JP2014191848A - シフトレジスタ回路および画像表示装置 - Google Patents

シフトレジスタ回路および画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】シフトレジスタ回路を多段に接続したドライバ回路の回路規模を縮小させることを課題とする。
【解決手段】シフトレジスタ回路20は、ノード21の電位が上昇することに応じてノード22の電位を降下させるトランジスタ1と、ノード22の電位が上昇することに応じてノード21の電位を降下させるトランジスタ2とを有する。また、シフトレジスタ回路20は、CLKが入力された際にノード21の電位が上昇することに応じてOUTの出力端子から出力信号を出力させるトランジスタ3を有する。また、シフトレジスタ回路20は、CLKが入力された際にノード21の電位が上昇することに応じてOUTの出力端子から出力信号を出力させるトランジスタ4を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、シフトレジスタ回路および画像表示装置に関する。
従来、前段の回路が出力した信号を後段の回路へ伝達するシフトレジスタ回路が知られている。このようなシフトレジスタ回路は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等の表示素子を順次操作するためのドライバ回路として用いられている。
以下、図20を用いて、シフトレジスタ回路の動作について説明する。図20は、従来のシフトレジスタ回路を説明する回路図である。例えば、図20に示すシフトレジスタ回路30は、複数のトランジスタ31〜38、ノード40、41を有する。なお、図20に示す例では、トランジスタ31、37は、ゲート(ベース)およびドレイン(コレクタ)がダイオード接続されている。
このようなシフトレジスタ回路30では、前段の回路から入力された信号を次段の回路に出力しない非選択時においては、ノード40の電位がLow状態となり、ノード41の電位がHigh状態となる。また、シフトレジスタ回路30では、前段の回路から入力された信号を次段の回路に出力する選択時においては、ノード40の電位がHigh状態となり、ノード41の電位がLow状態となる。
ここで、シフトレジスタ回路30は、前段の回路から入力信号である「in」のパルスが入力されると、ダイオードとして動作するトランジスタ31を介し、パルスをノード40に入力する。このような場合には、ノード40の電位がHigh状態となり、トランジスタ35がオン状態となる結果、シフトレジスタ回路30は、クロック信号である「CLK」を出力信号である「OUT」として出力する。
また、シフトレジスタ回路30は、「in」のパルスをトランジスタ34のゲート(ベース)に入力する。このような場合には、トランジスタ34がオン状態となり、ノード41の電位が「VGL(低電位)」へと降下する。また、シフトレジスタ回路30は、クロック信号のパルスをトランジスタ38のゲートに入力する。この結果、トランジスタ38がオン状態になり、ノード41の電位が「VGL」へと降下し、トランジスタ33がオフ状態となり、ノード40の電位がHigh状態となる。
また、シフトレジスタ回路30は、次段の回路が出力した「OUT」を、トランジスタ32のゲートに入力する。すると、トランジスタ32がオン状態となるので、ノード40の電位が「VGL」へと降下する。また、シフトレジスタ回路30の動作終了後は、トランジスタ34、38がオフ状態となり、ノード41の電位がLow状態からHigh状態へと遷移し、トランジスタ33、36がオン状態となる結果、ノード40が安定してLow状態となる。
特開2003−046090号公報
しかしながら、上述したシフトレジスタ回路30では、1つの「in」に対して1つの「OUT」しか出力できないので、シフトレジスタ回路を多段に設置するドライバ回路の回路規模を増大させてしまうという問題がある。
例えば、LCDや有機ELディスプレイ等の表示素子を操作するドライバ回路にシフトレジスタ回路30を適用する場合は、シフトレジスタ回路30を走査線の数だけ設置しなければならず、回路規模が増大する結果、狭額縁化を図ることができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、シフトレジスタ回路を多段に接続したドライバ回路の回路規模を縮小させることができるシフトレジスタ回路および画像表示装置を提供することを目的とする。
本願の開示するシフトレジスタ回路および画像表示装置は、一つの態様において、ゲートが第1の導電経路に接続されて、ドレインが第2の導電経路に接続されるとともにソースが低電位端子に接続された、前記第1の導電経路の電位が上昇することに応じて前記第2の導電経路の電位を降下させる第1のトランジスタと、ゲートが前記第2の導電経路に接続されて、ドレインが前記第1の導電経路に接続されるとともにソースが低電位端子に接続された、前記第2の導電経路の電位が上昇することに応じて前記第1の導電経路の電位を降下させる第2のトランジスタと、前記第1の導電経路にゲートが接続され、ドレインに第1のクロック信号の入力端子が接続されるとともにソースに出力信号を出力する第1の出力端子が接続された、前記第1のクロック信号が入力された際に前記第1の導電経路の電位が上昇することに応じて前記第1の出力端子から出力信号を出力させる第3のトランジスタと、前記第1の導電経路にゲートが接続され、ドレインに第2のクロック信号の入力端子が接続されるとともにソースに出力信号を出力する第2の出力端子が接続された、前記第2のクロック信号が入力された際に前記第1の導電経路の電位が上昇することに応じて前記第2の出力端子から出力信号を出力させる第4のトランジスタと、を有する。
本願の開示するシフトレジスタ回路および画像表示装置の一つの態様によれば、シフトレジスタ回路を多段に接続したドライバ回路の回路規模を縮小させることができるという効果を奏する。
第1形態のシフトレジスタ回路を示す回路図である。 トランジスタの電流特性を説明するグラフである。 シフトレジスタ回路の多段構成例を示す図である。 シフトレジスタ回路に入力される信号波形を説明する図である。 シフトレジスタ回路の動作を説明する図である。 期間T0におけるシフトレジスタ回路の状態を説明する図である。 期間T1におけるシフトレジスタ回路の状態を説明する図である。 期間T2におけるシフトレジスタ回路の状態を説明する図である。 期間T3におけるシフトレジスタ回路の状態を説明する図である。 期間T4におけるシフトレジスタ回路の状態を説明する図である。 期間T5からT9におけるシフトレジスタ回路の状態を説明する図である。 期間T10におけるシフトレジスタ回路の状態を説明する図である。 期間T11からT15におけるシフトレジスタ回路の状態を説明する図である。 期間T16におけるシフトレジスタ回路の状態を説明する図である。 電圧特性がシフトしていない場合のシミュレーション結果を説明する図である。 電圧特性がシフトした場合のシミュレーション結果を説明する図である。 トランジスタの電圧特性の一例を説明する図である。 シフトレジスタ回路の適用例を説明する第1の図である。 シフトレジスタ回路の適用例を説明する第2の図である。 従来のシフトレジスタ回路を説明する回路図である。
以下に、本発明に係るシフトレジスタ回路および画像表示装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態は本発明を限定するものではない。そして、以下に例示する実施形態は、形状を矛盾させない範囲で適宜変更、組み合わせることが可能である。
[第1形態]
[シフトレジスタ回路の構造]
図1を用いて、シフトレジスタ回路の第1形態を説明する。図1は、第1形態のシフトレジスタ回路を示す回路図である。図1に示したように、シフトレジスタ回路20は、複数のトランジスタ1〜9、ノード21、ノード22を有する。また、シフトレジスタ回路20は、前段のシフトレジスタ回路が出力した信号である「in」、クロック信号である「CLK」、「CLK」、「CLK」、「CLK」および次段のシフトレジスタ回路の出力信号である「OUT」が入力される入力端子を有する。
また、シフトレジスタ回路20は、シフトレジスタ回路20の出力である「OUT」、「OUT」の出力端子を有する。すなわち、シフトレジスタ回路20は、1つの入力信号「in」に対して、2つの信号「OUT」、「OUT」を順に出力する。例えば、シフトレジスタ回路20は、画像表示装置のドライバ回路に適用される場合には、「OUT」、「OUT」の出力端子から、画像表示領域の連続する2つのゲート線に信号を順次出力する。
また、シフトレジスタ回路20は、電位が所定の閾値よりも高い値「VGH」に保たれている高電位端子と、電位が所定の閾値よりも低い値「VGL」に保たれている低電位端子とを有する。なお、以下の説明では、「VGH」の値はGND(グランド)よりも高い値とし、例えば、8(V)〜20(V)、「VGL」の値はGNDよりも低い値とし、例えば、−5(V)〜−15(V)とする。
また、各トランジスタ1〜9は、例えば、nチャンネルのMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)であるが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、各トランジスタ1〜9は、NPN型のトランジスタや、キャリアが電子であるタイプ(n型)のMIS(Metal Insulator Semiconductor)構造を採用した電界効果トランジスタ(FET:Field Effect Transistor)であってもよい。
また、各トランジスタ1〜9は、FETの一種である薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)、すなわちn−MISFETTFTであってもよい。また、PNP型のトランジスタやキャリアが正孔である(p型)のFET、又はTFT等を用いて、シフトレジスタ回路20と同等の機能を発揮する回路を構成してもよい。
ここで、各トランジスタ1〜9には、ゲート、ソース、ドレインの3つの電極が存在するが、ソースおよびドレインは、トランジスタの導電性及び相対的な電位関係によって定義される。このため、以下の説明では、各トランジスタ1〜9がnチャンネルのMOSFETであるものとし、各トランジスタ1〜9が有する端子のうち、高電位側の端子をドレイン、低電位側の端子をソースと記載する。
[接続関係]
ここで、図1に示したシフトレジスタ回路20における各トランジスタ1〜9、ノード21、ノード22の接続関係について説明する。
ノード21は、トランジスタ1、2、3、4、8、9を接続する導電経路である。詳細には、ノード21は、トランジスタ1のゲート、トランジスタ2のドレイン、トランジスタ3のゲート、トランジスタ4のゲート、トランジスタ8のドレイン、トランジスタ9のソースに接続される。
ノード22は、トランジスタ1、2、5、6、7を接続する導電経路である。詳細には、ノード22は、トランジスタ1のドレイン、トランジスタ2のゲート、トランジスタ5のソース、トランジスタ6のゲート、トランジスタ7のゲートに接続される。
トランジスタ1は、ゲートがノード21に接続され、ドレインがノード22に接続されるとともにソースが低電位端子に接続される。そして、トランジスタ1は、ノード21の電位が所定の閾値より高い場合には、オン状態となる。この結果、ノード22の電位が「VGL」へ引き下げられる。
トランジスタ2は、ゲートがノード22に接続され、ドレインがノード21に接続されるとともにソースが低電位端子に接続される。そして、トランジスタ2は、ノード22の電位が所定の閾値より高い場合には、オン状態となる。この結果、ノード21の電位が「VGL」へ引き下げられる。
トランジスタ3は、ゲートがノード21に接続され、ドレインが「CLK」の入力端子に接続されるとともにソースが「OUT」を出力する出力端子に接続される。そして、トランジスタ3は、ノード21の電位が所定の閾値より高い場合には、オン状態となる。この結果、「CLK」が「OUT」として出力される。
トランジスタ4は、ゲートがノード21に接続され、ドレインが「CLK」の入力端子に接続されるとともにソースが「OUT」を出力する出力端子に接続される。そして、トランジスタ4は、ノード21の電位が所定の閾値より高い場合には、オン状態となる。この結果、「CLK」が「OUT」として出力される。
トランジスタ5は、ゲートが「CLK」の入力端子に接続され、ドレインが「CLK」の入力端子に接続されるとともにソースがノード22に接続される。そして、トランジスタ5は、「CLK」の電位が所定の閾値より高い状態で、「CLK」の電位が所定の閾値より高くなった場合には、ノード22の電位が「VGH」へ上昇する。
トランジスタ6は、ゲートがノード22に接続され、ドレインがトランジスタ3のソースに接続されるとともにソースが低電位端子に接続される。そして、トランジスタ6は、ノード22の電位が所定の閾値より高くなった場合に、オン状態となる。この結果、トランジスタ3のソース、すなわち「OUT」の出力端子における電位が「VGL」へ引き下げられる。
トランジスタ7は、ゲートがノード22に接続され、ドレインがトランジスタ4のソースに接続されるとともにソースが低電位端子に接続される。そして、トランジスタ7は、ノード22の電位が所定の閾値より高くなった場合に、オン状態となる。この結果、トランジスタ4のソース、すなわち「OUT」の出力端子における電位が「VGL」へ引き下げられる。
トランジスタ8は、ゲートが「OUT」の出力端子に接続され、ドレインがノード21に接続されるとともにソースが低電位端子に接続される。そして、トランジスタ8は、「OUT」の電位が所定の閾値よりも高い場合には、オン状態となる。この結果、ノード21の電位が「VGL」へと引き下げられる。
トランジスタ9は、ゲートが信号「in」の入力端子に接続され、ドレインが高電位端子に接続され、ソースがノード21に接続される。そして、トランジスタ9は、信号「in」の電位が所定の閾値よりも高い場合には、オン状態となる。この結果、ノード21の電位が上昇する。
このように、シフトレジスタ回路20は、1つの入力信号「in」に対して、2つの信号「OUT」、「OUT」を順に出力することができるので、シフトレジスタ回路20を多段に接続したドライバ回路の回路規模を縮小させることができる。
ここで、各トランジスタ1〜9のドレイン、ソース間に流れる電流は、ゲート、ソース間の電位に応じて変化する。このため、各トランジスタ1〜9は、ゲートの電位が所定の閾値よりも十分に高い場合は、完全なオン状態となるが、所定の閾値よりも十分に高くない場合は、完全なオン状態とはならない。また、各トランジスタ1〜9は、ゲートの電位が所定の閾値よりも十分に低い場合は、完全なオフ状態となるが、ゲートの電位が所定の閾値よりも十分に低くない場合は、完全なオフ状態とはならない。
例えば、図2は、トランジスタの電流特性を説明するグラフである。なお、図2に示すグラフは、横軸を各トランジスタ1〜9のゲート、ソース間の電位Vg(V:Volt)とし、縦軸にドレイン、ソース間の電流Id(A:Ampere)を対数表示した。また、通常状態の各トランジスタ1〜9の電流特性を実線で示し、電圧特性がシフトした状態の各トランジスタ1〜9の電流特性を点線で示した。図2中の実線に示すように、各トランジスタ1〜9は、電位Vgが十分に低い場合には、電流Idをほぼ流さないオフ状態となる。
また、各トランジスタ1〜9は、電位Vgが十分に低くない場合には、電流Idが流れるオン(低)状態となる。また、各トランジスタ1〜9は、電位Vgが十分に高くない場合には、電流Idが十分に流れないオン(中)状態となる。また、各トランジスタ1〜9は、電位Vgが十分に高い場合には、電流Idが飽和し、完全なオン状態であるオン(高)状態となる。
したがって、「CLK」を出力するタイミングで、トランジスタ3が完全なオン状態ではない場合、「OUT」の出力電圧が低くなり動作不良を引き起こす。同様に、「CLK」を出力するタイミングで、トランジスタ4が完全なオン状態ではない場合、「OUT」の出力電圧が低くなり動作不良を引き起こす。
そこで、第1形態のシフトレジスタ回路20は、ノード21の電位が高い状態となり、「CLK」または「CLK」を出力するタイミングでは、ノード21に接続されるトランジスタ2、8および9をオフ状態とする。このため、トランジスタ3またはトランジスタ4においてブートストラップが発生し、ノード21の電位が「VGH」より高くなるので、トランジスタ3またはトランジスタ4が十分にオン状態となる。この結果、「OUT」または「OUT」の出力電圧を十分に高く維持できる。
[シフトレジスタの多段構成]
次に、シフトレジスタ回路20を多段に接続した例を説明する。図3は、シフトレジスタ回路の多段構成例を示す図である。図3に示すように、この例では、n、n+1、n+2の3つのシフトレジスタ回路を多段に構成する例で説明するが、数等はあくまで例示であり、図3に限定されるものではない。
図3に示すように、n段目からn+2段目のシフトレジスタ回路は、図1に示した回路と同様の構成であり、各回路では入力信号や出力信号が異なる。具体的には、n段目のシフトレジスタ回路は、図1に示したシフトレジスタ回路20と同様である。すなわち、n段目のシフトレジスタ回路は、「CLK」、「CLK」、「CLK」、「CLK」、「OUT」が入力されて、「OUT」、「OUT」が出力される。
n+1段目のシフトレジスタ回路は、「CLK」、「CLK」、「CLK」、「CLK」、「OUT」が入力されて、「OUT」、「OUT」が出力される。ここで、n+1段目のシフトレジスタ回路の「CLK」は、n段目のシフトレジスタ回路の「CLK」に対応し、同様に、「CLK」は、「CLK」に対応し、「CLK」は、「CLK」に対応し、「CLK」は、「CLK」に対応する。また、n+1段目のシフトレジスタ回路の「OUT」は、n段目のシフトレジスタ回路の「OUT」に対応し、同様に、「OUT」は、「OUT」に対応し、「OUT」は、「OUT」に対応する。
n+2段目のシフトレジスタ回路は、「CLK」、「CLK」、「CLK」、「CLK」、更に次段があるものと仮定すると「OUT」が入力されて、「OUT」、「OUT」が出力される。ここで、n+2段目のシフトレジスタ回路の「CLK」は、n段目のシフトレジスタ回路の「CLK」に対応し、同様に、「CLK」は、「CLK」に対応し、「CLK」は、「CLK」に対応し、「CLK」は、「CLK」に対応する。また、n+2段目のシフトレジスタ回路の「OUT」は、n段目のシフトレジスタ回路の「OUT」に対応し、同様に、「OUT」は、「OUT」に対応し、「OUT」は、「OUT」に対応する。
なお、図3は、n段、n+1段、n+2段の3段を例にして説明したが、このn段、n+1段、n+2段の繰り返しによって、より多段に構成することができる。
[シフトレジスタ回路20の入力信号]
図4は、シフトレジスタ回路に入力される信号波形を説明する図である。例えば、図4に示す例では、シフトレジスタ回路20には、「in」として、例えば「VST」(垂直走査開始信号:Vertical Start)が入力されるとともに、「CLK」、「CLK」、「CLK」、「CLK」、「CLK」が入力される。
ここで、「VST」は、シフトレジスタ回路20の前段に他のシフトレジスタ回路が存在しない場合に、「in」としてシフトレジスタ回路20に入力される信号であり、複数のシフトレジスタが信号を伝達する処理の開始を示す信号である。なお、シフトレジスタ回路20の前段に他のシフトレジスタ回路が存在する場合には、シフトレジスタ回路20の前段に存在する他のシフトレジスタ回路が出力した「OUT」が「in」としてシフトレジスタ回路20に入力される。
ここで、「CLK」は、電位が「VGH」から「VGL」まで周期的に変化するクロック信号であり、ノード22の電位を制御する信号である。この「CLK」は、図1に示すシフトレジスタでは「in」に入力されるタイミングと同期したクロック信号である。なお、「CLK」は、特許請求の範囲に記載の「第3のクロック信号」の一例である。
また、「CLK」は、電位が「VGH」から「VGL」まで周期的に変化するクロック信号であり、シフトレジスタ回路20が「OUT」を出力するタイミングを示す信号である。なお、「CLK」は、特許請求の範囲に記載の「第1のクロック信号」の一例である。
また、「CLK」は、電位が「VGH」から「VGL」まで周期的に変化するクロック信号であり、シフトレジスタ回路20が「OUT」を出力するタイミングを示す信号である。なお、「CLK」は、特許請求の範囲に記載の「第2のクロック信号」の一例である。
また、「CLK」とは、電位が「VGH」から「VGL」まで周期的に変化するクロック信号であり、「CLK」の状態に応じてノード22の電位を「High」または「Low」状態に遷移させる信号である。なお、「CLK」は、特許請求の範囲に記載の「第4のクロック信号」の一例である。
また、「CLK」とは、電位が「VGH」から「VGL」まで周期的に変化するクロック信号であり、シフトレジスタ回路20の次段の回路において、シフトレジスタ回路20の「CLK」に対応する信号である。
ここで、本実施の形態では、「CLK」の位相と「CLK」の位相とをずらしており、「CLK」の位相と「CLK」の位相とをずらしている。具体的には、「CLK」の電位が「VGH」となる場合には、「CLK」の電位は「VGL」となり、「CLK」および「CLK」の電位が「VGL」となる場合には、「CLK」の電位は「VGH」となる。また、「CLK」の位相と「CLK」の位相とは反転している。
また、「CLK」の周期は、「CLK」の周期の約半分であるものとするが、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、「CLK」の電位が「VGH」である期間が1H、「CLK」の電位が「VGL」である期間が1Hとした場合、「CLK」の電位が「VGH」である期間を2Hとし、「VGL」である期間も2Hとする。また、以下の説明では、「in」および各クロック信号が入力された際のシフトレジスタ回路20の動作について理解を容易にするため、「in」が入力された後に各クロック信号が入力されるものとするが、例えば、「in」と同時に「CLK」のパルスが入力されることとしてもよい。
[シフトレジスタ回路20の動作例]
各信号が入力された際のシフトレジスタ回路20の動作について説明する。図5は、シフトレジスタ回路の動作を説明する図である。なお、図5には、シフトレジスタ回路20に入力される「CLK」、「CLK」、「CLK」、「CLK」、「CLK」および「in」の入力波形と、ノード21〜22の電位変化及び「OUT」〜「OUT」の波形を示した。
図5では、一例として、「CLK」、「CLK」、「CLK」は、電位が「VGH」となる期間が1Hであり、順次「VGH」となるパルスである。また、「CLK」と「CLK」は、2H期間毎に「VGH」と「VGL」を繰り返す。また、「CLK」と「CLK」とは互いに反転している関係である。
また、図5では、各トランジスタ1〜9がオン(高)状態となる範囲を網かけで示し、オン(中)状態となる範囲を濃い点描で示し、オン(低)状態となる範囲を薄い点描で示す。また、各トランジスタ1〜9がオフ状態となる範囲は、白抜きで示す。また、図5中期間T0よりも前の状態では、ノード21の電位が「VGL」であり、ノード22の電位が「VGH」であるものとする。ここでは、図5中に示した各期間におけるトランジスタ1〜9の状態および各ノードの状態変化を具体的に説明する。
(期間T0)期間T0は、「in」が入力される前の非選択期間である。具体的には、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGL」となる期間である。この期間T0では、ノード21の電位が「VGL」、ノード22の電位が「VGH」であると仮定する。
ここで、期間T0におけるシフトレジスタ回路20の状態を説明する。図6は、期間T0におけるシフトレジスタ回路の状態を説明する図である。なお、図6−図14では、電位が「VGL」より高いノードを太線で表し、電位が「VGL」となるノードを細線で表すこととする。図6に示すように、期間T0では、ノード22の電位が「VGH」を維持しているものとする。また、「CLK」の電位が「VGH」であるが、ノード21の電位が「VGL」であることから、トランジスタ4はオフ状態となり、「OUT」は出力されない。また、「CLK」の電位が「VGH」であるが、「CLK」の電位が「VGL」であることから、トランジスタ5はオフ状態となり、「CLK」によるノード22への「VGH」供給は抑制される。
図5に示すように、ノード22の電位が「VGH」であることから、ノード22の電位がゲートに入力されるトランジスタ2、6、7は、オン(高)状態となる。このため、ノード21の電位は、トランジスタ2によって「VGL」へ引き下げられて、「VGL」となる。
(期間T1)期間T1は、上段のシフトレジスタ回路から出力された「OUT」が「in」に入力される、または、最上段の場合はスタートパルスが「in」に入力される期間である。また、「CLK」のパルスが「VGH」に切り替る期間であり、「CLK」のパルスが「VGH」から「VGL」に切り替る期間である。具体的には、「in」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となる期間である。
図7は、期間T1におけるシフトレジスタ回路の状態を説明する図である。図7に示すように、「in」が入力されるとノード21に「VGH」が供給されると共に「in」のパルスがトランジスタ1のゲートに印加されノード22の電位を「VGL」へ引っ張る。また、「CLK」のパルスがトランジスタ5のゲートに印加されるので、トランジスタ5はオン状態となり、「CLK」のパルスが「VGL」であることから、ノード22は「CLK」からも「VGL」へ引かれるので、ノード22は素早く「VGL」へと変化する。
具体的には、図5に示すように、「in」が「VGH」となることから、「in」がゲートに入力されるトランジスタ9がオン(高)状態となる。このため、ノード21に「VGH」が供給される。一方で、「CLK」の電位が「VGH」であることから、トランジスタ5がオン(高)状態となり、「CLK」の電位「VGL」がノード22へ提供される。また、ノード22の電位は、ノード21の電位がゲートに入力されるトランジスタ1によって、「VGL」へ徐々に引き下げられる。したがって、ノード21の電位は、GND(グランド)よりも高いHigh状態となる。このため、ノード21の電位をゲートに入力するトランジスタ1、3、4がオン(中)状態となる。
すなわち、期間T1の状態では、トランジスタ5、9がオン(高)状態となり、トランジスタ1、3、4がオン(中)状態となり、トランジスタ2、6、7、8がオフ状態となる。また、ノード21の電位は、「VGH」より低く「GND」よりも高くなり、ノード22の電位は、「VGL」となる。
(期間T2)期間T2は、「CLK」と「in」が「VGH」から「VGL」へ切り替る期間であり、また、「CLK」が「VGL」から「VGH」へ切り替る期間である。具体的には、「in」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となる期間である。
図8は、期間T2におけるシフトレジスタ回路の状態を説明する図である。図8に示すように、トランジスタ3が「CLK」を「OUT」へ出力する時に、ゲート・ドレイン間容量によりブートストラップ効果により、ノード21の電位が「VGH」よりも高い電位に持ち上げられる。これにより、「CLK」は電圧降下することなく「OUT」へ出力される。また、ノード21の電位がトランジスタ1のゲートにも印加されるので、ノード22が安定的に「VGL」に保たれる。
具体的には、図5に示すように、「in」の電位が「VGL」となることから、トランジスタ9がオフ状態となるが、ノード21は、トランジスタ8がオフ状態であることから、「VGL」へ引っ張られないので、「VGH」の電位を維持する。この状態で、「CLK」の電位が「VGL」から「VGH」へ切り替わると、トランジスタ3のドレインからソースへと「CLK」のパルスの電圧が印加され、ブートストラップ効果が発生し、ノード21の電位がカップリングにより上昇する。すると、トランジスタ1がオン(高)状態となるので、ノード22の電位がより「VGL」へ引き下げられる。また、「CLK」の電位が「VGL」であることから、トランジスタ5はオフ状態となる。したがって、トランジスタ2、6、7はオフ状態を維持する。
これらの結果、ノード21の電位が「VGH」に対して1.3〜1.5倍程度に上昇し、トランジスタ1がオン(高)状態となり、ノード22の電位が完全な「VGL」を維持する。また、ノード21の電圧が上昇すると、トランジスタ3がオン(高)状態となるので、「CLK」のパルスが減衰することなく「OUT」として出力される。このため、シフトレジスタ回路20は、出力信号の電位の降下を防ぐことができる。なお、このとき、ノード21の電位をゲートに入力するトランジスタ4もオン(高)状態となる。
すなわち、期間T2の状態では、トランジスタ1、3、4がオン(高)状態となり、その他のトランジスタがオフ状態となる。また、ノード21の電位がブートストラップにより「VGH」以上となり、ノード22の電位は、完全な「VGL」となる。
(期間T3)期間T3は、「CLK」が「VGH」から「VGL」へ切り替る期間であり、また、「CLK」が「VGL」から「VGH」へ切り替る期間であり、また「CLK」が「VGL」から「VGH」に切り替る期間であり、「CLK」が「VGH」から「VGL」に切り替る期間である。具体的には、「in」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGL」となる期間である。
図9は、期間T3におけるシフトレジスタ回路の状態を説明する図である。図9に示すように、「CLK」が「VGH」から「VGL」へと切り替るので、「OUT」の電位は、「CLK」により「VGH」から「VGL」へと引き下げられる。この時、ノード21は、期間T1の場合と逆に働き、「VGH」よりも低いブートストラップ前の電位まで低下する。そして、ノード21は、次に「CLK」の電位が「VGL」から「VGH」となる時に、トランジスタ4のブートストラップ効果により、「VGH」よりも高い電位まで持ち上げられる。これにより、「CLK」は、電圧降下することなく「OUT」へ出力されると共に、次段の「in」として出力される。
具体的には、図5に示すように、ノード21は、期間T2から一旦「CLK」の電位が「VGL」となることから、ブートストラップ効果以前の状態に戻り、トランジスタ8がオフ状態であることから、「VGL」へ引き下げられないので、期間T2から引き続き「VGH」付近の電位を維持する。この状態で、「CLK」の電位が「VGL」から「VGH」へ切り替わると、トランジスタ4のドレインからソースへと「CLK」のパルスの電圧が印加され、ブートストラップ効果が発生し、ノード21の電位がカップリングにより上昇する。すると、トランジスタ1がオン(高)状態となるので、ノード22の電位が「VGL」に引き続き安定して保持される。また、「CLK」の電位が「VGL」であることから、トランジスタ5はオフ状態となる。したがって、トランジスタ2、6、7はオフ状態を維持する。
これらの結果、ノード21の電位が「VGH」に対して1.3〜1.5倍程度に上昇し、トランジスタ1がオン(高)状態となり、ノード22の電位が完全な「VGL」を維持する。また、ノード21の電圧が上昇すると、トランジスタ4がオン(高)状態となるので、「CLK」のパルスが減衰することなく「OUT」として出力される。このため、シフトレジスタ回路20は、出力信号の電位の降下を防ぐことができる。なお、このとき、ノード21の電位をゲートに入力するトランジスタ3もオン(高)状態となる。
すなわち、期間T3の状態では、トランジスタ1、3、4がオン(高)状態となり、その他のトランジスタがオフ状態となる。また、ノード21の電位がブートストラップにより「VGH」以上となり、ノード22の電位は、完全な「VGL」となる。
(期間T4)期間T4は、「CLK」が「VGH」から「VGL」へ切り替る期間であり、また、「CLK」が「VGL」から「VGH」へ切り替る期間である。また、次段の「OUT」が「VGH」となる期間である。具体的には、「in」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGL」となる期間である。
図10は、期間T4におけるシフトレジスタ回路の状態を説明する図である。図10に示すように、まず、「CLK」が「VGH」から「VGL」に切り替るので、「OUT」は「VGH」から「VGL」へ「CLK」により引き下げられる。次に、下段のシフトレジスタ回路から入力される「OUT」が「VGL」から「VGH」となることから、トランジスタ8のゲートがオン状態となり、ノード21の電位が「VGH」から「VGL」へ引き下げられ、トランジスタ1と3と4がオフ状態となる。また、「CLK」が「VGH」となることから、トランジスタ5がオン状態となり、「CLK」の電位「VGH」がノード22に入力される。これにより、トランジスタ2と6と7がオン状態となる。この結果、ノード21と「OUT」と「OUT」が、それぞれ「VGL」に引き下げられるので、安定的な非選択期間へと移行する。
具体的には、図5に示すように、「CLK」の電位が「VGH」となることから、トランジスタ5がオン(高)状態となる。このため、「CLK」の電位「VGH」がノード22に供給され、ノード22の電位が「VGH」となる。また、「OUT」の電位が「VGH」となることから、トランジスタ8がオン(高)状態となり、ノード21が「VGL」へ引っ張られる。このため、ノード21の電位がゲートに入力されるトランジスタ1がオフ状態となる。したがって、ノード22は、トランジスタ1を介して「VGL」へ引っ張られることがないので、「CLK」の電位「VGH」を維持する。そして、ノード22の電位が「VGH」となることから、トランジスタ2、6、7がオン(高)状態となる。
また、トランジスタ2がオン(高)状態となることから、ノード21の電位は、トランジスタ2を介して、「VGL」へ引き下げられる。このため、ノード21の電位がゲートに入力されるトランジスタ3および4もオフ状態となる。さらに、ノード22の電位が「VGH」となることから、トランジスタ6および7がオン(高)状態となり、それぞれ「OUT」および「OUT」の電位を「VGL」へ引き下げる。これらの結果、安定的な非選択期間へと移行する。
すなわち、期間T4では、トランジスタ2、5、6、7、8がオン(高)状態となり、その他のトランジスタがオフ状態となる。また、ノード21の電位が「VGL」へと遷移し、ノード22の電位が「VGH」へと遷移する。
(期間T5〜T9)期間T5からT9は、シフトレジスタ回路20内の変化がなく安定した期間である。図11は、期間T5からT9におけるシフトレジスタ回路の状態を説明する図である。図11に示すように、「CLK」から「CLK」が変化するもののシフトレジスタ回路20内の変化はなく、安定してノード22が「VGH」状態、ノード21が「VGL」状態を維持する。
具体的には、期間T5では、「in」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となる期間である。また、「OUT」から「OUT」のうち「OUT」が「VGH」となる期間である。また、ノード21の電位が「VGL」を維持し、ノード22の電位が「VGH」を維持する。したがって、トランジスタ2、6、7がオン(高)状態となり、その他のトランジスタがオフ状態となる。
期間T6では、「in」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となる期間である。また、「OUT」から「OUT」のうち「OUT」が「VGH」となる期間である。また、ノード21の電位が「VGL」を維持し、ノード22の電位が「VGH」を維持する。したがって、トランジスタ2、6、7がオン(高)状態となり、その他のトランジスタがオフ状態となる。
期間T7では、「in」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGL」となる期間である。また、「OUT」から「OUT」のうち「OUT」が「VGH」となる期間である。また、ノード21の電位が「VGL」を維持し、ノード22の電位が「VGH」を維持する。したがって、トランジスタ2、6、7がオン(高)状態となり、その他のトランジスタがオフ状態となる。また、「CLK」の電位が「VGH」、「CLK」の電位が「VGH」であることから、トランジスタ5がオン(高)状態となり、ノード22に「VGH」が供給される。
期間T8では、「in」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGL」となる期間である。また、「OUT」から「OUT」のいずれの電位も「VGL」となる期間である。また、ノード21の電位が「VGL」を維持し、ノード22の電位が「VGH」を維持する。したがって、トランジスタ2、6、7がオン(高)状態となり、その他のトランジスタがオフ状態となる。
期間T9では、「in」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となる期間である。また、「OUT」から「OUT」のいずれの電位も「VGL」となる期間である。また、ノード21の電位が「VGL」を維持し、ノード22の電位が「VGH」を維持する。したがって、トランジスタ2、6、7がオン(高)状態となり、その他のトランジスタがオフ状態となる。
(期間T10)期間T10は、「CLK」が「VGH」、「CLK」が「VGL」となる期間である。具体的には、「in」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となる期間である。
図12は、期間T10におけるシフトレジスタ回路の状態を説明する図である。図12に示すように、「CLK」が「VGH」になることから、トランジスタ5がオン状態となり、「CLK」が「VGL」となることから、ノード22は「VGH」から「VGL」となる。このため、トランジスタ2、6、7はオフ状態となる。しかしながら、このノード22が「VGL」となる期間は、非常に短いサイクルを繰り返し、特に問題となるほどの長い時間ではないので、安定してノード21は「VGL」を保持することができる。
具体的には、図5に示すように、「CLK」の電位が「VGH」であることから、トランジスタ5がオン(高)状態となる。このとき、「CLK」の電位が「VGL」であることから、ノード22へは、トランジスタ5を介して「VGL」に引き下げられる。一方で、他の「CLK」や各「OUT」の電位が「VGL」であることから、ノード21は、「VGH」が供給されずに、引き続き「VGL」の電位を維持する。これらの結果、ノード22の電位は、「VGH」から「VGL」へ引き下げられる。また、ノード22の電位が「VGL」となることから、ノード22の電位をゲートに入力するトランジスタ2、6、7がオフ状態となる。
すなわち、期間T10では、トランジスタ5がオン(高)状態となり、その他のトランジスタがオフ状態となる。また、ノード21の電位が「VGL」を維持し、ノード22の電位が「VGH」から「VGL」へと遷移する。
(期間T11〜T15)期間T11からT15は、シフトレジスタ回路20内の変化がなく安定した期間である。図13は、期間T11からT15におけるシフトレジスタ回路の状態を説明する図である。図13に示すように、「CLK」から「CLK」が変化するもののシフトレジスタ回路20内の変化はなく、ノード21およびノード22が安定して「VGL」状態を維持する。
具体的には、期間T11では、「in」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGL」となる期間である。また、「OUT」から「OUT」のいずれの電位も「VGL」となる期間である。また、ノード21の電位が「VGL」を維持し、ノード22の電位が「VGL」を維持する。したがって、各トランジスタがオフ状態となる。
期間T12では、「in」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGL」となる期間である。また、「OUT」から「OUT」のいずれの電位も「VGL」となる期間である。また、ノード21の電位が「VGL」を維持し、ノード22の電位が「VGL」を維持する。したがって、各トランジスタがオフ状態となる。
期間T13では、「in」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となる期間である。また、「OUT」から「OUT」のいずれの電位も「VGL」となる期間である。また、ノード21の電位が「VGL」を維持し、ノード22の電位が「VGL」を維持する。したがって、トランジスタ5のみがオン(高)状態となり、その他のトランジスタがオフ状態となる。
期間T14では、「in」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となる期間である。また、「OUT」から「OUT」のいずれの電位も「VGL」となる期間である。また、ノード21の電位が「VGL」を維持し、ノード22の電位が「VGL」を維持する。したがって、各トランジスタがオフ状態となる。
期間T15では、「in」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGL」となる期間である。また、「OUT」から「OUT」のいずれの電位も「VGL」となる期間である。また、ノード21の電位が「VGL」を維持し、ノード22の電位が「VGL」を維持する。したがって、各トランジスタがオフ状態となる。
(期間T16)期間T16は、「CLK」が「VGH」、「CLK」が「VGH」となる期間である。具体的には、「in」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGL」となる期間である。
図14は、期間T16におけるシフトレジスタ回路の状態を説明する図である。図14に示すように、「CLK」が「VGH」となることから、トランジスタ5がオン状態となり、「CLK」も「VGH」であることから、ノード22の電位は「VGL」から「VGH」となる。このため、トランジスタ2、6、7は再びオン状態となる。よって、ノード21と「OUT」と「OUT」が「VGL」へ引っ張られる。
具体的には、図5に示すように、「CLK」の電位が「VGH」となることから、トランジスタ5がオン(高)状態となる。このため、「CLK」の電位「VGH」がノード22に供給され、ノード22の電位が「VGH」となる。また、ノード22の電位がゲートに入力されるトランジスタ2、6、7の各々はオン(高)状態となる。なお、「in」の電位が「VGL」であることから、ノード21へは「VGH」が供給されない。このため、ノード21の電位は「VGL」を維持する。したがって、ノード21の電位がゲートに入力されるトランジスタ1、3、4の各々はオフ状態を維持する。
すなわち、期間T16では、トランジスタ2、5、6、7がオン(高)状態となり、その他のトランジスタがオフ状態となる。また、ノード21の電位が「VGL」を維持し、ノード22の電位が「VGH」へと遷移する。
(期間T17から期間T20以降)期間T17から期間T20以降は、選択期間になるまで、「CLK」が「VGH」になった時の「CLK」の電位を、ノード22へ供給することを繰り返す。
例えば、期間T17では、「in」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となる期間である。このため、期間T16ではオン(高)状態であったトランジスタ5がオフ状態となる。
期間T18では、「in」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となる期間である。このため、各トランジスタおよびノードは、期間T17と同様の状態を維持する。
期間T19では、「in」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGL」となり、「CLK」の電位が「VGH」となり、「CLK」の電位が「VGL」となる期間である。このため、再びノード22に「VGH」が供給されるため、各ノードは、期間T16と同様の状態を維持する。
[シフトレジスタ回路20の効果]
上述したように、シフトレジスタ回路20は、9つと少ないトランジスタしか有していないにも関らず、1つの「in」に対して2つの「OUT」と「OUT」を出力することができ、多段構成の場合に、回路規模の増大を抑制することができる。
また、シフトレジスタ回路20は、ノード21の電位が上昇することに応じて、ノード22の電位を降下させるトランジスタ1と、ノード22の電位が上昇することに応じて、ノード21の電位を降下させるトランジスタ2とを有する。また、シフトレジスタ回路20は、ノード21の電位が上昇することに応じて、「OUT」を出力する際に、ブートストラップ効果によりノード21の電位を上昇させるトランジスタ3を有する。また、シフトレジスタ回路20は、ノード21の電位が上昇することに応じて、「OUT」を出力する際に、ブートストラップ効果によりノード21の電位を上昇させるトランジスタ4を有する。このため、シフトレジスタ回路20は、「OUT」および「OUT」の電位の降下を防ぐことができる。
また、シフトレジスタ回路20は、「CLK」および「CLK」が「VGH」の場合に、ノード22の電位を「VGH」に上昇させ、「CLK」が「VGH」および「CLK」が「VGL」の場合に、ノード22の電位を「VGL」に降下させるトランジスタ5を有する。このため、シフトレジスタ回路20は、選択期間においてノード22の電位を素早く「VGL」へ降下させることができる。
また、シフトレジスタ回路20は、ノード22の電位に応じて「OUT」の電位を「VGL」へ降下させるトランジスタ6と、ノード22の電位に応じて「OUT」の電位を「VGL」へ降下させるトランジスタ7とを有する。このため、シフトレジスタ回路20は、非選択時に誤った「OUT」または「OUT」の出力を防止することができる。
また、シフトレジスタ回路20は、次段の「OUT」の電位に応じてノード21の電位を降下させるトランジスタ8を有する。このため、シフトレジスタ回路20は、非選択時にノード21を素早く「VGL」へ降下させることができる。
また、シフトレジスタ回路20は、「in」の入力に応じてノード21に「VGH」を供給するトランジスタ9を有する。このため、シフトレジスタ回路20は、選択期間がはじまると、ノード21を素早く「VGH」に遷移させることができる。
また、シフトレジスタ回路20は、「CLK」および「CLK」が「VGH」の場合に、ノード22の電位を「VGH」に上昇させ、「CLK」が「VGH」および「CLK」が「VGL」の場合に、ノード22の電位を「VGL」に降下させるトランジスタ5を有する。このため、シフトレジスタ回路20は、非選択期間においてノード22の電位を「VGH」に維持せずに、「VGH」と「VGL」に交互に遷移させることができるので、電圧シフトを抑制できる。
[電圧特性のシフトについて]
ここで、トランジスタの電圧特性がシフトした際に、誤動作や動作不良が発生する例について説明する。各トランジスタ1〜9のゲートに高い電圧が継続して印加された場合や、各トランジスタ1〜9が長期間使用された場合には、図2中の実線で示す電流特性が矢印方向にシフトし、図2中の点線で示す電流特性へと変化する。この結果、各トランジスタ1〜9において、ゲート電圧に対して流れる電流量が減少するので、各トランジスタ1〜9が完全なオフ状態やオン状態にならず、動作不良を引き起こす場合がある。
例えば、図20に示す従来のシフトレジスタ回路30は、非選択時においてノード41の電位を「VGH」状態に保持し、トランジスタ33をオン(高)状態に保持する。しかし、トランジスタ33を継続してオン(高)状態に保持すると、トランジスタ33の電圧特性がシフトしてしまい、ノード41の電位ではトランジスタ33をオン(高)に保持することができなくなる場合がある。この結果、シフトレジスタ回路30は、ノード40の電位を「VGL」状態に保持できなくなり、トランジスタ35がオン状態となる結果、誤ったタイミングで「OUT」を出力してしまう。
一方、本発明のシフトレジスタ回路20は、非選択時において、ノード21の電位を降下させるノード22の電位を、周期的に「VGH」と「VGL」とに遷移させることができる。このため、シフトレジスタ回路20は、ノード21の電位を降下させるトランジスタ2や、各OUTの電位を降下させるトランジスタ6および7を継続してオン(高)にすることが無いので、トランジスタ2、6、7の電圧特性がシフトするのを防ぐことができる。この結果、シフトレジスタ回路20は、非選択時においてノード21の電位を安定して「VGL」に保持し、誤動作や転送不良の発生を防ぐことができる。
具体的には、図15を用いて、図20に例示したシフトレジスタ回路30のトランジスタ33が正常に動作する場合、すなわち、電圧特性がシフトしていない際のシフトレジスタ回路30の動作について説明する。
図15は、電圧特性がシフトしていない場合のシミュレーション結果を説明する図である。なお、図15に示す例では、横軸方向を時間(マイクロ秒)とし、縦軸方向に「OUT」、ノード40、ノード41、「in」の電位(ボルト)をプロットした。例えば、図15に示す例では、トランジスタ33には電圧特性のシフトが発生していないので、シフトレジスタ回路30は、「in」のパルスが入力されると、ノード40の電圧を上昇させ、ノード41の電位を下降させ、「OUT」のパルスを出力する。その後、シフトレジスタ回路30は、非選択状態に移行し、ノード41の電位を「High」状態に保持するとともに、ノード40の電位を「Low」状態にする。
一方、図16は、電圧特性がシフトした場合のシミュレーション結果を説明する図である。なお、図16に示す例では、トランジスタ33の電圧特性がシフトした際のシミュレーション結果を記載した。なお、図16に示す例では、横軸方向を時間(マイクロ秒)とし、縦軸方向に「OUT」、ノード40、ノード41、「in」の電位(ボルト)をプロットした。
例えば、図16に示す例では、図15と同様、「in」のパルスが入力されている。しかしながら、図16に示す例では、「in」のパルス入力により、ノード40の電位が若干上昇するものの、トランジスタ33の電圧特性がシフトしており、完全なオフ状態にすることができないため、ノード41の電位が「High」状態にとどまってしまい、ノード40の電位を上昇させることができず、「OUT」を出力することができなくなり、誤動作を生じさせてしまう。
そこで、シフトレジスタ回路20は、非選択状態において、トランジスタ2とトランジスタ6とトランジスタ7とを一定期間交互にオン(高)とオフ状態にするので、トランジスタ2、6、7の電圧特性がシフトすることを防止できる。
次に、図17を用いて、ノード22の電位を制御することで、トランジスタ2、6、7の電圧特性のシフトを防止できる点について説明する。ここで、図17は、トランジスタの電圧特性の一例を説明する図である。なお、図17には、横軸方向をトランジスタの動作時間とし、縦軸方向にトランジスタの電圧特性のシフト量、すなわち、ドレイン、ソース間に所定の量の電流を流すためにゲートに印加するVth電圧の変化量をプロットした。
詳細には、図17に示す例では、「VGH」を連続してゲートに印加したトランジスタの電圧特性のシフト量を三角印でプロットし、「VGH」と「VGL」とをデューティー比が50パーセントとなるようにゲートに印加したトランジスタの電圧特性のシフト量を四角印でプロットした。
図17に示すように、「VGH」を連続してゲートに印加しつづけた場合には、動作時間が10時間を経過したあたりで、電圧特性のシフト量が8ボルトほどとなり、20時間を経過したあたりで、電圧特性のシフト量が9ボルトほどとなった。また、「VGH」を連続してゲートに印加しつづけた場合には、動作時間が85時間を経過したあたりで、電圧特性のシフト量が8ボルト弱ほどとなった。
一方、「VGH」と「VGL」とをデューティー比が50パーセントとなるようにゲートに印加した場合には、動作時間が20時間を経過しても電圧特性のシフト量が1ボルト程度にとどまり、動作時間が85時間を経過しても、電圧特性のシフト量が1ボルト程度に収まった。
このように、1つのトランジスタに連続して「VGH」を印加した場合には、トランジスタの電圧特性のシフト量が大きく変化してしまう。例えば、トランジスタ2、6、7が継続してオン状態を維持することで、電圧特性がシフトした場合には、シフトレジスタ回路20は、転送不良を生じさせてしまう。
一方、シフトレジスタ回路20は、上述したように、非選択時において、トランジスタ2、6、7を継続してオン状態にしない回路構成となっている。このため、シフトレジスタ回路20は、トランジスタ2、6、7の電圧特性がシフトすることがなくなり、各「OUT」を出力してしまうような誤動作を防止することができる。
[適用範囲]
例えば、上記の実施形態で例示したシフトレジスタ回路20は、液晶パネルや有機ELパネルを用いた画像表示装置を動作させるドライバ回路に好適に適用される。また、シフトレジスタ回路20は、上述したドライバ回路以外の回路にも適用することができる。また、シフトレジスタ回路20は、複数のトランジスタと、各素子を順次駆動するためのドライバ回路とを有するセンサ装置、発光素子アレイ、サーマルヘッド等、任意の装置に適用することができる。
(液晶パネルへの適用)
以下の説明では、シフトレジスタ回路20の適用例として、液晶パネルを用いた画像表示装置を動作させるドライバ回路にシフトレジスタ回路20を適用する例について説明する。
図18は、シフトレジスタ回路の適用例を説明する第1の図である。図18に示す例では、画像表示装置50は、制御回路51とパネル52とを有する。なお、画像表示装置50は、バックライト等の光源装置、カラーフィルタ基板、偏光方向が互いに異なる偏光板等を有するが、図18では、理解を容易にするため、それらの記載を省略した。
制御回路51は、例えば、パネル52に配置されるFPC(Flexible Printed Circuits)上に設けられたり、または、パネル52の外部回路基板上に設けられており、パネル52を駆動させるための制御信号を駆動回路55に出力する。なお、図18では、FPC、または外部回路基板についての図示を省略した。
また、パネル52には、液晶パネルが用いられており、一対の基板から構成されている。例えば、パネル52は、アクティブエリア57に薄膜トランジスタが形成されたアレイ基板とアレイ基板に対向するカラーフィルタ基板とからなる一対のガラス基板で構成されている。また、アクティブエリア57のアレイ基板の周辺には、周辺部54が形成されている。周辺部54には、駆動回路55および走査線駆動回路56が設けられており、走査線駆動回路56はアレイ基板のガラス上に形成されている。また、駆動回路55と走査線駆動回路56とは走査線制御線53で接続されている。
駆動回路55は、駆動用の半導体素子からなり、アクティブエリア上に延在されたデータ線に画像信号を出力する信号線駆動回路、走査線制御回路および対向電位駆動回路等で構成されている。なお、駆動回路55は、アクティブエリア57の周辺部54にCOG(Chip On Glass)方式で実装されている。
また、パネル52の周辺部54に設けられた走査線駆動回路56には、第1形態において説明したシフトレジスタ回路20と同じ機能を発揮する複数の回路が適用されている。具体的には、走査線駆動回路56には、シフトレジスタ回路20と同様の機能を発揮するシフトレジスタ部25、25a、25bが多段に接続されている。
なお、シフトレジスタ回路25〜25bは、パネル52のアレイ基板上に一体的に形成された走査線駆動回路56上に形成されている。また、走査線駆動回路56は、シフトレジスタ部25〜25b以外にも、複数のシフトレジスタ回路を有するが、図18では、理解を容易にするため、記載を省略した。また、図18に示す例では、理解を容易にするため、「CLK」〜「CLK」等の入力線等については、記載を省略した。
駆動回路55は、走査線制御線53で走査線駆動回路56と接続されており、走査線制御線53を介して初段のシフトレジスタ回路25に制御信号を出力する。
アクティブエリア57は、マトリックス状に配置した画素58を複数有する。詳細には、アクティブエリア57には、複数のデータ線が列方向に延在され、複数の走査線が行方向に延在されている。そして、アクティブエリア57には、データ線と走査線との交差に対応して、それぞれ画素58が形成されている。
ここで、画素58は、アクティブ素子として動作する薄膜トランジスタ59と、画素電極60とを有する。画像表示装置50は、アレイ基板に設けられた画素電極60とカラーフィルタ基板に設けられた共通電極(図示せず)との間に印加された電圧によって液晶分子を制御して画像表示する。ここでは、パネル52は、アレイ基板に画素電極60が設けられ、カラーフィルタ基板に共通電極が設けられた縦電界方式で説明しているが、これに限らず、例えば、アレイ基板の画素58内に画素電極60および共通電極が設けられた横電界方式であってもよい。
走査線駆動回路56は、第1形態に係るシフトレジスタ回路20と同様のシフトレジスタ回路25〜25bを多段に接続した回路により構成される。ここで、走査線駆動回路56は、上述したシフトレジスタ回路20の動作により「OUT」および「OUT」をアクティブエリア57上に延在する走査線に順次入力する。
また、シフトレジスタ回路25が出力する「OUT」は、シフトレジスタ回路25aに「in」として入力されている。走査線駆動回路56は、シフトレジスタ回路25aが出力する「OUT」および「OUT」をアクティブエリア57上に延在する走査線に順次入力する。このように、多段に設置されたシフトレジスタ回路25〜25bが信号を順次シフトさせ、2つの信号を順次出力する。このため、走査線駆動回路56は、駆動回路55から走査線制御線53を介して、制御信号が入力された場合には、アクティブエリア57上の各走査線に対して上方向から順に電圧を印加する。
例えば、走査線駆動回路56は、制御信号を受信すると、シフトレジスタ回路25の動作により、「OUT」を1段目の走査線に出力し、次に「OUT」を2段目の走査線に出力する。次に、走査線駆動回路56は、シフトレジスタ回路25aの動作により、「OUT」を3段目の走査線に出力し、次に「OUT」を4段目の走査線に出力する。この結果、走査線駆動回路56は、アクティブエリア57上の各走査線に対して、順番に電圧を印加する。
ここで、従来のシフトレジスタ回路を用いて、走査線駆動回路56を構成する場合には、アクティブエリア57上に延設された走査線と同数のシフトレジスタ回路を多段に接続し、各シフトレジスタ回路から各走査線上に信号を出力する。しかしながら、シフトレジスタ回路25を用いて、走査線駆動回路56を構成した場合には、1つのシフトレジスタ回路25から2つの走査線に対して信号を出力することができるので、走査線駆動回路56の回路規模を減少させ、画像表示装置50の狭額縁化を実現することができる。
また、シフトレジスタ回路25は、ブートストラップ効果により、出力する信号の電位を下げることなく出力することができるので、走査線駆動回路56が各走査線に印加する電圧の低下を防ぐことができる。この結果、画像表示装置50は、アクティブエリア57の大型化や画素58の細密化により走査線の数が増加した場合にも、各画素58に印加する電圧の低下を防ぐことができるので、正常に動作することができる。
薄膜トランジスタ59は、画素58が形成された位置に応じたデータ線とソースとが接続され、画素58が形成された位置に応じた走査線とゲートとが接続されている。そして、走査線駆動回路56から対応する走査線に電圧が印加されるとともに、駆動回路55から対応するデータ線に電圧が印加された場合に、データ線に印加された電圧が薄膜トランジスタ59を介して画素電極60に印加される。
なお、図18では、液晶パネルを用いた画像表示装置50にシフトレジスタ回路20を適用する例について説明した。しかしながら、実施の形態はこれに限定されるものではない。例えば、有機ELパネルを用いた画像表示装置にシフトレジスタ回路20を適用してもよい。例えば、図19は、シフトレジスタ回路20の適用例を説明する第2の図である。
(有機ELへの適用)
図19に示す例では、シフトレジスタ回路25を有する走査線駆動回路56を有し、有機ELパネルを用いた画像表示装置70について記載した。なお、シフトレジスタ回路25は、図1に示したシフトレジスタ回路20と同様の機能を有する。また、図19に示す例では、理解を容易にするため、シフトレジスタ回路25を有する走査線駆動回路56を記載したが、走査線駆動回路56は、シフトレジスタ回路20と同様の回路を複数有するものとする。具体的には、走査線駆動回路56は、アクティブエリア57上に延設する走査線の数の半分の数だけシフトレジスタ回路20と同様の回路を多段に接続することで構成すればよい。なお、上述の液晶パネルを用いた画像表示装置50と同様に、シフトレジスタ回路25は、パネル52のアレイ基板上の周辺部に一体的に形成されている。
図19に示す例では、画素58は、アノードが定電位供給回路71と電気的に接続された発光素子80と、発光素子80のカソードに一方の電極が接続されたトランジスタ81とを有する。また、画素58は、n型の薄膜トランジスタによって形成され、ドレインがトランジスタ82のドレインに接続され、ソースが電源供給回路72と電気的に接続されたドライバ素子83とを有する。また、画素58は、ドライバ素子83を形成する薄膜トランジスタのゲート・ドレイン間の導通状態を制御するトランジスタ82と静電容量84とを有する。
また、図19に示す例では、各画素58内に備わる発光素子80のアノードに対して一定のオン電位を供給する定電位供給回路71と、制御線を介して、画素58内に備わるトランジスタ81の駆動を制御する駆動制御回路73と、ドライバ素子83のソースにオン電位または0電位を供給する電源供給回路72とを有する。
発光素子80は、電流注入によって発光する機構を有し、例えば有機EL素子によって形成される。有機EL素子は、Al、Cu、ITO(Indium Tin Oxide)等によって形成されたアノード層およびカソード層と、アノード層とカソード層との間にフタルシアニン、トリスアルミニウム錯体、ベンゾキノリノラト、ベリリウム錯体等の有機系の材料によって形成された発光層とを少なくとも備えた構造を有し、発光層に注入された正孔と電子とが発光再結合することによって光を生じる機能を有する。
トランジスタ81は、発光素子80とドライバ素子83との間の導通を制御する機能を有し、本実施形態1では、n型の薄膜トランジスタによって形成される。すなわち、薄膜トランジスタのドレインとソースとがそれぞれ発光素子80、ドライバ素子83に接続される一方で、ゲートが駆動制御回路73と電気的に接続された構成を有し、駆動制御回路73から供給される電位に基づいて、発光素子80とドライバ素子83との間の導通状態を制御している。
ドライバ素子83は、発光素子80に流れる電流を制御するための機能を有する。具体的には、ドライバ素子83は、閾値以上の電位差に応じて発光素子80に流れる電流を制御する機能を有する。本実施形態1では、ドライバ素子83は、n型の薄膜トランジスタによって形成され、ゲートとソースとの間に印加される電位差に応じて発光素子80の発光輝度を制御している。
このような画素58においては、駆動回路55が信号線に印加した電圧により静電容量84に電荷が蓄積される。そして、駆動制御回路73がトランジスタ81のゲートに電圧を印加している間、静電容量84に蓄積した電荷に応じた電流が発光素子80に流れ、発光素子80が発光する。
このように、各画素58が発光素子80を有する場合であっても、走査線駆動回路56は、シフトレジスタ回路25が、2つの走査線に各画素の出力信号を出力する。このため、画像表示装置70は、画素58が有機ELパネルを有する場合にも、走査線駆動回路56の回路規模を減少させ、狭額縁化を図ることができる。また、シフトレジスタ回路25は、走査線上に出力する信号の電位の低下を防ぐので、アクティブエリア57上の画素数に係わらず、画像表示装置70を正常に動作させることができる。
1〜9 トランジスタ
20、25、25a、25b シフトレジスタ回路
21、22 ノード

Claims (7)

  1. ゲートが第1の導電経路に接続されて、ドレインが第2の導電経路に接続されるとともにソースが低電位端子に接続された、前記第1の導電経路の電位が上昇することに応じて前記第2の導電経路の電位を降下させる第1のトランジスタと、
    ゲートが前記第2の導電経路に接続されて、ドレインが前記第1の導電経路に接続されるとともにソースが低電位端子に接続された、前記第2の導電経路の電位が上昇することに応じて前記第1の導電経路の電位を降下させる第2のトランジスタと、
    前記第1の導電経路にゲートが接続され、ドレインに第1のクロック信号の入力端子が接続されるとともにソースに出力信号を出力する第1の出力端子が接続された、前記第1のクロック信号が入力された際に前記第1の導電経路の電位が上昇することに応じて前記第1の出力端子から出力信号を出力させる第3のトランジスタと、
    前記第1の導電経路にゲートが接続され、ドレインに第2のクロック信号の入力端子が接続されるとともにソースに出力信号を出力する第2の出力端子が接続された、前記第2のクロック信号が入力された際に前記第1の導電経路の電位が上昇することに応じて前記第2の出力端子から出力信号を出力させる第4のトランジスタと
    を有することを特徴とするシフトレジスタ回路。
  2. ゲートが第3のクロック信号の入力端子に接続され、ドレインが第4のクロック信号の入力端子に接続されるとともにソースが前記第2の導電経路に接続された、前記第3のクロック信号および前記第4のクロック信号が入力された際に、前記第2の導電経路の電位を上昇させる第5のトランジスタをさらに有することを特徴とする請求項1に記載のシフトレジスタ回路。
  3. ゲートが前記第2の導電経路に接続され、ドレインが前記第1の出力端子に接続されるとともにソースが低電位端子に接続された、前記第2の導電経路の電位が上昇することに応じて前記第1の出力端子の電位を降下させる第6のトランジスタと、
    ゲートが前記第2の導電経路に接続され、ドレインが前記第2の出力端子に接続されるとともにソースが低電位端子に接続された、前記第2の導電経路の電位が上昇することに応じて前記第2の出力端子の電位を降下させる第7のトランジスタとをさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載のシフトレジスタ回路。
  4. ゲートが次段のシフトレジスタ回路が前記第1の出力信号に対応する信号を出力する出力端子に接続され、ドレインが前記第1の導電経路に接続されるとともにソースが低電位端子に接続された、前記第1の出力信号に対応する信号の出力に応じて前記第1の導電経路の電位を降下させる第8のトランジスタを有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載のシフトレジスタ回路。
  5. ゲートが入力信号の入力端子に接続されて、ドレインが高電位端子に接続されるとともにソースが前記第1の導電経路に接続された、前記入力信号の入力に応じて前記第1の導電経路の電位を上昇させる第9のトランジスタを有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載のシフトレジスタ回路。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載のシフトレジスタ回路を有するドライバ回路と、
    前記ドライバ回路が出力する信号に従って発光する発光素子によって画像を表示する表示パネルと
    を備えたことを特徴とする画像表示装置。
  7. 請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載のシフトレジスタ回路を有するドライバ回路と、
    前記ドライバ回路が出力する信号に従って画像を表示する液晶パネルと
    を備えたことを特徴とする画像表示装置。
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