JP2014200155A - ガス絶縁開閉器 - Google Patents

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圭 川崎
周也 真島
Shuya Majima
周也 真島
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Toshiyuki Uchii
敏之 内井
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Tsuneo Omura
恒雄 大村
昂 山田
Akira Yamada
昂 山田
旭 島村
Akira Shimamura
旭 島村
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Abstract

【課題】電流遮断過程で生成されるCOガスの存在量を低減抑制することのできるガス絶縁開閉器を提供する。
【解決手段】遮断過程において、互いを開離させて両方の間にアーク放電6が発生する固定アーク接触子3b及び可動アーク接触子4bと、両アーク接触子3b、4bが収容され、COガス若しくはCOガスを含む混合ガスで構成されアーク放電6を消弧する消弧性ガスが充填された密閉容器2と、密閉容器2内に設けられ、消弧性ガスがアーク放電6により熱せられ発生するCOガスと接触する酸化剤層20と、酸化剤層20を加熱する加熱手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、電力系統において電流遮断を行うガス絶縁開閉器に関する。
電流遮断機能を有するガス絶縁開閉器には、その使用目的、必要とされる機能に応じて、負荷開閉器、断路器、ガス遮断器など様々なものがある。その多くは、密閉容器内に充填した消弧性ガス中に機械的に開閉可能な一対の電気接点を配置し、通電時には両者の接触状態を保つことで通電を行い、電流遮断時には、電気接点を開離させて発生するアーク放電に対して消弧性ガスを吹き付けることで当該アーク放電を消滅させ電流の遮断に至る。
ガス絶縁開閉器の一例として、主に高電圧系統において事故電流を遮断するために使用されているパッファ形ガス遮断器がある。このパッファ形ガス遮断器は、消弧性ガスが充填された密閉容器内に、固定アーク接触子及び固定通電接触子と、可動アーク接触子及び可動通電接触子とがそれぞれ対向して配置され、それぞれを機械的な駆動力によって接触又は離反させることで電流を導通し又は遮断する。
このガス遮断器には、接触子の離反に伴って容積が減少し、内部の消弧性ガスが蓄圧される蓄圧空間と、両アーク接触子を取り囲むように配置され、蓄圧空間の消弧性ガスをアークに誘導する絶縁ノズルが設けられている。遮断過程においては、固定アーク接触子と可動アーク接触子が離反することで、両アーク接触子間にアーク放電が発生する。接触子の離反に伴って蓄圧空間で十分蓄圧された消弧性ガスを、絶縁ノズルを介してアーク放電に強力に吹き付けることにより、両アーク接触子の絶縁性能を回復させ、アーク放電を消弧し、電流の遮断を完了させる。
消弧性ガスは、アーク放電を消滅させる消弧性能及び電気絶縁性能に優れたガスであり、特に六フッ化硫黄ガス(SFガス)は、その性能に優れ、高電圧用の開閉器の高性能化、省スペース化に貢献することから広く使用されている。
しかしながら、SFガスは、高い地球温暖化作用を有することが知られている。そのため、近年、SFガスの使用量の削減が望まれている。地球温暖化作用の大きさは一般に地球温暖化係数、すなわちCOガスを1とした場合の相対値により表されるが、SFガスの地球温暖化係数は23,900に及ぶ。
そこで、SFガスの代替の消弧性ガスとして、COガスが有力視されている。COガスは、地球温暖化係数がSFガスに比べて非常に小さいにも関わらず、比較的高い消弧性能及び電気絶縁性能を有するためである。COガスをSFガスの代わりに適用することで概ね良好な性能を有し、かつ地球温暖化への影響を抑制して環境調和のとれたガス絶縁開閉器を提供することが可能となる。
内田敏之、外6名、「環境低負荷型72kV級CO2ガス遮断器モデルの開発」、電気学会論文B、2004年、第124巻、第3号、p.476−484
特開2007―258137号公報
ところで、COガスは化学組成にC元素とO元素を含むため、COガスを単体或いはこれを含んだ混合ガスとして消弧性ガスに適用した場合には、電流遮断時に発生するアーク放電により消弧性ガスが加熱されて高温状態となることでCとOに解離され、Oの一部は密閉容器内の金属部品や絶縁物といった内部部品との酸化反応に用いられる。このため、解離した消弧性ガスが再結合する際に、全てがCOに戻るのではなく、COが生成されることとなる。COガスは、密閉容器内に長時間滞留し続けるので、ガス絶縁開閉器のメンテナンス時等において、密閉容器内のガスを開放する作業員にとって有害物質となる。
このような問題を解決する方法としては、予め、消弧性ガスにOガスを適量混合させておくことにより、電流遮断時に発生するCOを酸化させてCOの生成量を抑制する方法が提案されている。
また、アーク放電により熱せられたガス流に曝される位置に、化学組成にO元素を含む固体材料を配置し、電流遮断時に固体材料を溶解、更に溶発させることで、O元素を含む溶発ガスを発生させ、この溶発ガスによりCOを酸化させるよう方法も提案されている。
しかしながら、上述の従来技術には、次のような問題があった。すなわち、予め、消弧性ガスにOガスを混合させておく方法では、ガス混合比率を維持するために、その混合比をモニタリングするシステムを導入しなければならず、コスト高となってしまう。また、電流を遮断する前の定常運転時においても、ガス絶縁開閉器の密閉容器内に、酸化力の強いOガスが絶えず存在することになるため、密閉容器内の絶縁物や金属を酸化させてしまい、機器寿命の短縮、機器保守点検回数の増加という問題があった。
一方、O元素を含む固体材料をアーク熱によって溶発させる方法では、酸化力の強いOガスは電流遮断のタイミングで発生するため、密閉容器内の絶縁物や金属を劣化させ難いという利点はある。
しかし、アーク熱により溶発し、かつその溶発ガスの化学組成にO元素を含む固体材料となると選択肢が限られてしまう。また、その固体材料の化学組成によってはH元素を含み、電流遮断時に生じる溶発ガスと消弧性ガスの混合ガスが解離及び再結合すると、水分等のガス絶縁開閉器の絶縁性能に悪影響を及ぼす物質や、HFのように密閉容器内の絶縁物を腐食させてしまう物質が生成されるという問題があった。さらに、固体材料が溶融又は溶発されることで、固体材料の形状が変化してしまい、ガス絶縁開閉器の動作又は性能に影響を与えるという問題があった。
すなわち、いずれの方法にしても、機器の保守点検回数の増加と機器寿命の短縮を招く虞があった。
本実施形態に係るガス絶縁開閉器は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、電流遮断に伴って密閉容器内に生成され、滞留するCOガスの存在量を抑制するとともに、優れた性能と品質、安全性を長期間維持することのできるガス絶縁開閉器を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本実施形態のガス遮断器は、通電又は遮断を切り替えて電路を開閉するガス絶縁開閉器であって、前記遮断過程において、互いを開離させて両方の間にアークが発生する第1のアーク接触子及び第2のアーク接触子と、前記第1のアーク接触子及び第2のアーク接触子が収容され、COガス若しくはCOガスを含む混合ガスで構成され前記アークを消弧する消弧性ガスが充填された密閉容器と、前記密閉容器内に設けられ、前記消弧性ガスが前記アークにより熱せられ発生するCOガスと接触する酸化剤層と、前記酸化剤層を加熱する加熱手段と、を備えたことを特徴とする。
第1の実施形態に係るガス絶縁開閉器の全体構成を示す断面図である。 COとCOの混合ガスを充填した密閉容器内にMnOを酸化剤とした場合のCO存在量の時間変化を示す図である。 第2の実施形態に係る中空構造導体の一例の断面図である。 第3の実施形態に係るガス絶縁開閉器の全体構成を示す断面図である。
[第1の実施形態]
(構成)
以下では、図1、2を参照しつつ、本実施形態のガス遮断器の全体構成を説明する。図1は、本実施形態のガス遮断器の全体構成を示す断面図であり、電流遮断動作中の状態を示している。
本実施形態のガス遮断器は、接地された金属や碍子等からなる密閉容器2を有し、その内部に消弧性ガスが充填されている。
消弧性ガスは、消弧性能及び絶縁性能に優れたガスである。本実施形態に用いられる消弧性ガスは、アーク放電による熱エネルギーを受けたガスの解離や再結合によってCOガスを発生させる虞のある化学組成にC元素又はO元素を含むガスである。具体的には、COの単体若しくはCOを含む混合ガスである。なお、消弧性ガスとして、COを含む混合ガスとする場合には、化学組成中にH元素を含むガスが混合されない方が好ましい。
本実施形態のガス遮断器は、図1に示すように、大別すると固定部3と可動部4とに分けられ、円筒を主体とする形状を有する複数の部材で構成される。各部材は中心軸(以下、単に軸という。)を一致させて密閉容器2内に配置されている。以下では、各部材の位置関係及び方向を説明するのに、固定部3側の方向を前方、その反対側の可動部4側の方向を後方と呼ぶ。
固定部3と可動部4は、密閉容器2内に対向配置され、固定部3は前方側に支持絶縁体7aによって密閉容器2に固定され、可動部4は後方側に支持絶縁体7bによって移動可能に絶縁支持されている。
固定部3とは、固定通電部3a及び固定アーク接触子3bをいう。可動部4とは、通電接触子4a、可動アーク接触子4b、操作ロッド4c、パッファシリンダ4d、及び絶縁ノズル4eをいう。以下、各部材について、詳細に説明する。
密閉容器2には、図1に示すように、固定通電部3a及び通電接触子4aが、また、固定アーク接触子3b及び可動アーク接触子4bが同軸上に延びるようにそれぞれ対向配置されている。
固定通電部3a及び通電接触子4aは、それぞれ端面が開口した円筒形状を有する導体であり、互いに開口を向かい合わせて同一軸上に配置されている。固定通電部3aの開口縁は内部に膨出しており、当該開口縁部分の内径と通電接触子4aの外径は一致している。
固定通電部3a及び通電接触子4aは、相対的に移動可能となっており、固定通電部3aの開口に通電接触子4aが差し込まれることで、固定通電部3aの内面と通電接触子4aの外面とが接触し、電気的に導通できる状態となる。
固定通電部3aは、支持絶縁体7aを介して中空で概略円筒形状の固定支え12に固定される。支持絶縁体7aは固定支え12を密閉容器2に対して固定するとともに、固定支え12と密閉容器2とを電気的に絶縁する。固定通電部3aは、固定支え12の縁に筒形状が続くように固定されている。
固定アーク接触子3bは、一端が丸みを帯びた中実の円柱状の導体である。固定支え12の内壁面には、棒状又は板状の部材である支持部13が、固定支え12の内壁面から固定支え12内部に突き出るように固定されている。固定アーク接触子3bは、この支持部13を介して固定支え12内に固定支持されている。
可動アーク接触子4bは、両端が開口した中空の円筒形状を有する導体である。電流遮断過程では、可動アーク接触子4bが固定アーク接触子3bから開離して両接触子3b、4b間にアーク放電6が発生するアーク空間が形成される。可動アーク接触子4bの内部空間は一端の開口を介してアーク空間と連通し、アーク空間からのガス排気流路の一つとなる。
可動アーク接触子4bの開口縁は内部に膨出し、その内径は固定アーク接触子3bの外径と一致する。可動アーク接触子4bは固定アーク接触子3bに対し相対的に移動が可能であり、固定アーク接触子3bが可動アーク接触子4bの開口に差し込まれることで、両接触子3b、4bが互いに接触し、導通できる状態となる。
なお、可動アーク接触子4bの先端は円周方向に分割され、指状電極となっている場合もある。その場合、可動アーク接触子4bは可撓性を有し、可動アーク接触子4bの開口縁の内径は、固定アーク接触子3bの外径より若干小さくされてすぼめられている。固定アーク接触子3bが可動アーク接触子4bの開口に差し込まれることで、両接触子3b、4bが互いに接触し、導通できる状態となる。
固定アーク接触子3bに対する可動アーク接触子4bの移動は、可動アーク接触子4bに固定支持された操作ロッド4cによって引き起こされる。操作ロッド4cは前方の一端が開口する一方、後方の他端が有底の円筒形状を有し、内部が中空になっており、可動アーク接触子4bや固定アーク接触子3bと同軸上に配置されている。可動アーク接触子4bと操作ロッド4cは同径であり、可動アーク接触子4bは操作ロッド4cの前端の開口縁に立設している。
操作ロッド4cは、密閉容器2の壁面を貫通して設けられた操作機構8によって軸方向に押し引きされ移動可能になっている。すなわち、操作ロッド4cは、図示しない絶縁操作棒を介して操作機構8内部の図示しない駆動部に接続され、この駆動部によって移動可能になっている。可動アーク接触子4bと通電接触子4aは、この操作ロッド4cの移動の程度に応じて、固定アーク接触子3bや固定通電部3aと接触し、又は離反する。
操作ロッド4cの全長のうち、固定部3側の一部の周囲には、パッファシリンダ4dが設けられている。パッファシリンダ4dは、一端面が有底の円筒形状を有する導体であり、有底である端面を前方に配置され、側面が操作ロッド4cを取り囲むように同軸上に配置されている。パッファシリンダ4dの前端面は、その前方に配置された連結板4fに連結されている。連結板4fはパッファシリンダ4dの前端面から操作ロッド4cの外周面に向けて軸方向と垂直な方向に広がる板体であって、操作ロッド4cとパッファシリンダ4dとを接続している。またパッファシリンダ4d側面と操作ロッド4cとの間の空間には、連結板4fと対向してピストン5が配置されている。
ピストン5は、ドーナツ形状を有する平板であり、ドーナツ形状の開口に操作ロッド4cが摺動可能に貫通する。ピストン5の外径はパッファシリンダ4dの内径と一致する。ピストン5は、ピストン支え5aを介して密閉容器2内に固定支持されている。ピストン支え5aは、ピストン5から軸方向に後方に直線的に延びる筒構造であり、その先端が密閉容器15内で固定される。
これら操作ロッド4c、パッファシリンダ4d、連結板4f、及びピストン5によって囲まれて、蓄圧空間14が形成される。すなわち、パッファシリンダ4d及び連結板4fが蓄圧空間14の前方側の端面及び外周面となる。また操作ロッド4cの外周面が蓄圧空間14の内周面となる。また、ピストン5が蓄圧空間14の後方側の端面となる。
蓄圧空間14は、操作ロッド4cの移動によりパッファシリンダ4dの前端面(連結板4f)が移動することでその容積が可変となる。パッファシリンダ4dの前端面(連結板4f)のピストン5に対する接近により蓄圧空間14の容積が減少し、蓄圧空間14内の消弧性ガスが圧縮されて蓄圧し、蓄圧空間14内にガス流が発生するようになっている。
なお、蓄圧空間14に面するピストン5の面には、連通孔5b及び逆止弁5cが設けられ、蓄圧空間14とピストン支え5a内の空間とが連通できるようになっている。逆止弁5cにより、蓄圧空間14内の圧力がピストン支え5a内の空間の圧力より低い場合に、消弧性ガスがピストン支え5a内空間から蓄圧空間14に流れる。圧力関係が逆の場合は蓄圧空間14からピストン支え5a内空間に流れることはない。
蓄圧空間14を形成するパッファシリンダ4dの一部の周囲には、サポート15が配置されている。サポート15は、一端面が有底の円筒形状の導体であり、有底の端面を後方にして、前方の開口にパッファシリンダ4dが嵌め込まれるようにして配置されている。サポート15後方の端面は開口しており、操作ロッド4cはこの開口に挿通されて、サポート15内部を貫通している。
サポート15の前方の開口端は内部に膨出しており、当該膨出部分の内径がパッファシリンダ4dの外径と一致して接触し、パッファシリンダ4dが摺動可能になっている。通電状態では、固定支え12、固定通電部3a、通電接触子4b、パッファシリンダ4d、サポート15、及び導体10が電気的に接続されており、これらの部材が電路の一つとなる。電流は、導体10と図示していないブッシングを介して外部に引き出される。
導体10は、絶縁物からなる絶縁スペーサ11により絶縁支持される。導体10は、可動部4が密閉容器2内で移動する範囲外に配置されている。なお、絶縁スペーサ11は、密閉容器2内の空間を区分し、消弧性ガスを密閉容器2内に閉じ込める。
(酸化剤層20)
本実施形態のガス絶縁開閉器は、酸化剤層20を有し、酸化剤層20は密閉容器2内の後述する位置に設けられる。酸化剤層20は、密閉容器2内のCOガスを酸化反応により酸化させ、COガスに変化させる酸化剤を含有するものである。酸化剤層20の少なくとも一部の表面には、酸化剤が密閉容器2内の空間に露出しており、遮断過程で両アーク接触子3b、4b間に発生するアーク放電6により熱せられ発生するCOガスと接触し、当該COガスを酸化させる。
本実施形態では、酸化剤層20は酸化剤から構成されるものとする。COガスに対する酸化能力を有する酸化剤としては、Mn、Co、Ni、Cu、Zn、Ti、Fe、V、Crなどをいずれか1成分以上含む酸化物が挙げられる。なお、酸化剤には、材質の化学組成中にH元素が含まれないものとする。
酸化剤の分量としては、任意に設定可能であるが、電流遮断過程で消弧性ガスから発生する予測されるCOガスの分子数を十分酸化できる量とするが望ましい。
ここで、酸化剤層20が設けられる位置について説明する。上記のように、酸化剤層20はCOガスと接触してCOガスに変化させる必要があるため、酸化剤層20は密閉容器2内のCOガスが含まれる消弧性ガスと接触する位置に設けられる。また、酸化剤層20は、酸化剤層20の酸化剤が加熱される位置に設けられる。さらに、酸化剤層20は、ガス絶縁開閉器の絶縁性能、遮断性能及び構成部品の動作に影響しないように配置される必要がある。
本実施形態では、酸化剤層20は、図1に示すように、密閉容器2内において、導体10の表面に密着するように配置されている。本実施形態のガス絶縁開閉器が通電状態にある場合には、導体10はジュール熱により発熱する。すなわち、本実施形態では、導体10は酸化剤層20を加熱する加熱手段となる。酸化剤層20は、加熱手段によって加熱されても溶融しないだけの融点を持つことが好ましい。
連結板4fの前方側の面には、絶縁ノズル4eが固定部3の方を向いて立設している。連結板4fには貫通孔4gが設けられており、絶縁ノズル4eは、蓄圧空間14で発生したガス流を、貫通孔4gを介してアーク空間へ誘導する整流手段である。絶縁ノズル4eは、耐アーク性の高い絶縁物であるポリテトラフルオロエチレンを材料にして構成することができる。絶縁ノズル4eには、材質の化学組成中にH元素が含まれない方が好ましい。
絶縁ノズル4eは、可動アーク接触子4bを包囲するように、軸方向に固定アーク接触子3b側へ延び、可動アーク接触子4bの先端を通過後、内径が固定アーク接触子3bの外径よりも若干大きい程度まで窄み、最小内径部分となるスロート部に至ったところで先端に向けて直線的に拡がる形状となっている。
遮断動作過程では、絶縁ノズル4e内部空間に、ガスが通るガス流路が形成される。すなわち、絶縁ノズル4eと可動アーク接触子4bとの間の空間、アーク空間、スロート部より前方の絶縁ノズル4eの内部空間、及び密閉容器2内が連通している。この連通した空間がガス流路となり、蓄圧空間14で発生したガス流の密閉容器2内への排気流路の一つとなる。
操作ロッド4cの周壁、ピストン支え5a、サポート15には、連通穴4h、5d、排気穴15aがそれぞれ設けられている。そのため、操作ロッド4cの中空部分から、ピストン支え5a内部、及びその周囲のサポート15の内部空間を介して、密閉容器2内部までが連通しており、アーク空間からのガスの排気流路の一つとなる。
(作用)
以上の構成を有するガス遮断器の電流遮断動作を以下に説明する。
電流遮断動作は、事故電流、進み小電流、リアクトル遮断等の遅れ負荷電流、又は極めて小さな事故電流の遮断を要する場合など、ガス遮断器を電流の通電状態から遮断状態に切り替える操作である。
通電状態から電流遮断動作を行う場合、操作機構8の駆動部を駆動させる。駆動部により、可動部4が固定部3に対し軸方向に移動する。すなわち、固定通電部3aに対して通電接触子4aが開離するとともに、固定アーク接触子3bに対して可動アーク接触子4bが開離し、両アーク接触子3b、4b間のアーク空間にアーク放電6が発生する。このアーク放電6は非常に高温であるため、アーク放電6から高温のガスが発生するとともに、加熱された周りの消弧性ガスも高温となる。
また、このとき、可動部4の移動によって、パッファシリンダ4dの前端面(連結板4f)がピストン5に対して接近するように移動するため、蓄圧空間14が圧縮され、蓄圧空間14内の消弧性ガスが蓄圧される。遮断動作が進行し、両アーク接触子3b、4b間の距離が十分開き、かつ蓄圧空間14に十分蓄圧されると、蓄圧空間14内にガス流が発生する。このガス流は、貫通孔4gを介して、絶縁ノズル4eと可動アーク接触子4bとの間に形成されるガス流路を通じ、非常に高温なアーク放電6に対して強力に吹き付けられる。その後、アーク空間の高温のガスは、図1のガス流9の方向に示すように、後方の可動部4側と前方の固定部3側へと排出される。
アーク空間、可動アーク接触子4b内部の空間、操作ロッド4cの中空部分は直列に連通しており、可動部4側へ排出される高温ガスは、アーク空間から可動アーク接触子4b内部を通じて操作ロッド4cの中空部分へと流入する。
操作ロッド4cの中空部分、その中空部分の一部の周囲のサポート15の内部空間、及び密閉容器2内部は連通しており、操作ロッド4cの中空部分に流入した高温ガスは、連通穴4h、排気穴15aを通じて密閉容器2内へと排気される。
一方、固定部3側への高温ガスは、絶縁ノズル4e及び固定支え12の内部を通った後、密閉容器2内に排出される。
遮断過程後半では、電流零点に向けてアーク放電6が小さくなり、蓄圧空間14からのガスの吹き付けにより消弧に至り、電流遮断が完了する。
以上のような遮断過程において、発生したアーク放電6により消弧性ガスが加熱される。本実施形態の消弧性ガスは、COガス或いはCOガスを含む混合ガスからなり、化学組成にC元素やO元素を含むため、加熱され、解離や再結合を起こす過程で、COガスが生成される。
ここで、図2を参照する。図2は、COとCOの混合ガスを充填した密閉容器2内にMnOを酸化剤層20とした場合のCO存在量の時間変化図を示している。図2の実曲線、破曲線は、反応温度がそれぞれ400℃、200℃の場合のCOガス存在量の時間変化を示しており、同図が示すように、反応温度が高い方がCOガスの酸化反応が活性化され、より速くCO存在量を低減させることができる。
本実施形態の酸化剤層20は導体10の表面に密着するよう配置しているから、通電状態では導体10にジュール熱が発生することで熱伝導によって酸化剤層20が加熱される。これにより、酸化剤層20が加熱された状態で消弧性ガスに含まれるCOガスと接触するため、酸化反応を活性化させた状態で、COガスは酸化され、COガスへと変化させることができる。その結果、密閉容器2内のCOガスの存在量が低減する。
(効果)
(1)以上のように、本実施形態のガス絶縁開閉器は、密閉容器2内に、COガスと接触して酸化させる酸化剤層20と、当該酸化剤層20を加熱する加熱手段たる導体10を備える。そのため、消弧性ガスがCOガス若しくはCOガスを含む混合ガスで構成される場合であっても、酸化剤層20が加熱されるので、酸化剤層20とCOガスとが接触してCOガスに変化させる酸化反応を促進させることができ、密閉容器2内のCOガスの存在量を低減させることができる。
(2)酸化反応は、酸化剤層20表面でのみ生じ、酸素などの酸化力の強いガスは、電流遮断前の通電時には密閉容器2内に存在せず、また電流遮断後に密閉容器2内に混入することもないため、導体で構成された部材や絶縁部材の劣化は起こらない。そのため、ガス絶縁開閉器の機器寿命を長くすることができ、その結果、機器の保守点検回数を減らすことができる。
(3)本実施形態では、通電状態でジュール熱により発熱する導体10を加熱手段とし、当該導体10表面に密着するように酸化剤層20を配置した。これにより、酸化剤層20が加熱された状態で密閉容器2内のCOガスと接触するので、酸化反応が促進され、効率良く密閉容器2内のCOガスの存在量を低減させることができる。
(4)酸化剤層20は、ガス絶縁開閉器の絶縁性能、遮断性能及びガス絶縁開閉器を構成する構成部品の動作に影響を及ぼさない位置として、導体10表面に配置した。これにより、従来のガス絶縁開閉器の構成を、酸化剤層20を設ける以外に変更することなく、ガス絶縁開閉器の機器寿命を長くすることができる。その結果、機器の保守点検回数を減らすことができる。
(5)酸化剤層20をMn、Co、Ni、Cu、Zn、Ti、Fe、V、Crのいずれか1成分以上含む酸化物とすることにより、効率良く密閉容器2内のCOガスの存在量を低減させることができる。
(6)酸化剤層20は、その材質の化学組成にH元素を含まないことにより、電流遮断過程で水分やHFが発生しなくなり、水分やHFによる絶縁性能の低下を回避することができる。そのため、電流遮断後も安定した絶縁性能を維持することができる。
[第2の実施形態]
(構成)
第2の実施形態について、図3を用いて説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態と基本構成は同じである。第1の実施形態と異なる点のみを説明し、第1の実施形態と同じ部分については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
第2の実施形態では、通電経路となる導体の少なくとも一部を中空構造体とする。中空構造体にする導体としては、固定部3である固定通電部3a、固定アーク接触子3b、可動部4である通電接触子4a、可動アーク接触子4b、操作ロッド4c、パッファシリンダ4dを中空構造体にすることができる。本実施形態では、固定アーク接触子3bを中空構造とし、図3にその断面図を示す。
本実施形態の固定アーク接触子3bは、内部が中空の中空部30を有する。固定アーク接触子3bの内部表面には、酸化剤層20が密着するように配置されている。また、固定アーク接触子3bには、その外部と、内部の中空部30とを連通する通気口31が設けられており、通気可能になっている。通気口31の開口面積は中空部30の表面積と比べて小さくなるように構成されている。通気口31の数は任意である。
(作用・効果)
本実施形態に係るガス絶縁開閉器は、第1の実施形態と同様の作用効果を奏する。本実施形態では、固定アーク接触子3bを中空構造体、すなわち、中空部30と通気口31を設けたことにより、通気口31を通じて固定アーク接触子3bの内外で通気可能であるため、COガスを含んだ消弧性ガスが中空部30に混入する。また、固定アーク接触子3bの内部表面に酸化剤層20を設けているので、混入したCOガスは、通電により加熱された酸化剤層20と接触し酸化され、COガスの存在量が低減する。
また、通電で固定アーク接触子3bが発熱することにより、中空部30の消弧性ガスは熱せられるが、通気口31の開口面積を狭くしているので、中空部30に熱せられた消弧性ガスが滞留しやすく、対流によって失う伝熱量を少なくすることができる。そのため、中空部30の消弧性ガス及び酸化剤層20の温度が密閉容器2内より高くなり、酸化剤層20とCOガスの反応が活性化され、より効率良くCOガスの存在量を低減させることができる。
[第3の実施形態]
(構成)
第3の実施形態について、図4を用いて説明する。第3の実施形態は、第1の実施形態と基本構成は同じである。第1の実施形態と異なる点のみを説明し、同じ部分については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図4は、第3の実施形態に係るガス絶縁開閉器の断面図である。本実施形態のガス絶縁開閉器では、加熱手段の構成と酸化剤層20の配置が異なる。図4に示すように、本実施形態では、密閉容器2の外部に加熱手段40が設けられる。この加熱手段40は、ガス絶縁開閉器の通電、遮断状態に依らず動作可能であり、密閉容器2の内部を加熱する。
本実施形態では、加熱手段40は密閉容器2の外表面に接するように配置され、酸化剤層20は密閉容器2の加熱手段40が接する部分を挟んで、密閉容器2の内表面に接するように配置されている。
(作用・効果)
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様な作用効果に加えて、以下のような作用効果を奏することができる。すなわち、加熱手段40を密閉容器2の外部に配置したことにより、通電又は遮断に関係なく密閉容器2内を加熱することができる。そのため、ガス絶縁開閉器が遮断状態であっても、COガスの存在量をより効率良く低減することが可能となる。
また、酸化剤層20と加熱手段40は、密閉容器2の壁面を挟むように密閉容器2内外に配置されているので、加熱手段40は熱伝導によって密閉容器2内の酸化剤層20及び酸化剤層20周辺の消弧性ガスを加熱することができる。これにより、酸化剤20に接触した消弧性ガスに含まれるCOガスの酸化反応が活性化されるので、COガスの存在量をより効率良く低減することができる。
[その他の実施形態]
本明細書においては、本発明に係る複数の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであって、発明の範囲を限定することを意図していない。具体的には、第1乃至第3の実施形態を全て又はいずれかを組み合わせたものも包含される。以上のような実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
例えば、第1の実施形態では、COガスを含む消弧性ガスと接触し、通電時のジュール熱により加熱され、ガス絶縁開閉器の絶縁性能、遮断性能及び構成部品の動作に影響しない酸化剤20の位置として、導体10の表面を挙げたが、これに限られない。例えば、固定支え12、固定通電部3aの内部表面、固定アーク接触子3b、通電接触子4bの内部表面、サポート15の外部表面等も含まれる。
第1乃至第3の実施形態では、固定部3を固定して、可動部4のみ軸方向に移動させるよう構成したが、固定部3に対して可動部4が相対的に移動するように、固定部3も軸方向に移動させ、相対的開極速度を向上させようとするいわゆるデュアルモーション機構にしても良い。
また、第1乃至第3の実施形態では、駆動装置による機械的作用による蓄圧空間を有するガス絶縁開閉器を示したが、アークの熱エネルギーを取り込んで蓄圧する蓄圧空間を有するいわゆる自力効果を用いたタイプのガス絶縁開閉器や、機械的作用の蓄圧空間と熱エネルギー作用による蓄圧空間を有するガス絶縁開閉器に対しても適用可能である。
2 密閉容器
3 固定部
3a 固定通電部
3b 固定アーク接触子(第1のアーク接触子)
4 可動部
4a 通電接触子
4b 可動アーク接触子(第2のアーク接触子)
4c 操作ロッド
4d パッファシリンダ
4e 絶縁ノズル
4f 連結板
4g 貫通孔
4h 連通穴
5 ピストン
5a ピストン支え
5b 連通孔
5c 逆止弁
5d 連通穴
6 アーク放電
7a、7b 支持絶縁体
8 操作機構
9 ガス流
10 導体
11 絶縁スペーサ
12 固定支え
13 支持部
14 蓄圧空間
15 サポート
15a 排気穴
20 酸化剤層
30 中空部
31 通気口
40 加熱手段

Claims (10)

  1. 通電又は遮断を切り替えて電路を開閉するガス絶縁開閉器であって、
    前記遮断過程において、互いを開離させて両方の間にアークが発生する第1のアーク接触子及び第2のアーク接触子と、
    前記第1のアーク接触子及び第2のアーク接触子が収容され、COガス若しくはCOガスを含む混合ガスで構成され前記アークを消弧する消弧性ガスが充填された密閉容器と、
    前記密閉容器内に設けられ、前記消弧性ガスが前記アークにより熱せられ発生するCOガスと接触する酸化剤層と、
    前記酸化剤を加熱する加熱手段と、
    を備えたことを特徴とするガス絶縁開閉器。
  2. 前記酸化剤層は、Mn、Co、Ni、Cu、Zn、Ti、Fe、V、Crのいずれか1成分以上含む酸化物であることを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉器。
  3. 前記酸化剤層は、MnOであることを特徴とする請求項2に記載のガス絶縁開閉器。
  4. 前記加熱手段は、前記密閉容器内に設けられた、前記通電時に通電しジュール熱が発生する導体であり、
    前記酸化剤層は、前記導体表面の少なくとも一部と接触するように配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のガス絶縁開閉器。
  5. 前記導体は、その内部が中空の中空部を有し、
    前記導体には、前記中空部と前記導体外部とを連通する通気口が設けられ、
    前記酸化剤層は、前記導体内面の少なくとも一部と接触するように配置されたことを特徴とする請求項4に記載のガス絶縁開閉器。
  6. 前記加熱手段は、前記密閉容器外に設けられ、熱伝導により前記酸化剤層を加熱することを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉器。
  7. 前記酸化剤層は、前記ガス絶縁開閉器の絶縁性能、遮断性能及び前記ガス絶縁開閉器を構成する構成部品の動作に影響を及ぼさない位置に配置することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のガス絶縁開閉器。
  8. 前記酸化剤層は、Mn、Co、Ni、Cu、Zn、Ti、Fe、V、Crのいずれか1成分以上含む酸化物であることを特徴とする請求項6に記載のガス絶縁開閉器。
  9. 前記酸化剤層は、MnOであることを特徴とする請求項8に記載のガス絶縁開閉器。
  10. 前記酸化剤層は、その化学組成にH元素を含まないことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のガス絶縁開閉器。
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