2、回転される。また、シャッタ部材32は、シャッタ回転中心(シャッタ軸部33aの中心C5)がローラ回転中心(搬送ローラ軸部33bの中心C1)からずらされた分だけ、上記所定角度θ1よりも小さい所定角度θ2、回転される。
図10を参照して、上記図9の状態から、さらに、シャッタ回転中心(シャッタ軸部33aの中心C5)を、ローラ回転中心を通る用紙200の搬送方向に対して略平行な線分200(図5参照)よりも搬送ローラ部31と用紙200とが接触する側とは反対側(Z2方向側)にローラ回転中心(搬送ローラ軸部33bの中心C1(図9参照))からずらした場合(本実施形態)について説明する。この場合、シャッタ回転中心(シャッタ軸部33aの中心C2)が上記シャッタ回転中心(シャッタ軸部33aの中心C5)からずらされた分、端部32cとシャッタ回転中心(シャッタ軸部33aの中心C2)とを連結する線分(回転半径r3)が上記回転半径r2(図9参照)よりも長くなる。また、シャッタ部材32の端部32cは、シャッタ回転中心(シャッタ軸部33aの中心C2)を中心に回転半径r3で回転される。そして、シャッタ部材32により向きが揃えられた用紙200が搬送される際に、端部32c(当接面32a)が用紙200の表面に当接する位置まで所定角度θ、回転される。また、シャッタ部材32は、シャッタ回転中心(シャッタ軸部33aの中心C2)が上記シャッタ回転中心(シャッタ軸部33aの中心C5)から用紙側とは反対側にずらされた分だけ、上記所定角度θ2よりも小さい所定角度θ、回転される。
本実施形態では、上記のように、回転軸線方向から見て、搬送ローラ軸部33bの中心C1よりも用紙200の搬送方向の上流側にずれるようにシャッタ軸部33aの中心C2を配置する。これにより、シャッタ部材32の用紙200に対する当接開始位置をシャッタ軸部33aの中心C2および搬送ローラ軸部33bの中心C1が一致する場合と同じ位置にした場合には、シャッタ軸部33aの中心C2が搬送ローラ軸部33bの中心C1よりも用紙200の搬送方向の上流側にずらされた量だけ当接面32aが当接開始位置から用紙200の表面に当接される位置まで回転するまでのシャッタ部材32の回転角度を小さくすることができるので、シャッタ部材32がねじりばね34により用紙200の向きを揃える力を用紙200に付与する場合に、シャッタ部材32の回転角度に応じた力(付勢力)で搬送される用紙200の表面が当接面32aにより擦れても、シャッタ部材32の回転角度が小さくなった分だけ、用紙200の表面に掛かる負荷(付勢力)を軽減(傷やしわなどがつきにくく)することができる。
また、本実施形態では、上記のように、シャッタ軸部33aの中心C2を、回転軸線方向から見て、搬送ローラ軸部33bの中心C1を通る用紙200の搬送方向に対して略平行な線分400よりも搬送ローラ部31と用紙200とが接触する側とは反対側に搬送ローラ軸部33bの中心C1からずれるように配置する。これにより、搬送ローラ軸部33bの中心C1を通る用紙200の搬送方向に対して略平行な線分400よりもシャッタ軸部33aの中心C2が用紙200とは反対側にずれている場合には、搬送ローラ31と用紙200とが接触する側とは反対側に搬送ローラ軸部33bの中心C1からずらした分だけ、端部32cとシャッタ軸部33aの中心C2とを連結する線分(回転半径)を長くすることができるので、シャッタ部材32の当接面32aの単位回転角度あたりの移動量(回転量)を大きくすることができる。その結果、用紙200が搬送される際に、当接面32aが用紙200の表面に当接される位置まで回転するまでのシャッタ部材32の回転角度をより小さくすることができるので、用紙200の表面に掛かる負荷をより軽減することができる。
また、本実施形態では、上記のように、シャッタ軸部33aの中心C2を、搬送ローラ部31が配置される領域と重なるように配置されるように構成する。これにより、搬送ローラ部材3およびシャッタ部材32近傍の構造をコンパクトにしながら、用紙200が搬送される際に当接面32aが用紙200の表面に当接される位置に回転するまでのシャッタ部材32の回転角度を小さくして、用紙200の表面に掛かる負荷を軽減(傷やしわなどがつきにくく)することができる。
また、本実施形態では、上記のように、搬送ローラ部31と接触した状態で対向するように配置される搬送ローラ部36を設け、搬送ローラ部31と搬送ローラ部36との接点210より用紙200の搬送方向の上流側で、かつ、接点210からの距離が搬送ローラ部31の半径よりも小さい位置に当接面32aを配置する。これにより、当接面32aにより向きが揃えられた用紙200の向きがずれる前に用紙200を搬送ローラ部31と搬送ローラ部36とによって確実に搬送することができるので、用紙200の向きを揃えた状態を確実に維持しながら、用紙200の表面に掛かる負荷を軽減(傷やしわなどがつきにくく)することができる。
また、本実施形態では、上記のように、シャッタ軸部33aの中心C2が搬送ローラ軸部33bの中心C1よりも用紙200の搬送方向の上流側にずれた状態で搬送ローラ軸部33bと一体的にシャッタ軸部33を形成する。これにより、シャッタ軸部33aと搬送ローラ軸部33bとを別個に設ける場合とは異なり、部品点数の増加を抑制することができる。また、シャッタ軸部33aと搬送ローラ軸部33bとを別個に設ける場合とは異なり、シャッタ軸部33aと搬送ローラ軸部33bとを位置合わせをして連結する必要がないので、シャッタ軸部33aの中心C2を搬送ローラ軸部33bの中心C1よりも所定の寸法分、正確にずらした状態でシャッタ軸部33aと搬送ローラ軸部33bとを形成することができる。
また、本実施形態では、上記のように、当接面32aを用紙200の搬送方向とは反対の方向に付勢するようにねじりばね34を構成する。これにより、ねじりばね34により、容易に、当接面32aを用紙200の搬送方向とは反対の方向に付勢することができるので、用紙200の表面に掛かる負荷を軽減しながら、用紙200の前側の縁部200aが搬送方向に対して略垂直になるように用紙200の向きを揃えることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、本発明を画像形成装置の一例としてのレーザプリンタ装置に適用する例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明は、ファクシミリなどの他の画像形成装置にも適用可能である。
また、上記実施形態では、本発明を用紙搬送機構の一例としての搬送ローラ部材3に適用したレーザプリンタ装置(画像形成装置)を示したが本発明はこれに限られない。本発明は、用紙搬送機構を備えれば、スキャナなどの電子機器にも適用可能である。
また、上記実施形態では、用紙を搬送する搬送ローラ部31(搬送ローラ)を含む搬送ローラ部材3に本発明を適用する例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明は、搬送ローラ部31以外の、搬送機能を有するローラ部(搬送ローラ部材4、排紙ローラ部材5a〜5c)にも適用可能である。
また、上記実施形態では、シャッタ軸部33aの中心C2(シャッタ回転中心)を、回転軸線方向(Y方向)から見て、搬送ローラ軸部33bの中心C1(ローラ回転中心)よりも用紙の搬送方向の上流側(X2方向側)で、かつ、搬送ローラ部31と用紙とが接触する側とは反対側(Z2方向側)にずれるように配置する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、シャッタ回転中心を、回転軸線方向から見て、ローラ回転中心よりも用紙の搬送方向の上流側(X2方向側)にだけずらして配置してもよい。また、シャッタ回転中心を、回転軸線方向から見て、ローラ回転中心よりも用紙の搬送方向の上流側で、かつ、搬送ローラ部31と用紙とが接触する側(Z1方向側)にローラ回転中心からずれるように配置してもよい。
また、上記実施形態では、ねじりばね(付勢部材)により、シャッタ部材を付勢する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、たとえば、引張ばねや圧縮ばねなど、ねじりばね以外の付勢部材によりシャッタ部材を付勢してもよい。また、ゴムなど、ばね以外の付勢部材によりシャッタ部材を付勢してもよい。
また、上記実施形態では、2つの当接面(当接部)をシャッタ部材に設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、1つ、または、3つ以上の、当接部をシャッタ部材に設けてもよい。また、当接部を1つ設ける場合には、当接部をシャッタ部材の中央近傍にY方向にわたって延びるように形成することによって、当接部が用紙の前側の縁部に対して広い面積で当接させることができるので、用紙をバランスよく付勢することができる。その結果、当接部が1つの場合でも、用紙の向きを搬送方向に対して略垂直に精度よく揃えることができる。
また、上記実施形態では、回転軸線方向から見て、搬送ローラ軸部とシャッタ軸部とを一体的に形成し、かつ、シャッタ軸部を搬送ローラ軸部が配置される領域に重なるように形成する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、図11に示す第1変形例のように、シャッタ軸部133aと搬送ローラ軸部133bとを別個に形成し、かつ、回転軸線方向から見て、シャッタ軸部133aを搬送ローラ31が配置される領域に重らない領域に形成してもよい。
また、上記実施形態では、図6に示すように、シャッタ部材の待機状態において、当接面(当接部)を搬送ローラ部31(第1搬送ローラ)と搬送ローラ部36(第2搬送ローラ)との接点210より用紙の搬送方向の上流側(X2方向側)で、かつ、接点210からの距離Dが搬送ローラ部31の半径R1の半分であるR1/2のよりも小さい位置に配置されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、図12および図13に示す第2変形例のように、シャッタ部材に第1搬送ローラと第2搬送ローラとの接点210近傍に向けて傾斜する傾斜部232bを設けることにより、当接面232aを第1搬送ローラと第2搬送ローラとの接点より用紙の搬送方向の上流側(X2方向側)で、かつ、接点210の近傍に配置してもよい。これにより、傾斜部232bを設けない場合(図6参照)と異なり、当接面32aを第1搬送ローラと第2搬送ローラとの接点210にさらに近づけて形成することができるので、端部232cが用紙の表面に当接する位置まで回転される際の回転角度θ3(回転量)をさらに小さくすることができる。
また、上記実施形態では、ねじりばね(付勢部材)により、シャッタ部材が用紙を所定の向きに揃える力を用紙に付与するように構成する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、付勢部材を設けずに、シャッタ部材の自重により用紙を所定の向きに揃える力を用紙に付与するように構成してもよい。
3 搬送ローラ部材(用紙搬送機構)
7 現像装置(印刷部)
31 搬送ローラ部(搬送ローラ、第1搬送ローラ)
32 シャッタ部材
32a、132a、232a 当接面(当接部)
33 軸部(シャッタ軸部、搬送ローラ軸部)
33a、133a、233a シャッタ軸部
33b、133b 搬送ローラ軸部
34 ねじりばね(付勢部材)
36 搬送ローラ部(第2搬送ローラ)
100 レーザプリンタ装置(画像形成装置)
200 用紙
200a 縁部
210 接点
400 線分
7 現像装置(印刷部)
31 搬送ローラ部(搬送ローラ、第1搬送ローラ)
32 シャッタ部材
32a、132a、232a 当接面(当接部)
33 軸部(シャッタ軸部、搬送ローラ軸部)
33a、133a、233a シャッタ軸部
33b、133b 搬送ローラ軸部
34 ねじりばね(付勢部材)
36 搬送ローラ部(第2搬送ローラ)
100 レーザプリンタ装置(画像形成装置)
200 用紙
200a 縁部
210 接点
400 線分
Claims (8)
- 用紙に印刷を行う印刷部と、
ローラ回転中心を中心に回転可能に支持され、用紙を搬送する搬送ローラと、
前記搬送ローラと用紙とが接触する接点の上流側に設けられた当接部を含むとともに、シャッタ回転中心を中心に回転可能に支持され、用紙の前側の縁部が前記当接部に当接されることにより用紙の前記縁部が搬送方向に対して略垂直になるように用紙の向きを揃える力を用紙に付与するシャッタ部材とを備え、
前記シャッタ回転中心は、回転軸線方向から見て、前記ローラ回転中心よりも用紙の搬送方向の上流側にずれるように配置されている、画像形成装置。 - 前記シャッタ回転中心は、回転軸線方向から見て、前記ローラ回転中心よりも用紙の搬送方向の上流側で、かつ、前記ローラ回転中心を通る用紙の搬送方向に対して略平行な線分上または前記線分よりも前記搬送ローラと用紙とが接触する側とは反対側に前記ローラ回転中心からずれるように配置されている、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記シャッタ回転中心は、回転軸線方向から見て、前記ローラ回転中心よりも用紙の搬送方向の上流側で、かつ、前記線分よりも前記搬送ローラと用紙とが接触する側とは反対側に前記ローラ回転中心からずれるように配置されている、請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記シャッタ回転中心は、回転軸線方向から見て、ローラ回転中心よりも用紙の搬送方向の上流側にずれるように配置され、かつ、前記搬送ローラが配置される領域と重なるように配置されるように構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記搬送ローラとしての第1搬送ローラと接触した状態で対向するように配置される第2搬送ローラをさらに備え、
前記当接部は、用紙の前記前側の縁部が当接する当接面を含み、
前記当接面は、前記第1搬送ローラと前記第2搬送ローラとの接点より用紙の搬送方向の上流側で、かつ、接点からの距離が前記第1搬送ローラの半径よりも小さい位置に配置されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記シャッタ部材は、シャッタ軸部と前記当接部とを含み、
前記搬送ローラは、搬送ローラ軸部と前記搬送ローラ軸の外周に回転可能に取り付けられた搬送ローラ部とを含み、
前記シャッタ軸部は、前記シャッタ軸部方向から見て、前記シャッタ回転中心が前記搬送ローラ軸部の回転中心よりも用紙の搬送方向の上流側にずれた状態で前記搬送ローラ軸部と一体的に形成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記シャッタ部材の当接部を付勢する付勢部材をさらに備え、
前記付勢部材は、前記回転軸線方向から見て、前記シャッタ回転中心が前記ローラ回転中心よりも用紙の搬送方向の上流側にずれるように配置された状態で、前記当接部を用紙の搬送方向とは反対の方向に付勢するように構成されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - ローラ回転中心を中心に回転可能に支持され、用紙を搬送する搬送ローラと、
前記搬送ローラと用紙とが接触する接点の上流側に設けられた当接部を含むとともに、シャッタ回転中心を中心に回転可能に支持され、用紙の前側の縁部が前記当接部に当接されることにより用紙の前記縁部が搬送方向に対して略垂直になるように用紙の向きを揃える力を用紙に付与するシャッタ部材とを備え、
前記シャッタ回転中心は、回転軸線方向から見て、前記ローラ回転中心よりも用紙の搬送方向の上流側にずれるように配置されている、用紙搬送機構。
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JP2013076354A JP2014201373A (ja) | 2013-04-01 | 2013-04-01 | 画像形成装置および用紙搬送機構 |
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JP2013076354A Pending JP2014201373A (ja) | 2013-04-01 | 2013-04-01 | 画像形成装置および用紙搬送機構 |
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