JP2014180138A - 回転電機の組立機、および回転電機の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】生産効率の向上を図ることができる回転電機の組立機、および回転電機の製造方法を提供することである。
【解決手段】実施形態に係る回転電機の組立機は、複数のコイルを環状に整列させる際に、前記コイルの環状の整列における周方向の一方の側が隣接するコイルの上面側に重なり、前記コイルの前記周方向の他方の側が隣接するコイルの下面側に重なるようにして、隣接するコイルとの間で厚み方向に重なり合う領域が形成されるように、前記複数のコイルを整列させるコイル整列部と、前記重なり合う領域の内部に挿入される柱状部を複数有した挿入部と、前記挿入部を軸方向に挿通し、前記挿入部から回転電機のコアのスロットの内部に、前記隣接するコイルとの間で厚み方向に重なり合った前記複数のコイルを押し入れる押圧部と、を備えている。
【選択図】図5
【解決手段】実施形態に係る回転電機の組立機は、複数のコイルを環状に整列させる際に、前記コイルの環状の整列における周方向の一方の側が隣接するコイルの上面側に重なり、前記コイルの前記周方向の他方の側が隣接するコイルの下面側に重なるようにして、隣接するコイルとの間で厚み方向に重なり合う領域が形成されるように、前記複数のコイルを整列させるコイル整列部と、前記重なり合う領域の内部に挿入される柱状部を複数有した挿入部と、前記挿入部を軸方向に挿通し、前記挿入部から回転電機のコアのスロットの内部に、前記隣接するコイルとの間で厚み方向に重なり合った前記複数のコイルを押し入れる押圧部と、を備えている。
【選択図】図5
Description
後述する実施形態は、概ね、回転電機の組立機、および回転電機の製造方法に関する。
電動機や発電機などの回転電機のステータ巻線は、予めループ状に形成されたコイルをステータコアの複数のティースに跨って挿入する分布巻きにより形成される。
また、分布巻きには、同心巻きと重ね巻きがある。
同心巻きは、各相のコイルがステータの外径側から順に同心状に配列されている。そのため、各相のコイルを外径側から順番にティースに跨って挿入すればよいので、ステータコアへのコイルの組み付けが容易である。
ここで、各コイルの巻線の長さを同じにしないと各相毎のバランスが悪くなり振動や騒音の要因となる。そのため、一般的には、各コイルの巻線の長さを揃えるようにしている。 ところが、同心巻きにおいて、各コイルの巻線の長さを揃えるようにすると、ステータコアの内側に位置するコイルにおいて、ステータコアの軸方向外側に出るコイルの余分な部分が多くなる。そのため、回転電機の効率の悪化や大型化を招くおそれがある。
これに対して、重ね巻きは、各相のコイルが螺旋状に配置されている。そのため、各相のコイルの巻線の長さを揃えても、ステータコアの軸方向外側に出るコイルの余分な部分を少なくすることができる。そのため、回転電機の効率を向上させることができる。
しかしながら、各相のコイルが螺旋状に配置されている重ね巻きは、機械によるステータコアへのコイルの組み付けが難しいという問題がある。
ここで、重ね巻きとなるようにコイルの組み付けを行う組立機が提案されているが、生産効率のさらなる向上が求められている。
また、分布巻きには、同心巻きと重ね巻きがある。
同心巻きは、各相のコイルがステータの外径側から順に同心状に配列されている。そのため、各相のコイルを外径側から順番にティースに跨って挿入すればよいので、ステータコアへのコイルの組み付けが容易である。
ここで、各コイルの巻線の長さを同じにしないと各相毎のバランスが悪くなり振動や騒音の要因となる。そのため、一般的には、各コイルの巻線の長さを揃えるようにしている。 ところが、同心巻きにおいて、各コイルの巻線の長さを揃えるようにすると、ステータコアの内側に位置するコイルにおいて、ステータコアの軸方向外側に出るコイルの余分な部分が多くなる。そのため、回転電機の効率の悪化や大型化を招くおそれがある。
これに対して、重ね巻きは、各相のコイルが螺旋状に配置されている。そのため、各相のコイルの巻線の長さを揃えても、ステータコアの軸方向外側に出るコイルの余分な部分を少なくすることができる。そのため、回転電機の効率を向上させることができる。
しかしながら、各相のコイルが螺旋状に配置されている重ね巻きは、機械によるステータコアへのコイルの組み付けが難しいという問題がある。
ここで、重ね巻きとなるようにコイルの組み付けを行う組立機が提案されているが、生産効率のさらなる向上が求められている。
本発明が解決しようとする課題は、生産効率の向上を図ることができる回転電機の組立機、および回転電機の製造方法を提供することである。
実施形態に係る回転電機の組立機は、複数のコイルを環状に整列させる際に、前記コイルの環状の整列における周方向の一方の側が隣接するコイルの上面側に重なり、前記コイルの前記周方向の他方の側が隣接するコイルの下面側に重なるようにして、隣接するコイルとの間で厚み方向に重なり合う領域が形成されるように、前記複数のコイルを整列させるコイル整列部と、前記重なり合う領域の内部に挿入される柱状部を複数有した挿入部と、前記挿入部を軸方向に挿通し、前記挿入部から回転電機のコアのスロットの内部に、前記隣接するコイルとの間で厚み方向に重なり合った前記複数のコイルを押し入れる押圧部と、を備えている。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
また、以下の図においては、図を見やすくするために、コイル101を円環状に描いている。コイル101は、例えば、巻線を巻き回して形成されたループ部から巻線の両端部が突出しているものとすることができる。
また、以下の図においては、図を見やすくするために、コイル101を円環状に描いている。コイル101は、例えば、巻線を巻き回して形成されたループ部から巻線の両端部が突出しているものとすることができる。
なお、以下においては、一例として、電動機のステータコアに重ね巻きとなるようにコイルの組み付けを行う場合を例示するが、これに限定されるわけではない。
例えば、電動機のロータコアに重ね巻きとなるようにコイルの組み付けを行う場合や、発電機のステータコアに重ね巻きとなるようにコイルの組み付けを行う場合などにも適用することができる。すなわち、回転電機において、重ね巻きとなるようにコイルの組み付けを行う場合に広く適用することができる。
例えば、電動機のロータコアに重ね巻きとなるようにコイルの組み付けを行う場合や、発電機のステータコアに重ね巻きとなるようにコイルの組み付けを行う場合などにも適用することができる。すなわち、回転電機において、重ね巻きとなるようにコイルの組み付けを行う場合に広く適用することができる。
図1は、本実施の形態に係る回転電機の組立機1を例示するための模式平面図である。 図2は、コイル整列部20を例示するための模式斜視図である。
図3は、コイルガイド部25(第1のコイルガイド部の一例に相当する)を例示するための模式斜視図である。
なお、図3においては、ガイド部25bを見やすくするために、コイルガイド部25の外周端近傍の平坦面を含む部分を省略して描いている。
図4は、コイル組み付け部30を例示するための模式斜視図である。
図1に示すように、回転電機の組立機1には、搬送部10、コイル整列部20、およびコイル組み付け部30が設けられている。
図3は、コイルガイド部25(第1のコイルガイド部の一例に相当する)を例示するための模式斜視図である。
なお、図3においては、ガイド部25bを見やすくするために、コイルガイド部25の外周端近傍の平坦面を含む部分を省略して描いている。
図4は、コイル組み付け部30を例示するための模式斜視図である。
図1に示すように、回転電機の組立機1には、搬送部10、コイル整列部20、およびコイル組み付け部30が設けられている。
搬送部10は、整列された一組のコイル101が載置されたコイルガイド部25をコイル整列部20からコイル組み付け部30に搬送する。また、搬送部10は、一組のコイル101をコイル組み付け部30の挿入部34aに受け渡たし、コイル101をステータコア102に組み付けた後のコイルガイド部25を、コイル組み付け部30からコイル整列部20に搬送する。
搬送部10には、駆動部11とアーム部12が設けられている。
駆動部11は、アーム部12を介して、コイルガイド部25をコイル整列部20とコイル組み付け部30との間で行き来させる。
駆動部11は、例えば、カムを用いたインデックスユニット(間欠割出装置)や、サーボモータなどの制御モータを備えたものなどとすることができる。
駆動部11は、アーム部12を介して、コイルガイド部25をコイル整列部20とコイル組み付け部30との間で行き来させる。
駆動部11は、例えば、カムを用いたインデックスユニット(間欠割出装置)や、サーボモータなどの制御モータを備えたものなどとすることができる。
アーム部12の中央部には、駆動部11の出力軸11aが取付けられている。アーム部12の両端部には、コイルガイド部25がそれぞれ設けられている。コイルガイド部25は、図示しない軸受けを介して設けられ、コイルガイド部25がコイルガイド部25の中心軸回りに回転することができるようになっている。また、図示しない制動装置によりコイルガイド部25の回転方向の位置が保持できるようになっている。
コイル整列部20は、コイルガイド部25の傾斜面25b1にコイル101を載置し、載置された複数のコイル101を所定の形態に整列させる。
コイル整列部20は、複数のコイル101を環状に整列させる。この際、コイル101の環状の整列における周方向の一方の側が、隣接するコイルの上面側に重なるようにする。また、コイル101の環状の整列における周方向の他方の側が、隣接するコイルの下面側に重なるようにする。(図6を参照)
図2に示すように、コイル整列部20には、コイルガイド部25、コイル収納部21、移載部22、押し込み部23、および駆動部24が設けられている。
コイル整列部20は、複数のコイル101を環状に整列させる。この際、コイル101の環状の整列における周方向の一方の側が、隣接するコイルの上面側に重なるようにする。また、コイル101の環状の整列における周方向の他方の側が、隣接するコイルの下面側に重なるようにする。(図6を参照)
図2に示すように、コイル整列部20には、コイルガイド部25、コイル収納部21、移載部22、押し込み部23、および駆動部24が設けられている。
図3に示すように、コイルガイド部25は、円板状を呈している。コイルガイド部25の中央部には、コイル組み付け部30の挿入部34aが挿通する孔25aが設けられている。コイルガイド部25の一方の面には複数のガイド部25bが設けられている。ガイド部25bは、コイル101を傾斜させて載置する傾斜面25b1と、傾斜して載置されたコイル101を案内する案内面25b2を有する。
傾斜面25b1は、コイルガイド部25の周方向に対して同じ方向に傾斜している。また、案内面25b2は、傾斜面25b1の下端に設けられている。そのため、図3に示すように、傾斜面25b1に載置され、案内面25b2に支持されたコイル101の傾斜面25b1の下端側の高さ方向の位置は、隣接するコイル101の傾斜面25b1の上端側の高さ方向の位置よりも低くなる。
この様な位置関係にある複数のコイル101を案内面25b2に沿ってコイルガイド部25の中心側に移動させると、隣接するコイル101との間で厚み方向に重なり合う領域101a(図6を参照)を形成することができる。
なお、傾斜面25b1の数や配設形態は例示をしたものに限定されるわけではなく、コイル101が跨ぐステータコア102のティース102bの数などに応じて適宜変更することができる。
コイル収納部21は、複数のコイル101を積層して収納する。また、積層して収納された最上端のコイル101の高さ方向の位置を一定にするための図示しない昇降部が設けられている。そのため、移載部22により最上端のコイル101が取り出された際には、積層して収納された複数のコイル101が図示しない昇降部により所定の高さ方向の位置まで押し上げられ、最上端のコイル101が移載部22により取り出せるようになる。
移載部22は、コイル収納部21に収納されている最上端のコイル101を取り出し、取り出したコイル101をコイルガイド部25の傾斜面25b1上に載置する。
なお、コイル101は必ずしも傾斜面25b1上に載置する必要はない。例えば、コイル101は、コイルガイド部25の外周端近傍の平坦面に載置してもよい。
移載部22は、例えば、ピックアンドプレースユニットとすることができる。
なお、コイル101は必ずしも傾斜面25b1上に載置する必要はない。例えば、コイル101は、コイルガイド部25の外周端近傍の平坦面に載置してもよい。
移載部22は、例えば、ピックアンドプレースユニットとすることができる。
移載部22には、チャック部22a、昇降部22b、および移動部22cが設けられている。
チャック部22aは、昇降部22bに設けられている。チャック部22aは、コイル101を掴む。チャック部22aは、例えば、エアシリンダにより駆動される爪を有したものとすることができる。
チャック部22aは、昇降部22bに設けられている。チャック部22aは、コイル101を掴む。チャック部22aは、例えば、エアシリンダにより駆動される爪を有したものとすることができる。
昇降部22bは、移動部22cに設けられている。昇降部22bは、チャック部22aを昇降方向(上下方向)に移動させる。
移動部22cは、昇降部22bを介してチャック部22aを水平方向に移動させる。
昇降部22bおよび移動部22cは、例えば、2軸制御のロボットとすることができる。
移動部22cは、昇降部22bを介してチャック部22aを水平方向に移動させる。
昇降部22bおよび移動部22cは、例えば、2軸制御のロボットとすることができる。
押し込み部23は、コイルガイド部25の傾斜面25b1に載置されたコイル101を案内面25b2に沿ってコイルガイド部25の中心側に移動させる。押し込み部23は、例えば、エアシリンダと、エアシリンダの先端に設けられた爪を有したものとすることができる。
駆動部24は、コイルガイド部25の下方に設けられている。駆動部24は、上方にあるコイルガイド部25に動力を伝達し、コイルガイド部25をコイルガイド部25の中心軸回りに所定の角度回転させる。すなわち、駆動部24は、隣接する傾斜面25b1が、移載部22によりコイル101の載置を行う位置にくるように、コイルガイド部25をコイルガイド部25の中心軸回りに間欠的に回転させる。
例えば、コイルガイド部25に図示しないラチェット機構を設け、ラチェット機構の爪が取り付けられた図示しないレバーを駆動部24により往復動作させるようなものを例示することができる。
駆動部24は、例えば、エアシリンダなどを備えたものとすることができる。
例えば、コイルガイド部25に図示しないラチェット機構を設け、ラチェット機構の爪が取り付けられた図示しないレバーを駆動部24により往復動作させるようなものを例示することができる。
駆動部24は、例えば、エアシリンダなどを備えたものとすることができる。
コイル組み付け部30は、ステータコア102に重ね巻きとなるようにコイル101を組み付ける。
コイル組み付け部30には、ステータコア収納部31、ステータ収納部32、搬送部33、および組み付け部34が設けられている。
コイル組み付け部30には、ステータコア収納部31、ステータ収納部32、搬送部33、および組み付け部34が設けられている。
ステータコア収納部31は、コイル101が組み付けられる前のステータコア102を複数積層して収納する。また、積層して収納された最上端のステータコア102の高さ方向の位置を一定にするための図示しない昇降部が設けられている。そのため、搬送部33により最上端のステータコア102が取り出された際には、積層して収納された複数のステータコア102が図示しない昇降部により押し上げられ、最上端のステータコア102が所定の高さ方向の位置まで移動する。
ステータ収納部32は、コイル101が組み付けられたステータコア102、すなわち、ステータ100を収納する。ステータ収納部32は、ステータ100を複数積層して収納することができる。また、積層して収納された最上端のステータ100の高さ方向の位置を一定にするための図示しない昇降部が設けられている。そのため、搬送部33からステータ収納部32の内部にステータ100が受け渡された際には、積層して収納された複数のステータ100が図示しない昇降部により所定の高さ方向の位置まで下げられ、最上端に次のステータ100が載置できるようになる。
搬送部33は、ステータコア収納部31からステータコア102を取り出し、組み付け部34の上方まで搬送する。搬送部33は、組み付け部34によりコイル101が組み付けられる際に、ステータコア102を保持する。搬送部33は、ステータ100(コイル101が組み付けられたステータコア102)を組み付け部34の上方からステータ収納部32まで搬送し、ステータ100をステータ収納部32に受け渡す。
搬送部33には、チャック部33a、昇降部33b、および移動部33cが設けられている。
チャック部33aは、昇降部33bに設けられている。チャック部33aは、ステータコア102を掴む。チャック部33aは、例えば、油圧シリンダにより駆動される爪を有したものとすることができる。
昇降部33bは、移動部33cに設けられている。昇降部33bは、チャック部33aを昇降方向に移動させる。
移動部33cは、昇降部33bを介してチャック部33aを水平方向に移動させる。
昇降部33bおよび移動部33cは、例えば、2軸制御のロボットとすることができる。
チャック部33aは、昇降部33bに設けられている。チャック部33aは、ステータコア102を掴む。チャック部33aは、例えば、油圧シリンダにより駆動される爪を有したものとすることができる。
昇降部33bは、移動部33cに設けられている。昇降部33bは、チャック部33aを昇降方向に移動させる。
移動部33cは、昇降部33bを介してチャック部33aを水平方向に移動させる。
昇降部33bおよび移動部33cは、例えば、2軸制御のロボットとすることができる。
組み付け部34は、整列された一組のコイル101をコイルガイド部25から受け取り、整列された一組のコイル101をステータコア102に組み付ける。
組み付け部34は、コイルガイド部25の下方に設けられている。
図4に示すように、組み付け部34には、挿入部34a、押圧部34b、および駆動部34cが設けられている。
組み付け部34は、コイルガイド部25の下方に設けられている。
図4に示すように、組み付け部34には、挿入部34a、押圧部34b、および駆動部34cが設けられている。
挿入部34aは、基部34a1と複数の柱状部34a2を有する。
基部34a1は、円筒状を呈している。基部34a1の中央を軸方向に貫通する孔は、押圧部34bの軸部34b2が挿通できるようになっている。
複数の柱状部34a2は、基部34a1の上端面から突出して設けられている。柱状部34a2は、円柱状を呈し、先端側に合わせ面34a3を有している。複数の柱状部34a2は、重なり合う領域101aの内部にそれぞれ挿入される。
柱状部34a2の数は、ステータコア102のティース102bの数と同じとなっている。また、柱状部34a2の配設位置は、ステータコア102のティース102bの先端部に対峙する位置となっており、コイル101をステータコア102に組み付ける際には、合わせ面34a3とティース102bの先端部とが対峙するようになっている(図7を参照)。
基部34a1は、円筒状を呈している。基部34a1の中央を軸方向に貫通する孔は、押圧部34bの軸部34b2が挿通できるようになっている。
複数の柱状部34a2は、基部34a1の上端面から突出して設けられている。柱状部34a2は、円柱状を呈し、先端側に合わせ面34a3を有している。複数の柱状部34a2は、重なり合う領域101aの内部にそれぞれ挿入される。
柱状部34a2の数は、ステータコア102のティース102bの数と同じとなっている。また、柱状部34a2の配設位置は、ステータコア102のティース102bの先端部に対峙する位置となっており、コイル101をステータコア102に組み付ける際には、合わせ面34a3とティース102bの先端部とが対峙するようになっている(図7を参照)。
押圧部34bは、挿入部34aからステータコア102のスロット102aの内部に、隣接するコイル101との間で厚み方向に重なり合った複数のコイル101を押し入れる。 押圧部34bは、端部34b1と軸部34b2を有する。
端部34b1は、円柱状を呈している。
端部34b1の上端面34b3は、凸状の曲面となっている。
端部34b1の側面には、柱状部34a2同士の間に突出する凸部34b4が設けられている。凸部34b4は、整列された一組のコイル101をステータコア102に組み付ける際に、スロット102aの内部に入り込むようになっている。凸部34b4の上端には、コイル101をスロット102aの内部に押し込む際に抵抗を軽減できるように傾斜面34b5が設けられている。
端部34b1は、円柱状を呈している。
端部34b1の上端面34b3は、凸状の曲面となっている。
端部34b1の側面には、柱状部34a2同士の間に突出する凸部34b4が設けられている。凸部34b4は、整列された一組のコイル101をステータコア102に組み付ける際に、スロット102aの内部に入り込むようになっている。凸部34b4の上端には、コイル101をスロット102aの内部に押し込む際に抵抗を軽減できるように傾斜面34b5が設けられている。
駆動部34cは、挿入部34aと、押圧部34bを別々に昇降させることができるようになっている。例えば、駆動部34cは、挿入部34aを昇降させる図示しない昇降装置と、押圧部34bを昇降させる図示しない昇降装置を備えたものとすることができる。
そのため、駆動部34cにより、挿入部34aと押圧部34bを同時に所定の位置まで上昇させ、その後、押圧部34bのみをさらに所定の位置まで上昇させることができる。そして、押圧部34bのみを所定の位置まで下降させ、その後、挿入部34aと押圧部34bを同時に所定の位置まで下降させることができる。
そのため、駆動部34cにより、挿入部34aと押圧部34bを同時に所定の位置まで上昇させ、その後、押圧部34bのみをさらに所定の位置まで上昇させることができる。そして、押圧部34bのみを所定の位置まで下降させ、その後、挿入部34aと押圧部34bを同時に所定の位置まで下降させることができる。
次に、本実施の形態に係る回転電機の組立機1の作用とともに、本実施の形態に係る回転電機の製造方法を例示する。
まず、複数のコイル101を所定の形態に整列させる。
図2に示すように、移載部22により、コイル収納部21に収納されている最上端のコイル101を取り出し、取り出したコイル101をコイルガイド部25の傾斜面25b1上に載置する。
なお、コイル101は必ずしも傾斜面25b1上に載置する必要はない。例えば、コイル101は、コイルガイド部25の外周端近傍の平坦面に載置してもよい。
まず、複数のコイル101を所定の形態に整列させる。
図2に示すように、移載部22により、コイル収納部21に収納されている最上端のコイル101を取り出し、取り出したコイル101をコイルガイド部25の傾斜面25b1上に載置する。
なお、コイル101は必ずしも傾斜面25b1上に載置する必要はない。例えば、コイル101は、コイルガイド部25の外周端近傍の平坦面に載置してもよい。
次に、駆動部24により、隣接する傾斜面25b1が、移載部22によりコイル101の載置を行う位置にくるように、コイルガイド部25をコイルガイド部25の中心軸回りに間欠的に回転させる。
次に、押し込み部23により、コイルガイド部25の傾斜面25b1に載置されたコイル101を案内面25b2に沿ってコイルガイド部25の中心側に移動させる。
以後、前述した動作を繰り返すことで、隣接するコイル101との間で厚み方向に重なり合う領域101aが形成されるように複数のコイル101を整列させる。
なお、すべての傾斜面25b1にコイル101を載置し、その後、コイル101をコイルガイド部25の中心側に移動させるようにしてもよい。
以後、前述した動作を繰り返すことで、隣接するコイル101との間で厚み方向に重なり合う領域101aが形成されるように複数のコイル101を整列させる。
なお、すべての傾斜面25b1にコイル101を載置し、その後、コイル101をコイルガイド部25の中心側に移動させるようにしてもよい。
次に、搬送部10により、整列された一組のコイル101が載置されたコイルガイド部25を、コイル整列部20からコイル組み付け部30に搬送する。この際、一組のコイル101がコイル組み付け部30の挿入部34aに受け渡された後のコイルガイド部25が、コイル組み付け部30からコイル整列部20に搬送される。
すなわち、搬送部10により、整列された一組のコイル101が載置されたコイルガイド部25をコイル組み付け部30に供給し、これと同時に、一組のコイル101をコイル組み付け部30の挿入部34aに受け渡たし、コイル101をステータコア102に組み付けた後のコイルガイド部25をコイル整列部20に供給する。
すなわち、搬送部10により、整列された一組のコイル101が載置されたコイルガイド部25をコイル組み付け部30に供給し、これと同時に、一組のコイル101をコイル組み付け部30の挿入部34aに受け渡たし、コイル101をステータコア102に組み付けた後のコイルガイド部25をコイル整列部20に供給する。
次に、搬送部33により、ステータコア収納部31からステータコア102を取り出し、組み付け部34の上方まで搬送する。組み付け部34の上方まで搬送されたステータコア102は、搬送部33により、組み付け部34の上方において保持される。
次に、組み付け部34の駆動部34cにより挿入部34aと押圧部34bを上昇させ、挿入部34aの柱状部34a2により、整列状態を保ったまま一組のコイル101を受け取る。すなわち、挿入部34aの柱状部34a2により、隣接するコイル101との間で厚み方向に重なり合う領域101aを有した状態を保ったまま一組のコイル101を受け取る。
図5は、整列された一組のコイル101の受け取りを例示するための模式斜視図である。
図6は、整列された一組のコイル101の受け取りを例示するための模式平面図である。
図5、図6に示すように、挿入部34aを上昇させると、挿入部34aの柱状部34a2が、隣接するコイル101との間で厚み方向に重なり合う領域101aの内部に入り込む。そのため、挿入部34aをさらに上昇させることで、挿入部34aの柱状部34a2により整列された一組のコイル101を整列された状態のまま受け取ることができる。
図6は、整列された一組のコイル101の受け取りを例示するための模式平面図である。
図5、図6に示すように、挿入部34aを上昇させると、挿入部34aの柱状部34a2が、隣接するコイル101との間で厚み方向に重なり合う領域101aの内部に入り込む。そのため、挿入部34aをさらに上昇させることで、挿入部34aの柱状部34a2により整列された一組のコイル101を整列された状態のまま受け取ることができる。
ここで、図6に例示をしたものの場合は、1つのコイル101の内部に、2つの柱状部34a2が挿入されている。そのため、図6に例示をしたものの場合は、後述するように、ステータコア102の2つのティース102bに跨って、コイル101が組み付けられることになる。
例えば、ステータコア102の3つ以上のティース102bに跨って、コイル101を組み付ける場合には、1つのコイル101の両側にある重なり合う領域101aの内部に挿入部34aの柱状部34a2をそれぞれ1つずつ挿入し、両側にある重なり合う領域101aの間にも挿入部34aの柱状部34a2を挿入するようにすればよい。または、コイル101が組み付けられる複数のティース102bのうち、両側のティース102bの位置に対応する位置に挿入部34aの柱状部34a2を設け、両側のティース102bの間にあるティース102bの位置に対応する位置には挿入部34aの柱状部34a2を設けないようにしてもよい。
例えば、ステータコア102の3つ以上のティース102bに跨って、コイル101を組み付ける場合には、1つのコイル101の両側にある重なり合う領域101aの内部に挿入部34aの柱状部34a2をそれぞれ1つずつ挿入し、両側にある重なり合う領域101aの間にも挿入部34aの柱状部34a2を挿入するようにすればよい。または、コイル101が組み付けられる複数のティース102bのうち、両側のティース102bの位置に対応する位置に挿入部34aの柱状部34a2を設け、両側のティース102bの間にあるティース102bの位置に対応する位置には挿入部34aの柱状部34a2を設けないようにしてもよい。
次に、隣接するコイル101との間で厚み方向に重なり合う領域101aを有した状態を保ったまま一組のコイル101をステータコア102に組み付ける。
図7は、一組のコイル101の組み付けを例示するための模式斜視図である。
なお、図7においては、煩雑となるのを避けるため、一部のコイル101のみを描いている。
図7は、一組のコイル101の組み付けを例示するための模式斜視図である。
なお、図7においては、煩雑となるのを避けるため、一部のコイル101のみを描いている。
図7に示すように、組み付け部34の駆動部34cにより挿入部34aと押圧部34bをさらに上昇させ、柱状部34a2の合わせ面34a3とティース102bの先端部とを対峙させる。
続いて、駆動部34cにより、押圧部34bのみをさらに上昇させる。例えば、押圧部34bの端部34b1の凸部34b4の上端が、ステータコア102の上端面から突出するまで押圧部34bを上昇させる。
続いて、駆動部34cにより、押圧部34bのみをさらに上昇させる。例えば、押圧部34bの端部34b1の凸部34b4の上端が、ステータコア102の上端面から突出するまで押圧部34bを上昇させる。
すると、複数の凸部34b4が、複数のスロット102aのそれぞれの内部に入り込むので、一組のコイル101がステータコア102のスロット102aの内部に押し込まれる。
以上のようにして、ステータコア102に重ね巻きとなるようにコイル101を組み付ける。
以上のようにして、ステータコア102に重ね巻きとなるようにコイル101を組み付ける。
次に、搬送部33により、ステータ100(コイル101が組み付けられたステータコア102)を組み付け部34の上方からステータ収納部32まで搬送し、ステータ100をステータ収納部32に受け渡す。
なお、本実施の形態に係る回転電機の組立機1においては、コイル整列部20により複数のコイル101を所定の形態に整列させることと、コイル組み付け部30によりステータコア102にコイル101を組み付けることとを同時進行させることができる。
また、以上に説明したように、本実施の形態に係る回転電機の製造方法は、以下の工程を備えることができる。
複数のコイル101を環状に整列させる際に、コイル101の環状の整列における周方向の一方の側が隣接するコイル101の上面側に重なり、コイル101の前記周方向の他方の側が隣接するコイル101の下面側に重なるようにして、隣接するコイル101との間で厚み方向に重なり合う領域101aが形成されるように、複数のコイル101を整列させる工程。
重なり合う領域101aの内部に柱状部34a2をそれぞれ挿入する工程。
柱状部34a2からステータコア102のスロット102aの内部に、隣接するコイル101との間で厚み方向に重なり合った複数のコイル101を押し入れる工程。
複数のコイル101を環状に整列させる際に、コイル101の環状の整列における周方向の一方の側が隣接するコイル101の上面側に重なり、コイル101の前記周方向の他方の側が隣接するコイル101の下面側に重なるようにして、隣接するコイル101との間で厚み方向に重なり合う領域101aが形成されるように、複数のコイル101を整列させる工程。
重なり合う領域101aの内部に柱状部34a2をそれぞれ挿入する工程。
柱状部34a2からステータコア102のスロット102aの内部に、隣接するコイル101との間で厚み方向に重なり合った複数のコイル101を押し入れる工程。
また、複数のコイル101を整列させる工程において、コイル101を前記周方向に対して同じ方向に傾斜させ、コイル101を半径方向の中心側に移動させる。
また、複数のコイル101を押し入れる工程において、1つのコイル101が、ステータコア102の複数のティース102bを跨いで押し入れられる。
また、複数のコイル101を押し入れる工程において、1つのコイル101が、ステータコア102の複数のティース102bを跨いで押し入れられる。
図8(a)〜(d)は、他の実施形態に係るコイル整列部120を例示するための模式図である。
なお、図8(a)、(c)は、各工程における平面図である。図8(b)は、図8(a)における保持部122の側面図である。図8(d)は、図8(c)における保持部122の側面図である。
図9は、移送部123を例示するための模式図である。
なお、図8(a)、(c)は、各工程における平面図である。図8(b)は、図8(a)における保持部122の側面図である。図8(d)は、図8(c)における保持部122の側面図である。
図9は、移送部123を例示するための模式図である。
図8(a)に示すように、コイル整列部120には、アーム部121と保持部122が設けられている。
アーム部121は、コイル整列部120の中心から放射状に複数設けられている。複数のアーム部121の先端には、円環状の保持部122がそれぞれ設けられている。複数のアーム部121は、コイル整列部120の中心に向けてそれぞれ伸縮することができるようになっている。また、複数のアーム部121は、それぞれ回転することができるようになっている。つまり、アーム部121の先端に設けられた保持部122の半径方向の位置を変化させることができるとともに、保持部122を傾斜させることができるようになっている。
アーム部121は、コイル整列部120の中心から放射状に複数設けられている。複数のアーム部121の先端には、円環状の保持部122がそれぞれ設けられている。複数のアーム部121は、コイル整列部120の中心に向けてそれぞれ伸縮することができるようになっている。また、複数のアーム部121は、それぞれ回転することができるようになっている。つまり、アーム部121の先端に設けられた保持部122の半径方向の位置を変化させることができるとともに、保持部122を傾斜させることができるようになっている。
すなわち、コイル整列部120は、中心から放射状に設けられた複数のアーム部121と、複数のアーム部121の端部にそれぞれ設けられた複数の保持部122と、を有している。複数のアーム部121は、コイル整列部120の中心に向けてそれぞれ伸縮し、複数の保持部122を周方向に対して同じ方向に傾斜させる。
次に、コイル整列部120の作用について例示をする。
まず、図8(a)、(b)に示すように、アーム部121を伸ばして、保持部122が水平で、かつ、保持部122同士が重ならないようにする。
次に、前述した移載部22などにより、各保持部122にコイル101を載置する。
まず、図8(a)、(b)に示すように、アーム部121を伸ばして、保持部122が水平で、かつ、保持部122同士が重ならないようにする。
次に、前述した移載部22などにより、各保持部122にコイル101を載置する。
次に、図8(c)、(d)に示すように、各保持部122を傾斜させるとともに、アーム部121を縮めて、隣接するコイル101との間で厚み方向に重なり合う領域101aが形成されるようにする。
次に、図9に示すように、移送部123により、各保持部122からコイル101を受け取る。この際、隣接するコイル101との間で厚み方向に重なり合う領域101aを有した状態を保ったまま一組のコイル101を受け取るようにする。
移送部123は、例えば、各コイル101を掴むチャック部123aを有したものとすることができる。
移送部123は、受け取った一組のコイル101を前述した挿入部34aに受け渡す。 以上のようにすることで、隣接するコイル101との間で厚み方向に重なり合う領域101aを有した状態を保ったまま一組のコイル101を挿入部34aに受け渡すことができる。
移送部123は、例えば、各コイル101を掴むチャック部123aを有したものとすることができる。
移送部123は、受け取った一組のコイル101を前述した挿入部34aに受け渡す。 以上のようにすることで、隣接するコイル101との間で厚み方向に重なり合う領域101aを有した状態を保ったまま一組のコイル101を挿入部34aに受け渡すことができる。
図10(a)〜(d)は、他の実施形態に係るコイルガイド部225(第2のコイルガイド部の一例に相当する)を例示するための模式図である。
図10(a)、(c)は、各工程における平面図である。図10(b)は、図10(a)における傾斜面225bの側面図である。図10(d)は、図10(c)におけるコイル101の受け渡し部分の側面図である。
なお、煩雑となるのを避けるため、一部の傾斜面225bのみを描いている。
図10(a)、(c)は、各工程における平面図である。図10(b)は、図10(a)における傾斜面225bの側面図である。図10(d)は、図10(c)におけるコイル101の受け渡し部分の側面図である。
なお、煩雑となるのを避けるため、一部の傾斜面225bのみを描いている。
図10(a)に示すように、コイルガイド部225には、円環状の基部225aと傾斜面225bが設けられている。
基部225aの中央の孔225cは、挿入部34aを挿通させるために設けられている。
傾斜面225bは、コイルガイド部225の中心から放射状に複数設けられている。
図10(b)に示すように、傾斜面225bは、半径方向においてコイルガイド部225の中心側が低くなる方向に傾斜している。また、傾斜面225bは、前述した傾斜面25b1と同様に、コイルガイド部225の周方向に対して同じ方向に傾斜している。
傾斜面225bは、コイルガイド部225の中心から放射状に複数設けられている。
図10(b)に示すように、傾斜面225bは、半径方向においてコイルガイド部225の中心側が低くなる方向に傾斜している。また、傾斜面225bは、前述した傾斜面25b1と同様に、コイルガイド部225の周方向に対して同じ方向に傾斜している。
すなわち、コイル整列部225は、周方向に対して同じ方向に傾斜し、且つ、半径方向に対して中心側が低くなる方向に傾斜している傾斜面225bを複数有したコイルガイド部225を備えている。
次に、コイルガイド部225の作用について例示をする。
まず、図10(a)、(b)に示すように、前述した移載部22などにより、各傾斜面225bにコイル101を順次載置する。
すると、図10(c)に示すように、載置されたコイル101は傾斜面225bを滑りコイルガイド部225の中心側に整列する。この際、隣接するコイル101との間で厚み方向に重なり合う領域101aを有した状態となる。
まず、図10(a)、(b)に示すように、前述した移載部22などにより、各傾斜面225bにコイル101を順次載置する。
すると、図10(c)に示すように、載置されたコイル101は傾斜面225bを滑りコイルガイド部225の中心側に整列する。この際、隣接するコイル101との間で厚み方向に重なり合う領域101aを有した状態となる。
次に、図10(c)、(d)に示すように、挿入部34aを上昇させ、挿入部34aの柱状部34a2に整列状態を保ったまま一組のコイル101を受け渡す。
以上のようにすることで、隣接するコイル101との間で厚み方向に重なり合う領域101aを有した状態を保ったまま一組のコイル101を挿入部34aに受け渡すことができる。
以上のようにすることで、隣接するコイル101との間で厚み方向に重なり合う領域101aを有した状態を保ったまま一組のコイル101を挿入部34aに受け渡すことができる。
図11(a)〜(c)は、他の実施形態に係るコイル整列部220を例示するための模式図である。
図11(a)、(c)は、各工程における平面図である。図11(b)は、図11(a)における傾斜部325bの側面図である。図11(d)は、コイル101を整列させる工程を例示するための模式図である。
図11(a)、(c)は、各工程における平面図である。図11(b)は、図11(a)における傾斜部325bの側面図である。図11(d)は、コイル101を整列させる工程を例示するための模式図である。
なお、煩雑となるのを避けるため、一部の傾斜部325bのみを描いている。
図11(a)、(c)に示すように、コイル整列部220には、コイルガイド部325(第1のコイルガイド部の一例に相当する)と引き込み部326が設けられている。
図11(a)に示すように、コイルガイド部325には、円環状の基部325aと傾斜部325bが設けられている。
基部325aの中央の孔325cは、挿入部34aを挿通させるために設けられている。 図10(a)において例示をした傾斜面225bと同様に、傾斜部325bは、コイルガイド部325の周方向に対して同じ方向に傾斜している。ただし、傾斜部325bは、半径方向においてコイルガイド部325の中心側が低くなる方向に傾斜している必要はない。
図11(a)に示すように、コイルガイド部325には、円環状の基部325aと傾斜部325bが設けられている。
基部325aの中央の孔325cは、挿入部34aを挿通させるために設けられている。 図10(a)において例示をした傾斜面225bと同様に、傾斜部325bは、コイルガイド部325の周方向に対して同じ方向に傾斜している。ただし、傾斜部325bは、半径方向においてコイルガイド部325の中心側が低くなる方向に傾斜している必要はない。
図11(c)に示すように、引き込み部326には、線状体326aと巻き取り部326bが設けられている。
線状体326aは、可撓性を有するものとすることができる。線状体326aは、例えば、樹脂などから形成された紐などとすることができる。
巻き取り部326bは、円環状を呈し、線状体326aを通すガイド孔326cが設けられている。巻き取り部326bの中央部には、線状体326aを巻き取るボビンや電動機などを有する駆動部326dが設けられている。
線状体326aは、可撓性を有するものとすることができる。線状体326aは、例えば、樹脂などから形成された紐などとすることができる。
巻き取り部326bは、円環状を呈し、線状体326aを通すガイド孔326cが設けられている。巻き取り部326bの中央部には、線状体326aを巻き取るボビンや電動機などを有する駆動部326dが設けられている。
すなわち、コイル整列部220は、複数のコイル101のループの内部に通された線状体326aをコイルガイド部325の中心側に引き込む引き込み部326を備えている。
次に、コイル整列部220の作用について例示をする。
まず、図11(a)、(b)に示すように、前述した移載部22などにより、各傾斜部325bにコイル101を順次載置する。
続いて、各コイル101のループの内部に線状体326aを通し、線状体326aの両端を接合して環状の線状体326aにする。
なお、線状体326aの両端は、接合しなくてもよい。
次に、図11(c)に示すように、線状体326aを引き込み部326にセットする。 続いて、引き込み部326により、線状体326aをコイルガイド部325の中心側に引き込む。
すなわち、環状の輪を小さくしていくことで、隣接するコイル101との間で厚み方向に重なり合う領域101aを有した状態のままコイルガイド部325の中心側に引き込む。
まず、図11(a)、(b)に示すように、前述した移載部22などにより、各傾斜部325bにコイル101を順次載置する。
続いて、各コイル101のループの内部に線状体326aを通し、線状体326aの両端を接合して環状の線状体326aにする。
なお、線状体326aの両端は、接合しなくてもよい。
次に、図11(c)に示すように、線状体326aを引き込み部326にセットする。 続いて、引き込み部326により、線状体326aをコイルガイド部325の中心側に引き込む。
すなわち、環状の輪を小さくしていくことで、隣接するコイル101との間で厚み方向に重なり合う領域101aを有した状態のままコイルガイド部325の中心側に引き込む。
次に、挿入部34aを上昇させ、挿入部34aの柱状部34a2に整列状態を保ったまま一組のコイル101を受け渡す。
以上のようにすることで、隣接するコイル101との間で厚み方向に重なり合う領域101aを有した状態を保ったまま一組のコイル101を挿入部34aに受け渡すことができる。
以上に例示をした実施形態によれば、生産効率の向上を図ることができる回転電機の組立機、および、回転電機の製造方法を実現することができる。
以上のようにすることで、隣接するコイル101との間で厚み方向に重なり合う領域101aを有した状態を保ったまま一組のコイル101を挿入部34aに受け渡すことができる。
以上に例示をした実施形態によれば、生産効率の向上を図ることができる回転電機の組立機、および、回転電機の製造方法を実現することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1 回転電機の組立機、10 搬送部、20 コイル整列部、25 コイルガイド部、25b1 傾斜面、25b2 案内面、30 コイル組み付け部、34a 挿入部、34a2 柱状部、34b 押圧部、34b4 凸部、101 コイル、101a 領域、102 ステータコア、102a スロット、102b ティース、120 コイル整列部、220 コイル整列部、225 コイルガイド部、225b 傾斜面
Claims (9)
- 複数のコイルを環状に整列させる際に、前記コイルの環状の整列における周方向の一方の側が隣接するコイルの上面側に重なり、前記コイルの前記周方向の他方の側が隣接するコイルの下面側に重なるようにして、隣接するコイルとの間で厚み方向に重なり合う領域が形成されるように、前記複数のコイルを整列させるコイル整列部と、
前記重なり合う領域の内部に挿入される柱状部を複数有した挿入部と、
前記挿入部を軸方向に挿通し、前記挿入部から回転電機のコアのスロットの内部に、前記隣接するコイルとの間で厚み方向に重なり合った前記複数のコイルを押し入れる押圧部と、
を備えた回転電機の組立機。 - 前記コイル整列部は、前記周方向に対して同じ方向に傾斜し、前記コイルが載置される傾斜面を複数有した第1のコイルガイド部を備えている請求項1記載の回転電機の組立機。
- 前記柱状部は、前記コアのティースの先端部に対峙する位置に設けられている請求項1または2に記載の回転電機の組立機。
- 前記コイル整列部は、中心から放射状に設けられた複数のアーム部と、前記複数のアーム部の端部にそれぞれ設けられた複数の保持部と、を有し、
前記複数のアーム部は、前記中心に向けてそれぞれ伸縮し、前記複数の保持部を前記周方向に対して同じ方向に傾斜させる請求項1または3に記載の回転電機の組立機。 - 前記コイル整列部は、前記周方向に対して同じ方向に傾斜し、且つ、半径方向に対して中心側が低くなる方向に傾斜している傾斜面を複数有した第2のコイルガイド部を備えている請求項1または3に記載の回転電機の組立機。
- 前記コイル整列部は、前記複数のコイルのループの内部に通された線状体を前記第1のコイルガイド部の中心側に引き込む引き込み部をさらに備えた請求項2または3に記載の回転電機の組立機。
- 複数のコイルを環状に整列させる際に、前記コイルの環状の整列における周方向の一方の側が隣接するコイルの上面側に重なり、前記コイルの前記周方向の他方の側が隣接するコイルの下面側に重なるようにして、隣接するコイルとの間で厚み方向に重なり合う領域が形成されるように、前記複数のコイルを整列させる工程と、
前記重なり合う領域の内部に柱状部をそれぞれ挿入する工程と、
前記柱状部から回転電機のコアのスロットの内部に、前記隣接するコイルとの間で厚み方向に重なり合った前記複数のコイルを押し入れる工程と、
を備えた回転電機の製造方法。 - 前記複数のコイルを整列させる工程において、前記コイルを前記周方向に対して同じ方向に傾斜させ、前記コイルを半径方向の中心側に移動させる請求項7記載の回転電機の製造方法。
- 前記複数のコイルを押し入れる工程において、1つの前記コイルが、前記コアの複数のティースを跨いで押し入れられる請求項7または8に記載の回転電機の製造方法。
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