JP2014183379A - 情報処理装置、動画データのデータ構造、情報処理システム、動画再生プログラム、および、動画の再生方法。 - Google Patents

情報処理装置、動画データのデータ構造、情報処理システム、動画再生プログラム、および、動画の再生方法。 Download PDF

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Abstract

【課題】より多くの態様で動画を再生する。
【解決手段】情報処理装置は、1以上の表示装置に動画を表示する。情報処理装置は、まず、表示装置に表示される範囲よりも広い範囲の画像を表すパノラマ画像で構成される1以上のパノラマ動画のデータと、表示装置に表示される範囲と略同じ範囲の画像を表す非パノラマ画像で構成される1以上の非パノラマ動画のデータとを含む動画データを取得する。情報処理装置は、動画の開始から終了までの期間において、1以上のパノラマ動画のデータと1以上の非パノラマ動画のデータとを、動画データにおいて定められる順序で再生する。
【選択図】図3

Description

本発明は、表示装置において動画を再生するための情報処理装置、動画データのデータ構造、情報処理システム、動画再生プログラム、および、動画の再生方法に関する。
従来、パノラマ画像を生成して表示装置に表示する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−187298号公報
従来においては、単にパノラマ画像を表示するだけであったため、より多くの態様で動画を再生できることが望まれる。
それ故、本発明の目的は、より多くの態様で動画を再生することができる情報処理装置、動画データのデータ構造、情報処理システム、動画再生プログラム、および、動画の再生方法を提供することである。
上記の課題を解決すべく、本発明は、以下の(1)〜(14)の構成を採用した。
(1)
本発明の一例は、1以上の表示装置に動画を表示する情報処理装置である。情報処理装置は、動画取得部と、動画再生部とを備える。
動画取得部は、表示装置に表示される範囲よりも広い範囲の画像を表すパノラマ画像で構成される1以上のパノラマ動画のデータと、表示装置に表示される範囲と略同じ範囲の画像を表す非パノラマ画像で構成される1以上の非パノラマ動画のデータとを含む動画データを取得する。動画再生部は、動画の開始から終了までの期間において、1以上のパノラマ動画のデータと1以上の非パノラマ動画のデータとを、動画データにおいて定められる順序で再生する。
上記(1)の構成によれば、情報処理装置は、相対的に広い視野範囲のうちの一部の範囲の画像が表示されるパノラマ動画と、相対的に狭い視野範囲の略全体の画像が表示される非パノラマ動画という、2通りの再生態様で動画を再生することができる。
(2)
情報処理装置は、第1表示装置および第2表示装置に動画を表示することが可能であってもよい。動画再生部は、パノラマ再生部と、非パノラマ再生部とを有していてもよい。パノラマ再生部は、上記期間中においてパノラマ動画を再生する場合、パノラマ動画のうちの所定の範囲の動画を第1表示装置に表示するとともに、パノラマ動画のうちの、ユーザの操作に応じて変化する範囲の動画を第2表示装置に表示する。非パノラマ再生部は、上記期間中において非パノラマ動画を再生する場合、非パノラマ動画を第1表示装置に表示する。
上記(2)の構成によれば、非パノラマ動画は、パノラマ動画の再生期間においてユーザの操作に応じて表示範囲が変化する動画が表示される第2表示装置とは異なる第1表示装置に表示される。したがって、パノラマ動画の再生期間において第2表示装置を見るユーザにとっては、パノラマ動画と非パノラマ動画との切り替えに応じて、見るべき表示装置が切り替わることとなる。そのため、上記(2)の構成によれば、パノラマ動画と非パノラマ動画との切り替わりをわかりやすく(自然に)上記ユーザに認識させることができる。
(3)
非パノラマ再生部は、期間中において非パノラマ動画を再生する場合、第1表示装置を見る旨を通知する画像を第2表示装置に表示してもよい。
上記(3)の構成によれば、パノラマ動画から非パノラマ動画へと切り替わったことをユーザにより明確に通知することができる。
(4)
非パノラマ再生部は、期間中において非パノラマ動画の再生からパノラマ動画の再生へと切り替わる場合、パノラマ動画の再生へと切り替わる前に第2表示装置を用いて画像および/または音声によって通知を行ってもよい。
上記(4)の構成によれば、非パノラマ動画からパノラマ動画へと切り替わることを、切り替わる前にユーザに通知することができる。
(5)
動画データは、動画の開始から終了までの期間内の各フレームにおける画像がパノラマ画像であるか非パノラマ画像であるかを判別可能な種別データを含んでいてもよい。動画再生部は、各フレームにおける画像がパノラマ画像であるか非パノラマ画像であるかを種別データに基づいて判別し、判別結果に応じて異なる再生処理によって動画データを再生してもよい。
上記(5)の構成によれば、種別データを用いることによって、情報処理装置は、各フレームにおける画像がパノラマ画像であるか非パノラマ画像であるかの判別を容易に行うことができる。また、判別結果に応じて異なる再生処理を実行することで、情報処理装置は、画像の種別に応じた適切な再生処理を実行することができる。
(6)
動画再生部は、期間内のあるフレームにおける画像がパノラマ画像であると判別される場合、当該あるフレームにおいては、当該パノラマ画像のうちでユーザの操作に基づいて決定される範囲の画像を表示対象として選択し、期間内のあるフレームにおける画像が非パノラマ画像であると判別される場合、当該あるフレームにおいては、非パノラマ画像の範囲を表示対象として選択してもよい。
上記(6)の構成によれば、情報処理装置は、パノラマ動画の再生中においてはユーザの操作に応じた範囲の画像を提示することができるとともに、非パノラマ動画の再生中においては非パノラマ動画を確実に提示することができる。このように、上記(6)の構成によれば、再生態様(パノラマ動画か非パノラマ動画か)に応じて適切な表示対象を選択してユーザに提示することができる。
(7)
本発明の他の一例は、表示装置において動画を再生するための動画データのデータ構造である。動画データは、1以上のパノラマ動画のデータと、1以上の非パノラマ動画のデータとを含む。パノラマ動画のデータは、表示装置に表示される範囲よりも広い範囲の画像を表すパノラマ画像で構成される。非パノラマ動画のデータは、表示装置に表示される範囲と略同じ範囲の画像を表す非パノラマ画像で構成される。動画データは、動画の開始から終了までの期間において、1以上のパノラマ動画のデータと1以上の非パノラマ動画のデータとが動画データにおいて定められる順序で再生されるように構成される。
上記(7)の構成によれば、複数の再生態様で再生される1つの動画を提供することができる。すなわち、相対的に広い視野範囲のうちの一部の範囲の画像が表示されるパノラマ動画と、相対的に狭い視野範囲の略全体の画像が表示される非パノラマ動画という、2通りの再生態様で再生される1つの動画を提供することができる。
(8)
動画データは、動画の開始から終了までの期間内の各フレームにおける画像がパノラマ画像であるか非パノラマ画像であるかを判別可能な種別データをさらに含んでいてもよい。
上記(8)の構成によれば、動画を再生する情報処理装置は、種別データを用いることによって、各フレームにおける画像がパノラマ画像であるか非パノラマ画像であるかの判別を容易に行うことができる。
(9)
1フレーム分のパノラマ動画のデータ、および、1フレーム分の非パノラマ動画のデータは、所定の大きさの画像領域を表すものでもよい。パノラマ動画のデータは、所定の大きさの画像領域のうちの一部の領域を用いてパノラマ画像を表現してもよい。非パノラマ動画のデータは、所定の大きさの画像領域のうちの一部の領域を用いて非パノラマ画像を表現してもよい。
上記(9)の構成によれば、パノラマ動画のデータと非パノラマ動画のデータとが画像領域としては同じになるので、動画データの構成を簡易化することができる。また、動画を再生する装置は、パノラマ画像データと非パノラマ画像データという2種類のデータを同様に取り扱うことができ、動画データに対する処理が簡単になる。
(10)
パノラマ動画のデータおよび非パノラマ動画のデータは、所定の方法によって圧縮されていてもよい。圧縮された1フレーム分の非パノラマ動画のデータは、圧縮された1フレーム分のパノラマ動画のデータよりもデータ量が小さく構成されてもよい。
上記(10)の構成によれば、圧縮によって動画データのデータ量を低減することができる。さらに、動画全体のうちの一部を非パノラマ動画で構成することによって、動画全体をパノラマ動画のみで構成する場合に比べて、動画データのデータ量を低減することができる。
(11)
非パノラマ画像は、パノラマ画像よりも解像度が高くてもよい。
上記(11)の構成によれば、非パノラマ動画をより高画質で提示することができる。例えば、動画全体のうちでユーザに注目させたい部分の動画を非パノラマ動画とする場合は、データ量を増加させることなく、ユーザに注目させたい部分の動画を高画質で提示することができる。
(12)
パノラマ動画のデータ、および、非パノラマ動画のデータが1つのファイルに含まれてもよい。
上記(12)の構成によれば、動画を再生する装置においては、1つのファイルを実行することによってパノラマ動画と非パノラマ動画との両方を含む動画を再生することができるので、パノラマ動画と非パノラマ動画という2種類の画像を含む動画の取り扱いが容易になる。
(13)
パノラマ動画のデータ、非パノラマ動画のデータ、および、種別データが1つのファイルに含まれてもよい。
上記(13)の構成によれば、種別データが設定される場合であっても上記(12)の構成と同様、1つのファイルを実行することによってパノラマ動画と非パノラマ動画との両方を含む動画を再生することができる。これによって、パノラマ動画と非パノラマ動画という2種類の画像を含む動画の取り扱いが容易になる。
(14)
非パノラマ動画の視野範囲は、パノラマ動画の視野範囲のうちの一部の視野範囲に対応してもよい。
上記(14)の構成によれば、パノラマ動画と非パノラマ動画との内容を連続させることができる。例えば、パノラマ動画に特定の物や人物が登場する場合において、その物や人が登場する期間の動画を非パノラマ動画とすることによって、ユーザをその物や人に注目させることができる。
なお、本発明の別の一例は、上記(1)〜(6)の情報処理装置と同等の機能を備える、1以上の装置で構成される情報処理システムであってもよいし、上記(1)〜(6)の情報処理装置の各部と同等の手段としてコンピュータを機能させる動画再生プログラムであってもよい。また、本発明の別の一例は、上記情報処理システムにおいて実行される動画再生方法であってもよい。また、本発明は、上記(7)〜(14)の動画データを記憶した、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体として提供されてもよい。
以上のように、本発明によれば、パノラマ動画と非パノラマ動画という2通りの再生態様で動画を再生することができ、より多くの態様で動画を再生することができる
本実施形態に係る情報処理システムの一例を示すブロック図 パノラマ画像の一例を示す図 本実施形態における動画データを用いて再生される動画の一例を示す図 動画データのデータ構造の一例を示す図 パノラマ画像データが表す画像領域の一例を示す図 非パノラマ画像データが表す画像領域の一例を示す図 パノラマ動画の再生時と非パノラマ動画の再生時において各表示装置に表示される画像の一例を示す図 パノラマ動画の再生期間における各表示装置の一例を示す図 非パノラマ動画からパノラマ動画へと切り替わる場合の端末装置における画像の一例を示す図 本実施形態において情報処理装置が実行する動画再生処理の流れの一例を示すフローチャート
[1.情報処理システムの構成]
以下、本実施形態の一例に係る情報処理装置、動画データのデータ構造、情報処理システム、動画再生プログラム、および、動画の再生方法について説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理システムの一例を示すブロック図である。図1において、情報処理システム1は、情報処理装置2、端末装置3、およびテレビ4を備える。本実施形態における情報処理システム1は、動画を表示装置(端末装置3および/またはテレビ4)に表示するものである。
情報処理システム1は情報処理装置2を含む。情報処理装置2は、動画を再生する処理等、情報処理システム1において実行される情報処理を実行する。情報処理装置2は、パーソナルコンピュータ、ゲーム装置、携帯端末、スマートフォン等、どのような形態の情報処理装置であってもよい。情報処理装置2は、端末装置3およびテレビ4と通信可能である。なお、情報処理装置2と端末装置3またはテレビ4との通信は、有線であってもよいし無線であってもよい。
図1に示すように、情報処理装置2は制御部11を備える。制御部11はCPUおよびメモリを有する。CPUがメモリを用いて所定の情報処理プログラム(動画再生プログラム30)を実行することによって、情報処理装置2における情報処理が実行される。なお、情報処理装置2は、上記の情報処理を実行することができればどのような構成であってもよく、例えば情報処理の一部または全部が専用回路によって実行されてもよい。本実施形態においては、上記情報処理によって、情報処理装置2から、表示装置である端末装置3および/またはテレビ4へ画像(動画)が出力される。情報処理装置2は、動画とともに出力すべき音声を端末装置3および/またはテレビ4へ出力してもよい。
情報処理装置2は、記憶部12を備える。記憶部12は、制御部11がアクセス可能な任意の記憶装置である。記憶部12は、例えばハードディスク等の、情報処理装置2に内蔵される記憶部であってもよいし、例えば光ディスク等の、情報処理装置2に着脱可能な記憶部であってもよい。
記憶部12は、動画再生プログラム30と、動画データ31とを記憶する。動画再生プログラム30は、動画データ31を再生するための情報処理プログラムである。動画再生プログラム30によって実行される情報処理の詳細については後述する(図10参照)。
動画データ31は、情報処理システム1において再生される動画を表すデータである。本実施形態においては、動画データ31は予め記憶部12に記憶されているものとするが、他の実施形態においては、動画データ31は、外部のサーバから情報処理システム1へ送信(ストリーミング送信)されて再生されてもよい。詳細は後述するが、本実施形態においては、動画データ31は、パノラマ動画と非パノラマ動画とが混在する動画のデータである。制御部11は、動画データ31に基づく動画を、表示装置として機能する端末装置3および/またはテレビ4へ出力する。
情報処理システム1は、端末装置3を含む。端末装置3は、表示部の一例であるLCD(液晶表示装置)21を有する。つまり、端末装置3は表示装置と言うことができる。本実施形態においては、端末装置3は、可搬型(携帯型とも言う)の表示装置である。端末装置3は、情報処理装置2から送信されてくる画像(動画)を受信し、画像をLCD21に表示する。
また、端末装置3は、音声出力部の一例であるスピーカ22を有する。端末装置3は、情報処理装置2から送信されてくる音声データを受信し、音声をスピーカ22から出力する。
端末装置3は入力部23を有する。入力部23はユーザの操作を受け付け、ユーザの操作を表す操作データを出力する。入力部23は、例えば、タッチパネル、スライドパッド、十字キー、および/または、ボタン等の操作装置であってもよい。また、入力部23は、例えば姿勢センサ(加速度センサやジャイロセンサ等)のような、端末装置3を動かす操作を検知することが可能な装置であってもよい。端末装置3は、入力部23から出力される操作データを情報処理装置2へ送信する。上記のように、本実施形態においては、表示装置と操作装置とが一体として設けられる。ただし、他の実施形態においては、表示装置と操作装置とが別体として設けられてもよい。
テレビ4は、画像(動画)を表示する表示装置の一例である。テレビ4は、据置型の表示装置の一例である。情報処理装置2からテレビ4へ画像が送信されてくる場合、テレビ4は当該画像を表示する。テレビ4はスピーカを備えていてもよい。情報処理装置2からテレビ4へ音声が送信されてくる場合、スピーカは当該音声を出力する。
情報処理システム1においては、端末装置3に対する入力に応じて情報処理装置2が情報処理を実行し、実行の結果得られた画像(動画)が端末装置3および/またはテレビ4に表示される。このように、本実施形態においては、情報処理システム1は、入力機能、情報処理機能、および表示機能が複数の装置によって実現される構成である。なお、他の実施形態においては、情報処理システム1は、これらの機能を有する単一の情報処理装置(例えば携帯型あるいは可搬型の情報処理装置)で構成されてもよい。また、他の実施形態においては、情報処理装置2の機能が複数の装置によって実現されてもよい。例えば、他の実施形態においては、情報処理装置2において実行される情報処理の少なくとも一部が、ネットワーク(広域ネットワークおよび/またはローカルネットワーク)によって通信可能な複数の装置によって分散して実行されてもよい。
[2.動画再生の概要]
次に、本実施形態における動画を再生する処理の概要について説明する。ここで、情報処理システム1において再生される動画データ31は、パノラマ動画のデータと非パノラマ動画のデータとを含む。つまり、本実施形態において、情報処理システム1においては、パノラマ動画と非パノラマ動画との両方からなる動画が再生される。
(パノラマ動画)
ここで、パノラマ動画とは、複数のパノラマ画像によって構成される動画である。また、パノラマ画像とは、表示装置に表示される範囲よりも広い範囲の画像である。図2は、パノラマ画像の一例を示す図である。図2に示すように、パノラマ画像は、表示装置に表示される画像の視野範囲よりも広い視野範囲の画像である。つまり、パノラマ画像については、基本的にはその一部の範囲(例えば図2に示す点線の範囲)の画像が表示装置に表示される。ただし、情報処理システム1は、パノラマ画像の全体を表示装置に表示する機能を有していてもよい。例えば本実施形態のように複数の表示装置が用いられる場合には、一部の表示装置においてパノラマ画像の全体が表示されてもよい。本明細書においては、パノラマ画像のうちで表示装置に表示される範囲を「表示範囲」と呼ぶ。パノラマ画像は、(表示装置に表示される際に)表示範囲を決定する処理が行われる画像と言うことができる。表示範囲は、例えばユーザの操作に従って変化(移動)してもよい。表示範囲が移動する場合、パノラマ画像は、表示範囲が変化することによって視線の方向が変化する画像であるとも言える。
なお、図2においては、左右方向に関して約180°の視野角を有するパノラマ画像を例示したが、本実施形態においては、上下左右方向に関して全方向(360°)の視野角を有するパノラマ画像が用いられる。ただし、パノラマ画像には死角があってもよく、例えば視野角が180°程度であってもよい。例えばある方向に関して視野角が180°以上である画像はパノラマ画像であると言うことができる。また、パノラマ画像は、カメラによって撮影された実画像(実写画像)であってもよいし、その一部または全部が仮想画像(CG画像)であってもよい。
パノラマ動画が再生される際、情報処理システム1は、パノラマ動画のうちの表示範囲を決定する処理と、決定された表示範囲の画像を表示装置(端末装置3および/またはテレビ4)に出力する処理を実行する。これらの処理が1フレーム時間毎に繰り返し実行されることによって、表示装置においてパノラマ動画が再生される。
なお、パノラマ動画は、時間経過に伴って視点が移動するものであってもよいし、視点が移動しない(固定される)ものであってもよい。視点が移動する場合、例えば、図2に示すように道路上から周囲を見たパノラマ画像が表示され、道路を進んでいく(視点が道路に沿って移動する)パノラマ動画が再生されてもよい。
(非パノラマ動画)
また、非パノラマ動画とは、複数の非パノラマ画像によって構成される動画である。また、非パノラマ画像とは、パノラマ画像とは異なり、表示装置に表示される範囲と略同じ範囲の画像である。非パノラマ画像は、例えば、図2に示す点線の範囲のみの画像である。非パノラマ画像は、画像領域の大きさがパノラマ画像の画像領域よりも小さい画像であると言える。非パノラマ画像については、基本的には略全体が表示装置に表示される。ただし、非パノラマ画像は、厳密な意味でその画像領域の全てが表示される必要はなく、例えば画像領域の周に近い部分は表示されなくてもよい。非パノラマ画像は、(表示装置に表示される際に)表示範囲を決定する処理が行われない画像と言うことができる。なお、情報処理システム1は、非パノラマ画像の一部を表示装置に表示する機能(例えばズーム機能)を有していてもよい。
(動画の再生)
本実施形態においては、上記のように、パノラマ動画と非パノラマ動画とを含む動画が情報処理システム1において再生される。ここで、本実施形態においては、動画の開始から終了までの期間において、パノラマ動画と非パノラマ動画とが、動画データにおいて定められる順序で再生される。動画データにおいて上記順序はどのように設定されてもよい。本実施形態においては、動画データ31に含まれる各画像(パノラマ画像および非パノラマ画像)にはそれぞれフレーム番号が付されており、各画像がフレーム番号順に表示されることによって、動画が再生される。
図3は、本実施形態における動画データを用いて再生される動画の一例を示す図である。図3においては、1つの動画に、2つのパノラマ動画と2つの非パノラマ動画とが混在する場合を例として説明する。なお、ここでは、連続して再生される一連の画像(パノラマ画像および非パノラマ画像を含む)で構成される動画を、「1つの動画」と呼ぶ。また、連続して再生される一連のパノラマ画像で構成される動画を「1つのパノラマ動画」と呼び、連続して再生される一連の非パノラマ画像で構成される動画を「1つの非パノラマ動画」と呼ぶ。図3に示されるように、1つの動画に含まれるパノラマ動画は1つ以上であってよく、1つの動画に含まれる非パノラマ動画は1つ以上であってよい。
図3に示す例においては、第1パノラマ動画、第1非パノラマ動画、第2パノラマ動画、および第2非パノラマ動画の順で動画が再生される。具体的には、動画の開始時点Tsから、開始から時間(T1−Ts)が経過する時点T1までの期間においては、第1のパノラマ動画が再生される。当該時点T1から、開始から時間(T2−Ts)が経過する時点T2までの期間においては、第1の非パノラマ動画が再生される。当該時点T2から、開始から時間(T3−Ts)が経過する時点T3までの期間においては、第1のパノラマ動画とは異なる第2のパノラマ動画が再生される。当該時点T3から、動画の終了時点Teまでの期間においては、第1の非パノラマ動画とは異なる第2の非パノラマ動画が再生される。
パノラマ動画の再生期間(時点Ts〜T1の期間、および、時点T2〜T3の期間)においては、パノラマ動画のうちの一部の範囲(例えば、図3に示す点線の範囲)が表示範囲として表示装置に表示される。詳細は後述するが、本実施形態においては、パノラマ画像のうちで、ユーザの操作に基づいて決定される範囲の画像が端末装置3に表示される。また、パノラマ画像のうちで、予め定められる所定の範囲の画像がテレビ4に表示される。したがって、パノラマ動画の再生期間においては、ユーザは、パノラマ動画のうちから所望の方向の範囲を選択して見ることができる。
一方、非パノラマ動画の再生期間(時点T1〜T2の期間、および、時点T3〜Teの期間)においては、非パノラマ動画の全体の範囲が表示装置に表示される(図3参照)。詳細は後述するが、本実施形態においては、非パノラマ動画がテレビ4に表示される。したがって、非パノラマ動画の再生期間においては、予め決まった範囲の画像がユーザに提供される。
上述のように、本実施形態においては、情報処理システム1は、動画の開始から終了まで期間において、1以上のパノラマ動画と1以上の非パノラマ動画とを、動画データ31において定められる順序で再生する。このように、情報処理システム1は、ユーザが表示範囲を選択可能なパノラマ動画と、所定の範囲の画像が提示される非パノラマ動画という、2通りの再生態様で1つの動画を再生することができる。
本実施形態のように、動画の再生態様のバリエーションを増やすことによって、今までにない方法でユーザに動画を提供することができ、動画の演出効果を向上することができる。例えば、パノラマ動画において、ユーザが視線方向(表示範囲)を常に自由に操作できるとすれば、コンテンツ作成者が注目して欲しい対象(登場人物等)をユーザが見ないおそれがある。上記対象が登場する期間において、ユーザがその対象の方へ視線方向(表示範囲)を向けていないかもしれないからである。これに対して、本実施形態によれば、コンテンツ作成者がユーザを上記対象に注目させたい期間においては動画を非パノラマ動画とすることによって、上記対象をユーザに確実に見せることができる。例えば、図3の例においては、時点T2〜時点T3の期間において、パノラマ動画を提供することで所望の視線方向の画像をユーザに提供するとともに、時点T3〜Teの期間において、パノラマ動画中に登場する特定の建物にユーザを注目させることができる。
[3.動画データの詳細]
次に、動画データ31の詳細について説明する。図4は、動画データ31のデータ構造の一例を示す図である。本実施形態においては、動画データ31は、図4に示すデータ構造を有するものとする。ただし、動画データ31のデータ構造は、動画の開始から終了までの期間において、1以上のパノラマ動画のデータと1以上の非パノラマ動画のデータとが動画データにおいて定められる順序で再生されるように構成される任意のデータ構造であってよい。
(パノラマ動画データおよび非パノラマ動画データ)
図4に示すように、動画データ31はパノラマ動画データ32を含む。パノラマ動画データ32は、パノラマ動画を構成する複数のパノラマ画像を表す複数のパノラマ画像データ35を含む。なお、各パノラマ画像データには上述のフレーム番号が関連づけられる。1つの動画にパノラマ動画が複数含まれる場合、動画データ31は、パノラマ動画の数に応じたパノラマ動画データを含んでいてもよい。
また、動画データ31は非パノラマ動画データ33を含む。非パノラマ動画データ33は、非パノラマ動画を構成する複数の非パノラマ画像を表す複数の非パノラマ画像データ36を含む。なお、各非パノラマ画像データには上述のフレーム番号が関連づけられる。1つの動画に非パノラマ動画が複数含まれる場合、動画データ31は、非パノラマ動画の数に応じた非パノラマ動画データを含んでいてもよい。
図5は、パノラマ画像データが表す画像領域の一例を示す図である。本実施形態において、1つのパノラマ画像データ35は、所定の大きさの画像領域41を表す。より具体的には、パノラマ画像データ35は、画像領域41に含まれる各画素の色値を少なくとも表すデータである。本実施形態においては、パノラマ画像は、上記画像領域41のうちの一部領域である斜線領域42を用いて表現される。なお、画像領域41のうちの斜線領域42以外の部分は、パノラマ画像を表現するために用いられない領域である。この領域には、画像情報以外の他の情報が埋め込まれてもよいし、情報が埋め込まれなくてもよい。
なお、本実施形態においては、表示範囲の画像を生成する処理において、パノラマ画像は正六面体の各面上に投影される(マッピングされる)ものとし、そのため、斜線領域42は6つの正方形からなる形状となっている。ただし、パノラマ画像を表現するための斜線領域42の形状はどのような形状であってもよい。また、図5において、点線領域43は、上記表示範囲に対応する大きさの領域である。パノラマ画像のうちの一部の範囲が表示範囲となることは図5からも明らかである。
一方、図6は、非パノラマ画像データが表す画像領域の一例を示す図である。図6に示すように、1つの非パノラマ画像データ36は、パノラマ画像データ35と同じ、上記所定の大きさの画像領域41を表す。つまり、本実施形態においては、1フレーム分のパノラマ動画のデータと、1フレーム分の非パノラマ動画のデータとは、同じ大きさの画像領域を表す。また、非パノラマ画像は、上記画像領域41のうちの一部領域である斜線領域44を用いて表現される。なお、画像領域41のうちの斜線領域44以外の部分は、非パノラマ画像を表現するために用いられない領域である。また、パノラマ画像は1画面分の画像ではないのに対して、非パノラマ画像は1画面分の画像であるので、パノラマ動画を表現するための領域42と、非パノラマ動画を表現するための領域44とでは、その形状および/または大きさが異なる場合がある。そのため、画像領域41中においてパノラマ動画を表現するための領域42と、画像領域41中において非パノラマ動画を表現するための領域44とは、少なくとも一部が異なる(重複しない)。
以上のように、本実施形態においては、1フレーム分のパノラマ動画のデータと1フレーム分の非パノラマ動画のデータは、同じ大きさの画像領域41を表す。そして、パノラマ動画のデータは、上記画像領域41のうちの一部の領域を用いてパノラマ画像を表現し、非パノラマ動画のデータは、上記画像領域41のうちの(パノラマ画像とは少なくとも一部が異なる)一部の領域を用いて非パノラマ画像を表現する。これによれば、2種類のデータの形式(画像領域)を同じにすることができるので、動画データの構成を簡易化することができる。また、情報処理システム1は、パノラマ画像データと非パノラマ画像データという2種類のデータを同様に取り扱うことができ、動画データに対する処理が簡単になる。なお、他の実施形態においては、1フレーム分のパノラマ動画のデータと1フレーム分の非パノラマ動画のデータは、異なる大きさの画像領域を表すものであってもよい。
本実施形態においては、パノラマ動画のデータおよび非パノラマ動画のデータは、所定の方法によって圧縮されて記憶される。ここで、図8および図9に示すように、非パノラマ動画を表現するための領域44は、パノラマ動画を表現するための領域42よりも小さい。そのため、圧縮された1フレーム分の非パノラマ動画のデータは、圧縮された1フレーム分のパノラマ動画のデータよりもデータ量が小さく構成される。したがって、本実施形態においては、動画全体のうちの一部を非パノラマ動画で構成することによって、動画全体をパノラマ動画のみで構成する場合に比べて、動画データ31のデータ量を低減することができる。
本実施形態においては、非パノラマ画像は、パノラマ画像よりも解像度が高くなるように生成される。すなわち、図5および図6に示すように、非パノラマ動画を表現するための領域44は、パノラマ画像の表示範囲に対応する領域43よりも大きい。換言すれば、非パノラマ画像の再生時における1画面分の領域44は、パノラマ画像の再生時における1画面分の領域43よりも大きい。このように、非パノラマ画像の解像度をパノラマ画像の解像度よりも高くすることによって、動画全体のうちでユーザに注目させたい部分の動画を高画質で提示することができる。また、本実施形態によれば、ユーザに注目させたい部分の動画を(表現に用いる領域がパノラマ画像よりも小さい)非パノラマ画像で構成しているので、データ量を増加させることなく、当該部分の動画を高画質にすることができる。なお、他の実施形態においては、パノラマ画像と非パノラマ画像の解像度は同じであってもよいし、パノラマ画像の方が非パノラマ画像よりも解像度が高くてもよい。
(制御データ)
また、図4に示すように、動画データ31は制御データ34を含む。制御データ34は、動画の再生制御のために用いられるデータである。本実施形態においては、制御データ34は、動画の開始から終了までの期間内の各時点における動画の種別(パノラマ動画または非パノラマ動画)を判別可能な種別データを含む。
種別データは、動画の再生期間における各時点(各フレーム)における画像の種別を判別することが可能な任意の情報でよい。例えば、種別データは、最初のフレームにおける画像の種別と、画像の種別が切り替えられる時点のフレーム番号とを表すものであってもよい。また例えば、種別データは、フレーム番号と各フレームにおける画像の種別とをフレーム毎に関連づけた情報を表すものであってもよい。詳細は後述するが、情報処理システム1は、動画の再生期間中において動画の種別が切り替わることを、上記種別データを用いて判別する。
本実施形態においては、動画データ31は、1つのファイルとして構成される。つまり、パノラマ動画のデータ、非パノラマ動画のデータ、および、種別データが1つのファイルに含まれる。これによれば、情報処理システム1は、1つのファイルを実行することによってパノラマ動画と非パノラマ動画との両方を含む動画を再生することができる。すなわち、パノラマ動画と非パノラマ動画という2種類の画像を含む動画の取り扱いが容易になる。
なお、他の実施形態においては、動画データ31は複数のファイルで構成されてもよい。例えば、1つのパノラマ動画または非パノラマ動画が1つのファイルとして構成され、再生の順序を規定する情報(例えばフレーム番号や、自ファイルの次に再生すべきファイル等)が各ファイルに含まれていてもよい。
また、1つの動画に含まれるパノラマ画像と非パノラマ画像とは、同じ内容に関するものであってもよい。ここで、「パノラマ画像と非パノラマ画像とが同じ内容に関する場合」とは、例えば、パノラマ画像と非パノラマ画像とがある場所を同じ視点で撮影した画像である場合や、同じ対象を撮影した画像である場合である。例えば図3に示すように、非パノラマ画像は、パノラマ動画が表す風景のうちの一部を表すものであってもよい。換言すれば、非パノラマ画像は、パノラマ動画の視野範囲のうちの一部の視野範囲に対応するものであってもよい。これによれば、パノラマ動画と非パノラマ動画との内容を連続させることができる。例えば、パノラマ動画に特定の物や人物が登場する場合において、その物や人物が登場する期間の動画を非パノラマ動画とすることによって、ユーザをその物や人物に注目させることができる。
なお、1つの動画に含まれるパノラマ画像と非パノラマ画像とは、異なる内容に関するものであってもよい。例えば、非パノラマ動画は、その前後に再生されるパノラマ動画の説明のための画像(パノラマ動画の内容等を説明する文字情報の画像)で構成されてもよい。より具体的には、非パノラマ動画は、「これからパノラマ動画が始まります。」等のメッセージ(およびアニメーション)であってもよい。
[4.2つの表示装置を用いた動画再生]
図1に示したように、本実施形態においては、情報処理システム1は2つの表示装置を有する。図7は、パノラマ動画の再生時と非パノラマ動画の再生時において各表示装置に表示される画像の一例を示す図である。図7や後述する図8に示すように、本実施形態においては、パノラマ動画と非パノラマ動画とを含む動画が、2つの表示装置を用いて再生される。これによって、本実施形態においては、動画をより効果的に見せることができるとともに、パノラマ動画と非パノラマ動画との切り替えをユーザにわかりやすく通知することができる。以下、詳細を説明する。
(パノラマ動画の再生)
まず、パノラマ動画の再生期間について説明する。図8は、パノラマ動画の再生期間における各表示装置の一例を示す図である。図7および図8に示されるように、パノラマ動画の再生期間においては、パノラマ動画のうちの一部の範囲の画像が2つの表示装置(端末装置3およびテレビ4)に表示される。
テレビ4には、パノラマ動画のうちの所定の範囲の動画が表示される。テレビ4における表示範囲となる上記所定の範囲は、予め定められた方法で設定される。例えば、テレビ4における表示範囲は、予め定められた所定範囲に(固定的に)設定されてもよいし、所定の条件に応じて(またはランダムに)移動するように設定されてもよい。本実施形態においては、情報処理システム1は、所定の視線方向(例えば、視点の位置が移動する場合における視点の移動方向(進行方向))に対応する表示範囲の画像をテレビ4に表示する(図7、図8参照)。
端末装置3には、パノラマ動画のうちの、ユーザの操作に応じて変化する範囲の動画が表示される(図7、図8参照)。本実施形態においては、端末装置3における表示範囲は、端末装置3の姿勢に応じて変更される。例えば図8においては、端末装置3は正面方向(ユーザ(端末装置3)からテレビ4への方向)に対して右を向いた姿勢となっており、端末装置3には、上記視点の移動方向に対して視線が右を向いた場合の表示範囲のパノラマ画像が表示されている。このように、ユーザの操作に応じて表示範囲を決定することによって、ユーザは、端末装置3に対する操作によって視線方向(表示範囲)を自由に変化させてパノラマ動画を見ることができる。
本実施形態においては、情報処理システム1は、パノラマ画像を表示するために仮想の3次元空間を設定し、3次元空間において立体モデルを配置する。本実施形態においては、図5に示す領域42に対応する立方体の立体モデルが配置される。情報処理システム1は、立体モデルの内側(例えば中心位置)に仮想カメラを配置し、仮想カメラの視線方向をユーザの操作(ここでは、端末装置3の姿勢)に応じて制御する。そして、仮想カメラの位置から視線方向の方を見た立体モデル(立体モデルの内側面)の画像を生成する。このとき、パノラマ画像がテクスチャとして立体モデルの内側面に描画される。これによって、パノラマ画像のうちで仮想カメラの視野範囲に対応する範囲が表示範囲となり、表示範囲内の画像が生成されて表示される。
なお、他の実施形態においては、端末装置3の表示範囲は、ユーザの操作に応じて変化するように決定される任意の方法によって決定されてもよい。また、端末装置3の姿勢の算出方法はどのような方法であってもよい。例えば、端末装置3は、入力部23として、加速度センサおよび/またはジャイロセンサといった姿勢センサを備えていてもよく、情報処理システム1は、姿勢センサによる検出結果に基づいて端末装置3の姿勢を算出してもよい。また、他の実施形態においては、ユーザの操作に応じて変化する表示範囲の画像が、端末装置3に代えて(あるいは端末装置3とともに)、テレビ4に表示されてもよい。
以上のように、本実施形態においては、情報処理システム1は、パノラマ動画を再生する場合、パノラマ動画のうちの所定の範囲の動画を第1表示装置(テレビ4)に表示するとともに、パノラマ動画のうちの、ユーザの操作に応じて変化する範囲の動画を第2表示装置(端末装置3)に表示する。これによれば、異なる方法で設定される2つの表示範囲によってパノラマ動画を表示することができるので、ユーザに対してパノラマ動画を見やすく提示することができる。
(非パノラマ動画の再生)
次に、非パノラマ動画の再生期間について説明する。非パノラマ動画の再生期間においては、図7に示されるように、非パノラマ動画は、上記第1表示装置(テレビ4)に表示される。テレビ4には、非パノラマ画像の略全体が表示される。一方、端末装置3には、テレビ4よりも視認性が悪い表示態様で非パノラマ動画が表示される。具体的には、端末装置3においては、後述する通知画像51の下に、明度および/または彩度を下げた非パノラマ動画が表示される(図7参照)。なお、端末装置3には非パノラマ動画が表示されなくてもよい。
このように、本実施形態においては、非パノラマ動画は、パノラマ動画の再生期間においてユーザの操作に応じて表示範囲が変化する動画が表示される第2表示装置(端末装置3)とは異なる第1表示装置(テレビ4)に表示される。したがって、端末装置3の表示範囲を操作するユーザ(端末装置3を見るユーザ)にとっては、パノラマ動画と非パノラマ動画との切り替えに応じて、見るべき表示装置が切り替わることとなる。そのため、上記ユーザは、パノラマ動画と非パノラマ動画との切り替わりをわかりやすく(自然に)認識することができる。これによって、表示範囲を操作可能な状態(パノラマ動画の再生時)から操作不可能な状態(非パノラマ動画の再生時)へと変化した場合において、ユーザに与える違和感を軽減することができる。
また、本実施形態では、上記第1表示装置(テレビ4)が据置型であり、上記第2表示装置(端末装置3)が可搬型である。したがって、一般的には画面がより大きいと言える据置型の表示装置に非パノラマ動画を表示することができるので、非パノラマ動画をより見やすく提示することができる。また、据置型の第1表示装置にパノラマ動画および非パノラマ動画が表示されるので、端末装置3を使用するユーザだけでなく、他のユーザも動画を視聴することができる。
また、本実施形態においては、図7に示すように、非パノラマ動画の再生期間において、テレビ4を見る旨を通知する通知画像51が端末装置3に表示される。具体的には、端末装置3には、端末装置3を見るユーザ(端末装置3を把持するユーザ)に対して、「テレビをご覧下さい」というメッセージを表す通知画像51が表示される。端末装置3に通知画像51を表示することによって、パノラマ動画から非パノラマ動画へと切り替わったことをユーザにより明確に通知することができる。また、上記ユーザの視線をテレビ4の方へ向けさせることができる。
本実施形態においては、情報処理システム1は、各フレームにおける画像がパノラマ画像であるか非パノラマ画像であるかを判別し、判別結果に応じて異なる再生処理によって動画データを再生する(図7参照)。この判別は、種別データに基づいて行われる。本実施形態においては、情報処理システム1は、動画の再生を開始する前に制御データ34内の種別データを読み出し、各フレームにおける画像の種別を判別しておく。そして、動画を再生する際には、判別結果に従って、実行すべき再生処理を決定する。なお、他の実施形態においては、上記の判別は、1フレーム毎に実行されてもよい。このように、種別データを用いることによって、情報処理システム1は上記判別を容易に行うことができる。また、画像の種別の判別結果に応じて異なる再生処理を実行することで、情報処理システム1は画像の種別に応じた適切な再生処理を実行することができる。
なお、本実施形態においては、再生される画像がパノラマ画像であると判別される場合、情報処理システム1は、上記再生処理として、当該パノラマ画像のうちでユーザの操作に基づいて決定される範囲の画像を表示対象として選択する処理を実行する。また、再生される画像の種別が非パノラマ画像であると判別される場合、情報処理システム1は、上記再生処理として、非パノラマ画像の範囲を表示対象として選択する処理を実行する。これによれば、情報処理システム1は、再生態様(パノラマ動画か非パノラマ動画か)に応じて適切な表示対象を選択することができる。すなわち、パノラマ動画の再生中においてはユーザの所望の範囲の画像を提示することができるとともに、非パノラマ動画の再生中においては非パノラマ動画を確実に提示することができる。
(非パノラマ動画からパノラマ動画への移行)
次に、非パノラマ動画からパノラマ動画へと切り替わる際における表示について説明する。図9は、非パノラマ動画からパノラマ動画へと切り替わる場合の端末装置3における画像の一例を示す図である。本実施形態においては、非パノラマ動画の再生期間において、パノラマ動画へと切り替わる時点Tcの所定時間前になった場合、情報処理システム1は、非パノラマ動画からパノラマ動画へと切り替わる旨の通知を開始する(図9参照)。この通知は、非パノラマ動画からパノラマ動画へと切り替わるタイミング(またはその直後)まで行われる。なお、上記所定時間前のタイミングが到来したか否かの判定は、上記種別データを用いて行われる。上述したように、本実施形態においては、情報処理システム1は、動画の再生を開始する前に制御データ34内の種別データを読み出し、各フレームにおける画像の種別を予め判別しておく。そのため、本実施形態においては、切り替わりよりも前の上記タイミングを判定することが可能である。
上記の通知は、端末装置3を用いて画像および/または音声によって行われる。この通知の具体的な方法はどのようなものであってもよいが、本実施形態においては、図9に示す方法で行われる。具体的には、端末装置3には、「パノラマが始まります」というメッセージを表す通知画像52が表示されるとともに、パノラマ動画へと切り替わる時点までの残り時間を表す通知画像53が表示される。これらの通知画像52および53は、非パノラマ動画からパノラマ動画へと切り替わる時点Tcまで表示される。また、端末装置3のスピーカ22から、残り時間に応じて音が出力される。さらに、非パノラマ動画からパノラマ動画へと切り替わるタイミング(またはその直後のタイミング)で音が出力される。
上記のように、本実施形態においては、非パノラマ動画の再生からパノラマ動画の再生へと切り替わる場合、パノラマ動画の再生へと切り替わる前に、端末装置3を用いて通知が行われる。これによって、パノラマ動画への切り替わりを切り替わる前にユーザに通知することができる。なお、本実施形態においては、非パノラマ動画の再生期間中にはテレビ4に非パノラマ動画が表示されるので、端末装置3を用いて上記の通知を行ってもテレビ4によって非パノラマ動画を確実に提示することができる。つまり、端末装置3を用いることによって、非パノラマ動画の表示に影響を与えることなく上記の通知を行うことができる。
なお、非パノラマ動画からパノラマ動画へと切り替わった直後における端末装置3の表示範囲は、どのように設定されてもよい。この表示範囲は、例えば、テレビ4における表示範囲と同じに設定されてもよいし、その時点におけるユーザ操作の状態(例えば、端末装置3の姿勢)に基づいて設定されてもよい。
[5.動画再生処理の詳細]
以下、本実施形態において情報処理システム1(情報処理装置2)で実行される動画再生処理の具体的な一例について説明する。図10は、本実施形態において情報処理装置2(制御部11)が実行する動画再生処理の流れの一例を示すフローチャートである。本実施形態においては、図10に示す一連の処理は、制御部11のCPUが上記動画再生プログラム30を実行することによって行われる。
なお、図10に示す動画再生処理が開始されるタイミングは任意である。本実施形態においては、ユーザが端末装置3を用いて、動画を再生する指示を行ったことに応じて動画再生プログラム30の実行が開始される。このとき、動画再生プログラム30は、適宜のタイミングでその一部または全部が制御部11のメモリに読み出されて実行される。これによって、図10に示す一連の処理が開始される。なお、動画再生プログラム30は、情報処理装置2内の記憶部12に予め記憶されているものとする。ただし、他の実施形態においては、情報処理装置2に着脱可能な記憶媒体から取得されてメモリ14に記憶されてもよいし、インターネット等のネットワークを介して他の装置から取得されてメモリ14に記憶されてもよい。
なお、図10に示すフローチャートにおける各ステップの処理は、単なる一例に過ぎず、同様の結果が得られるのであれば、各ステップの処理順序を入れ替えてもよいし、各ステップの処理に加えて(または代えて)別の処理が実行されてもよい。また、本実施形態では、上記フローチャートの各ステップの処理をCPUが実行するものとして説明するが、上記フローチャートにおける一部のステップの処理を、CPU以外のプロセッサや専用回路が実行するようにしてもよい。
本実施形態においては、まずステップS1において、CPUは、記憶部12に記憶されている動画データ31に含まれる制御データ34(種別データ)を読み出す。さらに、本実施形態においては、CPUは、種別データを用いて、動画中の各フレームにおける画像の種別(動画におけるパノラマ動画と非パノラマ動画との切り替えタイミング)を算出する。ステップS1の後、ステップS2〜S11の処理が繰り返し実行されることによって、動画の再生が行われる。本実施形態においては、ステップS2〜S11の処理ループが1フレームにつき1回実行される。
ステップS2において、CPUは、現在のフレームに対応する画像データ(パノラマ画像データまたは非パノラマ画像データ)を取得する。すなわち、CPUは、動画データ31に含まれるパノラマ画像データのうち、現在のフレーム番号に対応する画像データを記憶部12から読み出す(なお、現在のフレーム番号は、ステップS2〜S11の処理ループの処理回数に対応する)。読み出された画像データは、(画像データが圧縮されている場合には伸張されて)制御部11のメモリに記憶される。
ステップS3において、CPUは、現在のフレームで再生すべき動画がパノラマ動画であるか否かを判定する。この判定は、上記ステップS1で算出された画像の種別を用いて行われる。ステップS3の判定結果が肯定である場合、ステップS4の処理が実行される。一方、ステップS3の判定結果が否定である場合、後述するステップS7の処理が実行される。
ステップS4において、CPUは、ユーザの操作に基づいて、パノラマ画像のうちの表示範囲を決定する。表示範囲の決定方法は任意であるが、例えば上記“(パノラマ動画の再生)”で述べた方法で表示範囲が決定される。
ステップS5において、CPUは、決定された表示範囲の画像を端末装置3に表示させる。すなわち、CPUは、ステップS2で取得したパノラマ画像データが表すパノラマ画像のうち、上記表示範囲の画像を抽出し、抽出した画像を端末装置3へ送信する。端末装置3は、情報処理装置2から送信されてきた画像をLCD21に表示する。これによって、上記表示範囲の画像が端末装置3に表示される。
ステップS6において、CPUは、所定の範囲の画像をテレビ4に表示させる。すなわち、CPUは、ステップS2で取得したパノラマ画像データが表すパノラマ画像のうち、上記所定の範囲の画像を抽出し、抽出した画像をテレビ4へ送信する。なお、所定の範囲の決定方法は任意であるが、例えば上記“(パノラマ動画の再生)”で述べた方法で所定の範囲が設定される。テレビ4は、情報処理装置2から送信されてきた画像を表示する。これによって、上記所定の範囲の画像がテレビ4に表示される。ステップS6の後、後述するステップS11の処理が実行される。
一方、ステップS7において、CPUは、非パノラマ画像をテレビ4に表示させる。すなわち、CPUは、ステップS2で取得した非パノラマ画像データが表す非パノラマ画像をテレビ4へ送信する。これによって、非パノラマ画像がテレビ4に表示される。
ステップS8において、CPUは、非パノラマ動画からパノラマ動画へと切り替わるタイミングの所定時間前の時点が到来したか否かを判定する。この判定は、上記ステップS1で算出された画像の種別を用いて行われる。具体的な判定方法は、例えば上記“(非パノラマ動画からパノラマ動画への移行)”で述べた方法である。ステップS8の判定結果が否定である場合、ステップS9の処理が実行される。一方、ステップS8の判定結果が肯定である場合、後述するステップS10の処理が実行される。
ステップS9において、CPUは、テレビ4を見る旨の通知を行う。すなわち、CPUは、上記“(非パノラマ動画の再生)”で述べたように、通知画像51を含む画像を端末装置3へ出力する。これによって、端末装置3には通知画像を含む画像が表示される(図7参照)。ステップS9の後、後述するステップS11の処理が実行される。
一方、ステップS10において、CPUは、非パノラマ動画からパノラマ動画へと切り替わる旨の通知を行う。すなわち、CPUは、上記“(非パノラマ動画からパノラマ動画への移行)”で述べたように、非パノラマ動画からパノラマ動画へと切り替わる旨の通知を画像および音によって行う。これによって、当該通知を表す通知画像52および53が端末装置3のLCD21に表示されるとともに、当該通知を表す音が端末装置3のスピーカ22から出力される。ステップS10の後、後述するステップS11の処理が実行される。
ステップS11において、CPUは、動画の再生を終了するか否かを判定する。この判定の具体的な方法は任意である。例えば、動画を最後まで再生した場合、あるいは、動画の再生を停止する旨の指示がユーザによって行われた場合等には、CPUは、動画の再生を終了すると判定する。また例えば、動画の再生が途中である場合、あるいは、ユーザによる指示がない場合等には、CPUは、動画の再生を終了しないと判定する。ステップS11の判定結果が否定である場合、ステップS2の処理が再度実行される。以降、ステップS11において動画の再生を終了すると判定されるまで、ステップS2〜S11の処理が繰り返し実行される。一方、ステップS11の判定結果が肯定である場合、CPUは、図10に示す動画再生処理を終了する。
上記動画再生処理によって、情報処理装置2は、パノラマ動画と非パノラマ動画とを含む動画の再生を実行する。すなわち、情報処理装置2は、ステップS2の処理によって動画データを取得し、ステップS4〜S7の処理によって、パノラマ動画と非パノラマ動画とを、動画データにおいて定められる順序で再生する。
[6.変形例]
上記実施形態においては、情報処理システム1は、2つの表示装置を有する構成であった。ここで、他の実施形態においては、情報処理システム1は、表示装置を1つのみ有していてもよいし、3つ以上有していてもよい。なお、表示装置が1つである場合、パノラマ動画の再生期間においては、表示範囲を変化させて(例えば、ユーザの操作に応じて変化させて)パノラマ画像の一部の画像が表示装置に表示され、非パノラマ動画の再生期間においては、非パノラマ画像の略全体が表示装置に表示されてもよい。
以上のように、本発明は、より多くの態様で動画を再生すること等を目的として、例えば動画を再生する情報処理装置や、動画再生プログラムや、動画データとして利用することが可能である。
1 情報処理システム
2 情報処理装置
3 端末装置
4 テレビ
11 制御部
12 記憶部
21 LCD
30 動画再生プログラム
31 動画データ

Claims (17)

  1. 1以上の表示装置に動画を表示する情報処理装置であって、
    前記表示装置に表示される範囲よりも広い範囲の画像を表すパノラマ画像で構成される1以上のパノラマ動画のデータと、前記表示装置に表示される範囲と略同じ範囲の画像を表す非パノラマ画像で構成される1以上の非パノラマ動画のデータとを含む動画データを取得する動画取得部と、
    動画の開始から終了までの期間において、前記1以上のパノラマ動画のデータと前記1以上の非パノラマ動画のデータとを、前記動画データにおいて定められる順序で再生する動画再生部とを備える、情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置は、第1表示装置および第2表示装置に動画を表示することが可能であり、
    前記動画再生部は、
    前記期間中において前記パノラマ動画を再生する場合、前記パノラマ動画のうちの所定の範囲の動画を前記第1表示装置に表示するとともに、前記パノラマ動画のうちの、ユーザの操作に応じて変化する範囲の動画を前記第2表示装置に表示するパノラマ再生部と、
    前記期間中において前記非パノラマ動画を再生する場合、前記非パノラマ動画を前記第1表示装置に表示する非パノラマ再生部とを有する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記非パノラマ再生部は、前記期間中において前記非パノラマ動画を再生する場合、第1表示装置を見る旨を通知する画像を前記第2表示装置に表示する、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記非パノラマ再生部は、前記期間中において前記非パノラマ動画の再生から前記パノラマ動画の再生へと切り替わる場合、前記パノラマ動画の再生へと切り替わる前に前記第2表示装置を用いて画像および/または音声によって通知を行う、請求項2または請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記動画データは、動画の開始から終了までの期間内の各フレームにおける画像がパノラマ画像であるか非パノラマ画像であるかを判別可能な種別データを含み、
    前記動画再生部は、前記各フレームにおける画像が前記パノラマ画像であるか非パノラマ画像であるかを前記種別データに基づいて判別し、判別結果に応じて異なる再生処理によって前記動画データを再生する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記動画再生部は、前記期間内のあるフレームにおける画像が前記パノラマ画像であると判別される場合、当該あるフレームにおいては、当該パノラマ画像のうちでユーザの操作に基づいて決定される範囲の画像を表示対象として選択し、前記期間内のあるフレームにおける画像が前記非パノラマ画像であると判別される場合、当該あるフレームにおいては、非パノラマ画像の範囲を表示対象として選択する、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 表示装置において動画を再生するための動画データのデータ構造であって、
    前記表示装置に表示される範囲よりも広い範囲の画像を表すパノラマ画像で構成される1以上のパノラマ動画のデータと、
    前記表示装置に表示される範囲と略同じ範囲の画像を表す非パノラマ画像で構成される1以上の非パノラマ動画のデータとを含み、
    動画の開始から終了までの期間において、前記1以上のパノラマ動画のデータと前記1以上の非パノラマ動画のデータとが前記動画データにおいて定められる順序で再生されるように構成される、動画データのデータ構造。
  8. 動画の開始から終了までの期間内の各フレームにおける画像が前記パノラマ画像であるか非パノラマ画像であるかを判別可能な種別データをさらに含む、請求項7に記載の動画データのデータ構造。
  9. 1フレーム分の前記パノラマ動画のデータ、および、1フレーム分の前記非パノラマ動画のデータは、所定の大きさの画像領域を表し、
    前記パノラマ動画のデータは、前記所定の大きさの画像領域のうちの一部の領域を用いてパノラマ画像を表現し、
    前記非パノラマ動画のデータは、前記所定の大きさの画像領域のうちの一部の領域を用いて非パノラマ画像を表現する、請求項7または請求項8に記載の動画データのデータ構造。
  10. 前記パノラマ動画のデータおよび前記非パノラマ動画のデータは、所定の方法によって圧縮されており、
    圧縮された1フレーム分の前記非パノラマ動画のデータは、圧縮された1フレーム分の前記パノラマ動画のデータよりもデータ量が小さく構成される、請求項7から請求項9のいずれか1項に記載の動画データのデータ構造。
  11. 前記非パノラマ画像は、前記パノラマ画像よりも解像度が高い、請求項7から請求項10のいずれ1項に記載の動画データのデータ構造。
  12. 前記パノラマ動画のデータ、および、前記非パノラマ動画のデータが1つのファイルに含まれる、請求項7から請求項11のいずれか1項に記載の動画データのデータ構造。
  13. 前記パノラマ動画のデータ、前記非パノラマ動画のデータ、および、前記種別データが1つのファイルに含まれる、請求項8に記載の動画データのデータ構造。
  14. 前記非パノラマ動画の視野範囲は、前記パノラマ動画の視野範囲のうちの一部の視野範囲に対応する、請求項7から請求項13のいずれか1項に記載の動画データのデータ構造。
  15. 1以上の表示装置に動画を表示する情報処理システムであって、
    前記表示装置に表示される範囲よりも広い範囲の画像を表すパノラマ画像で構成される1以上のパノラマ動画のデータと、前記表示装置に表示される範囲と略同じ範囲の画像を表す非パノラマ画像で構成される1以上の非パノラマ動画のデータとを含む動画データを取得する動画取得部と、
    動画の開始から終了までの期間において、前記1以上のパノラマ動画のデータと前記1以上の非パノラマ動画のデータとを、前記動画データにおいて定められる順序で再生する動画再生部とを備える、情報処理システム。
  16. 1以上の表示装置に動画を表示する情報処理装置のコンピュータにおいて実行される動画再生プログラムであって、
    前記表示装置に表示される範囲よりも広い範囲の画像を表すパノラマ画像で構成される1以上のパノラマ動画のデータと、前記表示装置に表示される範囲と略同じ範囲の画像を表す非パノラマ画像で構成される1以上の非パノラマ動画のデータとを含む動画データを取得する動画取得手段と、
    動画の開始から終了までの期間において、前記1以上のパノラマ動画のデータと前記1以上の非パノラマ動画のデータとを、前記動画データにおいて定められる順序で再生する動画再生手段として前記コンピュータを機能させる、動画再生プログラム。
  17. 1以上の表示装置を用いて動画を再生する動画再生方法であって、
    前記表示装置に表示される範囲よりも広い範囲の画像を表すパノラマ画像で構成される1以上のパノラマ動画のデータと、前記表示装置に表示される範囲と略同じ範囲の画像を表す非パノラマ画像で構成される1以上の非パノラマ動画のデータとを含む動画データを取得する動画取得ステップと、
    動画の開始から終了までの期間において、前記1以上のパノラマ動画のデータと前記1以上の非パノラマ動画のデータとを、前記動画データにおいて定められる順序で再生する動画再生ステップとを有する、動画再生方法。
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