JP2014191379A - 分散処理システムおよび端末処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】正確な時刻情報に基づいて、早期にプログラムを完了することができる分散処理システムおよび端末処理装置を提供すること。
【解決手段】本発明の分散処理システム1は、原子発振器を有し、前記原子発振器からの信号に基づいて時刻情報を生成する時刻情報生成部を備えている複数のコンピュータ(端末)10、30と、各コンピュータ10、30を接続するネットワーク20とを有し、複数のコンピュータ10、30は、前記時刻情報に基づいて、プログラムを分散処理するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、分散処理システムおよび端末処理装置に関するものである。
近年、複数のコンピュータ(端末)を利用して、例えば、遺伝子解析、気象予測および暗号解読等の大規模なプログラムをタスクに分割し、この分割されたタスクを分散して計算処理する分散処理システムが知られている。
従来では、大規模なプログラムの計算処理は、単独のコンピュータを用いて実施されており、このような単独のコンピュータには、多量のプロセッサと大量のメモリーとを備えるスーパーコンピュータのような優れた性能を有するものが必要とされた。
これに対して、分散処理システムでは、例えば、ネットワークを介して連結された複数のコンピュータを並列動作させて、分割されたタスクを個々のコンピュータにおいて計算処理した後、これらの計算処理された処理結果を統合することで、大規模なプログラムの計算処理が実施される。そのため、個々のコンピュータとしては優れた性能を有するものを必要とすることなく大規模なプログラムの計算処理を実施することができる。
ところで、このような複数のコンピュータを用いた分散処理システムでは、前述のとおり、個々のコンピュータにおいて計算処理された処理結果を、統合することにより1つのプログラムが実施されるが、各コンピュータにおいて計算処理された処理結果の統合は、計算処理したコンピュータ、分割されたタスクを計算処理した時刻情報等をフラグとして用いることで行われる。
そこで、各コンピュータにおける時刻情報の調整は、例えば、ネットワーク(無線・有線)を介したNTP(Network Time Protocol)により実施することが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
このNTPでは、各コンピュータ(NTPクライアント機器)がNTPサーバ機器に対して問い合わせ、この問い合わせに対して応答することにより、各コンピュータにおける時刻情報の調整が行われる。
しかしながら、各コンピュータにおける時刻情報の調整が上記のようにて行われるため、ネットワーク上におけるNTPサーバ機器と各コンピュータとの離間距離や、NTPサーバ機器と各コンピュータとの時刻情報の受け取り間隔時間が異なることに起因して、コンピュータ毎における時刻情報の同期を優れた精度で実施することができない。
そのため、各コンピュータにおける時刻情報に誤差が生じているため、この時刻情報に基づいて、各コンピュータにおいて計算処理された処理結果を統合する際には、この誤差を考慮して補正する必要があり、処理結果を統合する作業にロスが生じ、結果的に、大規模なプログラムの実施に時間を要するという問題があった。
特開2000−349791号公報
本発明の目的は、正確な時刻情報に基づいて、早期にプログラムを完了することができる分散処理システムおよび端末処理装置を提供することにある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例の分散処理システムは、原子発振器を有し、前記原子発振器からの信号に基づいて時刻情報を生成する時刻情報生成部を備えている複数の端末と、前記複数の端末同士を接続するネットワークとを有し、
前記複数の端末は、前記時刻情報に基づいて、プログラムを分散処理することを特徴とする。
このような分散処理システムによれば、時刻情報生成部が原子発振器からの信号に基づいて時刻情報を生成するので、正確な(優れた)精度で時刻情報を出力することができる。そのため、この正確な時刻情報に基づいて、早期に要求されたプログラムを完了することができる。
[適用例2]
本適用例の分散処理システムでは、前記複数の端末は、プログラムを分割してタスクを用意する主端末と、前記タスクを実施する複数の実施端末とを含むことが好ましい。
これにより、主端末においてプログラムが分割されたタスクが用意され、分割されたタスクの計算処理を実施端末において実行し、さらに、計算処理がなされた処理結果を、主端末において統合することで、プログラムを分散処理することができる。
[適用例3]
本適用例の分散処理システムでは、前記複数の実施端末は、前記主端末から受け取った前記タスクを計算処理した後、前記計算処理の処理結果を前記時刻情報とともに主端末に送信することが好ましい。
これにより、正確な時刻情報に基づいて、早期に要求されたプログラムを完了することができる。
[適用例4]
本適用例の分散処理システムでは、前記主端末は、前記複数の実施端末から受け取った前記処理結果を、前記時刻情報に同期して統合することにより、前記プログラムを実施することが好ましい。
これにより、正確な時刻情報に基づいて、早期に要求されたプログラムを完了することができる。
[適用例5]
本適用例の分散処理システムでは、前記原子発振器は、量子干渉効果を利用して発振することが好ましい。
これにより、時刻情報生成部の小型化、ひいては、端末の小型化を図ることができる。
[適用例6]
本適用例の分散処理システムでは、前記時刻情報生成部の時刻情報を調整する調整部を備えることが好ましい。
これにより、例えば、時刻情報生成部の時刻情報の初期調整や、時刻情報生成部の経時的なズレによる時刻情報の調整、および時刻情報生成部を修理した場合の時刻情報の調整等を行うことができる。
[適用例7]
本適用例の端末処理装置は、原子発振器に基づいて生成された時刻情報と、プログラムが分割されたタスクを計算処理した処理結果とを、複数受け取って統合することを特徴とする。
このような端末処理装置によれば、正確な時刻情報に基づいて、早期に要求されたプログラムを完了することができる。
[適用例8]
本適用例の端末処理装置は、原子発振器に基づいて生成された時刻情報を、プログラムが分割されたタスクを計算処理した処理結果とともに出力することを特徴とする。
このような端末処理装置によれば、正確な時刻情報に基づいて、早期に要求されたプログラムを完了することができる。
本発明の第1実施形態に係る分散処理システムを示す概略図である。 図1の分散処理システムが備える主コンピュータの概略構成を示すブロック図である。 図1の分散処理システムが備える実施コンピュータの概略構成を示すブロック図である。 図2、3に示す時刻情報生成部の原子発振器を示す概略図である。 図4に示す原子発振器のガスセル内におけるアルカリ金属のエネルギー状態を説明するための図である。 図4に示す原子発振器の光源および光検出部について、光源からの2つの光の周波数差と、光検出部での検出強度との関係を示すグラフである。 図1の分散処理システムにおけるプログラムの分散処理実行を示すフローチャートである。 図1の分散処理システムにおいてプログラムを分散処理する状況を示す概念図である。 本発明の第2実施形態に係る分散処理システムが備える主コンピュータの概略構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る分散処理システムが備える実施コンピュータの概略構成を示すブロック図である。
以下、本発明の分散処理システムおよび端末処理装置を添付図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る分散処理システムを示す概略図、図2は、図1の分散処理システムが備える主コンピュータの概略構成を示すブロック図、図3は、図1の分散処理システムが備える実施コンピュータの概略構成を示すブロック図である。また、図4は、図2、3に示す時刻情報生成部の原子発振器を示す概略図、図5は、図4に示す原子発振器のガスセル内におけるアルカリ金属のエネルギー状態を説明するための図、図6は、図4に示す原子発振器の光源および光検出部について、光源からの2つの光の周波数差と、光検出部での検出強度との関係を示すグラフである。
図1〜図3に示す分散処理システムは、原子発振器を有し、前記原子発振器からの信号に基づいて時刻情報を生成する時刻情報生成部を備えている複数の端末と、前記複数の端末同士を接続するネットワークとを有し、前記複数の端末は、前記時刻情報に基づいて、プログラムを分散処理するものである。
かかる構成の分散処理システムでは、分散処理システムが備える各コンピュータ(端末)は、原子発振器を有し、この原子発振器からの信号に基づいて時刻情報を生成する時刻情報生成部を備えており、生成された時刻情報が正確な(優れた)精度を有しているため、この正確な時刻情報に基づいて、早期に要求されたプログラムを完了することができる。
なお、以下の説明において、分散処理システム1は、複数のコンピュータ10、30をインターネットのような広域のネットワーク20を介して接続して構成され、プログラム(処理要求)の分散処理(分散情報処理)を主体的に行うコンピュータを主コンピュータ10と言い、主コンピュータ10からの分割されたタスクを実施するコンピュータを実施コンピュータ30と言うこととする。また、両者を区別する必要がない場合は、単に「コンピュータ10、30」と言うこともある。
なお、各コンピュータ10、30が備えるハードウエア構成、すなわち各コンピュータ10、30が備えるプロセッサの種類および数、これらプロセッサの能力(処理速度)、メモリー容量等は任意であるが、本実施形態では、説明の便宜上、すべて均質なハードウエア構成を備えているものとして説明する。
分散処理システム1は、図1に示すように、主コンピュータ10と、複数の実施コンピュータ30と、これらコンピュータ10、30を互いに連結するネットワーク20とを備えている。
主コンピュータ(主端末:端末処理装置)10は、プログラム(処理要求)の分散処理を主体的に行うものであり、具体的には、分散処理(実施)すべきプログラムを分割してタスクとし、この分割されたタスクの計算処理を実施コンピュータ30に委託するともに、実施コンピュータ30によりタスクの計算処理がなされた処理結果(結果)を各実施コンピュータ30から受け取り、これら計算処理がなされた処理結果を統合して、プログラムを実施する機能を有するものである。
この主コンピュータ(主端末)10は、図2に示すように、タスクの分割を行う分割部15と、実施コンピュータ30と通信し、分割されたタスクの送信および計算処理がなされた処理結果の受信を行う通信部11と、実施したプログラムの内容等を記録するプログラム内容データベース12と、実施したプログラムの内容等の履歴を確認するユーザインタフェース14とタスクが計算処理された処理結果を統合する統合部16と、原子発振器131を有し、この原子発振器131からの信号に基づいて時刻情報を生成する時刻情報生成部13とを有する。
主コンピュータ10をかかる構成をなすものとすることにより、主コンピュータ10は、分割部15において、分散処理(実施)すべきプログラムを分割してタスクとし、通信部11を介して、分割されたタスクの計算処理を実施コンピュータ30に委託するとともに、実施コンピュータ30により計算処理がなされた処理結果を各実施コンピュータ30から受け取る。さらに、統合部16において、計算処理がなされた処理結果を統合することで、プログラムの実施が完了する。
また、実施コンピュータ(実施端末:端末処理装置)30は、ネットワーク20を介して、主コンピュータ10に複数連結しており、図1では、実施コンピュータ30a〜30mのようにm個の実施コンピュータ30が主コンピュータ10に連結している。この実施コンピュータ(実施端末)30は、主コンピュータ10から受託した分割されたタスクを受け取り、この分割されたタスクの計算処理を実施し、その後、計算処理がなされた処理結果を時刻情報とともに、再度、ネットワーク20を介して主コンピュータ10に送信(出力)する。
この実施コンピュータ30は、図3に示すように、主コンピュータ10と通信して、分割されたタスクの受信および計算処理がなされた処理結果の送信を行う通信部31と、主コンピュータ10から受信した分割されたタスクの計算処理を実行して処理結果を得る計算処理実行部35と、計算処理した処理結果の内容等を記録する計算処理内容データベース32と、計算処理した処理結果の内容等の履歴を確認するユーザインタフェース34と、原子発振器331を有し、この原子発振器331からの信号に基づいて時刻情報を生成する時刻情報生成部33とを有する。
実施コンピュータ30をかかる構成をなすものとすることにより、実施コンピュータ30は、通信部31を介して、分割されたタスクの受信および計算処理がなされた処理結果の送信を実施し、計算処理実行部35において、分割されたタスクの計算処理を行い、処理結果を得る。
また、ネットワーク20は、主コンピュータ10および実施コンピュータ30に連結し、通信部11、31を介して、コンピュータ10、30間におけるタスクおよび処理結果の送信・受信を仲介する。
なお、ネットワーク20は、無線・有線のいずれであってもよく、このネットワーク20を介して連結されるコンピュータ10、30は、インターネットサービスプロバイダ(ISP)に加入しているコンピュータや、ゲームセンターに設置されるアミューズメントマシンの他、通信サービスを提供しているキャリアに加入している携帯電話およびスマートフォン等が挙げられる。
さて、かかる構成の分散処理システム1において、本発明では、各コンピュータ10、30は、原子発振器131、331を有し、この原子発振器131、331からの信号に基づいて時刻情報を生成する時刻情報生成部13、33を備えており、生成された時刻情報が正確な(優れた)精度を有しているため、この正確な時刻情報(タイムスタンプ)に基づいて、早期に要求されたプログラムを完了することができる。
以下、この時刻情報生成部13、33について詳述する。
なお、主コンピュータ10が備える時刻情報生成部13と、実施コンピュータ30が備える時刻情報生成部33とは、同様の構成のものであるため、以下では、時刻情報生成部13を一例に説明する。
(時刻情報生成部13)
時刻情報生成部13は、時刻情報を生成する機能を有する。
特に、時刻情報生成部13は、ルビジウム、セシウム等のアルカリ金属の原子のエネルギー遷移に基づいて発振する原子発振器131を有し、その原子発振器131の信号(発振信号)に基づいて、時刻情報を生成する。すなわち、時刻情報生成部13は、原子時計である。これにより、時刻情報生成部13は、定期的な時刻情報の調整を行うことなく、正確な時刻情報を生成することができる。
なお、時刻情報生成部13は、原子発振器131の他に、他の原子発振器または水晶発振器を有し、複数の発振器の信号に基づいて時刻情報を生成するように構成されていてもよい。例えば、時刻情報生成部13は、原子発振器131および水晶発振器を有する場合、水晶発振器の信号に基づく時刻情報を原子発振器131の信号に基づく時刻情報を用いて補正する。これにより、原子発振器131の優れた長期安定度と水晶発振器の優れた短期安定度との双方の利点を生かし、時刻情報生成部13が長期的および短期的に高精度な時刻情報を生成することができる。
また、原子発振器131は、波長の異なる2種類の光による量子干渉効果(CPT:Coherent Population Trapping)を利用した原子発振器である。なお、分散処理システム1の用途等によっては、原子発振器131として、光およびマイクロ波による二重共鳴現象を利用した原子発振器を用いてもよい。
以下、量子干渉効果を利用した原子発振器131について具体的に説明する。
この原子発振器131は、図4に示すように、ガスセル320と、光源330と、光学部品341、342、343、344と、光検出部350と、ヒーター360と、温度センサー370と、コイル380と、制御部390とを備える。
まず、原子発振器131の原理を簡単に説明する。
原子発振器131では、ガスセル320内に、ガス状のルビジウム、セシウム、ナトリウム等のアルカリ金属(金属原子)が封入されている。
アルカリ金属は、図5に示すように、3準位系のエネルギー準位を有しており、エネルギー準位の異なる2つの基底状態(基底状態1、2)と、励起状態との3つの状態をとり得る。ここで、基底状態1は、基底状態2よりも低いエネルギー状態である。
このようなガス状のアルカリ金属に対して周波数の異なる2種の共鳴光1、2を前述したようなガス状のアルカリ金属に照射すると、共鳴光1の周波数ω1と共鳴光2の周波数ω2との差(ω1−ω2)に応じて、共鳴光1、2のアルカリ金属における光吸収率(光透過率)が変化する。
そして、共鳴光1の周波数ω1と共鳴光2の周波数ω2との差(ω1−ω2)が基底状態1と基底状態2とのエネルギー差に相当する周波数に一致したとき、基底状態1、2から励起状態への励起がそれぞれ停止する。このとき、共鳴光1、2は、いずれも、アルカリ金属に吸収されずに透過する。このような現象をCPT現象または電磁誘起透明化現象(EIT:Electromagnetically Induced Transparency)と呼ぶ。
光源330は、ガスセル320に向けて、前述したような周波数の異なる2種の光(共鳴光1および共鳴光2)を出射する。
ここで、例えば、共鳴光1の周波数ω1を固定し、共鳴光2の周波数ω2を変化させていくと、共鳴光1の周波数ω1と共鳴光2の周波数ω2との差(ω1−ω2)が基底状態1と基底状態2とのエネルギー差に相当する周波数ω0に一致したとき、光検出部350の検出強度は、図6に示すように、急峻に上昇する。このような急峻な信号をEIT信号と呼ぶ。このEIT信号は、アルカリ金属の種類によって決まった固有値をもっている。したがって、このようなEIT信号を基準として用いることにより、高精度な発振器を実現することができる。
以下、原子発振器131の各部を順次詳細に説明する。
[ガスセル]
ガスセル320内には、ガス状のルビジウム、セシウム、ナトリウム等のアルカリ金属が封入されている。
図示しないが、ガスセル320は、柱状の貫通孔を有する本体部と、その貫通孔の両開口を封鎖する1対の窓部とを有する。これにより、前述したようなアルカリ金属が封入される内部空間が形成される。
ここで、ガスセル320の各窓部は、前述した光源330からの励起光に対する透過性を有している。そして、一方の窓部は、ガスセル320内へ励起光LLが入射する入射側窓部であり、他方の窓部は、ガスセル320内から励起光LLが出射する出射側窓部である。
このようなガスセル320の窓部を構成する材料としては、前述したような励起光に対する透過性を有していれば、特に限定されないが、例えば、ガラス材料、水晶等が挙げられる。
また、ガスセル320の本体部を構成する材料は、特に限定されず、金属材料、樹脂材料等であってもよく、窓部と同様にガラス材料、水晶等であってもよい。
そして、各窓部は、本体部に対して気密的に接合されている。これにより、ガスセル320の内部空間を気密空間とすることができる。
ガスセル320の本体部と各窓部との接合方法としては、これらの構成材料に応じて決められるものであり、特に限定されないが、例えば、接着剤による接合方法、直接接合法、陽極接合法等を用いることができる。
また、このようなガスセル320は、ヒーター360により、例えば、70℃程度に温度調節される。
[光源]
光源330は、ガスセル320中のアルカリ金属原子を励起する励起光LLを出射する機能を有する。
より具体的には、光源330は、励起光LLとして、前述したような周波数の異なる2種の光(共鳴光1および共鳴光2)を出射するものである。
共鳴光1は、ガスセル320内のアルカリ金属を前述した基底状態1から励起状態へ励起し得るものである。一方、共鳴光2は、ガスセル320内のアルカリ金属を前述した基底状態2から励起状態へ励起し得るものである。
この光源330としては、前述したような励起光を出射し得るものであれば、特に限定されないが、例えば、垂直共振器面発光レーザー(VCSEL)等の半導体レーザー等を用いることができる。
このような光源330は、後述する制御部390の励起光制御部392に接続され、光検出部350の検出結果に基づいて駆動制御される(図4参照)。
また、このような光源330は、図示しない温度調節素子(発熱抵抗体、ペルチェ素子等)により、例えば、30℃程度に温度調節される。
[光学部品]
複数の光学部品341、342、343、344は、それぞれ、前述した光源330とガスセル320との間における励起光LLの軸上に設けられている。
本実施形態では、光源330側からガスセル320側へ、光学部品341、光学部品342、光学部品343、光学部品344がこの順に配置されている。
光学部品341は、レンズである。これにより、励起光LLを無駄なくガスセル320へ照射することができる。
また、光学部品341は、励起光LLを平行光とする機能を有する。これにより、励起光LLがガスセル320の内壁で反射するのを簡単かつ確実に防止することができる。そのため、ガスセル320内での励起光の共鳴を好適に生じさせ、その結果、原子発振器131の発振特性を高めることができる。
光学部品342は、偏光板である。これにより、光源330からの励起光LLの偏光を所定方向に調整することができる。
光学部品343は、減光フィルター(NDフィルター)である。これにより、ガスセル320に入射する励起光LLの強度を調整(減少)させることができる。そのため、光源330の出力が大きい場合でも、ガスセル320に入射する励起光を所望の光量とすることができる。本実施形態では、前述した光学部品342を通過した所定方向の偏光を有する励起光LLの強度を光学部品343により調整する。
光学部品344は、λ/4波長板である。これにより、光源330からの励起光LLを直線偏光から円偏光(右円偏光または左円偏光)に変換することができる。
後述するようにコイル380の磁場によりガスセル320内のアルカリ金属原子がゼーマン分裂した状態において、仮に直線偏光の励起光をアルカリ金属原子に照射すると、励起光とアルカリ金属原子との相互作用により、アルカリ金属原子がゼーマン分裂した複数の準位に均等に分散して存在することとなる。その結果、所望のエネルギー準位のアルカリ金属原子の数が他のエネルギー準位のアルカリ金属原子の数に対して相対的に少なくなるため、所望のEIT現象を発現する原子数が減少し、所望のEIT信号の強度が小さくなり、その結果、原子発振器131の発振特性の低下をもたらす。
これに対し、後述するようにコイル380の磁場によりガスセル320内のアルカリ金属原子がゼーマン分裂した状態において、円偏光の励起光をアルカリ金属原子に照射すると、励起光とアルカリ金属原子との相互作用により、アルカリ金属原子がゼーマン分裂した複数の準位のうち、所望のエネルギー準位のアルカリ金属原子の数を他のエネルギー準位のアルカリ金属原子の数に対して相対的に多くすることができる。そのため、所望のEIT現象を発現する原子数が増大し、所望のEIT信号の強度が大きくなり、その結果、原子発振器131の発振特性を向上させることができる。
[光検出部]
光検出部350は、ガスセル320内を透過した励起光LL(共鳴光1、2)の強度を検出する機能を有する。
この光検出部350としては、上述したような励起光を検出し得るものであれば、特に限定されないが、例えば、太陽電池、フォトダイオード等の光検出器(受光素子)を用いることができる。
このような光検出部350は、後述する制御部390の励起光制御部392に接続されている(図4参照)。
[ヒーター]
ヒーター360は、前述したガスセル320(より具体的にはガスセル320中のアルカリ金属)を加熱する機能を有する。これにより、ガスセル320中のアルカリ金属をガス状に維持することができる。
このヒーター360は、通電により発熱するものであり、図示しないが、ガスセル320の外表面上に設けられた発熱抵抗体で構成されている。
ここで、発熱抵抗体は、例えば、ガスセル320の各窓部上に設けられている。これにより、ガスセル320の窓部にアルカリ金属原子が結露するのを防止することができる。その結果、長期にわたり優れた発振特性を発揮することができる。
このような発熱抵抗体は、励起光に対する透過性を有する材料、具体的には、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)、IZO(Indium Zinc Oxide)、In、SnO、Sb含有SnO、Al含有ZnO等の酸化物等の透明電極材料で構成される。
また、発熱抵抗体は、例えば、プラズマCVD、熱CVDのような化学蒸着法(CVD)、真空蒸着等の乾式メッキ法、ゾル・ゲル法等を用いて形成することができる。
なお、ヒーター360は、ガスセル320を加熱することができるものであれば、特に限定されず、ガスセル320に対して非接触であってもよい。また、ヒーター360に代えて、または、ヒーター360と併用して、ペルチェ素子を用いて、ガスセル320を加熱してもよい。
このようなヒーター360は、後述する制御部390の温度制御部391に電気的に接続され、通電される(図4参照)。
[温度センサー]
温度センサー370は、ヒーター360またはガスセル320の温度を検出するものである。そして、この温度センサー370の検出結果に基づいて、前述したヒーター360の発熱量が制御される。これにより、ガスセル320内のアルカリ金属原子を所望の温度に維持することができる。
なお、温度センサー370の設置位置は、特に限定されず、例えば、ヒーター360上であってもよいし、ガスセル320の外表面上であってもよい。
温度センサー370としては、それぞれ、特に限定されず、サーミスタ、熱電対等の公知の各種温度センサーを用いることができる。
このような温度センサー370は、図示しない配線を介して、後述する制御部390の温度制御部391に電気的に接続されている(図4参照)。
[コイル]
コイル380(磁場発生部)は、ガスセル320内に励起光LLの軸に沿った方向の磁場を発生させる機能を有する。これにより、ゼーマン分裂により、アルカリ金属の縮退している異なるエネルギー準位間のギャップを拡げて、分解能を向上させることができる。その結果、原子発振器131の発振周波数の精度を高めることができる。
このコイル380としては、例えば、ガスセル320を挟むように配置されたヘルムホルツコイル、または、ガスセル320を覆うように配置されたソレノイドコイルを用いることができる。
また、コイル380が発生する磁場は、直流磁場または交流磁場のいずれかの磁場であってもよいし、直流磁場と交流磁場とを重畳させた磁場であってもよい。
このようなコイル380は、後述する制御部390の磁場制御部393に接続され、通電制御される(図4参照)。
[制御部]
図4に示す制御部390は、光源330、ヒーター360およびコイル380をそれぞれ制御する機能を有する。
この制御部390は、光源330の共鳴光1、2の周波数を制御する励起光制御部392と、ガスセル320中のアルカリ金属の温度を制御する温度制御部391と、ガスセル320に印加する磁場を制御する磁場制御部393とを有する。
励起光制御部392は、前述した光検出部350の検出結果に基づいて、光源330から出射される共鳴光1、2の周波数を制御する。より具体的には、励起光制御部392は、前述した光検出部350によって検出された(ω1−ω2)が前述したアルカリ金属固有の周波数ω0となるように、光源330から出射される共鳴光1、2の周波数を制御する。また、励起光制御部392は、光源330から出射される共鳴光1、2の中心周波数を制御する。
また、温度制御部391は、温度センサー370の検出結果に基づいて、ヒーター360への通電を制御する。これにより、ガスセル320を所望の温度範囲内に維持することができる。ここで、温度センサー370は、ガスセル320の温度を検知する温度検知手段を構成する。
また、磁場制御部393は、コイル380が発生する磁場が一定となるように、コイル380への通電を制御する。
このような制御部390は、例えば、基板上に実装されたICチップに設けられている。
また、制御部390には、図示しない発振回路が電気的に接続されており、かかる発振回路は、前述したEIT信号に基づいて、クロック信号を発振する。
以上説明したような量子干渉効果を利用して発振する原子発振器131は、生成された時刻情報が正確な(優れた)精度を有しており、さらに、二重共鳴現象を利用した原子発振器に比し、極めて小型である。そのため、時刻情報生成部13の小型化、ひいては、時刻情報生成部13を備える主コンピュータ10の小型化を図ることができる。また、二重共鳴現象を利用した原子発振器に比し原子発振器131の消費電力を極めて小さくすることができる。そのため、比較的容量の小さい電源で原子発振器131を作動させることが可能となる。
次に、このような時刻情報生成部13、33を備えるコンピュータ10、30を有する分散処理システム1におけるプログラムの分散処理の実行について説明する。
図7は、図1の分散処理システムにおけるプログラムの分散処理実行を示すフローチャート、図8は、図1の分散処理システムにおいてプログラムを分散処理する状況を示す概念図である。
<1>まず、図8(a)に示すように、主コンピュータ10は、分散処理すべきプログラムを分割することで、各実施コンピュータ30に計算処理を委託する分割されたタスクを用意する(ステップS101)。
<2>次に、図8(b)に示すように、実施コンピュータ30は、主コンピュータ10に、ネットワーク20を介してアクセス(ステップS102)し、複数の分割されたタスクのうち、受託し得る分割されたタスクを主コンピュータ10から受け取る(ステップS103)。
<3>次に、図8(c)に示すように、実施コンピュータ30は、受託した分割されたタスクの計算処理(分散処理)を実行する(ステップS104)。
すなわち、複数の実施コンピュータ30a〜30mにおいて、各々の実施コンピュータ30が受託した分割されたタスクの計算処理が実行される。
<4>次に、実施コンピュータ30は、タスクの計算処理がなされた処理結果を、ネットワーク20を介して主コンピュータ10に送信(返信)する(ステップS105)。
この際、実施コンピュータ30は、計算処理がなされた処理結果とともに、計算処理を実施した実施コンピュータ30の種類(複数の実施コンピュータ30a〜30mのうちいずれの実施コンピュータ30で計算処理を実施したか)、タスクを計算処理した際の時刻情報等を、主コンピュータ10に送信する。
ここで、コンピュータ10、30は、それぞれ、前述した原子発振器131、331を有する時刻情報生成部13、33を有しており、NTP(Network Time Protocol)により各コンピュータの時刻情報を調整した場合等と比較して、生成された時刻情報が正確な(優れた)精度を有している。すなわち、各コンピュータ10、30間における時刻情報の誤差が極めて小さくなっている。
そのため、各実施コンピュータ30から主コンピュータ10に送信された時刻情報は、実際にタスクが計算処理をなされた時刻に対して誤差が極めて小さくなっている。すなわち、分散処理システム1における通信の同期精度を優れたものとすることができる。
<5>次に、図8(d)に示すように、主コンピュータ10は、複数の実施コンピュータ30から送信された計算処理がなされた処理結果を、時刻情報に同期して統合する(繋ぎ合わせる)ことにより、1つのプログラムの実施を完了する(ステップS106)。
この際、主コンピュータ10は、計算処理を実施した実施コンピュータ30の種類や、タスクを計算処理した際の時刻情報(タイムスタンプ)等を、フラグとして用いて、各実施コンピュータ30から送信された計算処理がなされた処理結果を統合するが、前述のとおり、各実施コンピュータ30から主コンピュータ10に送信された時刻情報は、実際にタスクが計算処理をなされた時刻に対して誤差が極めて小さくなっている。したがって、この誤差が許容できる範囲内であり、誤差を考慮して時刻情報を補正する必要がないため、処理結果を統合する作業にロスが生じるのをより的確に抑制または防止することができる。その結果、ブログラムを実施する際のトータルの実施時間を短くすることができる。すなわち、プログラムの分散処理の効率化を図ることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図9は、本発明の第2実施形態に係る分散処理システムが備える主コンピュータの概略構成を示すブロック図、図10は、本発明の第2実施形態に係る分散処理システムが備える実施コンピュータの概略構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る分散処理システムは、時刻情報生成部の時刻を調整する調整部を備えること以外は、前述した第1実施形態にかかる分散処理システムと同様である。
なお、以下の説明では、第2実施形態の分散処理システムに関し、第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項に関してはその説明を省略する。また、図9、10において、前述した実施形態と同様の構成については、同一符号を付している。
図9、10に示す分散処理システム1において、主コンピュータ10は、分割部15と、通信部11と、プログラム内容データベース12と、ユーザインタフェース14と、統合部16と、時刻情報生成部13と、調整部17とを備え、実施コンピュータ30は、通信部31と、計算処理実行部35と、計算処理内容データベース32と、ユーザインタフェース34と、時刻情報生成部33と、調整部37とを備える。
なお、主コンピュータ10が調整部17と、実施コンピュータ30が備える調整部37とは、同様の構成のものであるため、以下では、調整部17を一例に説明する。
調整部17は、時刻情報生成部13の時刻情報を調整する機能を有し、ネットワーク20に連結するNTPサーバ機器に対して問い合わせることにより時刻情報を取り寄せ、この取り寄せられた時刻情報により、時刻情報生成部13の時刻情報を調整する。これにより、例えば、時刻情報生成部13の時刻情報の初期調整や、時刻情報生成部13の経時的なズレによる時刻情報の調整、および時刻情報生成部13を修理した場合の時刻情報の調整等を行うことができる。なお、図示の例では、調整部17は、時刻情報生成部13とは別体で構成されているが、時刻情報生成部13と一体で構成されていてもよいし、または、時刻情報生成部13内に組み込まれていてもよい。
このような構成の本実施形態の分散処理システム1も、前記第1実施形態の分散処理システム1と同様にして使用することができ、前記第1実施形態の分散処理システム1と同様の効果が得られる。
以上、本発明の分散処理システムおよび端末処理装置について、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これらに限定されるものではない。
また、本発明の分散処理システムおよび端末処理装置では、各部の構成は、同様の機能を発揮する任意の構成のものに置換することができ、また、任意の構成を付加することもできる。
また、本発明の分散処理システムおよび端末処理装置は、前述した各実施形態の任意の構成同士を組み合わせるようにしてもよい。
さらに、本発明の分散処理システムおよび端末処理装置では、実施するプログラムや分散処理の方法によっては、主端末における時刻情報生成部を省略することができる。
1‥‥分散処理システム 10‥‥主コンピュータ 11‥‥通信部 12‥‥プログラム内容データベース 13‥‥時刻情報生成部 14‥‥ユーザインタフェース 15‥‥分割部 16‥‥統合部 17‥‥調整部 20‥‥ネットワーク 30‥‥実施コンピュータ 31‥‥通信部 32‥‥計算処理内容データベース 33‥‥時刻情報生成部 34‥‥ユーザインタフェース 35‥‥計算処理実行部 37‥‥調整部 131‥‥原子発振器 320‥‥ガスセル 330‥‥光源 331‥‥原子発振器 341‥‥光学部品 342‥‥光学部品 343‥‥光学部品 344‥‥光学部品 350‥‥光検出部 360‥‥ヒーター 370‥‥温度センサー 380‥‥コイル 390‥‥制御部 391‥‥温度制御部 392‥‥励起光制御部 393‥‥磁場制御部 LL‥‥励起光 ω0‥‥周波数 ω1‥‥周波数 ω2‥‥周波数 S101〜S106‥‥ステップ

Claims (8)

  1. 原子発振器を有し、前記原子発振器からの信号に基づいて時刻情報を生成する時刻情報生成部を備えている複数の端末と、前記複数の端末同士を接続するネットワークとを有し、
    前記複数の端末は、前記時刻情報に基づいて、プログラムを分散処理することを特徴とする分散処理システム。
  2. 前記複数の端末は、プログラムを分割してタスクを用意する主端末と、前記タスクを実施する複数の実施端末とを含む請求項1に記載の分散処理システム。
  3. 前記複数の実施端末は、前記主端末から受け取った前記タスクを計算処理した後、前記計算処理の処理結果を前記時刻情報とともに主端末に送信する請求項2に記載の分散処理システム。
  4. 前記主端末は、前記複数の実施端末から受け取った前記処理結果を、前記時刻情報に同期して統合することにより、前記プログラムを実施する請求項2または3に記載の分散処理システム。
  5. 前記原子発振器は、量子干渉効果を利用して発振する請求項1ないし4のいずれか1項に記載の分散処理システム。
  6. 前記時刻情報生成部の時刻情報を調整する調整部を備える請求項1ないし5のいずれか1項に記載の分散処理システム。
  7. 原子発振器に基づいて生成された時刻情報と、プログラムが分割されたタスクを計算処理した処理結果とを、複数受け取って統合することを特徴とする端末処理装置。
  8. 原子発振器に基づいて生成された時刻情報を、プログラムが分割されたタスクを計算処理した処理結果とともに出力することを特徴とする端末処理装置。
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