JP2014190378A - 車両用自動変速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 解放状態にあって引きずりを発生する摩擦締結要素の個数を低減して燃費を向上可能な車両用自動変速機を提供する。
【解決手段】
車両用自動変速機は、第1〜第3遊星歯車組1〜3と、第1〜第3クラッチ4〜6、第1、第2ブレーキ6、8とを備える。各遊星歯車組のそれぞれの3つの回転要素を、共通速度線図上で各遊星歯車組の歯数比に対応する間隔に応じて並べ、第1要素〜第9要素とした場合、入力軸Iを第2要素14に常時連結し、出力部材Oを第5要素24に常時連結し、第1要素11と第7要素31を常時連結して第1ブレーキ7で静止部9に固定可能とし、第3要素12を第1クラッチ4で第4要素21に連結可能、かつ第2クラッチ5で第8要素34に締結可能とし、第4要素21を第9要素32に常時連結し、第6要素22を第2ブレーキ8で静止部9へ固定可能、かつ第3クラッチ6で第8要素34と連結可能とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用自動変速機に関する。
従来の車両用自動変速機としては、特許文献1に記載のものが知られている。この従来の車両用自動変速機は、いわゆるラビニョ・タイプの遊星歯車組および1組のシングル・ピニオン・タイプの遊星歯車組からなる遊星歯車組と、2個のクラッチおよび3個のブレーキの油圧作動による摩擦締結要素と、を有し、前進6速後進1速を得るようにしている。
特開2003−240068号公報
しかしながら、上記従来の車両用自動変速機には、以下に説明するような問題がある。
上記従来の車両用自動変速機で各変速段を得るには、上記5個のうち2個の摩擦締結要素に選択的に締結圧を供給し、残り3個の摩擦締結要素は解放状態にしている。この結果、解放状態にある摩擦締結要素が3個、引きずり状態となるため、その分、燃費が悪化するといった問題がある。特に、ブレーキはこの一方の側が自動変速機ケースであるため、潤滑油の排出性がクラッチよりも劣る結果、クラッチに比べて引きずり抵抗が大きくなるが、この従来の自動変速機ではブレーキが3個も用いているため、燃費はさらに悪化することになる。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、解放状態にあって引きずりを発生する摩擦締結要素の個数を低減して燃費を向上させることができるようにした車両用自動変速機を提供することにある。
この目的のため本発明による車両用自動変速機は、
入力軸と、
出力部材と、
静止部と、
サン・ギヤ、リング・ギヤおよびピニオン・キャリヤの3つの回転要素をそれぞれ有する第1遊星歯車組、第2遊星歯車組、および第3遊星歯車組と、
第1クラッチ、第2クラッチ、第3クラッチ、第1ブレーキ、および第2ブレーキの5個の摩擦締結要素と、
を備え、
第1遊星歯車組の3つの回転要素を、共通速度線図上で第1遊星歯車組の歯数比に対応する間隔に応じて並べ、この並び順に第1要素、第2要素、第3要素とし、
第2遊星歯車組の3つの回転要素を、共通速度線図上で第2遊星歯車組の歯数比に対応する間隔に応じて並べ、この並び順に第4要素、第5要素、第6要素とし、
第3遊星歯車組の3つの回転要素を、共通速度線図上で第3遊星歯車組の歯数比に対応する間隔に応じて並べ、この並び順に第7要素、第8要素、第9要素とし、
入力軸を、第2要素に常時連結し、
出力部材を、第5要素に常時連結し、
第1要素と第7要素を、常時連結して第1ブレーキの締結で静止部に固定可能とし、
第3要素を、第1クラッチの締結で第4要素に連結可能、かつ第2クラッチの締結で第8要素に締結可能とし、
第4要素を、第9要素に常時連結し、
第6要素を、第2ブレーキの締結で静止部へ固定可能、かつ第3クラッチの締結で第8要素と連結可能とした、
ことを特徴とする。
また、好ましくは、第1遊星歯車組〜第3遊星歯車組が、すべてシングル・ピニオン・タイプの遊星歯車組である、ことを特徴とする。
また、好ましくは、第1クラッチが、第1速、第2速、第4速および第5速で締結し、
第2クラッチが、第1速、第3速、第4速、第6速および後進で締結し、
第3クラッチが、第4速、第5速、第6速および後進で締結し、
第1ブレーキが、第2速、第3速、第5速および第6速で締結し、
第2ブレーキが、第1速、第2速、第3速、および後進で締結する、
ことを特徴とする。
また、好ましくは、第1要素が、第1遊星歯車組のサン・ギヤであり、
第2要素が、第1遊星歯車組のピニオン・キャリヤであり、
第3要素が、第1遊星歯車組のリング・ギヤであり、
第4要素が、第2遊星歯車組のサン・ギヤであり、
第5要素が、第2遊星歯車組のピニオン・キャリヤであり、
第6要素が、第2遊星歯車組のリング・ギヤであり、
第7要素が、第3遊星歯車組のサン・ギヤであり、
第8要素が、第3遊星歯車組のピニオン・キャリヤであり、
第9要素が、第3遊星歯車組のリング・ギヤである、
ことを特徴とする。
本発明は、上記のように自動変速機を構成したので、各変速段での摩擦締結要素の締結時には、解放状態となる摩擦要素を従来技術のものより少ない個数に抑えることが可能となる。
このため、解放状態にある摩擦締結要素による引きずりを低減して燃費を向上させることができる。
また、第1遊星歯車組〜第3遊星歯車組を、すべてシングル・ピニオン・タイプの遊星歯車組としたので、構造が簡単となり、音や振動上、有利になる。
また、第1クラッチ〜第3クラッチ、第1ブレーキ、および第2ブレーキの摩擦締結要素を上記のように締結されるようにしたので、前進6速および後進の変速段を得ることができる。
また、この場合、各変速段を得るには、3個の摩擦締結要素を締結し、残り2個を解放状態にすればよいので、引きずり状態にある摩擦締結要素を従来技術のものより1個少なくすることができ、燃費を向上させることができる。また、ブレーキの個数が少なくなる分、より燃費を向上させることができる。
また、第1要素〜第9要素を上記のように構成したので、最適なギヤ比の自動変速機を得ることができる。
本発明の実施例1に係る車両用自動変速機のスケルトンを示す図である。 実施例1の車両用自動変速機で用いる摩擦締結要素の作動および各変速段でのギヤを示す作動表を表す図である。 実施例1の車両用自動変速機における、前進第1速での共通速度線図である。 実施例1の車両用自動変速機における、前進第2速での共通速度線図である。 実施例1の車両用自動変速機における、前進第3速での共通速度線図である。 実施例1の車両用自動変速機における、前進第4速での共通速度線図である。 実施例1の車両用自動変速機における、前進第5速での共通速度線図である。 実施例1の車両用自動変速機における、前進第6速での共通速度線図である。 実施例1の車両用自動変速機における、後進での共通速度線図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。
まず、実施例1の車両用自動変速機の全体構成を説明する。
この実施例1の車両用自動変速機は、エンジン前置き前輪駆動車やエンジン後置き後輪駆動車の、いわゆるエンジン横置きタイプに適用される。
図1に、実施例1の車両用自動変速機のスケルトンを示す。なお、図1では、中心軸(入力軸Iの中心軸を通る軸)から上半分を描いてあり、下半分は省略している。
同図に示すように、実施例1の車両用自動変速機は、入力軸Iと、出力部材Oと、第1遊星歯車組1、第2遊星歯車組2、および第3遊星歯車組3の3組の遊星歯車組と、第1クラッチ4、第2クラッチ5、第3クラッチ6、第1ブレーキ7、第2ブレーキ8の3個のクラッチおよび2個のブレーキからなる油圧作動の摩擦締結要素と、自動変速機のケース(本発明の静止部に相当)9と、を備えている。
入力軸Iは、図示しないエンジンにトルク・コンバータ等を介して連結可能であり、出力部材Oは、第2遊星歯車組2のピニオン・キャリヤ24に固定されたギヤで構成され、図示しない伝達歯車や差動歯車装置を介して駆動輪に連結されている。
第1遊星歯車組1、第2遊星歯車組2、および第3遊星歯車組3は、いずれもいわゆるシングル・ピニオン・タイプの遊星歯車組を用い、エンジン側から離れる方向(図1中、右方向)に向けて上記の順に同心上に配置される。
第1遊星歯車組1は、3つの回転要素、すなわち、中心側に配置された第1サン・ギヤ11と、この半径方向外側に配置された第1リング・ギヤ12と、第1サン・ギヤ11および第1リング・ギヤ12の間に配置されてこれら両方に噛み合う複数の第1ピニオン13を回転自在に支持する第1ピニオン・キャリヤ14と、を有している。
第2遊星歯車組2は、3つの回転要素、すなわち、中心側に配置された第2サン・ギヤ21と、この半径方向外側に配置された第2リング・ギヤ22と、第2サン・ギヤ21および第2リング・ギヤ22の間に配置されてこれら両方に噛み合う複数の第2ピニオン23を回転自在に支持する第2ピニオン・キャリヤ24と、を有している。
第3遊星歯車組3は、3つの回転要素、すなわち、中心側に配置された第3サン・ギヤ31と、この半径方向外側に配置された第3リング・ギヤ32と、第3サン・ギヤ31および第3リング・ギヤ32の間に配置されてこれら両方に噛み合う複数の第3ピニオン33を回転自在に支持する第3ピニオン・キャリヤ34と、を有している。
上記第1遊星歯車組1〜第3遊星歯車組3の各回転要素は、以下に説明するようにそれぞれ連結、連結可能、固定可能とされる。
まず、第1遊星歯車組1にあっては、第1サン・ギヤ11は、第3サン・ギヤ31に常時連結されるとともに、これらのサン・ギヤ11、31は、第1ブレーキ7の締結により自動変速機のケース9に固定可能である。
第1リング・ギヤ12は、第1クラッチ4の締結により第2サン・ギヤ21に連結可能であるとともに、第2クラッチ5の締結により第3ピニオン・キャリヤ34に連結可能である。
第1ピニオン・キャリヤ14は、入力軸Iに常時連結されている。
ここで、第1遊星歯車組1の歯数比α1(第1サン・ギヤ11の歯数比/第1リング・ギヤ12の歯数比)は、たとえば0.658に設定してある。
第2遊星歯車組2にあっては、第2サン・ギヤ21は、上述のように第1クラッチ4の締結により第1リング・ギヤ12に連結可能であるとともに、第3リング・ギヤ32に常時連結されている。
第2リング・ギヤ22は、第3クラッチ6の締結により第3ピニオン・キャリヤ34に連結可能であるとともに、第2ブレーキ8の締結によりケース9に固定可能である。
第2ピニオン・キャリヤ24は、上述したように、出力ギヤからなる出力部材Oがその側方に一体に固定される。
ここで、第2遊星歯車組2の歯数比α2(第2サン・ギヤ21の歯数比/第2リング・ギヤ22の歯数比)は、たとえば0.416に設定してある。
第3遊星歯車組3にあっては、第3サン・ギヤ31は、上述したように第1サン・ギヤ11に常時連結されるとともに、これらは第1ブレーキ7の締結によりケース9に固定可能である。
第3リング・ギヤ32は、上述したように第2サン・ギヤ21に常時連結されている。
第3ピニオン・キャリヤ34は、上述したように第2クラッチ5の締結により第1リング・ギヤ12に連結可能であるとともに、第3クラッチ6の締結により第2リング・ギヤ22に連結可能である。
ここで、第3遊星歯車組3の歯数比α3(第3サン・ギヤ31の歯数比/第3リング・ギヤ32の歯数比)は、たとえば0.433に設定してある。
上記のように連結した実施例1の自動変速機における各摩擦締結要素の締結・解放を、図2の作動表に示してある。作動表は、この横方向には各速度段を第1速から第6速まで、および後進を表しており、縦方向には、各摩擦締結要素が並べられている。作動表中、〇印はその摩擦締結要素が締結状態にされることを、また空白はその摩擦締結要素が解放状態であることをそれぞれ示す。
なお、作動表の下方には、各変速段のギヤ比、自動変速機でのレシオ・カバーレッジ(R/C:全変速比幅であり、前進1速のギヤ比を最高変速段のギヤ比で割った値)、およびリバース比/1速比(Rev/1st)を記載してある。
また、上記各摩擦締結要素は、図示しないコントローラにより電子制御される図示しないコントロール・バルブからの圧油の供給、抜きにより、それらの締結、解放が制御される。これらのコントローラやコントロール・バルブの構成および作用はよく知られているので、ここではそれらの説明は省略する。
次に、各変速段における動力の伝達経路を、そのときの共通速度線図を用いて説明する。
ここで、共通速度線図とは、縦軸に各回転要素の回転速度を取り、横軸にこれら回転要素を第1〜第3遊星歯車組1〜3の歯数比α1〜α3の大きさに応じて割り振った線図である。
すなわち、横軸上に、シングル・ピニオン・タイプの遊星歯車組の場合には、リング・ギヤ、ピニオン・キャリヤ、サン・ギヤ3つの回転要素の回転速度軸を、この順に(左右いずれの方向でもよい)、リング・ギヤおよびピニオン・キャリヤ間の大きさをこの遊星歯車組の歯数比αとした場合、ピニオン・キャリヤおよびサン・ギヤ間の大きさが1となる割合でそれぞれ離して配置したものである。
この場合、縦軸には、回転速度ゼロより上方にエンジンと同じ回転方向の回転速度をとり、回転速度ゼロより下方にエンジンと逆回転方向の回転速度をとるようにする。
共通速度線図にあっては、リング・ギヤ、ピニオン、サン・ギヤのそれぞれの噛み合い関係は歯と歯とが1対1で噛み合うリニアな関係となるので、各回転要素の回転速度を結ぶと直線関係となる。
また、各変速段の共通速度線図を示す図3〜図9にあっては、同図中、左側から右側に向けて第3遊星歯車組3、第1遊星歯車組1、第2遊星歯車組2の順で配置されており、これらのサン・ギヤはS、ピニオン・キャリヤはC、リング・ギヤはRで表し、これらの添え字1、2、3はそれぞれが所属する遊星歯車組の番号(第1、第2、第3)を表す。
すなわち、第1遊星歯車組1のサン・ギヤ11はS1、ピニオン・キャリヤ14はC1、リング・ギヤ12はR1で表され、これらはそれぞれ本発明の第1要素、第2要素、第3要素に相当する。
第2遊星歯車組2のサン・ギヤ21はS2、ピニオン・キャリヤ24はC2、リング・ギヤ22はR2で表され、これらはそれぞれ本発明の第4要素、第5要素、第6要素に相当する。
第3遊星歯車組3のサン・ギヤ31はS3、ピニオン・キャリヤ34はC3、リング・ギヤ32はR3で表され、これらはそれぞれ本発明の第7要素、第8要素、第9要素に相当する。
したがって、共通速度線図は、図3〜図9すべてにおいて、同図中、左側から右側に向けて第7要素、第8要素、第9要素、第1要素、第2要素、第3要素、第4要素、第5要素、第6要素にそれぞれ対応する速度軸が並ぶことになる。なお、図3〜図9の各共通速度線図において、入力は○で、また出力は△で表してある。入力軸Iの回転速度は、ギヤ比の計算を容易にするため、共通速度線図では1としてある。また、以下の各変速段でのギヤ比は、α1〜α3をそれぞれ上記のように0.658、0.416、0.433に設定した場合の値である。
まず、自動変速機がN(ニュートラル)位置やP(パーク)位置にあるときは、すべての摩擦締結要素には締結圧が供給されないため、第1遊星歯車組1〜第3遊星歯車組3はすべてフリーの状態にあり、これらは動力を伝えない。この結果、エンジンからの動力は、出力部材Oには伝わらない。
ドライバーが図示しないセレクト・レバーをD(ドライブ、すなわち前進走行)位置に移動させると、車両は発進する。この発進時では車速が低いので、まず、第1速が成立する。
すなわち、第1速では、第1クラッチ4と、第2クラッチ5と、第2ブレーキ8がそれぞれ締結される。
したがって、第1クラッチ4により第1リング・ギヤ12と第2サン・ギヤ21とが連結され、これらと第2サン・ギヤ21に連結された第3リング・ギヤ32とは同じ回転速度で回転する。
また、第2クラッチ5の締結により、第1リング・ギヤ22は、第3ピニオン・キャリヤ34と同じ回転速度で回転する。
また、第1サン・ギヤ11と第3サン・ギヤ31とは連結しているので、これらは同じ回転速度で回転する。
したがって、第1遊星歯車組1および第3遊星歯車組3のすべての回転要素は一体となって、入力軸Iの回転速度と同じ回転速度1で回転する。
一方、第2遊星歯車組2では、第2サン・ギヤ21が第1クラッチ4の締結により第1リング・ギヤ12と同じ回転速度1で回転する。この場合、第2ブレーキ8の締結により第2リング・ギヤ22はケース9に固定されて回転速度0となるので、出力部材Oは、これが連結された第2ピニオン・キャリヤ24の回転速度、すなわちS2の速度軸上の回転速度1とR2の速度軸上の回転速度0とを結ぶ直線がC2の速度軸と交差する点の回転速度で回転する。図3から明らかなように、この場合、自動変速機は、最も減速されたギヤ比3.406である前進1速で車両を駆動する。
車速が上昇すると、コントローラが第2クラッチ5を解放するとともに第1ブレーキ7を締結して第1速から第2速にシフトする。このとき、第1クラッチ4および第2ブレーキ8の締結は第1速のそのままである。この状態での共通速度線図を図4に示す。
第1ブレーキ7の締結により、第1サン・ギヤおよび第3サン・ギヤ31は、ケース9に固定されて回転速度0となる。
第2速では、第1遊星歯車組1は、第1ピニオン・キャリヤ14が入力軸Iと同じ回転速度1で回転し、第1サン・ギヤ11の回転速度が上述のように0であるので、第1リング・ギヤ12は、入力軸Iより早いオーバードライブ回転速度で回転する。
この結果、第2遊星歯車組2では、第2サン・ギヤ21は、第1クラッチ4の締結により連結されている第1リング・ギヤ12と同じオーバードライブ回転速度で回転する。このとき、第2リング・ギヤ22は第2ブレーキ8の締結により回転速度が0なので、第2サン・ギヤ21のオーバードライブ回転速度と第2リング・ギヤ22の回転速度0とを結ぶ直線と第2ピニオン・キャリヤ24の速度軸C2とが交差する点が、第2ピニオン・キャリヤ24およびこれに連結した出力部材Oの回転速度となる。
すなわち、図4から明らかなように、出力部材Oは、第1速より早い減速回転速度となる第2速(ギヤ比2.054)で回転する。
なお、第3遊星歯車組3は、第3サン・ギヤ31が第1ブレーキ7の締結によりケース9に固定されて回転速度0であり、また第3リング・ギヤ32が第2サン・ギヤ21に連結されてオーバードライブ回転速度で回転するので、第3ピニオン・キャリヤ34は、第3リング・ギヤ32より遅いオーバードライブ回転速度で回転する。
さらに車速が上昇して、コントローラが第1クラッチ4を解放するとともに、第2クラッチ5を締結すると、自動変速機は第2速から第3速になる。このとき、第1ブレーキ7および第2ブレーキ8の締結はそのまま維持される。この状態での共通速度線図を図5に示す。
すなわち、第3速では、第1遊星歯車組1は、第2速の場合と同様になる。
一方、第3遊星歯車組3は、第3サン・ギヤ31が第1ブレーキ7の締結によりケース9に固定されて回転速度0になり、また第3ピニオン・キャリヤ34が第2クラッチ5の締結により第1リング・ギヤ12に連結されて、これと同じオーバードライブ回転速度で回転するので、その第3リング・ギヤ32は第3ピニオン・キャリヤ34よりさらに早いオーバードライブ回転速度で回転する。
第2遊星歯車組2では、第2リング・ギヤ22が第2ブレーキ8の締結によりケース9に固定されて回転速度0となり、また第2サン・ギヤ21が第3リング・ギヤ32に連結されてこれと同じオーバードライブ回転速度で回転するので、その第2ピニオン・キャリヤ24およびこれと一体の出力Oは、第2速より早い減速回転速度となる第3速(ギヤ比1.433)で回転する。
さらに車速が上昇して、コントローラが第1ブレーキ7および第2ブレーキ8の両方を解放するとともに、第1クラッチ4および第3クラッチ6を締結すると、自動変速機は第3速から第4速になる。このとき、第2クラッチ5の締結はそのまま維持される。この状態での共通速度線図を図6に示す。
この第4速では、第1クラッチ4の締結により第1リング・ギヤ12と第2サン・ギヤ21が、また第2サン・ギヤ21に連結された第3リング・ギヤ32がすべて同じ回転速度で回転する。
また、第2クラッチ5の締結により第1リング・ギヤ12と第3ピニオン・キャリヤ34とが連結され、また第3クラッチ6の締結により第3ピニオン・キャリヤ34と第2リング・ギヤ22とが連結される結果、これら第1リング・ギヤ12と第3ピニオン・キャリヤ34と第2リング・ギヤ22とは、同じ回転速度で回転する。
この結果、第1遊星歯車組1、第2遊星歯車組2、第3遊星歯車組3のすべての回転要素は、一体となって入力軸Iと同じ回転速度で回転する。
したがって、出力部材Oは、入力軸Iと同じ回転速度となる第4速(ギヤ比1、すなわち直結比)で回転する。
さらに車速が上昇して、コントローラが第2クラッチ5を解放するとともに、第1ブレーキ7を締結すると、自動変速機は第4速から第5速になる。このとき、第1クラッチ4および第3クラッチ6の締結はそのまま維持される。この状態での共通速度線図を図7に示す。
この第5速では、第1ブレーキ7の締結により第1遊星歯車組1は第2速および第3速の場合と同じになる。
一方、第3遊星歯車組3では、第1ブレーキ7の締結により第3サン・ギヤ31が回転速度0であり、第1クラッチ4の締結によりその第3リング・ギヤ32が第2サン・ギヤ21および第1リング・ギヤ12と同じオーバードライブ回転速度で回転するので、その第3ピニオン・キャリヤ34は、第3リング・ギヤ32のオーバードライブ回転速度より遅いオーバードライブ回転速度で回転する。
第2遊星歯車組2では、この第2サン・ギヤ21が第3リング・ギヤ32に連結されてこれと同じオーバードライブ回転速度で回転し、また第3クラッチ6の締結により第2リング・ギヤ22が第3ピニオン・キャリヤ34に連結されて上記オーバードライブ回転速度より遅いオーバードライブ回転速度で回転するので、その第2ピニオン・キャリヤ24およびこれと一体の出力部材Oは、これらのオーバードライブ回転速度の間のオーバードライブ回転速度となる第5速(ギヤ比0.767)で回転する。
さらに車速が上昇して、コントローラが第1クラッチ4を解放するとともに、第2クラッチ5を締結すると、自動変速機は第5速から第6速になる。このとき、第3クラッチ6および第1ブレーキ7の締結はそのまま維持される。この状態での共通速度線図を図8に示す。
この第6速では、第1ブレーキ7の締結により第1遊星歯車組1は第2速、第3速および第5速の場合と同じになる。
一方、第3遊星歯車組3では、第1ブレーキ7の締結により第3サン・ギヤ31が回転速度0であり、また第2クラッチ5の締結によりその第3ピニオン・キャリヤ34が第1リング・ギヤ12と同じオーバードライブ回転速度で回転するので、その第3リング・ギヤ32は、第3ピニオン・キャリヤ34のオーバードライブ回転速度よりさらに早いオーバードライブ回転速度で回転する。
第2遊星歯車組2では、この第2サン・ギヤ21が第3リング・ギヤ32に連結されてこれと同じ早いオーバードライブ回転速度で回転し、また第2クラッチ5および第3クラッチ6の締結により第2リング・ギヤ22が第3ピニオン・キャリヤ34および第1リング・ギヤ12に連結されて上記オーバードライブ回転速度で回転するので、その第2ピニオン・キャリヤ24およびこれと一体の出力部材Oは、これらのオーバードライブ回転速度の間で、かつ第5速より早いオーバードライブ回転速度となる第6速(ギヤ比0.535)で回転する。
以上は、D位置におけるアップシフトの作動について説明したが、D位置におけるダウンシフトは、上記とは逆方向の作動になるが、各変速段での作動はいずれでも同じであるので、それらの説明は省略する。
次に、車両停止状態でドライバーがセレクト・レバーをR(リバース:後進)位置に移動させると、コントローラは、第2クラッチ5、第3クラッチ6、および第2ブレーキ8を締結する。この状態での共通速度線図を図9に示す。
この後進時には、第1遊星歯車組1では、第1リング・ギヤ12が、第2クラッチ5および第3クラッチ6の締結により第3ピニオン・キャリヤ34を介して第2リング・ギヤ22に連結され、第2ブレーキ8の締結により回転速度0であり、またその第1ピニオン・キャリヤ14が入力軸Iに連結されているので、その第1サン・ギヤ11は、オーバードライブ回転速度で回転する。
第3遊星歯車組3では、この第3ピニオン・キャリヤ34が上述のように第3クラッチ6および第2ブレーキ8の締結により回転速度が0であり、第3サン・ギヤ31が第1サン・ギヤ11に連結されてこれと同じオーバードライブ回転速度で回転するので、その第3リング・ギヤ32はエンジンの駆動方向とは逆回転方向のオーバードライブ回転速度で回転する。
第2遊星歯車組2では、第2リング・ギヤ22が第2ブレーキ8の締結により回転速度0であり、またその第2サン・ギヤ21が第3リング・ギヤ32に連結されてこれと同じ回転速度、すなわちエンジンの駆動方向とは逆回転方向のオーバードライブ回転速度で回転するので、その第2ピニオン・キャリヤ24およびこれと一体の出力部材Oは、エンジン回転速度の駆動方向とは逆回転方向の減速回転速度となる後進段(ギヤ比−3.119、ただし−はエンジン回転速度の駆動方向とは逆回転方向を表す)で回転する。
なお、この実施例1の自動変速機にあっては、レシオ・カバーレッジ(R/C値)は6.365となって、低速段での発進、登坂性能、また高速段でのエンジン騒音の低減、燃費の向上を図ることができる。
また、リバース比/1速比(Rev/1st)は0.916となって、発進時と後進時とにあってアクセル・ペダルの踏込量に対する出力差がほとんどないので、ドライバーに違和感をもたせることがない。
以上説明したように、実施例1の自動変速機は、以下の効果を有する。
すなわち、実施例1の自動変速機にあっては、解放状態にあって引きずりを発生する摩擦締結要素の個数を、上記従来技術の3個から2個に低減したので、燃費を向上させることができる。
また、摩擦締結要素は従来技術と同じ5個であるものの、従来技術のものは油圧作動のブレーキが3個であるのに対し、実施例1のものは2個であるので、引きずりがクラッチより大きいブレーキの個数を減らすことでさらなる燃費向上を図ることができる。
また、実施例1の自動変速機にあっては、レシオ・カバーレッジ(R/C値)は6.365となって、低速段から高速段まで幅広いギヤ比を得ることができ、低速段での発進、登坂性能、また高速段でのエンジン騒音の低減、燃費の向上を図ることができる。
また、実施例1の自動変速機にあっては、リバース比/1速比(Rev/1st)が0.916となって、発進時と後進時とにあってアクセル・ペダルの踏込量に対する出力差がほとんどないので、ドライバーに違和感をもたせないようにすることができる。
以上、本発明を上記実施例に基づき説明してきたが、本発明は上記実施例に限られず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更等があった場合でも、本発明に含まれる。
たとえば、第1遊星歯車組1〜第3遊星歯車組3は、シングル・ピニオン・タイプに限られることなく、ダブル・ピニオン・タイプの遊星歯車組を用いるようにしてもよい。
また、本発明の第1要素〜第9要素は、実施例のものとは異なる回転要素を当てるようにしてもよい。
また、上記α1〜α3の値は、実施例の値に限られず、必要に応じて適宜変更してもよい。
また、本発明の自動変速機は、エンジン前置き前輪駆動車やエンジン後置き後輪駆動車に限られない。
I 入力軸
O 出力部材
1 第1遊星歯車組
11 第1サン・ギヤ(第1要素)
12 第1リング・ギヤ(第3要素)
13 第1ピニオン
14 第1ピニオン・キャリヤ(第2要素)
2 第2遊星歯車組
21 第2サン・ギヤ(第4要素)
22 第2リング・ギヤ(第6要素)
23 第2ピニオン
24 第2ピニオン・キャリヤ(第5要素)
3 第3遊星歯車組
31 第3サン・ギヤ(第7要素)
32 第3リング・ギヤ(第9要素)
33 第3ピニオン
34 第3ピニオン・キャリヤ(第8要素)
4 第1クラッチ
5 第2クラッチ
6 第3クラッチ
7 第1ブレーキ
8 第2ブレーキ
9 ケース(静止部)

Claims (4)

  1. 入力軸と、
    出力部材と、
    静止部と、
    サン・ギヤ、リング・ギヤおよびピニオン・キャリヤの3つの回転要素をそれぞれ有する第1遊星歯車組、第2遊星歯車組、および第3遊星歯車組と、
    第1クラッチ、第2クラッチ、第3クラッチ、第1ブレーキ、および第2ブレーキの5個の摩擦締結要素と、
    を備え、
    前記第1遊星歯車組の3つの回転要素を、共通速度線図上で前記第1遊星歯車組の歯数比に対応する間隔に応じて並べ、この並び順に第1要素、第2要素、第3要素とし、
    前記第2遊星歯車組の3つの回転要素を、共通速度線図上で前記第2遊星歯車組の歯数比に対応する間隔に応じて並べ、この並び順に第4要素、第5要素、第6要素とし、
    前記第3遊星歯車組の3つの回転要素を、共通速度線図上で前記第3遊星歯車組の歯数比に対応する間隔に応じて並べ、この並び順に第7要素、第8要素、第9要素とし、
    前記入力軸を、前記第2要素に常時連結し、
    前記出力部材を、前記第5要素に常時連結し、
    前記第1要素と前記第7要素を、常時連結して前記第1ブレーキの締結で前記静止部に固定可能とし、
    前記第3要素を、前記第1クラッチの締結で前記第4要素に連結可能、かつ前記第2クラッチの締結で前記第8要素に締結可能とし、
    前記第4要素を、前記第9要素に常時連結し、
    前記第6要素を、前記第2ブレーキの締結で静止部へ固定可能、かつ第3クラッチの締結で前記第8要素と連結可能とした、
    ことを特徴とする車両用自動変速機。
  2. 請求項1に記載の車両用自動変速機において、
    前記第1遊星歯車組〜前記第3遊星歯車組は、すべてシングル・ピニオン・タイプの遊星歯車組である、
    ことを特徴とする車両用自動変速機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両用自動変速機において、
    前記第1クラッチが、第1速、第2速、第4速および第5速で締結し、
    前記第2クラッチが、第1速、第3速、第4速、第6速および後進で締結し、
    前記第3クラッチが、第4速、第5速、第6速および後進で締結し、
    前記第1ブレーキが、第2速、第3速、第5速および第6速で締結し、
    前記第2ブレーキが、第1速、第2速、第3速、および後進で締結する、
    ことを特徴とする車両用自動変速機。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の車両用自動変速機において、
    前記第1要素は、前記第1遊星歯車組のサン・ギヤであり、
    前記第2要素は、前記第1遊星歯車組のピニオン・キャリヤであり、
    前記第3要素は、前記第1遊星歯車組のリング・ギヤであり、
    前記第4要素は、前記第2遊星歯車組のサン・ギヤであり、
    前記第5要素は、前記第2遊星歯車組のピニオン・キャリヤであり、
    前記第6要素は、前記第2遊星歯車組のリング・ギヤであり、
    前記第7要素は、前記第3遊星歯車組のサン・ギヤであり、
    前記第8要素は、前記第3遊星歯車組のピニオン・キャリヤであり、
    前記第9要素は、前記第3遊星歯車組のリング・ギヤである、
    ことを特徴とする車両用自動変速機。
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