JP2014180420A - 竿ピンチ - Google Patents

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Abstract

【課題】高所であっても取り付け及び取り外しがし易い竿ピンチを提供する。
【解決手段】物干竿Sに取り付けて使用される竿ピンチ1は、連結部4によって開閉自在に連結される一対の挟持片21,31と、前記挟持片21,31が閉じる方向へ付勢するバネ部材5と、前記挟持片21,31と一体成形され、前記一対の挟持片21,31を開閉させるための操作部となる一対の把持部22,32と、を備え、前記一対の挟持片21,31間を二分する中間軸Xと、前記一対の把持部22,32間を二分する中間軸Iとのなす角度が、平角より小さい角度となるように設けられ、且つ前記一対の挟持片21,31間を二分する中間軸Xと前記一対の把持部22,32のうち一方の把持部22とのなす角度αが、鋭角となるように設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、物干竿に取り付けて使用される竿ピンチに関する。
従来、物干竿に取り付けられ、洗濯物などを固定するために使用される竿ピンチが知られている。
特許文献1に記載の竿ピンチは、一体成形された挟持片及び把持部並びにばねを備え、一対の挟持片及び把持部が、開閉軸によって左右対称且つ開閉自在に連結され、ばねの付勢力によって対面する挟持片が閉じ合うように構成されている。
一般的に、このような竿ピンチは、両把持部が近接する方向に操作されることによって挟持片の開操作が行われ、洗濯物などの掛けられた物干竿を挟持する場合には、開いた挟持片で物干竿を挟み込むようにした状態で、両把持部が離間する方向に操作されることによって挟持片の閉操作が行われる。
特開2005−103143号
しかしながら、上述したような竿ピンチは、物干竿や洗濯物などを両挟持片でバランスよくしっかり挟持するために、把持部を物干竿の上方に位置させた状態で挟持片の閉操作がなされるのが一般的な使用方法であり、高所に設けられた物干竿Sなどに対して竿ピンチ100の取り付け、取外しをする場合には、把持部を物干竿Sの上方に位置させて操作するため、取り付け及び取外しがし難いという問題があった(特に、図6(a)参照)。
本発明は、上述した技術背景に鑑み、高所であっても取り付け及び取り外しがし易い竿ピンチの提供を目的とする。
即ち、本発明は下記[1]〜[4]に記載の構成を有する。
[1] 物干竿に取り付けて使用される竿ピンチであって、
連結部によって開閉自在に連結される一対の挟持片と、
前記挟持片が閉じる方向へ付勢するバネ部材と、
前記挟持片と一体成形され、前記一対の挟持片を開閉させるための操作部となる一対の把持部と、を備え、
前記一対の挟持片間を二分する中間軸と、前記一対の把持部間を二分する中間軸とのなす角度が、平角より小さい角度となるように設けられ、且つ前記一対の挟持片間を二分する中間軸と前記一対の把持部のうち一方の把持部とのなす角度が、鋭角となるように設けられることを特徴とする竿ピンチ。
[2] 前記一対の把持部のうち他方の把持部は、前記一対の挟持片間を二分する中間軸に対して前記一方の把持部と同じ側に設けられることを特徴とする前項1に記載の竿ピンチ。
[3] 前記一対の把持部のなす角度が、鋭角に設定されることを特徴とする前項1または2に記載の竿ピンチ。
[4] 前記他方の把持部には、滑り止め部が設けられることを特徴とする前項1〜3のいずれかに記載の竿ピンチ。
上記[1]に記載の発明によれば、連結部によって開閉自在に連結される一対の挟持片と、挟持片が閉じる方向へ付勢するバネ部材と、挟持片と一体成形され、一対の挟持片を開閉させるための操作部となる一対の把持部と、を備え、一対の挟持片間を二分する中間軸と、一対の把持部間を二分する中間軸とのなす角度が、平角より小さい角度となるように設けられ、且つ一対の挟持片間を二分する中間軸と一対の把持部のうち一方の把持部とのなす角度が、鋭角となるように設けられるので、挟持片が下向きとなる姿勢において、一対の挟持片の中間軸と一対の把持部の中間軸とのなす角度が、平角より小さい角度となるように設けられ、且つ一対の挟持片の中間軸と一方の把持部とのなす角度が、鋭角となるように設けられる構成によって、側方から把持部を鉛直方向に操作でき、それも一方の把持部が略水平位置或いは水平位置よりも下方位置の間に位置するため、開閉操作が容易になり、物干竿への取り付け及び取り外しがし易い。
上記[2]に記載の発明によれば、一対の把持部のうち他方の把持部が、一対の挟持片間を二分する中間軸に対して一方の把持部と同じ側に設けられるので、一対の把持部が指で摘まみ易い範囲に設けられるようになり、指による把持部の開閉操作がし易い。
上記[3]に記載の発明によれば、一対の把持部のなす角度が、鋭角に設定されるので、指を使って把持部の開閉操作をする場合の操作範囲が狭くなるため、より摘まみ易く、より開閉操作し易い。
上記[4]に記載の発明によれば、他方の把持部に滑り止め部が設けられるので、把持部の開閉操作時に指が滑るなどする虞がなくなる。
本発明に係る竿ピンチの斜視図である。 図1に係る竿ピンチの(a)正面図(b)左側面図(c)右側面図(d)平面図である。 図1に係る竿ピンチのA−Aにおける断面図である。 図1に係る竿ピンチの(a)B−Bにおける断面図、(b)C−Cにおける断面図である。 図1に係る竿ピンチの使用状態を説明するための説明図である。 (a)従来の竿ピンチの使用状態を説明するための説明図、(b)図1に係る竿ピンチの使用状態を説明するための説明図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、竿ピンチ1の斜視図、図2は、竿ピンチ1の正面図、側面図及び平面図、図3は、竿ピンチ1のA−Aにおける断面図、図4(a)は、図1に係る竿ピンチ1のB−Bにおける断面図、図4(b)は、図1に係る竿ピンチ1のC−Cにおける断面図、図5,6は、竿ピンチ1の使用状態を説明するための説明図である。
本発明の竿ピンチ1は、物干竿Sに取り付けられて、洗濯物などを固定するために使用されるものであり、一対の挟持部材2,3及び一つのバネ部材5からなる。
一対の挟持部材2,3は、連結部4によって開閉自在に連結されるようになっており、対になる挟持部材2,3同士が閉じられた状態で当接している面に平行且つ連結部4の中心を通る軸Xに対して、左右非対称に形成されている。
連結部4は、例えば、一方の挟持部材2から突出して設けられた略円形状の平行する2枚の板状体と、他方の挟持部材3から突出して設けられた略円形状の1枚の板状体とが噛み合わされてなる。
連結部4は、挟持部材2,3の長さ方向中間部付近であって、幅方向両端部にそれぞれ設けられている。
当該連結部4は、一対の挟持部材2,3を連結させるようになっていると同時に、一方の挟持部材2の2枚の板状体の間に他方の挟持部材3の1枚の板状体が差し込まれ、双方の略円形状の板状体が、対面する挟持部材2,3の円弧状に形成された壁に当接することで回動可能な構造となっているので、連結した挟持部材3を開閉自在に動作させるための支軸としての役割も果たしている。
尚、連結部4の構造は、上述した構造だけでなく、例えば、一方の挟持部材2に設けられた3枚の板状体の間に、他方の挟持部材3に設けられた2枚の板状体が差し込まれて連結されるものや、例えば、板状体以外のヒンジ部などによって連結されるものなど、少なくとも一対の挟持部材2,3を連結させ、開閉操作させることができれば特に限定されるものではない。
また、本実施形態のような板状体で形成された連結部4は、一つの挟持部材2,3の幅方向端部にそれぞれ1つずつ設けられると安定した回動操作を行うことができるため好ましいが、例えば、挟持部材2,3の幅方向中間部に1つの連結部のみが設けられるように構成されるのであってもよく、回動可能に構成されるのであれば特に限定されるものではない。
竿ピンチ1に設けられたバネ部材5は、ばね鋼材料などの金属線材からなり、リング状の一部を欠いた形状に形成される。
バネ部材5は、連結部4を中心にして挟持部材2,3に取り付けられることによって、挟持部材2,3を連結し、挟持部材2,3同士が離間することを防止する。
各挟持部材2,3には、その一端側に挟持片21,31が設けられ、他端側に把持部22,32が設けられている。
挟持片21,31は、物干竿Sを挟持するための部位であって、閉じ合わされた状態で、対になる挟持部材2,3同士が当接する面に平行且つ連結部4の中心を通る軸Xに対して左右対称に形成されている。
軸Xは、一対の挟持片21,31間を二分する中間軸Xであり、図示する竿ピンチ1においては、軸Xに対して挟持片21,3が左右対称となっているため対称軸Xにもなっている。
一対の挟持片21,31は、挟持部材2,3を連結する連結部4によって開閉自在に連結されるようになっており、バネ部材5によって挟持部材2,3が連結して取り付けられ、挟持片21,31が閉じる方向へ付勢されるように構成されている。
挟持片21.31は、物干竿Sに取り付けやすいように、左右の挟持片21,31で挟み込んだ際に物干竿Sの外形形状に沿うように、丸みを帯びた形状に形成されている。
挟持片21,31は、端部が略U字状に切り欠かれ、二股状に分かれて形成されており、竿ピンチ1が閉じ合わされた状態で、二股状の挟持片21aの端部と対になる他方の挟持片31aの端部、及び挟持片21bの端部と対になる他方の挟持片31bの端部がそれぞれ当接するように構成されている。
各挟持片21a,21b,31a,31bには、その端部の一部が突起した突起部212,312が設けられている。
突起部212,312には、対になる挟持片21,31同士が閉じ合わされた際に当接する当接面213,313が設けられている。
当接面213,313は、互いに当接した際に安定しやすいよう平面状に形成されている。
把持部22,32は、射出成形などによって挟持片21,31とそれぞれ一体成形され、一対の挟持片21.31を開閉させるための操作部となるものであって、一対の把持部22,32間を二分する中間軸Iに対して左右対称に形成されている。
各把持部22,32は、一対の挟持部材2,3が連結され且つ挟持片21,31が閉じられた状態で、少なくとも2本の指、例えば、第1指及び第2指で摘まんで操作することが可能な間隔となるように設けられている。
一対の把持部22,32は、連結部4の中心からの一方の把持部22の長さ及び他方の把持部32の長さが略等しくなるように形成されており、対向する面の裏面、即ち、各把持部22,32の外表面に指が掛けられて挟持片21,22の開閉操作がなされる。
尚、物干竿Sを挟むために必要は開き角度を得られるのであれば、連結部4の中心からの一方の把持部22の長さ及び他方の把持部32の長さが略等しくなるように形成されるのでなくてもよく、所望の開き角度に合わせて両把持部22,32の長さがそれぞれ設定されるとよい。
各把持部22,32の幅寸法は、2本の挟持片21a,21b(31a,31b)がなす幅寸法よりも小さい寸法になっており、各把持部22,32の外表面は、例えば、第1指及び第2指を使用して操作しやすいように平面状或いはやや曲面状に形成されている。
詳述すると、図4(a)B−Bにおける断面図で示すように、一方の把持部22の外表面は、断面視で平面状に形成され、図4(b)C−Cにおける断面図で示すように、他方の把持部32の外表面は、断面視でやや曲面状になるように形成されている。
挟持部22,32を摘まみ操作する際、主に挟持部32が動かされることになるが、他方の把持部32の外表面が、断面視でやや曲面状になるように形成されるように構成することにより、他方の把持部32の外表面が断面視で平面状に形成されている場合よりも滑り難く、操作し易い。
一対の把持部22,32のうち一方の把持部22は、図2(a)に示すように、他方の把持部32に対向する面が、一対の挟持片21,31間を二分する中間軸Xに対して鋭角α(例えば、70°)となるように設けられている。
例えば、一方の把持部22の他方の把持部32に対向する面が、一対の挟持片21,31間を二分する中間軸Xに対して70°より小さく設定されていれば、他方の把持部32に第1指を掛け、一方の把持部22に第2指で握るようにして両把持部22,32が操作される場合に、一方の把持部22の下方に第2指を入れ辛くなる。
また、一方の把持部22の他方の把持部32に対向する面が、一対の挟持片21,31間を二分する中間軸Xに対して70°より大きく設定されていれば、開き角度が狭くなり、開き角度を確保するために中間軸Xに対する他方の把持部32の角度を大きくすればよいが、そうすると側方から把持部22,32を操作出来ない構成となってしまうため、一対の把持部22,32のうち一方の把持部22は、他方の把持部32に対向する面が、一対の挟持片21,31間を二分する中間軸Xに対して鋭角70°となるように設けられることが好適である。
加えて、他方の把持部32は、一対の挟持片21,31間を二分する中間軸Xに対して一方の把持部22と同じ側に位置するように設けられる。
当然ながら、一対の挟持片21,31間を二分する中間軸Xと、一対の把持部22,32間を二分する中間軸Iとのなす角度は、平角より小さい角度となるように設けられている。
また、一対の把持部22,32のなす角度は、鋭角となるよう設定されている。
上述したように、他方の把持部32が、挟持片21,31間を二分する中間軸Xに対して一方の把持部22と同じ側に設けられるので、一対の把持部22,32が指で摘まみ易い範囲に設けられるようになり、指による把持部22,32の開閉操作がし易い。
その上、一対の把持部22,32のなす角度が鋭角に設定されると、複数の指を使って把持部22,32の開閉操作をする場合の操作範囲が狭くなるため、より摘まみ易く、より開閉操作がし易い。
挟持部材2,3には、連結部4の近傍に溝部23,33が形成されている。
溝部23,33は、入口が略楕円形状に形成され、バネ部材5の両端部が当該溝部23,33に挿入され、掛止される。
例えば、図3に示すように、溝部23は、把持部22同士の対向する面の表面からその裏面側方向へ凹んだ形状に形成され、溝部33は、連結部4の位置よりも挟持片31側寄りの挟持部材3の外表面からその裏面側方向へ凹んだ形状に形成されている。
各溝部23,33は、溝部23,33の入口から深さ方向に向かう底壁まで徐々に先細りするように形成されており、バネ部材5が、溝部23,33内部の底壁や壁面などを含む内壁231,331に当接するなどして掛止される。
他方の挟持部材3には、溝部33が設けられた位置よりも把持部32側から滑り止め部35付近にかけて、略楕円状の溝孔34が挟持部材3の幅方向中間に直線状に形成されている。
上述のような挟持部材2,3の構成により、バネ部材5の一端が、一方の挟持部材2の溝部23に掛止された状態で、バネ部材5の他端が、他方の挟持部材3の溝孔34を経由して、溝孔34よりも挟持片31側に設けられた溝部33の内壁331に掛止される。
バネ部材5がこのようにして挟持部材2,3に設けられるので、挟持片21,31は常時閉じる方向へ付勢され、把持部22,32同士が接近する方向に操作されると、バネ部材5の付勢力に抗して、挟持片21,31がそれぞれ離間する方向に移動する。
把持部32には、開閉操作のために掛けられた指が当接する部位に滑り止め部35が設けられている。
図示するように、滑り止め部35は、他方の把持部32の外表面に設けられている。
滑り止め部35は、丸い形状に形成された小突起が、縦横に3列ずつ整列して構成されている。
尚、滑り止め部35は、他方の把持部32にのみ設けられるのではなく、両把持部22,32の外表面にそれぞれ設けられるとより滑り止め効果が高まるのでより好ましい。また、把持部22,32の開閉操作時に指が滑るなどする虞がなくなるので、把持部22,32の少なくとも一方に滑り止め部35が設けられた構成が好適ではあるが、勿論滑り止め部35を設けない構成であってもよい。
滑り止め部35は、丸状の小突起が複数整列してなるものだけでなく、例えば、線状の突起が複数整列してなるものなどであってもよく、開閉操作時に掛けられた指の滑り止め機能を有するものであればよい。
また、滑り止め部は、図示するような箇所のみでなく、例えば、把持部32の指が当接する縁部などに設けられるのであってもよい。
(使用方法)
上述した竿ピンチ1は、図5,6に示すように、対になる挟持部材2,3同士が当接する面に平行且つ連結部4の中心を通る軸Xが、鉛直方向に設定された状態で好適に使用されるものである。
把持部22,32を近接する方向に操作して、両挟持片21,31をバネ部材5の付勢力に抗して開放させ、開放状態の挟持片21,31の間に物干竿Sを位置させる。
竿ピンチ1は、挟持片21,31間を二分する中間軸が鉛直方向に位置する状態で、側方に位置する把持部22,32を鉛直方向に操作して、挟持片21,31を解放状態とする。
その後、把持部22,32が近接する方向に操作していた力を緩めると、バネ部材5の付勢力によって物干竿Sが両挟持片21,31で挟み込まれる。
このようにして物干竿Sに取り付けられた竿ピンチ1の各把持部22,32は、側方に位置するようになる。
物干竿Sから竿ピンチ1を取り外す際においても、把持部22,32が略水平方向に位置しているので、物干竿Sの上方から取り外す必要がなく、背伸びなどする必要なく容易に把持部22,32を操作して竿ピンチ1を取り外すことができる。
上述したように、本発明品の竿ピンチ1であれば、高所であっても取り付け及び取り外しがし易い。
上述した挟持片21,31及び把持部22,32は、例えば、ポリプロピレン、ポリカーボネート或いはABS樹脂などの合成樹脂材料からなり、射出成形などによって左右で一対となる挟持片21,31及び把持部22,32を備える挟持部材2,3として一体成形される。
上述した挟持片21,31は、対になる挟持部材2,3同士が当接する面に平行且つ連結部4の中心を通る軸Xに対して左右対称に形成されていると説明したが、これに限定されるものでなく、本発明の構成要件を満たすものであれば、一対の挟持片21,31が左右非対称な形状であってもよい。
また、竿ピンチ1は、一枚のシート状の部材を折り曲げて挟持部材2,3を構成したような、内側が刳り貫かれた形状のものを図示しているが、本発明の構成要件を満たすものであれば、この形状に限定されるものではない。
以上説明したように、連結部4によって開閉自在に連結される一対の挟持片21,31と、前記挟持片21,31が閉じる方向へ付勢するバネ部材5と、前記挟持片21,31と一体成形され、前記一対の挟持片21,31を開閉させるための操作部となる一対の把持部22,32と、を備え、前記一対の挟持片21,31間を二分する中間軸Xと、前記一対の把持部22,32間を二分する中間軸Iとのなす角度が、平角よりも小さい角度となるように設けられ、且つ前記一対の挟持片21,31間の中間軸Xと前記一対の把持部22,32のうち一方の把持部22とのなす角度αが鋭角となるように設けられるので、挟持片21,31が下向きとなる姿勢において、一対の挟持片21,31の中間軸Xと一対の把持部22,32の中間軸Iとのなす角度が、平角より小さい角度となるように設けられ、且つ一対の挟持片21,31の中間軸Xと一方の把持部22とのなす角度αが、鋭角となるように設けられる構成によって、側方から把持部22,32を鉛直方向に操作でき、それも一方の把持部22が略水平位置或いは水平位置よりも下方位置の間に位置するため、開閉操作が容易になり、物干竿Sへの取り付け及び取り外しがし易い。
以上説明した実施形態は、本発明の一例に過ぎず、本発明の作用効果を奏する範囲において具体的構成などを適宜変更設計できることは言うまでもない。
1…竿ピンチ
2,3…挟持部材
21,31…挟持片
22,32…把持部
35…滑り止め部
4…連結部
5…バネ部材
100…従来の竿ピンチ
X…中間軸
I…中間軸
S…物干竿

Claims (4)

  1. 物干竿に取り付けて使用される竿ピンチであって、
    連結部によって開閉自在に連結される一対の挟持片と、
    前記挟持片が閉じる方向へ付勢するバネ部材と、
    前記挟持片と一体成形され、前記一対の挟持片を開閉させるための操作部となる一対の把持部と、を備え、
    前記一対の挟持片間を二分する中間軸と、前記一対の把持部間を二分する中間軸とのなす角度が、平角より小さい角度となるように設けられ、且つ前記一対の挟持片間を二分する中間軸と前記一対の把持部のうち一方の把持部とのなす角度が、鋭角となるように設けられることを特徴とする竿ピンチ。
  2. 前記一対の把持部のうち他方の把持部は、前記一対の挟持片間を二分する中間軸に対して前記一方の把持部と同じ側に設けられることを特徴とする請求項1に記載の竿ピンチ。
  3. 前記一対の把持部のなす角度が、鋭角に設定されることを特徴とする請求項1または2に記載の竿ピンチ。
  4. 前記他方の把持部には、滑り止め部が設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の竿ピンチ。
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