JP2014191698A - 旅客機の搭乗システム及び旅客機の搭乗方法 - Google Patents

旅客機の搭乗システム及び旅客機の搭乗方法 Download PDF

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Abstract

【課題】乗客を予約した座席に短時間で効率よく着席させること。
【解決手段】待合室15の乗客を順次機内へ案内する改札機5と、待合室15における改札機5の手前に設けられ乗客6の改札機5への列形成順を表示して乗客6を列形成順に並ばせるためのディスプレイ4と、座席の予約状況を記憶する記憶部13と、記憶部13に記憶した予約状況に従ってディスプレイ4に乗客6の列形成順を表示させる制御部10を有し、制御部10は乗客6の機内における流れが通路8に滞留しないように乗客6の座席に従った列形成順を設定し、更に、ディスプレイ4と改札機5との間には、ディスプレイ4を設けないバッファ領域9を有すること。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空港において乗客が旅客機へ搭乗するための搭乗システムに関する。
従来、旅客交通の分野において、乗客をあらかじめ指定した座席に誘導する際、来場順に乗客が列をなすことが一般的であった。また、遊園地の乗り物においては、搭乗時間の短縮のために予め利用者を整列させ、乗車時に利用者を順番に案内するようなことが行われている。即ち、乗り物の座席表が掲示され、床には対応する座席番号が記載されており、利用者は指定された番号の上で待機し、乗り物の搭乗時には指定された順番で乗り込むというものであった。
一方、旅客機は一般的に複数の座席と狭い通路を有するため、空港における旅客機への搭乗は工夫がされていた。空港における旅客機においては、乗客の自己申告により座席全体を前後に分けることで搭乗時間の短縮を図ることが行われていた。また、特開2000−298736号公報(特許文献1)には、迅速な搭乗と、乗客への負担軽減を実現する航空機への搭乗誘導システムが記載されている。特許文献1によると、チェックイン情報入力端末と、主情報処理装置と、表示装置と、搭乗改札装置からなり、主情報処理装置が誘導に係る情報処理を行い、誘導情報として表示装置及び搭乗改札装置に送られる。そして、今搭乗しようとする乗客が適正な順番の乗客であるかとうか判断し、早すぎる乗客に対しては搭乗券を返却し、警告を発するという発明である。
特開2000−298736号公報
しかしながら、従来技術によれば、先に搭乗した乗客が手荷物を座席の上の荷物入れに入れているとき通路を塞ぐことになり、これにより次に通路を通る乗客が先に進めず、列の流れが滞留してしまう。この結果、全体の搭乗時間に費やす時間が長くなってしまうという問題があった。また、特許文献1によれば、適正な順番に対して早すぎる乗客が搭乗改札装置を通過しようとした場合、搭乗券を返却し、警告を発するという対応は乗客に対して混乱を招くおそれがあるという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、列の流れを滞留させることなく、乗客を予約した座席に短時間で効率よく着席させることを可能とするものである。また、適正な順番に対して順番を維持して改札機を通過させることを可能とする旅客機の搭乗システムを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に関する旅客機の搭乗システムは、複数の座席、通路を有する旅客機の搭乗システムにおいて、待合室の乗客を順次機内へ案内する改札機と、前記待合室における前記改札機の手前に設けられ前記乗客の前記改札機への列形成順を表示して前記乗客を前記列形成順に並ばせるためのディスプレイと、前記座席の予約状況を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶した予約状況に従って前記ディスプレイに前記乗客の前記列形成順を表示させる制御部を有するサーバとを有し、前記制御部は前記乗客の前記機内における流れが前記通路に滞留しないように前記乗客の前記座席に従った前記列形成順を設定し、更に、前記ディスプレイと前記改札機との間には、前記ディスプレイを設けないバッファ領域を有することを特徴とするものである。
上記構成を有する本発明によれば、乗客の機内における流れが通路に滞留しないように乗客の座席に従った列形成順を設定することとしたので、列の流れを滞留させることなく、乗客を予約した座席に短時間で効率よく着席させることが可能になる。特に、乗客の列形成順をディスプレイに表示して乗客を列形成順に並ばせることとしたので、適正な順番に対して順番を維持して改札機を通過させることが可能になる。
また、列形成順を表示して乗客を列形成順に並ばせることとした結果、仮に本人の都合等により列に並んでいない乗客がいた場合、当該列の一部にスペースが生じることになり、これは後方に並んだ乗客の不安のもととなりかねない。本発明によればディスプレイと改札機との間に、ディスプレイを設けないバッファ領域としたので、後方に並んだ乗客はそのバッファ領域内で前に詰めることができ、混乱は避けることができる。
第1の実施の形態に関する空港の待合室を示す説明図である。 旅客機内の座席を示す説明図である。 第1の実施の形態に関する旅客機の搭乗システムの構成図である。 第1の実施の形態に関するディスプレイ表示内容を示す説明図である。 第1の実施の形態に関する乗客の流れを示す説明図である。 第1の実施の形態に関する旅客機の搭乗システムの動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に関する記憶部の列形成順表の内容を示す説明図である。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態について説明する。旅客機を利用しようとする乗客はまず空港のチェックイン端末で搭乗手続きを行う。そして、手荷物カウンタで手荷物を預け、機内持込み手荷物は各自が持って行く。その後、手荷物検査場で手荷物検査を済ませ、待合室へ移動する。
図1は第1の実施の形態に関する空港の待合室を示す説明図である。空港の待合室15は、手荷物検査場を通過した乗客6が旅客機100への搭乗時間を待つための施設である。待合室15には、待合椅子15−1等と、待合室15の乗客6を順次旅客機100へ案内する改札機5と、本実施の形態に関する複数のディスプレイ4−1〜4−nを有する。
乗客6は入口16から入場し、待合椅子15−1等で搭乗時間を待つ。搭乗時間になると、乗客6は順に改札機5を通過し、出口17から旅客機100へ搭乗する。その際、本実施の形態では、乗客6を所定の順番に並ばせるために複数のディスプレイ4−1〜4−nを改札機5の手前に設ける。ディスプレイ4−1〜4−nは、図1に示すようにスタンドアローン型の表示機である。複数のディスプレイ4−1〜4−nは、一台につき一の座席番号を表示し、全体で乗客6の列形成順を表示する。
図1ではディスプレイ1号機4−1には座席番号50Aが表示され、ディスプレイ2号機4−2には座席番号50Fが表示され、以下順に後述する列形成順に座席番号が表示される。そして、乗客一人が改札機5を通過する度に、これらの表示がスクロールし、これにより乗客6を改札機5の方向である矢印Aの方向へ整然と誘導することができる。なお、ディスプレイ1号機4−1と改札機5との間にはディスプレイ4が設けられていない領域、即ちバッファ領域9を有する。バッファ領域9については後に説明する。
図2は旅客機内の座席を示す説明図である。旅客機100の機内は通常は複数の座席7と狭い通路8を有する。図2では説明を簡単にするため通路8は1本のみを示す。旅客機100の進行方向は矢印B方向とする。座席7は1列に6人掛けとし座席番号50A〜50Fが最後尾で、その前方の座席は49A〜49Fである。同じ列では座席番号は進行方向Bに向かって左から(図では右から)A、B、C、D、E、Fとなる。搭乗口18は機内に数か所しかない。図2では前方の搭乗口18のみとする。従って、座席番号50A〜50Fが一番奥側ということになる。そして、座席番号50A、50Fが窓側であり、座席番号50C、50Dが通路側である。
乗客6が搭乗する順序は、予め決められた列形成順による。列形成順は、乗客6の機内の通路8における流れが滞留しないように乗客6の座席7に従って設定される。即ち、複数の座席7のうち奥側の列を先に、かつ同じ列では通路側を後になるように設定する。同じ列で窓側の座席番号A、Fはどちらが先でもよい。また同様に、同じ列で通路側の座席番号C、Dはどちらが先でもよい。同じ列での順位は、A→F→B→E→C→Dとする。よって、図2に示す旅客機100内の乗客6の列形成順は先頭から50A、50F、50B、50E、50C、50D、49A・・・のように設定される。
図3は第1の実施の形態に関する旅客機の搭乗システムの構成図である。サーバ1は、座席7の予約を行う予約機2と、搭乗手続を行うチェックイン端末3と、待合室15に設置されたディスプレイ4と、待合室15の乗客6が通過する改札機5にそれぞれ接続されている。サーバ1の受信部11は、予約機2からの座席7の予約状況を受信する。また、チェックイン端末3からのチェックインした座席番号を受信するとともに、改札機5から改札機5を通過した乗客6の座席番号を受信する。算出部12は後述する列形成順を算出する。記憶部13は、座席7の予約状況並びにチェックイン端末3及び改札機5の通過状況を記憶するとともに、乗客6を改札機5の前に並ばせるための列形成順を含む列形成順表21(図7参照)を記憶する。更に、表示制御部14は、まず列形成順の順番に対応するディスプレイ4−1〜4−nに、所定の座席番号を表示するよう制御する。また、所定の座席番号を次のディスプレイ4−1〜4−nに表示するように制御することにより、スクロール表示を制御する。制御部10は、サーバ1内の各部を制御する。
図4は第1の実施の形態に関するディスプレイ表示内容を示す説明図である。図4に示す座席番号は説明の都合上、図1の座席番号と異なり30Aから説明する。図4(a)に示すように、ディスプレイ1号機4−1は、まず「座席番号30Aのお客様はこの位置にお並びください」と表示する。すると座席番号30Aの乗客6はディスプレイ1号機4−1の脇に立つ。次のディスプレイ2号機4−2は、「座席番号30Fのお客様はこの位置にお並びください」と表示する。すると座席番号30Fの乗客6はディスプレイ2号機4−2の脇に立つ。以下このようにして、ディスプレイ3号機4−3以下はそれぞれの座席番号を表示する。
次に前方の乗客6の一人が改札機5を通過したとする。ディスプレイ4は表示した座席番号を矢印C方向へ一人分順次スクロールする。図4(b)に示すように、ディスプレイ1号機4−1は、「座席番号30Fのお客様はこの位置にお並びください」と表示する。すると座席番号30Fの乗客6はディスプレイ2号機4−2から数歩進んでディスプレイ1号機4−1の脇に立つ。次のディスプレイ2号機4−2は、「座席番号30Bのお客様はこの位置にお並びください」と表示する。すると座席番号30Bの乗客6はディスプレイ2号機4−2の脇に立つ。以下このようにして、ディスプレイ3号機4−3以下は次々に座席番号を全体としてスクロール表示することによって、乗客6を改札機5の方向へ順次誘導することができる。この座席番号の表示順序は、算出部12が算出した前述の列形成順である。
なお、仮に30Cの座席番号には予約がなかったとする。図4(a)に示すように、座席番号30Cはディスプレイ5号機4−5が表示するところであるが、予約がないので表示されない。ディスプレイ5号機4−5は、座席番号30Dを表示することになる。このことは図4(b)に示すように、一人分スクロールした後も同じであり、座席番号30Cはディスプレイ4号機4−4には表示されない。
なお、ディスプレイ1号機4−1は、他のディスプレイ4−nと異なり、前方はバッファ領域9というディスプレイ4がない領域である。その結果乗客6に混乱を与えるおそれがある。これを避けるための表示として「前方が空いたら続いてお進みください」という表示を追加してもよい。
図5は第1の実施の形態に関する乗客の流れを示す説明図である。図5では説明の簡略化のために、乗客6の座席番号を示すのではなく、A、B、C等の符号によって乗客6を特定するものとする。従って、ディスプレイ4に表示する座席番号もA、B、C等の符号で示すこととする。ここで乗客Fについては、予約機2による予約とチェックイン端末3によるチェックインともに済んでいるが、たまたま私用で搭乗時間になっても列に並んでいない乗客であったとする。即ち、システム上では列に並んでいるはずであるが、実際には並んでいない乗客である。
前述のように、ディスプレイ1号機4−1と改札機5との間は、ディスプレイ4を設けないバッファ領域9がある。バッファ領域9には、数人分が並べる距離がある。図5(a)に示すように、乗客Aが改札機5を通過した後、バッファ領域9に乗客B、C、Dが並んでいる。ディスプレイ2号機4−2は乗客Fの座席番号を表示しているが、乗客Fは並んでいない。このとき次の乗客Gは前が空いているからといって詰めることはない。何故なら、ディスプレイ3号機4−3が乗客Gの座席番号を表示しているからである。なおディスプレイ1号機4−1が表示している乗客Eは、次の段階で矢印Wに示すようにバッファ領域9へ進むことができる。
次に、図5(b)に示すように、乗客Bが改札機5を通過すると、全てのディスプレイ4−1〜4−nは表示を一人分スクロールする。ディスプレイ1号機4−1は乗客Fの座席番号を表示しているが、乗客Fは並んでいない。このときも次の乗客Gは前が空いているからといって詰めることはない。ディスプレイ2号機4−2が乗客Gの座席番号を表示しているからである。
次に、図5(c)に示すように、乗客Cが改札機5を通過すると、全てのディスプレイ4−1〜4−nは表示を一人分スクロールする。この時点では、バッファ領域9には、乗客D、Eの二人だけである。このときも次の乗客Gは前が空いているからといって詰めることはない。ディスプレイ1号機4−1が乗客Gの座席番号を表示しているからである。
続いて図5(d)に示すように乗客Dが改札機5を通過すると、全てのディスプレイ4−1〜4−nは表示を一人分スクロールする。このとき乗客Gは、もはやディスプレイ1号機4−1が自分の座席番号を表示していないので、矢印Xに示すようにバッファ領域9に進むことができる。バッファ領域9には乗客E、Gの二人になる。またこのときもディスプレイ1号機4−1が乗客Hの座席番号を表示しているので、乗客Hは前が空いているからといって詰めることはない。
続いて図5(e)に示すように乗客Eが改札機5を通過すると、全てのディスプレイ4−1〜4−nは表示を一人分スクロールする。このとき乗客Hは、もはやディスプレイ1号機4−1が自分の座席番号を表示していないので、矢印Yに示すようにバッファ領域9に進むことができる。バッファ領域9には乗客G、Hの二人だけになる。またこのときもディスプレイ1号機4−1が乗客Iの座席番号を表示しているので、乗客Iは前が空いているからといって詰めることはない。一方、乗客Gは前に乗客Fがいない。かつディスプレイ4がないので乗客Gは改札機5へ進み、改札機5を通過することができる。
このように、乗客Fのようにディスプレイ4に並ぶように表示されるが、実際には並んでいない乗客(本人の都合で並べない乗客を含む)がいた場合、並んでいない乗客の分だけスペースが生じる。本実施の形態においては、改札機5を乗客が一人通過すると、ディスプレイ4が一人分スクロールする。よって、仮にバッファ領域9を設けずに、ディスプレイ4を詰めて設けたとすると、並んでいない乗客がいた場合、その乗客は改札機5を通過しないのでディスプレイ4はスクロールしない。改札機5の手前のディスプレイ1号機4−1も何時までも表示を継続してしまう。そうするとスペースが空いたままになってしまう。よって、改札機5の手前はディスプレイを設けないで単に乗客を並ばせるための領域とした。これにより、次の乗客を改札機へ誘導することができる。
そして、図5(f)に示すように並んでいない乗客Fの次の乗客Gが改札機5を通過すると、今度は、全てのディスプレイ4−1〜4−nは表示を二人分スクロールする。改札機5が乗客Eの通過後、乗客Fではなく、乗客Gが通過したことを検知し、サーバ1へ通知する。サーバ1の制御部10は一人分飛び越しがあったことを把握し、表示制御部14に対し、ディスプレイ4の表示を二人分スクロールするよう指示している。そうすると、バッファ領域9は再び乗客H、I、Jの三人になる。
このように並んでいない乗客Fの分だけスペースが生じるようなことがあっても、ディスプレイ4と改札機5との間にディスプレイ4を設けないバッファ領域9を設け、かつ改札機5を通過した乗客によって並んでいない乗客の人数(飛び越した人数)を把握するので、これによりディスプレイ4の表示を飛び越した人数分増やしてスクロールする。こうして、後方の乗客、具体的にはディスプレイ1号機4−1に表示された乗客Iが矢印Z1に示すように、バッファ領域9に詰めることができる。かつディスプレイ2号機4−2に表示された乗客Jも矢印Z2に示すように、バッファ領域9に詰めることができるので、バッファ領域9は再び乗客H、I、Jの三人になる。従って、改札機5を通過する乗客6は時間当たり常に一定とすることができる。
図6は第1の実施の形態に関する旅客機の搭乗システムの動作を示すフローチャートである。
S101:サーバ1の制御部10は、算出部12に対し、記憶部13に格納してある座席7の予約状況及びチェックイン通過状況から列形成順を算出するよう指示する。算出部12はこれを受けて列形成順を算出する。制御部10は記憶部13に対し算出した列形成順を次に示す列形成順表21として格納するよう指示する。
図7は第1の実施の形態に関する記憶部の列形成順表の内容を示す説明図である。サーバ1の記憶部13は、列形成順を記憶する列形成順表21を有する。列形成順表21における項番欄22にはシリアル番号が記憶される。座席番号欄23には搭乗する旅客機100の座席7に対応する座席番号が記憶される。一般に旅客機の座席の配置は旅客機の型式によって異なるが、同じ型式の旅客機であれば座席の配置は同じである。座席番号欄23の配列順は、列形成順のベースになる順序である。即ち、列形成順のベースになる順序は、複数の座席7のうち奥側の列を先に、かつ同じ列では通路側を後になるように予め設定される。具体的には、座席番号の配列順は50A、50F、50B、50E、50C、50D、49A・・・のように設定されている。
予約有無欄24には、予約がされた座席番号には「有」が記憶され、予約がない座席番号には「なし」が記憶される。チェックイン通過欄25には、チェックイン端末3で搭乗手続きが済んだ座席番号には「通過」が記憶され、通過していない座席番号には「なし」が記憶される。列形成順欄26には、列形成の順番が記憶される。即ち、算出部12は予約有無欄24の予約「有」でかつチェックイン通過欄25の「通過」の座席番号について、項番1の座席番号50Aを先頭に、順位を付与する。ここで項番4の座席番号50Cは予約がないので列形成順は付与されない。また、項番7の座席番号49Aは、予約はあったがチェックイン端末3でのチェックインがないためキャンセルとみなし、列形成順は付与されない。
状況欄27は、その時点での座席番号の乗客6の状況を示す。即ち、「乗客6が改札機5を通過した」か、「改札機5の前のバッファ領域にいる」か、「座席番号がディスプレイ4−1〜4−nに表示中」か又は「表示しない」かである。図7に示す状況欄27はある時点での状況を例示する。座席番号50Aの乗客は改札機5を通過し、座席番号50F、50B及び50Eの乗客はバッファ領域9にいる状態を示す。更に、座席番号50Dはディスプレイ1号機4−1に表示中であり、座席番号49Fはディスプレイ2号機4−2に表示中であることを示す。座席番号50C及び49Aは前述のように列形成順が付与されないので状況欄27は「表示しない」となる。
S102:制御部10は図示しないコントロールセンタからの搭乗開始の連絡を待つ。
S103:搭乗開始の連絡があると、制御部10は記憶部13に対し、列形成順表21の座席番号欄23の座席番号を列形成順欄26の番号とともに読み出すよう指示する。そして、読み出した座席番号欄23の座席番号と列形成順欄26の番号を表示制御部14へ送る。そして、表示制御部14に対し、列形成順欄26の番号に対応するディスプレイ4−1〜4−nに、座席番号欄23の座席番号を表示するよう指示する。即ち最初は、ディスプレイ1号機4−1には列形成順欄26の順位1である座席番号50Aを表示し、ディスプレイ2号機4−2は列形成順欄26の順位2である座席番号50Fを表示する。以下順に座席番号欄23の座席番号を表示する。
S104:制御部10は改札機5からの乗客6の通過を待つ。改札機5は通過した乗客6の座席番号をサーバ1へ送信する。制御部10は受信部11を介してこれを受信する。
S105:制御部10は受信した座席番号について、列形成順欄26の番号順か飛び越しかどうかチェックする。番号順であればステップ106へ移行し、飛び越しがあればステップ107へ移行する。
S106:改札機5を通過した乗客6の座席番号について、飛び越しがないときは、制御部10は表示制御部14に対し、ディスプレイ4−1〜4−nの表示を一人分だけスクロールするよう指示する。例えば、ディスプレイ1号機4−1が列形成順欄26の図示しない順位10である座席番号49Eを表示していれば、次は順位11である座席番号49Cを表示する。そして、ディスプレイ2号機4−2が列形成順欄26の図示しない順位11である座席番号49Cを表示していれば、次は順位12である座席番号49Dを表示する。以下順に一人分スクロールして座席番号欄23の座席番号を表示する。その後はステップ109へ移行する。
S107:ステップ105において、改札機5を通過した乗客6の座席番号に飛び越しがあるときは、制御部10は算出部12に対し飛び越した座席数(並んでいない人数)を算出するよう指示する。
S108:制御部10は表示制御部14に対し、算出部12が算出した飛び越した人数に1を加えた数だけディスプレイ4−1〜4−nをスクロールするよう指示する。例えば飛び越した人数が一人であるとし、ディスプレイ1号機4−1が列形成順欄26の図示しない順位10である座席番号49Eを表示していれば、次は順位12である座席番号49Dを表示する。そして、ディスプレイ2号機4−2が列形成順欄26の図示しない順位11である座席番号49Cを表示していれば、次は順位13である座席番号48Aを表示する。以下順に二人分スクロールして座席番号欄23の座席番号を表示する。その後はステップ109へ移行する。
S109:制御部10は搭乗予定の全乗客6が搭乗完了したかどうかチェックする。完了していなければステップ104へ戻り、完了していれば終了する。
本実施の形態では、複数のディスプレイ4−1〜4−nを設け、一台につき一の座席番号を表示し、全体で乗客6の列形成順を表示するものであったが、これに限らない。即ちディスプレイ4は、図示しない長尺状スクリーンであってもよい。長尺状スクリーンからなるディスプレイに、並んでいる乗客6に対応して複数の座席番号を一列に表示する。そして、改札機5に向かって座席番号をスクロールする。
本実施の形態では、複数のディスプレイ4−1〜4−nは、図1に示すようにスタンドアローン型の表示機を説明したが、これに限らない。即ち、図示はしないが壁掛け型のディスプレイ又は床に埋め込まれたディスプレイでもよい。このようにすれば省スペースに寄与することができる。
本実施の形態ではバッファ領域9は、図5の説明では、三人分の長さとして説明したが、これに限らない。バッファ領域9は、例えば乗客Fのようにディスプレイ4には並ぶように表示されるが、実際には並んでいない乗客がいた場合、その乗客の次の乗客、図5の例では乗客Gが迷わずに改札機5を通過できるように設けたものであるので、実験により最適な長さを求めるのがよい。
なお、一般の乗客6とは別に、老人及び子供連れの乗客を優先的に先行して搭乗することがある。このような優先客の搭乗は、本実施の形態とは別に取り扱うこととしてもよい。即ち、ステップ101の前に優先客を搭乗させる。そうすると、優先客は図5の乗客Fと同様にディスプレイ4には並ぶように表示されるが、実際には並んでいない乗客である。その場合でも、バッファ領域9があるので、次の乗客6をはじめとする後方の乗客6は迷わずに改札口を通過できる。
また、優先客に対しては、改札機5を通過した時点で記憶部13の列形成順表21の状況覧27を改札機通過済としてもよい。そして、改札機通過済の乗客6に対しては、算出部12が列形成順欄26を算出しないようにする。そうすればディスプレイ4には表示されないことになる。
以上本実施の形態によれば、機内において乗客6の列の流れを滞留させることなく、乗客6を座席7に短時間で効率よく着席させることが可能になる。特に、乗客6の列形成順をディスプレイ4に表示して乗客6を列形成順に並ばせることとしたので、適正な順番に対して順番を維持して改札機5を通過させることが可能になる。
また、改札機5を乗客が一人通過すると、ディスプレイ4が一人分スクロールすることにする。よって、仮にバッファ領域9を設けずに、ディスプレイ4を詰めて設けたとすると、並んでいない乗客がいた場合、その乗客は改札機5を通過しないのでディスプレイ4はスクロールしない。改札機5の手前のディスプレイ4も何時までも表示を継続してしまうことになる。そうするとスペースが空いてしまう。よって、改札機5の手前はディスプレイを設けないで単に乗客を並ばせるための領域としてのバッファ領域を設けた。これにより、次の乗客を混乱なく改札機へ誘導することができる。
更に、改札機5を通過した乗客によって並んでいない乗客の人数(飛び越した人数)を把握し、これによりディスプレイ4の表示を飛び越した人数に一人分増やしてスクロールする。これにより、後方に並んだ複数の乗客6が前に詰めることができるので、混乱なく改札機へ誘導することができ、改札機5を通過する乗客6は時間当たり常に一定とすることができる。
1 サーバ
2 予約機
3 チェックイン端末
4 ディスプレイ
5 改札機
6 乗客
7 座席
8 通路
15 待合室
21 列形成順表
100 旅客機

Claims (9)

  1. 複数の座席と、通路を有する旅客機の搭乗システムにおいて、
    待合室の乗客を順次機内へ案内する改札機と、
    前記待合室における前記改札機の手前に設けられ前記乗客の前記改札機への列形成順を表示して前記乗客を前記列形成順に並ばせるためのディスプレイと、
    前記座席の予約状況を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶した予約状況に従って前記ディスプレイに前記乗客の前記列形成順に座席番号を表示させる制御部を有するサーバとを有し、
    前記制御部は前記乗客の前記機内における流れが前記通路に滞留しないように前記乗客の前記座席に従った前記列形成順を設定し、
    更に、前記ディスプレイと前記改札機との間には、前記ディスプレイを設けないバッファ領域を有することを特徴とする旅客機の搭乗システム。
  2. 前記ディスプレイは前記改札機に向かって前記座席番号をスクロール可能に設けられ、
    前記制御部は、前記ディスプレイに対し前記改札機を前記乗客が通過する度に一人分の前記スクロールを実施することを特徴とする請求項1記載の旅客機の搭乗システム。
  3. 前記制御部は、前記ディスプレイには並ぶように表示されるが、実際には並んでいない乗客がいた場合、前記並んでいない乗客の次の乗客が前記改札機を通過したときは、前記スクロールを前記並んでいない乗客の人数分を増やして実施することを特徴とする請求項2記載の旅客機の搭乗システム。
  4. 前記乗客の前記列形成順は、前記複数の座席のうち奥側の列を先に、かつ同じ列では通路側を後になるように設定することを特徴とする請求項3記載の旅客機の搭乗システム。
  5. 前記ディスプレイは複数台からなり、各ディスプレイは一の座席番号を表示することを特徴とする請求項4記載の旅客機の搭乗システム。
  6. 前記ディスプレイは長尺状スクリーンからなり、前記改札機に向かって並んでいる前記乗客に対応して複数の座席番号を一列に表示することを特徴とする請求項4記載の旅客機の搭乗システム。
  7. 前記記憶部は座席毎に予約状況とチェックイン状況を記憶し、前記制御部は予約がされかつチェックインが完了した乗客の座席番号に対し前記列形成順を設定することを特徴とする請求項4記載の旅客機の搭乗システム。
  8. 複数の座席と、通路を有する旅客機への搭乗方法において、
    乗客の前記座席の予約状況を記憶部に記憶する座席予約記憶工程と、
    前記記憶部に記憶した予約状況に従って待合室のディスプレイに前記乗客を改札機に向かって並ばせるための列形成順を算出する列形成順算出工程と、
    前記列形成算出工程で算出した前記列形成順で前記座席番号をディスプレイに表示させる列形成順表示工程と、
    前記改札機に乗客が通過する度に、前記ディスプレイに表示した前記座席番号を前記改札機に向かってスクロールさせる表示スクロール工程とを含み、
    前記列形成順表示工程の前記列形成順は、前記乗客の流れが前記通路に滞留しないように設定し、かつ、前記ディスプレイと前記改札機との間には、前記ディスプレイを設けないバッファ領域とし、
    更に、前記ディスプレイには並ぶように表示されるが、実際には並んでいない乗客がいた場合、前記並んでいない乗客の次の乗客が前記改札機を通過したときは、前記スクロールを前記並んでいない乗客の人数分を増やして実施する第2の表示スクロール工程を含むことを特徴とする旅客機の搭乗方法。
  9. 前記乗客の前記列形成順は、前記複数の座席のうち奥側の列を先に、かつ同じ列では通路側を後になるように設定することを特徴とする請求項8記載の旅客機の搭乗方法。
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