JP2014192157A - マグネシウムバッテリー用の高容量カソード材料 - Google Patents

マグネシウムバッテリー用の高容量カソード材料 Download PDF

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Abstract

【課題】高容量および高いサイクル寿命を有するバッテリーとしての用途に適するカソード活物質を含むマグネシウムセルの提供。
【解決手段】1.35〜1.55Åの半径を有する安定化用カチオンまたは分子により安定化されたα−MnOを含む電極活物質であって、Mnに対する安定化用イオンまたは分子のモル比が0.1〜0.125である電極活物質が提供される。上記の安定化されたα−MnOを含むカソードを有するマグネシウム電気化学セル及び上記の安定化されたα−MnOを含むカソードを有する再充電可能なマグネシウムバッテリーも提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、高いセル容量および向上したサイクル寿命を提供する特定の化学的および物理的特性を有するα−MnOを活性カソード材料として含むマグネシウム電気化学セルに関する。本発明は、さらに、活性成分としてα−MnOを有するカソードを含むマグネシウムバッテリーに関する。
リチウムイオンバッテリーは、1991年から商業的に使用され、携帯型電子機器の電源として従来使用されてきた。リチウムイオンバッテリー(LIB)の構成および組成に関する技術は、研究および改良の対象となっており、最新のLIBバッテリーは最大700Wh/Lのエネルギー密度を有すると報告される程度にまで成熟した。しかし、最新鋭のLIBであっても、将来の商用電気自動車(EV)についての要求を満たすことが可能な電源として実用的なものであるとは考えられない。例えば、航続距離300マイルのEVが現在の従来型内燃エンジン自動車と同等のパワートレインを有するには、およそ2000Wh/Lのエネルギー密度を有するEVバッテリーパックが必要である。このエネルギー密度はリチウムイオン活物質の理論限界に近いため、より高いエネルギー密度を有するバッテリーシステムを提供できる技術が研究されている。
多価イオンとしてマグネシウムは、リチウムに代わる潜在的に非常に高い体積エネルギー密度を得ることができる魅力的な代替的な電極材料である。マグネシウムは、−2.375V vs.RHEの高い負の標準電位、電子1モル当たり12.15gという低い当量および649℃の高い融点を有する。リチウムに比べて、マグネシウムは、取り扱い、機械加工および廃棄がしやすい。そのより高い相対的存在量のために、リチウムよりも原料としてのコストが低く、また、マグネシウム化合物はリチウム化合物よりも一般的に毒性が低い。これらの特性の全てが、マグネシウムがリチウムと比べて空気および水分に対する感受性が低いことと相伴って、マグネシウムをアノード材料としてリチウムの魅力的な代替物にせしめている。
マグネシウム(Mg)バッテリーは、ポストリチウムイオン系の候補として研究されている。マグネシウムバッテリーは、1個のMg当たり2つの電子移動を介して利用可能な高い体積容量のために、高エネルギーバッテリーシステムであることが期待される。しかし、マグネシウムとの適合性があり、しかも、高い容量および耐久性を提供するカソード活物質は、現在、検討されている1つの課題である。
従来から知られているマグネシウム電気化学セル用のカソード活物質の例としては、硫黄、MnO、および式MgMo(式中、xは0〜4の数であり、Tは硫黄、セレンまたはテルルであり、nは8である)により表されるシェブレル(Chevrel)化合物が挙げられる。
本発明者らは、以前にKイオンにより安定化されたα−MnOが非常に高い可逆容量を示すことを発見した(米国特許出願公開第2013/0004830号(A1)明細書)。しかし、この正極材料の容量に影響を及ぼすα−MnOの物理的および化学的因子や、カソード性能を改善するための物理的因子を最適化する方法は記載されていない。
Padhiら(米国特許出願公開第2011/0070487号明細書)は、電気化学セルにおいてカソード材料として使用される混合マンガン酸化物を記載している。Padhiにおける混合マンガン酸化物は、Mnや、八面体モレキュラーシーブ構造のマンガン酸化物を含む。Padhiにおける八面体モレキュラーシーブ構造の1つの好ましいマンガン酸化物は、クリプトメラン(cryptomelane)、すなわち、Kにより安定化されたα−MnOである。しかし、Padhiは、カソード材料中にMnを含めることの必要性を強調している。
Xuら(米国特許出願公開第2005/0135993号明細書)は、再充電可能なバッテリーの電極用のイオンインターカレーションホスト材料として有用なアモルファスのナノ構造化カチオンドープマンガン酸化物材料を記載している。Xuにおいて検討されているカチオンは、リチウム、ナトリウム、銅、またはこれらのカチオンの任意の混合物である。酸化マンガン化合物はRMnO2+y/2(式中、Rはドープされたカチオンであり、xおよびyは0〜2から選択された値である)の式を有する。Xuによって報告されたマンガン酸化物はアモルファス材料である。
Feddrixら(米国特許第7,501,208号明細書)は、電解的(EMD)または湿式化学法(CMD)により製造されたドープされた二酸化マンガン電極材料を記載している。記載されている二酸化マンガンは、好ましくは、γ−MnOである。
Rossouwら(米国特許第5,166,012号明細書)は、水素マンガン酸化物(hydrogen manganese oxide)化合物を記載している。当該化合物の骨格は水和したα−MnO構造であるため、当該化合物は、式MnO・xHO(式中、Xは0.005〜0.3である)により表されるものである。水素カチオンとマンガンカチオンの比は1/10〜2/10である。当該化合物は、0.5〜10モル濃度の酸含量で70〜100℃でリチウムマンガン酸化物化合物からLiOを酸浸出(硫酸を含む)することにより調製される。電気化学における活性カソード材料としての水素マンガン酸化物化合物の有用性も記載されている。
Lecerfら(米国特許第4,975,346号明細書)は、リチウムアノードと、α−二酸化マンガン(crytomelane)とさらにリチウムイオンを含むカソードとを有する電気化学バッテリーが記載されている。Li/Mnの原子比は0.1〜0.5である。この物質は、α−二酸化マンガンとリチウム化合物の混合物を300〜400℃で加熱することにより製造される。
Atwaterら(米国特許第6,982,048号明細書)は、MnOをカリウムおよびリチウムと合金化することによって得られた、式LiMnにより表されるカリウムドープ混合金属酸化物を記載している。一実施形態において、式Li0.80.1Mnにより表される材料が記載されている。この合金は、まず、ドープ二酸化マンガンを調製し、次いでこの中間体をリチウム化合物と混合し、熱処理することにより製造される。Atwaterには、二酸化マンガンの結晶形に関しての記載はない。
Takashiら(特開2009−070733号公報)はPd、La、Er、RhまたはPtがドープされた変性Mnを記載している。燃料電池用のカソード活物質としてのこの材料の有用性が記載されている。
Toru(特開2007−018929号公報)は、非水電解質リチウム電気化学セルのカソード成分として、結晶水を含むMn16材料を記載している。マンガン酸化物の結晶形は記載されていない。
Yamamotoら(米国特許出願公開第2010/0196762号明細書)は、塩酸中での過マンガン酸カリウムの還元、濾過および形成された析出物の洗浄、次いで乾燥および300〜400℃での熱処理により得られたマンガン酸化物を記載している。この物質は、結晶性が不十分なものであるとして、また、非化学量論的である非晶質のマンガン酸化物のようなものであるとして記載されている。Mg電気化学セルがクレーム14〜16に記載されている。
米国特許出願公開第2013/0004830号明細書 米国特許出願公開第2011/0070487号明細書 米国特許出願公開第2005/0135993号明細書 米国特許第7,501,208号明細書 米国特許第5,166,012号明細書 米国特許第4,975,346号明細書 米国特許第6,982,048号明細書 特開2009−070733号公報 特開2007−018929号公報 米国特許出願公開第2010/0196762号明細書
これらの参考文献のいずれも、イオンのイオン半径とα−MnOのための安定化用イオン(stabilizing ion)としての性能との関係、またはカソード性能に影響を及ぼす因子としての安定化用イオンとマンガンとのモル比を開示または示唆していない。
本発明者らは、高容量および高サイクル寿命を必要とする用途のための電源として有用であるのに十分な容量およびサイクル寿命のマグネシウムバッテリーを製造するのに有用なカソード材料の研究に努力と資源を向けている。特に、本発明者らは、α−MnOの化学的および物理的特性、並びにそれらの性能とマグネシウムセルまたはバッテリー、好ましくは再充電可能なマグネシウムバッテリーにおける活性カソード材料としての性能との関係を研究している。
従って、本発明の1つの目的は、高容量および高いサイクル寿命を有するバッテリーとしての用途に適するカソード活物質を含むマグネシウムセルを提供することである。
本発明の第2の目的は、高容量および高サイクル寿命を有する再充電可能なマグネシウムバッテリーを提供することである。
これらおよび他の目的は、本発明に従って達成され、本発明の第1の実施形態は、α−MnOを含む電極活物質であって、α−MnOは、1.35〜1.55Åの半径を有する安定化用イオンまたは分子を含み、Mnに対する安定化用イオンまたは分子のモル比が0.1〜0.125である、電極活物質を提供する。
第2の実施形態において、本発明は、マグネシウムを含むアノード;電解質;およびα−MnOを含むカソードを含むマグネシウムセルであって、α−MnOが、1.35〜1.55Åの半径を有する安定化用イオンまたは分子を含み、Mnに対する安定化用イオンまたは分子のモル比が0.1〜0.125である、マグネシウムセルを提供する。
本発明に従う好ましい実施形態において、安定化用イオンまたは分子は、K、Au、Am、H、Nd2+、Ba2+、HOからなる群より選ばれる少なくとも一種であり、特に好ましい実施形態において、安定化用イオンまたは分子はK、H、HOまたはそれらの混合物である。
別の実施形態において、本発明は、α−MnOが、電解質MnO粉末を熱処理して当該MnOをMnに分解させること;およびMnを90〜110℃の温度でHSO溶液と反応させることによりα−MnOを得ることを含む方法により得られ、HSO溶液が1.35〜1.55Åのイオン半径を有する金属カチオンの金属塩を必要に応じて含むマグネシウムセルを提供する。
非常に好ましい実施形態において、本発明は、第2の実施形態のマグネシウムセルを含む再充電可能なマグネシウムバッテリーを提供する。
前述の段落は、一般的な序論として提供したものであり、以下の特許請求の範囲を限定するものではない。現在のところ好ましい実施形態は、更なる利点とともに、添付の図面と併せて以下の詳細な説明を参照することによって理解されるであろう。
図1は、本発明の一実施形態における、種々の安定化用イオン量の関数としての最初のサイクルを示す。 図2は、本発明の一実施形態における、安定化用イオン量の関数としての放電容量を示す。 図3は、種々の安定化用イオンを有するMnOの第1の放電充電プロファイルを示す。 図4は、本発明の一実施形態における、安定化用イオンのサイズと放電容量の関係を示す。 図5は、本発明の一実施形態に従うマグネシウムバッテリーの図を示す。
第1の実施形態において、本発明は、α−MnOを含む電極活物質であって、α−MnOは、1.35〜1.55Åの半径を有する安定化用イオンまたは分子を含み、Mnに対する安定化用イオンまたは分子のモル比が0.1〜0.125である、電極活物質を提供する。
第2の実施形態において、本発明は、マグネシウムを含むアノード;電解質;およびα−MnOを含むカソードを含むマグネシウムセルであって、α−MnOが、1.35〜1.55Åの半径を有する安定化用イオンまたは分子を含み、Mnに対する安定化用イオンまたは分子のモル比が0.1〜0.125である、マグネシウムセルを提供する。
本発明者らは、驚くべきことに、マグネシウムセルの電気容量に関係する一つの因子がカソードのα−MnO活物質のマンガン含有量に対する安定化用イオンまたは分子のモル比であることを発見した。
図1は、種々の安定化用イオン量の関数としての初期の電気化学サイクル性能の一例を示す。図示されているように、安定化用イオンの量は、容量に著しい影響を及ぼし、安定化用イオンの量が多い試料ほどより高い容量をもたらした。しかし、図2に示されているように、高く安定な放電容量を得るために安定化量の臨界範囲が存在する。この臨界範囲は、Mnに対する安定化用イオンまたは分子のモル比として表した場合に0.10〜0.125である。
さらに、本発明者らは、驚くべきことに、セルの電気化学的性能が安定化用イオンまたは分子の半径に関係することを発見した。
安定化用イオンまたは分子のサイズは、電気化学セルの放電容量に影響を及ぼし、安定化用カチオンまたは分子のサイズについて1.35〜1.55Åの範囲が存在する。安定化用イオンまたは分子のサイズがこの範囲外である場合には、放電容量が低下する。図4に示されているように、安定化用カチオンまたは分子のサイズは、好ましくは1.38〜1.52Åである。
理論によって制限されるわけではないが、本発明者らは、異なるサイズの安定化用イオンまたは分子がα−MnO中のMg2+イオンの拡散に影響を及ぼすことを提唱する。Mg2+イオンがMnOと反応した際に安定化用イオンまたは分子がα−MnOから追い出されることが見出された。安定化用イオンまたは分子のサイズが小さすぎるまたは大きすぎる場合、α−MnO格子を残すことはおそらく困難である。その結果、Mg2+の拡散は遅くなり、放電容量が低下する。
そのため、本発明の好ましい実施形態において、安定化用イオンまたは分子は、K、Au、Am、H、Nd2+、Ba2+、およびHOからなる群から選択される。なぜなら、これらのイオンまたは分子は約1.35〜1.55Åの範囲内の半径を有するからである。Mnに対する安定化用イオンまたは分子の全モル比が0.10〜0.125の範囲内に維持される限り、これらのうちの任意の混合物を使用してもよい。特に好ましい実施形態において、安定化用イオンまたは分子はK、H、HOまたはこれらの混合物である。
本発明は、本発明に従って、1.35〜1.55Åの半径を有する安定化用イオンまたは分子を含むα−MnOを含み、Mnに対する安定化用イオンまたは分子のモル比が0.1〜0.125であるカソードを有する再充電可能なマグネシウムセルも提供する。
従って、本発明の再充電可能なセルは、マグネシウム金属またはマグネシウム金属を含む組成物のアノードと、1.35〜1.55Åの半径を有する安定化用イオンまたは分子を含むα−MnOを含み、Mnに対する安定化用イオンまたは分子のモル比が0.1〜0.125であるカソードとを含む。
カソード活物質は、さらに、別の金属酸化物材料、例えば、Vや、チタンまたはバナジウムのホランダイエート(hollandiates)などを含んでもよい。活物質は、さらに、導電性材料およびバインダーを含んでもよい。導電性材料の例としては、カーボン粒子、例えばカーボンブラックなどが挙げられる。バインダーの例としては、様々なポリマー、例えばPVDF、PTFE、SBR、およびポリイミドが挙げられる。
アノード活物質は、さらに、導電性材料およびバインダーを含んでもよい。導電性材料の例としては、カーボン粒子、例えばカーボンブラックなどが挙げられる。バインダーの例としては、様々なポリマー、例えばPVDF、PTFE、SBR、およびポリイミドが挙げられる。
電解質層は、アノードとカソードとの間に配置され、正極と負極の間の電気的絶縁を維持するのを助けるセパレータを含んでもよい。セパレータは、繊維、粒子、ウェブ、多孔質シート、または電極間の物理的接触および/または短絡のおそれを低減するように構成された他の形態の材料を含んでもよい。セパレータは、単一要素であってもよいし、そのような粒子または繊維などの個別のスペーサ素子を複数含んでもよい。電解質層は、電解液を注入したセパレータを含んでもよい。いくつかの例において、例えばポリマー電解質を使用する場合、セパレータを省略してもよい。
電解質層は、非水性溶媒、例えば有機溶剤などと、活性イオンの塩、例えばマグネシウム塩を含んでもよい。マグネシウム塩により供給されたマグネシウムイオンは、活物質(1または2種以上)と電解的に相互作用する。電解質は、マグネシウムイオンを含むか、あるいはマグネシウムイオンを供給する電解質、例えばマグネシウム塩を含む非水性または非プロトン性電解質などであることができる。電解質は、有機溶媒を含んでもよい。マグネシウムイオンは、マグネシウムの塩または錯体として、あるいは任意の適切な形態として存在することができる。
電解質は、他の化合物、例えばイオン伝導性を高めるための添加剤を含んでもよく、いくつかの例において、添加剤として、酸性または塩基性化合物を含んでもよい。電解質は、液体、ゲルまたは固体であることができる。電解質は、ポリマー電解質、例えば可塑化ポリマーなどを含んでよく、例えば、マグネシウムイオンを注入したポリマー、あるいはマグネシウムイオンを含むポリマーを有してもよい。いくつかの例において、電解質は溶融塩を含んでもよい。一実施形態において、電解質は、THF中のHMDSMgCl−AlCl、およびTHF中のPhMgCl−AlClを含むことができる。好適であり得る電解質系の例は、米国特許第8,354,193号および米国特許第8,318,354号に記載されている。
カソード活物質は、シート、リボン、粒子、または他の物理的形態として存在することができる。カソード活物質を含む電極は、集電体により支持されていてもよい。
集電体は、金属または他の導電性シートを含むことができ、その上に電極が支持される。集電体は、カーボン、カーボンペーパー、カーボンクロス、金属または貴金属のメッシュまたは箔から形成することができる。
図5は、再充電可能なマグネシウムセル5の一つの構成の一例を示す。セル5は、α−MnOを含む正極10であって、α−MnOが1.35〜1.55Åの半径を有する安定化用イオンまたは分子を含み、Mnに対する安定化用イオンまたは分子のモル比が0.1〜0.125である正極10と、電解質層12と、負極14と、カソード集電体16と、負極ハウジング18と、不活性層21を含む正極ハウジング20と、シーリングガスケット22とを含む。電解質層16は、電解液中に浸されたセパレータを含むことができ、正極10は、カソード集電体16により支持されていてもよい。この例において、負極14は、マグネシウム金属の活物質を含む。
バッテリーにおける有用性、安全性および取り扱いやすさを考慮して、エーテル溶媒は、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテルおよびビス2−メトキシエチルエーテルのうちの1または2種以上であることができる。テトラヒドロフランが最も好ましいが、バッテリーの構成および要件は、種々の物理的特性を有するエーテルの必要性を決めることがある。
別の実施形態において、本発明は、1.35〜1.55Åの半径を有する安定化用イオンまたは分子を含み、Mnに対する安定化用イオンまたは分子のモル比が0.1〜0.125であるα−MnOの製造方法を提供する。
この方法は、電解質MnO粉末を熱処理して当該MnOをMnに熱分解させること;および当該Mnを90〜110℃の温度でHSO溶液と反応させることによりα−MnOを得ること、を含む。金属により安定化されたα−MnOを製造する場合、1.35〜1.55Å、好ましくは1.38〜1.52Åのイオン半径を有する金属カチオンの金属塩をHSO溶液中に溶解させる。
電解質MnO粉末の熱処理は、800℃〜600℃の温度で2〜10時間、好ましくは650〜750℃で4〜6時間であることができる。
安定化用金属カチオンの含有量は、HSO溶液中の金属塩の濃度に応じて変えることができる。1.35〜1.55Åのイオン半径を有する金属イオンの任意の可溶性金属塩を使用できる。好ましくは、金属塩は、K、Au、Am、Nd2+、Ba2+の可溶性金属塩、例えば硫酸塩であることができる。金属塩を添加しない場合、α−MnOは、HまたはHOにより安定化される。好ましい一実施形態において、使用される金属塩は硫酸カリウムである。
本発明は、さらに、上記の実施形態に従うマグネシウム電気化学セルを含む再充電可能なマグネシウムバッテリーを提供する。
本発明を一般的に記載したが、さらなる理解は、例示のみを目的として本明細書に提供され、特記しない限り限定を意図するものではない幾つかの実施例を参照することによって得ることができる。
α−MnOの製造を二段階で実施した。第1工程において、電解質MnO粉末を空気中で700℃で4時間加熱することによりMnを調製した。第2工程において、0.01モルのMnを100mlの4.5M HSOと107℃(この溶液の沸点)で反応させ、それにより、可溶性Mn2+化学種およびα−MnOへのα−Mnの不均化をもたらした。生成物のモルホロジーはナノ棒状物質であった。
SO(M=K、RbまたはNH )を合成中に加えた場合は、それぞれ、K、RbまたはNH により安定化されたα−MnOを得ることができた。しかし、MSOを加えない場合には、Hにより安定化されたα−MnOが得られる。
安定化されたイオン量は、KSO、RbSOまたは(NHSOの添加量を制御することによって変えることができる。この例では、前駆体における安定化用イオンとMnとのモル比を1:1、1:4および1:16に調節することによって、カリウムにより安定化されたMnOを製造した。
図1は、種々の安定化量の関数として最初のサイクルを示す。明らかに、安定化用イオンの量は容量に著しい影響を及ぼし、安定化用イオンをより多量に含む試料ほどより高い容量を与えた。
図2は、安定化用イオンの量の関数としての放電容量を示す。高い安定化用イオン量を有する試料として高い放電容量を得ることができた。しかし、図2に示されているように、高く、かつ、安定な放電容量を得るための安定化用イオンの量の臨界範囲が存在する。臨界範囲は0.10〜0.125(Mnに対する安定化用イオンのモル比)である。
図3は、種々の安定化用イオンを有するMnOの最初の放電−充電プロファイルを示す。明らかに、安定化用イオンのタイプも容量に著しい影響を及ぼす。その理由は、おそらく、それらの安定化用イオンは、異なるサイズを有し、その結果、α−MnO中のMg2+イオンの拡散に影響を与えるためである。
図4は、安定化用イオンのサイズが放電容量にどのように影響を及ぼすかを示す。安定化用イオンまたは分子のサイズの範囲は1.35〜1.55Åにあることが見出された。安定化用イオンまたは分子のサイズがこの範囲外の場合は、放電容量が低下する。Mg2+イオンがMnOと反応すると、安定化用イオンがα−MnOから追い出されることが見出された。安定化用イオンまたは分子のサイズが小さすぎるまたは大きすぎる場合、それらは、おそらく、α−MnO格子を残すことが困難である。その結果、Mg2+の拡散が遅くなり、放電容量が低下する。図4に示されている安定化用イオンまたは分子のサイズの好ましい範囲は1.38〜1.52Åである。

Claims (12)

  1. α−MnOを含む電極活物質であって、
    前記α−MnOは、1.35〜1.55Åの半径を有する安定化用イオンまたは分子を含み、
    Mnに対する安定化用イオンまたは分子のモル比が0.1〜0.125である、電極活物質。
  2. 前記安定化用イオンまたは分子が、K、Au、Am、H、Nd2+、Ba2+およびHOからなる群から選択された少なくとも1種である、請求項1に記載の電極活物質。
  3. 前記安定化用イオンまたは分子がK、H、HOまたはこれらの混合物である、請求項2に記載の電極活物質。
  4. 前記α−MnOが、
    電解質MnO粉末を熱処理して当該MnOをMnに分解させること;および
    前記Mnを90〜110℃の温度でHSO溶液と反応させることによりα−MnOを得ること;
    を含む方法により得られ、前記HSO溶液が1.35〜1.55Åのイオン半径を有する金属カチオンの金属塩を含むか、または1.35〜1.55Åのイオン半径を有する金属カチオンの金属塩を含まない、請求項1に記載の電極活物質。
  5. マグネシウムを含むアノード;
    電解質;および
    α−MnOを含むカソード;
    を含むマグネシウムセルであって、
    前記α−MnOが、1.35〜1.55Åの半径を有する安定化用イオンまたは分子を含み、
    Mnに対する安定化用イオンまたは分子のモル比が0.1〜0.125である、マグネシウムセル。
  6. 前記安定化用イオンが、K、Au、Am、H、Nd2+、Ba2+およびHOからなる群から選ばれた少なくとも1種である、請求項5に記載のマグネシウムセル。
  7. 前記安定化用イオンまたは分子が、K、H、HOまたはこれらの混合物である、請求項6に記載のマグネシウムセル。
  8. 前記α−MnOが、
    電解質MnO粉末を熱処理して当該MnOをMnに分解させること;および
    前記Mnを90〜110℃の温度でHSO溶液と反応させることによりα−MnOを得ること;
    を含む方法により得られ、前記HSO溶液が1.35〜1.55Åのイオン半径を有する金属カチオンの金属塩を含むか、または1.35〜1.55Åのイオン半径を有する金属カチオンの金属塩を含まない、請求項5に記載のマグネシウムセル。
  9. 前記HSO溶液が、1.35〜1.55Åのイオン半径を有する金属カチオンの金属塩を含まず、得られたα−MnOが、HまたはHOにより安定化されたα−MnOである、請求項8に記載のマグネシウムセル。
  10. 前記HSO溶液が前記金属塩を含み、前記得られたα−MnOが金属イオンにより安定化されたα−MnOであり、前記金属カチオンがK、Au、Am、Nd2+およびBa2+からなる群より選ばれた少なくとも1種である、請求項8に記載のマグネシウムセル。
  11. 前記金属カチオンがKである、請求項6に記載のマグネシウムセル。
  12. 請求項5に記載のマグネシウムセルを含む再充電可能なマグネシウム電池。
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