JP2014180669A - 折り曲げ金型 - Google Patents

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Abstract

【課題】板材を折り曲げる際の加工コストを軽減する。
【解決手段】折り曲げ加工機に装着される折り曲げ金型10であって、曲線状に形成される長孔27を備えるパンチホルダ21と、パンチホルダ21の長孔27に並べて装着される複数のパンチ部材40と、を備える上型20を有する。また、曲線状に形成される長孔37を備えるダイホルダ31と、ダイホルダ31の長孔37に並べて装着される複数のダイ部材50と、を備える下型30を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、折り曲げ加工機に装着される折り曲げ金型に関する。
金属板等の板材に折り曲げ加工を施す際には、プレスブレーキ等の折り曲げ加工機が用いられる(特許文献1参照)。折り曲げ加工機には、上型および下型からなる折り曲げ金型が装着されており、上型と下型とを近接させることで板材を折り曲げることが可能となる。なお、特許文献1においては、折り曲げ部の曲率を変化させた金型の製造コストを軽減するため、レーザ加工された薄板を多数積層させて金型を構成している。
特開2006−122959号公報
ところで、板材の折り曲げ加工においては、単に直線状に折り曲げるだけでなく、曲線状に折り曲げることも要求される。このように、板材を曲線状に折り曲げる際には、折り曲げ形状に合わせて専用の金型を準備することが必要となる。しかしながら、金型の製造には多大なコストが掛かることから、生産数量によっては、複数の板材を組み合わせて溶接する加工方法を採用することも多い。このような板材を組み合わせて溶接する加工方法を採用した場合であっても、製造工数の増加に伴って加工コストが増大することから、板材を折り曲げる際の加工コストを軽減することが求められている。
本発明の目的は、板材を折り曲げる際の加工コストを軽減することにある。
本発明の折り曲げ金型は、折り曲げ加工機に装着される折り曲げ金型であって、曲線状に形成される取付部を備えるパンチホルダと、前記パンチホルダの取付部に並べて装着される複数のパンチ部材と、を備える第1金型と、曲線状に形成される取付部を備えるダイホルダと、前記ダイホルダの取付部に並べて装着される複数のダイ部材と、を備える第2金型と、を有する。
本発明によれば、第1金型をパンチホルダの取付部に並べて装着される複数のパンチ部材によって構成し、第2金型をダイホルダの取付部に並べて装着される複数のダイ部材によって構成したので、パンチホルダおよびダイホルダの取付部の形状に合わせて第1金型および第2金型の形状を変えることが可能となる。これにより、折り曲げ金型の汎用性を高めることができ、板材を折り曲げる際の加工コストを軽減することが可能となる。
本発明の一実施の形態である折り曲げ金型が取り付けられた折り曲げ加工機の一例を示す概略図である。 折り曲げ金型を示す斜視図である。 折り曲げ金型を示す分解斜視図である。 (a)はパンチ組立体を示す斜視図であり、(b)はパンチ組立体を示す分解斜視図である。 パンチ組立体を構成するパンチ部材を示す分解斜視図である。 (a)はダイ組立体を示す斜視図であり、(b)はダイ組立体を示す分解斜視図である。 パンチホルダに対するパンチ組立体の取付過程を示す斜視図である。 ダイホルダに対するダイ組立体の取付過程を示す斜視図である。 (a)〜(c)は板材の折り曲げ過程を示す説明図である。 (a)は図9(a)のA−A線に沿って上型を示す断面図であり、(b)は図9(a)のB−B線に沿って上型を示す断面図であり、(c)は折り曲げ金型によって加工された板材を示す斜視図である。 (a)はパンチホルダやダイホルダに設けられる他のプレート部材を示す平面図であり、(b)はプレート部材を組み込んだ折り曲げ金型によって加工された板材を示す斜視図である。 (a)および(b)はパンチホルダやダイホルダに設けられる他のプレート部材を示す平面図である。 (a)および(b)は他のダイ組立体を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態である折り曲げ金型10が取り付けられた折り曲げ加工機11の一例を示す概略図である。図1に示すように、プレスブレーキ等の折り曲げ加工機11は、サイドフレーム12の下部に固定される下部テーブル13と、サイドフレーム12の上部に上下動自在に設けられる上部テーブル14とを備えている。サイドフレーム12と上部テーブル14との間には油圧シリンダ15が設けられており、この油圧シリンダ15を用いて上部テーブル14を上下動させることが可能となる。上部テーブル14に設けられる上側クランプ16には、折り曲げ金型10を構成する上型(第1金型)20が固定されている。一方、下部テーブル13に設けられる下側クランプ17には、折り曲げ金型10を構成する下型(第2金型)30が固定されている。このように、折り曲げ加工機11には、上型20と下型30とによって構成される折り曲げ金型10が装着されている。上型20と下型30との間に金属板等の板材Wを挿入した状態のもとで、上部テーブル14つまり上型20を下降移動させることにより、板材Wを上型20と下型30との間に挟んで折り曲げることが可能となる。
図2は折り曲げ金型10を示す斜視図である。また、図3は折り曲げ金型10を示す分解斜視図である。図2および図3に示すように、上型20は、パンチホルダ21とこれに取り付けられるパンチ組立体22とを備えている。パンチホルダ21は、上側クランプ16に固定される被クランプ部23を備えるホルダ本体24と、ホルダ本体24の下面に取り付けられるプレート部材25とを備えている。ホルダ本体24にはプレート部材25を貫通して下方に伸びる一対のガイドピン26が設けられており、プレート部材25には曲線状に湾曲する長孔(取付部)27が形成されている。図3に示すように、パンチ組立体22には、パンチホルダ21に向けて突出する凸部28が形成されている。このパンチ組立体22の凸部28をパンチホルダ21の長孔27に挿入することにより、パンチ組立体22はパンチホルダ21に対して着脱自在に装着される。
図2および図3に示すように、下型30は、ダイホルダ31とこれに取り付けられるダイ組立体32とを備えている。ダイホルダ31は、下側クランプ17に固定される被クランプ部33を備えるホルダ本体34と、ホルダ本体34の上面に取り付けられるプレート部材35とを備えている。ホルダ本体34およびプレート部材35にはガイドピン26が案内されるガイド孔36が形成されており、プレート部材35には曲線状に湾曲する長孔(取付部)37が形成されている。図3に示すように、ダイ組立体32には、ダイホルダ31に向けて突出する凸部38が形成されている。このダイ組立体32の凸部38をダイホルダ31の長孔37に挿入することにより、ダイ組立体32はダイホルダ31に対して着脱自在に装着される。
図4(a)はパンチ組立体22を示す斜視図であり、図4(b)はパンチ組立体22を示す分解斜視図である。図5はパンチ組立体22を構成するパンチ部材40を示す分解斜視図である。図4(a)および(b)に示すように、パンチ組立体22は一列に並んだ複数のパンチ部材40によって構成されており、各パンチ部材40の側面には一対の雌ネジ部41a,41bが形成されている。一方の雌ネジ部41aには連結プレート(弾性板)42のボルト孔43aに通されたボルト部材44aが締結されており、他方の雌ネジ部41bには連結プレート42のボルト孔43bに通されたボルト部材44bが締結されている。すなわち、複数のパンチ部材40は、連結プレート42を介して互いに連結されている。図5に示すように、パンチ部材40は、凸部28が形成される第1駒部材45と、第1駒部材45の溝部45aに往復動自在に設けられる第2駒部材46と、第1駒部材45と第2駒部材46との間に設けられるスプリング(弾性部材)47とを備えている。また、図4(b)に示すように、ボルト部材44aが案内される連結プレート42のボルト孔43aは長孔に形成されており、第1駒部材45は連結プレート42に対して所定範囲で移動自在となる。すなわち、連結プレート42を介して複数のパンチ部材40を連結した場合であっても、スプリング47を伸縮させながら第1駒部材45に対して第2駒部材46を往復動させることが可能となる。また、第1駒部材45には下端面に対してほぼ直角となるワーク加工面48が形成されており、第2駒部材46の下端にはワーク押え面49が形成されている。
図6(a)はダイ組立体32を示す斜視図であり、図6(b)はダイ組立体32を示す分解斜視図である。図6(a)および(b)に示すように、ダイ組立体32は一列に並んだ複数のダイ部材50によって構成されており、各ダイ部材50の側面には一対の雌ネジ部51a,51bが形成されている。一方の雌ネジ部51aには連結プレート(弾性板)52のボルト孔53aに通されたボルト部材54aが締結されており、他方の雌ネジ部51bには連結プレート52のボルト孔53bに通されたボルト部材54bが締結されている。すなわち、複数のダイ部材50は、連結プレート52を介して互いに連結されている。また、ダイ部材50には、第2駒部材46のワーク押え面49に対向するワーク支持面55が形成されるとともに、このワーク支持面55にほぼ直角となるワーク加工面56が形成されている。
図7はパンチホルダ21に対するパンチ組立体22の取付過程を示す斜視図であり、図8はダイホルダ31に対するダイ組立体32の取付過程を示す斜視図である。なお、図7にはパンチホルダ21を構成するプレート部材25の一部が記載されており、図8にはダイホルダ31を構成するプレート部材35の一部が記載されている。前述したように、パンチ組立体22は、連結プレート42を介して連結される複数のパンチ部材40によって構成されている。同様に、ダイ組立体32は、連結プレート52を介して連結される複数のダイ部材50によって構成されている。このように、複数のパンチ部材40を連結する連結プレート42や、複数のダイ部材50を連結する連結プレート52は、高張力鋼鈑等の弾性材料を用いて形成されている。すなわち、図7に一点鎖線Aで示すパンチ組立体22の初期形状から、連結プレート42を撓ませてパンチ組立体22を湾曲させることができ、プレート部材25の湾曲する長孔27にパンチ組立体22の凸部28を挿入することが可能となる。なお、連結プレート42のバネ力が作用するパンチ組立体22は、一点鎖線Aで示される初期形状に戻ろうとするため、プレート部材25の長孔27からパンチ組立体22が脱落することはない。同様に、図8に一点鎖線Aで示されるダイ組立体32の初期形状から、連結プレート52を撓ませてダイ組立体32を湾曲させることができ、プレート部材35の湾曲する長孔37にダイ組立体32の凸部38を挿入することが可能となる。なお、連結プレート52のバネ力が作用するダイ組立体32は、一点鎖線Aで示される初期形状に戻ろうとするため、プレート部材35の長孔37からダイ組立体32が脱落することはない。
続いて、折り曲げ金型10を用いた板材Wの折り曲げ加工について説明する。図9(a)〜(c)は板材Wの折り曲げ過程を示す説明図であり、図9(a)〜(c)には図2の矢印A方向から見た折り曲げ金型10の一部が示されている。図9(a)に示すように、折り曲げ加工機11の初期状態においては、上部テーブル14が上方に移動することで上型20と下型30との間には所定の隙間が設けられている。折り曲げ加工を行う作業者は、ワークとしての板材Wを上型20と下型30との間に挿入し、板材Wを下型30のワーク支持面55上に設置する。続いて、折り曲げ加工機11の図示しないスイッチ等が作業者によって操作されると、図9(b)に矢印Xで示すように、上部テーブル14および上型20は板材Wに向けて所定ストロークで下降移動を開始する。図9(b)に示すように、上型20のワーク押え面49つまり第2駒部材46が板材Wに接触した後には、第2駒部材46はスプリング47を圧縮させながらその停止位置を保持し、第1駒部材45は板材Wの縁部を下型30に押し付けるように下降する。すなわち、上型20のワーク押え面49によって板材Wを押さえながら、上型20のワーク加工面48によって下型30のワーク加工面48に押し付けるように板材Wの縁部が折り曲げられる。そして、図9(c)に示すように、板材Wの縁部がほぼ直角に折り曲げられるまで、上型20の下降移動は継続されることになる。
ここで、図10(a)は図9(a)のA−A線に沿って上型20を示す断面図であり、図10(b)は図9(a)のB−B線に沿って上型20を示す断面図である。また、図10(c)は折り曲げ金型10によって加工された板材Wを示す斜視図である。前述したように、プレート部材25,35には湾曲した長孔27,28が形成されることから、図10(a)および(b)に示すように、上型20のパンチ組立体22と下型30のダイ組立体32とを共に湾曲させることが可能となる。すなわち、パンチ組立体22のワーク加工面48とダイ組立体32のワーク加工面56とを、湾曲する曲線上に配置することができるため、図10(c)に示すように、エッジEを湾曲させながら板材Wの縁部を折り曲げることが可能となる。
前述したように、上型20のパンチ組立体22と下型30のダイ組立体32とにおいては、連結プレート42,52を撓ませながら変形させることが可能となる。したがって、プレート部材25,35に形成される長孔27,37の形状を変えることにより、上型20のパンチ組立体22と下型30のダイ組立体32とを変形させることができ、様々な形状に板材Wを折り曲げることが可能となる。ここで、図11(a)はパンチホルダ21やダイホルダ31に設けられる他のプレート部材60を示す平面図であり、図11(b)はプレート部材60を組み込んだ折り曲げ金型によって加工された板材Wを示す斜視図である。図11(a)に示すように、プレート部材60には、その一部が曲線状に湾曲する長孔(取付部)61が形成されている。このプレート部材60にパンチ組立体22およびダイ組立体32を取り付けることにより、パンチ組立体22のワーク加工面48とダイ組立体32のワーク加工面56とを、一点鎖線A上に配置することができるため、図11(b)に示すように、エッジEを部分的に湾曲させながら板材Wの縁部を折り曲げることが可能となる。
これまで説明したように、パンチホルダ21やダイホルダ31のプレート部材25,35を変更することにより、上型20や下型30の形状を変化させる保持することができるため、様々な形状の折り曲げ金型を準備することなく、様々な形状に板材Wを折り曲げることが可能となる。すなわち、折り曲げ金型10の汎用性を高めることができ、板材Wを折り曲げる際の加工コストを軽減することが可能となる。また、ダイ部材50の第2駒部材46によって板材Wを押さえながら、板材Wを折り曲げるようにしたので、板材Wからシワ等の欠陥を排除することができ、板材Wの折り曲げ品質を向上させることが可能となる。
また、パンチホルダ21とダイホルダ31との位置関係は、ガイド孔36とこれに挿入されるガイドピン26とによって維持されている。すなわち、上型20と下型30との位置関係が適切に保たれるため、この点からも、板材Wの折り曲げ品質を向上させることが可能となる。また、連結プレート42を介して複数のパンチ部材40を連結したので、パンチ組立体22のワーク加工面48を滑らかに湾曲させて配置することが可能となる。同様に、連結プレート52を介して複数のダイ部材50を連結したので、ダイ組立体32のワーク加工面56を滑らかに湾曲させて配置することが可能となる。このように、ワーク加工面48,56を滑らかに湾曲させて配置することができるため、板材Wの折り曲げ品質を向上させることが可能となる。
前述の説明では、プレート部材25,35,60に対して1つの長孔27,37,61を形成しているが、これに限られることはなく、他の形状を備える取付部を形成しても良い。ここで図12(a)および(b)はパンチホルダ21やダイホルダ31に設けられる他のプレート部材70,80を示す平面図である。図12(a)に示すように、プレート部材70に、曲線状に配置される複数の取付孔71からなる取付孔群(取付部)72を形成し、それぞれの取付孔71に対して凸部28,38を挿入しても良い。このように、プレート部材70に取付孔群72を形成した場合には、図10(c)に示すように、エッジEを湾曲させながら板材Wの縁部を折り曲げることが可能となる。また、図12(b)に示すように、プレート部材80に、一部が曲線状に配置される複数の取付孔81からなる取付孔群(取付部)82を形成し、それぞれの取付孔81に対して凸部28,38を挿入しても良い。このように、プレート部材80に取付孔群82を形成した場合には、図11(b)に示すように、エッジEを部分的に湾曲させながら板材Wの縁部を折り曲げることが可能となる。
続いて、図13(a)および(b)は他のダイ組立体90,95を示す斜視図である。なお、図13において、図6に示す部材と同様の部材については、同一の符号を付してその説明を省略する。図13(a)に示すように、ダイ組立体90を構成するダイ部材50の上端にアダプタ91を装着しても良い。アダプタ91には円弧状に加工された角部92が設けられており、このダイ組立体90を用いることで板材Wを折り曲げる際の曲率を調整することが可能となる。また、図13(b)に示すように、ダイ組立体95を構成する一部のダイ部材50の上端にアダプタ96を装着しても良い。このように、アダプタ96を用いてダイ組立体95を部分的に嵩上げすることにより、板材WのエッジEを上下方向に曲げながら板材Wの縁部を折り曲げることが可能となる。なお、前述の説明では、ダイ部材50に対して別部材のアダプタ91,96を装着しているが、これに限られることはなく、ダイ部材50とアダプタ91,96とを一体に加工しても良い。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。前述の説明では、プレート部材25,35,60,70,80の長孔27,37,61や取付孔71,81に対してパンチ部材40やダイ部材50の凸部28,38を挿入しているが、この取付構造に限られることはない。例えば、プレート部材25,35に取付部としての凸部を形成するとともにパンチ部材40やダイ部材50に凹部を形成し、凸部と凹部とを嵌合させることでプレート部材25,35にパンチ部材40やダイ部材50を取り付けても良い。また、ボルト部材等の締結部材を用いることにより、プレート部材25,35にパンチ部材40やダイ部材50を取り付けても良い。また、プレート部材25,35,60,70,80に対し、取付部として形成される長孔27,37,61や取付孔群72,82については、図示する形状に限れることはなく、少なくとも一部が曲線状に曲がる形状であれば、如何なる形状であっても良い。
前述の説明では、製造コストを抑制する観点から、レーザー加工機等を用いてプレート部材25,35,60,70,80に長孔27,37,61や取付孔71,81を形成し、プレート部材25,35,60,70,80をパンチホルダ21やダイホルダ31に組み込んでいるが、これに限られることはない。例えば、パンチホルダ21やダイホルダ31に対して取付部として機能する溝部を加工しても良い。また、前述の説明では、連結プレート42を介して複数のパンチ部材40を連結するとともに、連結プレート52を介して複数のダイ部材50を連結しているが、これに限られることはない。例えば、パンチホルダ21に対して複数のパンチ部材40を個々に取り付けても良く、ダイホルダ31に対して複数のダイ部材50を個々に取り付けても良い。
また、前述の説明では、パンチ部材40を第1駒部材45と第2駒部材46とによって構成しているが、これに限られることはなく、パンチ部材40を第1駒部材45だけを用いて構成しても良い。なお、図示する場合には、パンチ組立体22を上型20に取り付け、ダイ組立体32を下型30に取り付けているが、これに限られることはなく、パンチ組立体22を下型30に取り付け、ダイ組立体32を上型20に取り付けても良い。
10 折り曲げ金型
11 折り曲げ加工機
20 上型(第1金型)
21 パンチホルダ
25 プレート部材
27 長孔(取付部)
30 下型(第2金型)
31 ダイホルダ
35 プレート部材
37 長孔(取付部)
40 パンチ部材
42 連結プレート(弾性板)
45 第1駒部材
46 第2駒部材
47 スプリング(弾性部材)
50 ダイ部材
52 連結プレート(弾性板)
60 プレート部材
61 長孔(取付部)
70 プレート部材
72 取付孔群(取付部)
80 プレート部材
82 取付孔群(取付部)
W 板材

Claims (5)

  1. 折り曲げ加工機に装着される折り曲げ金型であって、
    曲線状に形成される取付部を備えるパンチホルダと、前記パンチホルダの取付部に並べて装着される複数のパンチ部材と、を備える第1金型と、
    曲線状に形成される取付部を備えるダイホルダと、前記ダイホルダの取付部に並べて装着される複数のダイ部材と、を備える第2金型と、
    を有する、折り曲げ金型。
  2. 請求項1記載の折り曲げ金型であって、
    複数の前記パンチ部材は前記パンチホルダに着脱自在に装着され、複数の前記ダイ部材は前記ダイホルダに着脱自在に装着される、折り曲げ金型。
  3. 請求項1または2記載の折り曲げ金型であって、
    前記パンチ部材は、前記パンチホルダの取付部に設けられる第1駒部材と、前記第1駒部材に往復動自在に設けられる第2駒部材と、前記第1駒部材と前記第2駒部材との間に設けられる弾性部材と、を備える、折り曲げ金型。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の折り曲げ金型であって、
    複数の前記パンチ部材は弾性板を介して互いに連結され、複数の前記ダイ部材は弾性板を介して互いに連結される、折り曲げ金型。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の折り曲げ金型であって、
    前記パンチホルダおよび前記ダイホルダは、前記取付部としての長孔が形成されるプレート部材を備える、折り曲げ金型。
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