JP2014191610A - 無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】送信側におけるキーの操作情報を少ない情報量で受信側に伝送でき、送信側の伝送処理を短くし、キー入力のレスポンスを向上させ得るようにする。
【解決手段】送信機において、N個のキーの操作情報にそれぞれ対応して、自キーに対応するビット位置がフラグ1で、他のビット位置がフラグ0のNビットのフラグ情報を割り付けテーブル1231に登録しておく。入力部11でのキーの操作に応じて操作情報を入力し、入力された全てのキーの操作情報にそれぞれ対応するフラグ情報を割り付けテーブル1231から読み出して1つのフラグ情報に合成するとともに、合成したフラグ情報を載せた送信情報を生成してパケットに載せて受信機に送信する。
【選択図】図3

Description

本発明は、無線通信装置に関する。
ワイヤレス・キーボード装置は、ワイヤレス送信機からキーボードデータを所定のデータフォーマットで受信機に送信するように構成されている。ワイヤレス・キーボード装置の中には、キーボードデータが24ビット長を有し、更に、該24ビット長のキーボードデータが、該キーボード装置のいずれかのキーがオン/オフされる度に発信されるものがある。このような構成の場合、データ量が多く高速転送に不利であるとともに、データ転送に時間がかかるため消費電流が増大し、ワイヤレス・キーボード装置の電池寿命が短くなるおそれがある。
下記特許文献1に記載の発明は、機能キーと通常キーを分けて、別々のパケットで送信するワイヤレス・キーボードについて開示している。
特開2001−195174号公報
しかしながら、特許文献1記載の装置では、機能キーが少ないのにも関わらず、別のパケットとして分ける必要があった。このため、パケットの容量が大きくなり、ワイヤレス送信機の伝送処理に時間がかかるとともに、キー入力のレスポンスが低下することにもなった。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、送信側におけるキーの操作情報を少ない情報量で受信側に伝送でき、送信側の伝送処理を短くし、キー入力のレスポンスを向上させることができる無線通信装置を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明の請求項1記載の発明は、送信機から、入力部での操作に応じて生成される送信情報を受信機に伝送する無線通信装置において、前記送信機は、前記入力部の操作に応じた操作情報を入力し、前記操作情報を構成する所定ビット内の所定の位置を前記入力部の操作に対応するフラグ情報とした前記送信情報を生成する制御部を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記制御部が、前記入力部からの前記操作情報に基づいて、信号変換処理を行い、前記フラグ情報を生成する信号処理部と、前記フラグ情報に基づいて、前記送信情報を生成する送信情報生成部とを備えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記信号処理部が、前記操作情報をデジタル信号に変換する信号変換部と、前記デジタル信号をもとに、前記入力部の操作に対応するフラグ情報を出力するフラグ情報出力部とを備えることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記制御部が、前記入力部からの複数の操作情報の入力に応じて、当該複数の操作情報にそれぞれ対応するフラグ情報を合成して、前記送信情報を生成することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記所定ビットの数は8ビットであり、前記フラグ情報は1ビットフラグであることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記制御部が、前記入力部の前記操作情報が前記所定ビットの数を超えた場合は、複数の前記所定ビットで構成する前記送信情報を生成することを特徴とする。
請求項1乃至3記載の発明によれば、1つのキー対して1つのフラグ情報を割り付けることにより、キー毎にキー入力データを毎回送信する場合に比較して、キーの操作情報を少ない情報量で受信側に伝送でき、送信側の伝送処理を短くすることができる。また、キー入力のレスポンスが向上し、送信側のリアルタイムキー入力を実現できる。
請求項4記載の発明によれば、キー入力(操作情報)を複数キー分まとめて伝送でき、キー入力のレスポンスを向上させることができる。
請求項5記載の発明によれば、1つのキー入力を1ビットキーに割り当てることができ、8ビット構成のフラグ情報を用いると、8キー分の状態を送信することができる。
請求項6記載の発明によれば、8ビット構成のフラグ情報を搭載した送信情報を複数段連ねて1回に送信でき、8の上記段数倍分のキーの状態を送信することができる。
本発明の第1実施形態による無線通信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態による制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態によるフラグ情報出力処理の情報構造を示す図である。 本発明の第1実施形態による送信パケットの構成を示す図である。 本発明の第1実施形態による送信機の通信処理動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態によるフラグ情報出力処理の情報構成を示す図である。 本発明の第2実施形態による送信パケットの構成を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、本実施形態という)について詳細に説明する。なお、本実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。本実施形態は、ワイヤレス・キーボード、家庭用電子機器(テレビ等)のリモコンなどに適用される。
(第1実施形態の構成)
図1は、本発明の一実施形態による無線通信装置1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、無線通信装置1は、入力部11でのキーの操作を受信側に認識させるための送信情報(Sd)を無線により送信する送信機10と、送信機10から上記送信情報(Sd)を無線により受信し、該送信情報(Sd)内の情報から送信側のキー操作を判別して該キー操作に対応する処理を行う受信機20とにより構成される。送信機10は、複数のキーを有し、各キーが操作(押下)されることにより該操作に対応する操作情報(Sa)を出力する入力部11、装置全体の制御を行うとともに、入力部11でのキー操作に応じた操作情報(Sa)から受信機20に送信する送信情報(Sd)を生成する制御部12、制御部12で生成された送信情報(Sd)を載せたパケットである送信パケット(Pd)を生成し、これを通信情報(Ps)として受信機20に送信する通信部13を具備して構成される。
図2は、図1における制御部12の構成を示すブロック図である。図2に示すように、制御部12は、入力部11からの操作情報(Sa)に基づいて、該操作情報(Sa)の信号変換処理を行い、フラグ情報(Sk)を生成する信号処理部121、信号処理部121により生成されたフラグ情報(Sk)に基づいて、受信機20に伝送するための送信情報(Sd)を生成する送信情報生成部124を備える。また、信号処理部121は、入力部11からの操作情報(Sa)をデジタル信号(Si)に変換する信号変換部122、信号変換部122から出力されるデジタル信号(Si)をもとに、入力部11で行われた操作に基づく操作情報(Sa)に対応するフラグ情報(Sk)を出力するフラグ情報出力部123を備える。なお、フラグ情報出力部123は信号変換部122の中に含まれても良い(この場合、双方を1つにして信号処理部121を構成することができる)。
(第1実施形態の動作)
次に、図3、図4及び図5を参照して本実施形態による無線通信装置1の動作について詳細に説明する。本実施形態による無線通信装置1の送信機10において、入力部11は、例えば、“S”〜“Z”まで操作キーが配置され、各キーが押される(操作される)と該操作されたキー(該操作)に応じた操作情報(Sa)を出力する。制御部12は入力部11から出力される操作情報(Sa)に基づいて、送信情報(Sd)を生成して通信部13へ出力する。通信部13は制御部12からの送信情報(Sd)に基づいて、送信パケット(Pd)を生成し、通信情報(Ps)として送信する。
このように、送信機10より無線で通信情報(Ps)を送信し、受信機20が該通信情報(Ps)を受信する本実施形態の無線通信装置1において、送信機10の制御部12は、各キーの操作に基づく操作情報を少ない情報量で通信情報(Ps)に組み込むための情報構築機能を有することを特徴としている。以下、この情報構築機能について詳しく述べる。
図2に示されるように、制御部12では、入力部3からキー操作に基づく操作情報(Sa)が入力されると、信号変換部122が当該操作情報(Sa)をデジタル信号(Si)に変換して出力する。このデジタル信号(Si)は、フラグ情報出力部123と送信情報生成部124へと入力する。フラグ情報出力部123は、信号変換部122から送られてくるデジタル信号(Si)に基づき、該デジタル信号(Si)に対応するフラグ情報(Sk)を出力する。
フラグ情報(Sk)は、入力部11に設けられる各キーの操作に基づく各操作情報(Sa)、つまり、信号変換部122により出力される、当該各操作情報(Sa)のデジタル信号(Si)にそれぞれ対応するものである。フラグ情報出力部123は、信号変換部122により出力されるデジタル信号(Si)に基づき該デジタル信号(Si)に対して予め割り付けられているフラグ情報(Sk)を出力する。
図3は第1実施形態によるフラグ情報出力部123におけるフラグ情報(Sk)の出力処理における情報構造を示す図である。ここで、図3(A)は、操作キーに対するフラグ情報(Sk)の割り付け表の例を示す表図である。図3(B)は図3(A)における割り付け表に基づき生成される送信情報(Sd1)の構成を示す図であり、図3(C)は上記割り付け表に基づき生成される別の送信情報(Sd2)の構成を示す図である。本実施形態は、入力部11に設けられるキーが8個で、かつこれらのキーが“S”〜“Z”と入力される場合の例である。
以下に具体的な説明を行う。図3(A)において、操作キー(例えば、“S”)は操作されるキーの記号を示す。操作キーが“S”の場合、フラグ情報(Sk)である0b00000001の先頭の2文字0bは2進数を示す。その後の8文字の00000001は所定ビット(請求項1参照)を示す。この例では、所定ビットは8ビット構成となり、1ビット目にフラグ“1”を立てた状態を示す。以下同様に、操作キー“T”〜”Z”までフラグ情報(Sk)が割り付けられている。操作キー“T”〜”Z”のフラグ情報(Sk)については、それぞれ、2ビット目〜8ビット目にそれぞれフラグ“1”が立てられている。このように、本実施形態での特徴は、入力部11で操作されるキー個別に、8ビット内に(当該キーに対応する)フラグを1つのみ立てることにある。
つまり、入力部11での各キーの操作に応じた各操作情報(Sa)毎に各々生成されるフラグ情報(Sk)におけるフラグ(フラグのビット位置)は重ならずに構成される。これにより、フラグ情報出力部123は、例えば、図3における割り付け表の割り付け内容を有する割り付けテーブル1231として設けることで、例えば、操作キー“S”が操作された場合、割り付けテーブル1231を参照して、該操作キー“S”に対してフラグ情報(Sk)を0b00000001として割り付ける(出力する)ことができる。同様にして、操作キー“T”〜“Z”までが操作された場合、割り付けテーブル1231を参照して、該操作キー“S”〜“Z”に対して、当該各キーに対応するビット位置がフラグ“1”に設定されたフラグ情報(Sk)を0b00000010、0b00000100、0b00001000、0b00010000、0b00100000、0b01000000、0b10000000として、それぞれ、割り付ける(出力する)ことができる。
フラグ情報出力部123により出力された、入力部11での操作に基づく操作情報(Sa)に対応するフラグ情報(Sk)は、送信情報生成部124に入力される。また、送信情報生成部124には、信号変換部122からデジタル信号(Si)(上記操作情報(Sa)をデジタル変換した信号)が入力される。送信情報生成部124は、入力されたデジタル信号(Si)とフラグ情報(Sk)とに基づき送信情報(Sd)を生成する。送信情報(Sd)の生成に際して、送信情報生成部124は、上記デジタル信号(Si)に基づき操作されたキーを特定するとともに、入力部11における当押下された各キー“S”〜“Z”に対応するフラグ情報(Sk)を合成して1つのフラグ情報(Sk)を生成する。
そして、該合成後のフラグ情報(Sk)をフラグ情報領域に搭載した送信情報(Sd)を生成する。従って、入力部11でキー“S”〜“Z”まで操作された場合には、操作されたキー(キー“S”〜“Z”)に対応するフラグ情報(Sk)が合成されてSd1:0b11111111の値となり、図3(B)に示すように、当該合成後のフラグ情報(Sk)が搭載された送信情報(Sd1)が生成される。これに対して、例えば、“S”と“X”のキーのみが操作された場合は、当該“S”と“X”のキーにそれぞれ対応するフラグ情報(Sk)が合成されてSd2:0b00100001の値となり、図3(C)に示すように、当該合成後のフラグ情報(Sk)が搭載された送信情報(Sd2)が生成される。
このように、制御部12は、入力部11からの操作情報(Sa)を構成する所定ビット内の所定の位置に、入力部11の操作に対応するフラグ情報(Sk)を乗せて送信情報(Sd)を生成する。
次に、図4は本実施形態による送信パケットの構成を示す図である。図4に示すように、本実施形態の送信パケット(Pd)は、ヘッダーであるデータと、例えば、8ビットから成るフラグ情報領域を有する送信情報(Sd)を搭載するデータ領域と、チェックサムとして付加するデータ領域とにより構成される。本実施形態において、送信機10の通信部13(図1参照)では、通信データ生成部131が、上記データ構成から成る送信パケット(Pd)を生成し、送受信部132が、該送信パケット(Pd)を通信情報(Ps)として受信機20に送信する。これにより、通信部13は、例えば、入力部11でキー“S”〜“Z”の全てが操作された場合には、図4(A)に示すように、送信情報(Sd)のデータ領域に、送信情報生成部124から出力される、0b11111111の値を有する送信情報(Sd1)を載せた送信パケット(Pd1)を生成し、受信機20に対して送信する。また、入力部11でキー“S”とキー“X”とが操作された場合には、図4(B)に示すように、送信情報(Sd)のデータ領域に、送信情報生成部124から出力される、0b00100001の値を有する送信情報(Sd2)を載せた送信パケット(Pd2)を生成し、受信機20に対して送信する。
図5は本実施形態における送信機10の通信処理動作を示すフローチャートである。この通信処理を開始するに際し、制御部12は、入力部11でのキー操作に基づき入力する操作情報をスキャンする(ステップS101)。ここで、操作情報(Sa)の入力がない場合は(ステップS102でNO)、当該キースキャンを続行する。他方、操作情報(Sa)の入力がある場合は(ステップS102でYES)、信号変換部122が、入力された操作情報(Sa)をデジタル変換処理を行い(ステップS103)、該デジタル変換処理により生成したデジタル信号(Si)をフラグ情報出力部123、及び送信情報生成部124に出力する。フラグ情報出力部123は、入力するデジタル信号(Si)に基づき、図3(A)に示す割り付け表(割り付けテーブル1231)を参照して、入力部11で操作されたキー(入力部11から入力された操作情報)に対応するフラグ情報(Sk)を出力する(ステップS104)。
次いで、送信情報生成部124は、フラグ情報出力部123から出力される、入力部11で操作された各キー(操作情報)に対応するフラグ情報(Sk)を合成し(ステップS105)、該合成後のフラグ情報(Sk)がフラグ情報領域(8ビットのフラグ情報領域)に入れられた送信情報(Sd)(図3(B)、(C)参照)を生成する(ステップS106)。更に、通信部13では、ステップS106で生成された送信情報(Sd)を送信情報領域に埋め込むとともに、該送信情報(Sd)の前と後にそれぞれヘッダーとチェックサムとを付加した送信パケット(Pd)(図4参照)を生成し(ステップS107)、当該送信パケット(Pd)を通信情報(Ps)として受信機20に送信する。その後は、ステップS101に戻り、キースキャンから始まる一連の処理を続行する。
このように、本実施形態では、送信機10において、入力部11のN個のキーの操作情報(Sa)にそれぞれ対応して、自キーに対応するビット位置がフラグ1で、他のビット位置がフラグ0のNビットのフラグ情報(図3(a)参照)を割り付けテーブル1231に登録しておく。入力部11でのキーの操作に応じて操作情報(Sa)を入力し、該入力された全てのキーの操作情報(Sa)にそれぞれ対応するフラグ情報(Sk)を割り付けテーブル1231から読み出して1つのフラグ情報(Sk)に合成するとともに、該合成したフラグ情報(Sk)を載せた送信情報(Sd)を生成してパケットにより受信機20に送信する。
前述した送信処理(図5参照)により送信機10から送信される通信情報(Ps)は、受信機20により受信される。本実施形態による無線通信装置1が、例えば、PC(パーソナル・コンピュータ)のコードレス・キーボード装置に適用されることを前提にすると、受信機20は、コードレス・キーボード本体と通信可能に設けられるPC(あるいは、該PCの無線通信部)に相当する。前者の場合、受信機20であるPCにおいて、装置全体の制御を行う制御部(中央制御装置:CPU)は、無線通信部により受信した通信情報(Ps)からパケットを復元し、該パケットに含まれる送信情報(Sd)からフラグ情報領域の情報を取り出す。
ここで例えば図3(C)に示すフラグ情報(Sk)が取り出された場合について考える。この場合、当該PCにおいても、図3(A)に示す割り付けテーブル1231を備えておくことが考えられる。かかる構成によれば、該割り付けテーブル1231に登録された割り付けデータを参照して、1ビット目のフラグの値「1」から該1ビット目に対応するキー“S”が操作されたことを判読でき、また、6ビット目のフラグの値「1」から該6ビット目に対応するキー“X”が操作されたことを判読できる。これにより、PCにおいて、CPUは、送信機(ワイヤレス・キーボード本体)10におけるキー“S”と“X”の押下操作に対応する処理命令を実行することができる。
(第1実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態の構成によれば、送信するパケットが、操作キー1個に対して1ビットで送信できるため、所定数(例えば、N個)のキーの操作情報をNビット構成のフラグ情報で送信する場合にも送信側の処理時間が短くなり、消費電流を少なくでき、省電力化が可能となる。送信側の処理時間が短くなることによりキー入力のレスポンスも向上し、送信側のリアルタイム入力を実現できる。無線の入力装置であれば、送信側の処理時間が短くなることによりバッテリー寿命が延びる。また、無線機器の占有時間が短くなるので、混信に強くなる。
(第2の実施形態)
(第2の実施形態の構成)
上述した第1実施形態では、例えば、8個のボタンの操作情報に対応すべく、8ビットで構成されるフラグ情報(Sk)を搭載した1つの送信情報(Sd)を送信パケット(Pd)に載せて送信する例について開示したが、第2の実施形態では、上記8ビット構成のフラグ情報(Sk)を搭載した送信情報(Sd)を1つの単位として、複数単位の送信情報(Sd)を送信パケット(Pd)に載せて送信するようにしたものである。本実施形態に係る無線通信装置1の機能ブロックの構成は、第1実施形態(図1、図2参照)と同様に実現できる。第1実施形態と異なる点として、本実施形態では、フラグ情報出力部123が、例えば、図6(A)に示す割り付け表を参照してフラグ情報(Sk)の出力処理を行う。この割り付け表は、割り付けテーブル1233として備えるようにしても良い。
本実施形態で用いる割り付け表において、“S”〜“Z”、“K”〜“R”の16個の操作キーが備わる入力部11を有する場合の例である。図6に示す割り付け表において、“S”〜“Z”のキーの操作情報(Sa)に対するフラグ情報(Sk)の割り付け内容は第1実施形態と同じである。加えて、本実施形態では、“K”〜“R”の操作キーに対しても、それぞれ、S”〜“Z”のキーと同じフラグ情報(Sk)が割り付けられている。本実施形態において、S”〜“Z”のキー群と、“K”〜“R”のキー群とをそれぞれ分けて考えた場合に、各キー群については、第1実施形態と同様、入力部11での各キーの操作に基づく各操作情報(Sa)毎に各々生成されるフラグ情報(Sk)におけるフラグ(フラグのビット位置)は重ならずに構成を保っている。S”〜“Z”のキー群と、“K”〜“R”のキー群とに対して割り当てるフラグ情報(Sk)の重なりを避けるため、本実施形態では、送信情報(Sd)における各キー群のフラグ情報(Sk)を搭載する情報領域を各々独立した領域に設定している。
図6(B)は、図6(A)における割り付け表に基づき生成される送信情報(Sd)の構成を示す図である。図2に示すように、本実施形態では、“S”〜“Z”のキー群については、第1実施形態と同様、送信情報(Sd)中に、8ビットで構成される第1のフラグ情報領域a1を確保し、当該キー群のフラグ情報(Sk)を合成した値を書き込む。また、K”〜“R”のキー群については、同じく送信情報(Sd)中、上記S”〜“Z”のキー群のためのフラグ情報(Sk)の後に同じビット構成を有する第2のフラグ情報領域a2を確保し、当該フラグ情報領域a2に当該キー群のフラグ情報(Sk)を合成した値を書き込む。
(第2の実施形態の動作)
第2の実施形態において、送信機10は、基本的には、図5に示したフローチャートに沿った通信処理を行う。但し、本実施形態の送信機10において、信号処理部121を構成するフラグ情報出力部123は、図5のステップS104において、信号変換部122から入力するデジタル信号(Si)に基づき、図6(A)に示す割り付け表(割り付けテーブル1233)を参照して、入力部11で操作された、“S”〜“Z”、及び“K”〜“R”の各キー(入力部11から入力された操作情報)に対応するフラグ情報(Sk)を出力する。
次いで、ステップ105では、送信情報生成部124が、フラグ情報出力部123から出力される、入力部11で操作された“S”〜“Z”の各キー(操作情報)に対応するフラグ情報(Sk)を合成するとともに、同じく入力部11で操作された“K”〜“R”の各キー(操作情報)に対応するフラグ情報(Sk)を合成する。
更に、ステップS106において、送信情報生成部124は、入力部11におけるS”〜“Z”のキー群については、送信情報(Sd)中に、上記第1のフラグ情報領域a1を確保する一方で、“K”〜“R”のキー群については、第1のフラグ情報領域の後に上記第2のフラグ情報領域a2を確保する。そのうえで、ステップS105で生成された“S”〜“Z”の各キー(操作情報)に対応する合成フラグ情報(Sk)が上記フラグ情報領域a1に入れられ、かつ、“K”〜“R”の各キー(操作情報(Sa))に対応する合成フラグ情報(Sk)が上記フラグ情報領域a2に入れられ送信情報(Sd)を生成する。図6(B)は、入力部11において、“S”〜“Z”、並びに“K”〜“R”の全てのキーが操作された場合に生成される送信情報(Sd3)の構成を示している。
更に、通信部13では、ステップS106で生成された送信情報(情報領域a1とa2を有する)を送信情報領域に埋め込むとともに、該送信情報の前と後にそれぞれヘッダーとチェックサムとを付加した送信パケット(図7参照)を生成し(ステップS107)、当該送信パケットを通信情報(Ps)として受信機20に送信する。
図7は本実施形態による送信パケットの構成を示す図である。図7に示すように、本実施形態の送信パケット(Pd)は、ヘッダーであるデータと、例えば、8ビットから成るフラグ情報領域a1、a2を有する送信情報(Sd)を搭載するデータ領域と、チェックサムとして付加するデータ領域とにより構成される。送信機10の通信部13では、例えば、入力部11でキー“S”〜“Z”、“K”〜“R”の全てが操作された場合には、図7に示すように、送信情報(Sd)のデータ領域に、図6(B)示す送信情報(Sd3)を載せた送信パケット(Pd3)を生成し、受信機20に対して送信する。
(第2実施形態の効果)
以上説明したように、第2実施形態による無線通信装置よれば、第1実施形態と同様の効果に加え、操作情報(Sa)が所定ビットの数を超えると、複数の所定ビットで構成し、送信情報(Sd)を生成するため(図6(B)参照)、複数のキーの操作情報(Sa)を受信機20に伝達する場合にも処理時間を短くすることが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば、本発明に係る無線通信装置は、用途については特に限定されず、無線式キーボード、リモコン等の家庭に使われる電化製品全般に適用できる。送信機10における制御部12の構成は上記実施形態に限定されず、また、図4、図7に示したパケット構成も上記実施形態に限定されるものではない。
1 無線通信装置
10 送信機
11 入力部
12 制御部
121 信号処理部
122 信号変換部
123 フラグ情報出力部
1231、1233 割り付けテーブル
124 送信情報生成部
13 通信部
131 通信データ生成部
132 送受信部
20 受信機

Claims (6)

  1. 送信機から、入力部での操作に応じて生成される送信情報を受信機に伝送する無線通信装置において、
    前記送信機は、
    前記入力部の操作に応じた操作情報を入力し、
    前記操作情報を構成する所定ビット内の所定の位置を前記入力部の操作に対応するフラグ情報とした前記送信情報を生成する制御部
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記制御部は、
    前記入力部からの前記操作情報に基づいて、信号変換処理を行い、前記フラグ情報を生成する信号処理部と、
    前記フラグ情報に基づいて、前記送信情報を生成する送信情報生成部と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記信号処理部は、
    前記操作情報をデジタル信号に変換する信号変換部と、
    前記デジタル信号をもとに、前記入力部の操作に対応するフラグ情報を出力するフラグ情報出力部と
    を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記制御部は、
    前記入力部からの複数の操作情報の入力に応じて、当該複数の操作情報にそれぞれ対応するフラグ情報を合成して、前記送信情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の無線通信装置。
  5. 前記所定ビットの数は8ビットであり、前記フラグ情報は1ビットフラグである
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の無線通信装置。
  6. 前記制御部は、
    前記入力部の前記操作情報が前記所定ビットの数を超えた場合は、複数の前記所定ビットで構成する前記送信情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の無線通信装置。
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