JP2014192835A - 車両用ハンズフリー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両状態が急激に変更された場合でも、送話音声に含まれるエコー成分やノイズ成分を適切に抑圧する
【解決手段】ハンズフリー機能を有するナビゲーション装置1は、ユーザが受話音量のレベルを変更したり車速が変動したりして車両状態の変更が発生すると、ECNR部9が、車両状態の変更が発生する前まで設定していたパラメータにしたがって動作するのではなく、車両状態の変更が発生した後に設定(再設定)したパラメータにしたがって動作する。車両状態が急激に変更された場合にECNR部9の学習機能が追従しないという事態を回避し、送話音声に含まれるエコー成分やノイズ成分を適切に抑圧できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、送話音声に含まれるエコー成分やノイズ成分を抑圧する抑圧手段を備えた車両用ハンズフリー装置に関する。
従来より、スピーカから出力される受話音声がマイクロホンに入力されることに応じて送話音声に含まれるエコー成分を抑圧する(除去する)エコーキャンセラ、及び車両の騒音環境に応じて送話音声に含まれるノイズ成分を抑圧するノイズキャンセラが供されている(例えば特許文献1参照)。
特開2007−60229号公報
特許文献1に開示されている方法は、例えば送話音声の利得を変更する等し、エコーキャンセラやノイズキャンセラの周辺の環境を変更し、エコーキャンセラやノイズキャンセラが最適な動作状態となるようにしている。しかしながら、この方法では、例えばユーザが受話音量のレベル(設定値)を急激に変更する等し、車両状態が急激に変更されると、エコーキャンセラやノイズキャンセラの学習機能が追従しきれない。その結果、エコー成分やノイズ成分を適切に抑圧することができないという問題がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両状態が急激に変更された場合でも、送話音声に含まれるエコー成分やノイズ成分を適切に抑圧することができる車両用ハンズフリー装置を提供することにある。
請求項1に記載した発明によれば、抑圧手段は、音声出力手段から出力される受話音声が音声入力手段に入力されることに応じて送話音声に含まれるエコー成分、及び車両の騒音環境に応じて送話音声に含まれるノイズ成分のうち少なくとも何れかを、パラメータにしたがって動作して抑圧する。制御手段は、取得手段により取得された車両状態に基づいて当該車両状態の変更が発生したと特定すると、その変更が発生した後に、エコー成分及びノイズ成分のうち少なくとも何れかを抑圧する方向のパラメータを抑圧手段に対して設定する。
これにより、車両状態の変更が発生すると、抑圧手段が、車両状態の変更が発生する前まで設定していたパラメータにしたがって動作するのではなく、車両状態の変更が発生した後に設定(再設定)したエコー成分及びノイズ成分のうち少なくとも何れかを抑圧する方向のパラメータにしたがって動作することになる。これにより、車両状態が急激に変更された場合でも、抑圧手段の学習機能が追従しないという事態を回避し、送話音声に含まれるエコー成分やノイズ成分を適切に抑圧することができる。
本発明の第1の実施形態を示す機能ブロック図 フローチャート(その1) フローチャート(その2) 設定テーブルを示す図(その1) 設定テーブルを示す図(その2) 設定テーブルを示す図(その3) タイミングチャート(その1) タイミングチャート(その2) 本発明の第2の実施形態を示すフローチャート タイミングチャート(その3)
(第1の実施形態)
以下、本発明を、ハンズフリー機能を有する車両用のナビゲーション装置に適用した第1の実施形態について、図1から図8を参照して説明する。ナビゲーション装置1は、車両に対して着脱可能に取付けられている。ナビゲーション装置1は、制御部2(制御手段に相当)と、Bluetooth(登録商標)(以下、BTと称する)接続部3と、現在位置検出部4と、地図データ取得部5と、記憶部6と、表示部7と、車両状態取得部8(取得手段に相当)と、ECNR(Echo Cancel Noise Reduction)部9(抑圧手段に相当)とを有する。
制御部2は、周知のマイクロコンピュータからなるCPU、RAM、ROM及びI/Oバス等を有し、ナビゲーション装置1のデータ管理動作や通信動作等の動作全般を制御する。BT接続部3は、BT対応の(BT接続機能を有する)通信デバイスである例えば携帯電話機10が車室内に持込まれている場合に、その携帯電話機10との間でBT回線を接続可能である。BT接続部3は、BT回線を接続している状態では、BTの通信規格により定義されている各種のプロファイルとしてハンズフリー通話を規定するHFP(Hands Free Profile)を接続可能である。尚、BT接続部3は、HFP以外のプロファイルとして例えば電話帳データの転送を規定するPBAP(Phone Book Access Profile)やOPP(Object Push Profile)、電子メール通信を規定するMAP(Message Access Profile)、音楽データの転送を規定するA2DP(Advanced Audio Distribution Profile)やAVRCP(Audio/Video Remote Control Profile)等も接続可能であっても良い。
現在位置検出部4は、GPSユニット、VICS(登録商標)ユニット、地磁気センサ、ジャイロスコープ等から入力する信号を互いに補完して車両の現在位置を検出し、その検出した車両の現在位置を制御部2に出力する。現在位置検出部4は、要求される検出精度で車両の現在位置を検出可能であれば、これら全ての要素を備える必要はない。地図データ取得部5は、道路データ、交差点データ、施設データ等を含む地図データを記録媒体から取得し、その取得した地図データを制御部2に出力する。制御部2は、現在位置検出部4から車両の現在位置を入力すると共に、地図データ取得部5から地図データを入力し、マップマッチング、経路探索、経路案内等の周知のナビゲーション処理を行う。
記憶部6は、図4から図6に示すように、制御部2がECNR部9に対して設定するパラメータを示す設定テーブルを記憶している。設定テーブルは、車両状態として、車速(車両の走行速度)、窓の開閉状態、ワイパの速度及びブロアの風量に対するパラメータを定義する。本実施形態では、記憶部6は、車速が10[km/h]以下の設定テーブル、車速が40[km/h]以上の設定テーブル、車速が80[km/h]以上の設定テーブルを記憶している。表示部7は、例えば液晶ディスプレイ装置から構成され、制御部2がナビゲーション処理を行うことに追従し、地図を描画したり、車両の現在位置を示す現在位置マークや経路等を地図上に重畳表示したりする。又、表示部7は、ユーザがハンズフリー通話を行う際に発信先を選択する等の発信操作を行うための発信画面や音声通話相手の電話機20から携帯電話機10への電話着信を通知するための着信画面等を表示する。
スイッチパネル11は、ユーザが操作可能な各種の操作部材を有し、ユーザが操作部材を操作すると、その操作内容を示す操作検出信号を車両状態取得部8に出力する。具体的には、スイッチパネル11は、操作部材の1つとして、ユーザがハンズフリー通話を行う際の受話音量(受話音声の音量、アンプ音量)のレベル(設定値)を調整するために操作可能な音量つまみを有し、ユーザが音量つまみを操作すると、その操作に応じた変更後の受話音量のレベルを示す操作検出信号を車両状態取得部8に出力する。
車速センサ12は、車速を検出し、その検出した車速を示す車速検出信号を車両状態取得部8に出力する。パワーウィンドウECU(Electronic Control Unit)13は、窓の開閉状態を制御するECUであり、窓の開閉状態(例えば開き、閉め)を示す開閉検出信号を車両状態取得部8に出力する。ワイパECU14は、ワイパの速度を制御するECUであり、ワイパの速度(例えば速度マックス、ロー)を示すワイパ速度検出信号を車両状態取得部8に出力する。エアコンECU15は、ブロアの風量を制御するECUであり、ブロアの風量(例えば風量マックス、ミドル、ロー)を示すブロア風量検出信号を車両状態取得部8に出力する。
これらスイッチパネル11、車速センサ12、パワーウィンドウECU13、ワイパECU14、エアコンECU15は、各々の検出信号を車両状態取得部8に定期的に出力しても良いし、車両状態取得部8からリクエスト信号を入力したことを条件として出力しても良い。又、車速センサ12であれば車速の変化を検出した場合等、検出する対象の状態が変化した場合に出力しても良い。尚、車速、窓の開閉状態、ワイパの速度及びブロアの風量は、送話音声に含まれるノイズの要因となり得る要素である。
車両状態取得部8は、スイッチパネル11から入力する操作検出信号、車速センサ12から入力する車速検出信号、パワーウィンドウECU13から入力する開閉検出信号、ワイパECU14から入力するワイパ速度検出信号、エアコンECU15から入力するブロア風量検出信号を制御部2に出力する。
ECNR部9は、マイクロホン16(音声入力手段に相当)を接続していると共に、オーディオアンプ17を介してスピーカ18(音声出力手段に相当)を接続している。ECNR部9は、スピーカ18から出力される受話音声がマイクロホン16に入力されることに応じて送話音声に含まれるエコー成分を抑圧する(除去する)エコーキャンセル、及び車両の騒音環境に応じて送話音声に含まれるノイズ成分を抑圧するノイズキャンセルの機能を有する。ECNR部9は、制御部2から設定されるパラメータにしたがって動作し、エコーキャンセラの抑圧量、ノイズキャンセラの抑圧量、収束速度等を設定し、送話音声に含まれるエコー成分やノイズ成分を抑圧する。
上記した構成では、制御部2は、BT接続部3と携帯電話機10とが両者の間でBT回線上でHFPを接続中にハンズフリー通話を開始すると、マイクロホン16に入力された送話音声は、BT接続部3からBT回線を介して携帯電話機10に転送され、携帯電話機10から広域通信網19を介して音声通話相手の電話機20に送信される。又、音声通話相手の電話機20から広域通信網19を介して携帯電話機10に受信された受話音声は、携帯電話機10からBT回線を介してBT接続部3に転送され、オーディオアンプ17を介してスピーカ18から出力される。このとき、スピーカ18から出力される受話音声の音量は、制御部2がスイッチパネル11の音量つまみによる受話音量のレベルをオーディオアンプ17に対して設定することで、ユーザが設定した受話音量のレベルに依存する。
次に、上記した構成の作用について、図2から図8を参照して説明する。
一般的に、エコーキャンセラルは、受話音量のレベルの変更への追従性と、半2重通話の自然性とがトレードオフの関係にある。半2重性の自然性を確保するためには、ダブルトーク状態を検出する感度を高め、ダブルトーク専用のエコー収束機能へ切替える必要があるが、トレードオフの関係により状態推定を中止するので、受話音量のレベルの変更への追従性を十分に確保することができなくなる。本実施形態のECNR部9は、半2重通話の自然性を重視した設計であるが故に、上記した理由により、受話音量のレベルの変更への追従性が十分でないという問題がある。この点を考慮し、制御部2は、本発明に関連して図2及び図3にフローチャートにより示す処理を行う。
制御部2は、図2及び図3に示すフローチャートの処理を行う際に再設定フラグ及び次回設定変更フラグを「1」(肯定)又は「0」(否定)に設定可能である。制御部2は、再設定フラグを「1」に設定しているときに(再設定フラグ=1)、パラメータをECNR部9に対して設定可能とし(設定を許可し)、一方、再設定フラグを「0」に設定しているときに(再設定フラグ=0)、パラメータをECNR部9に対して設定不可能とする(設定を禁止する)ことで、パラメータの設定を高頻度で発生させないようにヒステリシス幅を持たせている。尚、本実施形態では、受話音量のレベルを、最小値を「0」とすると共に最大値を「16」とし、「0」〜「16」の17段階で設定可能であることを前提として説明する。
制御部2は、例えばユーザの発信操作に基づいて携帯電話機10から音声通話相手の電話機20への電話発信、又は音声通話相手の電話機20から携帯電話機10への電話着信が発生し、ハンズフリー通話を開始すると、ECNR部9を起動し(ステップS1)、再設定フラグを「1」に設定する(再設定フラグ←1)(ステップS2)。即ち、制御部2は、ECNR部9を起動した直後に、パラメータをECNR部9に対して設定可能とする。
次いで、制御部2は、スイッチパネル11からの操作検出信号、車速センサ12からの車速検出信号、パワーウィンドウECU13からの開閉検出信号、ワイパECU14からのワイパ速度検出信号、エアコンECU15からのブロア風量検出信号を車両状態取得部8を介して入力することで、車両状態を取得する(ステップS3)。制御部2は、その取得した車両状態に基づいて車両状態の変更が発生したか否かを判定する(ステップS4)。
制御部2は、現時点で取得した車両状態と、現時点から所定期間(例えば数ミリ秒)だけ遡った時点で(過去に)取得した車両状態とが同じあり、車両状態の変更が発生していないと特定すると(ステップS4:NO)、上記したステップS3に戻り、車両状態の取得を繰返して行う。一方、制御部2は、現時点で取得した車両状態と、現時点から所定期間だけ遡った時点で取得した車両状態とが異なり、車両状態の変更が発生したと特定すると(ステップS4:YES)、パラメータ選択処理に移行する(ステップS5)。
制御部2は、パラメータ選択処理に移行すると、発生した車両状態の変更に受話音量のレベルの変更が含まれるか否かを判定し、受話音量のレベルの変更が発生したか否かを判定する(ステップS11)。制御部2は、ユーザがスイッチパネル11の音量つまみを操作し、受話音量のレベルの変更が発生したと特定すると(ステップS11:YES)、変更後の受話音量のレベルが「14(第1の閾値)」以上であるか否か、「4(第3の閾値)」以下であるか否か、「7(第4の閾値)」以上で且つ「11(第2の閾値)」以下であるか否かを判定する(ステップS12〜S14)。
制御部2は、変更後の受話音量のレベルが「14」以上であると特定すると(ステップS12:YES)、エコーキャンセルの目標値を大きくするパラメータを選択し(ステップ15)、次回設定変更フラグを「0」に設定する(次回設定変更フラグ←0)(ステップS16)。又、制御部2は、変更後の受話音量のレベルが「4」以下であると特定すると(ステップS13:YES)、エコーキャンセルの目標値を小さくするパラメータを選択し(ステップ17)、この場合も、次回設定変更フラグを「0」に設定する(ステップS18)。
一方、制御部2は、変更後の受話音量のレベルが「7」以上で且つ「11」以下であると特定すると(ステップS14:YES)、パラメータを選択することなく、次回設定変更フラグを「1」に設定する(次回設定変更フラグ←1)(ステップS19)。尚、制御部2は、変更後の受話音量のレベルが「14」以上、「4」以下、「7」以上で且つ「11」以下の何れかでもないと特定すると(ステップS14:NO)、パラメータを選択することなく、又、次回設定変更フラグを設定することなく、即ち、次回設定変更フラグを現状の設定のままとする。
次いで、制御部2は、受話音量のレベルの変更が発生したか否かに拘らず、発生した車両状態の変更に車速、窓の開閉状態、ワイパの速度、ブロアの風量の何れかが含まれるか否かを判定し、車速、窓の開閉状態、ワイパの速度、ブロアの風量の何れかの変更が発生したか否かを判定する(ステップS20)。
制御部2は、車速、窓の開閉状態、ワイパの速度、ブロアの風量の何れの変更も発生していないと特定すると(ステップS20:NO)、パラメータ選択処理を終了してリターンする。一方、制御部2は、車速、窓の開閉状態、ワイパの速度、ブロアの風量の何れかの変更が発生したと特定すると(ステップS20:YES)、その時点での車速が20[km/h]〜30[km/h]又は50[km/h]〜70[km/h]であるか否かを判定する(ステップS21)。制御部2は、車速が20[km/h]〜30[km/h]又は50[km/h]〜70[km/h]であると特定すると(ステップS21:YES)、次回設定変更フラグを「1」に設定し(ステップS22)、リターンする。
制御部2は、車速が20[km/h]〜30[km/h]及び50[km/h]〜70[km/h]の何れでもないと特定すると(ステップS21:NO)、記憶部6に記憶されている設定テーブルを参照し、その時点の車速に該当する設定テーブルが存在するか否かを判定する(ステップS23)。制御部2は、その時点の車速に該当する設定テーブルが存在すると特定すると(ステップS23:YES)、その該当する設定テーブルから窓の開閉状態、ワイパの速度、ブロアの風量に対応するパラメータを選択する(ステップS24)。具体的に説明すると、制御部2は、その時点の車速が80[km/h]以上であれば、その80[km/h]以上の車速に該当する設定テーブルが図6に示す設定テーブルとして存在するので、その図6に示す設定テーブルから窓の開閉状態、ワイパの速度、ブロアの風量に対応するパラメータを選択する。制御部2は、例えば窓の開閉状態が「開き」、ワイパの速度が「速度マックス」、ブロアの風量が「マックス」であれば、NS(Noise Suppression)を100%設定、風きり音をオン、EC抑圧量を小とするパラメータを選択する。制御部2は、このようにして該当する設定テーブルからパラメータを選択した後に、次回設定変更フラグを「0」に設定し(ステップS25)、リターンする。尚、制御部2は、その時点の車速に該当する設定テーブルが存在しないと特定すると(ステップS23:NO)、パラメータを選択することなく、次回設定変更フラグを設定することなく、即ち、次回設定変更フラグを現状の設定のままとする。
制御部2は、パラメータ選択処理を終了すると、再設定フラグを「1」に設定しているか否かを判定する(ステップS6)。制御部2は、再設定フラグを「1」に設定している、即ち、パラメータをECNR部9に対して設定可能であると特定すると(ステップS6:YES)、ECNR部9に対して設定するパラメータが存在するか否かを判定する(ステップS7)。即ち、制御部2は、パラメータ選択処理においてステップS15、S17、S24のうち少なくとも何れかでパラメータを選択しており、ECNR部9に対して設定するパラメータが存在すると特定すると(ステップS7:YES)、その該当するパラメータをECNR部9に対して設定し(ステップS8)、再設定フラグを「0」に設定し(ステップS8)、上記したステップS3に戻る。一方、制御部2は、パラメータ選択処理においてステップS15、S17、S24の何れでもパラメータを選択しておらず、ECNR部9に対して設定するパラメータが存在しないと特定すると(ステップS7:NO)、パラメータをECNR部9に対して設定することなく、ECNR部9のパラメータを現状の設定のままとし、上記したステップS3に戻る。
又、制御部2は、パラメータ選択処理を終了した後に、再設定フラグを「1」に設定していない(「0」に設定している)、即ち、パラメータをECNR部9に対して設定不可能であると特定すると(ステップS6:NO)、次回設定変更フラグを「1」に設定しているか否かを判定する(ステップS10)。制御部2は、次回設定変更フラグを「1」に設定していない(「0」に設定している)と特定すると(ステップS10:NO)、上記したステップS3に戻り、再設定フラグを「1」に設定することなく、車両状態の取得を繰返して行う。一方、制御部2は、次回設定変更フラグを「1」に設定していると特定すると(ステップS10:YES)、上記したステップS2に戻り、再設定フラグを「1」に設定し、車両状態の取得を繰返して行う。
制御部2は、以上に説明した処理を行うことで、以下のように動作する。
ユーザがハンズフリー通話を開始した後に受話音量のレベルを「14」以上に変更すると、制御部2は、エコーキャンセルの目標値を大きくするパラメータを選択する。又、ユーザがハンズフリー通話を開始した後に受話音量のレベルを「4」以下に変更すると、制御部2は、エコーキャンセルの目標値を小さくするパラメータを選択する。このとき、制御部2は、パラメータを選択することで、次回設定変更フラグを「0」に設定する。そして、制御部2は、その選択したパラメータをECNR部9に対して設定することで、再設定フラグを「0」に設定する。即ち、制御部2は、パラメータをECNR部9に対して一旦設定すると、これ以降に車両状態の変更が新たに発生しても、再設定フラグを「0」に設定し且つ次回設定変更フラグを「0」に設定している限りは、その新たに発生した車両状態の変更に対してパラメータをECNR部9に対して設定しない。
具体的に説明すると、図7に示すように、制御部2は、ハンズフリー通話を開始し、ユーザが受話音量のレベルを「14」以上に上げると、エコーキャンセルの目標値を大きくするパラメータを選択し、次回設定変更フラグを「0」に設定する。そして、制御部2は、その選択したエコーキャンセラのパラメータをECNR部9に対して設定し、再設定フラグを「0」に設定する(t1参照)。次いで、ユーザが受話音量のレベルを「14」以上から「13」又は「12」に下げても、制御部2は、再設定フラグを「0」に設定し且つ次回設定変更フラグを「0」に設定したままなので、これ以降にユーザが受話音量のレベルを「13」又は「12」から「14」以上に上げても(戻しても)、エコーキャンセルのパラメータをECNR部9に対して再設定しない(t2参照)。一方、ユーザが受話音量のレベルを「14」以上から「11」以下に下げると、制御部2は、次回設定変更フラグを「1」に設定し且つ再設定フラグを「1」に設定するので、これ以降にユーザが受話音量のレベルを「11」以下から「14」以上に上げると(戻すと)、エコーキャンセルのパラメータをECNR部9に対して再設定する(t3参照)。これ以降、制御部2は同様の処理を繰返す。
このようにユーザが受話音量のレベルを変更する際に、その変更量が相対的に小さければ(受話音量のレベルが「14」以上から「11」以下に一旦下がることなく「14」以上に戻れば)、エコーキャンセルのパラメータをECNR部9に対して再設定しないが、一方、その変更量が相対的に大きければ(受話音量のレベルが「14」以上から「11」以下に一旦下がってから「14」以上に戻れば)、エコーキャンセルのパラメータをECNR部9に対して再設定することで、ヒステリシス幅を持たせている。尚、ユーザが受話音量のレベルを「14」から「15」又は「16」に上げても、制御部2は、再設定フラグを「0」に設定し且つ次回設定変更フラグを「0」に設定したままなので、エコーキャンセルのパラメータをECNR部9に対して再設定しない。
ユーザがハンズフリー通話を開始した後に受話音量のレベルを「4」以下に変更した場合も同様である。即ち、ユーザが受話音量のレベルを「4」以下から「5」又は「6」に上げても、制御部2は、再設定フラグを「0」に設定し且つ次回設定変更フラグを「0」に設定したままなので、これ以降にユーザが受話音量のレベルを「5」又は「6」から「4」以下に下げても(戻しても)、エコーキャンセルのパラメータをECNR部9に対して再設定しない。一方、ユーザが受話音量のレベルを「4」以下から「7」以上に上げると、制御部2は、次回設定変更フラグを「1」に設定し且つ再設定フラグを「1」に設定するので、これ以降にユーザが受話音量のレベルを「7」以上から「4」以下に下げると(戻すと)、エコーキャンセルのパラメータをECNR部9に対して再設定する。
又、車速が変動した場合も同様である。具体的に説明すると、図8に示すように、制御部2は、ハンズフリー通話を開始し、車速が例えば80[km/h]に達すると、その車速に該当する設定テーブルを選択し、次回設定変更フラグを「0」に設定する。そして、制御部2は、その選択した設定テーブルのパラメータをECNR部9に対して設定し、再設定フラグを「0」に設定する(t11参照)。これ以降、車速が80[km/h]以上から70[km/h]以下に下がらなければ、制御部2は、再設定フラグを「0」に設定し且つ次回設定変更フラグを「0」に設定したままなので、これ以降に車速が80[km/h]に達しても(戻っても)、設定テーブルのパラメータをECNR部9に対して再設定しない(t12参照)。一方、車速が80[km/h]以上から70[km/h]以下に下がれば、制御部2は、次回設定変更フラグを「1」に設定し且つ再設定フラグを「1」に設定するので、これ以降に車速が80[km/h]に達すると(戻ると)、設定テーブルのパラメータをECNR部9に対して再設定する(t13参照)。これ以降、制御部2は同様の処理を繰返す。
このように車速が変動した場合も、その変動量が相対的に小さければ(車速が80[km/h]から70[km/h]以下に一旦下がることなく80[km/h]に戻れば)、設定テーブルのパラメータをECNR部9に対して再設定しないが、一方、その変動量が相対的に大きければ(車速が80[km/h]から70[km/h]以下に一旦下がってから80[km/h]に戻れば)、設定テーブルのパラメータをECNR部9に対して再設定することで、ユーザが受話音量のレベルを変更した場合と同様にヒステリシス幅を持たせている。
尚、以上に示した数値は例示であり、受話音量のレベルを「0」〜「16」の17段階で設定可能であるときに、受話音量のレベルが「14」以上であるか、「4」以下であるか、「7」以上で且つ「11」以下であるかを判定することに限らず、任意の数値を基準として判定しても良い。又、車速が20[km/h]〜30[km/h]又は50[km/h]〜70[km/h]であるか否かを判定することに限らず、任意の数値を基準として判定しても良い。更に、それらの任意の数値をユーザが設定可能としても良い。
以上に説明したように第1の実施形態によれば、ユーザが受話音量のレベルを変更したり車速が変動したりする等して車両状態の変更が発生すると、ECNR部9が、車両状態の変更が発生する前まで設定していたパラメータにしたがって動作するのではなく、車両状態の変更が発生した後に設定(再設定)したパラメータにしたがって動作するようにした。これにより、車両状態が急激に変更された場合にECNR部9の学習機能が追従しないという事態を回避し、送話音声に含まれるエコー成分やノイズ成分を適切に抑圧することができる。
又、ユーザが受話音量のレベルを変更した場合に、その変更量が相対的に小さければ、エコーキャンセルのパラメータをECNR部9に対して再設定することなく、一方、その変更量が相対的に大きければ、エコーキャンセルのパラメータをECNR部9に対して再設定することで、ヒステリシス幅を持たせるようにした。これにより、エコーキャンセルのパラメータを再設定する頻度が必要以上に高くなることを抑えることができる。
又、車速が変動した場合も、その変動量が相対的に小さければ、車速に該当する設定テーブルのパラメータをECNR部9に対して再設定することなく、一方、その変動量が相対的に大きければ、車速に該当する設定テーブルのパラメータをECNR部9に対して再設定することで、ヒステリシス幅を持たせるようにした。これにより、設定テーブルのパラメータを再設定する頻度が必要以上に高くなることを抑えることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図9及び図10を参照して説明する。尚、上記した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、第1の実施形態と異なる部分について説明する。第1の実施形態は、受話音量のレベル、車速、窓の開閉状態、ワイパの速度、ブロアの風量に基づいてパラメータを設定する構成であるが、第2の実施形態は、受話音量のレベルのみに基づいてパラメータを設定する構成である。
制御部2は、図9に示すフローチャートの処理を行う際に再設定フラグのみを「1」又は「0」に設定可能である。制御部2は、ハンズフリー通話を開始すると、ECNR部9を起動し(ステップS31)、再設定フラグを「1」に設定する(再設定フラグ←1)(ステップS32)。次いで、制御部2は、スイッチパネル11から車両状態取得部8を介して操作検出信号を入力し、受話音量のレベルを取得し(ステップS33)、受話音量のレベルの変更が発生したか否かを判定する(ステップS34)。
制御部2は、受話音量のレベルの変更が発生していないと特定すると(ステップS34:NO)、上記したステップS33に戻り、受話音量のレベルの取得を繰返して行う。一方、制御部2は、受話音量のレベルの変更が発生したと特定すると(ステップS34:YES)、変更後の受話音量のレベルが「14(第1の閾値)」以上であるか、「4(第2の閾値)」以下であるかを判定する(ステップS35、S36)。
制御部2は、変更後の受話音量のレベルが「14」以上であると特定すると(ステップS35:YES)、再設定フラグを「1」に設定しているか否かを判定する(ステップS37)。制御部2は、再設定フラグを「1」に設定していると特定すると(ステップS37:YES)、エコーキャンセルの目標値を大きくするパラメータをECNR部9に対して設定し(ステップS38)、再設定フラグを「0」に設定し(再設定フラグフラグ←0)(ステップS39)、上記したステップS33に戻り、受話音量のレベルの取得を繰返して行う。
制御部2は、変更後の受話音量のレベルが「4」以下でないと特定すると(ステップS36:NO)、この場合も、上記したステップS33に戻り、再設定フラグを「1」に設定することなく、受話音量のレベルの取得を繰返して行う。一方、制御部2は、変更後の受話音量のレベルが「4」以下であると特定すると(ステップS36:YES)、上記したステップS32に戻り、再設定フラグを「1」に設定した後に、受話音量のレベルの取得を繰返して行う。
制御部2は、以上に説明した処理を行うことで、以下のように動作する。
ユーザがハンズフリー通話を開始した後に受話音量のレベルを例えば「14」に変更すると、制御部2は、エコーキャンセルの目標値を大きくするパラメータをECNR部9に対して設定する。このとき、制御部2は、パラメータをECNR部9に対して設定することで、再設定フラグを「0」に設定する。即ち、制御部2は、パラメータをECNR部9に対して一旦設定すると、これ以降に受話音量のレベルの変更が新たに発生しても、再設定フラグを「0」に設定している限りは、その新たに発生した受話音量のレベルの変更に対してパラメータをECNR部9に対して設定しない。
具体的に説明すると、図10に示すように、制御部2は、ハンズフリー通話を開始し、ユーザが受話音量のレベルを「14」以上に上げると、エコーキャンセルのパラメータを設定し、再設定フラグを「0」に設定する(t21参照)。次いで、ユーザが受話音量のレベルを「14」以上から「13」から「5」の何れかに下げても、制御部2は、再設定フラグを「0」に設定したままなので、これ以降にユーザが受話音量のレベルを「13」からの「5」の何れかから「14」以上に上げても(戻しても)、エコーキャンセラのパラメータをECNR部9に対して再設定しない(t22参照)。一方、ユーザが受話音量のレベルを「14」以上から「4」以下に下げると、制御部2は、再設定フラグを「1」に設定するので、これ以降にユーザが受話音量のレベルを「4」以下から「14」以上に上げると(戻すと)、エコーキャンセルのパラメータをECNR部9に対して再設定する(t23参照)。これ以降、制御部2は同様の処理を繰返す。
このようにユーザが受話音量のレベルを変更する際に、その変更量が相対的に小さければ(受話音量のレベルが「14」以上から「4」以下に一旦下がることなく「14」以上に戻れば)、エコーキャンセルのパラメータをECNR部9に対して再設定することなく、一方、その変更量が相対的に大きければ(受話音量のレベルが「14」以上から「4」以下に一旦下がってから「14」以上に戻れば)、エコーキャンセルのパラメータをECNR部9に対して再設定することで、ヒステリシス幅を持たせている。尚、第2の閾値に相当する受話音量のレベルを「4」としているが、第1の実施形態と合わせて「11」としても良い。
以上に説明したように第2の実施形態によれば、ユーザが受話音量のレベルを変更して車両状態の変更が発生すると、ECNR部9が、車両状態の変更が発生する前まで設定していたパラメータにしたがって動作するのではなく、車両状態の変更が発生した後に設定(再設定)したパラメータにしたがって動作するようにした。これにより、上記した第1の実施形態と同様に、車両状態が急激に変更された場合にECNR部9の学習機能が追従しないという事態を回避し、送話音声に含まれるエコー成分を適切に抑圧することができる。
又、この場合も、ユーザが受話音量のレベルを変更した場合に、その変更量が相対的に小さければ、エコーキャンセルのパラメータをECNR部9に対して再設定することなく、一方、その変更量が相対的に大きければ、エコーキャンセルのパラメータをECNR部9に対して再設定することで、ヒステリシス幅を持たせるようにした。これにより、エコーキャンセルのパラメータを再設定する頻度が必要以上に高くなることを抑えることができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。
ハンズフリー機能を有するナビゲーション装置に適用する構成に限らず、ハンズフリー機能を有する別の車両用装置や、ハンズフリー専用の装置に適用する構成であっても良い。
地図データ取得部が記録媒体から取得する地図データを利用し、道路種別(高速道路、一般道路、市街地等)や路面状況(例えば石畳の道路、コンクリート舗装の道路、アスファルト舗装の道路等)を特定し、パラメータを選択して設定しても良い。
図面中、1は車両用ハンズフリー装置、2は制御部(制御手段)、8は車両状態取得部(取得手段)、9はECNR部(抑圧手段)、16はマイクロホン(音声入力手段)、18はスピーカ(音声出力手段)である。

Claims (7)

  1. 音声出力手段(18)から出力される受話音声が音声入力手段(16)に入力されることに応じて送話音声に含まれるエコー成分、及び車両の騒音環境に応じて送話音声に含まれるノイズ成分のうち少なくとも何れかを、パラメータにしたがって動作して抑圧する抑圧手段(9)と、
    前記パラメータを前記抑圧手段に対して設定する制御手段(2)と、
    車両状態を取得する取得手段(8)と、を備え、
    前記制御手段は、前記取得手段により取得された車両状態に基づいて当該車両状態の変更が発生したと特定した場合に、その変更が発生した後で前記エコー成分及び前記ノイズ成分のうち少なくとも何れかを抑圧する方向のパラメータを前記抑圧手段に対して設定することを特徴とする車両用ハンズフリー装置。
  2. 請求項1に記載した車両用ハンズフリー装置において、
    前記取得手段は、前記車両状態として受話音量のレベルを取得し、
    前記制御手段は、受話音量のレベルを第1の閾値以上とする変更が発生したと特定した場合に、前記エコー成分の抑圧量を大きくする方向のパラメータを前記抑圧手段に対して設定することを特徴とする車両用ハンズフリー装置。
  3. 請求項2に記載した車両用ハンズフリー装置において、
    前記制御手段は、受話音量のレベルを前記第1の閾値以上とする変更が発生したと特定し、前記エコー成分の抑圧量を大きくする方向のパラメータを前記抑圧手段に対して設定した後では、受話音量のレベルを前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値以下とする変更が発生したと特定するまでパラメータを前記抑圧手段に対して設定しないことを特徴とする車両用ハンズフリー装置。
  4. 請求項1に記載した車両用ハンズフリー装置において、
    前記取得手段は、前記車両状態として受話音量のレベルを取得し、
    前記制御手段は、受話音量のレベルを第3の閾値以下とする変更が発生したと特定した場合に、前記エコー成分の抑圧量を小さくする方向のパラメータを前記抑圧手段に対して設定することを特徴とする車両用ハンズフリー装置。
  5. 請求項4に記載した車両用ハンズフリー装置において、
    前記制御手段は、受話音量のレベルを前記第3の閾値以下とする変更が発生したと特定した場合に、前記エコー成分の抑圧量を小さくする方向のパラメータを前記抑圧手段に対して設定した後では、受話音量のレベルを前記第3の閾値よりも大きい第4の閾値以上とする変更が発生したと特定するまでパラメータを前記抑圧手段に対して設定しないことを特徴とする車両用ハンズフリー装置。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載した車両用ハンズフリー装置において、
    前記取得手段は、前記車両状態として少なくとも車速を取得し、
    前記制御手段は、車速の変更が発生したときには、前記車速に応じたパラメータを前記抑圧手段に対して設定することを特徴とする車両用ハンズフリー装置。
  7. 請求項6に記載した車両用ハンズフリー装置において、
    前記取得手段は、前記車両状態として車速に加え、窓の開閉状態、ワイパの速度、ブロアの風量のうち少なくとも何れかを取得し、
    前記制御手段は、車速の変更が発生したときには、前記車速に加え、前記窓の開閉状態、前記ワイパの速度、前記ブロアの風量のうち少なくとも何れかに応じたパラメータを前記抑圧手段に対して設定することを特徴とする車両用ハンズフリー装置。
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