JP2014188556A - エアカーテン機構付きはんだ付け用レーザーヘッド - Google Patents

エアカーテン機構付きはんだ付け用レーザーヘッド Download PDF

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Abstract


【課題】はんだ付け時に発生するフラックス滓等の塵埃が光学レンズ等の光学部品に付着するのを防止することができる機構を備えたはんだ付け用レーザーヘッドを得る。
【解決手段】レーザービームBをはんだ付け対象3に投射し、該はんだ付け対象3に供給されるはんだ5を溶融させてはんだ付けを行うはんだ付け用レーザーヘッド1において、光学部品を内蔵したハウジング2に、エアカーテン機構7を構成するエアノズル21と集塵トレイ22とを前記レーザービームBの光軸Lを挟んで相対するように付設し、前記エアノズル21は、前記光軸Lと直交する方向に細長く延在するエア噴射口25を有し、該エア噴射口25から前記集塵トレイ22に向けて光軸Lを横切る方向にエアを噴射するように配設され、前記集塵トレイ22は、前記エアノズル21からのエアが流入するエア流入口34と、該エア流入口34にエアと共に流入した塵埃を捕集するフィルタ38a,38b,38cとを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーザービームを使用して半導体チップ等の電子部品をはんだ付けするためのはんだ付け用レーザーヘッドに関するものであり、さらに詳しくは、光学レンズ等の光学部品にフラックス滓が付着するのを防止するための機構を備えたレーザーヘッドに関するものである。
レーザービームを使用して電子部品等をはんだ付けする技術は、例えば特許文献1に記載されているように既に公知である。これらの技術に用いられるはんだ付け装置は、一般に、ハーフミラーや光学レンズあるいはレンズ保護ガラス等の光学部品を内蔵した筒状のレーザーヘッドを有していて、レーザー発振器から出力されるレーザービームを、このレーザーヘッドの先端に形成されたビーム投射口を通じてはんだ付け対象に投射し、はんだを加熱、溶融させてはんだ付けするように構成されている。
ところが、前記レーザービームによってはんだが溶融したとき、該はんだに内蔵されたフラックスが煙状あるいは微粒子状のフラックス滓となって飛散し、レーザーヘッドの先端部に設置された前記光学部品に付着し易い。光学部品に付着したフラックス滓は、レーザービームの投射効率を低下させるため、定期的に除去しなければならない。
このような場合、従来は、はんだ付け作業を一時中断し、光学部品に付着した汚れを拭き取ったあとはんだ付け作業を再開するようにしていたが、一回の清掃作業に少なくとも10分程度の時間を必要とするため、一日3回の清掃作業を行うと仮定すると、合計で30分間はんだ付け作業を中断しなければならず、作業効率が低下することが避けられなかった。
特開2002−1521号公報
本発明の課題は、はんだ付け時に発生するフラックス滓等の塵埃が光学部品に付着するのを防止する機構を備えたはんだ付け用レーザーヘッドを提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明のレーザーヘッドは、レーザー発振器から出力されるレーザービームをはんだ付け対象に投射し、該はんだ付け対象に供給されるはんだを溶融させてはんだ付けを行うはんだ付け用レーザーヘッドであってあって、前記レーザーヘッドは、筒状のハウジングと、該ハウジングの内部に前記レーザービームの光軸に沿って配設された光学部品と、前記ハウジングの前端に形成されたビーム投射口と、前記光学部品に塵埃が付着するのを防止するエアカーテン機構とを有し、前記エアカーテン機構は、前記光軸を挟んで相対するように配設されたエアノズルと集塵トレイとを有し、前記エアノズルは、前記光軸と直交する方向に細長く延在するエア噴射口を有し、該エア噴射口から前記集塵トレイに向けて前記光軸を横切る方向にエアを噴射するように配設され、前記集塵トレイは、前記エアノズルからのエアが流入するエア流入口と、該エア流入口にエアと共に流入した塵埃を捕集するフィルタとを有することを特徴とするエアカーテン機構付きはんだ付け用レーザーヘッドが提供される。
本発明において好ましくは、前記エアカーテン機構が前記ハウジングの外部において前記ビーム投射口の前方に配設されていることである。
また、本発明において、前記エアノズルにおける前記エア噴射口の長さは前記ビーム投射口の口径と少なくとも同じであり、前記集塵トレイにおける前記エア流入口の横幅は前記エア噴射口の長さと少なくとも同じであることが望ましい。
更に、本発明においては、前記集塵トレイが、前端部に開口する前記エア流入口と、後端部に開口するエア流出口と、前記前端部と後端部側との間に形成されたフィルタ取付部とを有し、該フィルタ取付部に前記フィルタが、前記エア流入口からエア流出口に至るエア流路を横切る姿勢で着脱自在に取り付けられていることが望ましい。
本発明において好ましくは、前記フィルタが、海綿状をした3次元骨格構造を有する金属多孔板からなっていて、複数のフィルタが前記エア流路に沿って並設されていることである。
本発明によれば、はんだ付け用レーザーヘッドに、エアノズルと集塵トレイとからなるエアカーテン機構を設け、はんだ付け時に発生するフラックス滓等の塵埃を、前記エアノズルから集塵トレイに向けて噴射されるエアによって光学部品から遮断すると同時に、該塵埃を前記集塵トレイで捕集するように構成したので、光学部品に前記塵埃が付着するのを確実に防止することができる。
本発明に係るレーザーヘッドの断面図である。 図1の要部拡大図である。 エアノズルの平面図である。 図3におけるIV−IV線での断面図である。 集塵トレイの斜視図である。
図1は、本発明に係るエアカーテン機構付きレーザーヘッド1の一実施形態を示すものである。このレーザーヘッド1は、例えば、はんだ付けロボットのアームに取り付けて使用されるもので、レーザービーム投射用と撮像用とに共用される光学部品が中心軸線Lに沿って内蔵された筒状のハウジング2を有し、該ハウジング2の先端にレーザービームBをはんだ付け対象3に向けて投射するためのビーム投射口4が開口している。また、該レーザーヘッド1には、前記はんだ付け対象3に線状はんだ5を供給するためのはんだ供給ノズル6と、前記レーザービームBで溶融された線状はんだ5から飛散するフラックス滓やその他の塵埃を捕集するためのエアカーテン機構7とが付設されている。
なお、前記ハウジング2の半透鏡10が配置されている位置より先端部分では、該ハウジング2の中心軸線Lと前記レーザービームBの光軸とは一致している。このため、便宜上、中心軸線と光軸の両方に共通の符号Lを付すこととする。
前記ハウジング2は、図2からも明らかなように、第1ハウジング部分2aと、該第1ハウジング部分2aの先端に連結された第2ハウジング部分2bとを有していて、該第1ハウジング部分2a及び第2ハウジング部分2bの内部に、前記光学部品として、前記ハウジング2の基端側(図の上端側)から先端側(図の下端側)に向けて順に、前記光軸Lに対して45度傾斜する半透鏡10と、第1及び第2の光学レンズ11,12と、第2の光学レンズ12を外気から遮断して塵埃の付着を防止する防塵ガラス13とが配設されている。前記半透鏡10は、レーザービームBは透過させないが可視光線は透過させる性質を有するものである。
前記半透鏡10と第1及び第2の光学レンズ11,12とは、前記第1ハウジング部分2aの内部に配設され、前記防塵ガラス13は、リング状のガラス保持具14に取り付けられ、該ガラス保持具14が、前記第1ハウジング部分2aと第2ハウジング部分2bとの間に形成された取付溝15内に着脱自在なるように取り付けられている。該取付溝15は、一端が前記ハウジング2の側面(紙面に垂直方向の側面)に開口していて、その開口部を通じて前記ガラス保持具14を挿脱できるようになっている。
前記第1ハウジング部分2aの側面の、前記半透鏡10に対応する位置には、ファイバー接続部18が形成され、このファイバー接続部18に、図示しないレーザー発振器から延びる光ファイバー19の先端部が、前記半透鏡10に対して45度の入射角でレーザービームBを投射可能なるように接続されている。そして、はんだ付け作業時に、前記光ファイバー19から投射されたレーザービームBが前記半透鏡10で光軸Lに沿って90度屈折されたあと、2つの光学レンズ11,12と防塵ガラス13とを通って前記ビーム投射口4からはんだ付け対象3に投射され、前記はんだ供給ノズル6から供給される線状はんだ5を溶融させてはんだ付けを行うようになっている。
前記はんだ供給ノズル6は、前記ハウジング2の側面に適宜の支持機構を介して支持されていて、図示しないはんだ供給装置に接続され、このはんだ供給装置に設けられたはんだリールから繰り出される線状はんだ5を、前記はんだ付け対象3に向けて供給するものである。
また、前記第1ハウジング部分2aの上端にはCCDカメラ20が取り付けられ、このCCDカメラ20で、前記半透鏡10、光学レンズ11,12、防塵ガラス13を通してはんだ付け対象3を正面から撮像できるようになっている。このCCDカメラ20で撮像された画像は、図示しないモニター画面に映し出され、前記レーザービームBの投射スポットとはんだ付けポイントとの位置決めに利用される。
前記エアカーテン機構7は、前記ハウジング2の外部における前記ビーム投射口4より前方位置に、前記光軸Lを挟んで相対するように配設されたエアノズル21と集塵トレイ22とを有している。
前記エアノズル21は、図3及び図4からも明らかなように、円筒状をした基端側の配管接続部23と、該配管接続部23の先端に連設されたノズルヘッド24とを有し、該ノズルヘッド24は、横幅(光軸Lと直交する方向の幅)が広くかつ高さが低い扁平な形をしていて、先端に横に細長く延在するエア噴射口25を有し、該エア噴射口25から前記集塵トレイ22に向けて、前記光軸Lを横切る方向にエアを噴射するように構成されている。
前記エア噴射口25は、図4に示すように、一定の間隔をおいて横一列に配設された複数の小孔25aにより形成され、該エア噴射口25の長さXは、噴射するエアで前記ビーム投射口4をはんだ付け対象3から完全に遮断することができるように、前記ビーム投射口4の口径Dと同等か又はそれ以上に形成されている。しかし、前記エア噴射口25は、横に細長い1つの長孔であっても良い。
前記ノズルヘッド24の上面には、ノズル取付ブラケット28が該ノズルヘッド24を横向きに横断するように取り付けられ、該ノズル取付ブラケット28から立ち上がった取付部28aに、前記光軸Lと平行に延びるシャフト29の一端がシャフト取付部材27を介して連結され、該シャフト29の他端部は、前記ハウジング2に取り付けられた支持金具30に光軸Lと平行する方向に位置調節自在に支持されている。
前記シャフト取付部材27は、前記エアノズル21を前記シャフト29に対して傾動自在に連結するための部材で、円柱状をした大径の頭部27aと、該頭部27aより小径の軸部27bとを有し、該軸部27bが、前記取付部28aに形成された軸孔28b内に、前記光軸Lと直交する軸線L1を中心に相対的に回動自在に挿入され、前記頭部27aに前記シャフト29の一端が連結されている。また、前記取付部28aの側面には固定用ねじ26が螺着され、前記該固定用ねじ26を締め込んでねじ部26aの先端を前記軸部27bに当接させて係止させることにより、前記エアノズル21を前記シャフト29(従って光軸L)に対して任意の傾斜角度に固定することができるようになっている。
前記集塵トレイ22は、図1及び図5から明らかなように、横に細長くかつ平らな底壁22aと、該底壁22aの長手方向の両端部から上向きに立ち上がった左右の側壁22bと、前記底壁22aの短手方向の後端部から上向きに立ち上がった後壁22cと、前記左右の側壁22bの上端部間に掛け渡された取付用の支持桟22dとで形成されたもので、該支持桟22dにL字形をしたトレイ取付ブラケット31の下端が固定され、該トレイ取付ブラケット31の上端部は、該上端部に形成された上下方向に細長い取付孔31aと取付ねじ32とにより、前記支持金具30に、スペーサ33を介して、前記取付孔31aの長さの範囲内で上下方向(光軸Lと平行する方向)に位置調節自在なるように取り付けられている。
前記集塵トレイ22は、前記エアノズル21側を向く前端部が、前記エアノズル21からのエアが流入するエア流入口34として開放し、前記後壁22cに、該エア流入口34から流入したエアを外部に流出させためのエア流出口35を有している。前記エア流入口34の横幅Yは、前記エアノズル21のエア噴射口25からやや先広がり状をなしながら噴射されるエアを完全に受け入れることができるように、該エア噴射口25の長さXと同じかそれより長く形成されていることが望ましく、より望ましくは前記エア噴射口25の長さXの2−3倍程度に形成されていることであり、図示した実施例では約2.6倍程度に形成されている。
前記集塵トレイ22の前後方向の中央より後端部寄りの位置には、前記左右の側壁22bの内側面に縦向きに設けられた複数のリブ36と前記後壁22cとにより、縦溝状をした複数のフィルタ取付部37が、該集塵トレイ22の前端部側から後端部側に向けて順次隣接するように形成され、各フィルタ取付部37に、矩形のフィルタ38a,38b,38cの側端部を上方から嵌合させることにより、複数の該フィルタ38a,38b,38cが、前記エア流入口34からエア流出口35に至るエア流路を横切る姿勢で個別に着脱自在なるように取り付けられている。図示した例では、第1−第3の3つのフィルタ38a,38b,38cが設けられている。
前記フィルタ38a,38b,38cは、海綿状をした3次元骨格構造を有する硬質又は半硬質の金属多孔板からなるもので、塵埃を捕集するために必要な面積の2倍以上の面積を有するように形成され、前記集塵トレイ22から上半部が上方に突出するように取り付けられている。
このようにフィルタ38a,38b,38cの一部を集塵トレイ22から上方に突出させた状態で取り付けることにより、前記エア流入口34から集塵トレイ22内に流入したエアの一部が各フィルタ38a,38b,38cの内部を伝って上向きに流れ、集塵トレイ22の上方から流出する場合でも、この上向きのエア流によって運ばれるフラックス滓等の塵埃を、該フィルタ38a,38b,38cの前記集塵トレイ22から上方に突出する部分によって確実に捕集することができる。また、この上方に突出する部分によってフィルタ38a,38b,38cの交換を簡単に行うことができる。
前記第1−第3のフィルタ38a,38b,38cは、孔径や多孔率等が互いに異なっていて、最も孔径が大きくかつ孔数の少ない第1のフィルタ38aが集塵トレイ22の最も前端部側に配置され、最も孔径が小さくかつ孔数の多い第3のフィルタ38cが集塵トレイ22の最も後端部側に配置され、中間の孔径及び孔数を有する第2のフィルタ38bが、前記第1のフィルタ38aと第3のフィルタ38cとの間に配置されている。
前記構成を有するレーザーヘッド1を使用してはんだ付けを行うときは、ビーム投射口4からレーザービームBをはんだ付け対象3に投射し、はんだ供給ノズル6から供給される線状はんだ5を溶融させてはんだ付けを行い、同時に、前記エアカーテン機構7におけるエアノズル21から集塵トレイ22のエア流入口34に向けて光軸Lと直交する方向にエアを噴射する。このとき該エアノズル21のエア噴射口25から噴射されるエアは、該エア噴射口25が横に細長く延びているため、横に幅広く広がった状態で噴射され、前記ビーム投射口4とはんだ付け対象3との間を完全に遮断した状態になる。
前記はんだ付け時に、前記線状はんだ5がレーザービームBで溶融されると、該線状はんだ5に内蔵されたフラックスが煙状あるいは微粒子状のフラックス滓となって飛散するが、前記ビーム投射口4に向かうフラックス滓は、前記エアノズル21から集塵トレイ22に向かうエア流に遮られて前記防塵ガラス13まで到達することができず、該防塵ガラス13に付着するのが防止されるだけでなく、前記エア流に運ばれて前記集塵トレイ22内にエア流入口34から流入し、前記フィルタ38a,38b,38cで捕集される。このとき、最も粒径の大きいフラックス滓は第1のフィルタ38aで捕集され、中間の粒径のフラックス滓は第2のフィルタ38bで捕集され、最も粒径の小さいフラックス滓は第3のフィルタ38cで捕集される。
前記フィルタ38a,38b,38cを通過したエアは、フラックス滓が分離された浄化エアとなり、その大部分は集塵トレイ22の後部のエア流出口35から外部に流出するが、エアの一部は、前記フィルタ38a,38b,38cの内部を伝って上向きに流れ、集塵トレイ22の上方からも流出する。このとき、この上向きに分流したエア流によって運ばれるフラックス滓は、前記フィルタ38a,38b,38cの前記集塵トレイ22から上方に突出する部分によって捕集される。
なお、図示した例では、前記エアノズル21が光軸Lと直角をなすように角度調節されていて、該光軸Lと直角にエアを噴射するようになっているが、実際の使用状況に応じて前記エアノズル21の傾斜角度を上下方向に調節することにより、該エアノズル21から斜め上向きあるいは斜め下向きにエアを噴射することもできる。例えば、噴射されたあと次第に上下方向に拡散するエア流に乗ってフラックス滓がはんだ付け対象に向かうのを防止する必要がある場合には、前記エアノズル21を斜め上向きにすることにより、エアを光軸に対して斜め上向きに噴射し、噴射されたエアが前記集塵トレイ22のエア流入口34内に確実に流入するようにすることが望ましい。
また、図示した実施形態では、前記複数のフィルタ38a,38b,38cの孔径及びセル数が互いに異なっているが、該フィルタ38a,38b,38cの孔径及びセル数は互いに同じであっても良い。また、前記フィルタを必ずしも3枚使用する必要はなく、該フィルタの数は2枚であっても、4枚以上であっても、あるいは1枚であっても良い。
更に、図示した実施形態では、ハウジング2の先端のビーム投射口4に最も近い位置に防塵ガラス13が設けられているが、このような防塵ガラス13を設けることなく、光学レンズの一つがビーム投射口4に直接臨むように配置されているレーザーヘッドにも本発明は適用することができる。
前記レーザーヘッド1は、はんだ付け対象に応じて図1に示す場合とは上下逆向きに使用することもできる。このような向きで使用するレーザーヘッドにおいては、集塵トレイ22の該レーザーヘッドに対する取り付け姿勢を図1の場合とは上下逆向きにし、底壁22a側をトレイ取付ブラケット31に連結する。これにより、前記レーザーヘッドを図1に示す場合と上下逆向きにしても、前記集塵トレイ22及びフィルタ38a,38b,38cは図1の場合と同じ上下方向の姿勢を保つことになる。
1 レーザーヘッド
2 ハウジング
3 はんだ付け対象
4 ビーム投射口
5 線状はんだ
7 エアカーテン機構
21 エアノズル
22 集塵トレイ
25 エア噴射口
34 エア流入口
35 エア流出口
37 フィルタ取付部
38a,38b,38c フィルタ
B レーザービーム
L 光軸
D ビーム投射口の口径
X エア噴射口の長さ
Y エア流入口の横幅

Claims (6)

  1. レーザー発振器から出力されるレーザービームをはんだ付け対象に投射し、該はんだ付け対象に供給されるはんだを溶融させてはんだ付けを行うはんだ付け用レーザーヘッドであってあって、
    前記レーザーヘッドは、筒状のハウジングと、該ハウジングの内部に前記レーザービームの光軸に沿って配設された光学部品と、前記ハウジングの前端に形成されたビーム投射口と、前記光学部品に塵埃が付着するのを防止するエアカーテン機構とを有し、
    前記エアカーテン機構は、前記光軸を挟んで相対するように配設されたエアノズルと集塵トレイとを有し、
    前記エアノズルは、前記光軸と直交する方向に細長く延在するエア噴射口を有し、該エア噴射口から前記集塵トレイに向けて前記光軸を横切る方向にエアを噴射するように配設され、
    前記集塵トレイは、前記エアノズルからのエアが流入するエア流入口と、該エア流入口にエアと共に流入した塵埃を捕集するフィルタとを有する、
    ことを特徴とするエアカーテン機構付きはんだ付け用レーザーヘッド。
  2. 前記エアカーテン機構は、前記ハウジングの外部において前記ビーム投射口の前方に配設されていることを特徴とする請求項1に記載のレーザーヘッド。
  3. 前記エアノズルにおける前記エア噴射口の長さは前記ビーム投射口の口径と少なくとも同じであり、前記集塵トレイにおける前記エア流入口の横幅は前記エア噴射口の長さと少なくとも同じであることを特徴とする請求項1又は2に記載のレーザーヘッド。
  4. 前記集塵トレイは、前端部に開口する前記エア流入口と、後端部に開口するエア流出口と、前記前端部と後端部側との間に形成されたフィルタ取付部とを有し、該フィルタ取付部に前記フィルタが、前記エア流入口からエア流出口に至るエア流路を横切る姿勢で着脱自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のレーザーヘッド。
  5. 複数のフィルタが前記エア流路に沿って並設されていることを特徴とする請求項4に記載のレーザーヘッド。
  6. 前記フィルタは、海綿状をした3次元骨格構造を有する金属多孔板からなることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載のレーザーヘッド。
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