JP2014201291A - 車両挙動制御装置および車両挙動制御システム - Google Patents

車両挙動制御装置および車両挙動制御システム Download PDF

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貴文 槇野
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Abstract

【課題】一例として、制動や転舵を適宜に制御することによって、障害物との衝突や接触をより効果的に回避することが可能な車両挙動制御装置および車両挙動制御システムを得る。
【解決手段】実施形態にかかる車両挙動制御装置は、一例として、車輪が制動されている状態で、少なくとも車両の前方の障害物の検出結果と車両の走行状態の検出結果とに基づいて車両が直進しながら減速した場合に障害物と衝突するか否かを判断する衝突判断部と、衝突判断部で障害物と衝突すると判断された場合に、車両が障害物を迂回しながら減速するよう、前輪を転舵させることなく、後輪の転舵の制御、および左右の車輪の制動状態に差を与える制御のうち、少なくとも一方を実行する車両挙動制御部と、車両挙動制御部による制御の実行に伴って前輪に生じる転舵トルクを減殺するトルク減殺制御部と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、車両挙動制御装置および車両挙動制御システムに関する。
従来、制動や転舵の制御によって障害物との衝突を回避する技術が知られている。
特開2011−152884号公報 特開2002−293173号公報
この種の技術では、制動や転舵を適宜に制御することによって、障害物との衝突や接触をより効果的に回避することができれば好ましい。
本発明の実施形態にかかる車両挙動制御装置は、一例として、車輪が制動されている状態で、少なくとも車両の前方の障害物の検出結果と上記車両の走行状態の検出結果とに基づいて上記車両が直進しながら減速した場合に上記障害物と衝突するか否かを判断する衝突判断部と、上記衝突判断部で上記障害物と衝突すると判断された場合に、上記車両が上記障害物を迂回しながら減速するよう、前輪を転舵させることなく、後輪の転舵の制御、および左右の車輪の制動状態に差を与える制御のうち、少なくとも一方を実行する車両挙動制御部と、上記車両挙動制御部による制御の実行に伴って前輪に生じる転舵トルクを減殺する制御を実行するトルク減殺制御部と、を備える。よって、本実施形態によれば、一例としては、車輪が制動された状況下での車両の走行状態に応じて、より精度良く車両と障害物との衝突の可否が判断されやすい。また、一例としては、後輪の転舵制御または左右の車輪の制動状態に差を与える制御によって、車両がより障害物を迂回しやすい。さらに、本実施形態によれば、一例としては、上記車両挙動制御部による制御の実行に伴って前輪に生じる転舵トルクを減殺することができるため、車両がより旋回しやすくなる。また、一例としては、前輪からステアリングホイールを介してドライバにトルクが伝達されるのが抑制される。
また、上記車両挙動制御装置では、一例として、上記車両挙動制御部は、ドライバによる操作が検出された場合には、当該車両挙動制御部による制御よりも上記ドライバの操作を優先する。よって、一例としては、車両挙動制御部によってドライバの操作と異なる制御が実行されるのが抑制されやすい。
また、上記車両挙動制御装置では、一例として、上記車両挙動制御部は、さらに、上記車輪の懸架装置の減衰特性を制御する。よって、一例としては、懸架装置の減衰特性の制御によって、車両の挙動がより効果的にあるいはより確実に制御されやすい。
また、上記車両挙動制御装置では、一例として、上記衝突判断部は、上記車輪の回転速度の検出結果、上記車輪の制動装置の動作状態、および上記車両の加速度の検出結果のうち少なくとも一つに応じて、上記障害物と衝突するか否かを判断する。よって、一例としては、より精度良く車両と障害物との衝突の可否が判断されやすい。
また、本発明の実施形態にかかる車両挙動制御装置は、一例として、車両の前方の障害物の検出結果及び上記車両の走行状態の検出結果の内の少なくともいずれか一方に基づいて、上記障害物と衝突するか否かを判断する衝突判断部と、上記衝突判断部で上記障害物と衝突すると判断された場合に、上記車両が上記障害物を迂回しながら減速するよう、前輪を転舵させることなく、後輪の転舵の制御、および左右の車輪の制動状態に差を与える制御のうち、少なくとも一方を実行する車両挙動制御部と、上記車両挙動制御部による制御の実行に伴って前輪に生じる転舵トルクを減殺する制御を実行するトルク減殺制御部と、を備える。よって、本実施形態によれば、一例としては、後輪の転舵制御または左右の車輪の制動状態に差を与える制御によって、車両がより障害物を迂回しやすい。また、本実施形態によれば、一例としては、上記車両挙動制御部による制御の実行に伴って前輪に生じる転舵トルクを減殺することができるため、車両がより旋回しやすくなる。また、一例としては、前輪からステアリングホイールを介してドライバにトルクが伝達されるのが抑制される。
また、本発明の実施形態にかかる車両挙動制御システムは、一例として、車両の前方の障害物を検出する元となるデータを取得するデータ取得部と、後輪の転舵装置と、車輪の制動装置と、上記車輪が制動されている状態で、少なくとも上記障害物の検出結果と上記車両の走行状態の検出結果とに基づいて上記車両が直進しながら減速した場合に上記障害物と衝突するか否かを判断する衝突判断部と、当該衝突判断部で上記障害物と衝突すると判断された場合に、前輪を転舵させることなく、後輪の転舵の制御、および左右の車輪の制動状態に差を与える制御のうち、少なくとも一方を実行する車両挙動制御部と、を有した制御装置と、を備える。よって、本実施形態によれば、一例としては、車輪が制動された状況下での車両の走行状態に応じて、より精度良く車両と障害物との衝突の可否が判断されやすい。また、一例としては、後輪の転舵の制御または左右の車輪の制動状態に差を与える制御によって、車両がより障害物を迂回しやすい。さらに、本実施形態によれば、一例としては、上記車両挙動制御部による制御の実行に伴って前輪に生じる転舵トルクを減殺することができるため、車両がより旋回しやすくなる。また、一例としては、前輪からステアリングホイールを介してドライバにトルクが伝達されるのが抑制される。
また、上記車両挙動制御システムは、一例として、上記車輪の懸架装置の減衰特性を制御するアクチュエータを備える。よって、一例としては、懸架装置の減衰特性の制御によって、車両の挙動がより効果的にあるいはより確実に制御されやすい。
図1は、実施形態にかかる車両挙動制御システムの一例の概略構成が示された模式図である。 図2は、実施形態にかかる車両挙動制御システムの一例の車両挙動制御装置の機能ブロック図である。 図3は、実施形態にかかる車両挙動制御システムによる制御方法の一例が示されたフローチャートである。 図4は、実施形態にかかる車両挙動制御システムで車両が直進しながら減速した場合に障害物と衝突すると判断される状態の一例が示された模式図(俯瞰図)である。 図5は、実施形態にかかる車両挙動制御システムで制御された車両の挙動の一例が示された模式図(俯瞰図)である。 図6は、実施形態にかかる車両挙動制御システムで制御された車両ならびに車輪に作用する力やモーメントの一例が示された模式図(俯瞰図)であって、後輪の転舵が開始された時点での図である。 図7は、実施形態にかかる車両挙動制御システムで制御された車両ならびに車輪に作用する力やモーメントの一例が示された模式図(俯瞰図)であって、車両が旋回する状態で前輪の転舵トルクが減殺された状態での図である。
本実施形態では、車両1は、例えば、内燃機関(エンジン、図示されず)を駆動源とする自動車(内燃機関自動車)であってもよいし、電動機(モータ、図示されず)を駆動源とする自動車(電気自動車、燃料電池自動車等)であってもよいし、それらの双方を駆動源とする自動車(ハイブリッド自動車)であってもよい。また、車両1は、種々の変速装置を搭載することができるし、内燃機関や電動機を駆動するのに必要な種々の装置(システム、部品等)を搭載することができる。また、車両1における車輪3の駆動に関わる装置の方式や、数、レイアウト等は、種々に設定することができる。また、本実施形態では、一例として、車両1は、四輪車(四輪自動車)であり、左右二つの前輪3Fと、左右二つの後輪3Rとを有する。なお、図1では、車両前後方向の前方(方向Fr)は、左側である。
本実施形態では、一例として、車両1の車両挙動制御システム100(衝突回避制御システム、自動迂回減速システム)は、制御装置10や、撮像装置11、レーダ装置12、加速度センサ13a,13b(13)、制動システム61等を備える。また、車両挙動制御システム100は、二つの前輪3Fのそれぞれに対応して、懸架装置4や、回転センサ5、制動装置6等を備えるとともに、二つの後輪3Rのそれぞれに対応して、懸架装置4、回転センサ5、制動装置6、転舵装置7等を備えている。なお、車両1は、図1の他にも車両1としての基本的な構成要素を備えているが、ここでは、車両挙動制御システム100に関わる構成ならびに当該構成に関わる制御についてのみ、説明される。
制御装置10(制御ユニット)は、車両挙動制御システム100の各部から信号やデータ等を受け取るとともに、車両挙動制御システム100の各部の制御を実行する。本実施形態では、制御装置10は、車両挙動制御装置の一例である。また、制御装置10は、コンピュータとして構成されており、演算処理部(マイクロコンピュータ、ECU(electronic control unit)等、図示されず)や記憶部10j(例えば、ROM(read only memory)、RAM(random access memory)、フラッシュメモリ)等、図2参照)等を備えている。演算処理部は、不揮発性の記憶部10j(例えばROMや、フラッシュメモリ等)に記憶された(インストールされた)プログラムを読み出し、当該プログラムにしたがって演算処理を実行し、図2に示された各部として機能(動作)することができる。また、記憶部10jには、制御に関わる各種演算で用いられるデータ(テーブル(データ群)や、関数等)や、演算結果(演算途中の値も含む)等が記憶されうる。
撮像装置11(撮像部)は、例えば、CCD(charge coupled device)やCIS(CMOS image sensor)等の撮像素子を内蔵するデジタルカメラである。撮像装置11は、所定のフレームレートで画像データ(動画データ、フレームデータ)を出力することができる。本実施形態では、一例として、撮像装置11は、例えば、車体(図示されず)の前側(車両前後方向の前方側)の端部(平面視での端部)に位置され、フロントバンパー等に設けられうる。そして、撮像装置11は、車両1の前方の障害物20を(図4参照)含む画像データを出力する。画像データは、障害物20を検出する元となるデータの一例である。また、撮像装置11は、障害物検出部ならびにデータ取得部の一例である。
レーダ装置12(レーダ部)は、例えば、ミリ波レーダ装置である。レーダ装置12は、障害物20までの距離Ld(離間距離、検出距離、図4参照)を示す距離データや、障害物20との相対速度(速度)を示す速度データ等を出力することができる。距離データや速度データは、障害物20を検出する元となるデータの一例である。また、レーダ装置12は、障害物検出部ならびにデータ取得部の一例である。なお、制御装置10は、レーダ装置12による車両1と障害物20との間の距離Ldの測定結果を随時(例えば、一定の時間間隔等で)更新して記憶部10jに記憶し、演算には更新された距離Ldの測定結果を利用することができる。
加速度センサ13は、車両1の加速度を検出することができる。本実施形態では、一例として、車両1には、加速度センサ13として、車両1の前後方向(長手方向)の加速度を取得する加速度センサ13aと、車両1の幅方向(車幅方向、短手方向、左右方向)の加速度を取得する加速度センサ13bとが、設けられている。
懸架装置4(サスペンション)は、車輪3と車体(図示されず)との間に介在され、路面からの振動や衝撃が車体に伝達されるのを抑制する。また、本実施形態では、一例として、懸架装置4は、減衰特性を電気的に制御(調整)可能なショックアブソーバ4aを有している。よって、制御装置10は、指示信号によってアクチュエータ4bを制御し、ショックアブソーバ4a(懸架装置4)の減衰特性を変化させる(変更する、切り替える、可変設定する)ことができる。懸架装置4は、四つの車輪3(二つの前輪3Fおよび二つの後輪3R)のそれぞれに設けられており、制御装置10は、四つの車輪3のそれぞれの減衰特性を制御することができる。制御装置10は、四つの車輪3を、互いに減衰特性が異なる状態に制御することができる。
回転センサ5(回転速度センサ、角速度センサ、ホイールセンサ)は、四つの車輪3のそれぞれの回転速度(角速度、回転数、回転状態)に応じた信号を出力することができる。制御装置10は、回転センサ5の検出結果により、四つの車輪3のそれぞれのスリップ率を得ることができるとともに、ロック状態であるか否か等を判断することができる。また、制御装置10は、回転センサ5の検出結果から、車両1の速度を得ることもできる。なお、車輪3用の回転センサ5とは別に、クランクシャフトや車軸等の回転を検出する回転センサ(図示されず)が設けられてもよく、制御装置10は、この回転センサの検出結果から車両1の速度を取得してもよい。
制動装置6(ブレーキ)は、四つの車輪3のそれぞれに設けられ、対応する車輪3を制動する。本実施形態では、一例として、制動装置6は、制動システム61によって制御され、制動システム61は、一例としては、アンチロックブレーキシステム(ABS(anti-lock brake system))として構成されうる。
転舵装置7は、アクチュエータ7aを有している。制御装置10は、指示信号によって後輪3R用のアクチュエータ7aを制御し、二つの後輪3Rの舵角を変化させる(変更する、切り替える)ことができる。また、前輪3F用のアクチュエータ7aは、前輪3Fに生じるセルフアライメントトルク(転舵トルク)を減殺する機能を有している。本実施形態にかかる車両挙動制御システム100での迂回および減速の制御では、転舵装置7(アクチュエータ7a)は、前輪3Fを転舵しない。
なお、上述した車両挙動制御システム100の構成はあくまで一例であって、種々に変更して実施することができる。車両挙動制御システム100を構成する個々の装置としては、公知の装置を用いることができる。また、車両挙動制御システム100の各構成は、他の構成と共用することができる。また、車両挙動制御システム100は、障害物検出部として、ソナー装置を備えることができる。
そして、本実施形態では、一例として、制御装置10は、ハードウエアとソフトウエア(プログラム)との協働により、図2に示されるような、障害物検出部10aや、側方スペース検出部10b、ドライバ操作検出部10c、第一の衝突判断部10d、第二の衝突判断部10e、車両挙動制御部10f、制動制御部10g、転舵制御部10h、減衰制御部10i等として機能(動作)することができる。すなわち、プログラムには、一例としては、図2に示される記憶部10jを除く各ブロックに対応したモジュールが含まれうる。
そして、本実施形態にかかる制御装置10は、一例として、図3に示される手順で車両1の迂回および減速の制御を実行することができる。まず、制御装置10は、障害物検出部10aとして機能し、車両1の前方の障害物20(図4参照)を検出する(ステップS10)。このステップS10で、制御装置10は、撮像装置11やレーダ装置12等から得られたデータより、予め定められた条件(例えば大きさ等)に合致した障害物20について、その位置(車両1からの距離Ld)を取得する。
次に、制御装置10は、第一の衝突判断部10dとして機能し、車両1が直進しながら減速(制動制御)した場合に、当該車両1がステップS10で検出された障害物20に衝突するか否かについて判断する(ステップS11)。このステップS11では、制御装置10は、例えば、その時点での車両1の速度を取得し、記憶部10j(例えばROMや、フラッシュメモリ等)に記憶された速度(車速)と停止距離Lb(制動距離、車両1が直進しながら減速(制動制御)した場合に車両1が停止までに要する移動距離、図4参照)との対応関係を示すデータ(例えば、テーブルや、関数等)を参照して、当該取得した車両1の速度に対応した停止距離Lbを取得する。そして、制御装置10は、停止距離Lbと距離Ldとを比較し、停止距離Lbが距離Ldと同じかあるいは距離Ldより長い(大きい)場合には(ステップS12でYes、衝突する(あるいは衝突する可能性が有る若しくは高い)との判断)、ステップS13を実行する。一方、制御装置10は、停止距離Lbが距離Ldより短い(小さい)場合には(ステップS12でNo、衝突しない(あるいは衝突する可能性が無い若しくは低い)との判断)、一連の処理を終了する。
ステップS13では、制御装置10は、制動制御部10gとして機能し、制動システム61を介して各車輪3の制動装置6を制御して、四つの車輪3を制動する(一例としては、フルブレーキング)。
次に、制御装置10は、第二の衝突判断部10eとして機能し、再度、車両1が直進した状態で減速(制動制御)した場合に障害物20に衝突するか否かについて判断する(ステップS14)。このステップS14は、車輪3(本実施形態では、一例として四つの車輪3)が制動されている状態で実行される。すなわち、このステップS14では、制御装置10は、制動制御による四つの車輪3のそれぞれの制動状態(車輪3の回転状態、車両1の走行状態、制動制御入力に対する各部の応答)を反映して、より精度良く衝突の可否の判断を実行することができる。具体的には、例えば、制御装置10は、各車輪3の回転センサ5の検出結果や、各車輪3に対応した制動装置6(制動システム61)の動作状態(一例としては、ABSの作動タイミング等)、加速度センサ13の検出結果(車両1の加速度(減速度)の大きさや方向)等に基づいて、車両1が走行している路面の状況により適合したより精度の高い停止距離Lbmを算出することができる。また、制御装置10は、取得したパラメータから算出した路面の摩擦係数(摩擦状態、すべり率、摩擦に応じたパラメータ)や加速度(減速度)に対応した停止距離Lbmを、判断に用いることができる。この場合、制御装置10での停止距離Lbmの演算には、テーブル(データ群)あるいは関数等が用いられる。テーブルや関数は、例えば、記憶部10j(例えばROMや、フラッシュメモリ等)に記憶されることができる。テーブルは、一例としては、複数の摩擦係数毎に記憶された速度(車速)と停止距離との対応関係を示すデータ群であることができる。本実施形態では、ステップS11で算出した停止距離Lbと、ステップS14で算出した停止距離Lbmとは異なる場合がある。なお、ステップS11とステップS14とで、プログラムのモジュール(サブルーチン、関数)としては、同じモジュールを使うことも可能である。
そして、制御装置10は、停止距離Lbmと距離Ldとを比較し、停止距離Lbmが距離Ldと同じかあるいは距離Ldより長い(大きい)場合には(ステップS15でYes、衝突する(あるいは衝突する可能性が有る若しくは高い)との判断)、ステップS16を実行する。一方、制御装置10は、停止距離Lbmが距離Ldより短い(小さい)場合には(ステップS15でNo、衝突しない(あるいは衝突する可能性が無い若しくは低い)との判断)、一連の処理を終了する。
ステップS16では、制御装置10は、側方スペース検出部10bとして機能し、障害物20の側方に車両1が移動できるスペースS(図4,5参照)があるか否かを判断する(ステップS16)。このステップS16では、制御装置10は、一例として、障害物20が検出されなかった領域は、スペースSであると判断することができる。ステップS16で障害物20の側方に車両1が移動できるスペースSがあると判断された場合(ステップS16でYes)、制御装置10は、車両挙動制御部10fとして機能する(ステップS17)。一方、ステップS16で障害物20の側方に車両1が移動できるスペースが無かった場合(ステップS16でNo)、一連の処理は終了する。
ステップS17では、制御装置10は、車両挙動制御部10fとして機能する(動作する)。図2に示されるように、車両挙動制御部10fには、制動制御部10gや、転舵制御部10h、減衰制御部10i等が含まれている。このステップS17で、車両挙動制御部10fは、車両1が障害物20を迂回しつつ減速するよう、各部を制御する。具体的には、車両挙動制御部10fは、車両1に障害物20を迂回する方向のヨーモーメントが生じるよう、制動制御部10g、転舵制御部10h、および減衰制御部10iのうち少なくとも一つとして機能することができる。例えば、図5に示されるように、スペースSが、障害物20の右側に検出された場合、車両挙動制御部10fは、車両1に、少なくとも迂回開始当初は右向きのヨーモーメントが生じるように、各部を制御する。車両挙動制御部10fは、状況に応じて、制動制御部10g、転舵制御部10h、および減衰制御部10iのうちのいずれとして機能するかを切り替える(選択する)ことができる。また、車両挙動制御部10fは、制動制御部10g、転舵制御部10h、および減衰制御部10iの間で順次切り替わって機能(動作)することもできる。
ステップS17では、制動制御部10gとして機能する車両挙動制御部10f(制御装置10)は、一例として、迂回(旋回)の内側(図5の例では右側)の車輪3(前輪3Fおよび後輪3R)の制動力が、迂回(旋回)の外側の車輪3の制動力より大きく(強く)なるよう、制動システム61(制動装置6)を制御する。これにより、車両1には、迂回(旋回)する方向により大きなヨーモーメントが作用し、車両1が障害物20を迂回しやすくなる場合がある。
また、ステップS17では、転舵制御部10hとして機能する車両挙動制御部10f(制御装置10)は、一例として、二つの後輪3Rが迂回(旋回)方向とは逆相となる方向へ転舵するよう、転舵装置7(アクチュエータ7a)を制御する。これにより、車両1には、迂回(旋回)する方向により大きなヨーモーメントが作用し、車両1が障害物20を迂回しやすくなる場合がある。制動状況下においても、後輪3Rは前輪3Fに比べてロックし難い(スリップし難い)ため、後輪3Rの転舵は、より効果的に車両1の迂回(旋回)に寄与する。よって、本実施形態では、一例として、転舵制御部10hとして機能する車両挙動制御部10f(制御装置10)は、図3の迂回および減速の制御(障害物20の迂回のための自動制御)に関しては、車両1の旋回のためとしては前輪3Fを操舵しない(転舵させない)。すなわち、本実施形態では、一例として、図3の迂回および減速の制御の実行中においては、前輪3Fは転舵されない状態(中立位置、直進時の舵角)で維持される。
また、ステップS17では、減衰制御部10iとして機能する車両挙動制御部10f(制御装置10)は、一例として、迂回(旋回)の外側(図5の例では左側)の車輪3(前輪3Fおよび後輪3R)の減衰力が、迂回(旋回)の内側(図5の例では右側)の車輪3の減衰力より高くなるよう、懸架装置4(ショックアブソーバ4a、アクチュエータ4b)を制御する。これにより、迂回(旋回)時の車両1のローリング(ロール)を抑制し、車輪3の路面とのグリップ力が低下するのを抑制して、車両1が障害物20を迂回しやすくなる場合がある。なお、ステップS17における車両挙動制御部10f(制御装置10)による各部の制御は、種々に変更することができる。また、車両1の位置や、迂回(旋回)の状況に応じて、経時的に変更することができる。
次に、トルク減殺制御部10k(制御装置10)は、一例として、ステップS17での制御によって前輪3Fに生じたセルフアライメントトルク(転舵トルク)が減殺されるよう、アクチュエータ7aを制御する(ステップS18)。図6に示されるように、ステップS17で車両挙動制御部10fによって後輪3Rが転舵されると、車両1にはモーメントMvが生じて旋回する。すると、前輪3Fにはスリップ角が生じ、これに伴って、前輪3Fには、セルフアライメントトルクMsが生じる。この場合、ステアリングホイール71には、セルフアライメントトルクMsに応じたトルクが生じる。車両1が自動的に停止しようとしている状態で、ステアリングホイール71を保持しているドライバの手に、トルクが作用するのは好ましいことではない。そこで、本実施形態では、一例として、トルク減殺制御部10k(制御装置10)は、ステップS18で、前輪3Fの転舵装置7のアクチュエータ7aを制御することにより、前輪3Fに減殺トルクを与える。すなわち、車両挙動制御部10fは、障害物20を迂回する方向へ車両1が旋回するように後輪3Rを転舵するとともに、トルク減殺制御部10kは、車両1の旋回に伴って前輪3Fに作用するセルフアライメントトルクMsを減殺するトルクを発生させる。すなわち、換言すれば、制御装置10は、迂回および減速の制御を実行している間、前輪3Fを中立位置に維持(保持)している(図7参照)。本実施形態によれば、一例としては、トルク減殺制御部10kは、車両挙動制御部10fによる制御の実行に伴って前輪3Fに生じるセルフアライメントトルクMsを減殺することができるため、前輪3Fで生じたセルフアライメントトルクMsに対応したトルクがステアリングホイール71を介してドライバに伝達されるのが抑制される。なお、トルクの減殺制御を終了する場合、トルク減殺制御部10k(制御装置10)は、減殺トルクが徐々に減るよう、アクチュエータ7aを制御する。
また、制御装置10は、随時、ドライバ操作検出部10cとして機能する(ステップS19)。そして、ステップS19で、ドライバの操作が検出された場合には(ステップS19でYes)、車両挙動制御部10fによる制御よりもドライバの操作を優先する(ステップS20)。これにより、一例としては、ドライバの操作と異なる制御が実行されるのを抑制することができる。なお、ステップS19でNoの場合は、ステップS16に戻る。
以上、説明したように、本実施形態では、一例として、第二の衝突判断部10eは、車輪3が制動されている状態で、少なくとも車両1の前方の障害物20の検出結果と車両1の走行状態の検出結果とに基づいて車両1が直進しながら減速した場合に障害物20と衝突するか否かを判断する。よって、本実施形態によれば、一例としては、車輪3が制動された状況下での車両1の走行状態に応じて、より精度良く車両1と障害物20との衝突の可否が判断されやすい。
また、本実施形態では、一例として、車両挙動制御部10fは、後輪3Rの転舵装置7を制御する。後輪3Rは、前輪3Fに比べて、ロックし難い。よって、本実施形態によれば、一例としては、後輪3Rの転舵制御によって、車両1がより障害物20を迂回しやすい。
また、本実施形態では、一例として、車両挙動制御部10fは、さらに、左右の車輪3の制動状態が異なるよう、制動装置6を制御する。よって、本実施形態によれば、一例としては、車輪3の制動制御によって、車両1がより障害物20を迂回しやすい。
さらに、本実施形態では、一例として、トルク減殺制御部10kは、車両挙動制御部10fによる迂回および減速の制御の実行に伴って前輪3Fに生じる転舵トルクを減殺するよう、転舵装置7を制御する。よって、本実施形態によれば、一例としては、車両1がより旋回しやすくなる。また、一例としては、前輪3Fからステアリングホイール71を介してドライバにトルクが伝達されるのが抑制される。
また、本実施形態では、一例として、ドライバによる操作が検出された場合には、車両挙動制御部10fによる制御よりもドライバの操作が優先される。よって、本実施形態によれば、一例としては、車両挙動制御部10fによりドライバの操作と異なる制御が実行されるのが抑制されやすい。
また、本実施形態では、一例として、車両挙動制御部10fは、さらに、車輪3の懸架装置4の減衰特性を制御する。よって、本実施形態によれば、一例としては、懸架装置4の減衰特性の制御によって、車両1がより障害物20を迂回しやすい。
また、本実施形態では、一例として、第二の衝突判断部10eは、車輪3の回転速度の検出結果、車輪3の制動装置6の動作状態、および車両1の加速度の検出結果のうち少なくとも一つに応じて、障害物20と衝突するか否かを判断する。よって、本実施形態によれば、一例としては、より精度良く車両1と障害物20との衝突の可否が判断されやすい。
以上、本発明の実施形態を例示したが、上記実施形態はあくまで一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。例えば、本発明には、車両が制動されていない状態での車両の前方の障害物の検出結果に基づいて減速あるいは迂回による衝突回避の制御が実行される構成も含まれる。
1…車両、3…車輪、3F…前輪、3R…後輪、4…懸架装置、4b…アクチュエータ、6…制動装置、7…転舵装置、10…制御装置(車両挙動制御装置)、10e…第二の衝突判断部(衝突判断部)、10f…車両挙動制御部、10k…トルク減殺制御部、11…撮像装置(データ取得部)、12…レーダ装置(データ取得部)、20…障害物、100…車両挙動制御システム。

Claims (7)

  1. 車輪が制動されている状態で、少なくとも車両の前方の障害物の検出結果と前記車両の走行状態の検出結果とに基づいて前記車両が直進しながら減速した場合に前記障害物と衝突するか否かを判断する衝突判断部と、
    前記衝突判断部で前記障害物と衝突すると判断された場合に、前記車両が前記障害物を迂回しながら減速するよう、前輪を転舵させることなく、後輪の転舵の制御、および左右の車輪の制動状態に差を与える制御のうち、少なくとも一方を実行する車両挙動制御部と、
    前記車両挙動制御部による制御の実行に伴って前輪に生じる転舵トルクを減殺する制御を実行するトルク減殺制御部と、
    を備えた車両挙動制御装置。
  2. 前記車両挙動制御部は、ドライバによる操作が検出された場合には、当該車両挙動制御部による制御よりも前記ドライバの操作を優先する、請求項1に記載の車両挙動制御装置。
  3. 前記車両挙動制御部は、さらに、前記車輪の懸架装置の減衰特性を制御する、請求項1または2に記載の車両挙動制御装置。
  4. 前記衝突判断部は、前記車輪の回転速度の検出結果、前記車輪の制動装置の動作状態、および前記車両の加速度の検出結果のうち少なくとも一つに応じて、前記障害物と衝突するか否かを判断する、請求項1〜3のうちいずれか一つに記載の車両挙動制御装置。
  5. 車両の前方の障害物の検出結果及び前記車両の走行状態の検出結果の内の少なくともいずれか一方に基づいて、前記障害物と衝突するか否かを判断する衝突判断部と、
    前記衝突判断部で前記障害物と衝突すると判断された場合に、前記車両が前記障害物を迂回しながら減速するよう、前輪を転舵させることなく、後輪の転舵の制御、および左右の車輪の制動状態に差を与える制御のうち、少なくとも一方を実行する車両挙動制御部と、
    前記車両挙動制御部による制御の実行に伴って前輪に生じる転舵トルクを減殺する制御を実行するトルク減殺制御部と、
    を備えた車両挙動制御装置。
  6. 車両の前方の障害物を検出する元となるデータを取得するデータ取得部と、
    後輪の転舵装置と、
    車輪の制動装置と、
    前記車輪が制動されている状態で、少なくとも前記障害物の検出結果と前記車両の走行状態の検出結果とに基づいて前記車両が直進しながら減速した場合に前記障害物と衝突するか否かを判断する衝突判断部と、当該衝突判断部で前記障害物と衝突すると判断された場合に、前輪を転舵させることなく、後輪の転舵の制御、および左右の車輪の制動状態に差を与える制御のうち、少なくとも一方を実行する車両挙動制御部と、を有した制御装置と、
    を備えた、車両挙動制御システム。
  7. さらに、前記車輪の懸架装置の減衰特性を制御するアクチュエータを備えた、請求項6に記載の車両挙動制御システム。
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