JP2014182653A - ログ管理システム、ログ管理方法、画像形成装置およびその制御方法、並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】画像形成装置におけるジョブ履歴記録の容量を低減すると共に、ジョブ履歴の利用の際のパフォーマンスの低下を防止する。
【解決手段】画像形成装置から送信されるログ情報を、ロードバランサーにより保存先が振り分けられる複数のストレージサーバーにて管理するログ管理システムであって、前記複数のストレージサーバーのうち、画像データを含むログ情報を受信したストレージサーバーの識別情報を、当該画像データの識別情報に関連付けて管理する管理手段と、前記複数のストレージサーバーのうち、画像データを含まず当該画像データの参照情報として当該画像データの識別情報を含むログ情報を受信したストレージサーバーに、前記管理手段により管理された情報と当該ログ情報に含まれる画像データの識別情報とから前記画像データを保存しているストレージサーバーを特定し、当該特定したストレージサーバーから前記画像データをコピーして保存させる制御手段とを有する。
【選択図】 図1
【解決手段】画像形成装置から送信されるログ情報を、ロードバランサーにより保存先が振り分けられる複数のストレージサーバーにて管理するログ管理システムであって、前記複数のストレージサーバーのうち、画像データを含むログ情報を受信したストレージサーバーの識別情報を、当該画像データの識別情報に関連付けて管理する管理手段と、前記複数のストレージサーバーのうち、画像データを含まず当該画像データの参照情報として当該画像データの識別情報を含むログ情報を受信したストレージサーバーに、前記管理手段により管理された情報と当該ログ情報に含まれる画像データの識別情報とから前記画像データを保存しているストレージサーバーを特定し、当該特定したストレージサーバーから前記画像データをコピーして保存させる制御手段とを有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ログ管理システム、ログ管理方法、画像形成装置およびその制御方法、並びにプログラムに関する。特に、画像形成装置で実行された印刷、コピーなどのジョブに関して、ジョブを実行したユーザーや、印刷された画像などを履歴情報として記録し、監査するためのシステムに関する。
従来、情報漏洩の抑止や、情報漏洩者を追跡する目的で、プリンターやMFP(Multi Function Peripheral、以下、MFPとする)が行ったジョブに関する履歴情報を管理するシステムが開発されている。このようなシステムでは、ジョブの実行ユーザーや実行した日時などの情報の他に、印刷された画像など、ジョブで処理された画像データを保存するようにしているものがある。そのようなシステムでは、画像データを長期間保存するために、膨大な記憶容量が必要になることが懸念される。
例えば、画像形成装置において、記録済みのジョブ履歴と同一の画像に対するジョブでは、ジョブ履歴に、画像データではなく、その記録済みジョブ履歴の画像データへの参照情報を記録しているものがある(例えば、特許文献1参照)。これにより、ジョブ履歴の保存に必要となる記憶容量の低減を図っている。
ログ管理システムが、多数の画像形成装置と膨大な量のジョブ履歴を管理対象とする必要がある大規模な環境においては、ジョブ履歴の保存や利用の際の検索パフォーマンス確保のために、ジョブ履歴を保存するサーバーを複数台用意する場合がある。さらに、複数台のサーバーで負荷を分散させるために、画像形成装置と複数のサーバー群との間にロードバランサーが配置される。このような環境において、特許文献1のような方法を採ると、参照されるべき画像データを含むジョブ履歴と、参照情報のみを含むジョブ履歴とが、別々のサーバーに保存されてしまい、参照する画像データが見つからないという問題がある。また、利用の際に、参照情報のみを含むジョブ履歴に関して、別途各サーバーを検索することで、参照する画像データを見つけることは不可能ではないが、利用の際の検索パフォーマンスを著しく損なってしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、大規模環境において、画像形成装置におけるジョブ履歴記録の容量を低減すると共に、利用の際の検索パフォーマンスの低下を抑制する。
上記課題を解決するために本願発明は以下の構成を有する。すなわち、画像形成装置から送信されるログ情報を、ロードバランサーにより保存先が振り分けられる複数のストレージサーバーにて管理するログ管理システムであって、前記複数のストレージサーバーのうち、画像データを含むログ情報を受信したストレージサーバーの識別情報を、当該画像データの識別情報に関連付けて管理する管理手段と、前記複数のストレージサーバーのうち、画像データを含まず当該画像データの参照情報として当該画像データの識別情報を含むログ情報を受信したストレージサーバーに、前記管理手段により管理された情報と当該ログ情報に含まれる画像データの識別情報とから前記画像データを保存しているストレージサーバーを特定し、当該特定したストレージサーバーから前記画像データをコピーして保存させる制御手段とを有する。
大規模環境において、画像形成装置におけるジョブ履歴記録の容量を低減すると共に、利用の際の検索パフォーマンスの低下を抑制することができる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
まず、以下の説明にて用いる用語について説明する。MFPに再利用可能な画像データを保存するジョブを、“入力ジョブ”と呼ぶ。入力ジョブにより保存された画像データを印刷するなどの再利用時のジョブを、“出力ジョブ”と呼ぶ。
MFPで記録されるジョブ履歴(ログ情報)は、以下に述べる属性情報に加え、参照される画像データ(以下、ログ画像)もしくは保存済みログ画像への参照情報を含む。属性情報は、ジョブを実行したユーザー情報、ジョブの実行日時、ジョブを実行したMFPを識別する情報(IPアドレスやMFPの識別番号など)、実行したジョブの種類(プリント、コピーなど)などを含む。ログ画像は、ジョブで扱われた画像を、利用するために記録した画像データである。保存済みログ画像への参照情報とは、入力ジョブのジョブ履歴として保存されたログ画像の識別情報(以下、文書IDとする)である。
ジョブ履歴のうち、属性情報とログ画像とからなるジョブ履歴を“通常ログ”と呼び、属性情報と保存済みログ画像への参照情報とからなるジョブ履歴を“リンクログ”と呼ぶ。また、ログ画像もしくはログ画像を変換して得られた画像と、ログ画像をOCRして得られたテキストとを併せて“コンテンツ”と呼び、コンテンツは、文書IDによって識別されるものとする。通常ログは、ストレージサーバーであるジョブ履歴保存サーバーに送られると、属性情報及びコンテンツから構成されることになる。
<実施例1>
本発明の第1の実施例について説明する。
本発明の第1の実施例について説明する。
[システム構成]
図1は、本発明に係るログ管理システム100の構成例を示す図である。本実施例におけるログ管理システム100は、MFP101〜103と、ジョブ履歴保存サーバー121〜123とが、ロードバランサー111を介して接続されている。さらに、ジョブ履歴保存サーバー121〜123と、管理サーバー131とは、同一のネットワーク上で接続されている。なお、各サーバーや各機器の台数はこれに限らず、1台であっても良いし、さらに多くの台数があっても良い。
図1は、本発明に係るログ管理システム100の構成例を示す図である。本実施例におけるログ管理システム100は、MFP101〜103と、ジョブ履歴保存サーバー121〜123とが、ロードバランサー111を介して接続されている。さらに、ジョブ履歴保存サーバー121〜123と、管理サーバー131とは、同一のネットワーク上で接続されている。なお、各サーバーや各機器の台数はこれに限らず、1台であっても良いし、さらに多くの台数があっても良い。
ジョブ履歴保存サーバー121〜123は、MFP101〜103で実行されたジョブ(コピーやプリントなど)の実行記録であるジョブ履歴を保存する。管理サーバー131は、ログ管理システム100全体の設定や状態を管理する。また、管理サーバー131は、ジョブ履歴を利用するユーザーからの要求を受け付け、ジョブ履歴保存サーバー121〜123が保存するジョブ履歴に対して検索を行い、それぞれの検索結果をマージしてユーザーに提示する。
(ハードウェア構成)
図2は、MFP101のハードウェア構成例を示すブロック図である。なお、MFP102、103も同様のハードウェア構成であるものとし、その説明は省略する。コントローラーユニット200は、スキャナー222やプリンター223およびネットワークや公衆回線と接続して、画像データやデバイス情報の入出力を行う。
図2は、MFP101のハードウェア構成例を示すブロック図である。なお、MFP102、103も同様のハードウェア構成であるものとし、その説明は省略する。コントローラーユニット200は、スキャナー222やプリンター223およびネットワークや公衆回線と接続して、画像データやデバイス情報の入出力を行う。
CPU201は、MFP101全体の制御を行う。RAM202は、CPU201が動作するためのワークメモリーであると共に、入力された画像データを一時記憶するための画像メモリーでもある。ROM203は、ブートROMであり、システムのブートプログラムが保存されている。HDD204は、システムソフトウェア、ジョブ履歴、ユーザーボックス内の画像データなどを保存するハードディスクドライブである。操作部I/F205は、操作部221とのインターフェース部であり、操作部221に表示する画面データを操作部221に対して出力する。
ネットワークI/F206は、LAN(Local Area Network)等のネットワークに接続し、情報の入出力を行う。モデム207は、公衆回線に接続し、画像データの入出力を行う。以上の各デバイスが、システムバス208上に配置される。イメージバスI/F209は、システムバス208と、画像データを高速で転送する画像バス210とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス210上には、以下のデバイスが配置される。
RIP(Raster Image Processor)210は、PDL(Page Description Language)コードをビットマップイメージに展開する。デバイスI/F212は、画像入出力デバイスであるスキャナー222及びプリンター223と、コントローラーユニット200とを接続し、画像データの変換を行う。スキャナー画像処理部213は、入力画像データに対し補正、加工、編集等を行う。プリンター画像処理部214は、出力画像データに対して、プリンター223に応じた補正、解像度変換等を行う。画像回転部215は、画像データの回転を行う。画像圧縮部216は、画像データの圧縮伸長処理を行う。
図3は、ジョブ履歴保存サーバー121のハードウェア構成例を示すブロック図である。なお、ジョブ履歴保存サーバー122、123及び管理サーバー131も同様のハードウェア構成であるものとし、その説明は省略する。
CPU311を含む制御部310は、サーバー全体の動作を制御する。CPU311は、ROM312やHDD314に記憶された制御プログラムを読み出して、入力や出力といった各種制御処理や、演算処理を実行する。RAM313は、CPU311の主メモリー、ワークエリアなどの一時記憶領域として用いられる。HDD314は、ジョブ履歴や各種プログラムなどを記憶する。
操作入力I/F315は、接続されたキーボードやマウスなどの操作デバイスからの信号入力を受け付ける。表示出力I/F316は、画面表示用のディスプレイ(不図示)等への信号出力を行う。ネットワークI/F317は、制御部310をネットワークに接続し、ネットワーク上の別の装置との情報の送受信を行う。バス320は、制御部310内の各ブロックを接続し、データの通信経路となる。
(ソフトウェア構成)
図4は、MFP101のソフトウェア構成例を示すブロック図である。なお、MFP102、103も同様のソフトウェア構成であるものとし、その説明は省略する。
図4は、MFP101のソフトウェア構成例を示すブロック図である。なお、MFP102、103も同様のソフトウェア構成であるものとし、その説明は省略する。
ジョブ管理部401は、操作制御部402が受け付けたジョブや、ネットワークを介して受け付けたジョブの実行とジョブ履歴のHDD204への記録、ジョブのステータス管理などを行う。また、ジョブ管理部401は、ジョブの処理内容に応じて、ジョブ制御部403に対して指示を行う。操作制御部402は、操作部221が備える表示パネルに操作用の画面を表示させたり、操作部221で行われる操作の入力情報を受け付け、必要に応じて他の機能部に情報を伝達したりする。なお、操作制御部402は、ネットワークを介した遠隔操作の制御も行う。
ジョブ制御部403は、ジョブ管理部401からの指示に従い、スキャナー222やプリンター223を動作させる。また、ジョブ制御部403は、スキャナー222やプリンター223のステータスをジョブ管理部401に通知する。ジョブ履歴送信部404は、HDD204に記録されたジョブ履歴を、ロードバランサー111を介してジョブ履歴保存サーバー121〜123のいずれかに送信し、ジョブ履歴の登録を要求する(ジョブ履歴登録要求)。ジョブ履歴の登録が成功した場合、ジョブ履歴送信部404は、HDD204からそのジョブ履歴を削除する。また、ジョブ履歴送信部404は、ジョブ履歴登録先のジョブ履歴保存サーバーから、そのジョブ履歴保存サーバーを識別するための識別情報(SID)を、登録要求の応答として受信する。そして、ジョブ履歴送信部404は、送信したジョブ履歴が通常ログである場合、受信したSIDと送信したジョブ履歴に含まれる文書IDとを関連付けて、HDD204内の登録先管理テーブル(不図示)に記録する。なお、登録先管理テーブルには、文書ID、SIDの他にも、必要な情報を対応付けて保持しても構わない。
図5は、ジョブ履歴保存サーバー121のソフトウェア構成例を示すブロック図である。なお、ジョブ履歴保存サーバー122、123も同様のソフトウェア構成であるものとし、その説明は省略する。
登録要求受信部501は、MFP101のジョブ履歴送信部404から送られてくるジョブ履歴登録要求を受け付け、受け付けたジョブ履歴を画像処理部502に渡す。画像処理部502は、登録要求受信部501から渡されたジョブ履歴に含まれるログ画像に対し、OCR処理によるテキストの抽出や、画像フォーマット及び解像度の変換を行う。登録処理部503は、ジョブ履歴に含まれる属性情報や、画像処理部502で抽出されたテキスト及び変換されたログ画像をデータベースに登録する。ただし、登録しようとするジョブ履歴がリンクログの場合には、リンク先コンテンツを保存しているジョブ履歴保存サーバーに、コンテンツのコピーの要求を行い、そのコンテンツのコピーを、ジョブ履歴に含まれる属性情報と共に自身のデータベースに登録する。このとき、登録処理部503は、SIDから他のジョブ履歴保存サーバーを特定し、要求を行うことができるものとする。検索要求受信部504は、管理サーバー131からのジョブ履歴検索要求を受け付け、登録処理部503によってデータベースに登録されているジョブ履歴を検索し、その結果を管理サーバー131に返す。
設定変更要求受信部505は、管理サーバー131から、ジョブ履歴保存サーバー121に関する設定変更要求を受け付け、設定制御部506に設定の変更を指示する。設定制御部506は、ジョブ履歴保存サーバー121に関する設定や各部の動作設定を制御しており、各部からの参照や設定変更の指示を処理する。また、設定制御部506は、各ジョブ履歴保存サーバーを識別するためのSIDとそのアドレス情報も管理する。コピー要求受信部507は、各ジョブ履歴保存サーバーからのコンテンツのコピー要求を受け付け、該当するコンテンツを返す。
図6は、管理サーバー131のソフトウェア構成例を示すブロック図である。分散検索処理部601は、ユーザーからの検索指示を受け付け、ジョブ履歴保存サーバー121〜123のそれぞれに対し、受け付けた条件による検索を要求する。また、各ジョブ履歴保存サーバーの検索結果を受け取り、それらの結果をマージしてユーザーに提示する。設定変更受付部602は、システム管理者からログ管理システム100の各種設定変更を受け付けて処理する。必要に応じて、設定変更受付部602は、ジョブ履歴保存サーバー121〜123に対し、設定変更を指示する。
設定制御部603は、管理サーバー131自身の設定やログ管理システム100全体に関わる設定を制御しており、各部からの参照や設定変更の指示を処理する。また、設定制御部603も、各ジョブ履歴保存サーバーのSIDとそのアドレス情報を関連付けて保持するものとする。
[処理フロー]
(ジョブの説明)
図7は、MFP101が実行するジョブについて、入力ジョブと出力ジョブの分類、画像データの記録方法、及び出力ジョブの場合にはそれに対応する入力ジョブがどれになるかを示す表である。図7において、COPYジョブは、スキャナー222で読み取られた原稿を入力画像とする入力ジョブである。入力ジョブが実行された場合、ジョブ管理部401は、ジョブ履歴として属性情報とログ画像(すなわち、通常ログ)を記録する。このとき、ログ画像を一意に識別するための文書IDを付与する。
(ジョブの説明)
図7は、MFP101が実行するジョブについて、入力ジョブと出力ジョブの分類、画像データの記録方法、及び出力ジョブの場合にはそれに対応する入力ジョブがどれになるかを示す表である。図7において、COPYジョブは、スキャナー222で読み取られた原稿を入力画像とする入力ジョブである。入力ジョブが実行された場合、ジョブ管理部401は、ジョブ履歴として属性情報とログ画像(すなわち、通常ログ)を記録する。このとき、ログ画像を一意に識別するための文書IDを付与する。
BOX−PRINTジョブは、予め記憶部であるHDD204内のユーザーボックス領域に格納された画像データを使用して印刷を行う出力ジョブである。出力ジョブが実行された場合、ジョブ管理部401は、ジョブ履歴としてログ画像の代わりに、保存済みログ画像への参照情報としてその画像の文書IDを、属性情報と共に(すなわち、リンクログを)記録する。なお、BOX−PRINTジョブに対応する入力ジョブ、すなわち、BOX−PRINTジョブで記録される文書IDに対応するログ画像を記録する可能性があるジョブは、SCANジョブ/BOX格納ジョブ/受信ジョブ(FAX/I−FAX)である。
図8は、MFP101のジョブ管理部401が生成するジョブ履歴の属性情報の例である。ここで、「画像データ」属性が「有」のジョブ履歴は通常ログであり、この属性情報に加えて画像データを有する。「画像データ」属性が「無」のジョブ履歴はリンクログであり、画像データを含まない代わりに参照情報を含む。この場合、「文書ID」属性がその参照情報を表すことになる。通常ログの場合、「文書ID」属性は、自身が有する画像データの文書IDとなる。
その他、属性情報には、デバイス名、デバイスのシリアル番号、ユーザー名、ジョブ種、ジョブ名、ジョブ実行日時、ジョブ終了結果、ページ数、部数、通信先アドレスなどの情報が含まれる。なお、属性情報の構成はこれに限定するものではなく、他の情報が含まれていても構わない。属性情報に含まれるジョブ種は、図7に示したジョブ種と対応する。
(ジョブ履歴送信処理)
図9(A)は、MFP101のジョブ履歴送信部404が、HDD204に記録されているジョブ履歴を送信する際の処理手順を表すフローチャートである。図9(A)のフローチャートに示す各ステップは、MFP101のCPU201がROM203またはHDD204に記憶されているジョブ履歴送信部404を実現するプログラムを実行することで実現される。また、CPU201は、必要に応じて記憶領域としてRAM202やHDD204を利用する。なお、ジョブ履歴送信部404は、予め設定された時間間隔でHDD204を参照し、未送信のジョブ履歴があるときにジョブ履歴の送信を行うものとする。
図9(A)は、MFP101のジョブ履歴送信部404が、HDD204に記録されているジョブ履歴を送信する際の処理手順を表すフローチャートである。図9(A)のフローチャートに示す各ステップは、MFP101のCPU201がROM203またはHDD204に記憶されているジョブ履歴送信部404を実現するプログラムを実行することで実現される。また、CPU201は、必要に応じて記憶領域としてRAM202やHDD204を利用する。なお、ジョブ履歴送信部404は、予め設定された時間間隔でHDD204を参照し、未送信のジョブ履歴があるときにジョブ履歴の送信を行うものとする。
S901において、ジョブ履歴送信部404は、送信対象のジョブ履歴として、未送信のジョブ履歴の内、最も古いものを選択し、そのジョブ履歴がリンクログか否かを判定する。リンクログか否かの判定は、ジョブ履歴の属性情報の「画像データ」属性の値を参照することによって行われ、この値が「無」であれば、ジョブ履歴がリンクログと判定される。なお、この判定方法に限定するものではなく、例えば、画像データの存在を直接確認して判定するようにしても良い。選択されたジョブ履歴がリンクログである場合(S901にてYES)、ジョブ履歴送信部404は、処理をS902に進める。リンクログでない、すなわち通常ログである場合には(S901にてYES)、ジョブ履歴送信部404は、処理をS903に進める。
S902において、ジョブ履歴送信部404は、リンクログの文書IDに対応するSIDを、登録先管理テーブルから取得し、ジョブ履歴保存サーバーへのジョブ履歴登録要求の送信情報に付加する。S903において、ジョブ履歴送信部404は、ジョブ履歴保存サーバー121〜123のいずれかの登録要求受信部501に対し、ジョブ履歴登録要求を送信する。システム内のどのジョブ履歴保存サーバーが登録先となるかは、ロードバランサー111の負荷分散処理によって決定される。そして、この送信の応答として、ジョブ履歴送信部404は、登録要求を受信したジョブ履歴保存サーバーの登録要求受信部501がそのジョブ履歴保存サーバー自身のSIDを含めて送信してくる応答情報を受信する。
S904において、ジョブ履歴送信部404は、送信したジョブ履歴が通常ログか否かを判定する。通常ログか否かの判定は、ジョブ履歴の属性情報の「画像データ」属性の値を参照することによって行われ、この値が「有」であればログ履歴が通常ログと判定される。なお、この判定方法に限定するものではなく、例えば、画像データの存在を直接確認して判定するようにしても良い。送信したジョブ履歴が通常ログである場合(S904にてYES)、ジョブ履歴送信部404は、処理をS905に進める。通常ログでない、すなわちリンクログである場合には(S904にてNO)、ジョブ履歴送信部404は、処理をS906に進める。S905において、ジョブ履歴送信部404は、通常ログの文書IDとS903で受信したSIDとを関連付けて、登録先管理テーブルに記録する。S906において、ジョブ履歴送信部404は、送信したジョブ履歴をHDD204から削除する。そして、本処理フローを終了する。
(ジョブ履歴受信処理)
図9(B)は、ジョブ履歴保存サーバー121が、MFP101のジョブ履歴送信部404からジョブ履歴を受信した際の処理手順を表すフローチャートである。図9(B)のフローチャートに示す各ステップは、ジョブ履歴保存サーバー121のCPU311がROM312またはHDD314に記憶されている図5の各機能部を実現するプログラムを実行することで実現される。また、CPU311は、必要に応じて記憶領域としてRAM313やHDD314を利用する。
図9(B)は、ジョブ履歴保存サーバー121が、MFP101のジョブ履歴送信部404からジョブ履歴を受信した際の処理手順を表すフローチャートである。図9(B)のフローチャートに示す各ステップは、ジョブ履歴保存サーバー121のCPU311がROM312またはHDD314に記憶されている図5の各機能部を実現するプログラムを実行することで実現される。また、CPU311は、必要に応じて記憶領域としてRAM313やHDD314を利用する。
S950において、登録要求受信部501が、MFP101のジョブ履歴送信部404から、ジョブ履歴を受信し、ジョブ履歴保存サーバー自身に対応するSIDを応答に含めて返す。なお、SIDは、登録要求受信部501が起動時に設定制御部506から取得して保持しているものとする。ジョブ履歴受信の応答後、登録要求受信部501は、受信したジョブ履歴を画像処理部502に渡す。なお、登録要求受信部501が、ジョブ履歴と共にSIDも受信している場合には、受信したSIDもジョブ履歴と共に画像処理部502に渡す。以後のステップにおいて、ジョブ履歴が異なる処理部に渡される際には、同様に、受信されたSIDも渡されるものとする。
S951において、登録要求受信部501が、受信したジョブ履歴を画像処理部502に渡す。そして、画像処理部502が、渡されたジョブ履歴がリンクログか否かを判定する。判定処理は、S901と同様な方法で行われる。受信したジョブ履歴がリンクログである場合には(S951にてYES)、画像処理部502は、ジョブ履歴をそのまま登録処理部503に渡し、処理をS953に進める。リンクログでない、すなわち通常ログの場合には(S951にてNO)、画像処理部502は、処理をS952に進める。S952において、画像処理部502は、ジョブ履歴のログ画像に対して、必要に応じてフォーマット変換や解像度変換、OCR等の処理を行う。そして、画像処理部502は、結果として得られるコンテンツ(画像処理済みのログ画像およびOCRによって抽出されたテキスト)と属性情報とを、ジョブ履歴として登録処理部503に渡す。
S953において、登録処理部503が、画像処理部502から渡されたジョブ履歴を、HDD314上のデータベースに登録する。S954において、登録処理部503は、S953で登録したジョブ履歴がリンクログか否かを判定する。判定処理は、S901と同様な方法で行われる。登録したジョブ履歴がリンクログである場合には(S954にてYES)、登録処理部503は、処理をS955に進める。リンクログでない、すなわち通常ログである場合には(S954にてNO)、登録処理部503は、図9(B)に示される一連の処理を終了する。
S955において、登録処理部503は、リンクログであるジョブ履歴と共に渡されたSIDによって識別されるジョブ履歴保存サーバーのコピー要求受信部507に対し、リンクログの文書IDに対応するコンテンツのコピーを要求する。このとき、登録処理部503は、設定制御部506が保持するアドレス情報の中からSIDに対応するアドレス情報を取得し、そのアドレス情報を用いてコンテンツを保持しているジョブ履歴保存サーバーに要求を行う。そして、登録処理部503は、要求を受信したコピー要求受信部507から返されるコンテンツを受信し、S953において登録したリンクログと関連付けてHDD314上のデータベースに登録して保存する。
なお、受信したSIDが自身のSIDである場合、コピーは不要であるが、検索時の効率を考慮して、コピーするようにしても良い。また、リンクログを受信した際に、コンテンツのコピーを要求しているがこれに限定するものではない。例えば、受信したリンクログにて指定された文書IDをリスト化して保持しておき、定期的にコンテンツをコピーするようにしても構わない。この場合、リンクログを受信したタイミング毎にコピーの要求を行わないようにすることができる。
図10は、管理サーバー131の分散検索処理部601がユーザーに対して表示するジョブ履歴の検索画面の例である。本実施例では、ユーザーのPC(不図示)上のウェブ・ブラウザーを用いて管理サーバー131の分散検索処理部601にアクセスすることで、検索画面が表示されるものとする。図10に示す画面の左側の検索エリア1081が検索条件を入力するための領域である。図10の右側の検索結果エリア1082は、検索結果を表示する。図10では、検索条件として「ユーザー名」属性に「UserA」を設定して検索を行った結果の例を示している。ここで、画像アイコン1083が押下されることにより、対応するジョブ履歴のログ画像を表示する。
従来技術では、ログ管理システムが、リンクログに関してコンテンツをコピーしていない場合、ここで初めてログ画像がどのジョブ履歴保存サーバーにあるかを検索する必要が生じてしまう。しかし、本発明では、リンクログに関して予めコンテンツがコピーしてあり、表示しようとするログ画像のジョブ履歴が存在するジョブ履歴保存サーバーからログ画像を速やかに取得することができる。
また、本実施例のログ管理システムでは、ログ画像をOCRして得られたテキストに対する全文検索機能を備える。ログ管理システムが、リンクログに関してコンテンツ(に含まれるテキスト)をコピーしていない場合、全文検索時に、一旦、各ジョブ履歴保存サーバー上で各コンテンツに対する全文検索を行う。そして、該当するコンテンツに関連付いた通常ログまたはリンクログを、各ジョブ履歴保存サーバー上で検索する必要が生じる。しかし、本発明では、リンクログに関して予めコンテンツがコピーされているためその必要がなく、各ジョブ履歴保存サーバーが個別に検索結果を得ることが可能であり、検索パフォーマンスの劣化を軽減することが可能である。
以上のように、実施例1では、リンクログが参照するコンテンツの登録先SIDを、MFPが管理し、ジョブ履歴保存サーバーに対し、リンクログが参照するコンテンツの登録先SIDを通知する。そして、ジョブ履歴保存サーバーは、リンクログが参照するコンテンツを、通知されたSIDのジョブ履歴保存サーバーからコピーする。これにより、大規模環境において、MFP(画像形成装置)におけるジョブ履歴の記録の容量を低減すると共に、利用の際の検索パフォーマンスの低下を抑制するログ管理システムを提供することができる。
なお、S904において、ジョブ履歴送信部404は、送信したジョブ履歴がリンクログである場合、記録していたSIDを最新のリンクログ登録先SIDで更新するようにしても良い。この場合、古いSIDのジョブ履歴保存サーバーにおいて、リンクログが参照するコンテンツが保存期間切れ等の理由で削除されていた場合に、コンテンツがコピーできない可能性を減らすことができる。
<実施例2>
次に本発明の第2の実施例について説明する。本実施例は、実施例1と比較して、ジョブ履歴登録先の管理方法、およびコピー失敗時のリカバリー処理について違いがある。そこで、実施例1と重複する部分の説明は省略し、差分のみを説明することとする。実施例1との主な差は、MFP101のジョブ履歴送信部404の動作と、ジョブ履歴保存サーバー121の登録処理部503の動作についてのみであり、その部分について説明する。
次に本発明の第2の実施例について説明する。本実施例は、実施例1と比較して、ジョブ履歴登録先の管理方法、およびコピー失敗時のリカバリー処理について違いがある。そこで、実施例1と重複する部分の説明は省略し、差分のみを説明することとする。実施例1との主な差は、MFP101のジョブ履歴送信部404の動作と、ジョブ履歴保存サーバー121の登録処理部503の動作についてのみであり、その部分について説明する。
[処理フロー]
(ジョブ履歴送信処理)
図11Aは、本実施例のMFP101のジョブ履歴送信部404が、HDD204に記録されているジョブ履歴を送信する際の処理手順を表すフローチャートである。図11Aのフローチャートに示す各ステップは、MFP101のCPU201がROM203またはHDD204に記憶されているジョブ履歴送信部404を実現するプログラムを実行することで実現される。また、CPU201は、必要に応じて記憶領域としてRAM202やHDD204を利用する。なお、ジョブ履歴送信部404は、予め設定された時間間隔でHDD204を参照し、未送信のジョブ履歴があるときにジョブ履歴の送信を行うものとする。
(ジョブ履歴送信処理)
図11Aは、本実施例のMFP101のジョブ履歴送信部404が、HDD204に記録されているジョブ履歴を送信する際の処理手順を表すフローチャートである。図11Aのフローチャートに示す各ステップは、MFP101のCPU201がROM203またはHDD204に記憶されているジョブ履歴送信部404を実現するプログラムを実行することで実現される。また、CPU201は、必要に応じて記憶領域としてRAM202やHDD204を利用する。なお、ジョブ履歴送信部404は、予め設定された時間間隔でHDD204を参照し、未送信のジョブ履歴があるときにジョブ履歴の送信を行うものとする。
図11AのS1001、S1003、S1005、S1007は、それぞれ、図9AのS901、S903、S905、S906と同様な処理であるため説明は省略する。
S1002において、ジョブ履歴送信部404は、リンクログの文書IDに対応する全てのSIDを、登録先管理テーブルから取得し、ジョブ履歴保存サーバーへのジョブ履歴登録要求の送信情報に付加する。S1004において、ジョブ履歴送信部404は、送信したジョブ履歴が通常ログか否かを判定する。通常ログか否かの判定は図9AのS904と同様に行われる。送信したジョブ履歴が通常ログである場合(S1004にてYES)、ジョブ履歴送信部404は、処理をS1005に進める。通常ログでない、すなわちリンクログである場合には(S1004にてNO)、ジョブ履歴送信部404は、処理をS1006に進める。S1006において、ジョブ履歴送信部404は、登録先管理テーブルに既に記録されている、送信したリンクログの文書IDと同一の文書IDの関連付けに、S1003で受信したSIDを追加する。
(コンテンツのコピー要求処理)
次に、ジョブ履歴保存サーバー121の登録処理部503の動作について説明する。実施例1との差は、図9BのS955の処理だけであるため、その部分についてのみ図11Bを使って説明する。
次に、ジョブ履歴保存サーバー121の登録処理部503の動作について説明する。実施例1との差は、図9BのS955の処理だけであるため、その部分についてのみ図11Bを使って説明する。
図11Bは、図9BのS955に置き換わる処理であり、ジョブ履歴保存サーバー121が、リンクログが参照するコンテンツのコピーを要求する際の処理手順を表すフローチャートである。図11Bのフローチャートに示す各ステップは、ジョブ履歴保存サーバー121のCPU311がROM312またはHDD314に記憶されている図5の各機能部を実現するプログラムを実行することで実現される。また、CPU311は、必要に応じて記憶領域としてRAM313やHDD314を利用する。
S1051において、登録処理部503は、登録要求受信部501が受信したSIDの内、コピー要求を行うための選択を行っていない、未選択のSIDがあるか否かを判定する。未選択のSIDがある場合には(S1051にてYES)、登録処理部503は、処理をS1052に進める。未選択のSIDがない場合には(S1051にてNO)、登録処理部503は、処理をS1055に進める。
S1052において、登録処理部503は、登録要求受信部501が受信したSIDのうち、コピー要求を行うための選択を行っていない、未選択のSIDの一つを選択する。S1053において、登録処理部503は、S1052において選択したSIDによって識別されるジョブ履歴保存サーバーのコピー要求受信部507に対し、リンクログの文書IDに対応するコンテンツのコピーを要求する。
S1054において、登録処理部503は、S1053のコピー要求が成功したか否かを判定する。登録処理部503は、要求先のジョブ履歴保存サーバーのコピー要求受信部507から、要求したコンテンツを正常に受信した場合には、成功と判定し(S1054にてYES)、一連の処理を終了する。一方、要求先のジョブ履歴保存サーバーのコピー要求受信部507が応答しない等、要求したコンテンツを正常に受信しなかった場合には、失敗と判定し(S1054にてNO)、登録処理部503は選択中のSIDを選択済みとして、S1051の処理に戻る。
S1055において、登録処理部503は、どのジョブ履歴保存サーバーからもコピーできなかった旨を、ジョブ履歴保存サーバー121の動作ログに記録して一連の処理を終了する。なお、終了する前に、全SIDに関して、数回リトライを行っても良い。
以上のように、実施例2では、リンクログの登録先についても全てMFPに記録し、その情報をジョブ履歴保存サーバーに送信する。これにより、リンクログを受信したジョブ履歴保存サーバーが、コンテンツのコピー要求先のジョブ履歴保存サーバーがダウンするなどしていた場合にも、別のジョブ履歴保存サーバーからコンテンツを入手することが可能となり、可用性を高めることができる。
<実施例3>
次に本発明の第3の実施例について説明する。本実施例は、実施例1と比較して、登録先管理テーブルの不要となった情報を削除する点に違いがある。そこで、実施例1と重複する部分の説明は省略し、差分のみを説明する。実施例1との主な差は、ジョブ管理部401、操作制御部402、ジョブ履歴送信部404の動作についてである。
次に本発明の第3の実施例について説明する。本実施例は、実施例1と比較して、登録先管理テーブルの不要となった情報を削除する点に違いがある。そこで、実施例1と重複する部分の説明は省略し、差分のみを説明する。実施例1との主な差は、ジョブ管理部401、操作制御部402、ジョブ履歴送信部404の動作についてである。
(ジョブ処理の後における処理)
図12Aは、ジョブ管理部401が、ジョブの実行及びジョブ履歴の記録を行った後の動作を表すフローチャートである。図12Aのフローチャートに示す各ステップは、MFP101のCPU201がROM203またはHDD204に記憶されているジョブ管理部401を実現するプログラムを実行することで実現される。また、CPU201は、必要に応じて記憶領域としてRAM202やHDD204を利用する。
図12Aは、ジョブ管理部401が、ジョブの実行及びジョブ履歴の記録を行った後の動作を表すフローチャートである。図12Aのフローチャートに示す各ステップは、MFP101のCPU201がROM203またはHDD204に記憶されているジョブ管理部401を実現するプログラムを実行することで実現される。また、CPU201は、必要に応じて記憶領域としてRAM202やHDD204を利用する。
S1101において、ジョブ管理部401は、実行したジョブが、BOXへの文書保存を行うものであったか否かを判定する。この判定は、ジョブ履歴のジョブ種に基づいてなされる。例えば、BOX格納ジョブの場合には、ジョブ管理部401は、BOXへの文書保存がなされたと判定し(S1101にてYES)、S1102に処理を進める。BOXへの文書保存がなされなかったと判定した場合には(S1101にてNO)、ジョブ管理部401は本処理フローを終了する。S1102において、ジョブ管理部401は、ジョブ履歴に記録した文書IDを操作制御部402に通知して記憶させる。そして、ジョブ管理部401は、本処理フローを終了する。
(操作実行後における処理)
図12Bは、本実施例の操作制御部402が、受け付けた操作を実行した際の処理手順を表すフローチャートである。図12Bのフローチャートに示す各ステップは、MFP101のCPU201がROM203またはHDD204に記憶されている操作制御部402を実現するプログラムを実行することで実現される。また、CPU201は、必要に応じて記憶領域としてRAM202やHDD204を利用する。
図12Bは、本実施例の操作制御部402が、受け付けた操作を実行した際の処理手順を表すフローチャートである。図12Bのフローチャートに示す各ステップは、MFP101のCPU201がROM203またはHDD204に記憶されている操作制御部402を実現するプログラムを実行することで実現される。また、CPU201は、必要に応じて記憶領域としてRAM202やHDD204を利用する。
S1121において、操作制御部402は、行った操作が、BOXに格納された文書の削除か否かを判定する。BOXに格納された文書の削除の場合(S1121にてYES)、操作制御部402は、処理をS1122に進める。そうでない場合(S1121にてNO)、本処理フローを終了する。S1122において、操作制御部402は、削除された文書に対応する、ジョブ管理部401から通知された文書IDをジョブ履歴送信部404に渡す。このとき、操作制御部402は、削除された文書の文書IDは記録していた情報の中から削除しても構わない。そして、本処理フローを説明する。
(送信済みのジョブ履歴の削除処理)
次に、ジョブ履歴送信部404の動作について説明する。実施例1との差は、図9AのS906の処理だけであるため、その部分についてのみ図12Cを使って説明する。なお、本実施例において、登録先管理テーブルには、各レコードに対して、削除フラグの項目を新たに有するものとする。また、削除フラグは、レコードが登録された際の初期値をFALSEとする。
次に、ジョブ履歴送信部404の動作について説明する。実施例1との差は、図9AのS906の処理だけであるため、その部分についてのみ図12Cを使って説明する。なお、本実施例において、登録先管理テーブルには、各レコードに対して、削除フラグの項目を新たに有するものとする。また、削除フラグは、レコードが登録された際の初期値をFALSEとする。
図12Cは、図9AのS906に置き換わる処理であり、ジョブ履歴送信部404が、送信したジョブ履歴をHDD204から削除する際の処理手順を表すフローチャートである。図12Cのフローチャートに示す各ステップは、MFP101のCPU201がROM203またはHDD204に記憶されているジョブ履歴送信部404を実現するプログラムを実行することで実現される。また、CPU201は、必要に応じて記憶領域としてRAM202やHDD204を利用する。
S1141において、ジョブ履歴送信部404は、送信したジョブ履歴を削除する。S1142において、ジョブ履歴送信部404は、S1122で操作制御部402から渡された削除文書の文書IDがあるか否かを判定する。ここで渡された文書IDとは、図12BのS1122にて通知された削除文書の文書IDである。つまり、削除文書の文書IDが渡された場合には、以降の処理において、対応する画像データへのリンク情報を含むリンクログが生成されないと判断することができる。渡された削除文書の文書IDがある場合には(S1142にてYES)、ジョブ履歴送信部404は、処理をS1143に進める。渡された文書IDがない場合には(S1142にてNO)、ジョブ履歴送信部404は、処理をS1144に進める。S1143において、ジョブ履歴送信部404は、登録先管理テーブルにおける、渡された文書IDに対応する削除フラグをTRUEに設定し、渡された文書IDは削除する。
S1144において、ジョブ履歴送信部404は、未送信のジョブ履歴がないか否かを判定する。未送信のジョブ履歴がない場合は(S1144にてYES)、ジョブ履歴送信部404は、処理をS1145に進める。未送信のジョブ履歴がある場合は(S1144にてNO)、ジョブ履歴送信部404は、図12Cに示される一連の処理を終了する。S1145において、ジョブ履歴送信部404は、登録先管理テーブルにおいて、削除フラグがTRUEである文書IDに関連付いた情報を削除する。
以上のように、実施例3では、保存済みログ画像を参照するリンクログが生成されなくなったことを検知して、登録先管理テーブルの情報を適切なタイミングで削除するようにした。これにより、登録先管理テーブルの肥大化を防止できる。
なお、実施例では、画像データがBOXから削除されたことを契機として、所定のログ画像を参照するリンクログが生成されなくなったことを検知している。しかし、この方法に限定せず、他の方法を用いて検知するようにしても構わない。
<実施例4>
次に本発明の第4の実施例について説明する。本実施例は、実施例1と比較して、リンクログが参照するコンテンツをコピーするのではなく、リンクログそのものを、参照するコンテンツが保存されているジョブ履歴保存サーバーに転送する点に違いがある。そこで、実施例1と重複する部分の説明は省略し、差分のみを説明することとする。実施例1との主な差は、ジョブ履歴保存サーバー121のソフトウェア構成とその動作についてのみである。
次に本発明の第4の実施例について説明する。本実施例は、実施例1と比較して、リンクログが参照するコンテンツをコピーするのではなく、リンクログそのものを、参照するコンテンツが保存されているジョブ履歴保存サーバーに転送する点に違いがある。そこで、実施例1と重複する部分の説明は省略し、差分のみを説明することとする。実施例1との主な差は、ジョブ履歴保存サーバー121のソフトウェア構成とその動作についてのみである。
(ソフトウェア構成)
図13は、本実施例のジョブ履歴保存サーバー121のソフトウェア構成例を示すブロック図である。なお、ジョブ履歴保存サーバー122、123も同様のソフトウェア構成であり、その説明は省略する。また、図13において、登録要求受信部501、画像処理部502、検索要求受信部504、設定変更要求受信部505、設定制御部506は、実施例1と同様のため、説明を省略する。
図13は、本実施例のジョブ履歴保存サーバー121のソフトウェア構成例を示すブロック図である。なお、ジョブ履歴保存サーバー122、123も同様のソフトウェア構成であり、その説明は省略する。また、図13において、登録要求受信部501、画像処理部502、検索要求受信部504、設定変更要求受信部505、設定制御部506は、実施例1と同様のため、説明を省略する。
登録処理部503は、ジョブ履歴に含まれる属性情報や、画像処理部502で抽出されたテキスト及び変換されたログ画像をデータベースに登録する。ただし、登録しようとするジョブ履歴がリンクログの場合には、リンク先であるコンテンツを保存しているジョブ履歴保存サーバーに、そのリンクログを転送する。ログ受信部508は、各ジョブ履歴保存サーバーの登録処理部503から転送されてくるリンクログを受信し、登録処理部503を介してデータベースへ格納する。
(ジョブ履歴受信処理)
図14は、ジョブ履歴保存サーバー121が、MFP101のジョブ履歴送信部404から、ジョブ履歴を受信した際の処理手順を表すフローチャートである。図14のフローチャートに示す各ステップは、ジョブ履歴保存サーバー121のCPU311がROM312またはHDD314に記憶されている図13の各機能部を実現するプログラムを実行することで実現される。また、CPU311は、必要に応じて記憶領域としてRAM313やHDD314を利用する。
図14は、ジョブ履歴保存サーバー121が、MFP101のジョブ履歴送信部404から、ジョブ履歴を受信した際の処理手順を表すフローチャートである。図14のフローチャートに示す各ステップは、ジョブ履歴保存サーバー121のCPU311がROM312またはHDD314に記憶されている図13の各機能部を実現するプログラムを実行することで実現される。また、CPU311は、必要に応じて記憶領域としてRAM313やHDD314を利用する。
図14のS1301、S1302、S1304、S1305は、それぞれ、図9BのS950、S951、S952、S953と同様な処理であるため説明は省略する。
S1303において、登録処理部503は、画像処理部502から渡されたジョブ履歴を、リンクログであるジョブ履歴と共に渡されたSIDによって識別されるジョブ履歴保存サーバーのログ受信部508に転送する。なお、受信したSIDが自身のSIDである場合には転送しなくても良い。
以上のように、実施例4では、リンクログが参照するコンテンツを保存しているジョブ履歴保存サーバーにリンクログを転送する。これにより、コンテンツコピーに伴うネットワーク負荷や容量増加を軽減することができる。
<実施例5>
次に本発明の第5の実施例について説明する。本実施例は、実施例1と比較して、MFP101のジョブ履歴送信方法に違いがある。そこで、実施例1と重複する部分の説明は省略し、差分のみを説明することとする。実施例1との主な差は、MFP101のジョブ履歴送信部404の動作、及び、ジョブ履歴保存サーバー121のソフトウェア構成とその動作についてである。
次に本発明の第5の実施例について説明する。本実施例は、実施例1と比較して、MFP101のジョブ履歴送信方法に違いがある。そこで、実施例1と重複する部分の説明は省略し、差分のみを説明することとする。実施例1との主な差は、MFP101のジョブ履歴送信部404の動作、及び、ジョブ履歴保存サーバー121のソフトウェア構成とその動作についてである。
(ソフトウェア構成)
図15は、本実施例のジョブ履歴保存サーバー121のソフトウェア構成例を示すブロック図である。なお、ジョブ履歴保存サーバー122、123も同様のソフトウェア構成であり、その説明は省略する。また、図15において、実施例1との差は、コピー要求受信部507がない点と、登録処理部503の動作についてである。登録要求受信部501、画像処理部502、検索要求受信部504、設定変更要求受信部505、設定制御部506は、実施例1と同様のため、説明を省略する。登録処理部503の動作については後述する。
図15は、本実施例のジョブ履歴保存サーバー121のソフトウェア構成例を示すブロック図である。なお、ジョブ履歴保存サーバー122、123も同様のソフトウェア構成であり、その説明は省略する。また、図15において、実施例1との差は、コピー要求受信部507がない点と、登録処理部503の動作についてである。登録要求受信部501、画像処理部502、検索要求受信部504、設定変更要求受信部505、設定制御部506は、実施例1と同様のため、説明を省略する。登録処理部503の動作については後述する。
(ジョブ履歴送信処理)
図16は、本実施例のMFP101のジョブ履歴送信部404が、HDD204に記録されているジョブ履歴を送信する際の処理手順を表すフローチャートである。図16のフローチャートに示す各ステップは、MFP101のCPU201がROM203またはHDD204に記憶されているジョブ履歴送信部404を実現するプログラムを実行することで実現される。また、CPU201は、必要に応じて記憶領域としてRAM202やHDD204を利用する。なお、ジョブ履歴送信部404は、予め設定された時間間隔でHDD204を参照し、未送信のジョブ履歴があるときにジョブ履歴の送信を行うものとする。
図16は、本実施例のMFP101のジョブ履歴送信部404が、HDD204に記録されているジョブ履歴を送信する際の処理手順を表すフローチャートである。図16のフローチャートに示す各ステップは、MFP101のCPU201がROM203またはHDD204に記憶されているジョブ履歴送信部404を実現するプログラムを実行することで実現される。また、CPU201は、必要に応じて記憶領域としてRAM202やHDD204を利用する。なお、ジョブ履歴送信部404は、予め設定された時間間隔でHDD204を参照し、未送信のジョブ履歴があるときにジョブ履歴の送信を行うものとする。
図16のS1501及びS1503〜S1506は、それぞれ、図9AのS901及びS903〜S906と同様な処理であるため説明は省略する。
S1502において、ジョブ履歴送信部404は、リンクログの文書IDに対応するSIDを登録先管理テーブルから取得し、予め設定されているSIDに対応したURLに対してジョブ履歴登録要求を送信する。本実施例にて用いられるURLは、1のSIDに対して1のURLが予め対応付けて定義されていてもよいし、ログ管理システム全体のURLに対しクエリパラメータとしてSIDを付与することで各ログ履歴保存サーバーを示すようにしても構わない。SIDに対応付けて所定の記憶領域に保持されているものとする。
ここで、ロードバランサー111は、レイヤー7(L7)のURLによるサーバー振り分け機能に対応しており、受け取った要求のURLに応じて、要求をどのジョブ履歴保存サーバーに送信するかの設定が予めなされているものとする。なお、ロードバランサー111が提供するサーバー振り分け機能については、従来の技術を用いるものとし、ここでは詳細な説明は省略する。これにより、ジョブ履歴送信部404から送信されたリンクログのジョブ履歴登録要求は、リンクログの参照先のコンテンツが登録されているジョブ履歴保存サーバーに対してなされる。
(ジョブ履歴受信処理)
次に、ジョブ履歴保存サーバー121の登録処理部503の動作について説明する。本実施例における登録処理部503の処理手順は、図9BのS950からS953までである。これは、リンクログが、その参照先のコンテンツが登録されているジョブ履歴保存サーバーに対してなされるためであり、実施例1や実施例4のように、コピーや転送が不要なためである。
次に、ジョブ履歴保存サーバー121の登録処理部503の動作について説明する。本実施例における登録処理部503の処理手順は、図9BのS950からS953までである。これは、リンクログが、その参照先のコンテンツが登録されているジョブ履歴保存サーバーに対してなされるためであり、実施例1や実施例4のように、コピーや転送が不要なためである。
以上により、実施例5では、ジョブ履歴送信部404が、リンクログの送信先を指定できるように、ロードバランサー111の機能を利用するようにした。これにより、コンテンツコピーやリンクログ転送に伴うネットワーク負荷を軽減することができる。なお、ロードバランサー111の機能として、Cookieによる振り分けなど、接続先のジョブ履歴保存サーバーを指定できる別の機能を利用しても良い。
<実施例6>
次に、本発明の第6の実施例について説明する。本実施例は、実施例1と比較して、登録先管理テーブルをMFP101ではなく管理サーバー131が保持する点に違いがある。そこで、実施例1と重複する部分の説明は省略し、差分のみを説明することとする。実施例1との主な差は、MFPのジョブ履歴送信部404の動作、ジョブ履歴保存サーバー121の登録処理部503の動作、及び、管理サーバー131のソフトウェア構成とその動作についてである。
次に、本発明の第6の実施例について説明する。本実施例は、実施例1と比較して、登録先管理テーブルをMFP101ではなく管理サーバー131が保持する点に違いがある。そこで、実施例1と重複する部分の説明は省略し、差分のみを説明することとする。実施例1との主な差は、MFPのジョブ履歴送信部404の動作、ジョブ履歴保存サーバー121の登録処理部503の動作、及び、管理サーバー131のソフトウェア構成とその動作についてである。
(ソフトウェア構成)
図17は、本実施例の管理サーバー131のソフトウェア構成例を示すブロック図である。図17において、実施例1との差は、登録先管理部604が追加されていることである。分散検索処理部601、設定変更受付部602、設定制御部603は、実施例1と同様のため、説明を省略する。
図17は、本実施例の管理サーバー131のソフトウェア構成例を示すブロック図である。図17において、実施例1との差は、登録先管理部604が追加されていることである。分散検索処理部601、設定変更受付部602、設定制御部603は、実施例1と同様のため、説明を省略する。
登録先管理部604は、各ジョブ履歴保存サーバーから、登録された文書IDと登録がなされたジョブ履歴保存サーバーを表すSIDの組合せを受け取って、登録先管理テーブルに記録する。すなわち、本実施例では、実施例1と異なり、登録先管理テーブルをMFP101ではなく管理サーバー131が保持する。また、登録先管理部604は、各ジョブ履歴保存サーバーから文書IDを受信して、登録先管理テーブルに基づいて、受信した文書IDに対応するSIDを返す。
(ジョブ履歴送信処理)
図18Aは、本実施例におけるMFP101のジョブ履歴送信部404が、HDD204に記録されているジョブ履歴を送信する際の処理手順を表すフローチャートである。図18Aのフローチャートに示す各ステップは、MFP101のCPU201がROM203またはHDD204に記憶されているジョブ履歴送信部404を実現するプログラムを実行することで実現される。また、CPU201は、必要に応じて記憶領域としてRAM202やHDD204を利用する。なお、ジョブ履歴送信部404は、予め設定された時間間隔でHDD204を参照し、未送信のジョブ履歴があるときにジョブ履歴の送信を行う。
図18Aは、本実施例におけるMFP101のジョブ履歴送信部404が、HDD204に記録されているジョブ履歴を送信する際の処理手順を表すフローチャートである。図18Aのフローチャートに示す各ステップは、MFP101のCPU201がROM203またはHDD204に記憶されているジョブ履歴送信部404を実現するプログラムを実行することで実現される。また、CPU201は、必要に応じて記憶領域としてRAM202やHDD204を利用する。なお、ジョブ履歴送信部404は、予め設定された時間間隔でHDD204を参照し、未送信のジョブ履歴があるときにジョブ履歴の送信を行う。
S1701において、ジョブ履歴送信部404は、ジョブ履歴保存サーバー121〜123のいずれかの登録要求受信部501に対し、ジョブ履歴登録要求を送信する。どのジョブ履歴保存サーバーが登録先となるかは、ロードバランサー111の負荷分散処理によって決められる。S1702において、ジョブ履歴送信部404は、送信したジョブ履歴をHDD204から削除する。以上により、本処理フローを終了する。
(ジョブ履歴受信処理)
図18Bは、本実施例におけるジョブ履歴保存サーバー121が、MFP101のジョブ履歴送信部404から、ジョブ履歴を受信した際の処理手順を表すフローチャートである。図18Bのフローチャートに示す各ステップは、ジョブ履歴保存サーバー121のCPU311がROM312またはHDD314に記憶されている図5の各機能部を実現するプログラムを実行することで実現される。また、CPU311は、必要に応じて記憶領域としてRAM313やHDD314を利用する。
図18Bは、本実施例におけるジョブ履歴保存サーバー121が、MFP101のジョブ履歴送信部404から、ジョブ履歴を受信した際の処理手順を表すフローチャートである。図18Bのフローチャートに示す各ステップは、ジョブ履歴保存サーバー121のCPU311がROM312またはHDD314に記憶されている図5の各機能部を実現するプログラムを実行することで実現される。また、CPU311は、必要に応じて記憶領域としてRAM313やHDD314を利用する。
図18BのS1751〜S1753は、それぞれ、図9BのS951〜S953と同様な処理であるため説明は省略する。
S1750において、登録要求受信部501は、MFP101のジョブ履歴送信部404からジョブ履歴を受信し、受信したジョブ履歴を画像処理部502に渡す。
S1754において、登録処理部503は、S1753で登録したジョブ履歴がリンクログか否かを判定する。ここでの判定処理は、S901と同様な方法で行われる。登録したジョブ履歴がリンクログである場合には(S1754にてYES)、登録処理部503は、処理をS1756に進める。リンクログでない、すなわち通常ログである場合には(S1754にてNO)、登録処理部503は、処理をS1755に進める。
S1755において、登録処理部503は、登録した通常ログの文書IDと自身に対応するSIDとの組合せを管理サーバー131に送信し、管理サーバー131の登録先管理部604が保持する登録先管理テーブルに記録させる。そして、本処理フローを終了する。
S1756において、登録処理部503は、管理サーバー131の登録先管理部604にリンクログの文書IDを送信し、その文書IDに対応するSIDを取得する。このとき取得されたSIDは、リンクログが参照するコンテンツを保存しているジョブ履歴保存サーバーを表す。S1757において、登録処理部503は、S1756で取得したSIDによって識別されるジョブ履歴保存サーバーのコピー要求受信部507に対し、リンクログの文書IDに対応するコンテンツのコピーを要求する。そして、登録処理部503は、要求を受信したコピー要求受信部507から返されるコンテンツを受信して、S1753において登録したリンクログと関連付けてHDD314上のデータベースに登録する。なお、受信したSIDが自身のSIDである場合、コピーは不要であるが、検索時の効率を考え、コピーするようにしても良い。
以上のように、実施例6では、リンクログが参照するコンテンツの登録先を、管理サーバー131が管理する。そして、ジョブ履歴保存サーバー121は、管理サーバー131にリンクログが参照するコンテンツを保存しているジョブ履歴保存サーバーを問合せ、保存先のジョブ履歴保存サーバーから当該コンテンツをコピーする。これにより、MFPに登録先管理テーブルを保持するためのリソースやパフォーマンスが不足している場合でも、実施例1と同様な効果を得ることができる。
なお、管理サーバー131が、リンクログを保存したジョブ履歴保存サーバーから問合せを受けた際、リンクログが参照するコンテンツを保存しているジョブ履歴保存サーバーに対し、直接コピーを指示するような構成としても良い。また、ジョブ履歴保存サーバーは、リンクログ受信と同期してコンテンツのコピーを行うのではなく、非同期にコピーを行うようにしても良い。
<実施例7>
次に、本発明の第7の実施例について説明する。本実施例は、実施例6と比較して、登録先管理テーブルを持たない点に違いがある。そこで、実施例6と重複する部分の説明は省略し、差分のみを説明することとする。実施例6との主な差は、ジョブ履歴保存サーバー121の登録処理部503と検索要求受信部504の動作、及び、管理サーバー131のソフトウェア構成とその動作についてである。
次に、本発明の第7の実施例について説明する。本実施例は、実施例6と比較して、登録先管理テーブルを持たない点に違いがある。そこで、実施例6と重複する部分の説明は省略し、差分のみを説明することとする。実施例6との主な差は、ジョブ履歴保存サーバー121の登録処理部503と検索要求受信部504の動作、及び、管理サーバー131のソフトウェア構成とその動作についてである。
(ソフトウェア構成)
図19は、本実施例の管理サーバー131のソフトウェア構成例を示すブロック図である。図19において、実施例6との差は、登録先管理部604の代わりに、登録先検索部605があることである。図19のそれ以外の機能部は、実施例6と同じであるため、説明を省略する。
図19は、本実施例の管理サーバー131のソフトウェア構成例を示すブロック図である。図19において、実施例6との差は、登録先管理部604の代わりに、登録先検索部605があることである。図19のそれ以外の機能部は、実施例6と同じであるため、説明を省略する。
登録先検索部605は、各ジョブ履歴保存サーバーから文書IDを受け取って、その文書IDで識別されるコンテンツが、どのジョブ履歴保存サーバーに保存されているかを検索し、保存されているジョブ履歴保存サーバーのSIDを返す。検索要求は、各ジョブ履歴保存サーバーの検索要求受信部504に一斉になされるようにしても良いし、順番になされるようにしても良い。
(ジョブ履歴受信処理)
図20Aは、本実施例におけるジョブ履歴保存サーバー121が、MFP101のジョブ履歴送信部404から、ジョブ履歴を受信した際の処理手順を表すフローチャートである。図20Aのフローチャートに示す各ステップは、ジョブ履歴保存サーバー121のCPU311がROM312またはHDD314に記憶されている図5の各機能部を実現するプログラムを実行することで実現される。また、CPU311は、必要に応じて記憶領域としてRAM313やHDD314を利用する。
図20Aは、本実施例におけるジョブ履歴保存サーバー121が、MFP101のジョブ履歴送信部404から、ジョブ履歴を受信した際の処理手順を表すフローチャートである。図20Aのフローチャートに示す各ステップは、ジョブ履歴保存サーバー121のCPU311がROM312またはHDD314に記憶されている図5の各機能部を実現するプログラムを実行することで実現される。また、CPU311は、必要に応じて記憶領域としてRAM313やHDD314を利用する。
図20AのS1900〜S1903はそれぞれ、図18BのS1750〜S1753と同様な処理であるため説明は省略する。
S1904において、登録処理部503は、S1903で登録したジョブ履歴がリンクログか否かを判定する。ここでの判定処理は、S901と同様な方法で行われる。登録したジョブ履歴がリンクログである場合には(S1904にてYES)、登録処理部503は、処理をS1905に進める。リンクログでない、すなわち通常ログである場合には(S1904にてNO)、登録処理部503は、図20Aに示される一連の処理を終了する。
S1905において、登録処理部503は、管理サーバー131の登録先検索部605に、登録先検索要求としてリンクログの文書IDを送信し、その応答として送信した文書IDに対応するSIDを取得する。取得されたSIDは、リンクログが参照するコンテンツを保存しているジョブ履歴保存サーバーを表す。S1906において、登録処理部503は、S1905で取得したSIDによって識別されるジョブ履歴保存サーバーのコピー要求受信部507に対し、リンクログの文書IDに対応するコンテンツのコピーを要求する。そして、登録処理部503は、要求を受信したコピー要求受信部507から返されるコンテンツを受信して、S1903において登録したリンクログと関連付けてHDD314上のデータベースに登録する。
なお、S1905において、複数のSIDが取得される場合があるが、取得されたSIDの中に自身のサーバーのSIDがある場合、コピーは不要である。但し、検索時の効率を考え、コピーするようにしても良い。また、通常、複数のSIDの内、一つを選択してコピー要求を行うが、要求先のジョブ履歴保存サーバーがダウンするなどしている場合には、別のSIDを選択してコピー要求を行うようにしても良い。
(登録先検索処理)
図20Bは、本実施例における管理サーバー131の登録先検索部605の動作を表すフローチャートである。図20Bのフローチャートに示す各ステップは、管理サーバー131のCPU311がROM312またはHDD314に記憶されている図19の登録先検索部605を実現するプログラムを実行することで実現される。また、CPU311は、必要に応じて記憶領域としてRAM313やHDD314を利用する。
図20Bは、本実施例における管理サーバー131の登録先検索部605の動作を表すフローチャートである。図20Bのフローチャートに示す各ステップは、管理サーバー131のCPU311がROM312またはHDD314に記憶されている図19の登録先検索部605を実現するプログラムを実行することで実現される。また、CPU311は、必要に応じて記憶領域としてRAM313やHDD314を利用する。
S1950において、登録先検索部605は、ジョブ履歴保存サーバー121の登録処理部503が、図20AのS1905において送信してくる登録先検索要求を受信する。この登録先検索要求には、文書IDが含まれる。
S1951において、登録先検索部605は、各ジョブ履歴保存サーバーの検索要求受信部504に、S1950で取得した文書IDに対応するコンテンツがあるか否かの検索要求を送信する。このとき、検索要求を受信した各ジョブ履歴保存サーバーの検索要求受信部504は、要求された文書IDに対応するコンテンツを自身が保存している場合に、自身のSIDを応答する。そして、登録先検索部605は、SIDを含む応答をジョブ履歴保存サーバーから受信する。
S1952において、登録先検索部605は、S1951で取得したSIDを、登録先検索要求元のジョブ履歴保存サーバーの登録処理部503に返す。なお、SIDに自身のサーバーのSIDである場合、コピーは不要であるが、検索時の効率を考え、コピーするようにしても良い。
以上のように、実施例7では、リンクログが参照するコンテンツの登録先を管理せず、ジョブ履歴が登録される際に検索してコピーするようにした。これにより、コンテンツ登録先を管理するための記憶容量と、管理テーブルの更新負荷を削減できる。
なお、管理サーバー131が、リンクログを保存したジョブ履歴保存サーバーから問合せを受けた際、リンクログが参照するコンテンツを保存しているジョブ履歴保存サーバーに対し、直接コピーを指示するような構成としても良い。また、ジョブ履歴保存サーバーは、リンクログ受信と同期してコンテンツのコピーを行うのではなく、非同期にコピーを行うようにしても良い。また、管理サーバー131の登録先検索部605の機能を、各ジョブ履歴保存サーバーが備え、管理サーバー131を介さない構成としても良い。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (18)
- 画像形成装置から送信されるログ情報を、ロードバランサーにより保存先が振り分けられる複数のストレージサーバーにて管理するログ管理システムであって、
前記複数のストレージサーバーのうち、画像データを含むログ情報を受信したストレージサーバーの識別情報を、当該画像データの識別情報に関連付けて管理する管理手段と、
前記複数のストレージサーバーのうち、画像データを含まず当該画像データの参照情報として当該画像データの識別情報を含むログ情報を受信したストレージサーバーに、前記管理手段により管理された情報と当該ログ情報に含まれる画像データの識別情報とから前記画像データを保存しているストレージサーバーを特定し、当該特定したストレージサーバーから前記画像データをコピーして保存させる制御手段と
を有することを特徴とするログ管理システム。 - 画像形成装置から送信されるログ情報を、ロードバランサーにより保存先が振り分けられる複数のストレージサーバーにて管理するログ管理システムであって、
前記複数のストレージサーバーのうち、画像データを含むログ情報を受信したストレージサーバーの識別情報を、当該画像データの識別情報に関連付けて管理する管理手段と、
前記複数のストレージサーバーのうち、画像データを含まず当該画像データの参照情報として当該画像データの識別情報を含むログ情報を受信したストレージサーバーに、前記管理手段により管理された情報と当該ログ情報に含まれる画像データの識別情報とから前記画像データを保存しているストレージサーバーを特定し、当該特定したストレージサーバーに画像データを含まず当該画像データの参照情報として当該画像データの識別情報を含むログ情報を転送させる制御手段と
を有することを特徴とするログ管理システム。 - 画像形成装置から送信されるログ情報を、ロードバランサーにより保存先が振り分けられる複数のストレージサーバーにて管理するログ管理システムであって、
前記複数のストレージサーバーのうち画像データを保存しているストレージサーバーを検索する検索手段と、
前記複数のストレージサーバーのうち、画像データを含まず当該画像データの参照情報として当該画像データの識別情報を含むログ情報を受信したストレージサーバーに、前記検索手段を用いて当該ログ情報に含まれる画像データの識別情報を用いて前記画像データを保存しているストレージサーバーを特定し、当該特定したストレージサーバーから前記画像データをコピーして保存させる制御手段と
を有することを特徴とするログ管理システム。 - 前記制御手段は、前記複数のストレージサーバーそれぞれが備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のログ管理システム。
- 前記制御手段は、受信したログ情報に含まれる画像データの参照情報を用い、定期的に前記画像データをコピーするように制御することを特徴とする請求項1に記載のログ管理システム。
- 前記管理手段は、前記画像形成装置および前記複数のストレージサーバーとは異なる装置にて構成されることを特徴とする請求項1または2に記載のログ管理システム。
- 前記複数のストレージサーバーそれぞれは、ログ情報を受信した場合、前記管理手段を備える装置に自身の識別情報を通知する手段を更に有することを特徴とする請求項6に記載のログ管理システム。
- 前記複数のストレージサーバーそれぞれは、ログ情報を受信した場合、当該ログ情報を送信した前記画像形成装置に自身の識別情報を応答する応答手段を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のログ管理システム。
- 前記画像形成装置は、
ジョブ処理のログ情報を前記ログ管理システムに送信する送信手段と、
前記送信手段によるログ情報の送信の応答として、当該ログ情報の保存先となったストレージサーバーの識別情報を受信する受信手段と、
前記ログ情報に対応する画像データの識別情報と、前記受信手段にて受信したストレージサーバーの識別情報とを対応付けて記憶部に保持する保持手段と
を有し、
前記送信手段は、ログ情報を送信する際、当該ログ情報に対応する画像データが前記複数のストレージサーバーのいずれかにて保存されているか否かを前記保持手段にて保持する情報に基づいて判定し、当該画像データが前記複数のストレージサーバーのいずれかにて保存されている場合に、当該画像データを含まず当該画像データの参照情報として当該画像データの識別情報を含むログ情報を送信することを特徴とする請求項8に記載のログ管理システム。 - ロードバランサーによりログ情報の保存先が振り分けられる複数のストレージサーバーを含むログ管理システムに接続された画像形成装置であって、
ジョブ処理のログ情報を前記ログ管理システムに送信する送信手段と、
前記送信手段によるログ情報の送信の応答として、当該ログ情報の保存先となったストレージサーバーの識別情報を受信する受信手段と、
前記ログ情報に対応する画像データの識別情報と、前記受信手段にて受信したストレージサーバーの識別情報とを対応付けて記憶部に保持する保持手段と
を有し、
前記送信手段は、ログ情報を送信する際、当該ログ情報に対応する画像データが前記複数のストレージサーバーのいずれかにて保存されているか否かを前記保持手段にて保持する情報に基づいて判定し、当該画像データが前記複数のストレージサーバーのいずれかにて保存されている場合に、当該画像データを含まず当該画像データの参照情報として当該画像データの識別情報を含むログ情報を送信することを特徴とする画像形成装置。 - 前記複数のストレージサーバーのうち、画像データを含まず当該画像データの参照情報として当該画像データの識別情報を含むログ情報を受信したストレージサーバーは、当該画像データを保存しているストレージサーバーから当該画像データをコピーして保存することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
- 前記送信手段は、画像データを含まず当該画像データの参照情報として当該画像データの識別情報を含むログ情報を送信する際に、当該画像データを保存しているすべてのストレージサーバーの識別情報を送信することを特徴とする請求項10または11に記載の画像形成装置。
- 前記画像形成装置が保持しているログ情報は、前記送信手段により送信された際に削除されることを特徴とする請求項10乃至12のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- ジョブ処理の後、当該ジョブ処理にて用いられた画像データが前記画像形成装置の記憶部から削除されたか否かを判定する手段を更に有し、
前記保持手段は、前記画像データが削除された場合、当該画像データの識別情報に対応付けられたストレージサーバーの情報を削除することを特徴とする請求項10乃至13のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 画像データを保存しているストレージサーバーに対応するアドレス情報を保持する手段を更に有し、
前記送信手段は、画像データを含まず当該画像データの参照情報として当該画像データの識別情報を含むログ情報を送信する際、当該画像データを保存しているストレージサーバーに対応するアドレス情報を用いて送信し、
前記ロードバランサーは、前記アドレス情報に基づいて、保存先となるストレージサーバーを振り分けることを特徴とする請求項10乃至14のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 画像形成装置から送信されるログ情報を、ロードバランサーにより保存先が振り分けられる複数のストレージサーバーにて管理するログ管理システムにおける制御方法であって、
前記複数のストレージサーバーのうち、画像データを含むログ情報を受信したストレージサーバーの識別情報を、当該画像データの識別情報に関連付けて管理する管理工程と、
前記複数のストレージサーバーのうち、画像データを含まず当該画像データの参照情報として当該画像データの識別情報を含むログ情報を受信したストレージサーバーに、前記管理工程にて管理された情報と当該ログ情報に含まれる画像データの識別情報とから前記画像データを保存しているストレージサーバーを特定し、当該特定したストレージサーバーから前記画像データをコピーして保存させる制御工程と
を有することを特徴とする制御方法。 - ロードバランサーによりログ情報の保存先が振り分けられる複数のストレージサーバーを含むログ管理システムに接続された画像形成装置の制御方法であって、
ジョブ処理のログ情報を前記ログ管理システムに送信する送信工程と、
前記送信工程によるログ情報の送信の応答として、当該ログ情報の保存先となったストレージサーバーの識別情報を受信する受信工程と、
前記ログ情報に対応する画像データの識別情報と、前記受信工程にて受信したストレージサーバーの識別情報とを対応付けて記憶部に保持する保持工程と
を有し、
前記送信工程において、ログ情報を送信する際、当該ログ情報に対応する画像データが前記複数のストレージサーバーのいずれかにて保存されているか否かを前記記憶部にて保持する情報に基づいて判定し、当該画像データが前記複数のストレージサーバーのいずれかにて保存されている場合に、当該画像データを含まず当該画像データの参照情報として当該画像データの識別情報を含むログ情報を送信することを特徴とする制御方法。 - コンピュータを、
ロードバランサーによりログ情報の保存先が振り分けられる複数のストレージサーバーを含むログ管理システムに、ジョブ処理のログ情報を送信する送信手段、
前記送信手段によるログ情報の送信の応答として、当該ログ情報の保存先となったストレージサーバーの識別情報を受信する受信手段、
前記ログ情報に対応する画像データの識別情報と、前記受信手段にて受信したストレージサーバーの識別情報とを対応付けて保持する保持手段
として機能させ、
前記送信手段は、ログ情報を送信する際、当該ログ情報に対応する画像データが前記複数のストレージサーバーのいずれかにて保存されているか否かを前記保持手段にて保持する情報に基づいて判定し、当該画像データが前記複数のストレージサーバーのいずれかにて保存されている場合に、当該画像データを含まず当該画像データの参照情報として当該画像データの識別情報を含むログ情報を送信することを特徴とするプログラム。
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