JP2014200870A - 加工装置 - Google Patents

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【課題】安価な構成で加工圧力を正確に制御する。
【解決手段】板状ワークを保持する保持テーブル11と、保持テーブル11に保持される板状ワークを研削もしくは研磨加工する加工手段13と、加工手段13を保持テーブル11に接近及び離反させる加工送り手段14と、保持テーブル11を支持するベース15と、ベース15から立設し加工手段13を配設するコラム16とから少なくとも構成される加工装置に、コラム16に配設する歪み計17と、歪み計17が計測した歪み量を認識する認識部18と、認識部18で認識した歪み量に応じて加工手段13による加工圧力に関係する加工送り手段14を制御する制御部19とを備える。回転負荷にかかわらず、コラム16の歪み量と加工圧力との間には一定の関係が成立するので、歪み量を認識することで、加工圧力を正確に制御することができる。また、複数の圧力計を設ける必要がないので、コストを抑えることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、板状ワークを研削もしくは研磨加工する加工装置に関する。
板状ワークの裏面を研削もしくは研磨する加工装置には、加工圧力を所望の値に制御するために、加工圧力を計測する圧力計(荷重センサー)を備えるものがある(例えば、特許文献1)。
特開2003−326459号公報
しかし、例えば、板状ワークを保持する保持テーブルや、板状ワークを研削もしくは研磨する加工手段に圧力計を設ける場合、加工時に保持テーブルや加工手段を回転させると、加工圧力だけでなく、回転負荷も認識されるため、加工圧力を正確に測定できない場合がある。また、加工圧力をより正確に測定するためには、回転軸を中心とする複数の位置に圧力計を設けて各圧力計の計測値の合計をとる必要があり、コストもかかる。
本発明は、このような事情にかんがみなされたもので、安価な構成で加工圧力を正確に制御することを目的とする。
本発明にかかる加工装置は、板状ワークを保持する保持テーブルと、該保持テーブルに保持される板状ワークを研削もしくは研磨加工する加工手段と、該加工手段を該保持テーブルに接近及び離反させる加工送り手段と、該保持テーブルを支持するベースと、該ベースから立設し、該加工手段を配設するコラムと、から少なくとも構成される加工装置であって、該ベースに立設する該コラムに配設する歪み計と、該歪み計が計測した歪み量を認識する認識部と、該認識部で認識した歪み量に応じて該加工手段による加工圧力に関係する該加工送り手段を制御する制御部と、を備える。
本発明にかかる加工装置によれば、コラムに歪み計を配設してコラムの歪み量を測定し、測定した歪み量に基づいて、加工圧力を制御する。回転負荷にかかわらず、コラムの歪み量と加工圧力との間には一定の関係が成立するので、歪み量に基づいて加工圧力を制御することで、加工圧力を正確に制御することができる。また、複数の圧力計を設ける必要がないので、コストを抑えることができる。
加工装置の全体構成を示す斜視図。 加工装置の要部を示す側面視断面図。 歪み量と加工圧力との関係を示すグラフ図。 比較例1における圧力計の配置を示す平面図。 比較例2における圧力計の配置を示す平面図。 (a)は比較例2の加工手段を示す斜視図、(b)は同加工手段を示す縦断面図。 (a)は本発明の加工装置を構成する加工手段を示す斜視図、(b)は同加工手段を示す縦断面図。
図1に示す加工装置10は、半導体ウェーハなどの板状ワークを保持する保持テーブル11と、保持テーブル11を回転可能に支持する支持台12と、保持テーブル11に保持された板状ワークに対して研削加工を施す加工手段13と、加工手段13をZ軸と平行な方向に移動させる加工送り手段14と、支持台12を介して保持テーブル11を支持するベース15と、ベース15から立設したコラム16と、コラム16に配設された歪み計17とを有する。
加工手段13は、研削砥石からなる加工具131と、Z軸と平行な回転軸を中心として加工具131を回転させるモータ132と、モータ132を保持するホルダ133と、ホルダを保持する移動台134と、モータ132によって回転駆動される回転軸139とを有する。
加工送り手段14は、例えばボールねじなどの送りねじでありZ軸と平行なねじ軸141と、ねじ軸141を回転させるモータ142と、コラム16に固定されねじ軸141を回転可能に保持する軸受け143a,143b(軸受け143bは、図2参照)と、コラム16に固定されZ軸と平行なガイド144a,144bとを有する。
加工手段13を構成する移動台134は、図示しないナットがねじ軸141に螺合するとともに側部がガイド144a,144bと係合し、ガイド144a,144bに規制され、ねじ軸141の回転に伴って、+Z方向及び−Z方向に移動する。加工送り手段14が移動台134を−Z方向へ移動させると、加工手段13全体が保持テーブル11に接近し、加工送り手段14が移動台134を+Z方向へ移動させると、加工手段13全体が保持テーブル11から離反する。
図2に示すように、加工装置10は、更に、歪み計17が計測した歪み量を認識する認識部18と、認識部18が認識した歪み量に基づいて加工送り手段14を制御する制御部19とを有する。
保持テーブル11の保持面111には、加工対象の板状ワーク20が保持される。この板状ワーク20に対する加工を行うには、保持テーブル11及び加工具131を回転させた状態で、加工手段13を保持テーブル11に接近させ、板状ワーク20に加工具131を接触させる。
加工送り手段14が加工手段13を更に−Z方向へ移動させようとすると、加工圧力が高くなる。このとき、コラム16が+Z方向に引っ張られるように変形し、その変形を歪み計17が歪み量として計測する。歪み計17は、例えば圧電素子であり、計測した歪み量に比例する電圧を出力する。歪み計17の設置位置は、加工位置に最も近い−Y方向の側面であることが望ましい。そうすれば、加工圧力に対する感度が高くなる。また、歪み計17の設置位置は、コラム16の±X方向の真ん中付近であることが望ましい。そうすれば、歪み計17が計測する歪み量と加工圧力との間の関係が直線的になる。
認識部18は、例えばアナログデジタル変換回路であり、歪み計17が出力した電圧などの物理量を入力して、歪み計17が計測した歪み量を表す数値データに変換する。また、制御部19は、例えばコンピュータであり、認識部18が変換した数値データを入力し、入力した数値データが表す歪み量に基づいて、加工送り手段14を制御する。例えば、制御部19は、加工圧力が、あらかじめ定めた一定の目標値になるよう、加工送り手段14を制御する。
図3に示すように、歪み量と加工圧力との間には一定の関係が成立する。あらかじめ、実験などにより、この関係を表す関係式を求めておく。かかる関係式は、加工位置に位置する保持テーブル11に向けて、加工具131を回転させずに加工手段13を加工送りを行い、加工手段13が保持テーブル11を押し付けるときの加工圧力の値とその時の歪み量との関係から求められる。制御部19は、この関係式を使って、歪み計17が計測した歪み量を加工圧力に変換する。変換した加工圧力が目標値より低い場合、制御部19は、加工送り手段14を制御して加工手段13を更に−Z方向へ移動させることにより、加工圧力を高くする。逆に、変換した加工圧力が目標値より高い場合、制御部19は、加工送り手段14を制御して、加工手段13を+Z方向へ移動させることにより、加工圧力を低くする。
なお、制御部19は、歪み量を加工圧力に変換して目標値と比較するのではなく、加工圧力の目標値に対応する歪み量の目標値と歪み量とを比較して、加工送り手段14を制御する構成であってもよい。
図4に示す比較例1では、保持テーブル11の外周付近に、等間隔に3つの圧力計115a〜115cが設置されている。3つの圧力計115a〜115cが計測した圧力を合計し、合計値を加工圧力として認識しているが、それぞれの圧力計115a〜115cが計測する圧力には、保持テーブル11の回転負荷が含まれるため、計測値には誤差がある。
図5に示す比較例2では、研磨パッドからなる加工具131の裏側に、等間隔に3つの圧力計135a〜135cが設置されている。3つの圧力計135a〜135cが計測した圧力を合計し、合計値を加工圧力として認識しているが、それぞれの圧力計135a〜135cが計測する圧力には、加工具131の回転負荷が含まれるため、計測値には誤差がある。
このように、圧力計では加工圧力を正しく計測できない場合があるので、それに基づいて加工送り手段14を制御しても、加工圧力を正確に制御できない場合がある。
これに対し、本発明に係る加工装置10は、コラム16の歪み量を計測し、計測した歪み量に基づいて加工送り手段14を制御するので、加工具131及び保持テーブル11の回転負荷の影響を受けずに加工圧力を正確に制御することができ、加工品質を高めることができる。また、センサーの数が少なくて済み、加工装置10のコストを抑えることができる。
また、例えば図6(a)、(b)に示す比較例2では、加工具131の上方に3つの圧力計135a〜135cが設置されており、これらの圧力計135a〜135cは、回転軸139と一体となったリング状のベース136の上面とホルダ133の下面との間に挟まれた状態で、ネジ137によってホルダ133に固定されているため、ベース136とボルダ133との間には、圧力計135a〜135cの厚さに相当する隙間138がある。したがって、この隙間138の存在によって加工具131が不安定な状態となり、加工品質に悪影響を及ぼすことがある。
しかし、図1及び図2に示した本発明の加工装置10では、コラム16に設置した歪み計17によって計測した歪み量に基づき加工送り手段14を制御するため、図7(a)、(b)に示すように、ベース136とホルダ133との間に隙間がなく、ベース136の上面とホルダ133の下面とを密着させた状態で多数のネジ137によって両者を固定することができる。したがって、加工具131が不安定になることがなく、加工品質が安定する。
なお、歪み計17の設置位置は、コラム16の±Z方向の伸縮を計測できる位置であればよく、コラム16の−Y方向の側面ではなく、+Y方向の側面であってもよい。
また、加工装置10は、歪み計17だけでなく、更に、比較例で説明した圧力計を有する構成であってもよい。複数の情報源からの情報を総合して、加工圧力を制御することにより、いずれかのセンサーに異常が発生した場合であっても、加工圧力を正確に制御することができる。
なお、本発明の効果は、加工圧力を正確に制御する必要がある研削加工をする場合に最も顕著であるが、加工装置10が研磨加工やその他の加工を行う場合でも、同様の効果を奏する。
10 加工装置、11 保持テーブル、111 保持面、115,135 圧力計、
12 支持台、13 加工手段、131 加工具、132 モータ、133 ホルダ、
134 移動台、14 加工送り手段、141 ねじ軸、142 モータ、
143 軸受け、144 ガイド、15 ベース、16 コラム、17 歪み計、
18 認識部、19 制御部、20 板状ワーク、31,32 時刻

Claims (1)

  1. 板状ワークを保持する保持テーブルと、
    該保持テーブルに保持される板状ワークを研削もしくは研磨加工する加工手段と、
    該加工手段を該保持テーブルに接近及び離反させる加工送り手段と、
    該保持テーブルを支持するベースと、
    該ベースから立設し、該加工手段を配設するコラムと、
    から少なくとも構成される加工装置であって、
    該ベースに立設する該コラムに配設する歪み計と、
    該歪み計が計測した歪み量を認識する認識部と、
    該認識部で認識した歪み量に応じて該加工手段による加工圧力に関係する該加工送り手段を制御する制御部と、
    を備えた加工装置。
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