JP2014194249A - 自動調心ころ軸受 - Google Patents

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JP2014194249A
JP2014194249A JP2013070923A JP2013070923A JP2014194249A JP 2014194249 A JP2014194249 A JP 2014194249A JP 2013070923 A JP2013070923 A JP 2013070923A JP 2013070923 A JP2013070923 A JP 2013070923A JP 2014194249 A JP2014194249 A JP 2014194249A
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rollers
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raceway surface
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JP2013070923A
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Daisuke Abe
大輔 阿部
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NSK Ltd
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NSK Ltd
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Abstract

【課題】自動調心ころ軸受において、案内輪ところ頭部との隙間を適切な範囲に保ち、発熱を効果的に防止できる自動調心ころ軸受を提供する。
【解決手段】内周面に球面状の外輪軌道面を有する外輪1と、外周面に前記外輪軌道面に対向する複列の内輪軌道面を有する内輪2と、前記外輪軌道面と内輪軌道面との間に転動自在に複列に配置される複数のころ3と、前記ころを転動方向に等間隔に保持する保持器4と、ころの列間でころの頭部を案内する案内輪6とを備える。案内輪6は、軸方向端面6aに平行部を有し、平行部と内径面との境界に面取り部6cを形成する。軸方向端面6aと面取り部6cとの角部6eにころ頭部3aを案内させる構造とすることにより、案内輪6ところ頭部3aとの隙間を、案内輪6の軸方向寸法で管理することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、鉄鋼設備や製紙設備に用いられ、大きな負荷や自重によって撓みを生じる回転軸を支持するための自動調心ころ軸受に関するものである。
鉄鋼設備や製紙機械のロール等で用いられる自動調心ころ軸受は、図1に示すような構成となっており、内周面に球面状の外輪軌道面1aを有する外輪1と、外径面に外輪軌道面1aと対向する複列の球面状の内輪軌道面2aを有する内輪2と、外輪軌道面1a及び内輪軌道面2aとの間を転動自在且つ複列に配置される複数のころ3と、ころ3の転動方向の間隔を一定に保持する保持器4と、ころ3の列間に配置される案内輪5と、を備えている。
図1に示す自動調心ころ軸受10において、案内輪5は、ころ3がスキューすることなく転動出来るよう、ころ3の端面(頭部)を案内している。案内輪5によるころ3のスキュー防止の効果は、一般的にころ3と案内輪5との隙間が小さい程大きく、隙間が大きくなるほどスキュー防止の効果が小さくなるが、その一方で、ころ3と案内輪5との隙間が小さくなるほど、ころ3と案内輪5との接触により発生する面圧は高くなり、発熱や磨耗の原因となる虞がある。そのため、ころ3と案内輪5との隙間を一定の範囲に収まるようにする必要があるが、案内輪5のころ案内面をテーパー形状としているため、適切な隙間範囲を得る為には高い加工精度が必要であり、加工時間や加工費用の増大を招く虞があった。
案内輪の磨耗対策に関する先行技術として、特許文献1には、案内輪の案内面と平行面との境界及びころ頭部のエッジ部を丸めることにより、局部的な高い接触面圧の発生をなくし、局部磨耗を防止する発明が開示されている。また、特許文献2には、ガイドリング(案内輪)の側面平行部ところ頭部とを接触させて平行とし、ガイドリング(案内輪)側面ところ頭部のエッジ部とをプレロード(予圧)を付加して接触させ、ころの両列間の間隔ところ姿勢を保証する発明が開示されている。
特開2007−100934号公報 特許4215389号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、案内輪側面のテーパー面と、ころ頭部とを接触させる為、案内輪側面ところ頭部との隙間を所定の範囲となるように加工することが難しく、軸受を組み立てた状態での隙間管理も難しいという課題があった。また、特許文献2に記載の発明では、予圧を付加してころ頭部のエッジと案内輪との接触部させているが、一般的に案内輪はころに比べて硬度が低く、案内輪が急激に磨耗し長期に渡りスキュー防止効果が維持できなくなる虞があった。
本発明は上記課題を解決するものであり、案内輪ところとの隙間寸法の管理が容易で、長期間に渡りころのスキューを防止する案内輪を有する自動調心ころ軸受を提供すること目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に係る発明は内周面に球面状の外輪軌道面を有する外輪と、外周面に前記外輪軌道面に対向する複列の内輪軌道面を有する内輪と、前記外輪軌道面と内輪軌道面との間に転動自在に複列に配置される複数のころと、前記ころを転動方向に等間隔に保持する保持器と、前記ころの列間の配置される案内輪とを備える自動調心ころ軸受用において、案内輪の軸方向両端面に、互いに平行且つ軸方向に直角である平行部を有するとともに、前記平行部の内径側端部に面取りを有し、且つ、前記案内輪の平行部と面取り部との角部に前記ころの頭部を接触させて前記ころを案内することを特徴とする。
本発明によれば、自動調心ころ軸受の案内輪に軸方向平行部を設けると共に、平行部の内輪端に面取りを形成し、平行部と面取りとの角部でころ頭部を案内することで、案内輪ところ頭部との間の隙間を、案内輪平行部の寸法によって管理することができるため、隙間を適切に保つことが容易になる。それにより、自動調心ころ軸受において、ころのスキューを効果的に防止し、発熱を抑えることができる。
従来の自動調心ころ軸受の構成を示す図である。 本発明による自動調心ころ軸受の実施態様を示す図である。 本発明による自動調心ころ軸受のもう一つの実施態様を示す図である。
以下に、本発明の実施系体を図に基づいて説明する。
図2は、本発明による自動調心ころ軸受の第一の実施形態である。複列自動調心ころ軸受100は、内周面に球面状の外輪軌道面1aを有する外輪1と、外周面に外輪1の軌道面と対向する複列の内輪軌道面2aを有する内輪2と、前記外輪軌道面1aと内輪軌道面2aとの間に転動自在に配置される複数のころ3と、ころ3を周方向に略等間隔に保持する保持器4と、ころ3の列間に配置される円環状の案内輪6と、から構成される。案内輪6は、略矩形の断面形状を有し、軸方向両端面6aと、内径面6bとの境界に面取り部6cが形成されている。そして、軸方向端面6aと面取り部6cとの角部6eでころ3の頭部3aを案内する。
前記角部6eの案内輪6内径面からの位置heは、前記ころ頭部3aに接触する様、適宜設定することが可能であるが、案内輪6の半径方向厚さhの40%以下であれば、案内輪6の軸方向寸法と、角部6eの半径方向位置を精度良く加工することが容易となり好ましい。また、案内輪6の表面に、耐摩耗性を向上させるために、例えばイソナイト等の表面処理を施してもよい。
本発明による自動調心ころ軸受の第二の実施形態を図3に示す。案内輪7の軸方向両端面7aの内径側に面取りではなく切欠き部7cを形成し、端面7aと切欠き部7cとの角部7eでころ3の頭部3aを案内する。その他の構成は第一の実施形態と同様である。
100 自動調心ころ軸受
1 外輪
1a 外輪軌道面
2 内輪
2a 内輪軌道面
3 ころ
3a ころ頭部
4 保持器
6,7 案内輪
6a,7a 案内輪端面
6c 案内輪面取り部
7c 案内輪切欠き部
6e,7e 案内輪角部

Claims (1)

  1. 内周面に球面状の外輪軌道面を有する外輪と、外周面に前記外輪軌道面に対向する複列の内輪軌道面を有する内輪と、前記外輪軌道面と内輪軌道面との間に転動自在に複列に配置される複数のころと、前記ころを転動方向に等間隔に保持する保持器と、前記ころの列間の配置される案内輪とを備える自動調心ころ軸受用において、案内輪の軸方向両端面に、互いに平行且つ軸方向に直角である平行部を有するとともに、前記平行部の内径側端部に面取り又は切欠きを有し、且つ、前記案内輪の平行部と面取り部との角部に前記ころの頭部と接触させて前記ころを案内することを特徴とする自動調心ころ軸受。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016191429A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 株式会社ジェイテクト 自動調心ころ軸受

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