JP2014186514A - 情報処理装置、投稿方法及び投稿プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本願に係る情報処理装置は、ネットワークと通信可能な電子機器等であって、一例として、取得部と、投稿部とを有する。取得部は、情報処理装置の状態や動作状況等に関する装置情報を取得する。投稿部は、情報処理装置と人であるユーザとのネットワーク上における関係性を管理するSNSサーバ等のサーバ装置に対して、取得部によって取得された装置情報を投稿する。
【選択図】図6
Description
まず、図1を用いて、実施形態に係るネットワークシステムの構成について説明する。図1は、実施形態に係るネットワークシステム1の構成例を示す図である。図1に示すように、ネットワークシステム1には、ユーザ端末10と、SNS(Social Networking Service)サーバ100と、情報処理装置200とが含まれる。ユーザ端末10、SNSサーバ100及び情報処理装置200は、ネットワークNを介して、有線又は無線により通信可能に接続される。なお、図1に示したネットワークシステム1には、複数台のユーザ端末10や、複数台のSNSサーバ100や、複数台の情報処理装置200が含まれてもよい。
次に、図3を用いて、実施形態に係るSNSサーバ100の構成について説明する。図3は、実施形態に係るSNSサーバ100の構成例を示す図である。図3に示すように、SNSサーバ100は、通信部110と、ユーザ情報記憶部121と、投稿情報記憶部122と、制御部130とを有する。なお、SNSサーバ100は、SNSサーバ100を利用する管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。かかる通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、ユーザ端末10や情報処理装置200との間で情報の送受信を行う。
ユーザ情報記憶部121及び投稿情報記憶部122は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。
ユーザ情報記憶部121は、SNSサーバ100に会員登録されている会員ユーザに関する各種情報を記憶する。ここで、図4に、実施形態に係るユーザ情報記憶部121の一例を示す。図4に示した例では、ユーザ情報記憶部121は、「ユーザID」、「パスワード」、「友人ID」といった項目を有する。
投稿情報記憶部122は、会員ユーザによって投稿された投稿記事に関する各種投稿情報を記憶する。ここで、図5に、実施形態に係る投稿情報記憶部122の一例を示す。図5に示した例では、投稿情報記憶部122は、「ユーザID」、「記事ID」、「投稿日時」、「投稿記事」といった項目を有する。
制御部130は、SNSサーバ100をWebサーバとして動作させる。例えば、制御部130は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、SNSサーバ100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、例えば、制御部130は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
受信部131は、ユーザ端末10や情報処理装置200から各種情報を受信する。例えば、受信部131は、ユーザ端末10や情報処理装置200から、ユーザID及びパスワードや、ウェブページの取得要求や、投稿記事を受信する。
生成部132は、受信部131によってウェブページの取得要求が受信された場合に、取得要求において要求されているウェブページを生成する。例えば、受信部131によって受信された取得要求において、図2に例示したようなウェブページが要求されているものとする。この場合、生成部132は、ユーザ情報記憶部121から、取得要求の送信元ユーザのユーザIDに対応する友人IDを取得することで、送信元ユーザと友人関係にある友人ユーザを特定する。そして、生成部132は、投稿情報記憶部122から、送信元ユーザによって投稿された投稿記事と、友人ユーザによって投稿された投稿記事とを取得し、取得した投稿記事が時系列に掲載されるウェブページを生成する。なお、図2では、投稿日時が表示されない例を示したが、生成部132は、投稿記事とともに投稿日時が掲載されるウェブページを生成してもよい。
配信部133は、生成部132によって生成されたウェブページを配信する。具体的には、配信部133は、ウェブページの取得要求を送信したユーザ端末10又は情報処理装置200に対して、生成部132によって生成されたウェブページを配信する。
次に、図6を用いて、実施形態に係る情報処理装置200の構成について説明する。図6は、実施形態に係る情報処理装置200の構成例を示す図である。上記の通り、情報処理装置200は、例えばエアコン等の電子機器に該当する。かかる情報処理装置200は、図6に示すように、通信部210と、実行ログ記憶部221と、実行条件記憶部222と、投稿条件記憶部223と、制御部230とを有する。
通信部210は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、SNSサーバ100との間で情報の送受信を行う。なお、情報処理装置200がユーザ宅内に設置される場合には、通信部210は、ユーザ宅内に設置されたWiFi(Wireless Fidelity)ルータ等のアクセスポイントを介してネットワークNと接続される。
実行ログ記憶部221、実行条件記憶部222及び投稿条件記憶部223は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。
実行ログ記憶部221は、後述する処理実行部232によって実行された各種処理に関するログを記憶する。ここで、図7に、実施形態に係る実行ログ記憶部221の一例を示す。なお、実行ログ記憶部221は、図7に示した例のようにデータベースにおけるテーブルにより構成されてもよいが、実行履歴が書き込まれるテキストファイル等であってもよい。図7に示した例では、実行ログ記憶部221は、「実行日時」、「ログ内容」といった項目を有する。
実行条件記憶部222は、投稿記事に従って処理実行部232が各種処理を実行する条件を記憶する。ここで、図8に、実施形態に係る実行条件記憶部222の一例を示す。図8に示した例では、実行条件記憶部222は、「実行条件」、「処理内容」といった項目を有する。
投稿条件記憶部223は、後述する投稿部234がSNSサーバ100に記事を投稿する条件を記憶する。ここで、図9に、実施形態に係る投稿条件記憶部223の一例を示す。図9に示した例では、投稿条件記憶部223は、「投稿条件」、「投稿内容」といった項目を有する。
制御部230は、例えば、CPUやMPU等によって、情報処理装置200内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(投稿プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、例えば、制御部230は、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
要求部231は、SNSサーバ100に対して投稿情報の取得要求を送信することで、SNSサーバ100から投稿情報を取得する。例えば、要求部231は、ウェブページの取得要求として、HTTPリクエストなどをSNSサーバ100に定期的に送信する。一例を挙げて説明すると、要求部231は、図2に例示したようなウェブページの取得要求をSNSサーバ100に定期的に送信する。これにより、要求部231は、SNSサーバ100が管理するソーシャルグラフにおいて情報処理装置200と関係性を有する会員ユーザによって投稿された投稿記事を含むウェブページを定期的に取得する。
処理実行部232は、ユーザ操作や、要求部231によって取得された投稿情報に基づいて、各種処理を実行する。そして、処理実行部232は、各種処理の実行結果を実行ログ記憶部221に格納する。また、処理実行部232は、各種処理を実行した後に、SNSサーバ100に投稿する記事に関する情報を取得するよう取得部233に指示する。
取得部233は、情報処理装置200に関する装置情報を取得する。実施形態に係る取得部233は、処理実行部232から投稿記事に関する情報を取得するよう指示された場合に、装置情報として、処理実行部232によって実行された処理に対応する投稿内容を投稿条件記憶部223から取得する。すなわち、投稿条件記憶部223に記憶されている投稿内容は、処理実行部232によって実行された処理の結果を示す装置情報の一例に該当する。また、取得部233は、情報処理装置200がエアコンであるので、装置情報の一例として、電源オン又は電源オフのいずれかの状態や、設定温度や、情報処理装置200が検知した室内温度や、タイマー起動やタイマー停止の設定時間などを取得する場合もある。この点については後述する。
投稿部234は、取得部233によって取得された装置情報をSNSサーバ100に投稿する。ここで、投稿部234による投稿処理はいくつか考えられる。例えば、人であるユーザは、SNSサーバ100に記事を投稿する場合には、図2に示した記事入力欄R10に記事を入力し、投稿ボタンB10をクリックする。この場合、ユーザ端末10は、HTTPにおけるPOSTメソッドやGETメソッドにより、記事入力欄R10に入力された記事を含むHTTPリクエストをSNSサーバ100に送信する。実施形態に係る投稿部234は、このようなユーザ端末10からSNSサーバ100に送信されるHTTPリクエストと同様のフォーマットにより、投稿条件記憶部223から取得した投稿内容や、取得部233によって取得された装置情報を含むHTTPリクエストをSNSサーバ100に送信することができる。例えば、投稿部234は、記事入力欄R10に記事が入力された上で投稿ボタンB10がクリックされたものとして処理を実行することで、ユーザ端末10が送信するHTTPリクエストと同様のHTTPリクエストをSNSサーバ100に送信することができる。
次に、上述した情報処理装置200による処理について、いくつか例を挙げて説明する。なお、以下では、実行ログ記憶部221が図7に示した各種情報を記憶し、実行条件記憶部222が図8に示した各種情報を記憶し、投稿条件記憶部223が図9に示した各種情報を記憶しているものとする。
次に、図10を用いて、実施形態に係るネットワークシステム1による処理の手順について説明する。図10は、実施形態に係るネットワークシステム1による処理手順を示すシーケンス図である。なお、図10では、ネットワークシステム1による処理の一例を示すが、各処理は図示した順に行われることを要しない。
上述した実施形態に係るネットワークシステム1は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、上記のネットワークシステム1の他の実施形態について説明する。
上記実施形態では、情報処理装置200が、投稿記事に従って所定の処理(電源オンや、動作状況の取得)を実行し、実行結果をSNSサーバ100に投稿する例について説明した。しかし、この例に限られず、情報処理装置200は、自装置の状態が所定の条件を満たした場合に、自発的に記事をSNSサーバ100に投稿してもよい。この点について、図11を用いて説明する。
また、情報処理装置200は、図11に示した例のように投稿条件を満たした場合に、自発的に記事を投稿するだけでなく、定期的に装置情報をSNSサーバ100に投稿してもよい。具体的には、情報処理装置200の取得部233は、情報処理装置200が内部メモリ等に保持する設定情報や、実行ログ記憶部221のログ内容などを定期的に参照することで、装置情報を所定期間毎に取得する。そして、投稿部234は、取得部233によって所定期間に取得された装置情報を一括してSNSサーバ100に投稿する。
また、上記実施形態では、情報処理装置200が、人であるユーザU10によって投稿された記事に従って所定の処理を実行する例を示した。しかし、情報処理装置200は、装置である他の情報処理装置によって投稿された記事に従って所定の処理を実行してもよい。
また、上記実施形態において、SNSサーバ100は、情報処理装置200同士で友人関係になることをユーザや情報処理装置200に紹介してもよい。この点について図13を用いて説明する。図13は、実施形態に係るソーシャルグラフG10の一例を示す図である。なお、図13に示した「人」は、人であるユーザに該当し、「装置」は、情報処理装置200であるユーザに該当する。
また、上記実施形態では、主として、情報処理装置200がエアコンである例について説明した。しかし、情報処理装置200は、エアコンに限らず、テレビ、DVDレコーダ、BDレコーダ、洗濯機、冷蔵庫、床暖房システムなどの電化製品であってもよいし、利用者が保持する自動車等であってもよいし、企業内に設置されるプリンタ等であってもよい。
また、上記実施形態では、SNSサーバ100が、所定の会員ユーザに対して、かかる所定の会員ユーザと友人関係にある他の会員ユーザによって投稿された全ての記事を公開する例を示した。しかし、SNSサーバ100によっては、特定の会員ユーザに対してのみ記事(メッセージ)を送信するサービスを提供する場合もある。この場合、上述してきた情報処理装置200は、自装置宛に送信された記事に従って所定の処理を実行する。すなわち、上述してきた情報処理装置200は、自装置に公開されている記事に従って所定の処理を実行する。
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置200は、ネットワークと通信可能であって、取得部233と、投稿部234とを有する。取得部233は、情報処理装置200に関する装置情報を取得する。投稿部234は、情報処理装置200と人であるユーザとのネットワーク上における関係性を管理するSNSサーバ100(サーバ装置の一例に相当)に対して、取得部233によって取得された装置情報を投稿する。
221 実行ログ記憶部
222 実行条件記憶部
223 投稿条件記憶部
231 要求部
232 処理実行部
233 取得部
234 投稿部
Claims (7)
- ネットワークと通信可能な情報処理装置であって、
前記情報処理装置に関する装置情報を取得する取得手段と、
前記情報処理装置と人であるユーザとの前記ネットワーク上における関係性を管理するサーバ装置に対して、前記取得手段によって取得された装置情報を投稿する投稿手段と
を備えたことを特徴とする情報処理装置。 - 前記情報処理装置と関係性を有するユーザ又は他の情報処理装置によって前記サーバ装置に投稿された投稿情報を当該サーバ装置に要求する要求手段と、
前記要求手段による要求に応答して前記サーバ装置から送信された投稿情報に従って、所定の処理を実行する実行手段と
をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記取得手段は、
前記装置情報として、前記実行手段によって実行された処理の結果を取得し、
前記投稿手段は、
前記取得手段によって取得された前記実行手段の処理結果を前記サーバ装置に投稿する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記投稿手段は、
前記取得手段によって取得された装置情報が所定の条件を満たす場合に、当該装置情報に対応する記事を前記サーバ装置に投稿する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報処理装置。 - 前記投稿手段は、
所定の期間毎に、前記取得手段によって当該所定の期間において取得された装置情報を一括して前記サーバ装置に投稿する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報処理装置。 - ネットワークと通信可能な情報処理装置が実行する投稿方法であって、
前記情報処理装置に関する装置情報を取得する取得工程と、
前記ネットワーク上における前記情報処理装置と人であるユーザとの関係性を管理するサーバ装置に対して、前記取得工程によって取得された装置情報を投稿する投稿工程と
を含んだことを特徴とする投稿方法。 - ネットワークと通信可能な情報処理装置に、
前記情報処理装置に関する装置情報を取得する取得手順と、
前記ネットワーク上における前記情報処理装置と人であるユーザとの関係性を管理するサーバ装置に対して、前記取得手順によって取得された装置情報を投稿する投稿手順と
を実行させることを特徴とする投稿プログラム。
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