JP2014196705A5 - - Google Patents

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従来、密閉型回転圧縮機は、冷媒ガスを吸入して吸入した冷媒を圧縮する圧縮機構と、圧縮機構を駆動させる電動機構と、が密閉容器に収容された構成となっている。
圧縮機構は、断面円形の内周面を具備する筒状体であるシリンダと、シリンダ内に配置された円筒状のローリングピストンと、ローリングピストンを偏心回転させる駆動軸(クランクシャフト)と、シリンダに形成されたベーン溝に進退自在に配置されたベーンと、駆動軸を回転自在に支持すると共に、シリンダの両端面に密着し、かつ、ローリングピストンの両端面との間およびベーンの両端面との間に、それぞれ僅かな隙間を形成する上軸受け(主軸受け)および下軸受け(副軸受け)と、を有している。
電動機構は密閉容器の内周面に設置された固定子と、固定子の内部に配置された回転子と、を有し、回転子に駆動軸が固定されている。
本発明に係る密閉型回転圧縮機は、密閉容器に収容され、流体を吸入して吸入した流体を圧縮する圧縮機構と、該圧縮機構を駆動させる電動機構と、を有し、前記圧縮機構は、 断面円形の内周面および互いに平行な端面を具備する筒状体であるシリンダと、該シリンダ内に配置された偏心軸部を具備する駆動軸と、該駆動軸を回転自在に支持する上軸受けおよび下軸受けと、を具備し、前記上軸受けは、前記駆動軸の前記偏心軸部よりも上方を回転自在に支持する上軸受け内周面と、前記シリンダの上端面に密着する上軸受けシート面と、を具備し、前記下軸受けは、前記駆動軸の前記偏心軸部よりも下方を回転自在に支持する下軸受け内周面と、前記シリンダの下端面に密着する下軸受けシート面と、を具備し、前記上軸受けシート面に開口し、前記上軸受け内周面と平行に形成され、前記駆動軸に垂直な断面において円形の溝である上柔構造溝と、該上柔構造溝の内部圧力の増加を抑える上内圧逃がし手段とを具備する上柔構造、および前記下軸受けシート面に開口し、前記下軸受け内周面と平行に形成され、前記駆動軸に垂直な断面において円形の溝である下柔構造溝と、該下柔構造溝の内部圧力の増加を抑える下内圧逃がし手段とを具備する下柔構造の少なくとも一方を有することを特徴とする。
(密閉型回転圧縮機)
図1において、密閉型回転圧縮機100は、密閉容器9内に冷媒ガスを圧縮する圧縮機構101と、圧縮機構101を駆動する電動機構102とが組み込まれた構成である。
電動機構102は、密閉容器9の内周面に設置された固定子7と、固定子7の内部に回転自在に配置された回転子8とを備えた構成である。
圧縮機構101は、回転子8の回転軸に垂直な断面において断面円形の内周面および互いに平行な端面を具備する筒状体であるシリンダ3と、シリンダ3内に配置された円筒状のローリングピストン5と、ローリングピストン5が固定された偏心軸部(図示しない)を具備する駆動軸4と、駆動軸4を回転自在に支持する上軸受け1および下軸受け2と、シリンダ3に形成された複数のベーン溝に進退自在に配置された複数のベーン6と、を具備している。
(柔構造段差)
上軸受け1には、上軸受けシート面1aに開口し、上軸受け内周面1cと平行に形成された駆動軸4に垂直な断面において断面円形の上柔構造溝13と、上軸受け内周面1cと上柔構造溝13との間に形成された円筒状の上柔構造円筒12と、が形成されている。そして、上柔構造円筒12の端面である上柔構造端部12aが、全周に渡って上軸受けシート面1aよりも上方に位置することによって、上柔構造端部12aと上軸受けシート面1aとの間に上柔構造段差11が形成されている。なお、上柔構造溝13、上柔構造円筒12および上柔構造段差11を具備する構造を「上柔構造110」と称す。
同様に、下軸受け2には、下軸受けシート面2aに開口し、下軸受け内周面2cと平行に形成された断面円形の下柔構造溝23と、下軸受け内周面2cと下柔構造溝23との間に形成された円筒状の下柔構造円筒22と、が形成されている。そして、下柔構造円筒22の端面である下柔構造端部22aが、全周に渡って下軸受けシート面2aよりも下方に位置することによって、下柔構造端部22aと下軸受けシート面2aとの間に下柔構造段差21が形成されている。なお、下柔構造溝23、下柔構造円筒22および下柔構造段差21を具備する構造を「下柔構造120」と称す。

Claims (6)

  1. 密閉容器に収容され、流体を吸入して吸入した流体を圧縮する圧縮機構と、該圧縮機構を駆動させる電動機構と、を有し、
    前記圧縮機構は、
    断面円形の内周面および互いに平行な端面を具備する筒状体であるシリンダと、
    該シリンダ内に配置された偏心軸部を具備する駆動軸と、
    該駆動軸を回転自在に支持する上軸受けおよび下軸受けと、を具備し、
    前記上軸受けは、
    前記駆動軸の前記偏心軸部よりも上方を回転自在に支持する上軸受け内周面と、
    前記シリンダの上端面に密着する上軸受けシート面と、を具備し、
    前記下軸受けは、
    前記駆動軸の前記偏心軸部よりも下方を回転自在に支持する下軸受け内周面と、
    前記シリンダの下端面に密着する下軸受けシート面と、を具備し
    記上軸受けシート面に開口し、前記上軸受け内周面と平行に形成され、前記駆動軸に垂直な断面において円形の溝である上柔構造溝と、該上柔構造溝の内部圧力の増加を抑える上内圧逃がし手段とを具備する上柔構造、および前記下軸受けシート面に開口し、前記下軸受け内周面と平行に形成され、前記駆動軸に垂直な断面において円形の溝である下柔構造溝と、該下柔構造溝の内部圧力の増加を抑える下内圧逃がし手段とを具備する下柔構造の少なくとも一方を有することを特徴とする密閉型回転圧縮機。
  2. 前記上内圧逃がし手段が、
    前記上軸受け内周面及び前記上柔構造溝により形成され前記上軸受けシート面よりも上方に位置する上柔構造円筒の端面と前記上軸受けシート面との間の段差である柔構造段差または前記上柔構造円筒の端部の一部に形成された溝である上柔構造連通溝であり、
    前記下内圧逃がし手段が、前記上軸受け内周面と前記上柔構造溝とにより形成され前記下軸受けシート面よりも下方に位置する下柔構造円筒の端面と前記下軸受けシート面との間の段差である柔構造段差または前記下柔構造円筒の端部の一部に形成された下柔構造連通溝であることを特徴とする請求項1記載の密閉型回転圧縮機。
  3. 前記上柔構造を有す場合に、前記上軸受け内周面に、前記上軸受けの上端面に開口し、前記上柔構造段差または上柔構造連通溝を経由して前記上柔構造溝に連通する上軸受け内周溝が形成され、
    あるいは、前記下柔構造を有す場合に、前記下軸受け内周面に、前記下軸受けの下端面に開口し、前記下柔構造段差または下柔構造連通溝を経由して前記下柔構造溝に連通する下軸受け内周溝が形成されていることを特徴とする請求項2記載の密閉型回転圧縮機。
  4. 前記上内圧逃がし手段が、前記上柔構造溝に連通する穴である上柔構造連通穴を有し、前記上軸受け内周面に形成され、前記上軸受けの上端面に開口する上軸受け内周溝あって、
    前記下内圧逃がし手段が、前記下柔構造溝に連通する穴である下柔構造連通穴を有し、前記下軸受け内周面に形成され、前記下軸受けの下端面に開口する下軸受け内周溝あることを特徴とする請求項1記載の密閉型回転圧縮機。
  5. 前記上内圧逃がし手段が、前記上軸受けの外面に開口し、前記上柔構造溝に連通する上軸受け連通穴であって、
    前記下内圧逃がし手段が、前記下軸受けの外面に開口し、前記下柔構造溝に連通する下軸受け連通穴であることを特徴とする請求項1記載の密閉型回転圧縮機。
  6. 前記シリンダが複数であって、該複数のシリンダが中間仕切り板を介して積層され、
    前記複数のシリンダのうちの最上段のシリンダの上端面および下端面に、前記上軸受けおよび前記中間仕切り板がそれぞれ密着し、
    前記複数のシリンダのうちの最下段のシリンダの下端面および上端面に、前記下軸受けおよび前記中間仕切り板がそれぞれ密着していることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の密閉型回転圧縮機。
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