JP2014179499A - 電気機器 - Google Patents

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超 中野
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Abstract

【課題】フロントカバーおよび内部構成品を含むフロントユニットをリアユニットから容易に取り外し可能な電気機器を提供する。
【解決手段】電気機器1は、パネルに対して固定されるものであり、リアユニット200およびフロントユニット100を備える。リアユニット200は、前面に開口を有するリアケース210を含む。フロントユニット100は、開口を塞ぐフロントカバー110と、これに結合された回路基板150とを含む。電気機器1は、フロントユニット100がリアユニット200に対して係合して移動不能とされた状態と、フロントユニット100がリアユニット200に対して係合が解除され移動可能とされた状態とを切り替える解除部材300をさらに備える。解除部材300は、取付状態においてパネルの後方に位置する部分のリアケース210に設けられている。
【選択図】図9

Description

本発明は、電気機器に関し、特に、制御盤等のパネルに固定されるパネル固定型の電気機器に関する。
一般に、産業用途に用いられる電気機器は、その設置に際して制御盤等のパネルに対して固定される。この場合、電気機器は、パネルに設けられた開口部に挿入されることにより、設置後の状態において、パネルよりも後方の位置にその大部分が配置されるとともに、パネルよりも前方の位置に表示部や操作部等が配置されるように構成される。
そのため、この種の電気機器にあっては、その筺体が、前面に開口が設けられた箱状のリアケースと、当該開口を塞ぐようにリアケースに対して着脱自在に取付けられるフロントカバーとによって構成され、このうちのリアケースの前端部分がパネルに対して固定されるように構成される場合が多い。
通常、リアケースの背面には、他の電気機器等と接続するための接続端子が設けられており、これによりリアユニットがリアケースおよび接続端子を含むように構成されている。上記の如くの構成の筺体とすれば、メンテナンス時等においてフロントカバーをリアユニットから取り外すことにより、当該接続端子に接続されたケーブル等を取り外すことなく、またリアユニットをパネルから取り外すことなく、電気機器の内部構成品をパネルの前面側から取り出すことができ、メンテナンス作業の容易化が図られることになる。
しかしながら、当該電気機器が設置される場所は、専ら工場や研究施設等が多いため、振動等によってフロントカバーがリアユニットから脱落してしまうことを防止するためには、これらが強固に取付けられることが必要になる。また、通常、設置後の状態において電気機器のパネルよりも前方に位置する部分は、可能な限りその前方への突出量が小さくなるように設計される。このため、リアユニットからフロントカバーを取り外す作業は、必ずしも容易とは言えず、相当程度の負担を強いるものとなっている。
フロントカバーのリアユニットに対する強固な取付けと、リアユニットからフロントカバーを取り外す作業の容易化との両立が図られた電気機器が開示された文献としては、たとえば特開2006−100554号公報(特許文献1)および特開2000−82351号公報(特許文献2)がある。
特許文献1に開示された電気機器にあっては、フロントカバーの周縁の所定位置に専用の取り外し工具を挿し込むための切り欠き部が設けられ、当該切り欠き部に連続するように後方に向けて突出する片持ち梁構造の突出片がフロントカバーに設けられ、当該突出片の先端に爪形状の係止突起が設けられるとともに、当該係止突起に対応した位置のリアユニットに当該係止突起に係合する係止孔が設けられている。さらに、上記切り欠き部には、前後方向に沿って移動可能となるように所定形状の解除部材が配置されており、当該解除部材が後方に移動した状態において、上記突出片が当該解除部材によって押下されるように構成されている。
このように構成することにより、特許文献1に開示された電気機器にあっては、解除部材を押し込むように上記切り欠き部に取り外し工具を前方から挿し込むことにより、押し込まれた解除部材によって片持ち梁構造の突出片が押下されて撓み変形し、これに伴って係止突起と係止孔との係合が解除されることになり、リアユニットからのフロントカバーの取り外しが可能となる。
特許文献2に開示された電気機器にあっては、フロントカバーの周縁の所定位置に取り外し工具を挿し込むための切り欠き部が設けられ、当該切り欠き部に連続するように後端に爪形状の係止突起が設けられるとともに、当該係止突起に対応した位置のリアユニットに当該係止突起を取り外し方向に付勢しつつ、当該係止突起を挟持して固定する弾性体が設けられている。
このように構成することにより、上記特許文献2に開示された電気機器にあっては、上記切欠き部に専用の取り外し工具を挿入し、上記弾性体を上記係止突起を挟持する方向と反対の方向に押し込むことにより、当該係止突起と弾性体の係合が解除され、弾性体の付勢力により、フロントカバーが取り外し方向に押し出される。
特開2006−100554号公報 特開2000−82351号公報
しかしながら、上記特許文献1および特許文献2に開示された電気機器にあっても、依然としてフロントカバーの取り外し作業が十分に容易化されているとは言えない状況にある。
特許文献1および特許文献2に開示の構成にあっては、取り外し工具を切り欠き部から挿入してリアユニットとフロントカバーとの係合を解除する際に、取り出し工具の挿入加減が分かりにくく、破損に至るまでの荷重が上記の係止突起や弾性体等の係合部に印加され、当該係合部が破損される場合がある。
また、特許文献1にあっては、取り外しの際に片方の手で取り出し工具を把持した状態で係止突起および係止孔の係合を解除しつつ、もう片方の手でフロントカバーを片手で手前に移動させて引き抜く作業が必要となる。しかしながら、上述のように電気機器のパネルよりも前方に位置する部分の突出量は、可能な限り小さく抑えられているため、フロントカバーを保持しにくく、相当程度の引き抜き力が必要となる場合には、引き抜き作業は困難を伴うものとなることが想定される。
また、特許文献2に開示の構成にあっては、取付状態において係止突起によって付勢される弾性体の付勢力は小さいため、軽量のフロントカバーしか取出すことができない。したがって、フロントカバーと内部構成品とが結合されることでフロントユニットが構成されている場合には、フロントユニットの重量の増加に伴って、当該構成を適用することが困難となる。
さらに、上記特許文献1に開示された電気機器においては、フロントカバーの所定位置に後方に向けて突出する片持ち梁構造の突出片を設け、当該突出片の撓みしろを十分に確保するために、必然的に電気機器のパネルよりも前方に位置する部分の突出量を大きくする構造が必要となる。同様に、上記特許文献2に開示された電気機器においても、フロントカバーを取り外し方向に押し出すために必要な弾性体の付勢力を確保するために、必然的に電気機器のパネルよりも前方に位置する部分の突出量を大きくする構造が必要となる。このように、上記特許文献1および上記特許文献2の構成では、電気機器のパネルよりも前方に位置する部分の薄型化に限界が生じてしまう問題もある。
したがって、本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、フロントカバーおよび内部構成品を含むフロントユニットをリアユニットから容易に取り外し可能な電気機器を提供することにある。
本発明に基づく電気機器は、パネルに対して固定されるものであって、リアユニットと、上記リアユニットに着脱可能に取り付けられるフロントユニットとを備える。上記リアユニットは、内部に位置する収容空間に連通するように前面に開口を有しかつパネルに対して固定される箱形状のリアケースを含む。上記フロントユニットは、上記リアユニットに取り付けられた取付状態において上記リアケースの上記開口を塞ぐフロントカバーと、上記取付状態において上記収容空間に配置される内部構成品とを含む。上記内部構成品は、上記フロントカバーに結合される。上記本発明に基づく電気機器は、上記リアケースと上記フロントユニットとが係合することで上記フロントユニットが上記リアユニットに対して移動不能とされた状態と、上記リアケースと上記フロントユニットとの係合が解除されることで上記フロントユニットが上記リアユニットに対して移動可能とされた状態とを切り替える切り替え部をさらに備える。上記切り替え部は、上記取付状態においてパネルの後方に位置する部分の上記リアケースに設けられている。
上記本発明に基づく電気機器にあっては、上記リアケースは、上記取付状態において上記フロントユニットを係止する第1係合部を有することが好ましく、上記フロントユニットは、上記取付状態において上記第1係合部によって係止される第2係合部を有することが好ましい。この場合には、上記切り替え部は、上記リアケースに対して移動可能に組み付けられた解除部材を含むことが好ましく、上記解除部材は、上記第1係合部と上記第2係合部との係合を解除するための係合解除部を有することが好ましい。さらに、この場合には、上記取付状態において、上記解除部材が上記リアケースに対して移動することにより、上記係合解除部が上記第1係合部と上記第2係合部との係合を解除することで上記フロントユニットが上記リアユニットに対して移動可能になることが好ましい。
上記本発明に基づく電気機器にあっては、上記解除部材は、上記第1係合部および上記第2係合部の係合を解除するに際して上記解除部材が上記リアケースに対して移動する移動方向とは逆方向に向けて上記解除部材を付勢する付勢部をさらに有することが好ましく、この場合には、上記解除部材が、上記フロントユニットを上記リアユニットから取り外すに際して上記付勢部による付勢力に抗して移動されることが好ましい。
上記本発明に基づく電気機器にあっては、リアケースは、上記第1係合部と上記第2係合部との係合を解除する際に、上記係合解除部に当接する当接部をさらに有することが好ましく、また、上記当接部は、上記第1係合部と一体に設けられることが好ましい。この場合には、上記解除部材が上記リアケースに対して移動する際に、上記係合解除部が上記当接部に当接することで上記当接部が変位し、これにより上記第1係合部が移動することで上記第1係合部と上記第2係合部との係合が解除されることが好ましい。
上記本発明に基づく電気機器にあっては、上記解除部材は、スライド移動可能に上記リアケースに組み付けられていることが好ましい。
上記本発明に基づく電気機器にあっては、上記解除部材は、上記フロントユニットの上記リアユニットに対する移動方向と交差する方向を回転軸として上記リアケースに回動可能に組み付けられていることが好ましい。
上記本発明に基づく電気機器にあっては、上記解除部材は、上記内部構成品を押動するための押動部を有することが好ましく、上記取付状態において、上記解除部材が上記リアケースに対して移動することにより、上記押動部が上記内部構成品を押動することで上記フロントユニットが上記リアユニットに対して前方に向けて移動することが好ましい。
上記本発明に基づく電気機器にあっては、上記内部構成品は、第1主表面、上記第1主表面の反対側に位置する第2主表面、および、上記第1主表面と上記第2主表面とを繋ぐ周端面を有する回路基板を含むことが好ましい。また、上記回路基板は、上記取付状態において、上記周端面が上記リアケースの周側面に対向し、かつ、上記第1主表面および上記第2主表面が上記フロントユニットの上記リアユニットに対する移動方向に平行になるように配置されることが好ましく、この場合には、上記第2係合部と、上記押動部によって押動される被押動部とが、上記周端面に形成されていることが好ましい。
上記本発明に基づく電気機器にあっては、上記第1係合部は、上記リアケースの周側面から上記収容空間に向けて突出する突出形状を有することが好ましく、上記第2係合部は、突出形状を有する上記第1係合部の背面に当接可能な第1突き当たり面を有することが好ましい。この場合には、上記押動部は、上記収容空間に向けて突出する突出形状を有することが好ましく、上記被押動部は、突出形状を有する上記押動部に当接可能な第2突き当たり面を有することが好ましい。さらに、この場合には、上記取付状態において、上記第1係合部の背面と上記第2係合部の上記第1突き当たり面とが当接することで上記第1係合部と上記第2係合部とが係合し、これにより上記フロントユニットが上記リアユニットに対して取り付けられることが好ましく、上記解除部材が上記リアケースに対して移動する際に、上記押動部と上記被押動部の上記第2突き当たり面とが当接することで上記フロントユニットが上記リアユニットに対して前方に向けて移動することが好ましい。
本発明によれば、フロントカバーおよび内部構成品を含むフロントユニットをリアユニットから容易に取り外し可能な電気機器を提供することができる。
実施の形態1に係る電気機器のパネルへの設置状態を示す右前方から見た概略斜視図である。 実施の形態1に係る電気機器の右前方から見た斜視図である。 実施の形態1に係る電気機器の取付状態を示す正面図である。 実施の形態1に係る電気機器の取付状態を示す背面図である。 実施の形態1に係る電気機器の取付状態を示す平面図である。 実施の形態1に係る電気機器の取付状態を示す底面図である。 実施の形態1に係る電気機器の取付状態を示す左側面図である。 実施の形態1に係る電気機器の取付状態を示す右側面図である。 実施の形態1に係る電気機器の分解斜視図である。 実施の形態1に係る電気機器の上面の右側に位置する舌片部および上面の右側に位置する舌片部の前方から見た斜視図および後方から見た斜視図である。 実施の形態1に係る電気機器の解除部材の右前方から見た斜視図および正面図である。 実施の形態1に係る電気機器においてフロントユニットをリアユニットに着脱する様子を示す分解斜視図である。 実施の形態1に係る電気機器においてフロントユニットをリアユニットに挿入する際の状態を示す要部断面図である。 実施の形態1に係る電気機器においてフロントユニットをリアユニットに挿入する際の状態を示す要部断面図である。 実施の形態1に係る電気機器においてフロントユニットがリアユニットに取り付けられた状態を示す要部断面図である。 実施の形態1に係る電気機器においてリアユニットからフロントユニットを取り外す際の第1段階の状態を示す右前方から見た斜視図である。 実施の形態1に係る電気機器においてリアユニットからフロントユニットを取り外す際の第1段階の状態を示す平面図である。 実施の形態1に係る電気機器においてリアユニットからフロントユニットを取り外す際の第1段階の状態を示す要部断面図である。 実施の形態1に係るにおいてリアユニットからフロントユニットを取り外す際の第2段階の状態を示す右前方から見た斜視図である。 実施の形態1に係る電気機器においてリアユニットからフロントユニットを取り外す際の第2段階の状態を示す平面図である。 実施の形態1に係る電気機器においてリアユニットからフロントユニットを取り外す際の第2段階の状態を示す要部断面図である。 実施の形態2に係る電気機器の右前方から見た概略斜視図である。 実施の形態2に係る電気機器の右後方から見た概略斜視図である。 図22に示すXXIV−XXIV線に沿った断面図である。 図22に示すXXV−XXV線に沿った断面図である。 図22に示すXXVI−XXVI線に沿った断面図である。 実施の形態2に係る電気機器においてリアユニットからフロントユニットを取り外す際の第1段階の状態を示す右前方から見た概略斜視図である。 図27に示すXXVIII−XXVIII線に沿った断面図である。 図27に示すXXIX−XXIX線に沿った断面図である。 実施の形態2に係るにおいてリアユニットからフロントユニットを取り外す際の第2段階の状態を示す右前方から見た概略斜視図である。 図30に示すXXXI−XXXI線に沿った断面図である。 図30に示すXXXII−XXXII線に沿った断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態においては、同一のまたは共通する部分について図中同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。また、以下に示す実施の形態は、本発明が適用された電気機器として、各種加熱装置の熱源を自動的に所定の温度にコントロールするいわゆる電子温度調節器を例示するものである。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態に係る電気機器のパネルへの設置状態を示す右前方から見た概略斜視図である。図2は、本実施の形態に係る電気機器の右前方から見た斜視図である。図3ないし図8は、それぞれ、当該電気機器の取付状態を示す正面図、背面図、平面図、底面図、左側面図、右側面図である。さらに、図9は、本実施の形態に係る電気機器の分解斜視図である。図1ないし図9を参照して、本実施の形態に係る電気機器1について説明する。
図1ないし図9に示すように、電子温度調節器である電気機器1は、フロントユニット100と、リアユニット200と、切り替え部としての舌片部220および解除部材300とを備えている。電気機器1は、フロントユニット100がリアユニット200に取付けられた取付状態において、全体として略直方体形状を有している。
図1に示すように、電気機器1は、制御盤等のパネル500に設けられた開口部に挿入された状態でパネル500に対して固定されることで設置される。より具体的には、フロントユニット100がリアユニット200に取り付けられた取付状態において、リアユニット200に含まれるリアケース210の前端に設けられた開口枠部211がパネル500の前方に位置するとともに、リアユニット200の残る部分がパネル500の後方に位置するように、電気機器1が配置される。この状態において、パネル500の後方から図示しない固定具を用いてパネル500が上記開口枠部211との間に挟まれることにより、リアユニット200がパネル500に対して固定され、これにより、電気機器1の全体がパネル500に対して固定される。この際、切り替え部としての舌片部220および解除部材300は、取付状態においてパネル500の後方に位置する部分のリアケース210に配置された状態となる。
図1ないし図9に示すように、フロントユニット100は、フロントカバー110と、透明カバー120と、表示部130と、操作部140と、内部構成品としての複数の回路基板150(図9参照)とを主として含んでいる。リアユニット200は、リアケース210と、複数の接続端子215(図4、図7および図8参照)とを主として含んでいる。
図9に示すように、フロントカバー110は、たとえば樹脂製の射出成形品からなり、正面視略矩形状の平板状の部材から成るカバー部111と、当該カバー部111の背面側においてカバー部111から後方に向けて突設された略筒状の回路基板保持部112とを有している。ここで、フロントカバー110を正面視した状態において、カバー部111の外形は、回路基板保持部112の外形よりも僅かに大きく構成されており、これによりカバー部111の背面の周縁には、段差面113が形成されている。
カバー部111の前面には、上述した表示部130および操作部140が設けられており、当該カバー部111の前面のうち、操作部140が位置する部分を除く部分は、上述した透明カバー120によって覆われている。透明カバー120は、主として表示部130を保護する目的で設けられたものである。
表示部130は、電子温度調節器である電気機器1の動作状況や設定状況等の各種の情報を表示するための部位であり、たとえばLCD(Liquid Crystal Display)等によって構成される。また、操作部140は、電子温度調節器である電気機器1の動作の切り替えや各種の設定等を行なうための部位であり、たとえば押し釦等によって構成される。
回路基板保持部112は、上述した複数の回路基板150を保持するための部位であり、その所定位置に切欠きや孔等が設けられることにより、これら切欠きや孔等によって上述した複数の回路基板150を保持する。回路基板150は、第1主面150a、第1主面150aの反対側に位置する第2主面150b、および、第1主面150aと第2主面150bとを繋ぐ周端面150cと有する。
本実施の形態においては、3枚の回路基板150が、それぞれ起立した姿勢で回路基板保持部112によって保持される。すなわち、回路基板150は、その周端面がリアケース210の内周側面に対向し、かつ、第1主面150aおよび第2主面150bが後述するフロントユニット100のリアユニット200に対する移動方向(図12矢印B2参照)に平行になるように回路基板保持部112によって保持される。これにより、これら3枚の回路基板150は、フロントカバー110に結合されている。
これら3枚の回路基板150のうち、両端に位置する2枚の回路基板150には、所定の位置に凹部151,153が設けられている。具体的には、当該回路基板150の周端面のうち上面および底面に凹部151,153が設けられている。また、凹部151,153の間には、後述する解除部材300に押動される被押動部152が設けられている。これら両端に位置する2枚の回路基板150の周端面150cのうちリアケース210の上面および底面に対向する面は、取付状態において後述する舌片部220に対向するように配置される。
ここで、凹部151は、第2係合部に相当する部位であり、取付状態において、後述する第1係合部としての係合部222と係合する。凹部151は、被押動部152との境界に位置する周端面において、係合部222の背面に当接可能な第1突き当たり面としての係合面151aを有する。また、被押動部152は、後述する押動部330に当接可能な第2突き当たり面としての被押動面152bを有する。
複数の回路基板150は、電子温度調節器である電気機器1に具備される各種の回路が形成されたものであり、その後端部寄りの第1主面150aまたは第2主面150bには、それぞれ複数の接続電極が設けられている。
図9に示すように、リアケース210は、たとえば樹脂製の射出成形品からなり、内部に位置する収容空間214に連通するように前面に開口が設けられた箱形状を有している。図4ないし図9に示すように、リアケース210は、リアケース210の前端に位置することで上述した開口を規定する開口枠部211と、当該開口枠部211の後方側において開口枠部211から後方に向けて突設された本体部212とを有している。ここで、リアケース210を正面視した状態において、開口枠部211の外形は、本体部212の外形よりも僅かに大きく構成されており、これによりリアケース210の内周側面のうち、開口枠部211と本体部212との間に位置する部分には、段差面213が形成されている。
リアケース210に設けられた収容空間214は、フロントユニット100を収容するための部位である。フロントユニット100がリアユニット200に取り付けられた取付状態においては、上記収容空間214のうち、開口枠部211によって規定される空間において、主としてフロントカバー110のカバー部111および透明カバー120が収容され、本体部212によって規定される空間において、主としてフロントカバー110の回路基板保持部112および複数の回路基板150が収容される。
図4、図7および図8に示すように、リアケース210の背面(背板の後方側の面)に設けられた複数の接続端子215は、電子温度調節器である電気機器1と外部の電気機器(たとえば加熱装置等)との間の電気的な接続を行なうためのケーブル等が接続される部位であり、たとえばネジ留め構造を有する接続金具等によって構成される。複数の接続端子215の各々は、リアケース210の内部に設置されたアタッチメント(不図示)の接続電極にそれぞれ電気的に接続されている。なお、当該アタッチメントは、上述した複数の回路基板150の後端部が挿し込み可能なものであり、リアケース210の背板の前方側の面(すなわち収容空間214に面する方の主面)上に設置されている。
図1、図2、図5、図6および図9に示すように、リアケース210の周側面のうち上面および底面には、一対の舌片部220、一対の組み付け孔230、載置部240および一対の開口部250が設けられている。一対の舌片部220は、フロントユニット100の挿入方向(図12矢印B1参照)に交差する方向に並んで配置されており、取付状態において回路基板150に対向する。一対の舌片部220の間には、載置部240が設けられている。
一対の組み付け孔230は、後述する解除部材300を挿入してスライド可能に固定するための部位であり、フロントユニット100のリアケース210に対する移動方向(図12に示す矢印B1またはB2方向)に沿って延在する。これにより、組み付け孔230は、解除部材300が移動する際に、その移動方向を前後方向に案内するための機能を有する。
載置部240は、解除部材300を載置するための部位である。電気機器1は、制御盤等のパネルに設置される際に、複数個並んで設置されることがあり、作業スペース確保の観点、省スペース化の観点より、リアケース210と解除部材300とは、面一に構成されることが好ましい。このため、載置部240は、解除部材300の厚み分だけリアケース210の最外表面から窪んで構成されている。これにより、載置部240の周縁には、段差面241(図9参照)が形成されている。
一対の開口部250は、解除部材300の押動部330をその組付け時に受け入れる部位であり、リアケース210の厚み方向に貫通している。開口部250は、舌片部220の後方に位置する。また、開口部250は、取付状態において回路基板150の上方に位置するとともに被押動部152よりも後方に位置する。
図1、図2、図5、図6および図9に示すように、解除部材300は、たとえば射出成形品からなり、本体部310、付勢部320、組み付け部350(図9、図11参照)を有する。解除部材300は、電気機器1がパネル500に固定された状態において、当該パネル500よりも後方に位置する部分のリアケース210の周側面に取り付けられる(図1参照)。
本体部310は、平面視した場合に略矩形形状の平板部材にて形成されている。本体部310は、係合解除部340および押動部330を有する。なお、係合解除部340、押動部330の詳細については、後述することとする。
付勢部320は、本体部310の後方に位置し、後方に向かうにつれて外側へ湾曲する略円弧状に形成されている。これにより、付勢部320は、撓み変形が可能となり、解除部材300がリアケース210に対して組み付け孔230の延在方向に沿って前方へ移動する際に、解除部材300の移動方向とは逆方向である後方に向けて解除部材300を付勢する。
組み付け部350は、本体部310の裏面側であってリアケース210の組み付け孔230に対応する位置に設けられている。組み付け部350の先端部は、組み付け孔230よりも幅広に構成されており、組み付け孔230を押し広げて組み付け孔230に挿入される。組み付け孔230に挿入された組み付け部350は、リアケース210の内周側面に摺動可能に当接し、これにより、解除部材300が、リアケース210に対してスライド移動可能に組み付けられる。
なお、本実施の形態においては、部品点数を削減し、製造コストを削減するために、本体部310と付勢部320が同一の樹脂からなる射出成形品にて一体に構成される場合を例示して説明したが、これに限定されず、付勢部320がバネ等の弾性体によって別体に構成されていてもよい。また、付勢部320は、上述のような略円弧形状に限定されず、S字状の形状等の付勢力をもつ構成に適宜変更することができる。
ここで、リアケース210に設けられた舌片部220は、解除部材300とともに、リアケース210とフロントユニット100とが係合することでフロントユニット100がリアケース210に対して移動不能とされた状態と、リアケース210とフロントユニット100との係合が解除部材300によって解除されることでフロントユニット100がリアユニット200に対して移動可能とされた状態とを切り替える切り替え部として機能する。
フロントユニット100の取付状態においては、舌片部220に設けられた係合部222(図10参照)が、上述した回路基板150に設けられた凹部151に係合し、回路基板150を係止する。これにより、フロントユニット100がリアユニット200に対して移動不能とされた状態が維持される。一方、取り外し状態においては、舌片部220に設けられた係合部222と凹部151との係合が解除される。これにより、フロントユニット100がリアユニット200に対して移動可能とされた状態となる。
図10は、本実施の形態に係る電気機器の前方から見て上面の左側に位置する舌片部および前方から見て上面の右側に位置する舌片部の前方から見た斜視図および後方から見た斜視図である。図10(A)は、前方から見て上面の左側に位置する舌片部220の前方から見た斜視図である。図10(B)は、前方から見て上面の右側に位置する舌片部220の前方から見た斜視図である。図10(C)は、前方から見て上面の左側に位置する舌片部220の後方から見た斜視図である。図10(D)は、前方から見て上面の右側に位置する舌片部220の後方から見た斜視図である。図10(A)ないし図10(D)を参照して、舌片部220の構成について説明する。
図10(A)ないし図10(D)に示すように、電気機器1の周側面の一部を構成する舌片部220は、アーム部221と、第1係合部としての係合部222と、当接部としての突出部223とを含み、これらによって一体に構成されている。アーム部221は、その後方の一部が固定された片持ち梁構造を有する。これにより、アーム部221は、撓み変形が可能となる。
係合部222は、アーム部221の前方に位置する自由端から収容空間214に向けて突出する突出形状を有する。係合部222は、その前面222aが前方に向かうにつれて舌片部220の設けられたリアケース210の外周側面に向けて近づくように傾斜する傾斜面であり、その背面222bが上下方向に平行な平面である爪形状を有する。これにより、係合部222は、後述するフロントユニット100の取付けの際の動作において回路基板150を受け入れるとともに回路基板150と係合する機能を有することになる。
突出部223は、係合部222の側面から延設される部位である。突出部223は、その前面223aに、前方に向かうにつれて舌片部220の設けられたリアケース210の外周側面に向けて近づくように傾斜する傾斜面を有する。また、突出部223は、その背面223bに、後方に向かうにつれて舌片部220の設けられたリアケース210の外周側面に近づくように傾斜する傾斜面を有する。これにより、突出部223は、後述するフロントユニット100の取り外しの際の動作において上述の係合を解除する機能を有することになる。
一方、解除部材300は、リアユニット200とフロントユニット100との係合状態(すなわち、舌片部220に設けられた係合部222と回路基板150の凹部151との係合)を解除するための部位を有する。また、解除部材300は、フロントユニット100の取り外しに際する動作においてフロントユニット100を前方へ押動する部位も有する。
図11は、本実施の形態に係る電気機器の解除部材の右前方から見た斜視図および正面図である。図11(A)は、解除部材300の右前方から見た斜視図である。図11(B)は、解除部材300の右前方から見た正面図である。図11(A)および図11(B)を参照して、解除部材300の構成について説明する。
図11(A)および図11(B)に示すように、解除部材300の本体部310には、係合解除部340、押動部330が形成されている。係合解除部340は、本体部310の前方における左右両端に位置し、後方に向かうにつれて上述の裏面からその反対側の表面へ傾斜する傾斜面を有する。当該傾斜面は、上述した突出部223の背面223bの傾斜面に対応する形状を有する。また、係合解除部340は、当該傾斜面の一部が、背面223bに対向し、かつ、突出部223の後方に位置するように配置されている。これにより、係合解除部340は、後述するフロントユニット100の取り外しの際の動作において上述の係合を解除する機能を有することになる。
押動部330は、本体部310の裏面における左右両端から、それぞれ外側へ向けて突出する部位である。押動部330は、略直方体形状を有し、組付け状態において上述した開口部250に挿入される。これにより、開口部250に挿入された押動部330は、収容空間214に向けて突出する突出形状を有することになる(図15参照)。
押動部330は、フロントユニット100の取付状態において、収容空間214内に配置された回路基板150の被押動部152の後方において被押動部152に対向する(図15参照)。これにより、押動部330は、フロントユニット100の取り外しの際の動作において上述の被押動部152を押動する機能を有することになる。
以下、上述した回路基板150、リアユニット200の舌片部220および解除部材300の状態に着目し、フロントユニット100をリアユニット200に着脱する際の動作について説明する。なお、取付けおよび取り外しに寄与する回路基板150、リアユニット200の舌片部220および解除部材300の構成は、電気機器1の上面側と底面側とにおいて同一の構造であるため、特に、上面側に着目して、その動作について説明する。また、取り外しの際には、作業者は、上面側に位置する解除部材300を片手で、底面側に位置する解除部材300をもう一方の片手で、同時に移動させるものとする。なお、取り外しの際の作業者の動作はこれに限定されず、片手のみで上面側および底面側に位置する解除部材300を同時に移動させてもよい。
図12は、本実施の形態に係る電気機器においてフロントユニットをリアユニットに着脱する様子を示す分解斜視図である。図13および図14は、本実施の形態に係る電気機器においてフロントユニットをリアユニットに挿入する際の状態を示す要部断面図である。図15は、本実施の形態に係る電気機器においてフロントユニットがリアユニットに取り付けられた状態を示す要部断面図である。また、図13ないし図15は、図5に示すXIII−XIII線に沿った断面図に対応した断面図である。図12ないし図15を参照して、フロントユニット100をリアユニット200に取付ける際の動作について説明する。
まず、図12に示すように、フロントユニット100をリアユニット200に挿入する際においては、回路基板保持部112によって保持された回路基板150側からフロントユニット100が、図中に示すB1方向に沿って挿入される。ここで、回路基板150は、取付状態において両端の回路基板150が舌片部220に対向するように予め所定の位置に保持されている。
次に、図13に示すように、フロントユニット100の挿入途中においては、回路基板150の後方に位置する凹部153の一部が舌片部220の係合部222を通過する。その後、回路基板150の被押動部152の後方上端部が、係合部222の前面222aの傾斜面に接触する。フロントユニット100を後方に向けてさらに挿入すると、被押動部152の後方上端部は、係合部222が外側へ退避するように、アーム部221を撓み変形させる。これにより、回路基板150をさらに後方へ挿入することが可能となる。
続いて、図14に示すように、係合部222の前面222aの傾斜面が回路基板150の被押動部152を乗り越えると、係合部222の下面が被押動部152と接触する。
係合部222の下面が被押動部152と接触した状態で、フロントユニット100をさらに後方へ挿入することにより、図15に示すように、係合部222が回路基板150の凹部151に嵌り込む。この際、撓み変形したアーム部221が元の状態に復帰することで、係合部222の背面222bと第1突き当たり面としての係合面151aとが当接する。これにより、第1係合部としての係合部222と第2係合部としての凹部151が係合した状態となる。この結果、回路基板150とリアユニット200との強固な固定が維持され、フロントユニット100がリアユニット200に対して取付けられる。
図16ないし図18は、本実施の形態に係る電気機器においてリアユニットからフロントユニットを取り外す際の第1段階の状態を示す斜視図、平面図および要部断面図である。図19ないし図21は、本実施の形態に係る電気機器においてリアユニットからフロントユニットを取り外す際の第2段階の状態を示す斜視図、平面図および要部断面図である。図16ないし図21を参照して、フロントユニット100をリアユニット200から取り外す際の動作について説明する。なお、取り外す際の状態を便宜上、第1段階および第2段階に分けて説明するが、第1段階および第2段階の状態は、一連の取り外し動作に含まれるものである。また、図18および図21は、図5に示すXIII−XIII線に沿った断面図に対応した断面図である。
図16に示すように、リアユニット200からフロントユニット100を取り外す際の第1段階にあっては、解除部材300を前方に向けて移動させることにより、舌片部220がリアケース210の外側に向かって移動する。
図17に示すように、解除部材300は、載置部240に設けられた組み付け孔230に案内されて移動することにより、前方に移動することができる。解除部材300が移動すると、解除部材300の後部に位置する付勢部320が弾性的に伸長する。これにより解除部材300は、付勢部320によって移動方向と逆方向に付勢される。すなわち、解除部材300は、フロントユニット100をリアユニット200から取り外すに際して付勢部320による付勢力に抗して移動される。
図18に示すように、舌片部220が外側に移動する際にあっては、係合解除部340が、突出部223の背面223bの傾斜面に接触しながら前方に移動することにより、解除部材300が突出部223を外側に向けて移動させる。これにより、当接部としての突出部223が変位し、これに連動して、係合部222がリアケース210の外側へ退避するように、アーム部221が撓み変形する。この結果、係合部222が、回路基板150の凹部151の上方に移動することとなり、係合部222と回路基板150の係合が解除される。当該係合が解除されることにより、フロントユニット100がリアユニット200に対して移動可能になる。また、当該係合の解除と同時に、押動部330の前面が被押動部152の被押動面152bに当接する。
この状態においては、図17に示すように、解除部材300の組み付け部350は、組み付け孔230の略中央近傍に位置しているため、解除部材300は、さらに前方側へ移動することができる。
図19および図20に示すように、解除部材300がさらに前方に向かって移動した第2段階の状態にあっては、フロントユニット100がリアユニット200から前方に突出する。フロントユニット100がリアユニット200から突出する際にあっては、図21に示すように、解除部材300の押動部330が、被押動部152を前方へ向けて押動する。これにより、回路基板150とこれに結合されるフロントカバー110とが一体となって、リアユニット200から前方へ突出することとなる。解除部材300の移動の際にあっては、組み付け孔によって解除部材の可動範囲を制限されるため、係合部に破損に至るまでの荷重が印加されることを抑制することができる。
なお、フロントユニット100がリアユニット200から突出した後に作業者が解除部材300を手放すことにより、解除部材300は、付勢部320の付勢力に従って後方へ移動する。これにより、解除部材300は、解除前の位置に移動する。このため、取出し後のフロントユニット100を再度、挿入する際に、解除部材300の位置を戻す手間が省略できる。
以上のような構成とすることにより、本実施の形態に係る電気機器1にあっては、取り外し工具を用いて係合状態を解除する場合に、取り外し工具の挿入加減を制御することが困難であることと対比して、本実施の形態に係る電気機器1にあっては、切り替え部を備えた構成とすることにより、係合部に破損に至るまでの荷重が印加されることを抑制することができる。この結果、取り外し作業による破損を抑制することができる。
また、切り替え部によってフロントユニット100のリアユニット200に対する移動の可否を切り替えることにより、容易にリアケース210とフロントユニット100に具備される内部構成品との係合を解除できる。これにより、専用の取り外し工具を把持しながら係合を解除する必要がなくなり、メンテナンス効率が格段に向上する。
さらに、周側面に解除部材300を設けた構成とすることにより、本実施の形態に係る電気機器1にあっては、フロントユニット100のフロントカバーおよびリアケースの前面側に従来のように係合機構を設ける必要がなくなるので、当該係合機構の制約を受けることなく、電気機器1のうちパネル500の前方に位置する部位を薄型化することができる。
また、リアケース210の周側面に組み付けられた解除部材300をスライド移動させることにより、フロントユニット100を所定の距離だけリアケース210から突出させることもできる。これにより、従来と比較して、フロントユニットを引き抜く作業を容易に行うことができため、メンテナンス効率をさらに向上させることもできる。
また、解除部材300の押動部330によって内部構成品を同時に押し出す構成とすることにより、解除部材300に負荷した力を容易に内部構成品に伝達することができ、フロントユニットの重量が増加した場合であっても、取り外しの際に容易にフロントユニットを突出させることもできる。
なお、本実施の形態においては、解除部材300がリアケース210の上面および底面に組み付けられる場合を例示して説明したが、これに限定されず、リアケース210の右側面および左側面に組み付けられていてもよいし、リアケース210の周側面のいずれかのみに組み付けられていてもよい。
また、本実施の形態においては、解除部材300に付勢部320を設けた構成を例示して説明したがこれに限定されず、付勢部320が設けられていなくてもよい。この場合には、作業者が取り外し後に、解除部材300を所定の位置に戻せばよい。
(実施の形態2)
図22は、本実施の形態に係る電気機器の右前方概略斜視図である。図23は、本実施の形態に係る電気機器の右後方概略斜視図である。図24は、図22に示すXXIV−XXIV線に沿った断面図である。図25は、図22に示すXXV−XXV線に沿った断面図である。図26は、図22に示すXXVI−XXVI線に沿った断面図である。図22ないし図26を参照して、本実施の形態に係る電気機器1Aについて説明する。
図22ないし図26に示すように、本実施の形態に係る電気機器1Aは、実施の形態1に係る電気機器1と比較した場合に、解除部材400の構成が主として相違し、これに伴いフロントユニット100Aをリアユニット200Aから取り外す際の動作が相違する。なお、図22ないし図26においては、リアケース210の開口枠部の図示を省略しているが、開口枠部の構成は、実施の形態1と同様の構成である。これにより、実施の形態1同様にパネルに固定することができる。
本実施の形態に係る電気機器1Aは、フロントユニット100Aおよびリアユニット200Aを備える。フロントユニット100Aは、上述の実施の形態1に係る電気機器1のフロントユニット100と比較した場合に、フロントカバー110に結合される回路基板150(図23参照)の枚数が相違する。フロントカバー110の左右の両端側にそれぞれ回路基板150が結合されており、これら2枚の回路基板150は、各回路基板150の周端面のうち上面が舌片部220と対向するように配置されている(図24、図25参照)。
また、回路基板150には、周端面に第2係合部としての係合部154と、凹部155とが形成されている(図25参照)。係合部154は、フロントユニット100Aの取付状態において、後述する第1係合部としての係合部222に係合する。また、係合部154は、リアケース210の内周側面に向けて突出する突出形状を有する。さらに、係合部154は、その前面において第1突き当たり面としての係合面154aを有する。
さらに、凹部155が形成されることにより、回路基板150の周端面には、後述する押動部440によって押動される被押動部156が形成される。被押動部156は、第2突き当たり面としての被押動面156bを有する。
リアユニット200Aは、リアケース210および解除部材400を含む。リアケース210は、その周側面のうち上面に設けられた一対の舌片部220と、一対の軸受部260と、収容空間214に連通するように上面に形成された開口部270を有する。
舌片部220は、片持ち梁構造を有する当接部としてのアーム部221と、アーム部221の自由端から収容空間214に向けて突出する係合部222とを含む。一対の軸受部260は、フロントユニット100Aのリアユニット200Aに対する移動方向(前後方向)に対して交差する方向(左右方向に)に沿って並んで配置されている。軸受部260は、内側面から外側面に亘って(左右方向に)貫通しており、上方に開口している。これにより、軸受部260は、後述する解除部材400を回動可能に支承することができる。開口部270は、1対の舌片部220の間において、解除部材400を受け入れ可能に構成されている。
解除部材400は、たとえば射出成形品によって構成される。解除部材400は、第1支持軸410、第2支持軸420、係合解除部としてのカム部430、押動部440および取っ手部450を有する。第1支持軸410は、円柱形状であり、その両端に位置する第2支持軸420よりもその径が大きくなるように構成されている。第2支持軸420は、第1支持軸410の両端面の略中央部からそれぞれ外側へ延設され、円柱形状を有する。第2支持軸420は、軸受部260に回転可能に支承される。これにより、解除部材400は、第1支持軸410および第2支持軸420の延在方向(フロントユニット100Aのリアユニット200Aに対する移動方向に対して交差する方向)を回転軸として、回動可能にリアケース210に組み付けられる。
カム部430は、各第2支持軸420の外側端面から外側へ延設され、その径が第2支持軸420よりも大きくなるように構成されている。また、カム部430は、略楕円板形状を有し、その外周面が舌片部220のアーム部221に当接するように構成されている。これにより、カム部430が回転することにより、アーム部221が変位する。
押動部440は、カム部430の端面から外側へ延設され、フロントユニット100Aの取付状態において、被押動部156の後方に位置するように構成されている。
取っ手部450は、第1支持軸410から前方に向けて延設されており、平面部451と、平面部451および第1支持軸410とを接続する接続部452を有する。接続部452は、第1支持軸410の周側面の両端から略L字状に形成されている。また、フロントユニット100Aの取り外しの際に上方から作業者が指を挿入できるように、平面部451と第1支持軸410の間には隙間460(図23参照)が形成されている。
ここで、図25は、フロントユニット100Aが取り付けられた状態を示す図であるが、これを参照して、フロントユニット100Aを取り付ける際の動作について説明する。
図25に示すように、フロントユニット100Aを取り付ける際には、実施の形態1に係る取付けと同様に、フロントユニット100Aが、回路基板150側からリアユニット200Aに挿入される。ここで、回路基板150の係合部154には、その背面154bに係合部222の前面222aの傾斜面に対応する傾斜面が形成されており、係合部154は、係合部222の前面222aと摺動可能に構成されている。これにより、係合部154が、係合部222が外側へ退避するようにアーム部221を撓み変形させつつ、フロントユニット100Aがリアユニット200Aに挿入される。
フロントユニット100Aの挿入が完了された際には、係合部222が回路基板150の係合部154の前方側に嵌り込む。この際、撓み変形したアーム部221が元の状態に復帰することで、係合部222の背面と第1突き当たり面としての係合面154aとが当接する。これにより、第1係合部としての係合部222と第2係合部としての係合部154が係合した状態となり、係合部222は、回路基板150を係止する。この結果、回路基板150とリアユニット200Aとの強固な固定が維持され、フロントユニット100Aがリアユニット200Aに対して取付けられる。
図27は、本実施の形態に係る電気機器から解除部材を用いてフロントユニットを取り外す第1段階の状態を示す右前方概略斜視図である。図28は、図27に示すXXVIII−XXVIII線に沿った断面図である。図29は、図27に示すXXIX−XXIX線に沿った断面図である。図27ないし図29を参照して、フロントユニット100Aをリアユニット200Aから取り外す際の第1段階の状態およびその動作について説明する。
まず、図27に示すように、作業者は、取っ手部450を片手で把持し、DR2方向に移動させる。この際、取っ手部450は上述のように第1支持軸410から延設されていることから、取っ手部450は、第1支持軸410および第2支持軸420を回転軸として前方から後方にかけて回動する。これに伴い、第1支持軸410および第2支持軸420もDR2方向に回転し、第2支持軸420に連設されるカム部430および押動部440もDR2方向に回動する。
たとえば、図27ないし図29に示すように、取っ手部450が鉛直上方に向く場合にあっては、カム部430の回動により、舌片部220のアーム部221が撓み変形して上方に変位する。これにより、舌片部220の係合部222が上方に移動し、係合部222と回路基板150の係合部154との係合が解除される。また、この際、図28に示すように、押動部440は、被押動部156の被押動面156bに当接する。
図30は、本実施の形態に係る電気機器から解除部材を用いてフロントユニットを取り外す第2段階の状態を示す右前方概略斜視図である。図31は、図30に示すXXXI−XXXI線に沿った断面図である。図32は、図30に示すXXXII−XXXII線に沿った断面図である。図30ないし図32を参照して、フロントユニット100Aをリアユニット200Aから取り外す際の第2段階の状態およびその動作について説明する。
図30および図32に示すように、解除部材400がさらに後方側に回動した場合には、フロントユニット100Aがリアユニット200Aから前方に突出する。フロントユニット100Aがリアユニット200Aから突出する際にあっては、図29に示すように、解除部材400の押動部440が、カム部430の回動に連動して被押動部156を前方へ向けて押動する。これにより、回路基板150とこれに結合されるフロントカバー110が一体となって、リアユニット200から突出することとなる。また、フロントユニット00Aが突出した後に、取っ手部450を手放すことにより、解除部材400は、自重により元の位置に復帰する。
以上のような構成とすることにより、本実施の形態に係る電気機器1Aにあっても実施の形態1に係る電気機器1とほぼ同様の効果が得られる。特に、解除部材400を回動可能に構成することにより、舌片部220に過度な荷重がかからないため耐久性が向上する。
なお、本実施の形態においては、解除部材400がリアケース210の上面側に組み付けられる場合を例示して説明したが、これに限定されず、リアケース210の周側面のいずれかにのみ組み付けられてもよい。
また、本実施の形態においては、解除部材400に付勢部材が設けられていない場合を例示して説明したがこれに限定されず、解除部材400の回動方向と逆方向に解除部材400を付勢する付勢部材(不図示)が設けられていてもよい。
上述した実施の形態1および2においては、解除部材300および解除部材400が、前方に移動する場合および左右方向を回転軸として前方から後方にかけて回動する場合を例示して説明したが、これに限定されない。たとえば、実施の形態1においては、回転運動を前方に向かう移動運動に変換する部位が解除部材300に設けられ、解除部材300がその組み付けられたリアケースの周側面に対して水平に回動することにより、フロントユニット100が押動される構成としてもよい。また、実施の形態2においては、例示した回転方向と逆方向に回転させることにより、フロントユニット100Aが押動される構成としてもよい。
また、上述した実施の形態1および2においては、第1係合部としての係合部222が収容空間214に向かう爪状形状を有し、第1係合部と係合する第2係合部としての係合部が、実施の形態1においては、凹部形状を有し、実施の形態2においては、突出形状を有する場合を例示して説明したが、これに限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することが可能である。また、各係合部の配置についても、形状同様に、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することが可能である。
また、上述した実施の形態1および2においては、第2係合部および被押動部が設けられた内部構成品が回路基板150である場合を例示して説明したが、これに限定されず、収容空間に収容されるその他の各種機器であってもよい。
また、上述した実施の形態1および2においては、電気機器のフロントカバー、リアカバーおよび解除部材を樹脂製とした場合を例示して説明を行なったが、これらの材質は特に限定されるものではなく、適宜その変更が可能である。
また、上述した実施の形態1および2においては、リアケース210の開口枠部の外形は、リアケース210の本体部212の外形よりも大きく、パネル後方から固定具を用いてパネルが開口枠部との間に挟まれることにより、リアユニット200がパネルに固定される場合を例示して説明したが、これに限定されず、他の固定手段を用いてリアユニットをパネルに固定できる限り、リアケース210の開口枠部の外形が本体部212の外形と同じであってもよいし、リアケース210の開口枠部の外形が本体部212の外形よりも小さくてもよい。
また、上述した実施の形態1および2においては、本発明が適用された電気機器として、いわゆる電子温度調節器を例示して説明を行なったが、本発明の適用範囲は、当然にこれらに限定されるものではなく、パネル固定型の電気機器であれば、どのようなものにもその適用が可能である。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 電気機器、100,100A フロントユニット、110 フロントカバー、111 カバー部、112 回路基板保持部、113 段差面、120 透明カバー、130 表示部、140 操作部、150 回路基板、151,153 凹部、152,156 被押動部、154 係合部、200,200A リアユニット、210 リアケース、211 開口枠部、212 本体部、213 段差面、214 収容空間、215 接続端子、220 舌片部、221 アーム部、222 係合部、223 突出部、230 組み付け孔、240 載置部、250,270 開口部、260 軸受部、300 解除部材、310 本体部、320 付勢部、330 押動部、340 係合解除部、350 係合部、400 解除部材、410 第1支持軸、420 第2支持軸、430 カム部、440 押動部、450 取っ手部、451 平面部、452 接続部、500 パネル。

Claims (9)

  1. パネルに対して固定される電気機器であって、
    リアユニットと、
    前記リアユニットに着脱可能に取り付けられるフロントユニットとを備え、
    前記リアユニットは、内部に位置する収容空間に連通するように前面に開口を有しかつパネルに対して固定される箱形状のリアケースを含み、
    前記フロントユニットは、前記リアユニットに取り付けられた取付状態において前記リアケースの前記開口を塞ぐフロントカバーと、前記取付状態において前記収容空間に配置される内部構成品とを含み、
    前記内部構成品は、前記フロントカバーに結合され、
    前記リアケースと前記フロントユニットとが係合することで前記フロントユニットが前記リアユニットに対して移動不能とされた状態と、前記リアケースと前記フロントユニットとの係合が解除されることで前記フロントユニットが前記リアユニットに対して移動可能とされた状態とを切り替える切り替え部をさらに備え、
    前記切り替え部は、前記取付状態においてパネルの後方に位置する部分の前記リアケースに設けられている、電気機器。
  2. 前記リアケースは、前記取付状態において前記フロントユニットを係止する第1係合部を有し、
    前記フロントユニットは、前記取付状態において前記第1係合部によって係止される第2係合部を有し、
    前記切り替え部は、前記リアケースに対して移動可能に組み付けられた解除部材を含み、
    前記解除部材は、前記第1係合部と前記第2係合部との係合を解除するための係合解除部を有し、
    前記取付状態において、前記解除部材が前記リアケースに対して移動することにより、前記係合解除部が前記第1係合部と前記第2係合部との係合を解除することで前記フロントユニットが前記リアユニットに対して移動可能になる、請求項1に記載の電気機器。
  3. 前記解除部材は、前記第1係合部および前記第2係合部の係合を解除するに際して前記解除部材が前記リアケースに対して移動する移動方向とは逆方向に向けて前記解除部材を付勢する付勢部をさらに有し、
    前記解除部材が、前記フロントユニットを前記リアユニットから取り外すに際して前記付勢部による付勢力に抗して移動される、請求項2に記載の電気機器。
  4. 前記リアケースは、前記第1係合部と前記第2係合部との係合を解除する際に、前記係合解除部に当接する当接部をさらに有し、
    前記当接部は、前記第1係合部と一体に設けられ、
    前記解除部材が前記リアケースに対して移動する際に、前記係合解除部が前記当接部に当接することで前記当接部が変位し、これにより前記第1係合部が移動することで前記第1係合部と前記第2係合部との係合が解除される、請求項2または3に記載の電気機器。
  5. 前記解除部材は、スライド移動可能に前記リアケースに組み付けられている、請求項2から4のいずれか1項に記載の電気機器。
  6. 前記解除部材は、前記フロントユニットの前記リアユニットに対する移動方向と交差する方向を回転軸として前記リアケースに回動可能に組み付けられている、請求項2から4のいずれか1項に記載の電気機器。
  7. 前記解除部材は、前記内部構成品を押動するための押動部を有し、
    前記取付状態において、前記解除部材が前記リアケースに対して移動することにより、前記押動部が前記内部構成品を押動することで前記フロントユニットが前記リアユニットに対して前方に向けて移動する、請求項2から6のいずれか1項に記載の電気機器。
  8. 前記内部構成品は、第1主表面、前記第1主表面の反対側に位置する第2主表面、および、前記第1主表面と前記第2主表面とを繋ぐ周端面を有する回路基板を含み、
    前記回路基板は、前記取付状態において、前記周端面が前記リアケースの周側面に対向し、かつ、前記第1主表面および前記第2主表面が前記フロントユニットの前記リアユニットに対する移動方向に平行になるように配置され、
    前記第2係合部と、前記押動部によって押動される被押動部とが、前記周端面に形成されている、請求項7に記載の電気機器。
  9. 前記第1係合部は、前記リアケースの周側面から前記収容空間に向けて突出する突出形状を有し、
    前記第2係合部は、突出形状を有する前記第1係合部の背面に当接可能な第1突き当たり面を有し、
    前記押動部は、前記収容空間に向けて突出する突出形状を有し、
    前記被押動部は、突出形状を有する前記押動部に当接可能な第2突き当たり面を有し、
    前記取付状態において、前記第1係合部の背面と前記第2係合部の前記第1突き当たり面とが当接することで前記第1係合部と前記第2係合部とが係合し、これにより前記フロントユニットが前記リアユニットに対して取り付けられ、
    前記解除部材が前記リアケースに対して移動する際に、前記押動部と前記被押動部の前記第2突き当たり面とが当接することで前記フロントユニットが前記リアユニットに対して前方に向けて移動する、請求項8に記載の電気機器。
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