JP2014198398A - 流路ユニット、液体吐出ヘッド、液体吐出装置、流路ユニットの製造方法 - Google Patents

流路ユニット、液体吐出ヘッド、液体吐出装置、流路ユニットの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ノズルの高密度化の要求に対応することが可能な流路ユニット、液体吐出ヘッド、液体吐出装置を提供する。【解決手段】流路ユニットU0は、変形可能な振動板11と、壁の一部である振動板11の変形により液体Fに圧力が加わる圧力室21と、を備える。また、流路ユニットU0の振動板11の少なくとも1層は立方晶のジルコニアを主とし、振動板11と異なる圧力室21の壁は、正方晶のジルコニアを主とする。【選択図】図1

Description

本発明は、流路ユニット、液体吐出ヘッド、液体吐出装置に関する。
インクジェットヘッド等の液体噴射ヘッドを構成する流路ユニットとして、例えば、液体流路用の空所を形成したグリーンシートと振動板用のグリーンシートとを一体焼成したものが知られている(特許文献1参照。)。液体流路には、例えば、壁の一部である振動板の変形によりインク等の液体に圧力が加わる圧力室、この圧力室への液体の供給路、及び、圧力室からノズルに連通する連通路が含まれる。液体噴射ヘッドは、前述の流路基板とノズルプレート等の接合基板とを接合することにより形成される。
特許第3144948号公報
近年のノズルは、印刷物等の出力物の高画質化及び高速化に向けて高密度化が進んでいることを鑑み、本発明の目的の一つは、ノズルの高密度化の要求に対応することが可能な技術を提供することにある。
本発明の態様の一つとして、本発明は、壁となる振動板を変形させて圧力室内の液体を吐出させる流路ユニットであって、前記振動板の少なくとも1層は立方晶のジルコニアを主とし、記振動板と異なる圧力室の壁は、正方晶のジルコニアを主とする、態様を有する。
また、本発明は、前記流路ユニットを備える液体吐出ヘッドの態様を有する。
そして、前記液体吐出ヘッドを搭載した、インクジェットプリンター等の液体吐出装置の態様を有する。
上述した態様において、ジルコニアを主成分とする振動板を薄膜化していくと、振動板の劣化が生じ、液が染み出す場合がある。なお、染み出る液は、圧力室内の液体そのものに限られず、溶媒など液体の成分の一部を含む。振動板の劣化はジルコニアの結晶構造が正方晶から単斜晶に相変位することで生じる。
そこで、振動板の少なくとも1層を構成するジルコニアの結晶構造を立方晶としている。ここで、ジルコニアの結晶構造は単斜晶、正方結晶、立方晶のいずれかの構造を取るが、立方晶は単斜晶への相転移が生じにくく、このような結晶構造を取るジルコニアにより振動板を構成することで上述した劣化現象を生じにくくすることができる。
一方で、立方晶を主とするジルコニアは、強度が強くなる一方で、微細な加工には適していないことが知られている。そのため、圧力室等の微細な加工を必要とする振動板以外の部位では、正方晶のジルコニアを主とし、加工を行い易くしている。なお、振動板ほど薄くない振動板以外の部位では、ジルコニアの結晶構造が正方晶から単斜晶に相変位しても液が染み出しにくい。
ところで、ジルコニアの結晶構造を立方晶にする場合、格子配列中に希土類元素や、第2族元素等を混入すると良いことが知られている。このような希土類元素としては、例えばイットリウム(Y)やセリウム(Se)が知られており、第2族元素としては、例えばカルシウム(Ca)やマグネシウム(Mg)が知られている。そのため、本発明は、振動板の少なくとも1層は前記振動板と異なる圧力室の壁と比べて、希土類元素及び第2族元素の少なくともいずれかの割合が多い構成としてもよい。希土類元素は希少価値が高いが、振動板が薄くなるため、使用される希土類元素の量も僅かでありコストを抑制できる。
振動板の結晶構造(立方晶、正方晶)を観察する手法としては、例えば、周知の透過型電子顕微鏡(Transmission Electron Microscope; TEM)を用いた解析により観察することができる。
また、結晶に含まれる希土類又は第2族元素の含有量の解析方法としては、例えば、ICP発光分光(ICP-OES Optical Emission Spectrometry)、(ICP-MS(ICP - Mass Spectrometry;ICP-MS)、エネルギー分散型X線分析(Energy dispersive X-ray spectrometry,EDX)、X線光電子分光分析法(X-ray Photoelectron Spectroscopy:XPS)を用いることができる。
上記のような態様により、本発明は、ノズルの高密度化の要求に答える最適な製品を提供することができる。
圧電素子3を設けた流路ユニットU0を模式的に例示する図。 液体噴射ヘッド1の構成を模式的に例示する分解斜視図。 (a)は図2のA1−A1の位置における液体噴射ヘッド1の断面図、(b)は図2のA2−A2の位置における液体噴射ヘッド1の断面図。 (a)〜(c)は液体噴射ヘッド1の製造工程を模式的に例示するための断面図。 添加される希土類元素と、ジルコニアの結晶構造との関係を示す。 液体吐出装置200の構成の概略を例示する図。 液体吐出装置200に組み込まれる液体吐出ヘッドをノズル62の開口側から見た図である。
以下、本発明の実施形態を説明する。むろん、以下の実施形態は本発明を例示するものに過ぎず、実施形態に示す特徴の全てが発明の解決手段に必須になるとは限らない。
1.第1の実施形態:
まず、流路ユニット及び液体噴射ヘッドの例を説明する。図1は、圧電素子3を設けた流路ユニットU0を模式的に例示する図である。図2は、流路ユニットU0を含む液体噴射ヘッド1の構成の概略を例示している。図3(a)は、液体噴射ヘッド1を図2のA1−A1の位置での断面図を示している。図3(b)は、液体噴射ヘッド1を図2のA2−A2の位置での断面図を示している。
上述した図中、符号D1は振動板11及び流路ユニットU0の厚み方向を示している。符号D3は、流路ユニットU0の長手方向を示し、例えば、長尺状の圧力室21の併設方向であり、圧力室21の幅方向とされる。符号D4は、流路ユニットU0の短手方向を示し、例えば、圧力室21の長手方向とされる。各方向D1,D3,D4は、互いに直交するものとするが、互いに交わっていれば直交していなくてもよい。分かり易く示すため、各方向D1,D3,D4の拡大率は異なることがあり、圧電素子3の面積率も異なることがあり、各図は整合していないことがある。
なお、本明細書で説明する位置関係は、発明を説明するための例示に過ぎず、発明を限定するものではない。従って、圧力室の上以外の位置、例えば、下、左、右、等に振動板が配置されることも、本発明に含まれる。また、方向や位置等の同一、直交、等は、厳密な同一、直交、等のみを意味するのではなく、製造時等に生じる誤差も含む意味である。更に、接すること、及び、接合することは、間に接着剤等の介在するものが有ることと、間に介在するものが無いこととの両方を含む。
図1(a)等に示す流路ユニットU0は、変形可能な振動板11と、壁の一部である振動板11の変形により液体Fに圧力が加わる圧力室21を備えるスペーサー部20と、を備える。振動板11とそれ以外の圧力室21の壁(即ちスペーサー部20)はジルコニア(ZrO2)を主とするセラミックスにより構成されている。
また、振動板11を構成する層の内、少なくとも1つの層は結晶構造が立方晶の安定化ジルコニアを主としている。一方で、圧力室21の振動板11以外の壁は、結晶構造が正方晶のジルコニアを主としている。ここで、振動板11は、ある層が立方晶の安定化ジルコニアを主とする場合も含まれる。
図3(b)等を参照して、高画質化及び高速化に向けたノズルの高密度化と低コスト化との両立と液漏れについて説明する。ノズル62を高密度化するには、ノズル62のピッチPを狭くする必要がある。ノズルピッチPを狭くするには、圧力室21の幅Wを狭くする必要がある。圧力室の幅Wが狭くなるだけだと、液滴を吐出するための振動板の変位量が低下する。この変位量の低下を抑えるためには、振動板厚Tを例えば1〜3μm程度と薄くしなければならない。しかし、セラミック製の振動板を薄くすると、振動板から液の染み出しが発生する。
上記した液の染み出しの要因となる隙間の発生は、薄膜化を進めるにつれ生じるジルコニアの低温劣化現象が要因の1つであることが考えられる。図1(b)に示すように、ジルコニアの低温劣化現象は、ジルコニアの結晶構造が正方晶から単斜晶に相転移することで生じている。ジルコニアの結晶構造が単斜晶となると、ジルコニニウム(Zr)と酸素(O)の結合が圧力室21を流れる液体Fの溶液成分で加水分解を起こすことで劣化し、振動板11の劣化が起こる。低温劣化現象は、200度(℃)〜300度(℃)付近で生じる現象であるが、圧電素子3による振動板11の超音波振動により、比較的低い温度の環境下で使用される液体噴射ヘッド1の内部においてもこの現象が生じていると考えられる。
このような振動板11の劣化により隙間が生じた場合、この隙間による「液漏れ」は振動板が厚い場合には、途中で液が止まり、顕在化していなかったので、液漏れは振動板の厚みについて薄く極限を追求するようになって顕在化した問題と言える。
また、振動板を薄くしても液漏れが生じないようにするためSiウエハーを使うと、高価な半導体製造装置を用いる必要があり、液体噴射ヘッドのコストアップとなる。また、圧力室に面した振動板の表面をパラキシリレン系のポリマーでコーティングする方法は、使用中にコーティングが剥がれるという耐久性の問題と、パラキシリレン系のポリマーの付着により接合基板との接着強度が低下するという問題とがある。
さらに、染み出た液体は溶液の一部であり、原液と濃度が大きく異なる。これは、粒子がフィルタリングされた為である。故に染み出しが生じる隙間は微小であり制御が難しく、一部制御できてもばらつきによる歩留まりの低下を招く。
そこで、本流路ユニットU0は、振動板11を構成するジルコニアの結晶構造を主として立方晶とすることで、低温劣化現象を抑制している。立方晶は、完全安定相として知られており、立方晶から正方晶への相転移が生じにくい。その結果、振動板11の低温劣化現象による隙間の発生を抑制し、流路ユニットの使用中に圧力室21内の液体Fに由来する液の振動板11からの染み出しを抑制することが可能である。
一方で、正方晶を主とするジルコニアは、強度が強くなる反面、反り等を起こしやすく微細な加工には適していない。そのため、圧力室等の微細な加工を必要とする振動板以外の部位では、正方晶のジルコニアを主とし、微細な流路を精度良く加工できるようにしている。
図2に例示する液体噴射ヘッド1は、符号10,20,30の各部を有する流路ユニットU0と、圧力室21に連通するノズル62と、を備え、インク(液体)を噴射(吐出)するインクジェット式記録ヘッドである。図6に例示する液体吐出装置200は、前述のような液体噴射ヘッドを搭載したインクジェットプリンター(記録装置)である。
なお、液体噴射ヘッド1は、封止プレート40やリザーバープレート50を必ずしも備える必要は無い。例えば、封止プレートが無い場合にはリザーバープレートを接合基板にすることができ、リザーバープレートも無い場合にはノズルプレートを接合基板にすることができる。また、液体噴射ヘッドはいわゆるコンプライアンスプレート等の他のプレートを備えていてもよく、例えば、コンプライアンスプレートがリザーバープレートとノズルプレートとの間に配置されてもよい。更に、これらのプレートが複数のプレートで構成されてもよいし、複数のプレートの機能を一枚のプレートが備えていてもよい。
振動板部10は、振動板11、圧電素子3、リード電極84、等を有する圧電アクチュエーターである。振動板部10は、駆動信号SG1に応じて変形して圧力室21内の液体に圧力を加える。
振動板11は、スペーサー部20の一方の面(表面20a)を封止し、該スペーサー部20と接する裏面11bとは反対側の表面11aに圧電素子3(少なくとも一対の電極と、一対の電極に挟まれた圧電体とで構成される)、リード電極84、等が設けられている。振動板の裏面11bは、圧力室21の壁面の一部を構成する。すなわち、圧力室21の壁の一部である振動板11は、圧電素子3により駆動信号SG1に応じた変形をする。振動板11は、矩形板状でもよいし、矩形板状でなくてもよい。
振動板11を構成する成分は立方晶である安定化ジルコニアが主成分となっている。一方、スペーサー部20を構成する成分は正方晶のジルコニアが主成分となっている。また、ジルコニアに希土類元素や、第2族元素等を混入することで結晶構造が立方晶である安定化ジルコニアを生成できることが知られている。このような希土類元素としては、例えばイットリウム(Y)やセリウム(Se)が知られており、第2族元素としては、例えばカルシウム(Ca)やマグネシウム(Mg)が知られている。そのため、このように作成することで、結果として振動板11は圧力室21の壁を形成するスペーサー部20と比べて、希土類元素及び第2族元素の少なくともいずれかの割合が多い構成ともなる。希土類元素は希少価値が高いが、振動板11の厚みが1マイクロメートル(μm)から3マイクロメートル(μm)と薄くできるため、使用される希土類元素の量も僅かでありコストを抑制できる。なお、振動板11は、立方晶である安定化ジルコニアが主成分となっている層を含む複数層からなっていてもよい。例えば、圧電素子3の一つの電極が振動板11の一つの層を兼ねていてもよいし、圧力室21の壁面の一部となる領域に保護膜の層を振動板11の層の一つとして有していてもよい。
振動板の結晶構造(立方晶、正方晶)を観察する手法としては、周知の透過型電子顕微鏡(Transmission Electron Microscope; TEM)を用いた解析により観察することができる。
また、結晶に含まれる希土類又は第2族元素の含有量の解析方法としては、ICP発光分光(ICP-OES Optical Emission Spectrometry)、(ICP-MS(ICP - Mass Spectrometry;ICP-MS)、エネルギー分散型X線分析(Energy dispersive X-ray spectrometry,EDX)、X線光電子分光分析法(X-ray Photoelectron Spectroscopy:XPS)を用いることができる。
圧電素子3は、圧電体層82と、該圧電体層の圧力室21側に設けられた下電極(第一電極)81と、圧電体層82の他方側に設けられた上電極(第二電極)83とを有する圧力発生部である。図2に示す各圧電素子3は、各圧力室21に対応した位置にある。圧電素子3を駆動制御するための制御回路基板91は、例えば、上電極83に対してフレキシブル基板等といったケーブル類92を介して接続される。電極81,83の一方は、共通電極にされてもよい。上下電極の構成金属には、例えば、Pt(白金)、Au(金)、Ir(イリジウム)、Ti(チタン)、等の一種以上を用いることができる。圧電体層82には、例えば、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛、Pb(Zrx,Ti1-x)O3)といった強誘電体、非鉛系ペロブスカイト型酸化物、といったペロブスカイト構造を有する材料等を用いることができる。リード電極84は、下電極81に接続されてもよいし、上電極83に接続されてもよい。リード電極の構成金属には、Au、Pt、Al(アルミニウム)、Cu(銅)、Ni(ニッケル)、Cr(クロム)、Ti、等の一種以上を用いることができる。
スペーサー部20には、厚み方向D1へ貫通した圧力室21が形成されている。このスペーサー部20が振動板11と接続部30とに挟まれることにより、圧力室21が流路ユニットU0の内部に設けられる。スペーサー部20は、矩形板状でもよいし、矩形板状でなくてもよい。
各圧力室21は、長手方向を流路基板の短手方向D4に向けた長尺状に形成され、流路基板の長手方向D3へ複数並べられている。圧力室21同士の間は、隔壁22とされる。圧力室21内の液体には、壁の一部である振動板11の変形により圧力が加わる。圧力室21の形状は、この形状に限定されるものではなく任意な形状とすることができる。例えば、圧力室21の幅や長さは、裏面20b側の長さが表面20a側の長さよりも短くされてもよい。流路基板の長手方向D3へ並んだ圧力室21の列は、流路基板の短手方向D4へ複数並べられてもよい。
接続部30には、各圧力室21に連通する位置で厚み方向D1へ貫通した液体の供給孔31及びノズル連通孔32が形成されている。すなわち、接続部30は、孔31,32を除いてスペーサー部20における表面20aとは反対側の他方の面(裏面20b)を封止する。接続部30は、矩形板状でもよいし、矩形板状でなくてもよい。各供給孔31は各圧力室21の長手方向(D4)の一端に対応する位置に設けられ、各ノズル連通孔32は各圧力室21の長手方向(D4)の他端に対応する位置に設けられている。孔31,32及び圧力室21は、流路ユニットU0の液体流路F1となる。
なお、振動板11、スペーサー部20及び接続部30は、一体焼成をすることで一体の流路ユニットU0となっている。なお、流路ユニットといった場合には、接続部30が無く手もよい。
接続部30の裏面30bに接合される封止プレート40には、厚み方向D1へ貫通した液体の共通供給孔41、ノズル連通孔42、及び、リザーバー51への液体導入孔43(図3(a)参照)が形成されている。共通供給孔41は、長手方向を封止プレート40の長手方向D3に向けた長尺状に形成され、接続部の複数の供給孔31に連通する位置に設けられている。各ノズル連通孔42は、接続部の各ノズル連通孔32に連通する位置に設けられている。液体導入孔43は、流路ユニットU0に接しない位置に設けられている。封止プレートの裏面40bは、リザーバー51の壁面の一部を構成する。
リザーバープレート50には、厚み方向D1へ貫通したリザーバー51及びノズル連通孔52が形成されている。リザーバー51は、共通供給孔41と液体導入孔43とに連通した共通インク室である。各ノズル連通孔52は、封止プレートの各ノズル連通孔42に連通する位置に設けられている。
ノズルプレート60には、各ノズル連通孔52に連通する位置で厚み方向D1へ貫通したノズル62が形成されている。ノズルプレート60の裏面は、ノズル62から液滴を噴射するノズル面60bとされる。図2に示すノズルプレート60は、各圧力室21に連通するノズル62が所定方向(D3)へ所定間隔で並べられたノズル列を有している。複数のノズルは、千鳥状に配置されてもよい。
なお、上記プレート40,50,60を含む種々のプレートの材料には、例えば、ステンレスやニッケルといった金属、合成樹脂、セラミックス、等の一種以上を用いることができる。
上述した液体噴射ヘッド1において、インク等の液体は、液体導入孔43から導入されてリザーバー51内を満たし、共通供給孔41及び個別の供給孔31を通って圧力室21内を満たす。制御回路基板91からの駆動電圧(駆動信号SG1)に応じて振動板11を圧力室21側へ膨らませるように圧電素子3が変形すると、それに応じて振動板11も変形し、振動板11の変形により圧力室21内の液体の圧力が高まり、ノズル連通孔32,42,52を介してノズル62から液滴が噴射される。
次に、図1〜3とともに図4を参照して、液体噴射ヘッドの製造方法を例示する。図4は、流路基板の短手方向D4に沿った垂直断面図である。
まず、振動板11とスペーサー部20のセラミック製の基材を少なくとも含む前駆体100を形成する(第1の工程S1)。以下に示す前駆体110と前駆体120、130とは、添加される希土類酸化物又は第2族元素のモル比が異なる。
例えば、ジルコニア(ZrOx)に酸化イットリウム(YOx)を異なるモル比でそれぞれ添加した粉体をバインダー等に分散したペーストをシート状に成形して2種類のグリーンシートを形成する。振動板11のもととなる前駆体110用のグリーンシートは、ジルコニア(ZrOx)に酸化イットリウム(YOx)をモル比で8%以上、及び二酸化ケイ素(SiO2)をモル比で2%〜3%添加して作成する。
一方、スペーサー部20を含む前駆体120,130用のグリーンシートは、ジルコニア(ZrOx)に酸化イットリウム(YOx)をモル比で2%〜3%、及び二酸化ケイ素(SiO2)をモル比で2%〜3%添加して作成する。
グリーンシートの成形には、ドクターブレード装置やリバースロールコーター装置等といった一般的な装置を用いることができる。スペーサー部20用のグリーンシート120、及び、接続部30用のグリーンシート130には、切断や切削や打ち抜き等といった機械加工やレーザー加工を施す。これにより、圧力室21を有するシート状のスペーサー部前駆体120が得られ、孔31,32を有するシート状の接続部前駆体130が得られる。振動板11用のグリーンシートは、必要無ければ加工は不要である。得られる振動板前駆体111とスペーサー部前駆体120と接続部前駆体130とを積層すると、図4(a)に示すような前駆体100となる。
希土類酸化物として酸化イットリウム(YOx)を用いることは一例であり、酸化セリウム(YOx)であってもよい。また、第2族元素として酸化カルシウム(CaOx)、酸化マグネシュウム(MgOx)を同モルだけ添加するものであってもよい。
また、二酸化ケイ素(SiO2)を添加したのは、バインダー等に含まれる炭素を除去することを目的としたものであり、必ずしも添加しなくとも良い。
次いで、上記前駆体100を一体焼成し、図4(b)に示すようにセラミック製の振動板11を含む流路ユニット本体101を形成する(第2の工程S2)。焼成温度は、一体化されたセラミック製流路ユニット本体が形成される温度であれば特に限定されず、例えば、1300〜1500℃程度とすることができる。焼成前に、焼成温度よりも低い脱脂温度で加熱して前駆体100を脱脂してもよい。更に、脱脂前に、脱脂温度よりも低い乾燥温度で加熱して前駆体を乾燥させてもよい。得られる流路ユニット本体101は、特別な接着処理等を加える必要が無く、各部11,20,30の重ね合わせ面のシール性が得られる。
なお、流路ユニット本体は、セラミック粉体とバインダーと溶媒を含むスラリーを用いるゲルキャスト法等により形成してもよい。
図5は、添加される希土類元素と、ジルコニアの結晶構造との関係を示す図である。図5の各グラフは、横軸を焼成温度とし、縦軸を結晶中の各結晶構造の割合を示す。なお、図5(a)は、立方晶に、図5(b)は、正方晶に、そして、図5(c)は、単斜晶にそれぞれ対応している。また、□は希土類元素が8モル比(%)の場合を、○は希土類元素が2モル比(%)の場合を、△は希土類元素が3モル比(%)の場合をそれぞれ示す。
上記のように、振動板11は、希土類元素を8モル%以上(□で繋がる線分)含んだグリーンシートを焼成して形成されるため、図5(a)に示すように、ジルコニアの結晶構造が主に立方晶となる。そのため、単斜晶への転移が起こらず、薄膜化に伴い生じる振動板11の低温劣化現象を抑制することができる。
一方で、スペーサー部20は、希土類元素を2モル%〜3モル%含んだグリーンシートを焼成して形成されるため、図5(b)に示すように、ジルコニアの結晶構造が主に正方晶となる。
振動板11を含む流路ユニットU0を形成した後、図4(c)に示すように、振動板11上に下電極81、リード電極84(図3(a)参照)、圧電体層82、及び、上電極83を形成する(S3)。電極81,83,84は、スパッタ法等といった気相法で形成してもよいし、スピンコート法等といった液相法で形成した塗布膜を加熱する方法等で形成してもよい。スピンコート法等といった液相法によって圧電体層を形成する場合、例えば、PZTを構成する金属の有機物を分散媒に分散した前駆体溶液の塗布工程、例えば170〜180℃程度の乾燥工程、例えば300〜400℃程度の脱脂工程、及び、例えば550〜800℃程度の焼成工程の組合せを複数回行えばよい。不要箇所の電極や圧電体層は、パターニングにより除去してもよい。また、レジストパターンを振動板上に形成し、振動板全面上に電極や圧電体層を形成した後にレジストパターンとともに電極や圧電体層を除去してもよい。
その後、流路ユニットU0、封止プレート40、リザーバープレート50、及び、ノズルプレート60を接合し、制御回路基板91をケーブル類92で圧電素子3に接続する。部材U0,40,50,60間の接合は、プレートと略同じ孔を形成した熱圧着用接着シートを部材間に挟んだ状態で部材同士を熱圧着する方法、液状の接着剤を部材間に塗布する方法、熱圧着性(自己圧着性)を有する部材を用いて部材同士を熱圧着する方法、等が可能である。制御回路基板91の接続は、部材U0,40,50,60間の一部又は全部を接合する前に行ってもよい。
以上により、図3(a),(b)で示したような液体噴射ヘッド1が製造される。
2.第2の実施形態:
図6は、上述した液体噴射ヘッド1を有するインクジェット式の記録装置である液体吐出装置200の外観を示している。液体噴射ヘッド1を記録ヘッドユニット211,212に組み込むと、液体吐出装置200を製造することができる。図6に示す液体吐出装置200は、記録ヘッドユニット211,212のそれぞれに、液体噴射ヘッド1が設けられ、外部インク供給手段であるインクカートリッジ221,222が着脱可能に設けられている。記録ヘッドユニット211,212を搭載したキャリッジ203は、装置本体204に取り付けられたキャリッジ軸205に沿って往復移動可能に設けられている。駆動モーター206の駆動力が図示しない複数の歯車及びタイミングベルト207を介してキャリッジ203に伝達されると、キャリッジ203がキャリッジ軸205に沿って走査方向D5に移動する。また、図示しない給紙ローラー等により給紙される記録シート290は、プラテン208上に紙送り方向D6に搬送され、インクカートリッジ221,222から供給され液体噴射ヘッド1から噴射されるインク滴により印刷がなされる。
図7は、液体吐出装置200に組み込まれる液体吐出ヘッドをノズル62の開口側(ノズル面60b)から見た図である。液体吐出装置200に組み込まれる液体吐出ヘッド1は、圧力室21の併設方向D4が記録シート290の紙送り方向D6と同じ向きとなっている。そして、この液体吐出ヘッド1は、紙送り方向D6に併設される圧力室21に応じたノズル62の数が、300npiのノズル密度となっている。即ち、この液体吐出ヘッド1では、1インチ四方に300個×300個(90000個)のノズル62が配置されている。そのため、図7に示すように、圧力室21が紙送り方向D6に1インチ当たり300個配列することとなる。
ノズル62を高密度化したことで、振動板厚Tを例えば1〜3μm程度と薄くしなければならない。そこで、この液体吐出ヘッド1では、振動板の少なくとも1層を構成するジルコニアの結晶構造を立方晶とし、圧力室21等の微細な加工を必要とする振動板以外の部位では、正方晶のジルコニアを主としている。その結果、ノズルの高密度化の要求に対応させることが可能となった。
無論、ノズル数を1インチ当たり300とすることは一例に過ぎず、圧力室21を含めた流路の精度とを考慮すると、ノズル密度は、200npi個以上、800npi以下であってもよい。
3.その他の実施形態:
本発明は、種々の変形例が考えられる。例えば、上述の実施形態に以下の変形例を適宜組み合わせてもよい。例えば、スペーサー部にもスペーサー部に行う微細加工の程度に応じて希土類元素や、第2族元素等を混ぜ、立方晶である安定化ジルコニアを混ぜることで、スペーサー部の安定性を高めても良い。この場合でも、振動板11よりもスペーサー部20の方が希土類元素や、第2族元素等、ひいては立方晶である安定化ジルコニアの割合が少なければ多少なりとも上述の効果を奏する。
例えば、記録装置は、印刷中に液体噴射ヘッドが移動しないように固定されて、記録シートを移動させるだけで印刷を行ういわゆるラインヘッド型のプリンターでもよい。
流体噴射ヘッドから吐出される液体は、液体噴射ヘッドから吐出可能な材料であればよく、染料等が溶媒に溶解した溶液、顔料や金属粒子といった固形粒子が分散媒に分散したゾル、等の流体が含まれる。このような流体には、インク、液晶、等が含まれる。液体噴射ヘッドは、プリンターといった画像記録装置の他、液晶ディスプレー等のカラーフィルタの製造装置、有機ELディスプレーやFED(電解放出ディスプレー)等の電極の製造装置、バイオチップ製造装置、等に搭載可能である。
圧力室に圧力を与えるための圧電素子は、図で示したような薄膜型に限定されず、圧電材料と電極材料とを交互に積層させた積層型、縦振動させて各圧力室に圧力変化を与える縦振動型、等でもよい。また、圧電アクチュエーターは、発熱素子の発熱で生じる気泡によってノズルから液滴を噴射させるアクチュエーター、振動板と電極との間に発生させた静電気によって振動板を変形させてノズルから液滴を噴射させるいわゆる静電式アクチュエーター、等でもよい。更には、そのほかの様々な流路ユニットに適用することができる。
振動板は、液体流路を形成するスペーサー部や接続部とは別に焼成されて形成されてからスペーサー部に接合されてもよい。スペーサー部や接続部は、金属、合成樹脂、等、セラミック製でなくてもよい。また、振動板がセラミック製でなくても、本発明を適用可能である。
また、上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、公知技術並びに上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、等も実施可能である。本発明は、これらの構成等も含まれる。
以上説明したように、本発明によれば、ノズルの高密度化の要求に沿う流路ユニット、液体吐出ヘッド、液体吐出装置を提供することができる。
1…液体吐出ヘッド、3…圧電素子、10…振動板部、11…振動板、20…スペーサー部、21…圧力室、30…接続部、31…供給孔、32…ノズル連通孔、40…封止プレート、50…リザーバープレート、51…リザーバー、60…ノズルプレート、62…ノズル、100…前駆体、101…流路ユニット本体、111…振動板前駆体、120…スペーサー部前駆体、130…接続部前駆体、200…液体吐出装置

Claims (8)

  1. 壁となる振動板を変形させて圧力室内の液体を吐出させる流路ユニットであって、
    前記振動板の少なくとも1層は立方晶のジルコニアを主とし、
    前記振動板と異なる前記圧力室の壁は、正方晶のジルコニアを主とする、流路ユニット。
  2. 壁となる振動板を変形させて圧力室内の液体を吐出させる液体吐出ヘッドであって、
    前記振動板の少なくとも1層は前記振動板と異なる圧力室の壁と比べて、立方晶のジルコニアの割合が多い、流路ユニット。
  3. 壁となる振動板を変形させて圧力室内の液体を吐出させる液体吐出ヘッドであって、
    前記振動板の少なくとも1層は前記振動板と異なる圧力室の壁と比べて、希土類元素及び第2族元素の少なくともいずれかの割合が多く、
    前記振動板の少なくとも1層と前記振動板と異なる前記圧力室の壁はジルコニアを主成分とする、流路ユニット。
  4. 前記振動板の厚みは、1マイクロメートルから3マイクロメートルである、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の流路ユニット。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の流路ユニットと、ノズルと、を有する液体吐出ヘッド。
  6. 請求項5に記載の液体吐出ヘッドを搭載した、液体吐出装置。
  7. 前記液体吐出装置は、被記録媒体を搬送方向に搬送しつつ、前記液体吐出ヘッドが前記被記録媒体に対して液体を吐出させる構成であって、
    前記液体吐出ヘッドの前記搬送方向の同じ位置に併設される前記圧力室に応じたノズルは、ノズル密度が200npiから800npiである、請求項6に記載の液体吐出装置。
  8. 壁となる振動板を変形させて圧力室内の液体を吐出させる流路ユニットの製造方法であって、
    前記振動板のセラミックス製の基材と、前記振動板以外の圧力室の壁の基材とを含む前駆体を構成する第1の工程と、
    前記前駆体を焼成して前記圧力室を含んだ流路部材を形成する第2の工程と、を有し、
    前記振動板の基材と、前記振動板以外の圧力室の壁の基材とは、含まれる希土類元素及び第2族元素の少なくともいずれかの割合が異なる、流路ユニットの製造方法。
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